JPH0616052B2 - 試薬分注装置 - Google Patents

試薬分注装置

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JPH0616052B2
JPH0616052B2 JP59171001A JP17100184A JPH0616052B2 JP H0616052 B2 JPH0616052 B2 JP H0616052B2 JP 59171001 A JP59171001 A JP 59171001A JP 17100184 A JP17100184 A JP 17100184A JP H0616052 B2 JPH0616052 B2 JP H0616052B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は分注装置、特に自動化学分析装置に用いる好適
な試薬分注装置に関するものである。
(従来技術) 自動化学分析装置においては一般に多孔目の分析を行う
ため多種類の試薬が用いられている。このような多種類
の試薬を分注する従来の試薬分注装置としては、(1)
各試薬に対して分注シリンジおよび分注ノズルを設けた
もの、(2) 複数の試薬に対して一個の共通の分注シリ
ンジおよび分注ノズルを設け、分注ノズルを移動させて
複数の試薬を選択的に分注するようにしたもの、(3)
特開昭58-76764号公報において知られているように、回
転式の流路切換弁を設け、この流路切換弁により複数の
試薬吐出流路を選択するようにしたものがある。
しかし、上記(1) の分注装置においては試薬の数と等
しい数の分注シリンジを必要とするため、分析装置全体
が大形になる不具合があり、また(2)の分注ノズル移動
式のものにおいてはその移動機構が複雑になると共に試
薬相互の汚染が起り易くなる不具合がある。また、(3)
の回転式の流路切換弁を使用するものにおいては、試
薬を希釈液を兼ねた洗浄液で定量希釈する場合には、試
薬が洗浄液で押し出されるので、流路切換弁は試薬間の
汚染を起こすことなく有効に働くが、試薬のみを分注し
ようとすると、この場合にも流路切換弁から試薬吐出口
までの間に洗浄液が残り、これによって試薬間の汚染が
生じるため、試薬のみの分注が実際上不可能となる不具
合がある。
一方、自動分析装置においては、チャンネル数すなわち
分析項目数を増加する場合がある。しかし、上記(1)
の分注装置を用いるものにおいては、分注試薬の増加に
応じて分注シリンジを増設しなければならず、その作業
が極めて面倒であると共に構造上も複雑になる。また、
(2) の分注装置を用いるものにおいては、試薬をター
ンテーブルにセットし、所定の位置において分注ノズル
により吸引する構成とすれば、分注試薬の増加にも容易
に対処できるが、この場合においても試薬間の汚染の問
題がある。また、(3) の分注装置を用いるものにおい
ては、流路切換弁を交換すればよいが、その交換は極め
て面倒で容易ではなく、また構造上も複雑になる不具合
がある。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した種々の不具合を解決し、複数
の試薬のみの分注をそれら間での汚染を起すことなく選
択的に行うことができ、しかも分注試薬の増加にも容易
に対処できるように適切に構成した試薬分注装置を提供
しようとするものである。
(発明の概要) 本発明の試薬分注装置は、各々第1の共通流路の一端を
試薬分注ノズルおよび試薬容器に選択的に接続する第1
の切換弁と、前記第1の共通流路の他端を第2の共通流
路の一端および排液流路に選択的に接続する第2の切換
弁とをそれぞれ有する複数個の流路切換手段を一体に設
けたロータリーバルブと、このロータリーバルブに接続
された前記複数個の第2の共通流路の各々の他端に連結
した共通の吸排手段と、この吸排手段に連結した洗浄液
供給手段とを具え、この洗浄液供給手段により前記吸排
手段、第2の共通流路および排液流路を経て洗浄液を流
すことにより、前記第2の共通流路を洗浄するよう構成
したことを特徴とするものである。
第1図は本発明の原理図を示すものである。本発明では
複数個、図示の例では二個の流路切換手段1を共通の吸
排手段としての分注シリンダ2に連結し、この分注シリ
ンジ2に洗浄液供給手段3を連結する。各流路切換手段
1は、容器4に試薬を分注する分注ノズル5および試薬
を収容する試薬タンク6を第1の共通流路7の一端に選
