JPH0616138U - タンク車両 - Google Patents

タンク車両

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JPH0616138U
JPH0616138U JP5428092U JP5428092U JPH0616138U JP H0616138 U JPH0616138 U JP H0616138U JP 5428092 U JP5428092 U JP 5428092U JP 5428092 U JP5428092 U JP 5428092U JP H0616138 U JPH0616138 U JP H0616138U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は車体フレーム上に、汚泥等を吸引貯
留する圧力タンクおよび洗浄水等を貯留する水タンクを
搭載してなるタンク車両において、それら両タンクの積
載効率を高めるとともに配管の外部への露出部分を少な
くし、さらに粉塵等の汚染物の大気への放出を防止す
る。 【構成】 車体フレームに圧力タンクTpと水タンクT
wとを搭載し、その水タンクTw内にブロアBを設ける
とともにその上方のエア室37に吸排弁装置Vを設け、
ブロアBと圧力タンクとを吸排弁装置Vおよびエア室3
7を介して連通し、ブロアBの駆動により圧力タンクT
p内のエアを前記エア室37で粉塵を分離したのち吸引
して大気に放出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧力タンクと水タンクとを備え、圧力タンク内には汚泥等の汚染流 体を回収処理するとともに水タンク内の水を洗浄水等に供することができるよう にした、タンク車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来密閉タンク内を負圧に発生させて該タンク内に下水道内のヘドロを吸引回 収し、また前記タンク内を高圧に保持してヘドロとともに吸い込まれた水分をタ ンク内から強制的に下水道に圧送還流されるようにした、ヘドロ等の回収装置は 公知である(特開昭63−293244号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが前記従来の装置では、タンク内を減圧あるいは加圧するための真空ポ ンプおよびタンクと真空ポンプとを連通する吸排管に介装される四方弁はいずれ も前記タンクから離れて設けられているので、この装置を車両に搭載するときは 、それらが車体上の有効空間を専有してしまい、タンク容量を減ずるばかりでな くタンク、真空ポンプおよび四方弁を継ぐ吸排管の配管の全長が長くなり、また その取回しが面倒になるという課題があり、さらに真空ポンプは四方弁を介して 直接タンク内の汚染エアを吸込み、またタンク内の汚染エアを大気に放出するの で、該ポンプの故障や大気汚染の原因になるという別の課題もある。
【0004】 本発明は上記に鑑みなされたもので、前記課題を全て解決してなる、新規なタ ンク車両を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成のため、本考案の特徴とするところは、車体フレーム上に搭載 される、圧力タンクおよび水タンクと、前記圧力タンクに連通し、該圧力タンク 内を減圧あるいは加圧し得るブロアと、前記圧力タンクおよび水タンクに連通し てそれらのタンク内の貯留水を吸引し得る水ポンプとを備えてなる、タンク車両 において、前記ブロアを前記水タンク内に配設するとともに該水タンク内上部の エア室に前記ブロアの吸込管と吐出管とを前記圧力タンクと外気とに選択的に切 換連通させるための吸排弁装置を設け、前記吸込管と吐出管の何れか一方と前記 吸排弁装置との間に前記エア室を介装したことである。
【0006】
【実施例】
以下、図面により本考案タンク車両の一実施例について説明する。
【0007】 図1は、本考案タンク車両の要部破断側面図であり、図2は該車両のタンク組 立体がダンプした状態の側面図である。
【0008】 タンク車両の車体フレームFはメインフレームMと、その上のサブフレームS とからなり、このサブフレームS上にタンクフレームTfが搭載され、このタン クフレームTfの後端はヒンジピン1によりサブフレームSに連結されている。
