JPH06161027A - 写真フイルム及びこれを用いるカメラ - Google Patents

写真フイルム及びこれを用いるカメラ

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Publication number
JPH06161027A
JPH06161027A JP31331692A JP31331692A JPH06161027A JP H06161027 A JPH06161027 A JP H06161027A JP 31331692 A JP31331692 A JP 31331692A JP 31331692 A JP31331692 A JP 31331692A JP H06161027 A JPH06161027 A JP H06161027A
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JP
Japan
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frame
standard
trimming
film
perforation
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Application number
JP31331692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Soma
博志 相馬
Naoyuki Nishino
直行 西納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP31331692A priority Critical patent/JPH06161027A/ja
Publication of JPH06161027A publication Critical patent/JPH06161027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フイルム1コマ送りの際に、撮影画面サイズ
に応じて、フイルム給送長を変えられるようにする。 【構成】 写真フイルム5には、上側縁部に標準コマ8
に1個の割合で、標準コマ用パーフォレーション9を、
また下側縁部にトリミングコマ11に1個の割合で、ト
リミングコマ用パーフォレーション10をそれぞれ形成
した。 【効果】 標準コマを撮影した後のフイルム1コマ送り
には、標準コマ用パーフォレーションを用い、またトリ
ミングコマを撮影した後のフイルム1コマ送りには、ト
リミングコマ用パーフォレーションを用いて、写真フイ
ルムの巻き上げを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、未露光部分を少なくし
て、フイルム給送方向に異なるサイズの撮影画面を写し
込めるようにした写真フイルム、及びこの写真フイルム
を用いるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、最も普及している写真フイルムは
35mm幅(135フイルム)のものであり、そのフォー
マットは国際標準規格(ISO:1007−1979年
版)で規定されている。写真フイルムが例えば35mmカ
メラに装填されて、撮影後にフイルム1コマ送りが行わ
れると、写真フイルムの両側縁部に形成されたパーフォ
レーション8個分に相当する長さ(約38mm)が巻き上
げられる。この巻き上げ時にカメラのスプロケットによ
り8個のパーフォレーションが検出されると、前記フイ
ルム1コマ送りが停止される。
【0003】ところで、スプロケットの代わりにフォト
センサを設けてパーフォレーションを検出するようにし
たカメラでは、巻き上げ時に8個のパーフォレーション
を検出させるよりも、1個のパーフォレーションを検出
するようにしたほうが便利である。このため、35mm幅
の写真フイルムの片側に、フルサイズ1コマに1個の割
合でパーフォレーションを開設した写真フイルムが提案
