JPH0616846U - 異常診断装置 - Google Patents

異常診断装置

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JPH0616846U
JPH0616846U JP5427592U JP5427592U JPH0616846U JP H0616846 U JPH0616846 U JP H0616846U JP 5427592 U JP5427592 U JP 5427592U JP 5427592 U JP5427592 U JP 5427592U JP H0616846 U JPH0616846 U JP H0616846U
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JP5427592U
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Inventor
勝博 松浦
Original Assignee
東芝エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は水力プラントのようなプラント設備
のコストが低いプラントにおいても、これに見合う低い
コストで従来と同等な診断機能を確保する。 【構成】 前記各機器に設けられた各センサ1、2から
のオンラインデータを基に、第1次異常診断部7によっ
て異常原因の候補と、診断対象装置側の各機器の点検す
べき箇所とを提示し、この第1次異常診断部7で提示さ
れた点検箇所が調べられて、その点検結果が入力された
とき、第2次異常診断部9によって前記点検結果に基づ
いて最終的な異常原因究明と、その異常を除去するため
の対応処置とを求めてこれを提示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は発電プラント等において異常が発生したとき、その原因を究明して提 示する異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電プラント等において異常が発生したとき、その原因を究明して提示する異 常診断装置として、従来、図2に示す装置が知られている。
【0003】 この図に示す異常診断装置は発電プラント等で使用されている診断対象機器、 例えば軸受装置の状態、すなわち軸受温度、軸振れ、軸受台振動、冷却水量、油 槽内温度、軸受油面、循環油量、油汚損、混水、軸電流、油膜圧力、軸受ギャッ プ等を検出する複数のセンサ101と、他の診断対象内容、例えばステータコイ ル温度、…、圧油タンク油面等を検出する複数のセンサ102と、これらの各セ ンサ101、102の検出結果に基づいて前記各診断対象機器に異常が発生して いるかどうかを判定して、異常が発生しているときには、その異常原因の判定結 果および対応処置を提示する異常診断装置本体103とを備えている。
【0004】 そして、異常診断装置本体103によって各センサ101、102の検出結果 を取り込むとともに、これらの各検出結果に基づいて前記各診断対象機器に異常 が発生しているかどうかを判定して、異常が発生しているときには、その異常原 因の判定結果および対応処置を提示する。
【0005】 この場合、前記異常診断装置本体103は前記センサ101、102の検出結 果を取り込むとともに、これらの各検出結果に基づいて前記各診断対象機器に異 常が発生しているかどうかを判定する異常判断部104と、異常の内容とその原 因とが蓄積されている知識ベース105と、前記異常判断部104によって異常 と判定されたとき、その異常内容に基づいて前記知識ベース105を参照して前 記異常内容に対応する異常原因を推論する異常診断部106と、この異常診断部 106の診断内容を取り込んでこれを表示する異常原因結果および対応処置表示 部107とを備えており、各センサ101、102の検出結果を取り込むととも に、これらの各検出結果に基づいて前記各診断対象機器に異常が発生しているか どうかを判定して、異常が発生しているときには、知識ベース105に格納され ている異常内容とその原因との関係を用いて異常の原因を推論し、この推論処理 によって得られる異常原因と、その対応処置とを提示する。
【0006】 次に、具体的な例を提示して、この異常診断装置の動作を具体的に説明する。
【0007】 今、仮に、回転機の軸受を診断する場合について考えると、軸受に何らかの異 常が発生したとき、軸受の運転状態を検出するために設けられている各センサ1 01のいずれかで検出された値、例えば軸受の温度が設定値を越えた値になれば 、異常診断装置本体103の異常判断部104によってこれが検出される。
【0008】 これよって、異常診断部106が動作して、前記異常判断部104の判断結果 および前記各センサ101、他の各センサ102の検出結果を参照しながら、知 識ベース105に格納されている異常内容と異常原因との関係知識を用いて推論 を行ない、最終的な異常原因を求めて、この異常原因を除去するめたに対応処置 を求め、これを提示する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の異常診断装置においては、次に述べるような問 題があった。
【0010】 すなわち、異常原因を究明するための推論過程で、各センサ101、102の データにより異常原因の判断を行なっているため、これらの各センサ101、1 02を全ての機器に取り付けておかなければならない。