択的に接続するための第1の切換弁8と、第1の共通流
路7の他端および排液流路9の一端を第2の共通流路10
の一端に選択的に接続するための第2の切換弁11とをも
って構成し、その第2の共通流路10の他端をマニホルド
ブロック12を介して分注シリンジ2に連結する。また、
洗浄液供給手段3は洗浄液を収容する洗浄液タンク13、
ポンプ14および開閉弁15をもって構成し、ポンプ14の入
口側を洗浄タンク13に、出口側を開閉弁15を介して分注
シリンジ2にそれぞれ連結する。
本発明においては、共通の分注シリンジ2を用い各流路
切換手段1を作動させて試薬の分注を行うものである
が、各流路切換手段1においては通常少なく共分注ノズ
ル5から試薬タンク6に至る流路が試薬で満たされ、他
の流路が洗浄液で満たされているため、試薬の分注にあ
たっては、分注シリンジ2の吸引動作によって試薬が第
1の共通流路7に吸引されることになる。しかし、この
ように第1の共通流路7に試薬が浸入すると、これが徐
々に第2の共通流路10に拡散して、他の流路切換手段
1における試薬とのコンタミネーションを起こす恐れが
まる。また、いずれか一つの流路切換手段1に連結され
た試薬タンク6が空になり、その第の共通流路10にまで
空気が浸入すると、他の流路切換手段1における試薬の
定量分注を正確に行うことができなくなる。
そこで、本発明においては、例えば試薬の分注毎に、そ
の試薬の吸引後または吐出後に、洗浄液供給手段3によ
って分注シリンジ2、第2の共通流路10および排液流路
9を経て洗浄液を流すようにする。このようにすれば、
第2の共通流路10は洗浄液で洗浄されると共に、空にな
った試薬タンク6の流路切換手段1の第2の共通流路10
も洗浄液で満たされることになる。したがって、試薬を
コンタミネーションを起こすことなく、しかも常に正確
に定量分注することができる。
また、本発明の好適実施例では、ロータリーバルブと、
これに連結した分注シリンジとを複数組設けると共に、
各組のロータリーバルブをこれらを同時に駆動する共通
の駆動手段とともにユニット化する。このようにすれ
ば、所定数の分注シリンジに対応する数の流路切換手段
を有するユニットを多数準備し、必要な個数のユニット
を分注シリンジに連結することにより、種々のチャンネ
ル構成を有する自動化学分析装置を容易に実現すること
ができると共に、分注試薬の増加にも分注シリンジを追
加することなく容易に対処することができる。したがっ
て、ユーザの要求に迅速かつ容易に応ずることができる
と共に、点検、修理も容易に行うことができる。また、
ユニットの構成は全く同一であるから装置全体の製造コ
ストを低減することができる。
(実施例) 第2図は本発明の一実施例の要部の構成を示すものであ
る。本例では4つの分注シリンジ21-1〜21-4と2つのユ
ニット22-1,22-2とを具える。ユニット22-1および22-2
は同一構成のもので、互いに独立して駆動されるモータ
23-1および23-2と、これら各モータによってそれぞれ駆
動機構24-1および24-2を介して同時に駆動される同一構
成の4個のロータリーバルブ25A-1〜25D-1および25A-2
〜25D-2とを有する。各ロータリーバルブは1つの分析
項目すなわち1チャンネルに対応するもので、本例では
その各々のロータリーバルブによって第1および第2の
2種類の試薬を選択的に分注する。このため、各ロータ
リーバルブは2個の流路切換手段をもって構成する。す
なわち、第3図に1つのロータリーバルブ25の拡大図を
示すように、各流路切換手段の第1の切換弁としての長
溝26-1;26-2を同一円周上にそって形成すると共に、そ
れよりも内側で同心円状に沿って第2の切換弁としての
長溝27-1a,27-1b;27-2a,27-2bを形成し、外側の円周
上に長溝26-1;26-2に選択的に接続されるように分注ノ
ズルに連結される吐出口28-1;28-2と、試薬タンクに連
結される吸引口29-1;29-2と、これら吐出口28-1;28-2
および吸引口29-1;29-2に長溝26-1;26-2を介して選択
的に接続されるように第1の共通流路の連結口30-1;30
-2とを形成する。また、内側の円周上には長溝27-1a,2
7-1b;27-2a;27-2bにそれぞれ選択的に接続されるよう
に第2の共通流路に連結される共通口31-1;31-2と、長
溝27-1b;27-2bを介して共通口31-1;31-2に選択的に接