されている。またこの写真フイルムでは、製造時にパー
フォレーションを多く穿孔せずにすみ、そのコストを安
価にすることができる。
【0004】また、本出願人よりカメラの露光室内に移
動自在な一対の遮光部材を設け、これをフイルム給送方
向に移動させて露光範囲を可変するカメラが特願平3−
162181号の明細書で提案されている。このカメラ
では同一の写真フイルムに異なるサイズの撮影画面を混
在させて写し込むことができるから、アスペクト比の異
なるプリント写真を楽しむことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た1撮影画面に1個の割合でパーフォレーションを形成
した写真フイルムを前記カメラに装填して撮影した場合
には、各撮影画面は図14に示すような間隔で写真フイ
ルムに写し込まれるため、異なるサイズの撮影画面の間
には不必要な未露光部分が生じる。したがって、この写
真フイルムは上記カメラに用いた場合に、利用効率が悪
くなるという問題が生じる。
【0006】本発明は、標準撮影画面とトリミング撮影
画面のそれぞれに1個の割合で位置決め用パーフォレー
ションをそれぞれ形成し、各撮影画面に対応したフイル
ム1コマ送り量を変えられるようにした写真フイルム、
及び各撮影画面の間に未露光部分を少なくして、フイル
ム給送方向に異なるサイズの撮影画面を前記写真フイル
ムに写し込めるようにしたカメラを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明では、写真フイルムの側縁部にか
つ長手方向に沿って、標準撮影画面用パーフォレーショ
ンとトリミング撮影画面用パーフォレーションとをそれ
ぞれ形成したものである。また請求項2の発明では標準
撮影画面用パーフォレーション及びトリミング撮影画面
用パーフォレーションを、フイルム給送速度の減速用と
フイルム給送の停止用の一対のパーフォレーションから
構成している。
【0008】また請求項3のカメラでは、露光用開口サ
イズを標準画面サイズ又はトリミング画面サイズに可変
する撮影モード切替え手段と、標準画面用パーフォレー
ションを検出したときには標準用信号を、またトリミン
グ撮影画面用パーフォレーションを検出したときにはト
リミング用信号をそれぞれ出力するフイルム給送位置検
出手段と、露光用開口サイズが標準画面サイズのときに
標準用信号が出力されたときには、標準撮影画面分のコ
マ送りを行い、また露光用開口サイズがトリミング画面
サイズのときにトリミング用信号が出力されたときに
は、トリミング撮影画面分のコマ送りを行うフイルム給
送手段とを設けたものである。
【0009】
【実施例】図1は写真フイルムパトローネから引き出し
た本発明の写真フイルムの第1実施例を示すものであ
る。写真フイルムパトローネ2は、樹脂製のパトローネ
本体3、これに回動自在に収納されたスプール4及びこ
のスプール4に終端を固着した写真フイルム5とからな
る。この写真フイルム5の先端部には、カメラの巻き軸
に係止する4個のパーフォレーション6a〜6dからな
る係止用パーフォレーション6が、また終端部には最終
コマが写し込まれる位置を示す3個のパーフォレーショ
ン7a〜7cからなる最終コマ用パーフォレーション7
がそれぞれ形成されている。
【0010】写真フイルム5の中間部には、35mmフル
サイズの撮影コマ(以下、単に標準コマという)8に1
個の割合で、上側端部に位置決め用パーフォレーション
(以下、標準コマ用パーフォレーションという)9が形
成されている。前記標準コマ8は標準コマ用パーフォレ
ーション9に対応し、図中一点鎖線で示すように所定の
間隔を保って写し込まれる。また標準コマ用パーフォレ
ーション9は一対のパーフォレーション9a,9bから
なり、標準コマ8の撮影後に行われるフイルム1コマ送
りの際に、写真フイルム5の位置検出に用いられる。
【0011】これに対し、写真フイルム5の下側縁部に
は、図2に示すトリミング画面サイズの撮影コマ(以
下、単にトリミングコマという)11に1個の割合い
で、位置決め用パーフォレーション(以下、トリミング
