JPH06159072A - 内燃機関の可変吸気システム - Google Patents

内燃機関の可変吸気システム

Info

Publication number
JPH06159072A
JPH06159072A JP4793093A JP4793093A JPH06159072A JP H06159072 A JPH06159072 A JP H06159072A JP 4793093 A JP4793093 A JP 4793093A JP 4793093 A JP4793093 A JP 4793093A JP H06159072 A JPH06159072 A JP H06159072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
upstream
air
downstream
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4793093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Sugie
宏通 杉江
Satoshi Kameyama
聡史 亀山
Yoshinobu Nagasaka
恵伸 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Denso Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP4793093A priority Critical patent/JPH06159072A/ja
Publication of JPH06159072A publication Critical patent/JPH06159072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 限られたエアクリーナの容積内において、幅
広い運転領域での慣性過給効果による体積効率の向上を
図る。 【構成】 エアが第2上流側吸気管24を通り、容積部
46を出て、下流側吸気管28に向かう際、エアは、他
の容積部44、48の下流側制御バルブ62、66が閉
成されていれば、そのまま下流側吸気管28に入り込む
が、他の容積部44、48の下流側制御バルブ62、6
6が開成されていれば、エア流れ方向と異なる方向に開
口されたその他の容積部44、48に入り込む。従っ
て、他の容積部44、48の下流側制御バルブ62、6
6の開閉状態に応じて、その他の容積部44、48に入
り込みあるいは入り込まない分だけ、内燃機関32から
大気開放端に亘る吸気通路中途での容積が可変される。
そして、下流側制御バルブ62、64、66は、上流側
制御バルブ68、70、72と共に、内燃機関の回転数
に応じて開閉制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に接続されエ
アクリーナを備えた内燃機関の可変吸気システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の可変吸気システムは、内燃機
関の回転数等の運転条件の全域に亘って高い体積効率を
得ようとするものである。
【0003】従来の可変吸気システムでは、図8に示す
ように、内燃機関100と接続される吸気管102の中
途に、濾材105を収容したエアクリーナ104が介在
され、エアクリーナ104と内燃機関100との間で
は、スロットルバルブ106の上流側で、バイパス管1
08が吸気管102からエアクリーナ104に接続さ
れ、接続口には、これを開閉する制御バルブ110が設
けられている。
【0004】制御バルブ110は、内燃機関100の回
転数に連動して制御され、エアクリーナ104から内燃
機関100への吸気通路長さが可変とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
可変吸気システムでは、距離L11(内燃機関100か
らサージタンク120までの距離)+距離L12(サー
ジタンク120から吸気管の大気開放端までの距離)、
ないし距離L12の吸気通路長さに対応して生ずる固有
振動数については、エアクリーナの内部スペースが大き
い場合、吸気慣性過給効果がよく発揮されるのは、その
固有振動数が低周波のものに限定され、広い運転領域で
の吸気慣性過給効果による体積効率の向上は望めない。
【0006】従って、本発明は限られた容積の中で広い
運転領域において慣性過給効果による体積効率の向上を
図る内燃機関の可変吸気システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、区画形成される複数の容積
部と、各容積部の内部に収容される濾材と、各容積部の
うちの少なくとも1の容積部において濾材の上流側及び
