JPH06166038A - エンボスシートの製造方法 - Google Patents

エンボスシートの製造方法

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JPH06166038A
JPH06166038A JP4343146A JP34314692A JPH06166038A JP H06166038 A JPH06166038 A JP H06166038A JP 4343146 A JP4343146 A JP 4343146A JP 34314692 A JP34314692 A JP 34314692A JP H06166038 A JPH06166038 A JP H06166038A
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JP
Japan
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plate
mask
embossing
embossed
resin film
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JP4343146A
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English (en)
Inventor
Motoyasu Nakanishi
幹育 中西
Akira Takayama
明 高山
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Suzuki Sogyo Co Ltd
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Suzuki Sogyo Co Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】エンボスデザインをもとに作成したポジフィル
ム10を光硬化性樹脂フィルム12に密着させて露光
後、光硬化性樹脂フィルム12を現像してマスク13と
し、このマスクでガラス板のような硬質板14の表面を
覆いマスク側からサンドブラスト加工を施して凹版を作
成し、この凹版にエンボス原料を注入し、素地シートの
密着状態でエンボス原料を硬化させ、その後脱版する。 【効果】硬質板としてガラス板のように安価で加工しや
すいものを適用すれば、版の作成費が格段に安上がりで
あり、しかも数十分という短時間で版の作成が可能とな
る。従って多くの版を短時間のうちに安価で揃えること
ができるため、一つの版型が長時間されてもエンボスシ
ートを効率良く、安価で大量生産できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は運動靴の靴底のように、
防滑性のエンボスを有するシートの製造方法に関する。
【0002】
【発明の背景】運動靴の靴底のような肉厚の防滑性のエ
ンボスシートを製造する方法には種々の手法が開発され
ているが、中でも次の二つが有力視される。一つは金型
内にポリウレタンエラストマーを流し込み、ハーフキュ
ア後、不織布シートを金型に乗せて鉄板との間に挟み、
加圧、加熱をしてエンボスを硬化成形する方法であり
(特開平1−310601号参照)、他の一つは金型の
替わりに孔版を用い、この孔版と不織布シートとを磁力
吸引作用で密着させた状態で、孔版にポリウレタンエラ
ストマーを流し込み、加熱硬化してエンボスを形成する
方法である(特願平4−185923号参照)。
【0003】しかしこれらいずれの方法も型または版の
作成にコストが掛かるため、エンボスシートの単価が高
く付きがちである。特に金型を用いる前者の方法では、
金型が長期間にわたり拘束され多数必要となるため、金
型の作成費だけでも膨大となり、これがエンボスシート
の単価に直接跳ね返ってしまう。またいずれの方法も型
または版の作成に時間を要するため、エンボスのデザイ
ン変更時には早期の対応をすることができない。
【0004】更にまた前者の方法では、不織布シートを
金型に乗せる際にポリウレタンエラストマーとの間にエ
アが残ってしまうという問題や、仕上げを綺麗にするた
めにはスキージや型管理を丁寧に行なわなければならな
いという課題がある。後者の方法においても、いわゆる
中抜きタイプのエンボスに対応できない点、一つのエン
ボスに段付けができない点、版厚が薄いため全面密着に
は工夫を要する点などの問題点がある。
【0005】
【開発を試みた技術的事項】本発明は、このような従来
手法の問題点や課題を少しでも多く解決するためになさ
れたものであって、エンボス成形用の版の製法を工夫し
た新規なエンボスシートの製造方法の開発を試みたもの
である。
【0006】