続されるように排液流路に連結される排液口32-1;32-2
と、長溝27-1a;27-2aを介して共通口31-1;31-2に選択
的に接続されるように第1の共通流路の連結口33-1;33
-2とを形成し、この内側の連結口33-1;33-2と外側の連
結口30-1;30-2とを退避管34-1;34-2で連結して第1の
共通流路を構成する。
ユニット22-1において、1つのロータリーバルブ25A-1
の吸引口29-1および29-2は、試薬保冷庫41に収納された
対応する第1および第2の試薬タンク42-1および42-2に
それぞれ連結し、吐出口28-1および28-2は被検液が収容
された反応容器43が移送される所定の位置に配置した分
注ノズル44-1および44-2にそれぞれ連結し、共通口31-1
及び31-2は第2の共通流路45-1および45-2を介して4連
用のマニホルドブロック46にそれぞれ連結し、また排液
口32-1および32-2には排液流路47-1および47-2をそれぞ
れ連結する。マニホルドブロック46は4つの接続流路48
-1〜48-4と、これら接続流路にそれぞれ連結された共通
流路49とをもって構成し、接続流路48-1および48-2にロ
ータリバルブ25A-1の共通口31-1および31-2に一端が連
結された第2の共通流路45-1および45-2の他端をそれぞ
れ連結する。
同様にユニット22-2において1つのロータリーバルブ25
A-2の吸引口29-1,29-2は、試薬保冷庫41に収容された
対応する第1、第2の試薬タンク42-3,42-4に連結し、
吐出口28-1,28-2は被検液を収容した反応容器43が移送
される所定の位置に配置した分注ノズル44-3,44-4に連
結し、共通口31-1,31-2は第2の共通流路45-3,45-4を
介してマニホルドブロック46に接続流路48-3,48-4に連
結し、また排液口32-1,32-2には排液流路47-3,47-4を
連結する。
ユニット22-1および22-2のそれぞれ1つのロータリーバ
ルブ25A-1および25A-2を連結したマニホルドブロック46
の共通流路49は分注シリンジ21-1に連結し、この分注シ
リンジ21-1には開閉弁50、分岐ブロック51およびポンプ
52を介して洗浄液を収容する洗浄液タンク53に連結す
る。分岐ブロック51は主流路54と、この主流路に連結し
て設けた4つの分岐流路55-1〜55-4とをもって構成し、
主流路54をポンプ52に、1つの分岐流路55-1を開閉弁50
にそれぞれ連結する。
以上、分注シリンジ21-1に関する接続を説明したが、他
の分注シリンジ21-2〜21-4に対してもその各々にユニッ
ト22-1および22-2の他のロータリーバルブ25B-1〜25D-1
および25B-2〜25D-2の各々を、例えば分注シリンジ21-2
にロータリーバルブ25B-1,25B-2を、分注シリンジ21-3
にロータリーバルブ25C-1,25C-2を、分注シリンジ21-4
にロータリーバルブ25D-1,25D-2をそれぞれ対応させ
て、同様に4連用マニホルドブロックを用いて接続し
て、各分注シリンジ21-2〜21-4をそれぞれ開閉弁を介し
て分岐ブロック51の分岐流路55-2〜55-4に連結する。
このようにして、本例では各々の分注シリンジ21-1〜21
-4で、それぞれ4種の試薬を選択的に分注するものであ
るが、試薬の追加を必要とするときはユニットを増設
し、その各々をマニホルドブロックを追加あるいは対応
する接続口を有するものに交換して分注シリンジ21-1〜
21-4に接続すればよい。
第4図A〜Cはユニットの一例の構成を示すものであ
る。本例では4個のロータリーバルブを具えるものであ
るが、これら4個のロータリーバルブ(図では1個のロ
ータリーバルブを符号25で示す)はベース61に保持し、
その各々の駆動軸62をベース61にそれぞれ軸受63を介し
て回転自在に枢着したバルブ駆動軸64-1〜64-4の一端部
にそれぞれ駆動ピン65を介して連結する。なお、各駆動
ピン65はそれぞれ駆動ピン受66に保持する。バルブ駆動
軸64-1〜64-4にそれぞれレバー67-1〜67-4の一端部を固
着し、これらレバーの他端部をそれぞれ軸受68を介して
連結板69に連結すると共に、いずれか1つのバルブ駆動
軸、図ではバルブ駆動軸64-2の他端部をカップリング70
を介してベース61に保持したモータ23の出力軸71に連結
する。このようにして、1つのモータ23により4個のバ
