JPH0616334U - 自動車ボデー部品の自動搬送装置 - Google Patents

自動車ボデー部品の自動搬送装置

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JPH0616334U
JPH0616334U JP5941792U JP5941792U JPH0616334U JP H0616334 U JPH0616334 U JP H0616334U JP 5941792 U JP5941792 U JP 5941792U JP 5941792 U JP5941792 U JP 5941792U JP H0616334 U JPH0616334 U JP H0616334U
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rail
pallet
panel
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frame
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JP5941792U
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敏朗 荒木
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パレットに縦列に整列載置したクォータパネ
ルを容易に取出して自動的に搬送可能とする。 【構成】 自動車ボデーの外板部品を縦列に整列載置し
たパレット内から取り出して軌道レール30に沿って搬
送する自走可能な自動搬送装置31において、該自動搬
送装置内に設けたハンガーフレーム91を吊持した短尺
レール59の一端を前記パレット上部に配設した固定レ
ール26の端部と連結可能とし、かつ短尺レール59か
ら前記ハンガーフレームを乗り移り可能とするレール連
結機構75と、前記パレットの両側に回動自在に配設さ
れて前記外板部品を縦列支持するパネル受けをはね上げ
るはね上げ機構130を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の外板部品、例えばクォータパネル等の自動搬送装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動車の外板部品、例えばクォータパネルを組付ける場合、ク ォータパネルを縦列に整列載置したパレットより作業者が直接手により運搬して いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このクォータパネルにはショートパネルとロングパネルとがあ り、人手によるためショートパネルは1人、ロングパネル2人の作業となるため 人工数が大となる問題点があり、また、作業者により運搬するため、きず、曲り 等を生じて品質が低下する問題点があるとともに、作業姿勢が悪くなるため健康 管理および安全管理上に問題点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもので、パレットに縦列に 整列載置したクォータパネルを容易に取出して自動的に搬送することのできる自 動搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記技術課題を解決するため、自動車ボデーの外板部品を縦列に整 列載置したパレット内から取り出して軌道レールに沿って搬送する自走可能な自 動搬送装置において、該自動搬送装置内に設けたハンガーフレームを吊持した短 尺レールの一端を前記パレット上部に配設した固定レールの端部と連結可能とし 、かつ該短尺レールから前記ハンガーフレームを乗り移り可能とするレール連結 機構と、前記パレットの両側に回動自在に配設されて前記外板部品を縦列支持す るパネル受けをはね上げるはね上げ機構を具備することを特徴とするものである 。
【0006】
【作用】
上記構成としたことにより、ハンガーフレームはパレットの上部に配設した固 定レールにレール連結機構を介して乗り移るとともに、パレット上にパネル受け を介して縦列に整列載置された外板部品をそのパネル受けをはね上げ機構により 外してハンガーフレームにより把持・吸着して取出し可能とする。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。先ず、自動車の外板部 品であるクォーターパネルWを整列載置するパレット1に付いて説明する。図1 はパレット1の正面図、図2は平面図を示すもので、このパレット1はロングパ ネルWl 用とショートパネルWs 用とがあり、ほぼ同様に構成されるもので、ロ ングパネル用のパレット1に付いて説明する。このパレット1は複数枚のクォー タパネルWを縦掛け(縦列ともいう)状に所定の間隔で整列配置するもので、金 属製のものでパレット部2はアングル部材等により略長方形状に枠組みされてフ ォークリフトトラックの差込み口3が形成され、そのデッキ側には金網4が貼着 されるとともに、このデッキ側の短尺方向の所要の箇所には所定の高さを有して クォータパネルWの下縁側を支承する支持部5a,5b,5cが形成され、支持 部5a,5bの間にはクォーターパネルWのホイールアーチ部Waを支持するア ーチ支持部6が短尺方向に形成されている。
