JPH0616726U - たわみ継手 - Google Patents

たわみ継手

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JPH0616726U
JPH0616726U JP5535192U JP5535192U JPH0616726U JP H0616726 U JPH0616726 U JP H0616726U JP 5535192 U JP5535192 U JP 5535192U JP 5535192 U JP5535192 U JP 5535192U JP H0616726 U JPH0616726 U JP H0616726U
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JP
Japan
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elastic
cord
flexible joint
divided
portions
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Pending
Application number
JP5535192U
Other languages
English (en)
Inventor
文夫 佐伯
穣 森岡
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾性体の優れた圧縮変形耐力を活して、駆動
軸と被駆動軸との間における一方側の捩り角度に対する
他方側の捩りトルクの上昇勾配を緩やかに抑えて、振動
を確実に吸収する。 【構成】 対の外筒31,31の相互間にガラス繊維の
弾性コード32を複数回巻回し、それらの外筒31,3
1の間に位置する弾性コード32の中間部位32A,3
2Aのそれぞれを2組の分割部位32A−1,32A−
2に分け、それらの分割部位32A−1,32A−2の
間の隙間Sを含めて、弾性コード32をウレタンゴムに
よって囲繞した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に、自動車等の動力伝達系に用いて好適なたわみ継手に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のたわみ継手としては、例えば、実開昭61−123225号公 報に記載のものが知られている。
【0003】 かかるたわみ継手は、駆動軸側に連結される第1の内筒の外周部に円筒状の第 1の弾性中間部材を介して第1の外筒を嵌着し、同様に、被駆動軸側に連結され る第2の内筒の外周部に円筒状の第2の弾性中間部材を介して第2の外筒を嵌着 し、そして、第1および第2の外筒の相互間に弾性コードを巻回して、それら第 1および第2の外筒と弾性コードを弾性体で囲繞した構成となっている。そして 、第1および第2の弾性中間部材の弾性によって、駆動軸と被駆動軸との間にお ける一方側の捩り角度に対する他方側の捩りトルクの上昇勾配を緩やかに抑えて 、振動の発生を防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のたわみ継手では、内筒と外筒との間に弾性中間部材が介 在するため、それらの内筒と外筒とを同心的に配置することが難しく、内筒と外 筒との複数の組の相互間において平衡が損われて、振動の発生原因となるおそれ があった。しかも、回転トルクの伝達に際し、引張強度の弱い弾性中間部材に引 張力が作用して、その弾性中間部材の破壊にひいては内筒と外筒との金属同士の 衝突による騒音の発生を招くおそれもあった。
【0005】 本考案の目的は、弾性体の優れた圧縮変形耐力を活して、駆動軸と被駆動軸と の間における一方側の捩り角度に対する他方側の捩りトルクの上昇勾配を緩やか に抑えて、振動を確実に吸収することができるたわみ継手を提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のたわみ継手は、駆動軸側および被駆動軸側に連結される対の筒体の間 に弾性コードを複数回巻回し、前記弾性コードを弾性体で囲繞してなるたわみ継 手において、前記弾性コードは、前記対の筒体の間に位置する中間部位が複数組 に分けられ、前記複数組の弾性コードの中間部位の相互間に弾性体を介在させた ことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案のたわみ継手は、駆動軸側と被駆動軸側のそれぞれに連結される対の筒 体の間に複数回巻回される弾性コードにおいて、その対の筒体の間に位置する中 間部位を複数組に分けて、その複数組の中間部位の相互間に弾性体を介在させた ことにより、捩りトルクが加わった際に、弾性コードの複数組の中間部位がそれ らの間の弾性体を圧縮変形させる。この結果、弾性体の優れた圧縮変形耐力によ って、駆動軸と被駆動軸との間における一方側の捩り角度に対する他方側の捩り トルクの上昇勾配を緩やかに抑えて、振動を確実に吸収する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1から図6は、本考案の第1の実施例を説明するための図であり、図1は本 例のたわみ継手1の平面図である。