【発明の構成】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る第一の発明たるエ
ンボスシートの製造方法は、エンボスデザインをもとに
作成したポジフィルムを光硬化性樹脂フィルムに密着さ
せて露光後、光硬化性樹脂フィルムを現像してマスクと
し、このマスクで硬質板の表面を覆いマスク側からサン
ドブラスト加工を施して凹版を作成する版作成工程と、
この凹版にエンボス原料を注入し、素地シートを密着さ
せた状態でエンボス原料を硬化させ、その後脱版するエ
ンボス成形工程とを具えて成ることを特徴として成るも
のである。
【0007】また本出願に係る第二の発明たるエンボス
シートの製造方法は、エンボスデザインをもとに作成し
たポジフィルムを光硬化性樹脂フィルムに密着させて露
光後、光硬化性樹脂フィルムを現像してマスクとし、こ
のマスクで硬質板の表面を覆いマスク側からサンドブラ
スト加工を施して孔版を作成する版作成工程と、この孔
版の片面側に素地シートを密着させた状態で孔版の反対
面からエンボス原料を注入しこれを硬化させ、その後脱
版するエンボス成形工程とを具えて成ることを特徴とし
て成るものである。
【0008】更に本出願に係る第三の発明たるエンボス
シートの製造方法は、前記要件に加えて前記版作成工程
では、サンドブラスト加工により深い蝕刻加工と浅い蝕
刻加工とを行い、深い蝕刻部分と浅い蝕刻部分との一部
または全部を重ねて形成することを特徴として成るもの
である。
【0009】更にまた本出願に係る第四の発明たるエン
ボスシートの製造方法は、前記要件に加えて前記硬質板
はガラス板であることを特徴として成るものである。こ
れら発明により前記目的を達成せんとするものである。
【0010】
【発明の作用】本発明ではエンボスデザインをもとに作
成したポジフィルムを光硬化性樹脂フィルムに密着させ
て露光後、光硬化性樹脂フィルムを現像してマスクと
し、このマスクで硬質板の表面を覆いマスク側からサン
ドブラスト加工を施して凹版または孔版を作成するか
ら、一つの版を数十分程度の比較的短時間で完成するこ
とができ、しかも版作成費や設備費も従来手法に比べて
格段に安価である。また手書きのエンボス模様や微細模
様にも対応できる他、段付きのエンボスも成形可能であ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明を運動靴1の靴底2のエンボス3
を例にとり、図示の実施例に基づいて説明する。本発明
は版作成工程とエンボス成形工程と脱版工程とから成る
ものであり、この順で説明する。
【0012】(1)版作成工程 まず所望のエンボスデザインを作成し、このエンボスデ
ザインを被転写体Aとして、図2に示すようにスクリー
ン製版技術でポジフィルムであるリスフィルム10を作
成する。尚この手法ではカメラを用いるので、エンボス
デザインの縮小、拡大は自由である。因みにこのような
ポジフィルムは、もちろん他のものを適用することも可
能であるが、後の露光の際に感光部と非感光部との境界
を明確にするため、本実施例ではなるべく薄い素材であ
るリスフィルムを採用している。
【0013】次にこのリスフィルム10を図3(a)に
示すように光硬化性樹脂フィルム12に密着させ、リス
フィルム10側から露光して、リスフィルム10のエン
ボスデザイン以外の部分に対応した光硬化性樹脂フィル
ム12の部分を硬化させる。
【0014】なお光硬化性樹脂フィルム12は、サンド
ブラスト保護マスクとなるものであり、例えば光硬化性
樹脂層を透明フィルムで両面から剥離可能にサンドイッ
チし、使用時にリスフィルムとの密着面側の透明フィル
ムあるいは後述の硬質板との密着面側の透明フィルムを
剥離して用いる形態のものが便利である。また光硬化性
樹脂フィルム12は、後述するようにサンドブラストに
対する耐久性を要求される。この観点から選択できる光
硬化性樹脂フィルム12の一例として、ウレタン系感光
フィルムがあり、このものは100μmの薄さでもサン
ドブラストに耐えることができる。尚もちろん種々の樹
脂であっても、精度の点を問題としなければ、厚さを厚
くしてサンドブラストへの耐久性を増すことができるか
ら、作業性やコスト面等を考慮して適宜の樹脂を選択す
ることもできる。
【0015】ここで光硬化性樹脂は、例えばスチリルピ
リジニウム基を感光基としてポリ酢酸ビニル・ポリビニ
ルアルコールエマルジョンに導入した感光性樹脂や、こ
の他カラギナン、ゼラチン等の天然水溶性ポリマー、カ
ルボキシメチルセルロース、アルギン酸アンモン、でん
ぷん、メチルアミノプロピルエーテル等の半合成水溶性
ポリマー及びベンゾフェノン、チオキサントン、ベンゾ
インエーテル等の光重合開始剤、そしてモノマーとから
成る光重合型のものや、重クロム酸塩、ジアゾ樹脂、ビ