下流側のうちの少なくとも下流側に設けられ内燃機関の
回転数に応じて開閉制御される制御バルブとを有するエ
アクリーナと、前記エアクリーナの下流側に設けられ、
上流側端部が前記各容積部と共通に連通され、下流側端
部がスロットルバルブを介して内燃機関と連通される下
流側吸気管と、下流側端部がエアクリーナの上流側と接
続されて前記容積部と連通され、上流側端部が大気に開
放される一本もしくは複数本の上流側吸気管と、を備え
たことを特徴とする内燃機関の可変吸気システムであ
る。
【0008】
【作用】本発明にあって、各容積部のそれぞれにおい
て、濾材の下流側の制御バルブ(すなわち下流側制御バ
ルブ)に加え、濾材の上流側にも制御バルブ(すなわち
上流側制御バルブ)を備えた構成によれば、エアは大気
を源として、上流側吸気管を介して上流側制御バルブが
開成された容積部のみに流入する。
【0009】そして、エアが入り込んだ容積部の下流側
制御バルブも開成されておれば、エアは濾材が装填され
たその容積部を通り抜け、その濾材によって清浄化され
て下流側吸気管に向かって流れ込む。エアは、下流側吸
気管を通過すると、スロットルバルブ、サージタンクを
経て、内燃機関の燃焼室に供給される。
【0010】このエアが、上流側、下流側の制御バルブ
が共に開成された容積部を通過して、下流側吸気管に向
かう際に、エアが通過しない他の容積部の下流側制御バ
ルブが閉成されていれば、エアはそのまま下流側吸気管
に流れ込む。しかしながら、エアが通過しない他の容積
部の下流側制御バルブが開成され、同時に、それに対応
する上流側制御バルブが閉成されている場合は、エアの
流れ方向と異なる方向にエアの流れが分岐し、開成され
た下流側制御バルブを介して、その他の容積部にもエア
が入り込む。
【0011】従って、エアが通過しない他の容積部の上
流側、下流側制御バルブの開閉状態に応じて、その他の
容積部にエアが入り込み、あるいは入り込まず、内燃機
関から大気開放端に亘る吸気通路容積(行程容積)が可
変とされる。
【0012】すなわち、内燃機関の回転数に応じて内燃
機関から大気開放端までの吸気通路容積(行程容積)が
適正となるように上流側、下流側制御バルブを開閉制御
すれば、より広い回転域にわたって慣性過給効果による
体積効率の向上を図ることができる。
【0013】ここで、内燃機関から大気開放端までの適
正な吸気通路長さ及び吸気通路断面積を得ることのでき
る管長さ及び管径の異なった上流側吸気管と種々の容積
を有する容積部とを適宜連通させることによって、容積
部の容積変化による慣性過給効果と相まって、より広い
運転域において慣性過給効果による体積効率の向上を図
ることができる。
【0014】また、本発明にあって、各容積部のそれぞ
れにおいて、下流側制御バルブはあるものの、上流側制
御バルブがない構成では、エアは、大気を源として、上
流側吸気管を介して全ての容積部に流入する。ここで、
容積部のうち、下流側制御バルブが開成されている容積
部については、エアがその容積部を通過し、その際に濾
材によってエアは清浄化されて下流側吸気管に向かって
流れ込む。その後、スロットルバルブ、サージタンクを
経て、内燃機関の燃焼室に供給される。下流側制御バル
ブが閉成された容積部については、その下流側制御バル
ブによってエアはせき止められ、エアの流通はない。こ
こで、どの下流側制御バルブを開成するか、及びいくつ
の下流側制御バルブを開成するかによって、吸気通路容
積(行程容積)及び吸気通路断面積が変化し、これに伴
い、慣性過給効果が生ずる内燃機関の回転数域を変化さ
せることができるため、下流側制御バルブを開閉制御す
れば、広い回転域にわたって、慣性過給効果による体積
効率の向上を図ることができる。
【0015】更に、本発明にあって、下流側制御バルブ
がない容積部を備える構成では、エアは、その容積部を
常時通過可能となるが、他の容積部に下流側制御バルブ
及び上流側制御バルブが共にある場合にはその他の容積
部の下流側制御バルブ及び上流側制御バルブを開閉制御
することにより、吸気通路容積(行程容積)を変化させ
ることができ、あるいは、他の容積部に下流側制御バル
ブのみがある場合にはその他の容積部の下流側制御バル
ブを開閉制御することにより、吸気通路容積(行程容
積)及び吸気通路断面積を変化させることができ、同様
に、広い回転域にわたって、慣性過給効果による体積効
率の向上が果たされる。
【0016】
【実施例】本発明に係る内燃機関の可変吸気システムの
第1実施例を図1及び図2に基づき詳細に説明する。
【0017】図1に示すように、エアクリーナ10のハ
ウジング12には、一端中央に(図1で左端)に、アウ
トレット14が突出形成されるとともに、他端に(図1
で右端)には、3本のインレット継手16、18、20
が並んで突出形成されている。アウトレット14の外周