【0011】 しかしながら、このようなセンサ101、102は非常に高価であるとともに 、各センサ101、102からのデータをオンラインデータとして処理する項目 が多くなることにより、データ通信設備、処理設備が高価になることから、異常 診断装置全体のコストが高くなってしまう。
【0012】 このため、原子力、火力プラントなどのようにプラント設備のコストが高く、 異常診断装置のコスト割合が全体のコストに比べて低い場合には、問題とならな いものの、水力プラントなどのようにプラント設備のコストが原子力、火力プラ ントに比べて低いプラントでは、異常診断装置のコスト割合が全体のコストに比 べて高くなってしまい、プラントの生み出す利益に対して見合わない設備投資と なってしまうという問題があった。
【0013】 本考案は上記の事情に鑑み、水力プラントのようなプラント設備のコストが低 いプラントにおいても、これに見合う低いコストで従来と同等な診断機能を確保 することができる異常診断装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案による異常診断装置は、診断対象装置を構 成する各機器に何らかの異常が発生したとき、その異常原因を究明し、対応処置 を提示する異常診断装置において、前記各機器に設けられた各センサからのオン ラインデータを基に、異常原因の候補と、診断対象装置側の各機器の点検すべき 箇所とを提示する第1次診断処理部と、この第1次診断処理部で提示された点検 箇所が調べられて、その点検結果が入力されたとき、この点検結果に基づいて最 終的な異常原因究明と、その異常を除去するための対応処置を提示する第2次診 断処理部とを備えたことを特徴としている。
【0015】
【作用】
上記の構成において、前記各機器に設けられた各センサからのオンラインデー タを基に、第1次診断処理部によって異常原因の候補と、診断対象装置側の各機 器の点検すべき箇所とが提示され、この第1次診断処理部で提示された点検箇所 が調べられて、その点検結果が入力されたとき、第2次診断処理部によって前記 点検結果に基づき最終的な異常原因究明と、その異常を除去するための対応処置 とが求められてこれが提示される。
【0016】
【実施例】
図1は本考案による異常診断装置の一実施例を示すブロック図である。
【0017】 この図に示す異常診断装置は発電プラント等で使用されている診断対象機器、 例えば軸受装置の状態、すなわち軸受温度、軸振れ、軸受台振動、冷却水量等を 検出する複数のセンサ1と、他の診断対象内容、例えばステータコイル温度、… 、圧油タンク油面等を検出する複数のセンサ2と、これらの各センサ1、2の検 出結果に基づいて前記各診断対象機器に異常が発生しているかどうかを判定して 、異常が発生しているときには、異常原因の候補と、その候補に挙がった異常原 因を成り立たせるため、診断対象装置側の各機器の点検すべき箇所を記載した点 検リスト3を提示し、この点検リスト3で提示された点検箇所が調べられて、そ の点検結果が入力されたとき、これを取り込んで最終的な異常原因究明と、その 異常を除去するための対応処置を提示する異常診断装置本体4とを備えている。
【0018】 そして、異常診断装置本体4によって各センサ1、2の検出結果を取り込むと ともに、これらの各検出結果に基づいて前記各診断対象機器に異常が発生してい るかどうかを判定して、異常が発生しているときには、異常原因の候補と、その 候補に挙がった異常原因を成り立たせるため、診断対象装置側の各機器の点検す べき箇所を記載した点検リスト3を提示し、この点検リスト3で提示された点検 箇所が調べられて、その点検結果が入力されたとき、これを取り込んで最終的な 異常原因究明と、その異常を除去するための対応処置を提示する。
【0019】 この場合、前記異常診断装置本体4は前記センサ1、2の検出結果を取り込む とともに、これらの各検出結果に基づいて前記各診断対象機器に異常が発生して いるかどうかを判定する異常判断部5と、異常の内容とその原因とが蓄積されて いる第1次診断知識ベース6と、前記異常判断部5によって異常と判定されたと き、その異常内容に基づいて前記第1次診断知識ベース6を参照して前記異常内 容に対応する異常原因を推論して点検リスト3を提示する第1次異常診断部7と 、異常の内容と点検データとその原因との関係知識が蓄積されている第2次診断 知識ベース8と、前記点検リスト3によって指定された箇所の点検データが入力 されたとき、この点検データと前記異常原因とに基づいて前記第2次診断知識ベ ース8を参照して前記異常内容に対応する異常原因を推論して、その対応処置を 求める第2次異常診断部9と、この第2次異常診断部9の診断内容を取り込んで これを表示する異常原因結果および対応処置表示部10とを備えており、各セン サ1、2の検出結果を取り込むとともに、これらの各検出結果に基づいて前記各 診断対象機器に異常が発生しているかどうかを判定して、異常が発生していると きには、異常原因の候補と、その候補に挙がった異常原因を成り立たせるため、 診断対象装置側の各機器の点検すべき箇所を記載した点検リスト3を提示し、こ の点検リスト3で提示された点検箇所が調べられて、その点検結果が入力された とき、これを取り込んで最終的な異常原因究明と、その異常を除去するための対 応処置を提示する。
【0020】 次に、具体的な例を提示して、この異常診断装置の動作を具体的に説明する。