【0008】 また、このパレット部2の四隅にはそれぞれ対応して所定の高さを有する支柱 7a,7bおよび支柱8a,8bが立設されている。この支柱7a,7b間の所 定の高さ位置の内側には支持枠9が横架され、この支持枠9には複数本のパネル 受け10が所定の間隔で配設されている。このパネル受け10はクォーターパネ ルWのリヤ側の所定の縁部Wbを当接支持するもので所定の長さを有するアーム 11の先端には例えばゴム、合成樹脂等の弾性部材12が着脱可能に取付けられ 、アーム11の基部にはヒンジ管13が取付けられている。この様に形成された 複数のパネル受け10は支持枠9に沿って取付けられる軸14のそのヒンジ管1 3が挿通されて回動可能に支持枠9に取付けられるとともに、該パネル受け10 を図示パレット1の内側へ回動するとアーム11は支持枠9に当接されて図示所 定の角度の傾斜状に保持されてクォータパネルWのリヤ側の所定の縁部Wbを当 接支持するように設けられ、また、支柱7a,7b間の外側の所定の位置にはパ ネル受け10を軸14を中心としてはね上げ回動した場合これを受止め支持する 受け部材15が横架されている。
【0009】 また、支柱8a,8b間の所定の高さ位置の内側には支持枠16が横架され、 この支持枠16には支持枠9側に配設したパネル受け10と対応して複数本のパ ネル受け17が配設されている。このパネル受け17は縦掛け状にしたクォータ パネルWのフロント側の縁部Wcの側面を支持するもので、上記パネル受け10 と同様に所定の長さを有するアーム18の先端には例えばゴム、合成樹脂等の弾 性部材19が着脱可能に取付けられ、アーム18の基部にはヒンジ管20が取付 けられている。この様に形成された複数のパネル受け17はパネル受け10と同 様に支持枠16に沿って取付けられる軸21のそのヒンジ管20が挿通されて回 動可能にして支持枠16に取付けられるとともに、該パネル受け17を図示パレ ット1の内側へ回動するとアーム18は支持枠16に当接されて図示所定の角度 (パネル受け10より水平に近い)の傾斜状に保持されてクォータパネルWのフ ロント側の所定の縁部Wcの側面を当接支持するように設けられ、また、支柱8 a,8b間の外側の所定の位置にはパネル受け17を軸21を中心としてはね上 げ回動した場合これを受止め支持する受け部材22が横架されている。また、こ の支柱8a,8bの下部側の所定の位置にはブラケツト23が取付けられ、この フラケット23間にはアングル部材24が横架されるとともに、このアングル部 材24にはクォータパネルWのフロント側のアーチ部エッジWdを支持する例え ばゴム、合成樹脂等の弾性部材25が着脱可能に取付けられている。この様に設 けられたパレット1の設置場所の上部側の中央には所定の間隔で例えば溝型鋼か らなる固定レール26が配設され、この自動搬送装置31側の端部は角度45度 に切欠き26aされている(図8参照)。
【0010】 次に、上記のように設置されたパレット1よりクォーターパネルWを取出す自 動搬送装置31について説明する。この自動搬送装置31はパレツト1を設置し た上部に配設された固定レール26と直交状に配設された軌道レール30に吊持 状にした移動可能に設けられるもので、該自動搬送装置31は軌道レール30に 沿って走行するための走行駆動部32と固定レール26側へ乗り移り可能なハン ガー側走行駆動部61とこのハンガー側走行駆動部61に吊持状に設けられるパ ネル取出し機構90とより構成されている。
【0011】 この走行駆動部32はこの走行フレーム33と同フレーム33上に配設される 駆動機構40とより構成されている。この走行フレーム33は略長方形状の基台 34とこの基台34の両側の中央部には所定の長さの吊持用支柱35が対応して 立設され、この吊持用支柱35の両側には図4および図7に示すようにローラ取 付板36が軌道レール30のレール片30aの両側へ延出状に取り付けられ、こ のローラ取付板36にはそれぞれレール片30aの上面を転動するローラ37が 枢着されるとともに、レール片30aの左右の縁部を転動するサイドローラ38 がそれぞれ設けられている。