コマ用パーフォレーションという)10が形成されてい
る。このトリミングコマ用パーフォレーション10は、
一対のパーフォレーション10a,10bからなり、ト
リミングコマ11の撮影後に行われるフイルム1コマ送
りの際に、写真フイルム5の位置検出に用いられる。な
お、このトリミングコマ用パーフォレーション10の間
隔は、前記標準コマ用パーフォレーション9の間隔の半
分である。
【0012】この写真フイルムパトローネ2はカメラへ
のフイルム装填時に、カセット感覚で行なえるように、
未使用時にも写真フイルム5の先端をパトローネ本体3
内に収納しておき、スプール4の回動により写真フイル
ム5の先端をパトローネ本体3外に送り出すようにして
いる。このため、パトローネ本体3の内壁には、写真フ
イルム5の巻き緩みを防止するリブや、写真フイルム5
の先端をフイルムロールから掬い上げてフイルム送出口
方向に送る先端分離爪等が形成されている。
【0013】上述した写真フイルムパトローネを使用す
る本発明のカメラを後側から観た図3において、カメラ
20の上部には、レリーズボタン21及び開閉自在なパ
トローネ装填蓋22が設けられている。カメラ20の側
面には、蓋開放ノブ23が設けられており、この蓋開放
ノブ23を操作すると、フック24が外れて前記パトロ
ーネ装填蓋23が開放する。これにより、カメラ20の
上側には、写真フイルムパトローネ2が装填されるパト
ローネ収納室25が露呈される。このパトローネ室25
の内部には、写真フイルムパトローネ2の装填を検出す
るスイッチや、前記スプール4と係合するフォーク(図
5参照)が設けられている。
【0014】更に、カメラ20の後側には、ファインダ
用接眼開口26とモード切替えノブ27とが設けられて
いる。このモード切替えノブ27は「N」(標準)位置
に移動されたときに、カメラ20の撮影モードを標準撮
影モードに、又は「T」(トリミング)位置に移動され
たときに、トリミング撮影モードに切り換える。標準撮
影モードでは、カメラの露光範囲は前記標準コマ8相当
するサイズに、またトリミング撮影モードでは露光範囲
はトリミングコマ11に相当するサイズとなる。
【0015】図4はカメラの露光範囲を可変するモード
切換え機構を示すものであり、このモード切換え機構3
0は垂直方向や水平方向にスライド自在に設けられた、
互いに対向する一対の遮光片31〜34からなる。遮光
片31,32の一端は図示のように、モータ35で駆動
されるベルト36に固着されている。このモータ35は
図示しない制御部で回転方向及び回転量を制御され、例
えばトリミング撮影モードに切り換えられたときには、
矢線方向に回動して遮光片31,32を図示の位置から
二点鎖線の位置まで移動させ、露光枠に形成された露光
用開口(図5参照)内に迫り出させ、また標準撮影モー
ドに切り換えられたときには、反矢線方向に回動して遮
光片31,32を二点鎖線の位置から図示の位置まで移
動させて、露光用開口内から退避させる。
【0016】なお、遮光片33,34も図示しないモー
タにより、遮光片31,32と同様に移動される。これ
により、露光用開口サイズが可変され、各遮光片31〜
34が図示の位置にあるときには、露光範囲は標準コマ
8のサイズとなる。また各遮光片31〜34が一点鎖線
の位置にあるときには、露光範囲はトリミングコマ11
のサイズとなる。
【0017】図5は本発明のカメラのフイルム給送機構
を示すものである。上述したフォーク40は給送伝達装
置41を介して、モータ42により両方向に回動され、
例えば正転されたときには写真フイルム5の先端をパト
ローネ本体3から送り出し、また逆転されたときには写
真フイルム5をパトローネ本体3内に巻き込む。前記モ
ータ42はフイルム巻取り軸43の内部に設けられてお
り、給送伝達装置41を介してフイルム巻取り軸43も
回動する。また、前記モータ42はモータドライバ44
を介してマイクロコンピュータ45に接続されている。
このマイクロコンピュータ45は、信号発生器46,4
7を介して、前記モード切替えノブ27や、パトローネ