面には、下流側吸気管28が嵌合接続され、各インレッ
ト16、18、20の外周面には、3本の上流側吸気管
22、24、26が嵌合接続されている。
【0018】各上流側吸気管22、24、26は、その
管長さ、口径(管断面積)がそれぞれ異なるように形成
され、図1で上から順に、第1、第2、第3上流側吸気
管22、24、26とされる。すなわち、第1上流側吸
気管22は、後述する続き後室58の下流側の一端を基
準位置として、この基準位置から距離L1の長さを有
し、第2上流側吸気管24は、基準位置から距離L2の
長さを有し、第3上流側吸気管26は、基準位置から距
離L3の長さを有し、かつ、第1上流側吸気管22の口
径が、3本の上流側吸気管のうち最も大きく、第2上流
側吸気管24の口径が3本の上流側吸気管のうち最も小
さい。
【0019】下流側吸気管28は、単一であり、下流側
吸気管28のエアクリーナ10と反対側の端部は、サー
ジタンク30に接続され、サージタンク30は、内燃機
関32の各気筒の個々に対応して気筒数の本数だけ分岐
形成されたインテークマニホールド34を介し、内燃機
関32と接続されている。
【0020】また、下流側吸気管28の内部には、サー
ジタンク30との接続部位(基準位置から距離L4離間
された位置)で、スロットルバルブ36が収容されてい
る。
【0021】エアクリーナ10のハウジング12内に
は、濾過体38が設けられている。濾過体38は、外枠
40と、2枚のリブ板42により、3室の容積部44、
46、48(図1で上から順に、第1容積部44、第2
容積部46、第3容積部48とされる)に区画形成され
ている。各リブ板42は、エア流れ方向(図1で矢印
A)に平行に配設され、各容積部44、46、48のエ
ア流れ方向中央部には、それぞれ濾材50が収容されて
いる。なお、エア流れ方向から見て、ハウジング12
は、長方形断面とされ、また各容積部44、46、48
の断面はいずれも矩形状を呈し、その面積は容積部4
4、容積部46、容積部48の順で大きくなっている
(図2)。
【0022】各容積部44、46、48には、濾材50
を介して上流側に、前室52がそれぞれ形成され、各濾
材50は、それら前室52を介して、インレット継手1
6、18、20内とそれぞれ連通されている。
【0023】また、容積部44、46、48では、その
下流側に、後室54がそれぞれ形成されるとともに、更
に、各後室54に続いて下流側に、リブ板42の延長線
上でハウジング12に形成された仕切り壁56によって
続き後室58がそれぞれ形成されている。
【0024】更に、続き後室58の下流側には、各容積
部44、46、48と連通できる共通後室60が形成さ
れ、共通後室60は、アウトレット継手14内と連通さ
れている。
【0025】そして、各容積部44、46、48では、
続き後室58に、吸気通路を開閉するための下流側制御
バルブ62、64、66(第1容積部44、第2容積部
46、第3容積部48に対応してそれぞれ第1下流側制
御バルブ62、第2下流側制御バルブ64、第3下流側
制御バルブ66とされる)がそれぞれ設けられるととも
に、各前室52とインレット継手16、18、20との
間にも、吸気通路を開閉するための上流側制御バルブ6
8、70、72(第1容積部44、第2容積部46、第
3容積部48に対応してそれぞれ第1上流側制御バルブ
68、第2上流側制御バルブ70、第3上流側制御バル
ブ72とされる)がそれぞれ設けられている。
【0026】これら下流側制御バルブ62、64、6
6、上流側制御バルブ68、70、72は、制御ユニッ
ト76を介して、内燃機関32の回転数に応じてその開
度を徐変しながら開閉制御される。例えば、図示しない
カムシャフトに取り付けられたシングルロータ78の回
転をピックアップ82によって検出することにより、内
燃機関32の回転数が検出され、この検出された回転数
に基づき、開閉制御が行われる。
【0027】なお、図1中の74は、濾過体38を収容
するための収容凹部である。次に、本実施例の作用を説
明する。
【0028】エアは、外気を源として、管長さ並びに口
径の異なる各上流側吸気管22、24、26のうち、上
流側制御バルブ68、70、72及び下流側制御バルブ
62、64、66のいずれもが開成されている容積部4
4、46、48に連通する上流側吸気管22、24、2
6のうち1本もしくは2本の上流側吸気管か、または全
ての上流側吸気管を介し、それと連通する容積部の前室
52に入る。そして、エアは、濾材50を通過して清浄
化され、後室54、続き後室58を通って、容積部4
4、46、48のいずれか、もしくはそれらを組み合わ
せた容積部から共通後室60に出る。更に、エアは、下
流側吸気管28を通り、スロットルバルブ36を経て、
サージタンク30に入り、更に、インテークマニホール
