JPH061682B2 - 分析装置における設定値制御方法 - Google Patents

分析装置における設定値制御方法

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JPH061682B2
JPH061682B2 JP60236123A JP23612385A JPH061682B2 JP H061682 B2 JPH061682 B2 JP H061682B2 JP 60236123 A JP60236123 A JP 60236123A JP 23612385 A JP23612385 A JP 23612385A JP H061682 B2 JPH061682 B2 JP H061682B2
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analyzer
cpu
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治二 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、X線光電子分析計やイオンマイクロアナライ
ザ等の分析装置とコンピュータシステムとを接続して分
析装置の動作を制御する方法に係わり、特には、CPU
から分析装置に分析条件設定用の設定値を与え、これに
応答して分析装置から出力される実際の分析条件を示す
モニタ用の信号をデジタル化してCPUに取り込み、こ
のデジタル値に基づいて前記設定値を較正する設定値制
御方法に関する。
(ロ)従来技術とその問題点 たとえば、X線光電子分析計やイオンマイクロアナライ
ザ等の分析装置では、試料から励起されて放出される電
子やイオン等の信号に対してエネルギー走査を行ないつ
つ上記信号を検出器で検出し、その検出信号をCPUに
取り込んでエネルギースペクトルを測定する。
上記のエネルギー走査を行なう際には、第4図に示すよ
うに、予めエネルギー走査の開始点spと終了点epを設定
し、開始点と終了点とを結んだ検量線の定数を求める
が、その前段階として、分析装置に与える設定値D1
2が実際のエネルギー走査の開始点あるいは終了点の
電圧V1、V2に対応しているか否かを予めチェックする
必要がある。このため、測定開始点に予めCPUから分
析装置に対して開始点spと終了点epに対応したおおよそ
の設定値D1、D2を与え、これに応答して分析装置から
出力される実際のエネルギー走査電圧に対応したモニタ
出力をデジタル化した後、CPUにフィードバックして
取り込み、このデジタル値に基づいて前記設定値に較正
することによって分析装置のドリフトの影響等を除くよ
うにしている。
ところで、分析装置から出力されるモニタ用の出力はア
ナログ信号の段階ではある程度のノイズ成分が含まれ、
また、このアナログ信号をデジタル化してCPUに取り
込み場合には必然的に量子化誤差を伴なう。このため、
CPUに取り込まれるモニタ用のデジタル値はある程度
のハンチングを伴なう。したがって、モニタ用のテジタ
ル値の収束時点を捕らえることが難しくなり、CPUは
いつまでたっても一定値に収束しないと判断して制御不
能に陥ることがある。
この不都合を解消するため、従来は、モニタ用のデジタ
ル値がCPUに所定時間内に連続して一定回数以上入力
された場合に、この一定回数以上入力されたデジタル値
をもって設定値に対応したデジタル値であると判定して
いた。たとえば、デジタル値が0.1、0.1.、0.2、0.2、
0.2、0.3、0.2…というように順次入力された場合、0.2
が3回連続しておればデジタル値が0.2に収束したもの
と判定する。
ところが、従来のように、デジタル値が所定時間内に連
続して一定回数以上入力された場合に収束したと判定す
る方法では、一定回数以上連続する頻度が少ないため
に、依然、収束したと判定するまでに時間がかかり、次
にステップに移行することができないという難点があ
る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、実際の分析条件をモニタ用のデジタル値に基づいて
分析条件設定用の設定値を較正するにあたり、設定値が
与えられた場合に得られるデジタル値の収束時点の判定
が簡単にできるようにして、CPUが制御不能に陥いる
ことなく、速やかに次のステップに移行できるようにす
ることを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 本発明は、上記の目的を達成するために、CPUから分
析装置に対して分析条件設定用の設定値を与え、分析装
置からこれに応答して出力される実際の分析条件を示す
モニタ用の出力をデジタル化して前記CPUに取り込
み、取り込んだデジタル値に基づいて前記設定値を較正
するにあたり、 前記分析装置からCPUに所定時間内に取り込まれるモ
ニタ用の複数のデジタル値の頻度を計測し、その頻度が
一定回数以上であれば、その場合のデジタル値を前記設
定値に対応したデジダル値であると判定するようにして
いる。
(ニ)実施例 以下、X線光電子分析装置に本発明方法を適用した場合
の実施例について説明する。
第1図は、本発明の実施例に係るX線光電子分析装置の
構成図である。同図において、符号1はX線光電子分析
装置、2はX線光電子分析装置の分析動作を制御するコ
ンピュータシステムである。4は分析用の試料、6は試
料4を励起するX線源、8は試料4から放出される光電
子のエネルギーを分析するエネルギーアナライザ、10
はエネルギーアナライザ8に対してエネルギー走査を行
なう走査電源、12はエネルギーアナライザ8を通った
光電子を検出する検出器、14は検出器12からのパル
ス状の検出信号を増幅するパルス増幅器、16は走査電
源10からエネルギー走査に対応して出力されるモニタ