装填蓋22でON,OFFされるスイッチ48等が接続
されており、カメラ20の制御を行う。
【0018】フォーク40とフイルム巻取り軸43との
間には、写真フイルム5に標準コマサイズの露光を与え
る前記露光用開口50が図中破線で示すように設けられ
ている。なお、露光用開口50の内側の二点鎖線は、上
述した遮光片31〜34により形成される露光用開口5
1を示すものである。露光用開口50の右上隅の近傍に
は、反射タイプのフォトセンサ52が、また露光用開口
51の右下隅の下側には、同じタイプのフォトセンサ5
3がそれぞれ配置されている。これら各フォトセンサ5
2,53は各パーフォレーションを光電検出し、それぞ
れ検出信号を前記マイクロコンピュータ45に送出す
る。
【0019】以上のように構成された本発明の写真フイ
ルム及びカメラの作用について、図6,7を参照して説
明する。写真フイルムパトローネ2をパトローネ収納室
25に嵌入してパトローネ装填蓋22を閉じると、スイ
ッチ48がONし、信号発生器47からパトローネ装填
完了信号がマイクロコンピュータ45に出力される。マ
イクロコンピュータ45はフォトセンサ52を駆動する
とともに、モータ42を介してフォーク40を正転し、
スプール4を回動する。スプール4の回動により、写真
フイルム5の先端はパトローネ本体5外に送り出され、
フイルム巻取り軸43に向けて給送される。
【0020】フォトセンサ52が係止用パーフォレーシ
ョン6を検出し、パーフォレーション6a〜6dに対応
した4回の検出信号が送出されると、マイクロコンピュ
ータ45は信号発生器46からの信号を読出して、撮影
モードの確認をする。図3に示すカメラ20では標準撮
影モードであるから、マイクロコンピュータ45はフォ
トセンサ52の駆動をそのまま継続する。なお、トリミ
ング撮影モードのときには、マイクロコンピュータ45
はフォトセンサ52の駆動を停止し、フォトセンサ53
を駆動する。
【0021】写真フイルム5の先端が回動中のフイルム
巻取り軸43に達すると、前記写真フイルム5はガイド
板等により、フイルム巻取り軸43に巻きつけられる。
以後、フイルム巻取り軸43によりフイルム巻上げが行
われるようになる。そして、フォトセンサ52が標準コ
マ用パーフォレーション9を検出して、パーフォレーシ
ョン9aに対応した検出信号(以下、単に1回目の検出
信号という)が出力すると、マイクロコンピュータ45
はモータ42の回転を遅くして、フイルム巻上げ速度を
減速する。更にフォトセンサ52がパーフォレーション
9bに対応した検出信号(以下、単に2回目の検出信号
という)を出力すると、マイクロコンピュータ45はモ
ータ42を停止して、フイルム巻上げを停止する。この
ようにして露光用開口50には、標準コマ8の1コマ目
がセットされ、標準撮影モードの撮影準備が完了する。
【0022】この状態でレリーズボタン21を押圧する
と、被写体からの光は露光用開口50を介して写真フイ
ルム5に露光される。露光完了後、マイクロコンピュー
タ45に露光完了信号が入力されると、マイクロコンピ
ュータ45はフォトセンサ52を駆動するとともに、モ
ータ42を回動する。このモータ42が回動すると、フ
イルム巻取り軸43を介して、フイルム巻上げが開始さ
れる。一定時間が経過した後、フォトセンサ52が標準
コマ用パーフォレーション9を検出し、1回目の検出信
号を出力すると、マイクロコンピュータ45はモータ4
2の回転を遅くし、フイルム巻上げ速度を減速する。更
にフォトセンサ52が2回目の検出信号を出力すると、
マイクロコンピュータ45はモータ42を停止して、フ
イルム巻上げを停止する。これにより、露光用開口50
には標準コマ8の2コマ目がセットされる。この後、フ
ォトセンサ52の駆動が停止されて、標準コマ用のフイ
ルム1コマ送りが完了する。
【0023】この後、モード切替えノブ27を「N」位
置から「T」位置に移動して、撮影モードをトリミング
撮影モードにすると、信号発生器46はマイクロコンピ
ュータ45にモード切替え信号を送出する。これによ
り、マイクロコンピュータ45はモード切換え機構30