【0012】 また、この走行フレーム33上に配設される駆動機構40は駆動モータ41と このモータ41にカツプリング42を介して連結される減速機43とこの減速機 43に連繋されるチェーン・鎖車列44とからなり、このチェーン・鎖車列44 は図4および図6に示すように一方の吊持用支柱35a側の基台34の側部に立 設された支柱45の上端には中間鎖車46が枢着され、また、同支柱45の中間 部には上下に移動調整可能にテンション鎖車47が枢着されている。また、吊持 用支柱35aの所定の位置にはブラケツト48を介して二股状に対をなす揺動ア ーム49が軸50を介して揺動可能に枢着されるとともに、その端部側には従動 軸51が回転可能に支承され、この従動軸51の揺動アーム49間には軌道レー ル30のレール片30aの下面を転動するゴムローラ52がキー着され、同軸5 1の端部には従動鎖車53が取付けられている。また、この左右の揺動アーム4 9には対応して側方に張出す受け板54が取付けられ、また、この吊持用支柱3 5aのブラケット48の下部側には左右の受け板54に対応して二股状の支持板 55が取付けられ、同支持板55と受け板54との間にはボルトとコイルばねと からなるゴムローラ52の押圧調整部材56が介装されているこの様に設けられ た中間鎖車46,従動鎖車53,テンション鎖車47および減速機43の出力軸 に取付けられた駆動鎖車57にはチェーン58が掛着されている。
【0013】 この様に設けられた走行駆動部32の基台34の下面には図4、図7および図 8に示すように所定の間隔で支持部材58が垂設され、この左右の支持部材58 には軌道レール30と直交状に、かつ固定レール26と対応する間隔で固定レー ル26と同一断面形状の短尺レール59が取付けられ、この短尺レール59の固 定レール26側の端部は図8に示すように角度45度で切欠き59aされ、他端 部側にはストッパー部材60が取付けられ、このレール59間にはハンガー側走 行駆動部61が介装されている。このハンガー側走行駆動部61は走行駆動部6 2とレール連結機構75とより構成され、この走行駆動部62は上記短尺レール 59より下方の位置にハンガー基台63が左右対をなす支持杆64を介して設け られるもので、この左右対をなす支持杆64の上端部には短尺レール59を転動 可能にローラ66,67を備えたローラ取付部材65に止着されるとともに、左 右のローラ67はローラ軸68にキー着され、このローラ軸68の所定の位置に は従動鎖車69がキー着されている。また、ハンガー基台63の所定の位置には :減速駆動モータ70が載置されるとともに、その回転軸には従動鎖車69と対 応して駆動鎖車71がキー着され、両鎖車71,69にはチェーン72が掛着さ れている。また、ローラ取付部材65にはローラ66,67の上方でかつ短尺レ ール59の上方の所定高さ位置に望む部材73,74が取付けられている。
【0014】 また、レール連結機構75は左右の短尺レール59の外側に設けられるもので 、作動シリンダ76と連結レール部材79とからなり、図7および図8に示すよ うに作動シリンダ76はそのシリンダ部が支持部材58の側面の所定の位置に取 付けたブラケット77を介して水平回動可能に取付けられ、また、連結レール部 材79は支持部材58の固定レール26側側面の所定の位置にブラケット78を 介して取付けられている。
【0015】 この連結レール部材79は図9ないし図11に示すように所定の長さを有する 筒状体80とこの筒状体80の上下の所定の位置には対称形状のアーム片81が 取付けられ、このアーム片81には所定の間隔、すなわち固定レール26に対し 短尺レール59が対向された場合、その相互の切欠き26a,59a部分の間隔 で凸片82が突設されるとともに、上側のアーム片81の凸片82の先端は上反 り状に形成され、また、下側のアーム片81の凸片82の先端は下反り状に形成 され、この上下のアーム片81は接続片83,83により固定レール26および 短尺レール59に外嵌する間隔に形成され、このアーム片81間には固定レール 26および短尺レール59と同一断面形状を有し、かつ両レール26,59を接 続可能な長さのレール片84がその両端部が角度45度に切欠き84aされて取 付けられている。なお、この接続片83は固定レール26および短尺レール59 への当接基準片となる。また、筒状体80のアーム片81を取付けた中央部には 接続片83に対し所定の角度で作動アーム85が取付けられ、また、筒状体80 の上側アーム片81の上部の筒状体80の中心に対しアーム片81を形成した図 示角度90度範囲と対角する90度範囲には扇形状の部材86が取付けられてい る。このように形成された連結レール部材79はブラケット78にその筒状体8 0を介して枢着されるとともに、作動アーム85には作動シリンダ76のロッド 76aの先端が枢着されている。
【0016】 このように設けられたレール連結機構75は固定レール26に短尺レール59 が対設されて作動シリンダ76が伸長作動されると連結レール部材79は回動さ れて接続片83,83が両レール26,59の切欠き26a,59a部分の側方 へ当接されるとレール片84の切欠き84aは相互の切欠き26a,59aに突 合せ状に整合され、ハンガー側走行駆動部61は固定レール26側へ乗り移り可 能に連結される。また、作動シリンダ76を短縮作動すると連結レール部材79 は側方へ回動される。同時に部材86も回動してローラ取付部材65に設けた部 材73に取付けた図示しないリミットスイッチのレバーを回動し、連結レール部 材79が外側所定の位置に回動したことを確認する。
