JPH061686U - 航空機格納庫の大扉 - Google Patents
航空機格納庫の大扉Info
- Publication number
- JPH061686U JPH061686U JP4718992U JP4718992U JPH061686U JP H061686 U JPH061686 U JP H061686U JP 4718992 U JP4718992 U JP 4718992U JP 4718992 U JP4718992 U JP 4718992U JP H061686 U JPH061686 U JP H061686U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 大扉の旋回スペースを合理的に最小化し、大
扉の格納により出入口が圧迫されることのない航空機格
納庫の大扉を提供することにある。 【構成】 航空機格納庫の大扉3において、前記大扉の
下辺2個所に、レール上を走行する車輪7,7を軸架し
たブロック構造体8を旋回可能に軸支するとともに、何
れか一方、または、双方の車輪を駆動構造とし、大扉の
旋回スペースを最小化することを特徴とする。
扉の格納により出入口が圧迫されることのない航空機格
納庫の大扉を提供することにある。 【構成】 航空機格納庫の大扉3において、前記大扉の
下辺2個所に、レール上を走行する車輪7,7を軸架し
たブロック構造体8を旋回可能に軸支するとともに、何
れか一方、または、双方の車輪を駆動構造とし、大扉の
旋回スペースを最小化することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、開成収容時の旋回スペースを最小化させた航空機格納庫の大扉に関 する。
【0002】
従来の航空機格納庫は、建屋の正面に設けた航空機の出入口に、上辺が建屋に 架設したガイドレールにそって案内され、下辺が床面に敷設したレール上を自走 する引戸式の大扉を開閉可能に設けたものである。この種の格納庫においては、 建屋に設けた出入口の左右側に、少くとも、大扉の幅をもつ戸袋を形成する必要 があることから、出入口が圧迫されるという不都合があり、その分建屋も大型化 せざるを得ない。また、各大扉毎にレールを付設しなければならずきわめて不経 済であった。
【0003】 このような課題を解決するため、実開昭63−46579号公報で示されるよ うな航空機格納庫が提案されている。この航空機格納庫は、左右に区分された複 数枚の大扉には夫々各別のガイドレールとレールが割り当てられ、この各ガイド レールとレールは、出入口の間口方向に敷設された部分と、上記左右の戸袋の側 壁にそった部分とを曲線部を介して夫々連結したものによって構成されるととも に、上記各曲線部の曲率半径を内方の曲線部から外方の曲線部に至るに従い小さ く形成せしめ、一方、上記各大扉は、中央の狭巾の小扉と、これの左右に回動可 能に連結した比較的広巾の中扉の3枚構造によって構成せしめ、上記小扉に開閉 駆動手段を設けたものである。 この航空機格納庫の大扉構造によれば、戸袋を建屋の両側内部に設けることか ら出入口を圧迫するという課題の解決に至っていない。即ち、大扉を構成する幅 の狭い小扉に車輪を2個とりつけ、2枚の幅の広い中扉に車輪を1個とする構成 では、回転半径を最小化することができず、格納庫の有効スペースを狭めること はできない。また、小扉の両側に中扉を連結する形式であって、連結部に中扉の 自重を負担させる機構となっており、ヒンジ方式が複雑であるという課題が依然 として残されている。
【0004】 本考案の目的は、大扉の旋回スペースを合理的に最小化し、大扉の格納により 出入口が圧迫されることのない航空機格納庫の大扉を提供することにある。
【0005】
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、建屋妻壁部に形成した航空機の出 入口を、上辺が建屋に架設したガイドレールにそって案内され、下辺が床面に敷 設したレール上を自走する大扉にて開閉するようにした航空機格納庫の大扉にお いて、前記大扉の下辺2個所に、レール上を走行する車輪を軸架したブロック構 造体を旋回可能に軸支するとともに、何れか一方、または、双方の車輪を駆動構 造としたものである。
【0006】
建屋の出入口を開成するに当り、レール上を自走する大扉が扉の格納部に至る レール湾曲部に進入すると、車輪を軸支したブロック構造体が大扉に対して旋回 し、曲率半径の小さい旋回作用で大扉を旋回格納することができる。即ち、大扉 の旋回スペースを最小化しうる。
【0007】
次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。 図1は本願考案の大扉を使用した航空機格納庫の正面図、図2は大扉構造部の 平面図、図3はブロック構造の駆動車輪部の一部切欠平面図、図4は駆動車輪部 の一部切欠正面図、図5は大扉の旋回動作を示す要部の平面図、図6は大扉と小 扉を使用した航空機格納庫の正面図、図7は小扉の旋回動作を示す要部の平面図 、図8は航空機の垂直尾翼通過用開口の開閉手段の別実施例を示す要部の正面図 である。