【0009】 タンクフレームTfの前端部とサブフレームSとの間には、テレスコープ状の ダンプシリンダ2が連結され、このシリンダ2の伸長作動により、タンクフレー ムTfはヒンジピン1回りに後方に傾倒できるようになっている。
【0010】 タンクフレームTf上には、タンク組立体Tが一体に搭載されており、このタ ンク組立体Tは、その後半部の密閉状の大容量圧力タンクTpと、その前半部の 小容量の密閉状清水タンクTwと、それら両タンクTp,Tw間に形成される密 閉状セパレータ室Csとより構成されている。
【0011】 清水タンクTw内の下部には、液封式ブロアBが設けられ、さらにタンクフレ ームTf前方のサブフレームS上には水ポンプPが一体に搭載されている。そし て前記ブロアBおよび水ポンプPは何れもタンク車両の走行用エンジンによりP TO(動力取出装置)を介して回転駆動されるようになっている。
【0012】 前記密閉状圧力タンクTpは円筒上に形成されており、その後面には排出口3 が開口され、この排出口3は、その上部に枢支4されるテールゲート5によって 開閉される。テールゲート5には圧力タンクTpに枢支6される開閉シリンダ7 の自由端が連結8され、このシリンダ7の伸縮作動によりテールゲート5を開閉 作動することができる。テールゲート5の外面には、ステー9を介して大型ホー スリール10が回転自在に支持されるとともにその下方には、他のステー11を 介して小型ホースリール12が回転自在に支持されており、大型ホースリール1 0に巻装されるホース13の自由端には、洗浄ノズル14が取付けられ、また小 型ホースリール12に巻装されるホース15の自由端には、洗浄ガン16が取付 けられている。
【0013】 前記圧力タンクTp内は、仕切壁18によって分離室19と汚泥室20とに区 画される。前記仕切壁18は分離室19側に凸の球面状に形成されており、支持 軸21により圧力タンクTpの両側壁に開閉可能に軸支されており、またその外 周にパッキン24が纏着されていて分離室19と汚泥室20を流体密に仕切れる ようになっている。
【0014】 圧力タンクTp内において、仕切壁18の上部には、圧力タンクTpに回動自 在に軸支される開閉シリンダ23が連結され、該シリンダ23の収縮作動によれ ば、仕切壁18は図1に実線で示すように起立して圧力タンクTp内を分離室1 9と汚泥室20とに流体密に区画し、また開閉シリンダ23の伸長作動によれば 、仕切壁18は図1に鎖線に示すように略90°回転伏倒して分離室19と汚泥 室20とを連通させることができる。
【0015】 前記分離壁18には、分離室19と汚泥室20とを連通する連通路25が、該 分離壁18を貫通して設けられる。この連通路25の、汚泥室20側の開口端に は汚泥室20内に貯留される汚泥水中の水分を一次的に濾過し得る、一次濾過装 置26が設けられる。この一次濾過装置26は、メッシュ状のフイルタエレメン トより構成されていて、汚泥室20内の汚泥水を一次的に濾過すべく比較的粗い メッシュにより構成される。
【0016】 図1に示すように、前記連通路25の、分離室19側半部は上向きに屈曲され 、その開口端には汚泥室20から分離室19へのみ流体の流れを許容するチェッ クバルブ27が取り付けられる。後述するように汚泥室20を加圧し、分離室1 9を大気に連通すれば汚泥室20内の貯留汚泥水中の水分は一次濾過装置26に よって一次的に濾過されたのち、連通路25およびチェックバルブ27を通って 分離室19に移送することができる。
【0017】 図1において分離室19内には、二次濾過装置28が設けられる。この二次 濾過装置28もメッシュ状のフイルタエレメントよりなり、前記水ポンプPの吸 込回路45(図3)に連通されており、後に詳述するように分離室19内の貯留 水を二次的に濾過すべく比較的密なメッシュに形成されている。
【0018】 図1において圧力タンクTpの後部上壁には、旋回筒31が旋回自在に支持さ れ、この旋回筒31に支持ブーム30が俯仰可能に支持されている。支持ブーム 30には、可撓性の吸引管32が支持され、この吸引管32の基端は前記旋回筒 31の下部に垂下されて前記汚泥室20内に開口する吸引ポート33に連通され る。吸引管32と吸引ポート33との連通部には、開閉バルブ29が介装されて 支持ブーム30から外方に長く延長され、その先端部は後述するように、下水道 34内に挿入できるようになっている。