ルブ駆動軸64-1〜64-4、したがって4個のロータリーバ
ルブの各駆動軸62をレバー67-1〜67-4および連結板69を
介して同時に駆動する。なお、各レバー67-1〜67-4と駆
動ピン受66との間にはそれぞれにがしばね72を巻装す
る。
4個のロータリーバルブはモータ23の駆動によって同時
に同一状態、すなわち原点状態、第2試薬吸引状態、第
1試薬吸引状態、洗浄状態、第1試薬吐出状態および第
2試薬吐出状態の各状態をとるように設定する。この各
状態を検出するために、カップリング70に検知板73を取
付け、その所定の位置に2個の切欠き74-1および74-2を
形成して、これら切決きを所定の位置関係でベース61に
固定して配置したホストインタプラタより成る原点位置
センサ75、第2吸引センサ76、第1吸引センサ77、洗浄
センサ78、第1吐出センサ79および第2吐出センサ80で
検出するよう構成する。
次に本実施例の動作を第5図A〜Fおよび第6図を参照
しながら説明する。
(1)分注装置のイニシャライズ 先ず、分注装置の初期設定動作を説明するが、各ユニッ
ト22-1,22-2において各々4個のロータリーバルブ25A-
1〜25D-1、25A-2〜25D-2は同時に同一状態をとるので、
ユニット22-1の1つのロータリーバルブ25A-1に注目し
てその動作を説明する。定常状態において、ユニット22
-1,22-2は原点位置センサ75が検知板73に形成した切決
き74-1を検出している原点状態にあり、その状態では各
ユニットのロータリーバルブの各々は第5図Aに示す状
態にある。先ず、ユニット22-1のモータ23-1を駆動し
て、第4図Bにおいて第1吐出センサ79が切決き74-2を
検出するまで検知板73を反時計方向に回動させ、これに
より第5図Eに示すように長溝26-1および27-1bを介し
て第2の共通流路45-1、退避管34-1および吐出口28-1を
連結して第試薬吐出状態にする。この状態で、開始弁50
を開としてポンプ52を作動させ、これにより洗浄液をマ
ニホルドブロック46およびロータリーバルブ25A-1を経
て分注ノズル44-1から吐出させる。
次に、モータ23-1を駆動して、第4図Bにおいて第1吸
引センサ77が切欠き74-1を検出するまで検知板73を時計
方向に回動させ、これにより第5図Cに示すように長溝
26-1および27-1aを介して第2の共通流路45-1、退避管3
4-1および吸引口29-1を連結して第1試薬吸引状態とす
る。この状態で、開閉弁50を閉にして分注シリンジ21-1
の吸引動作により第1試薬タンク42-1から試薬をロータ
リーバルブ25A-1の退避管34-1内まで吸引する。その
後、ロータリーバルブ25A-1を第5図Eに示す第1試薬
吐出状態として吸引した試薬を分注シリンジ21-1の排出
動作により分注ノズル44-1側に押出す。上記の動作を一
回または複数回行って、吐出口28-1から分注ノズル44-1
の先端までを試薬で満たすと共に、長溝26-1、退避管34
-1、長溝27-1aおよび27-1bを洗浄液で満たす。
次に、モータ23-1を駆動して、第4図Bにおいて第2吐
出センサ80が切欠き74-2を検出するまで検知板73を原点
位置から反時計方向に回動させ、これにより第5図Fに
示すように長溝26-2および27-2bを介して第2の共通流
路45-2、退避管34-2および吐出口28-2を連結して第2試
薬吐出状態にする。この状態で、上述した同様の洗浄液
の供給動作を行って、洗浄液を分注ノズル44-2から吐出
させる。
次に、モータ23-1を駆動して、第4図Bにおいて第2吸
引センサ76が切欠き74-1を検出するまで検知板73を時計
方向に回動させ、これにより第5図Bに示すように長溝
26-2および27-2aを介して第2の共通流路45-2、退避管3
4-2および吸引口29-2を連結して第2試薬吸引状態とす
る。この状態で、開閉弁50を閉にして分注シリンジ21-1
の吸引動作により第2試薬タンク42-2から試薬をロータ
リーバルブ25A-1の退避管34-2内まで吸引する。その
後、ロータリーバルブ25A-1を第5図Fに示す第2試薬
吐出状態として吸引して試薬を分注シリンジ21-1の吐出
動作により分注ノズル44-2側に押出す。この動作を一回
または複数回行なって、吐出口28-2から分注ノズル44-2
の先端までを試薬で満たすと共に、長溝26-2、退避管34
-2、長溝27-2bを洗浄液で満たす。