【0017】 このハンガー側走行駆動部61のハンガー基台63の所定の位置にはパネル取 出し機構90を昇降する昇降シリンダ87がそのロッド87aを下向きにして取 付けられるとともに、この昇降シリンダ87の左右にはガイド筒88が立設され 、ロッド87aの先端にはパネル取出し機構90のハンガーフレーム91が取付 けられている。
【0018】 このパネル取出し機構90はハンガーフレーム91とパネル把持機構100 とパ レット1側のパネル受け10,17をはね上げるはね上げ機構130 の間隔をショ ートパネルWs とロングパネルWl とに切替える切替え機構110 とはね上げ機構 130 とより構成されている。このハンガーフレーム91は上枠92と左右の縦枠 93,94と下枠95と中間枠96とにより縦長の長方形状の枠組み体に形成さ れ、この上枠92側にはハンガー基台63に設けたガイド筒88と対応してガイ ド筒97が取付けられるとともに、この左右のガイド筒97には所定の長さのカ イドバ99が取付けられている。そしてこのガイドバ99の上端側はガイド筒8 8に挿通されて該ガイド筒88に対し抜け止め可能設けられてハンガフレーム9 1は上下動可能に設けられ、この上枠92のほぼ中央部に昇降シリンダ87のロ ッド87aの先端が取付けられている。
【0019】 また、パネル把持機構100 はハンガーフレーム91の上枠92寄りの前部(パ レット側)に設けられるもので(図12参照)、ハンガーフレーム91の縦枠9 3の上部寄りの外側面には所定の長さで張出す取付片と102 とこの取付片102 よ り上方にかぎ形状に形成されて張出す支持片103 とからなる取付アーム101 が取 付けられるとともに、この支持片103 の段部には所定の長さの基枠104 が水平状 に取付けられ、その両端には断面略く字形状に形成された弾性部材を貼着した把 持片105 が取付けられている。また、支持片103 の先端側には略T字形状の作動 アーム106 が枢着され、この図示下片には基枠104 と対応する長さの基枠107 が 水平状に取付けられ、同基枠107 の両端には把持片105 と合口状の把持片108 が 取付けられている。また、支持片103 の図示角部には作動シリンダ109 のシリン ダ部が揺動可能に枢着され、そのロッド109aは作動アーム106 の上片に枢着され ている。この様に設けられたパネル把持機構100 はロッド109aが短縮作動される と把持片108 は把持片105 に対し開拡状となり、伸長作動すると閉じるように構 成されている。
【0020】 次に、切替え機構110 について説明する。この切替え機構110 はハンガーフレ ーム91の中心線、すなわち、昇降シリンダ87の中心線C上の中間枠96の中 心に枢着された作動リンク111 により切替え操作されるもので、この作動リンク 111 は所定の長さを有するとともにも、その両端には所定の長さの長孔112 が貫 設され、その中心部には図示直角状に所定の長さの作動杆113 が一体に形成され て中間枠96に枢着されている。また、この中間枠96には所定の角度で上方へ 延出する支持アーム114 が設けられ、この支持アーム114 の先端には作動シリン ダ115 のシリンダ部がそのロッド115aを下向きにして揺動可能に枢着されるとと もに、ロッド115aの先端は作動杆113 に枢着されている。この作動リンク111 の 両端には摺動杆116,117 がそれぞれ長孔112 を介して連繋されている。
【0021】 この摺動杆116,117 は左右の縦枠93,94の上下に取付けられた摺動受け部 材118 に摺動支持されるもので、この摺動受け部材118 は左右対称形状に形成さ れているので図示右側について説明すると、該受け部材118 は取付片119 と摺動 杆116 を摺動可能に挿通支持する摺動管120 と下片121 と支持片122 とにより略 方形状に枠組みされ、この支持片122 は下方へ延出されて上下対をなす把持ロー ラ123 が枢着され、この把持ローラ123 間には摺動支持杆124 が挾持状に支持可 能に設けられ、この様に設けられた摺動杆116 と摺動支持杆124 および摺動杆11 7 と摺動支持杆124 との間にはそれぞれ取付杆125 を介してはね上げ機構130 が 左右に対応して取付けられている。なお、左側の取付杆125 は長く形成されてい る。
【0022】 この取付杆125 の上端には略T字形状に作動レバー131 が枢着され、その一方 の端部には所定の長さを有してパレット1に設けたパネル受け10,17をはね 上げ可能にはね上げレバー132 が取付けられ、また、取付杆125 の下部側にはブ ラケット133 が取付けられ、このブラケツト133 には作動シリンダ134 の基部側 が枢着されるとともに、そのロッド134aの先端は作動レバー131 の他端に枢着さ れている。この様に設けられたはね上げ機構130 は作動シリンダ134 の短縮作動 によりはね上げレバー132 が回動されてパレット1側のパネル受け10,17を はね上げ可能に設けられるとともに、この左右のはね上げ機構130 は切替え機構 110 の作動シリンダ111 の伸縮作動によりその間隔が開縮されてロングパネルW l およびショートパネルWs に対処するように設けられている。