を駆動して、露光範囲を露光用開口50のサイズから露
光用開口51のサイズにするとともに、フォトセンサ5
2,53を駆動する。このとき、フォトセンサ53には
トリミングコマ用パーフォレーション10が対峙してい
ないから、フォトセンサ53は検出信号を出力しない。
このとき、マイクロコンピュータ45はモータ42を回
動して、フォーク40を逆転して、写真フイルム5を巻
き戻す。
【0024】写真フイルム5が巻き戻されて、フォトセ
ンサ53がトリミングコマ用パーフォレーション10を
検出し、パーフォレーション10bに対応した検出信号
を出力すると、マイクロコンピュータ45はモータ42
の回転を遅くし、巻戻し速度を減速する。更にフォトセ
ンサ53がパーフォレーション10aに対応した検出信
号を出力すると、マイクロコンピュータ45はモータ4
2を停止して、フイルム巻戻しを停止する。これによ
り、露光用開口51にはトリミングコマ11が、例えば
前回写真フイルム5に図2に示す標準コマ8aが写し込
まれたとすると、露光用開口51にトリミングコマ11
cがセットされる。この後、フォトセンサ52,53の
駆動が停止されて、トリミング撮影準備が完了する。そ
して、レリーズボタン21が押圧されると、被写体から
の光はトリミングコマ11cに露光される。
【0025】露光完了後、マイクロコンピュータ45に
露光完了信号が入力されると、マイクロコンピュータ4
5はフォトセンサ52,53を駆動するとともに、フイ
ルム巻取り軸43を回動してフイルム巻上げを開始す
る。一定時間が経過した後、フォトセンサ53がトリミ
ングコマ用パーフォレーション10を検出し、パーフォ
レーション10aに対応した検出信号を出力すると、マ
イクロコンピュータ45はモータ42の回転を遅くし、
フイルム巻上げ速度を減速する。更にフォトセンサ53
がパーフォレーション10bに対応した検出信号を出力
すると、マイクロコンピュータ45はモータ42を停止
して、フイルム巻上げを停止する。これにより、露光用
開口51にはトリミングコマ11dがセットされる。こ
の後、フォトセンサ52,53の駆動が停止されて、ト
リミングコマ用のフイルム1コマ送りが完了する。この
状態でレリーズボタン21が押圧されると、被写体から
の光はトリミングコマ11dに露光される。
【0026】再び標準撮影モードで撮影を行う場合に
は、モード切替えノブ27を「T」位置から「N」位置
に移動する。これにより、マイクロコンピュータ45に
は信号発生器46からモード切替え信号が送出される。
マイクロコンピュータ45はモード切換え機構30を駆
動して、露光範囲を露光用開口51のサイズから露光用
開口50のサイズに切換えるとともに、フォトセンサ5
2を駆動する。このとき、フォトセンサ52には標準コ
マ用パーフォレーション9が対峙していないため、フォ
トセンサ52は検出信号を出力しない。このとき、マイ
クロコンピュータ45はモータ42を回動し、フイルム
巻取り軸43を回動して、写真フイルム5を巻き上げ
る。
【0027】写真フイルム5が巻き上げられて、フォト
センサ52が標準コマ用パーフォレーション9を検出
し、1回目の検出信号を出力すると、マイクロコンピュ
ータ45は巻戻し速度を減速する。更にフォトセンサ5
2が2回目の検出信号を出力すると、マイクロコンピュ
ータ45はモータ42を停止して、フイルム巻上げを停
止する。これにより、露光用開口50には標準コマ8c
がセットされるようになる。この後、フォトセンサ52
の駆動が停止されて、標準コマ用のフイルム1コマ送り
が完了し、次の撮影準備が完了する。そして、レリーズ
ボタン21が押圧されると、被写体からの光は標準コマ
8cに露光される。
【0028】露光完了後、露光完了信号がマイクロコン
ピュータ45に送出されると、マイクロコンピュータ4
5はモータ42,フォトセンサ52を駆動して、標準コ
マ用のフイルム1コマ送りを行い、露光用開口50に標
準コマ8dをセットする。このようにして写真フイルム
5には、標準コマ8a、トリミングコマ11c,11
d、標準コマ8cが重なり合うことなく順次写し込まれ