次に、モータ23-1を駆動して、第4図Bにおいて洗浄セ
ンサ78が切欠き74-1を検出するまで検知板73を原点位置
から反時計方向に回動させ、これにより第5図Dに示す
ように長溝27-1bを介して第2の共通流路45-1と排液流
路47-1とを連結すると共に、長溝27-2bを介して第2の
共通流路45-2と排液流路44-1とを連結して洗浄状態とす
る。この状態で、開閉弁50を開としてポンプ52を作動さ
せ、これにより洗浄液をマニホルドブロック46、第2の
共通流路45-1;45-2および排液流路47-1;47-2を経て押
し流す。
以上の動作により、分注ノズル44-1の先端から吐出口28
-1までの流路および第1の試薬タンク42-1から吸引口29
-1までの流路が第1試薬で満たされると共に、分注ノズ
ル44-2の先端から吐出口28-2までの流路および第2の試
薬タンク42-2から吸引口29-2までの流路が第2試薬で満
たされ、それ以外の流路が洗浄液で満たされることにな
る。
以上、ロータリーバルブ25A-1に注目して初期設定動作
を説明したが、ロータリーバルブ25A-1〜25D-1は同時に
同一状態をとるから、他の分注シリンジ21-2〜21-4およ
びその各々に接続された開閉弁を同様に作動させること
により、同様のイニシャライズを同時に行うことができ
る。
ユニット22-1に対するイニシャライズが終了したら、ユ
ニット22-1の各ロータリーバルブ25A-1〜25D-1を原点状
態として、ユニット22-2に対する同様のイニシャライズ
を行う。
(2)試薬の反応容器への分注動作 イニシャライズの終了後は、ユニット22-1および22-2を
選択し、その選択されたユニットを介して分注シリンジ
21-1〜21-4により同時にまたは選択的に試薬を分注す
る。以下、ユニット22-1のロータリーバルブ25A-1によ
る2種類の試薬の順次の分注動作を説明する。先ず、開
閉弁50を閉とした状態でロータリーバルブ25A-1を第5
図Aに示す原点状態から右方向に1ステップ回動して第
5図Bに示す第2試薬吸引状態とし、この状態で分注シ
リンジ21-1の吸引動作により第2試薬タンク42-1から所
定量もしくはそれより少し多い量の試薬を吸引する。そ
の結果、吸引した量の試薬が長溝26-2を経て退避管34-2
内まで吸引される。次に、ロータリロバルブ25A-1を更
に右方向に1ステップ回動して第5図Cに示す第1試薬
吸引状態とし、この状態で分注シリンジ21-1を更に吸引
動作させて第1試薬タンク42-2から所定量もしくはそれ
より少し多い量の試薬を、長溝26-1を経て退避管34-1内
まで吸入する。
その後、ロータリーバルブ25A-1を右方向に3ステップ
回動させて第5図Dに示す洗浄状態とし、この状態で開
閉弁50を開としてポンプ52を作動させ、これにより洗浄
液を分注シリンジ21-1、マニホルドブロック46、第2の
共通流路45-1;45-2および長溝27-1b;27-2bを経て排液
流路47-1;47-2に流してそれらの流路を洗浄する。
次に、ロータリーバルブ25A-1を左方向に更に1ステッ
プ回動させて第5図Eに示す第1試薬吐出状態とし、こ
の状態で開閉弁50を閉にして分注シリンジ21-1を排出作
動させて吸引した第1試薬を分注ノズル44-1からその真
下に搬送されてきている反応容器43内に所定量吐出す
る。次に、ロータリーバルブ25A-1を更に1ステップ左
方向に回動して第5図Fに示す第2試薬吐出状態とし、
この状態で分注シリンジ21-1を更に排出作動させて吸引
した第2試薬を分注ノズル44-2からその真下に搬送され
てきている反応容器43に所定量吐出する。その後、ロー
タリーバルブ25A-1を右方向に3ステップ回動して第5
図Aに示す原点状態に復帰させる。
以上のロータリーバルブ25A-1に関する順次の試薬の分
注工程における分注シリンジ21-1、ロータリーバルブ25
A-1、開閉弁50およびポンプ52の動作を表わすタイムチ
ャートを第6図に示す。
このように、本実施例では試薬の吸引後に、洗浄液を分
注シリジ21-1、マニホルドブロック46および第2の共通
流路45-1;45-2を経て排液流路47-1;47-2から流してそ
れらの流路を洗浄するようにしているから、上述したよ
うな第2の共通流路への試薬の拡散によるコンタミネー
ションを有効に防止することができると共に、ある試薬
タンクが空になってもその第2の共通流路は洗浄液で満