ド34を介して、内燃機関32の各気筒に供給される。
なお、図1では、第2上流側制御バルブ70及び第2下
流側制御バルブ64のみが開成されている。
【0029】エアが、容積部44、46、48のうち上
流側制御バルブ68、70、72及び下流側制御バルブ
62、64、66共に開成された容積部のみを通過し
て、下流側吸気管28に向かう際に、上流側制御バルブ
68、70、72、もしくは下流側制御バルブ62、6
4、66のうちの少なくともいずれかの制御バルブが閉
成されていてエアの通過がないその他の容積部の下流側
制御バルブが全て閉成されている場合には、エアは上流
側制御バルブ68、70、72及び下流側制御バルブ6
2、64、66が共に開成された容積部を通過した後に
そのまま下流側吸気管28に入り込む。
【0030】しかしながら、エアの通過がないその他の
容積部の下流側制御バルブのうち、少なくとも1つ(図
1では、第1下流側制御バルブ62、第3下流側制御バ
ルブ66のうちのいずれかの制御バルブ、あるいは両制
御バルブ)が開成され、しかも、その制御バルブに対応
する上流側制御バルブ(図1では、第1上流側制御バル
ブ68、第3上流側バルブ72のうちのいずれかの制御
バルブ、あるいは両制御バルブ)が閉成されている場
合、エアは、エアの流れ方向と直交する方向に開口して
いるその他の容積部の中に入り込み、この容積部の容積
(体積)そのものが吸気通路中途の容積(行程容積)の
一部として作用する。
【0031】従って、エアが通過しない容積部に対応す
る下流側制御バルブの開閉状態に応じて容積部44、4
6、48のうちどの容積部にエアが入り込むか入り込ま
ないか、すなわち、エアが通過しないことによって容積
部44、46、48のうちどれが吸気通路中途の体積と
して作用するか作用しないかが決まるために、制御バル
ブの開閉により内燃機関32から大気開放端に亘る吸気
通路中途での容積(行程容積)を可変とすることができ
る。
【0032】ここで、内燃機関32の回転数に応じて、
内燃機関32から大気開放端までの吸気通路の中途で所
定の容積を確保するように下流側制御バルブ62、6
4、66を開閉制御すれば、例えば、内燃機関の回転数
(ないし回転速度)が大きくなるのに従い、その容積を
減少させるように開閉制御すれば、内燃機関32の運転
条件全域に亘り、慣性過給効果による体積効率の向上が
図れる。
【0033】これにより、限られたエアクリーナのスペ
ースの中で広い運転域において、慣性過給効果による体
積効率の向上が図れる。
【0034】一方、上流側吸気管22、24、26は、
管長さが異なり、また、口径が異なるので、内燃機関3
2の回転数に応じて、内燃機関32から大気開放端との
間に適正な吸気通路長さ及び通路断面積となる上流側吸
気管22、24、26を選択し、この選択された上流側
吸気管22、24、26と連通される容積部44、4
6、48の下流側制御バルブ62、64、66及び上流
側制御バルブ68、70、72をそれぞれ開成すれば、
例えば、内燃機関の回転数(ないし回転速度)が大きく
なるのに従い、吸気管長さが短い上流側吸気管と容積の
小さい容積部を選択することによって、内燃機関32の
運転条件全域に亘り、限られたエアクリーナの内部スペ
ースの中で広い運転領域に亘る慣性過給効果による体積
効率の向上が図れる。
【0035】換言すれば、内燃機関32から大気開放端
までの吸気通路の中途での容積を可変することと、所定
の吸気通路長さ及び通路断面積を有する上流側吸気管2
2、24、26を選択することとを、それぞれ組み合わ
せることにより、慣性過給効果による体積効率の向上に
ついて、より適正なきめ細かい制御が可能となる。
【0036】なお、図9に示す変形例のように、各容積
部80、46、48のうちの一の容積部(図9では第1
容積部80)には、下流側制御バルブ及び上流側制御バ
ルブが共になく、この第1容積部80には、エアが常
時、通過可能とされる。
【0037】この構成によれば、第1容積部80につい
ては、エアの通過を阻止することができずこの限りで吸
気通路容積を可変できる範囲が制限を受けるものの、他
の容積部46、48における下流側制御バルブ64、6
6及ぶ上流側制御バルブ70、72を開閉制御すること
によって吸気通路容積を可変でき、上記第1実施例の第
1容積部における下流側制御バルブ62及び上流側制御
バルブ68が共に開成して開成状態が維持される状態と
同等であり、その状態の限りで上記第1実施例と同様の
作用効果が奏される。
【0038】してみると、複数の容積部のうちには、下
流側制御バルブ及び上流側制御バルブを共に設けず、常
時、エアを通過させ、内燃機関32側と大気側とを連通
させる容積部があってもよく、これは、以下に説明する
各実施例についても同様である。
【0039】次に、第2実施例を図3に基づき説明す