スアジド化合物等の光架橋剤とから成る混合型のものが
ある。
【0016】尚、光硬化樹脂の「光硬化」とは、可視
光、紫外線、X線、電子線などのエネルギーの高い電磁
波の照射を受けると、エネルギーを吸収して架橋、硬
化、不溶化を起こして固化する物質全般を指すものであ
り、同様に「光」とはこれらエネルギーの高い電磁波を
総称するものである。
【0017】次に光硬化性樹脂フィルム12のうち、リ
スフィルム10のエンボスデザインに対応した非感光部
分を図3(b)に示すように炭酸水中でブラシB等を用
いて洗い流し、これを乾燥した後、感光部分の硬度を上
げる目的で再度露光してマスク13を作成する。そして
図3(c)に示すように、このマスク13を版の原板で
ある硬質板14の表面に密着させ、この状態でマスク1
3側の面にサンドブラスト加工を施す。なおマスク13
を硬質板14に密着させるため、予め硬質板14側に接
着剤を塗布しておくとよい。
【0018】ここで硬質板14とは、硬質の素材から成
り、サンドブラスト加工に適する素材をいい、例えばガ
ラス、セラミックス、石材、人工大理石等脆弱性を有す
る素材の他、場合によっては金属等も含むものである。
尚、硬質板14の中でもガラス板は割れることさえ気を
つければ、安価で入手しやすい上にサンドブラスト加工
がおこないやすく、また靴底のエンボスの長さ程度であ
れば数十分という短時間で加工できるので作業性が良
い。
【0019】またブラスト用の研磨材は、通常墓石や表
札などの蝕刻に用いるものでよく、例えば天然硅素、ガ
ーネット、炭化硅素カーボン、ランダム、人造コランダ
ム等が適用できる。もちろんこれら研磨材の選定は、硬
質板14の材質や作業性等を加味して適宜選択すること
になる。
【0020】次にサンドブラストによる蝕刻加工の態様
につい説明する。まず図4、5に示すように硬質板14
の途中まで蝕刻して、エンボスの長さ寸法と同じ深さを
有する凹部15を形成した凹版16を作成することがで
きる。この場合図4(a)のようにまず狭範囲a1 に蝕
刻を施し、その後この狭範囲a1 を含む広範囲a2 に重
ねて蝕刻を施したり、逆に図4(b)のように先に広範
囲a2 に蝕刻し、その一部である狭範囲a1 に蝕刻する
ことにより、段差のある凹部15を形成することができ
る。因みにこのような段差付きの凹部15を有する図5
(a)に示すような凹版16を用いれば、図6(a)の
ような段差付きのエンボス3が形成できる。また図5
(b)に示すように2段階に蝕刻する各範囲同士の一部
のみを重ねるようにすれば、図6(b)のように段差に
ずれがあるエンボス3を形成することも可能である。更
にまた図5(c)に示すように広範囲a2 に浅く蝕刻し
た後、その中央の狭範囲a1 をマスクして再度広範囲a
2 を蝕刻すれば図6(c)のように中抜き部17を有す
るエンボス3を形成することもできる。また例えば図5
(a)のような凹版16の蝕刻では、狭範囲a1 と広範
囲a2 との境目の角部が丸みを帯びる場合もあるため、
図5(a’)のように狭範囲a1 と広範囲a2とを別々
にサンドブラストで形成した版を、上下に重ねて接着し
凹版16とする手法を採ることもできる。
【0021】次に他の蝕刻加工の態様として、エンボス
の長さと同じ厚さの硬質板14を用いて、図7に示すよ
うに蝕刻により孔部18を形成して孔版19を作成する
ことができる。なお図8(a)に示すように孔部18と
凹部15との混在や、図8(b)に示すように凹部15
の一部に孔部18が形成されている版を作成することも
できる。また通常のサンドブラストでは図9に示すよう
に凹部または孔部にテーパが付くため、これを利用して
テーパ付きのエンボスを成形することもできるし、また
このテーパを抜き勾配として利用することもできる。更
に発展して例えば靴底の爪先部分のように、なだらかに
傾斜しながらせり上がるような、言わばなだらかなテー
パ面を有するエンボスの成形にも利用できる。サンドブ
ラストの距離をおき、時間をかけてブラストすれば、テ
ーパのない垂直面を有する凹部または孔部が形成でき
る。尚、蝕刻面は梨地状になっているから、脱版性向上
のため、版使用前に離型剤を塗布しておくことが好まし
い。
【0022】(2)エンボス成形工程 上記凹版16または孔版19を用いてエンボスを成形す
る工程である。以下凹版16を使用する場合と孔版19
を使用する場合とに分けて説明する。
【0023】(イ)凹版を使用する場合 図10(a)のように凹版16の凹部15にエンボス原
料の一例としてポリウレタンエラストマーPの液を流し
込み、スキージ後一旦加熱して半硬化させる。このポリ
ウレタンエラストマーPは、プレポリマーとポリイソシ
アネートとの混合液から成り、これを加熱することによ
って硬化するものであり、本実施例ではプレポリマーで
ある日本ポリウレタン工業株式会社のニッポラン(登録