たされるから他の試薬の定量分注に何ら悪影響を及ぼす
ことはない。
第7図A〜Fは本発明の試薬分注装置を具える自動化学
分析装置の構成例を示すもので、第7図Aは24チャンネ
ルの1つの分析ユニット81から成り、第7図Bは12チャ
ンネルの2つの分析ユニット83-1,83-2から成り、第7
図Cは8チャンネルの3つの分析ユニット85-1〜85-3か
ら成り、それぞれ24項目まで分析を行うものである。ま
た、第7図Dは8チャンネルの4つの分析ユニット87-1
〜87-4により32項目までの分析を行い、第7図Eおよび
Fはそれぞれ4チャンネルの6つの分析ユニット89-1〜
89-6および8つの分析ユニット89-1〜89-8によりそれぞ
れ24項目および32項目までの分析を行うものである。各
構成例において、ラック送り部91にはそれぞれ複数本の
サンプルカップ92を保持する複数個のラック92がセット
され、コントローラ94の制御の下に順次のラック93が所
定の通路95を経てラック収納部96に収納される間に、各
サンプルカップ92内のサンプルが各分析ユニットの反応
ライン97に設けられた反応容器にその分析ユニットのチ
ャンネル数に応じて分注させて所定の分析動作が行われ
るようになっている。
各分析ユニットはそれぞれ4個の分注シリンジを具え
る。このため、第7図Aに示す分析ユニット81において
は、第8図Aに示すように、各々4個のロータリーバル
を有する上述したものと同様の構成より成る6個のユニ
ット22-1〜22-6を用い、4個の分注シリンジ21-1〜21-4
の各々に6連用の2個のマニホルドブロック101-1,101
-2を対応させて、各ユニットのロータリーバルブの各々
をマニホルドブロックを介して各々の分注シリンジに接
続して第2図と同様に構成する。このようにして、1つ
の分注シリンジに6個のロータリーバルブを受け持たせ
て12種までの試薬を選択的に分注する。また、第7図B
においては分析ユニット83-1,83-2の各々が12チャンネ
ルを受け持つものであるから、各分析ユニットは第8図
Bに示すように、3個のユニット22-1〜22-3を用い、各
ユニットのロータリーバルブの各々を分注シリンジ21-1
〜21-4の各々に対応させた6連用の1個のマニホルドブ
ロック101を介して各分注シリンジ21-1〜21-4に接続す
ればよい。
また、第7図CおよびDに示す各分析ユニットは8チャ
ンネルを受け持つものであるから、各分析ユニットは第
8図Cに示すように、2個のユニット22-1,22-2を用い
第2図と同様に構成すればよい。更に、第7図Eおよび
Fにおいては各分析ユニットは4チャンネルを受け持つ
ものであるから、第8図Dに示すように、1つのユニッ
ト22の4個のロータリーバルブの各々をそれぞれ2連用
のマニホルドブロック102を介して分注シリンジ21-1〜2
1-4の各々に接続して構成すればよい。
以上構成例で示したように、4個の分注シリンジに対応
する4個のロータリーバルブを有するユニットを多数準
備し、必要な個数のユニットを分注シリンジに連結する
ことにより、種々のチャンネル構成を有する自動化学分
析装置を容易に実現することができる。したがって、ユ
ーザの要求に迅速かつ容易に応ずることができると共
に、点検、修理も容易に行うことができる。また、ユニ
ットの構成は全く同一であるから装置全体の製造コスト
を低減することができる。
なお、本発明は上述した例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変形または変更が可能である。例えば分注す
る試薬量に対して分注シリンジの容量が十分大きい場合
には、これに接続された複数のユニットのロータリーバ
ルブに対する複数試薬の吸引を順次に行ってこれらを順
次に吐出すこともできる。また、ロータリーバルブは1
つの試薬あるいは3つ以上の試薬に対応させるよう構成
することもできるし、分注シリンジの代わりにロータリ
ーポンプ等の他の吸排手段を用いることもできる。更
に、ユニット化するロータリーバルブの数も吸排手段の
数に応じて設定することができる。また、第2の共通流
路の洗浄は試薬の吐出後に行うようにすることもでき
る。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば複数の試薬のみの定
量分注をそれら間での汚染を起こすことなく選択的に常
に正確に行うことができると共に、分注試薬の増加にも