る。本実施例では、エアクリーナ151のハウジング1
50は、下流側に共通後室60を備え、この共通後室6
0に続き更に下流側には3つに分岐したそれぞれ径の異
なる接続端(ここで、132を第1接続端、134を第
2接続端、136を第3接続端とする)が形成されてい
る。
【0040】これら接続端の下流側には、上流側が3本
の分岐部156、158、160(第1接続端132、
第2接続端134、第3接続端136にそれぞれ対応し
て、156を第1分岐部、158を第2分岐部、160
を第3分岐部とする)に分岐された分岐管154が設け
られ、分岐部156、158、160は、3本の連結管
152を介して、それぞれ対応する接続端132、13
4、136に連結されている。分岐管154において下
流側では、3本の分岐部156、158、160が、共
通部166で集合され、共通部166は、アウトレット
継手14と連通している。
【0041】そして、各分岐部156、158、160
の下流側の端部には、吸気通路を開閉する最下流側制御
バルブ168、170、172(第1分岐部156、第
2分岐部158、第3分岐部160にそれぞれ対応して
第1最下流側制御バルブ168、第2最下流側制御バル
ブ170、第3最下流側制御バルブ172とされる)が
それぞれ設けられている。
【0042】また、第1分岐部156、第2分岐部15
8、第3分岐部160は、その断面積がそれぞれ異な
り、また、エアが第1分岐部156を通過した場合の吸
気通路長さ、第2分岐部158を通過した場合の吸気通
路長さ、そして第3分岐部160を通過した場合の吸気
通路長さとがそれぞれ異なっているので、最下流側制御
バルブ168、170、172の開閉状態に応じて、容
積部44、46、48からスロットルバルブ36の間に
おける吸気通路長さ並びに吸気通路断面積を変化させる
ことができる。
【0043】従って、下流側制御バルブ62、64、6
6より上流側にあるシステムの一部が有するエンジンの
回転数に応じた可変効果と、分岐管154並びに最下流
側制御バルブ168、170、172がもたらすエンジ
ン回転数に応じた可変効果とを相乗させることができる
ために、より幅広い回転数に亘って吸気慣性効果が発揮
され、体積効率の向上を良好に保つことができる。
【0044】次に、第3実施例を図4に基づき説明す
る。本実施例では、上流側吸気管180が一本とされて
いる。また、エアクリーナ202のハウジング204内
では、容積部182、184、186は、各前室52の
上流側に、前室52の延長線上で、ハウジング204に
形成された仕切り壁188により、先前室190が形成
されている。先前室190の更に上流側には、各容積部
182、184、186と共通して連通する共通前室1
92が形成されて、共通前室192は、インレット継手
194内と連通されている。そして、上流側制御バルブ
196、198、200は、先前室190内に設けられ
ている。
【0045】これによれば、エアは、外気を源として、
上流側吸気管180を介し、下流側制御バルブ62、6
4、66と上流側制御バルブ196、198、200と
のいずれも開成されている容積部(182、184、1
86のうちどれか、もしくは全部)に入り込む。そし
て、エアは、下流側吸気管28を通り、内燃機関32の
各気筒に供給される。なお、図4では、第2上流側制御
バルブ198及び第2下流側制御バルブ64が開成され
ている。
【0046】また、エアが、容積部182、184、1
86のうち、それぞれの容積部182、184、186
に対応する上流側制御バルブ196、198、200と
下流側制御バルブ62、64、66とが共に開成された
容積部182、184、186(図4では容積部184
に相当)を通過して、下流側吸気管28に向かう際に、
少なくともどちらかの制御バルブが閉成されていてエア
が通過しないその他の容積部に対応する下流側制御バル
ブが全て閉成されておれば、エアはそのまま下流側吸気
管28内に流れ込む。
【0047】ところが、エアが通過していないその他の
容積部(図4では容積部182、186に相当する)の
下流側制御バルブ(図4では、第1下流側制御バルブ6
2、第3下流側制御バルブ66に相当し、第1下流側制
御バルブ62、第3下流側制御バルブ66のうちいずれ
かの制御バルブ、あるいは、両制御バルブ)が開成され
ていれば、エアが通過しないその他の容積部のうち少な
くとも1つはエアの流れ方向と直交する方向に開口する
こととなり、その他の容積部の容積が吸気通路途中の容
積(行程容積)として作用する。
【0048】すなわち、第1実施例と同様に、エアが通
過しないその他の容積部に対応する下流側制御バルブの
開閉状態に応じて、その他の容積部が吸気通路途中の容
積(行程容積)として作用する度合いが変化(行程容積
として作用しない場合も含む)する。換言すれば、制御