商標)に、ポリイソシアネートである大日本インキ株式
会社のパンデックス(登録商標)を混合して用いた。ま
たノズルから吹き付けて供給するポリウレタンエラスト
マーとして好適なものに、日本合成化学工業株式会社の
無溶剤即硬ウレタン樹脂などもある。
【0024】尚、スキージは凹部15からはみ出た液を
除去する作業であるが、図10(b)に示すように凹版
16を用いる場合には、このスキージを丁寧に行わない
と、エンボス部分と素地部分との色のコントラストが大
きい場合にはエンボスの回りにはみ出た部分が柄として
出てしまい靴底の意匠性を著しく損なうことになる。こ
の点、硬質板14としてガラス版を採用した場合には、
液のはみ出しを簡単にきれいに取り除くことができる。
またガラス版はエンボス成形後の離型性にも非常に優れ
る他、洗浄性も良いため版の管理面においても優れてい
る。
【0025】次にポリウレタンエラストマーPの状態を
確認後、図10(c)のように凹版16上に素地シート
20を乗せ、その上にクッション材としてスポンジ21
を乗せ、更に鉄板22を乗せてボルト締め等でしっかり
と押圧密着する。これをオーブン23に入れて加熱し、
ポリウレタンエラストマーPを硬化させることでエンボ
スが形成される。
【0026】尚、素地シート20は、例えば合成樹脂、
ゴム、不織布など従来使用されている素材が適用でき
る。尚、素地シート20として不織布を適用する場合に
は、熱可塑性繊維、熱硬化性繊維のいずれによるもので
もよく、その一例としてバックスキン状人工皮革である
東レ株式会社製のエクセーヌ(登録商標)などを適用す
ることができる。尚、このエクセーヌ(登録商標)に
は、黄色、オレンジ色など種々の色があるので、エンボ
スを黒色系とすることで色彩的なコントラストによる意
匠を靴底に施すことができる。
【0027】この他、引裂強度、引張強度、耐磨耗性の
ある通常の不織布シートをはじめ、厚手のフィルムシー
ト等も適用できる。通常の不織布シートとしては、ウレ
タン等の弾性長繊維を自己接着させたものが好適であ
る。この場合、厚手の不織布シートを適用すれば、緩衝
性に優れた靴底を提供することができる。尚、フィルム
シートを素地シート20として用いるときは、人工皮革
や不織布に比較すると素材の対比を意匠的に表現しにく
いが、色彩的なコントラストにより意匠性を高めること
ができる。
【0028】(ロ)孔版を使用する場合 図11(a)にように素地シート20の上に孔版19を
密着させ、孔部18にポリウレタンエラストマーPの液
を流し込みスキージする。尚、素地シート20と孔版1
9との密着が悪いと液が浸み出してエンボスの回りに柄
として出てしまうため、接着、貼着、磁力吸着あるいは
素地シート20の下にクッション材を敷き孔版の上から
押圧させるなどの適宜の手段で確実に密着させる。また
図11(b)に示すように孔版19を使用する場合のス
キージは、エンボスの天面を規定するものであるから、
比較的ラフに行えばよい。次に孔版19を素地シート2
0との密着状態でオーブン23内に入れ加熱してポリウ
レタンエラストマーPを硬化させエンボスを形成させ、
これを冷却後、エンボス3を版からはずして靴底となる
エンボスシートが得られる。
【0029】また孔版を使用する場合の他、凹版であっ
てもガラス板のように光を透過するものの場合には、エ
ンボス原料はポリウレタンエラストマーPの他に光硬化
樹脂を適用することもできる。なおここでいう光硬化樹
脂は、上記光硬化性樹脂フィルム12と同様である。光
硬化樹脂を適用する場合のエンボス成形工程は、素地シ
ートの上に孔版を密着させた状態で、孔部に光硬化樹脂
を流し込み、スキージ後、孔部の開放側から光を照射し
て比較的短時間のうちに光硬化樹脂を硬化させてエンボ
スを形成させる。
【0030】
【発明の効果】本発明ではエンボスデザインをもとに作
成したポジフィルムを光硬化性樹脂フィルムに密着させ
て露光後、光硬化性樹脂フィルムを現像してマスクと
し、このマスクで硬質板の表面を覆いマスク側からサン
ドブラスト加工を施して凹版または孔版を作成するか
ら、硬質板としてガラス板のように安価で加工しやすい
ものを適用すれば、版の作成費が格段に安上がりであ
り、しかも数十分という短時間で版の作成が可能とな
る。
【0031】従って多くの版を短時間のうちに安価で揃
えることができるため、一つの版型が長時間されてもエ
ンボスシートを効率良く、安価で大量生産できる。また
この方法によれば、従来フライス盤、NCフライス盤等
で金型を作成する場合にできなかった手書きのデザイン
にも対応できる。更にまた版の作成が容易であるから、
靴底等のエンボスデザインの変更にも直ちに対応できる
とともに、サンドブラストの種々の形態のエンボスが作
成可能である。
【0032】更にまた硬質板がガラス板であれば、スキ