【0023】 また、ハンガーフレーム91の左右の縦枠93,94間にはバキューム機構13 5 が設けられている。下枠85の中央部に取付けられたブラケット136 には作動 シリンダ137 のシリンダ部が枢着され、そのロッド137aの先端には作動杆138 が 取付けられている。この作動杆138 は所定の長さを有し、その両端にはパレット 1側へ延出する取付片139 が取付けられ、この取付片139 には縦枠93,94に 取付けた摺動杆141 を有するブラケット140 に摺動可能に取付けられるアーム部 材142 が取付けられ、このアーム部材142 は図示のように上斜状にも受けられ、 その上端にはバキュームカップ144 を有するバキューム部材143 が水平状に取付 けられている。この様に設けられたバキューム機構135 は作動シリンダ137 の短 縮作動によりバキュームカップ144 を所定の距離パレット側へ移動してクォータ パネルWを吸着するように設けられている。
【0024】 次に、上記のように構成された自動搬送装置31によるクォータパネルWの取 出し搬送について説明する。 先ず、予め指示されている車種のクォータパネルWを載置したパレット1まで 駆動機構40の駆動により軌道レール30に沿って走行駆動部31がハンガーフ レーム91を吊持した状態で移動される。そして走行駆動部31が指示パレット 1の前面、すなわち、指示パレット1の上方に配設された固定レール26とハン ガー側走行駆動部61の短尺レール59とが対向する連結位置に達したことが図 示しないリミットスイッチにより確認されるとこの確認信号により走行駆動部3 1は停止される。
【0025】 この走行駆動部31の停止信号によりレール連結機構75の作動シリンダ76 が伸長作動されることで連結レール部材79は回動され(図8参照)、同連結レ ール部材79に取付けたレール片84が両レール26,59間に納められること で相互に連結されるとともに、同連結レール部材79に取付けられた部材86は 側方へ回動されて部材73に取付けた図示しないリミットスイッと離反してこの 離反信号により、ハンガー基台63の移動可能なことが確認される。
【0026】 このレール連結機構75によるレール26,59の連結が確認されると、走行 駆動部62の駆動モータ70が駆動されハンガー基台63はハンガーフレーム9 1を吊持した状態で固定レール26側へ乗換えられていく。この場合パネル把持 機構100 の作動シリンダ109 は伸長した状態で把持片105,108 は開拡されている 。
【0027】 このハンガー基台63の移動によりハンガーフレーム91の所定の位置に設け られたパネル確認用のリミットスイッチ145 により対象とするクォータパネルW が確認されると走行駆動部62は停止される。
【0028】 この走行駆動部62の停止信号により、はね上げ機構130 の左右の作動シリン ダ134 が短縮作動され、これによりはね上げレバー132 が回動されてクォータパ ネルWを支持したパネル受け10,17をはね上げてその保持状態を解く。
【0029】 このパネル受け10,17のはね上げと同時にバキューム機構135 の作動シリ ンダ137 が短縮作動して左右のバキュームカップ144 を前進して同バキュームカ ップ144 によりクォータパネルWの左右の所要箇所を吸着し、この吸着が確認さ れた後、作動シリンダ137 が伸長作動されてバキュームカップ144 は後退され、 これによりクォータパネルWは支持部5a,5b,5cおよびアーチ支持部6を 中心として図12に示す位置aより位置b側へ姿勢が引き起こされる。
【0030】 この引き起こし状態でクォータパネルWの上縁は開拡状のパネル把持機構100 の把持片105 に当接され、これにより同把持機構100 の作動シリンダ109 が伸長 作動されて把持片105,108 によりクォータパネルWの上縁が把持される。
【0031】 しかる後、ハンガーフレーム91を吊持した昇降シリンダ87が短縮作動され てクォータパネルWを把持・吸着した状態で上動されて支持部5a,5b,5c およびアーチ支持部6による支持状態を外す。
【0032】 この昇降シリンダ87の短縮作動に基づいて、走行駆動部62の減速駆動モー タ70が後退駆動されハンガー基台63はハンガーフレーム91を吊持した状態 で固定レール26側より短尺レール59側へ乗換えられる。これにともないレー ル連結機構75の作動シリンダ76が短縮作動されて連結状態が解除されて連結 レール部材79は側方へ回動されると同時に、その部材86は再び部材73のリ ミットスイッチを作動して連結レール部材79がその方へ回動したことが確認さ れる。この状態で走行駆動部32の駆動機構40が駆動されて軌道レール30に 沿って組立てラインに搬送される。以下、上記操作により、順次パレット1より クォータパネルWを自動的に取出して組み立てラインに搬送する。