吸排手段を追加するてことなる容易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明するための図、 第2図は本発明の一実施例の要部を示す図、 第3図は第2図に示すロータリーバルブの拡大図、 第4図A〜Cは第2図に示すユニットの一例の構成を示
す図、 第5図A〜Fおよび第6図は動作を説明するための図、 第7図A〜Fは本発明に係る試薬分注装置を具える自動
化学分析装置の構成例を示す図、 第8図A〜Dは第7図A〜Fに示す分析ユニットの試薬
分注装置の要部の構成を示す図である。 1……流路切換手段、2……分注シリンジ 3……洗浄液供給手段、4……容器 5……分注ノズル、6……試薬タンク 7……第1の共通流路、8……第1の切換弁 9……排液流路、10……第2の共通流路 11……第2の切換弁、12……マニホルドブロック 13……洗浄液タンク、14……ポンプ 15……開閉弁、21-1〜21-4……分注シリンジ 22-1,22-2……ユニット、23-1,23-2……モータ 24-1,24-2……駆動機構 25A-1〜25D-1,25A-2〜25D-2……ロータリーバルブ 34-1,34-2……退避管、42-1〜42-4……試薬タンク 43……反応容器、44-1〜44-4……分注ノズル 45-1〜45-4……第2の共通流路 46……マニホルドブロック 47-1〜47-4……排液流路 50……開閉弁 51……分岐ブロック、52……ポンプ 53……洗浄液タンク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々第1の共通流路の一端を試薬分注ノズ
    ルおよび試薬容器に選択的に接続する第1の切換弁と、
    前記第1の共通流路の他端を第2の共通流路の一端およ
    び排液流路に選択的に接続する第2の切換弁とをそれぞ
    れを有する複数個の流路切換手段を一体に設けたロータ
    リーバルブと、このロータリーバルブに接続された前記
    複数個の第2の共通流路の各々の他端に連結した共通の
    吸排手段と、この吸排手段に連結した洗浄液供給手段と
    を具え、この洗浄液供給手段により前記吸排手段、第2
    の共通流路および排液流路を経て洗浄液を流すことによ
    り、前記第2の共通流路を洗浄するよう構成したことを
    特徴とする試薬分注装置。
  2. 【請求項2】前記ロータリーバルブと、これに連結した
    前記吸排手段とを複数組設けると共に、各組のロータリ
    ーバルブをこれらを同時に駆動する共通の駆動手段とと
    もにユニット化したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の試薬分注装置。
JP59171001A 1984-06-14 1984-08-18 試薬分注装置 Expired - Lifetime JPH0616052B2 (ja)

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JP59171001A JPH0616052B2 (ja) 1984-08-18 1984-08-18 試薬分注装置
US06/743,389 US4710355A (en) 1984-06-14 1985-06-11 Reagent delivery device

Applications Claiming Priority (1)

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JP59171001A JPH0616052B2 (ja) 1984-08-18 1984-08-18 試薬分注装置

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JPS6150068A JPS6150068A (ja) 1986-03-12
JPH0616052B2 true JPH0616052B2 (ja) 1994-03-02

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JPS5021871B2 (ja) * 1972-04-21 1975-07-25
JPS5148812B2 (ja) * 1972-08-15 1976-12-23

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