【0008】 1は航空機格納庫を構成する建屋であって、該建屋1の正面妻壁部1aには広 幅の航空機の出入口2が形成されている。この出入口2は、複数枚(実施例では 8枚)の大扉3によって開閉されるように構成してあり、建屋1の左右側壁の外 側面にそって4枚づつの大扉3が収容される。前記大扉3の上辺は、建屋1の妻 壁部1aに架設したガイドレール(図示略)にそって案内され、また、大扉3の 下辺は床面4に敷設したレール5上を自走するように構成してある。 図1に示すように、各大扉4の下部両側に切欠き凹所6を設け、この切欠き凹 所6に、前記レール5上に乗載される車輪7を回動可能に軸支したブロック構造 体8を介設せしめ、このブロック構造体8を、前記車輪7の中心点を通る垂直軸 線にそい、かつ、前記切欠き凹所6に対応する大扉3の下面に設けた垂直姿勢の 軸9に対して旋回可能に軸着したものである。また、前記ブロック構造体8の一 側には減速機付きのモータ10がとりつけられており、ギアなどの伝動機構11 を介して前記車輪7を駆動するようにしてある。尚、左右のバランスを配慮する ため、図5で示すように、左右のブロック構造体8に付設した前記モータ10の 向きは互いに逆方向となっている。また、この実施例では、大扉3に対して2個 の駆動構造の車輪7を設けたが、何れか一方を従動輪構造としてもよい。
【0009】 前記レール5は1条構造であって、またレール5は床面4に設けたピット12 内に敷設してあり、レール5の上面は床面4の高さと略同高である。図2から明 らかなように、前記建屋1の前面隅角部には面取り部1bが形成してあり、この 面取り部1bに対応する前記レール5部には小さな曲率半径からなる円曲部5a が形成してあり、建屋1外側壁の外側にそって奥行き方向にレール5は延設され ている。 前記レール5の円曲部5aに対応する床面4上の両側には、端部をラッパ状に 拡開した誘導部13aをもち、かつ、前記ブロック構造体8の旋回動をガイドす るガイドレール13が付設してある。そして、この両ガイドレール13の内面に 接触して転動する2個のサイドローラ14が前記ブロック構造体8に軸支されて おり、両サイドローラ14と両ガイドレール13との接触作用により、大扉3が 円滑に円曲部5aを旋回通過しうるようにしたものである。
【0010】 図1で示すように、航空機の垂直尾翼が通過し前記出入口2の上部に連通する 開口15を建屋1の妻壁部1a上部に形成し、この開口15に上下方向にスライ ドするシャッター16を開閉自在に設けたものは知られている。しかしながら、 この種シャッター16は柔構造であることから、強風などによりあおられると大 きく振動し騒音を発するばかりでなく、撓みにより生ずる隙間から建屋1内に風 雨が侵入するという不都合がある。また、シャッター16が柔構造であるため、 この開口15の下辺に対応する大扉3のガイドレール(図示略)を別個に設けな ければならないという構造上の煩雑さがある。 そこで図8で示すように、前記シャッター16に代えて、剛性と肉厚とをもつ 複数枚の吊り下げ壁板17をウインチ(図示略)などの揚降手段で昇降可能とし 、前記開口15を開閉するようにする。このように構成することによりシャッタ ー16がもつ課題は解消しうるし、大扉3の上辺ガイド手段も最下段の吊り下げ 壁板17に担架させることもできる。尚、上段の吊り下げ壁板17の下端を下段 の吊り下げ壁板17の上部前面に位置させ、雨水の侵入を防止するようにする。
【0011】 図6で示すように、上辺一部が前記開口15に対応する2枚の大扉3と、多数 の小扉18aを連結した扉体18とによって建屋1の出入口2を開閉する扉構造 とする。大扉3は前述した構造と同一であるのでその詳細な説明は省略する。ま た、各小扉18aの下辺中央部には前記レール5上を走行する1個の車輪19を 設け、図7で示すように、旋回スペースを最小化したものである。そして、例え ば、小扉18aの3個に対して1個の割合いで前記車輪19を駆動車輪とし、扉 体18が自走しうる構造とする。このように、多数の小扉18aを連結した扉体 18を大扉3と組み合わせることは、少くとも小扉18aは工場生産が可能とな り、これを現場に搬入組立てして扉体18を構成することができ、2枚の大扉3 の現場地組立て施工のみで足りるため、現場工事日数の大巾な削減が図れる。図 中20は蛇腹構造のシール材である。
【0012】
【作用の説明】 図5で示すように、レール5の円曲部5aに車輪7が介入すると、この車輪7 は円曲部5aの切線方向にそって移動するが、大扉3はブロック構造体8に対し て軸9を介して旋回する。このとき、ブロック構造体8は大扉3の板面から外側 方に突出しながら進行する。出入口2を開成、または、開成するときの大扉3の 旋回軌跡は全く同一である。
【0013】
上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得られる。 自走する大扉の下辺に、レール上を走行する車輪を軸支した2個のブロック構 造体を各別に、而も、旋回可能に配設し、何れか一方、または、双方の車輪を駆 動構造としたので、大扉の旋回スペースを合理的に最小化し、小さな曲率半径の 円曲部によって大扉を小回り状に建屋の外側にそって旋回収容することができ、 大扉格納のための大巾なスペース削減が図れるとともに、大扉による航空機出入 口の開閉時間の短縮化が図れる。
【図1】本願考案の大扉を使用した航空機格納庫の正面
図である。
図である。
【図2】大扉構造部の平面図である。
【図3】ブロック構造の駆動車輪部の一部切欠平面図で
ある。
ある。
【図4】駆動車輪部の一部切欠正面図である。