【0019】 図3にはエア回路Caおよび水回路Cwの全体概略図が示される。
【0020】 前記エア回路Caは圧力タンクTpを減圧あるいは加圧すべく、前記ブロアB と前記圧力タンクTpとを後述する吸排弁装置Vを介して接続している。図4は 圧力タンクTpの減圧時の、ブロアB、吸排弁装置Vおよびそれらの配管系の概 略斜視図、図5は、図4の5−5線に沿う横断面図、図6は、圧力タンクTpの 加圧時の、ブロアB、吸排弁装置Vおよびそれらの配管系の概略斜視図、図7は 、図6の7−7線に沿う横断面図であり、以下に図3に、図4〜7を併せ参照し て前記ブロアBおよび吸排弁装置Vの構造を詳細に説明すると、清水タンクTw 内の下部には、前記液封式ブロアBが、清水内に浸漬された状態で設けられ、ま たその上部には、エア室37が画成され、該エア室37内に前記清水タンクTw の上壁によって支持される前記吸排弁装置Vが設けられる。
【0021】 前記ブロアBには、一対の吸込口35sおよび吐出口36dが開口され、一対 の吸込口35sに接続される吸込管35は上方に延びて前記エア室37に直接開 口され、また一対の吐出口36dに接続される吐出管36は前記吸排弁装置Vに 接続される。吸排弁装置Vは弁箱81と弁体82とより構成される。前記弁箱8 1は清水タンクTwの上壁に支持されており、図4,6に明瞭に示すように四つ に縦分割されて筒状に構成されて、四つの流体通路すなわち第一乃至第四流体通 路p1 ,p2 ,p3 ,p4 が並設されており、これらの通路p1 ,p2 ,p3 , p4 の上面はいずれも外部に開放されている。前記第一流体通路p1 の下部はエ ア通路83を介して前記セパレータ室Csの上部に連通され、前記第二流体通路 p2 の下部はエア室37に直接開口され、前記第三流体通路p3 は前記ブロアB の、一対の吐出管36に連通され、さらに前記第四流体通路p4 の下部は他のエ ア通路84およびサイレンサ85を介して大気に開口される。
【0022】 前記弁箱81の上面には、笠状の弁体82が被冠されて弁箱81の中央部に立 設される弁軸87に回転自在に支持されている。弁体82内は径方向の仕切板8 8によって第一弁室89と第二弁室90とに仕切られる。。弁体82の上端には 作動腕91が固着され、該作動腕91の先端に清水タンクTwの上壁適所に軸支 92されるエアシリンダ93の先端が連結され、このエアシリンダ93の伸縮作 動により、弁体82は弁軸87まわりに約90°往復回動して切換作動されるよ うになっている。弁体82が、図4,5に示すように減圧位置にあるときは、前 記弁体82は第一、第二流体通路p1 ,p2 および第三、第四流体通路p3 ,p 4 をそれぞれて連通状態におき、また弁体82が約90°回動制御されて、図6 ,7に示すように加圧位置に切換られたとき、前記弁体82は、第一、第三流体 通路p1 ,p3 および第二、第四流体通路p2 ,p4 をそれぞれ連通状態におく ことができる。
【0023】 図3に示すように前記セパレータ室Csと汚泥室20とは第一エア配管38を 介して相互に連通され、該第一エア配管38の、セパレータ室Cs側開口端は該 セパレータ室Csの下部に開口され、またその汚泥室20側開口端にはフロート バルブ40が設けられる。さらにセパレータ室Csは第2エア配管39を介して 前記分離室19および大気に連通され、該第2エア配管39の、分離室19への 連通部にはフロートバルブ41が設けられる。また第2エア配管39の、分離室 19への連通部の上、下流側には、第1、第2エア抜きバルブ42,43がそれ ぞれ設けられ、第1、第2エア抜きバルブ42,43をともに開弁すればセパレ ータ室Csは大気に連通され、また第2エア抜きバルブ43だけを開弁すれば、 セパレータ室Csは分離室19に連通される。
【0024】 次に図3を参照して、前記水ポンプP、タンク組立体Tおよび前記ホース13 ,15に接続される水回路Cwについて説明する。
【0025】 水ポンプPの吐出口には吐出回路46が接続され、その端部に四方分岐ジョイ ント47が接続され、その一つの接続口に外部洗浄回路17が接続され、この回 路17はその途中に洗浄バルブ44が介装され、その端部には前記大型ホースリ ール10に設けた連通路131 を介してホース13が連通される。前記分岐ジョ イント47の他の二つの接続口には、他の外部洗浄回路48およびタンク内洗浄 回路49が接続され、前記他の外部洗浄回路48は前記ホース15に接続され、 またタンク内洗浄回路49の端部は、圧力タンクTpの分離室19の前端部底壁 に設けた噴出ノズル50に接続される。他の外部洗浄回路48およびタンク内洗 浄回路49にはそれぞれ開閉弁51,52が接続される。