【0010】 図1において、11は、紙面と同一の平面上にて点0を中心として回転可能な 駆動軸(図示せず)に連結される計3つの第1の内筒であり、また21は、その 駆動軸と同軸回転可能な被駆動軸(図示せず)に連結される計3つの第2の内筒 である。それら3つずつの第1および第2の内筒11および21は、点0を中心 とする角60°の等間隔で交互に位置し、そして、互いに隣接する第1および第 2の内筒11および21の間に、弾性リンクLが計6つ連結されている。弾性リ ンクLは、図2および図3に示すように、外筒31,31の間にガラス繊維の弾 性コード(以下、単に「コード」という)32が多数回巻回されて、そのコード 32が外筒31,31と共に一体化されている。また、コード32は、外筒31 ,31の間に位置する図3中上下の中間部位32A,32Aのそれぞれが図4中 上下の2つの部分32A−1,32A−2に分けられており、それらの部分(以 下、「分割部位」という)32A−1,32A−2の相互間に隙間S(図2およ び図4参照)が形成されている。このような構成の弾性リンクLの製造方法につ いては後述する。なお、外筒31の両端のそれぞれには外フランジ部が形成され ており、図1中における4つの弾性リンクLについては、コード32の図示を省 略している。
【0011】 そして、それぞれの弾性リンクLにおける外筒31,31は、図2に示すよう に、互いに隣接する内筒11,21の外周部に嵌着されている。これにより、計 6つのリンクLが図1に示すように平面正六角形状に連結され、さらに、図1お よび図4に示すように全てのリンクL全体がウレタンゴム(弾性体)33によっ て囲繞されて、たわみ継手1が構成されている。そのウレタンゴム33は、図4 に示すようにコード32の分割部位32A−1,32A−2の間の隙間S内に入 り込んでそれらの間にも介在する。
【0012】 しかして、このような構成のたわみ継手1は、3つの内筒11が駆動軸側に連 結され、かつ他の3つの内筒21が被駆動軸に連結されることによって、使用に 供される。そして、たわみ継手1は、それらの駆動軸と被駆動軸との間において 回転力を伝達する。その際、たわみ継手1に捩りトルクが加わることにより、そ れぞれのリンクLにおけるコード32の分割部位32A−1,32A−2は、そ れらの間の隙間S(図2および図4参照)内に位置するウレタンゴム33を圧縮 変形させることになる。この結果、ウレタンゴム33の優れた圧縮変形耐力によ って、駆動軸と被駆動軸との間における一方側の捩り角度に対する他方側捩りト ルクの上昇勾配が図5中の曲線Aのように緩やかに抑えられ、トルク伝達がなめ らかになって振動の発生が回避される。図5中の点線Bは、コード32の中間部 位32A,32Aが分けられていない従来のたわみ継手の特性を示す。
【0013】 次に、上述した弾性リンクLおよびたわみ継手1の製造方法の一例について説 明する。
【0014】 まず、弾性リンクLの製造に際しては、外筒31,31を所定の間隔で巻線機 に保持し、そしてエポキシ樹脂を主剤とする硬化剤混合液に番手135のガラス 繊維のコード32を含浸させながら、そのコード32を外筒31,31の間に所 定のターン数だけ巻き付ける。その後、コード32が巻き付けられた外筒31, 31を巻線機から外して、図6(a)および(b)に示すように、コード32の 中間部位32A,32Aのそれぞれにスペーサ50を差し込み、中間部位32A ,32Aのそれぞれを図6(a)中の上下2組の分割部位32A−1,32A− 2に分けて撓ませる。そして、その状態のまま、コード32に含浸された硬化剤 混合液中のエポキシ樹脂を硬化させ、その硬化をまってからスペーサ50を外し 、分割部位32A−1,32A−2の間に隙間Sを形成する。
【0015】 そして、このように構成した弾性リンクLの外筒31,31内に内筒11およ び21を圧入して(図2参照)、計6つの弾性リンクLを平面正六角形状に連結 し、それを金型内にセットして予熱してから、例えばゴム硬度80Aのウレタン ゴム33を真空注入する。そして、ウレタンゴム33によって弾性リンクL全体 をモールドすると共に、その表面をも薄く覆う。その後、ウレタンゴム33を所 定温度で硬化させることによって、たわみ軸1が完成される。
【0016】 図6は、本考案の第2の実施例を説明するための図4と同様の図であり、本実 施例の場合は、コード32の分割部位32A−1,32A−2の間の隙間Sに、 ウレタンゴム33とは別の弾性スペーサ(例えば、ウレタンゴム製)60を介在 させた構成となっている。本実施例の場合も前述した実施例と同様に、図5中の 曲線Aの特性を示した。また、本実施例のたわみ継手の製造に際しては、例えば ゴム硬度60Aの弾性スペーサ60をコード32の分割部位32A−1,32A −2の間の隙間Sに介在させたまま、弾性リンクLを例えばゴム硬度40Aのウ レタンゴム33によって被覆すればよい。なお、弾性スペーサ60に、前述した 実施例におけるスペーサ50としての機能を兼有させてもよく、この場合には、 所要の形状および硬度の弾性スペーサ60を挟むようにコード32を巻回して、 そのコード32に含浸された硬化剤混合液を硬化させた後、その弾性スペーサ6 0を撤去せずに残せばよい。