【図5】大扉の旋回動作を示す要部の平面図である。
【図6】大扉と小扉を使用した航空機格納庫の正面図で
ある。
ある。
【図7】小扉の旋回動作を示す要部の平面図である。
【図8】航空機垂直尾翼通過用開口の開閉手段の別実施
例を示す要部の正面図である。
例を示す要部の正面図である。
1 建屋 1a 妻壁部 2 出入口 3 大扉 4 床面 5 レール 5a 円曲部 6 切欠き凹所 7 車輪 8 ブロック構造体 9 軸 10 モータ 11 伝動機構
Claims (1)
- 【請求項1】 建屋妻壁部に形成した航空機の出入口
を、上辺が建屋に架設したガイドレールにそって案内さ
れ、下辺が床面に敷設したレール上を自走する大扉にて
開閉するようにした航空機格納庫の大扉において、前記
大扉の下辺2個所に、レール上を走行する車輪を軸架し
たブロック構造体を旋回可能に軸支するとともに、何れ
か一方、または、双方の車輪を駆動構造としたことを特
徴とする航空機格納庫の大扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047189U JP2544361Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 航空機格納庫の大扉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047189U JP2544361Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 航空機格納庫の大扉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061686U true JPH061686U (ja) | 1994-01-14 |
| JP2544361Y2 JP2544361Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12768166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992047189U Expired - Lifetime JP2544361Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 航空機格納庫の大扉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544361Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113605769A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-11-05 | 机械工业第六设计研究院有限公司 | 抗风机库 |
| CN114856378A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-05 | 张智 | 一种用于平移窗增强密封性的结构以及密封方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114996A (en) * | 1975-04-02 | 1976-10-09 | Sharp Corp | Automatic vending machine with electronic cooking range |
| JPS5433266A (en) * | 1977-08-18 | 1979-03-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Beading method of eater tanks and device for the same |
| JPS5547601A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-04 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | Fungicide, insecticide and miticide agent |
| JPS61109582A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-28 | 加藤 祥治 | ゴルフ用打撃練習装置 |
| JPS61140429A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-27 | Canon Inc | 給送装置 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP1992047189U patent/JP2544361Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114856378B (zh) * | 2022-05-24 | 2024-04-09 | 张智 | 一种用于平移窗增强密封性的结构以及密封方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2544361Y2 (ja) | 1997-08-20 |
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