る。また標準コマ8a、トリミングコマ11c,11
d、標準コマ8cの各コマ間隔は図示のように所定の間
隔となり、この写真フイルム5には大きな未露光部分が
生じることがないので、写真フイルム5を効率よく利用
することができる。
【0029】なお、トリミング撮影モードから標準撮影
モードに切換えたときに、前回写し込まれた撮影コマが
例えば標準コマ8の右側(給送方向の先端側)に位置す
る場合、例えばトリミングコマ11cの場合には、トリ
ミングコマ11dの部分は未露光部分となる。また本発
明の写真フイルム5では、標準コマ用パーフォレーショ
ン9,トリミングコマ用パーフォレーション10を給送
速度の減速用,給送の停止用の一対のパーフォレーショ
ンから構成したので、カメラ20により精度の高いフイ
ルム給送制御を行うことができる。
【0030】ところで、トリミング撮影モードから標準
撮影モードに切換え、露光用開口50に例えば標準コマ
8cがセットされた後、撮影せずに再度モード切替えノ
ブ27を操作してトリミング撮影モードにした場合に
は、図8に示すようにマイクロコンピュータ45はモー
ド切換え機構30を駆動して、露光範囲を露光用開口5
0のサイズから露光用開口51のサイズに切換えるとと
もに、フォトセンサ53を駆動する。この後、モータ4
2が回動され、フォーク40が逆転すると、写真フイル
ム5が巻き戻される。そして、フォトセンサ53がトリ
ミングコマ用パーフォレーション10を検出すると、マ
イクロコンピュータ45はフイルム巻戻しを停止する。
なお、このフイルム巻戻し停止の前には、上述したよう
に巻戻し速度が減速される。このようにして露光用開口
51にはトリミングコマ11eがセットされる。
【0031】また、標準撮影モードからトリミング撮影
モードに切換え、露光用開口51に例えばトリミングコ
マ11cがセットされた後、撮影せずに再度モード切替
えノブ27を操作して標準撮影モードにした場合には、
マイクロコンピュータ45はモード切換え機構30を駆
動して、露光範囲を露光用開口51のサイズから露光用
開口50のサイズに切換えるとともに、フォトセンサ5
2を駆動する。この後、モータ42が回動され、フイル
ム巻戻し軸43が回動すると、写真フイルム5が巻き上
げられる。そして、フォトセンサ52が標準コマ用パー
フォレーション9を検出すると、マイクロコンピュータ
45はフイルム巻上げを停止する。これにより、露光用
開口50には標準撮影モードに切り換える前の標準コマ
8bがセットされる。
【0032】以上のように繰り返し撮影が行われ、最終
コマの露光が完了すると、マイクロコンピュータ45は
フォトセンサ52,53を駆動するとともに、フイルム
巻取り軸43を回動してフイルム巻上げを開始する。こ
のときには、フォトセンサ52が巻上げ開始直後に、最
終コマ用パーフォレーション7のパーフォレーション7
cを検出し、検出信号をマイクロコンピュータ45に送
出する。これにより、マイクロコンピュータ45は前回
の露光が最終コマに行われたことを判断して、モータ4
2の駆動を停止し、巻上げを中止する。この後、マイク
ロコンピュータ45はモータ42を逆方向に回動し、フ
ォーク40を逆転させて巻戻しを行い、写真フイルム5
の先端をパトローネ本体3の内部に巻き込む。
【0033】なお、上記実施例では標準コマ用パーフォ
レーション9及びトリミングコマ用パーフォレーション
10の検出を一対のフォトセンサ52,53で行った
が、露光モードに応じてフォトセンサの位置を移動させ
た場合には、前記標準コマ用パーフォレーション9及び
トリミングコマ用パーフォレーション10の検出を1個
のフォトセンサで行うことができる。
【0034】図9は本発明の写真フイルムの第2実施例
を示すものである。この写真フイルム60はパーフォレ
ーションの数を少なくするために、下側に図2に示す写
真フイルム5のトリミングコマ用パーフォレーション1
0から、標準コマ用パーフォレーション9に対峙する位
置にあるパーフォレーション10a,10bを間引いた
トリミングコマ用パーフォレーション61を形成してい