ージの際、液のはみ出しを簡単にきれいに取り除くこと
ができる他、エンボス成形後の離型性にも非常に優れる
とともに、洗浄性も良いため版の管理面においても手間
が掛からない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンボスシートの製造方法を運動靴の
靴底に適用した実施例であって、これにより製造した靴
底を一部剥離して示す運動靴の斜視図である。
【図2】リスフィルムの形成過程を段階的に示す斜視図
である。
【図3】光硬化性樹脂フィルムによる版の作成工程を段
階的に示す縦断側面図である。
【図4】段差付き凹部の二種の形成手法をそれぞれ段階
的に示す縦断側面図である。
【図5】段差付き凹部の種々の実施例を示す破断斜視図
である。
【図6】上記各凹部に対応し形成される段差付きエンボ
スをそれぞれ示す破断斜視図である。
【図7】孔版の一部を拡大して示す破断斜視図である。
【図8】孔部と凹部とを併設した二種の実施例を示す破
断斜視図である。
【図9】凹部及び孔部にテーパ面を形成した実施例を示
す破断斜視図である。
【図10】凹版を用いたエンボス成形工程を段階的に示
す斜視図である。
【図11】孔版を用いたエンボス成形工程を段階的に示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 運動靴 2 靴底 3 エンボス 10 リスフィルム 12 光硬化性樹脂フィルム 13 マスク 14 硬質板 15 凹部 16 凹版 17 中抜き部 18 孔部 19 孔版 20 素地シート 21 スポンジ 22 鉄板 23 オーブン A 被写体 B ブラシ P ポリウレタンエラストマー a1 狭範囲 a2 広範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:50 4F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンボスデザインをもとに作成したポジ
    フィルムを光硬化性樹脂フィルムに密着させて露光後、
    光硬化性樹脂フィルムを現像してマスクとし、このマス
    クで硬質板の表面を覆いマスク側からサンドブラスト加
    工を施して凹版を作成する版作成工程と、この凹版にエ
    ンボス原料を注入し、素地シートを密着させた状態でエ
    ンボス原料を硬化させ、その後脱版するエンボス成形工
    程とを具えて成ることを特徴とするエンボスシートの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 エンボスデザインをもとに作成したポジ
    フィルムを光硬化性樹脂フィルムに密着させて露光後、
    光硬化性樹脂フィルムを現像してマスクとし、このマス
    クで硬質板の表面を覆いマスク側からサンドブラスト加
    工を施して孔版を作成する版作成工程と、この孔版の片
    面側に素地シートを密着させた状態で孔版の反対面から
    エンボス原料を注入しこれを硬化させ、その後脱版する
    エンボス成形工程とを具えて成ることを特徴とするエン
    ボスシートの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記版作成工程では、サンドブラスト加
    工により深い蝕刻加工と浅い蝕刻加工とを行い、深い蝕
    刻部分と浅い蝕刻部分との一部または全部を重ねて形成
    することを特徴とする請求項1または2記載のエンボス
    シートの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記硬質板はガラス板であることを特徴
    とする請求項1、2または3記載のエンボスシートの製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4850200A (en) * 1987-07-10 1989-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Refrigerating circuit device for air conditioning apparatus and control method thereof
US7047668B2 (en) 2003-07-24 2006-05-23 Nike, Inc. Article of footwear having an upper with a polymer layer
CN112677050A (zh) * 2020-12-15 2021-04-20 江苏海乐塑胶有限公司 一种提高pvc压延膜表面光泽度的装置

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