【0026】 水ポンプPの吸込口に接続される吸水回路45は、第1、第2および第3分岐 管53,54および55に分岐されており、第1分岐管53は第1開閉バルブ5 7を介して大気に開口され、第2分岐管54は第2開閉バルブ58を介して分離 室19の下部に連通され、さらに第3分岐管55は第3開閉バルブ59および第 1リサイクルバルブ60を介して前記清水タンクTwの下部に連通されている。 さらに前記第3分岐管55の、第3開閉バルブ59と第1リサイクルバルブ60 の途中からは第4分岐管56が分岐されており、この分岐管56の途中に第2リ サイクルバルブ61が介装されている。第4分岐管56の開口端は、分離室19 内に開口されてそこに前記二次濾過装置28が接続されている。
【0027】 水ポンプP、清水タンクTwおよびセパレータ室Csの底部には、ドレンバル ブ64,66および67がそれぞれ接続される。
【0028】 前記テールゲート5の上下中間部および下部には、吸引バルブ70および排出 バルブ71が設けられ、吸引バルブ70は汚泥室20内に汚泥以外の流動体を吸 引処理するのに利用され、また排出バルブは圧力タンクTp内の収容流体を排出 するのに利用される。
【0029】 次に主に図8〜13を参照してこの実施例の作用について説明する。
【0030】 図8〜13において、開閉バルブ、エア抜きバルブ、洗浄バルブ、リサイクル バルブ、ドレンバルブ等はそれらのポートが白色のものは開弁状態を、また黒色 のものは閉弁状態を示し、また水配管において左下りの斜線部分は水の流れを示 し、またエア配管において右下りの斜線部分はエアの流れを示し、さらに左下り 斜線に斑点のある部分は汚泥水の流れを示す。
【0031】 .汚泥水の圧力タンク内吸引作用(図8) これは、圧力タンクTp内を負圧に保持して、下水道34に貯留される汚泥を 汚水とともに汚泥室20に吸引する作用で、吸排弁装置Vを図4,5に示すよう に減圧位置に切換操作することにより、第一、第二流体通路p1 ,p2 および第 三、第四流体通路p3 ,p4 をそれぞれ連通状態におく。これによりブロアBの 吸込管35はエア室37、吸排弁装置Vおよびエア通路83を介してセパレータ 室Csに連通するとともにその吐出管36は吸排弁装置V、他のエア通路84お よびサイレンサ85を介して大気に連通する。これによりセパレータ室Cs内は 減圧されて負圧となり、圧力タンクTpの汚泥室20内のエアは図8矢印cに示 すように第一エア配管38およびフロートバルブ40を介してセパレータ室Cs 内に吸引され、該汚泥室20内は減圧される。ここで開閉バルブ29を開弁し、 吸引管32の開口端を下水道34内の汚泥水中に挿入すれば、その汚泥水を図8 に矢印dに示すように汚泥室20内に吸引、貯留することができる。この場合汚 泥室20内の負圧力によりチェックバルブ27は閉じられているので、汚泥水が 分離室19に流入することがない。
【0032】 ところで前記圧力タンクTp内のエア吸引作用において、圧力タンクTp内の エアは第一エア配管38を介してセパレータ室Cs内下部に導かれて一次的に粉 塵等の混入物が除去される。セパレータ室Cs内のエアはエア通路83を通って エア室37内の吸排弁装置Vに導かれる。該弁V内に入ったエアは、前述したよ うに第一通路p1 より第二通路p2 を通って清水タンクTw上部のエア室37内 に入り、ここでエア中の粉塵等の混入物は二次的に除去されて該タンクTw内の 水面上に落ちる。エア室37内のエアは吸込管35を通ってブロアBに吸い込ま れる。この場合ブロアBは液封式であるので、その運転は支障なく行われる。ブ ロアBからの加圧エアは吐出管36より吸排弁装置Vの第三通路p3 、第四通路 p4 を通り、さらに他のエア通路84、サイレンサ85を通って大気に放出され る。
【0033】 以上のとおり、圧力タンクTpより吸引されるエアは、そこに混入される粉塵 等の混入物が除去されるので、クリーンなエアを大気に放出し得る。