る。この写真フイルム60では、トリミングコマ用のフ
イルム1コマ送りを行うときに、トリミングコマ用パー
フォレーション61と標準コマ用パーフォレーション9
とが用いられる。このため、写真フイルム60を用い、
トリミングコマ用のフイルム1コマ送りと、標準コマ用
のフイルム1コマ送りとを行う場合には、前記フォトセ
ンサ52,53以外に他のフォトセンサを設ける必要が
あり、このフォトセンサは露光用開口50を挟むよう
に、かつフォトセンサ53に対向する位置に配置され
る。
【0035】図10は本発明の写真フイルムの第3実施
例を示すものである。この写真フイルム65は更にパー
フォレーションの数を少なくするために、上側に沿って
図2に示すトリミングコマ用パーフォレーション10を
形成し、写真フイルム65の下側からパーフォレーショ
ンをなくしたものである。このトリミングコマ用パーフ
ォレーション10は標準コマ用パーフォレーション9を
包含しているので、この写真フイルム65では、トリミ
ングコマ用のフイルム1コマ送りを1個のトリミングコ
マ用パーフォレーション10で行い、また標準コマ用の
フイルム1コマ送りを2個のトリミングコマ用パーフォ
レーション10で行う。このため、写真フイルム65を
用い、トリミングコマ用のフイルム1コマ送りと、標準
コマ用のフイルム1コマ送りを行うカメラでは、フォト
センサ53の位置を、露光用開口50の反対側に移す必
要がある。
【0036】図11〜13はトリミングコマサイズが標
準コマサイズの2/3(面積比)であるカメラに用いら
れる本発明の写真フイルムの第4〜第6実施例を示すも
のである。図11に示す写真フイルム70は第1実施例
の変形例であり、上側に標準コマ用パーフォレーション
9を、下側にトリミングコマ用パーフォレーション71
をそれぞれ形成したものである。なお、トリミングコマ
用パーフォレーション71のピッチは標準コマ用パーフ
ォレーション9のピッチの2/3に設定されている。
【0037】図12に示す写真フイルム75は第2実施
例の変形例であり、上側に標準コマ用パーフォレーショ
ン9を、下側にトリミングコマ用パーフォレーション7
6をそれぞれ形成している。なお、トリミングコマ用パ
ーフォレーション76は図11に示すトリミングコマ用
パーフォレーション71から標準コマ用パーフォレーシ
ョン9を対峙する位置にあるパーフォレーション71
a,71bを間引いたものである。
【0038】図13に示す写真フイルム80は第2実施
例の変形例であり、上側に標準コマ用パーフォレーショ
ン9と、図12に示すトリミングコマ用パーフォレーシ
ョン76とを形成したものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、写真フイルムの側縁部にかつ長手方向に沿っ
て、標準撮影画面用パーフォレーションとトリミング撮
影画面用パーフォレーションとをそれぞれ形成したか
ら、標準撮影画面又はトリミング撮影画面を写し込んだ
ときに、各撮影画面に対応してフイルム1コマ送りの量
を変えることができ、利用効率を高めることができる。
【0040】請求項2記載の発明では、標準撮影画面用
パーフォレーション及びトリミング撮影画面用パーフォ
レーションを、フイルム給送速度の減速用とフイルム給
送の停止用の一対のパーフォレーションから構成したか
ら、フイルム給送速度を遅くした後、これを停止させる
から、正確な位置に写真フイルムを停止させることがで
きる。
【0041】請求項3記載のカメラでは、露光用開口サ
イズを標準画面サイズ又はトリミング画面サイズに可変
する撮影モード切替え手段と、標準画面用パーフォレー
ションを検出したときには標準用信号を、またトリミン
グ撮影画面用パーフォレーションを検出したときにはト
リミング用信号をそれぞれ出力するフイルム給送位置検
出手段と、露光用開口サイズが標準画面サイズのときに
標準用信号が出力されたときには、標準撮影画面分のコ
マ送りを行い、また露光用開口サイズがトリミング画面
サイズのときにトリミング用信号が出力されたときに
は、トリミング撮影画面分のコマ送りを行うフイルム給