【0033】 なお、上記実施例においてははね上げ機構130 を作動リンク111,摺動杆116,11 7 および摺動支持杆124 を摺動受け部材118 を介して作動シリンダ115 により間 隔調整可能に構成して例示したが、これに限定するものではなく、例えばこのは ね上げ機構130 を2本の作動シリンダにより独立的に作動して間隔調整する構成 であってもよい。また、パネル受け10,17をはね上げ機構130 のはね上げレ バー132 によりはね上げるように例示したが、例えば作動シリンダ134 により直 接はね上げる構成のものであってもよい。
【0034】 上述したように自動車ボデーの外板部品、例えばクォータパネルWを縦列に整 列載置したパレット1内から取り出して軌道レール30に沿って搬送する自走可 能な自動搬送装置31において、該自動搬送装置31内に設けたハンガーフレー ム91を吊持した短尺レール59の一端にパレット1の上部に配設した固定レー ル26の端部と連結したハンガーフレーム91を乗り移り可能とするレール連結機 構75と、パレット1の両側に回動自在に配設されてクォータパネルWを縦列支 持するパネル受け10,17をはね上げるはね上げ機構130 を具備する構成とし たものであるから、パレット1側へのハンガーフレーム91の移動が容易となると ともに、クォータパネルWの取出しが容易となり、また、クォータパネルWを安 定した姿勢に保持して取出し搬送することができるので、従来の人手に起因する 運搬上での品質上のきず、曲り等を著減することができて品質を安定することが でき、また、作業環境を改善することができて工数の低減を計ることができる。
【0035】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成したことにより、パレット側へのハンガーフレー ムの移動が容易となるとともに、クォータパネルの取出しが容易となり、また、 クォータパネルを安定した姿勢に保持して取出し搬送することができるので、従 来の人手に起因する運搬上での品質上のきず、曲り等を著減することができて品 質を安定することができ、また、作業環境を改善することができて工数の低減を 計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車ボデーの外板部品を整列載置するパレッ
トの正面図である。
【図2】同じくパレットの平面図である。
【図3】自動搬送装置の正面図である。
【図4】図3におけるA−A線より上部側の拡大図であ
る。
【図5】図3におけるA−A線より下部側の拡大図であ
る。
【図6】図3におけるB−B線拡大断面図である。
【図7】図3におけるD矢視図である。
【図8】図3におけるE−E線断面図である。
【図9】連結レール部材の平面図である。
【図10】連結レール部材の正面図である。
【図11】図10のA−A線断面図である。
【図12】図3の側面図で外板部品の取出しの説明図で
ある。
【図13】はね上げ機構の側面図である。
【符号の説明】
1 パレット 10,17 パネル受け 26 固定レール 30 軌道レール 31 自動搬送装置 59 短尺レール 75 レール連結機構 79 連結レール部材 91 ハンガーフレーム 130 はね上げ機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ボデーの外板部品を縦列に整列載
    置したパレット内から取り出して軌道レールに沿って搬
    送する自走可能な自動搬送装置において、該自動搬送装
    置内に設けたハンガーフレームを吊持した短尺レールの
    一端に前記パレット上部に配設した固定レールの端部と
    連結可能とし、かつ該短尺レールから前記ハンガーフレ
    ームを乗り移り可能とするレール連結機構と、前記パレ
    ットの両側に回動自在に配設されて前記外板部品を縦列
    支持するパネル受けをはね上げるはね上げ機構を具備す
    ることを特徴とする自動車ボデー部品の自動搬送装置。
JP5941792U 1992-07-30 1992-07-30 自動車ボデー部品の自動搬送装置 Pending JPH0616334U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013249040A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Daifuku Co Ltd 板状体取出装置及び車両用昇降装置の生産設備
CN116002304A (zh) * 2023-01-10 2023-04-25 黄石市中城自动化科技有限公司 一种托盘转挂系统及转挂托盘

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