【0034】 .加圧リサイクル作用(図9) これは圧力タンクTp内を加圧して汚泥室20内の貯留汚泥中の汚水を一次濾 過しつつ該汚泥室20から分離室19へ加圧分離移送してその水を再度濾過して 浄化したのち、洗浄水等に再利用する作用で、開閉バルブ29を閉弁した後、図 6,7に示すように吸排弁装置Vを加圧位置に切換操作、すなわち弁体82を約 90°回動制御することにより、第一通路p1 と第三通路p3 および第二通路p 2 と第四通路p4 をそれぞれ連通状態として吐出管36を吸排弁装置Vおよびエ ア通路83を介してセパレータ室Csに連通するとともに吸込管35を吸排弁V 装置、他のエア通路84およびサイレンサ85を介して大気に連通し、さらに第 1エア抜きバルブ42の開弁により分離室19を第2エア配管39を介して大気 に開放した後、ブロアBを駆動すれば、そこからの加圧エアは図9に矢印eに示 すようにセパレータ室Csから第一エア配管38、フロートバルブ40を通って 汚泥室20に圧送され、汚泥室20内は高圧に加圧される。これにより汚泥中の 汚水は図9矢印fに示すように一次濾過装置28を通って一次的に濾過されて汚 泥と分離した後、連通路25、チェックバルブ27を通って分離室19に圧送さ れる。その際セパレータ室Cs内のエアは図9矢印gに示すように第二エア配管 39を通って大気に放出される。分離室19内の貯留水が所定レベルまで、すな わち圧力タンクTpの上部に設けた窓まできたら、汚泥室20の加圧を停止する ようにする。
【0035】 .加圧排出作用(図10) 汚泥室20内に吸引貯留され、水分を分離された汚泥は、タンク組立体Tを前 述のようにダンプできるところでは、図2に示すようにこれをダンプさせて排出 するが、室内等タンク組立体Tをダンプできないところでは以下の加圧作用によ り汚泥室20内の汚泥を排出する。図9の状態から第1リサイクルバルブ60を 開弁するとともに第2リサイクルバルブ61を閉弁し、さらに排出バルブ71を 開弁すれば、図10に矢印hに示すように汚泥室20内の汚泥を加圧排出するこ とができる。この場合水ポンプPは駆動しない。
【0036】 .圧力タンク内洗浄作用(図11) これは圧力タンクTpを清水により洗浄する作用で、開閉シリンダ23(図1 )の伸長作動により仕切壁18を閉成位置から約90°回動して略水平な開放位 置に保持する。第2リサイクルバルブ61を閉弁し、第1リサイクルバルブ60 および第3開閉バルブ59を開弁した後、水ポンプPを駆動すれば、清水タンク Tw内に予め貯留されている清水は図11矢印iに示すように第3分岐管55、 吸込回路45を通って水ポンプPに吸い込まれ、そこからの加圧水は図11に矢 印jに示すように吐出回路46、分岐ジョイント47、タンク内洗浄回路49を 通って噴出ノズル50から圧力タンクTp内に噴出され、該圧力タンクTp内を 洗浄することができる。
【0037】 .タンク外洗浄作用(図12) これはタンク組立体Tの外面、その周囲等タンクの外部を清水タンクTw内の 清水により洗浄する作用で、前記図11の状態から開閉バルブ52を閉、開閉バ ルブ51を開に切換れば、図12矢印kに示すように、高圧水は吐出回路46、 分岐ジョイント47および他の外部洗浄回路48よりホース15を通って洗浄ガ ン16に供給することができ小型ホースリール12からホースを引き出して圧力 タンクTp、その他の機器の外面を圧力洗浄水により洗浄できる。
【0038】 .下水道の洗浄作用(図13) これは水ポンプPからの高圧水により、下水道を洗浄する作用で、分離室19 には、前述の加圧リサイクル作用で既に一次濾過後の水が貯留されている。水ポ ンプPの駆動によれば、一次濾過後の貯留水は、二次濾過装置28により二次濾 過されて浄化された後、図13に矢印aで示すように第4、第3分岐管56,5 5より吸込回路45を通って水ポンプPに吸込まれる。洗浄バルブ44の開弁に より水ポンプPからの高圧水は図13に矢印bに示すように吐出回路46、外部 洗浄回路17およびホース13を通って洗浄ノズル14に圧送される。ホース1 3を大型ホースリール10より引き出して洗浄ノズル14を下水道34に挿入し た後、これを開作動すれば、そこから高圧水が噴射され、下水道34は綺麗に能 率良く洗浄され、その際洗浄ノズル14よりその後方に噴射される洗浄水の噴射 反力により洗浄ノズル14は、下水道34内を前進させることができる。