バルブの開閉を制御することによって、内燃機関から大
気開放端に亘る行程容積を可変にすることができる。
【0049】これによれば、上流側吸気管を選択するこ
ととができない点を除き、前記第1実施例と同様な作用
効果が得られる。
【0050】他の構成は、前記第1実施例と同様であ
る。次に、第4実施例を図5に基づき説明する。
【0051】本実施例のエアクリーナ258は、このハ
ウジング260内において、上流側制御バルブがなく、
下流側制御バルブ62、64、66のみが設けられてい
る点を除き、第1実施例と同様である。
【0052】この構成によれば、エアは、外気を源とし
て、下流側制御バルブ62、64、66が開成された容
積部250、252、254(図5においては、容積部
252に相当する)のみに、その容積部250、25
2、254と対応する上流側吸気管22、24、26
(図5においては、上流側吸気管24に相当)を介して
吸入される。容積部250、252、254に吸入され
たエアは、容積部250、252、254内に設けられ
た濾材50を通過することによって清浄化され、容積部
250、252、254を出る。その後、エアは下流側
吸気管28並びにサージタンク30を通り、内燃機関3
2内に供給される。
【0053】従って、内燃機関32の運転条件(回転
数)に応じて下流側制御バルブ62、64、66の開閉
を制御することによって、吸気通路として容積部25
0、252、254のいずれかを通過する吸気通路を選
択したり、また、複数の下流側制御バルブ62、64、
66を開成することによって、上記吸気通路を任意に組
み合わせてなる吸気通路を形成することができる。
【0054】すなわち、下流側制御バルブの開閉によっ
て、吸気通路長さ及び吸気通路断面積そして行程容積
(行程体積)を変化させることができるために、内燃機
関32の広範囲な回転数に亘って慣性過給効果による体
積効率の向上を図ることができる。また、第1実施例と
同様に、長さ口径のそれぞれことなる管を上流側吸気管
22、24、26として用いれば、容積部250、25
2、254の容積変化による作用と相まってより一層の
広範囲に亘る慣性過給効果が達成される。
【0055】次に、第5実施例を図6に基づき説明す
る。本実施例では、エアクリーナ280のケーシング2
82は、エア長れ方向に沿って、下流側と上流側とに分
割構成され、各分割部材間に、濾過体38の外枠40が
挟持されて取り付けられている。そして、濾過体38の
外枠40の一部は、露出されている。
【0056】次に、第6実施例を図7に基づき説明す
る。本実施例は、3つの上流側制御バルブのうちの上流
側制御バルブ300、301がバタフライ式でなく片持
ち式であることと、また、容積部292、293、29
4を形成している仕切り壁42の上流側には、隣接する
容積部同士を連通せしめる連通孔295、296が穿設
されていることを除き、第1実施例と同様の構成を有す
る。
【0057】片持ち式の上流側制御バルブ300、30
1は、その開閉動作によってそれぞれに対応する上流側
吸気管22、26を連通状態もしくは閉塞状態に制御す
るとことができると同時に、連通孔295、296の開
閉も切り替え自在である。
【0058】本実施例においても、上記各実施例と同様
に制御バルブの開閉は内燃機関の回転数に応じて制御さ
れ、その開閉の度合いによって、吸気通路長さ、吸気通
路断面積、行程体積を変化せしめ、広い運転領域に亘っ
て慣性過給効果を得るとができる。
【0059】以上、各実施例及び変形例について本発明
を説明したが、本発明は、上記各実施例及び変形例に限
定されるものではなく、種々変更可能である。
【0060】例えば、上流側吸気管、容積部、制御バル
ブ、濾材等の個数は、上記各実施例及び変形例に限定さ
れるものではない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る内燃
機関の可変吸気システムでは、エアクリーナ内の限られ
た容積においても広い運転域に亘る慣性過給効果による
体積効率の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る可変吸気システム
を、エア流れ方向に沿って切断した断面図である。
【図2】第1実施例に係る可変吸気システムを、エア流
れ方向から見た断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る可変吸気システム
を、エア流れ方向に沿って切断した断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る可変吸気システム
を、エア流れ方向に沿って切断した断面図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る可変吸気システム