【0017】 ところで、弾性リンクLを構成するためにコード32を結束する材料(前述し たそれぞれの実施例の場合は、コード32に含浸される硬化剤混合液)は、可撓 性を有することが必要であり、それが高硬度であった場合には、たわみ継手1の 使用時に、隙間S内のウレタンゴム33または弾性スペーサ60が圧縮変形され る前にコード32が折損するおそれがある。その材料は、弾性のエポキシ樹脂の 他、コード32としての強化繊維に含浸できるウレタン樹脂や合成ゴム等であっ てもよい。また、隙間S内のウレタンゴム33や弾性スペーサ60等の弾性体の 硬度も重要であり、それが低硬度でありすぎた場合には、伝達トルクが急激に変 化して充分な緩衝作用を果たすことができず、一方、それが高硬度でありすぎた 場合も同様となる。したがって、隙間S内の弾性体の硬度に応じて捩りトルクの 伝達特性の変化勾配を設定することができ、また、その弾性体としては、ゴム弾 性体の他、弾性変形する金属管や繊維強化プラスチック製の短管などを用いても よい。
【0018】 なお、上述したそれぞれの実施例においては、両端に外フランジ部を有する外 筒31,31の相互間にコード32を巻回することによって弾性リンクLを構成 しているが、その外筒31,31を備えることなくコード32を所定の巻回形態 に結束した弾性リンクLを構成して、その弾性リンクLの両端部分を内筒11, 21に直接嵌め込んでもよい。その場合には、内筒11,21のそれぞれの両端 に、弾性リンクLの抜け止めをする外フランジ部または突出部を設ければよい。 また、コード32としては、炭素繊維,セラミック繊維,金属繊維のような無機 繊維の他、ポリエステル繊維やポリアミド繊維のような有機繊維を用いてもよい 。
【0019】 また、コード32の中間部位32A,32Aのそれぞれを3つ以上の分割部位 に分けてもよく、また、それらの分割方向は図6(b)中の上下方向であっても よい。要は、コード32の中間部位32A,32Aをほぼ平行に複数に分割して 、その分割部位の間に弾性体を介在させればよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のたわみ継手は、駆動軸側と被駆動軸側のそれぞ れに連結される対の筒体の間に複数回巻回される弾性コードにおいて、その対の 筒体の間に位置する中間部位を複数組に分けて、その複数組の中間部位の相互間 に弾性体を介在させた構成であるから、捩りトルクが加わった際に、弾性コード の複数組の中間部位がそれらの間の弾性体を圧縮変形させることになり、この結 果、弾性体の優れた圧縮変形耐力によって、駆動軸と被駆動軸との間における一 方側の捩り角度に対する他方側の捩りトルクの上昇勾配を緩やかに抑えて、振動 を確実に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示すたわみ継手の製造途中における要部
の断面図である。
【図3】図2のIII 矢視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図1に示すたわみ継手の作動特性の説明図であ
る。
【図6】(a)および(b)は、図1に示すたわみ継手
の製造途中における要部の側面図および平面図である。
【図7】本考案の第2の実施例を示す図4と同様の図で
ある。
【符号の説明】
1 たわみ継手 11,21 内筒 31 外筒 32 弾性コード 32A,32A 中間部位 32A−1,32A−2 分割部位 33 ウレタンゴム(弾性体)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸側および被駆動軸側に連結される
    対の筒体の間に弾性コードを複数回巻回し、前記弾性コ
    ードを弾性体で囲繞してなるたわみ継手において、 前記弾性コードは、前記対の筒体の間に位置する中間部
    位が複数組に分けられ、 前記複数組の弾性コードの中間部位の相互間に弾性体を
    介在させたことを特徴とするたわみ継手。
JP5535192U 1992-08-06 1992-08-06 たわみ継手 Pending JPH0616726U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5535192U JPH0616726U (ja) 1992-08-06 1992-08-06 たわみ継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5535192U JPH0616726U (ja) 1992-08-06 1992-08-06 たわみ継手

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JPH0616726U true JPH0616726U (ja) 1994-03-04

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ID=12996084

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JP5535192U Pending JPH0616726U (ja) 1992-08-06 1992-08-06 たわみ継手

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