【0039】 以上本考案の一実施例について説明したが、本考案はその実施例に限定される ことなく、本考案の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば汚泥水の外、 他の汚染流体を吸引回収するようにしてもよい。
【0040】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、車体フレーム上に搭載される、圧力タンクおよ び水タンクと、前記圧力タンクに連通し、該圧力タンク内を減圧あるいは加圧し 得るブロアと、前記圧力タンクおよび水タンクに連通してそれらのタンク内の貯 留水を吸引し得る水ポンプとを備えてなる、タンク車両において、前記ブロアを 前記水タンク内に配設するとともに該水タンク内上部のエア室に前記ブロアの吸 込管と吐出管とを前記圧力タンクと外気とに選択的に切換連通させるための吸排 弁装置を設け、前記吸込管と吐出管の何れか一方と前記吸排弁装置との間に前記 エア室を介装したので、前記ブロアおよび吸排弁装置が車体フレーム上の有効容 積を減ずることなく、その結果車体フレーム上の圧力タンクおよび水タンクの積 載効率を高めることができ、またブロアと吸排弁装置間のエア配管構造を簡素化 するとともに該エア配管の外部への露出部分を少なくすることができ、さらに吸 込エア中に混入する粉塵等の混入物を水タンク内で除去することができ、汚染エ アの大気への放出が防止され、周囲の環境を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案タンク車両の一部破断側面図
【図2】タンク車両のタンク組立体ダンプ時の側面図
【図3】エア回路および水回路の全体概略図
【図4】圧力タンク減圧時におけるブロア、吸排弁装置
およびそれらの配管系の概略斜視図
【図5】図4の5−5線に沿う横断面図
【図6】圧力タンク加圧時におけるブロア、吸排弁装置
およびそれらの配管系の概略斜視図
【図7】図6の7−7線に沿う横断面図
【図8】汚泥水の吸引作用図
【図9】加圧リサイクル作用図
【図10】加圧排出作用図
【図11】圧力タンク内洗浄作用図
【図12】圧力タンク外洗浄作用図
【図13】下水道の洗浄作用図
【符号の説明】
35・・・吸込管 36・・・吐出管 37・・・エア室 B・・・・ブロア Cs・・・セパレータ室 F・・・・車体フレーム Tp・・・圧力タンク Tw・・・水タンク(清水タンク) V・・・・吸排弁装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム(F)上に搭載される、圧
    力タンク(Tp)および水タンク(Tw)と、前記圧力
    タンク(Tp)に連通し、該圧力タンク(Tp)内を減
    圧あるいは加圧し得るブロア(B)と、前記圧力タンク
    (Tp)および水タンク(Tw)に連通してそれらのタ
    ンク(Tp,Tw)内の貯留水を吸引し得る水ポンプ
    (P)とを備えてなる、タンク車両において、前記ブロ
    ア(B)を前記水タンク(Tw)内に配設するとともに
    該水タンク(Tw)内上部のエア室(37)に前記ブロ
    ア(B)の吸込管(35)と吐出管(36)とを前記圧
    力タンク(Tp)と外気とに選択的に切換連通させるた
    めの吸排弁装置(V)を設け、前記吸込管(35)と吐
    出管(36)の何れか一方と前記吸排弁装置(V)との
    間に前記エア室(37)を介装したことを特徴とするタ
    ンク車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010174596A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Howa Mach Ltd 清掃車の吸泥装置
JP6000402B1 (ja) * 2015-04-30 2016-09-28 富士臨海株式会社 触媒吸引装置
KR102045861B1 (ko) * 2018-07-16 2019-12-02 (주)영진특수 암롤탱크
JP2021038630A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 世苑 柯 吸上げ装置および吸上げタンクローリー

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