を、エア流れ方向に沿って切断した断面図である。
【図6】本発明の第5実施例に係る可変吸気システム
を、エア流れ方向に沿って切断した断面図である。
【図7】本発明の第6実施例に係る可変吸気システム
を、エア流れ方向に沿って切断した断面図である。
【図8】従来の可変吸気システムの概略図である。
【図9】第1実施例に係る可変吸気システムの変形例
を、エア流れ方向に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
10 エアクリーナ 22、24、26 上流側吸気管 28 下流側吸気管 32 内燃機関 36 スロットルバルブ 44、46、48 容積部 50 濾材 62、64、66 下流側制御バルブ 68、70、72 上流側制御バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長坂 恵伸 愛知県刈谷市豊田町1丁目1番地 豊田紡 織株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区画形成される複数の容積部と、各容積
    部の内部に収容される濾材と、各容積部のうちの少なく
    とも1の容積部において濾材の上流側及び下流側のうち
    の少なくとも下流側に設けられ内燃機関の回転数に応じ
    て開閉制御される制御バルブとを有するエアクリーナ
    と、 前記エアクリーナの下流側に設けられ、上流側端部が前
    記各容積部と共通に連通され、下流側端部がスロットル
    バルブを介して内燃機関と連通される下流側吸気管と、 下流側端部がエアクリーナの上流側と接続されて前記容
    積部と連通され、上流側端部が大気に開放される一本も
    しくは複数本の上流側吸気管と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の可変吸気システ
    ム。
JP4793093A 1992-09-28 1993-03-09 内燃機関の可変吸気システム Pending JPH06159072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4793093A JPH06159072A (ja) 1992-09-28 1993-03-09 内燃機関の可変吸気システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25860792 1992-09-28
JP4-258607 1992-09-28
JP4793093A JPH06159072A (ja) 1992-09-28 1993-03-09 内燃機関の可変吸気システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06159072A true JPH06159072A (ja) 1994-06-07

Family

ID=26388141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4793093A Pending JPH06159072A (ja) 1992-09-28 1993-03-09 内燃機関の可変吸気システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06159072A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999047807A1 (de) * 1998-03-13 1999-09-23 Filterwerk Mann + Hummel Gmbh Luftansaugeinrichtung für einen verbrennungsmotor
WO2001031190A1 (de) 1999-10-26 2001-05-03 Filterwerk Mann+Hummel Gmbh Ansaugsystem mit luftfilter
EP1081369A3 (en) * 1999-09-02 2001-10-10 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Intake control system for engine
EP1464825A2 (en) 2003-03-31 2004-10-06 HONDA MOTOR CO., Ltd. Intake apparatus for engine
FR2889256A1 (fr) * 2005-07-29 2007-02-02 Renault Sas Ligne d'admission d'air d'un moteur a combustion interne a geometrie variable