用の走査電圧を計測し、その計測値をデジタル化して出
力するデジタルボルトメータである。
20はコンピュータシステム2のCPU、22はメモ
リ、24はインターフェイス、26はD/Aコンバータ
である。
次に、このX線光電子分析装置1を用いて試料4のエネ
ルギースペクトルを測定するに際して、エネルギー走査
の開始点spと終了点epとを設定する場合の設定値制御方
法について、第2図に示すフローチャートを参照して説
明する。
まず、CPU20からインターフェイス24、D/Aコ
ンバータ26を介して走査電源10にエネルギー走査の
開始点spに対応したおおよその設定値を与える(ステッ
プ)。すると、走査電源10からは、これに応答して
実際のエネルギー走査電圧に対応したモニタ用のアナロ
グ信号が出力されるので、このアナログ出力をデジタル
ボルトメータ16で計測してデジタル化する。CPU2
0は、系の安定時間を待ってから、デジタルボルトメー
タ16から出力されるモニタ用のデジタル値をインター
フェイス24を介して順次取り込む(ステップ)。そ
して取り込んだデジタル値の所定時間内の頻度を計測
し、各所定時間内に含まれるデジタル値の頻度が一定回
数以上であれば、その場合のデジタル値を前記設定値に
対応したデジタル値であると判定する(ステップ)。
たとえば、第3図に示すように、走査電源10からデジ
タルボルトメータ16に出力されるモニタ用のアナログ
信号はある程度のノイズ成分が含まれている。しかも、
アナログ信号をデジタル化する場合には量子化誤差を伴
なうので、デジタルボルトメータ16から出力されるデ
ジタル値はハンチング現象を生じて一定しない。そこ
で、たとえば、設定値が××××.2で、所定時間t1
t2、…、(=t)内にデジタル値を6回取り込むとした
場合に、最初のサンプリング時間t1では6回中3回が、
次のサンプリング時間t2では6回中4回が設定値範囲内
に入る。したがって、CPU20に取り込んだデジタル
値が、連続していなくても4回以上××××.2となれ
ば、その場合のテジタル値××××.2を設定値D1に対
応したデジタル値であると判定する。
こうして、判定されたデジタル値が所期のエネルギー走
査の開始点spに相当する値V1に一致していない場合に
は、デジタル値が実際のエネルギー走査の開始点に対応
したものとなるように設定値を較正する。(ステップ
)。
エネルギー走査の終了点epに対応する設定値を較正する
場合も上記と同様に行なう(ステップ〜)。
以上のようにして、エネルギー走査の開始点spと終了点
epとがそれぞれ設定されると、第4図に示すように、開
始点と終了点とを結んだ検量線の定数a、bを求める。
検量線定数a、bが求まると、CPUはこの検量線に沿
った制御信号を走査電源に与える。
したがって、X線光電子分析装置でエネルギースペクト
ルを測定する場合には、X線源6から試料4にX線照射
すると、試料4から励起された光電子が放出されるの
で、この光電子をエネルギーアナライザ8に導く。その
際、上述のようにCPU20からインターフェイス2
4、D/Aコンバータ236を介して走査電源10に検
量線に沿った制御信号を与えることにより、エネルギー
アナライザ8がエネルギー走査される。エネルギーアナ
ライザ8を通った光電子は、検出器12に検出され、検
出器12からの検出信号がパルス増幅器14、インター
フェイス24を介してCPU20に入力される。CPU
20は、入力された測定データメモリ22に格納すると
ともに、各種のデータ処理を行なう。
(ホ)効果 以上のように本発明によれば、実際の分析条件を示すモ
ニタ用のデジタル値に基づいて設定値を較正するにあた
り、設定値が与えられた場合に得られるデジタル値の収
束時点の判定が簡単にできるようになる。したがって、
CPUが制御不能に陥いることなく、速やかに次のステ
ップに移行できるようになる等の優れた効果が発揮され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法が適用されるX線光電子分析装置の
構成図、第2図は本発明方法を説明するためのフローチ
ャート、第3図は走査電源から出力されるアナログ信号
をデジタル化する場合の説明図、第4図はエネルギー走
査の開始点と終了点とから求まる検量線の特性図であ
る。 1…X線光電子分析装置、2…コンピュータシステム、
10…走査電源、16…デジタルボルトメータ、20…
CPU、26…D/Aコンバータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUから分析装置に対して分析条件設定
    用の設定値を与え、分析装置からこれに応答して出力さ
    れる実際の分析条件を示すモニタ用の出力をデジタル化
    して前記CPUに取り込み、取り込んだデジタル値に基
    づいて前記設定値を較正するにあたり、 前記分析装置からCPUに所定時間内に取り込まれるモ
    ニタ用の複数のデジタル値の頻度を計測し、その頻度が
    一定回数以上であれば、その場合のデジタル値を前記設
    定値に対応したデジダル値であると判定することを特徴
    とする分析装置における設定値制御方法。
JP60236123A 1985-10-21 1985-10-21 分析装置における設定値制御方法 Expired - Lifetime JPH061682B2 (ja)

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JPS6297244A JPS6297244A (ja) 1987-05-06
JPH061682B2 true JPH061682B2 (ja) 1994-01-05

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