送手段とを設けたので、撮影後に行われるフイルム1コ
マ送りの給送量を各撮影画面に対応したものとすること
ができるから、各撮影画面間の未露光部分を少なくし
て、写真フイルムの利用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真フイルムパトローネから引き出した本発明
の写真フイルムを示す図である。
【図2】標準コマとトリミングコマを写し込んだ本発明
の写真フイルムを拡大して示す図である。
【図3】図1に示す写真フイルムパトローネを用いる本
発明のカメラの斜視図である。
【図4】本発明のカメラに用いられるモード切換え機構
の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明のカメラのフイルム給送機構を示す概略
図である。
【図6】本発明のカメラで行われるフイルム初期送りを
示すフローである。
【図7】本発明のカメラで行われるフイルム1コマ送り
を示すフローである。
【図8】モード切換え時に本発明のカメラが行う処理を
示すフローである。
【図9】本発明の写真フイルムの第2実施例を示す図で
ある。
【図10】本発明の写真フイルムの第3実施例を示す図
である。
【図11】本発明の写真フイルムの第4実施例を示す図
である。
【図12】本発明の写真フイルムの第5実施例を示す図
である。
【図13】本発明の写真フイルムの第6実施例を示す図
である。
【図14】写真フイルムパトローネから引き出した従来
の写真フイルムを示す図である。
【符号の説明】
2 写真フイルムパトローネ 5 写真フイルム 8 標準コマ 9 標準コマ用パーフォレーション 10 トリミングコマ用パーフォレーション 11 トリミングコマ 20 カメラ 22 パトローネ装填蓋 27 モード切替えノブ 30 モード切換え機構 31〜34 遮光片 42 モータ 43 フイルム巻取り軸 50,51 露光用開口 52,53 フォトセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準サイズの撮影画面分のコマ送りをす
    るために設けられた標準撮影画面用パーフォレーション
    と、前記標準サイズとは異なるサイズのトリミング撮影
    画面分のコマ送りをするために設けられたトリミング撮
    影画面用パーフォレーションとを写真フイルムの側縁部
    に、かつ長手方向に沿って、それぞれ形成したことを特
    徴とする写真フイルム。
  2. 【請求項2】 前記標準撮影画面用パーフォレーション
    及び前記トリミング撮影画面用パーフォレーションは、
    フイルム給送速度の減速用とフイルム給送の停止用の一
    対のパーフォレーションから構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の写真フイルム。
  3. 【請求項3】 標準画面用パーフォレーションとトリミ
    ング撮影画面用パーフォレーションとを形成した写真フ
    イルムに、露光用開口サイズを可変して、標準画面サイ
    ズまたはトリミング画面サイズの撮影画面を写し込むカ
    メラにおいて、 前記露光用開口サイズを標準画面サイズ又はトリミング
    画面サイズに可変する撮影モード切替え手段と、前記標
    準画面用パーフォレーションを検出したときには標準用
    信号を、またトリミング撮影画面用パーフォレーション
    を検出したときにはトリミング用信号をそれぞれ出力す
    るフイルム給送位置検出手段と、露光用開口サイズが標
    準画面サイズのときに標準用信号が出力されたときに
    は、標準撮影画面分のコマ送りを行い、また露光用開口
    サイズがトリミング画面サイズのときにトリミング用信
    号が出力されたときには、トリミング撮影画面分のコマ
    送りを行うフイルム給送手段とを備えたことを特徴とす
    るカメラ。
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