JP2011047346A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両
JP2014224507A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の吸気装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999047807A1 (de) * 1998-03-13 1999-09-23 Filterwerk Mann + Hummel Gmbh Luftansaugeinrichtung für einen verbrennungsmotor
EP1081369A3 (en) * 1999-09-02 2001-10-10 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Intake control system for engine
EP1310662A3 (en) * 1999-09-02 2005-04-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Intake control system for engine
WO2001031190A1 (de) 1999-10-26 2001-05-03 Filterwerk Mann+Hummel Gmbh Ansaugsystem mit luftfilter
US6705272B2 (en) 1999-10-26 2004-03-16 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh Air intake system with an air filter
EP1464825A2 (en) 2003-03-31 2004-10-06 HONDA MOTOR CO., Ltd. Intake apparatus for engine
EP1464825A3 (en) * 2003-03-31 2009-05-27 HONDA MOTOR CO., Ltd. Intake apparatus for engine
FR2889256A1 (fr) * 2005-07-29 2007-02-02 Renault Sas Ligne d'admission d'air d'un moteur a combustion interne a geometrie variable
JP2011047346A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両
JP2014224507A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の吸気装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4508453B2 (ja) 多気筒内燃機関の可変吸気装置
JP4227202B2 (ja) 車両内燃機関用可変容量吸入システム
JPH02123227A (ja) エンジンの吸気装置
JP2903726B2 (ja) 内燃機関の可変吸気装置
JPS6161910A (ja) 内燃機関用空気清浄器
JP3191487B2 (ja) 多気筒内燃機関の吸気装置
JP3997598B2 (ja) V型内燃機関の可変吸気装置
JPH06280576A (ja) エンジンの吸気装置
JP3030378B2 (ja) エンジンの吸気管長可変装置
JP2537076B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JP4007009B2 (ja) 吸気装置
JP3111638B2 (ja) 多気筒内燃機関の吸気装置
JPS60224922A (ja) 多気筒エンジンの吸気装置
JP2772674B2 (ja) V型多気筒内燃機関における吸気装置
JP2808312B2 (ja) 多気筒内燃機関におけるバルブ騒音防止方法
JPH051545A (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH0642353A (ja) 可変吸気装置
JPH0729224Y2 (ja) V型内燃機関の吸気装置
JP2000064919A (ja) 吸気装置
JPH0718342B2 (ja) 吸気マニホ−ルド
JP3404407B2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH0738662Y2 (ja) V型エンジンの吸気管装置
JPH08338252A (ja) 可変吸気装置
JPH073014Y2 (ja) エンジンの吸気装置
JPS60138223A (ja) エンジンの吸気装置