【0021】 今、仮に、回転機の軸受を診断する場合について考える。
【0022】 まず、軸受に取り付けられている各センサ1は軸受に何らかの異常が発生した とき、その異常の外部症状として現われる軸受温度、軸振れ、軸受台振動などの 症状を限定して検出し、これらの各データのうちのいずれかが正常時のデータか ら外れれば、異常診断装置本体4の異常判断部5によってオンラインでこれが検 出されてプラントの軸受に異常が発生したと判断される。
【0023】 そして、異常判断部5によって異常と判断されれば、第1次異常診断部7によ って第1次診断知識ベース6が用いられて推論が行われるが、このとき従来の比 べて異常原因の診断を行なうのに必要なデータが少ないため、異常原因の究明ま で行なわずに、軸受の異常診断にために必要なデータ、すなわち油槽内温度デー タ、軸受油面、循環油量、油汚損、混水、軸電流、油膜圧力、軸受ギャップ等と 、前記センサ2によって得られたデータに基づいて予測される異常原因の候補を 立証するための機器状況、例えば、軸受温度が設定値以上で、冷却水量が正常時 に比較して少ないときには、冷却水の配管に破損等の異常があると推定してこの 推定結果と、点検させる点検箇所一覧とを提示した点検リスト3を作成してこれ を提示する。
【0024】 そして、プラントの保守員がこの第1次診断によって得られた点検リスト3を 基に、プラントの機器の状況を確認したり、データを測定したりしてこれを異常 診断装置本体4に入力すれば、この異常診断装置本体4の第2次異常診断部9に よって前記入力内容に基づいて第2次診断知識ベース8が用いられて推論が行わ れ、最終的な異常原因と、その異常原因を除去するために対応処置が求められて 異常原因結果および対応処置表示部10上に提示される。
【0025】 このようにこの実施例においては、異常診断装置本体4によって各センサ1、 2の検出結果を取り込むとともに、これらの各検出結果に基づいて前記各診断対 象機器に異常が発生しているかどうかを判定して、異常が発生しているときには 、異常原因の候補と、その候補に挙がった異常原因を成り立たせるため、診断対 象装置側の各機器の点検すべき箇所を記載した点検リスト3を提示し、この点検 リスト3で提示された点検箇所が調べられて、その点検結果が入力されたとき、 これを取り込んで最終的な異常原因究明と、その異常を除去するための対応処置 とを提示するようにしたので、異常診断対象となる機器に設けるセンサ1の数を 減らしても、従来と同等な診断機能を確保することができ、これによって水力プ ラントのようなプラント設備のコストが低いプラントにおいても、従来と変わら ない精度で異常診断を行なうことができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、水力プラントのようなプラント設備のコ ストが低いプラントにおいても、これに見合う低いコストで従来と同等な診断機 能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による異常診断装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】従来から知られている異常診断装置の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1、2 センサ 3 点検リスト 4 異常診断装置本体 5 異常判断部 6 第1次診断知識ベース 7 第1次異常診断部 8 第2次診断知識ベース 9 第2次異常診断部 10 異常原因結果および対処処置表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断対象装置を構成する各機器に何らか
    の異常が発生したとき、その異常原因を究明して対応処
    置を提示する異常診断装置において、 前記各機器に設けられた各センサからのオンラインデー
    タを基に、異常原因の候補と、診断対象装置側の各機器
    の点検すべき箇所とを提示する第1次診断処理部と、 この第1次診断処理部で提示された点検箇所が調べられ
    て、その点検結果が入力されたとき、この点検結果に基
    づいて最終的な異常原因究明と、その異常を除去するた
    めの対応処置を提示する第2次診断処理部と、 を備えたことを特徴とする異常診断装置。
JP5427592U 1992-08-03 1992-08-03 異常診断装置 Pending JPH0616846U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152912A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Toshiba Corp プラント運転支援装置
JP2003149043A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Toshiba Corp 回転機械の振動診断方法及び装置
JP2019512094A (ja) * 2016-02-23 2019-05-09 ジョン クレイン ユーケー リミティド メカニカルシステムの予測診断のためのシステム及び方法
CN113514107A (zh) * 2021-07-20 2021-10-19 大唐互联科技(武汉)有限公司 基于设备点检的展开方法及系统

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