JPH06168754A - エラスチックコネクタ - Google Patents
エラスチックコネクタInfo
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- JPH06168754A JPH06168754A JP34317792A JP34317792A JPH06168754A JP H06168754 A JPH06168754 A JP H06168754A JP 34317792 A JP34317792 A JP 34317792A JP 34317792 A JP34317792 A JP 34317792A JP H06168754 A JPH06168754 A JP H06168754A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は液晶表示体におけるガラス基板と
プリント基板との接続に有用とされる接続抵抗値が低
く、分解能特性の向上されたエラスチックコネクタの提
供を目的とするものである。 【構成】 本発明のエラスチックコネクタは、少なく
とも一方が可撓性を有する導電性エラストマー層と絶縁
性エラストマー層とをその接合面が互いに平行となるよ
うに交互に、かつ多重に積層したコネクターにおいて、
導電性材料層を導電性付与剤としてケッチェンブラック
のみを充填して体積抵抗率が0.5 Ωcm以下のものとして
なることを特徴とするものである。
プリント基板との接続に有用とされる接続抵抗値が低
く、分解能特性の向上されたエラスチックコネクタの提
供を目的とするものである。 【構成】 本発明のエラスチックコネクタは、少なく
とも一方が可撓性を有する導電性エラストマー層と絶縁
性エラストマー層とをその接合面が互いに平行となるよ
うに交互に、かつ多重に積層したコネクターにおいて、
導電性材料層を導電性付与剤としてケッチェンブラック
のみを充填して体積抵抗率が0.5 Ωcm以下のものとして
なることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエラスチックコネクタ、
特には汎用かつ高精細な液晶表示体におけるガラス基板
とプリント基板との接続に有用とされる、エラスチック
コネクタに関するものである。
特には汎用かつ高精細な液晶表示体におけるガラス基板
とプリント基板との接続に有用とされる、エラスチック
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種精密電子機器の接続用コネクタにつ
いては少なくとも一方が可撓性を有する導電性部材と絶
縁性部材とをその接合面が互に平行となるように交互
に、かつ多重に一体化してなるものが公知とされている
(特公昭56-48951号公報参照)。
いては少なくとも一方が可撓性を有する導電性部材と絶
縁性部材とをその接合面が互に平行となるように交互
に、かつ多重に一体化してなるものが公知とされている
(特公昭56-48951号公報参照)。
【0003】しかして、この工業的製造方法については
A)長尺の導電性エラストマー層成分と長尺の非導電性エ
ラストマー層成分の少なくとも一方を未硬化、かつこの
層を他方のエラストマーシートに担持した状態で、両成
分をシート状に成形し、B)このシートを連続的に回転ド
ラムの芯体に巻き取り、C)巻き取った積層シートから多
数枚積層された積層体を半径方向に沿った切断面で切り
出し、D)この切り出した積層体を押し延べて加圧加熱状
態で硬化して両成分層が密着一体化した積層体ブロック
を形成し、E)しかるのち、積層体を積層面に対して直角
な面で切断するという方法が提案されている(特公昭63
-37463号公報参照)が、これについては導電性エラスト
マーと絶縁性エラストマーの多集積ブロックを60〜100k
gf/cm2という高圧下での加圧加熱でプレス成形して硬化
一体化させることも公知とされている(特公昭56-48951
号公報参照)。
A)長尺の導電性エラストマー層成分と長尺の非導電性エ
ラストマー層成分の少なくとも一方を未硬化、かつこの
層を他方のエラストマーシートに担持した状態で、両成
分をシート状に成形し、B)このシートを連続的に回転ド
ラムの芯体に巻き取り、C)巻き取った積層シートから多
数枚積層された積層体を半径方向に沿った切断面で切り
出し、D)この切り出した積層体を押し延べて加圧加熱状
態で硬化して両成分層が密着一体化した積層体ブロック
を形成し、E)しかるのち、積層体を積層面に対して直角
な面で切断するという方法が提案されている(特公昭63
-37463号公報参照)が、これについては導電性エラスト
マーと絶縁性エラストマーの多集積ブロックを60〜100k
gf/cm2という高圧下での加圧加熱でプレス成形して硬化
一体化させることも公知とされている(特公昭56-48951
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術では
導電性エラストマー層原料の体積抵抗率が高いために、
これは電極ピッチが0.3mm 以下であるような精密な基板
の用途には各電極間での接続抵抗値のバラツキが大きく
なるために不向きであり、特に16階調モジュ−ルのよ
うな階調モジュ−ルのように各電極間の抵抗値のバラツ
キが少なく、しかも低抵抗が必要とされる用途には使用
できないという不利がある。なお、体積抵抗率の低いシ
リコーン原料としてはケッチェンブラックEC(ライオン
アクゾ社製商品名)を充填させたものが公知とされてい
る(特開平3-47663号公報参照)が、このものはウイリ
アムス可塑度が800 以上の高可塑度のものであるため
に、原料混練時、あるいはカレンダーロールによるシー
ト成形時の加工性がわるく、コネクターの導電性エラス
トマー層を均一に、連続的に安定してシート成形するこ
とができないので、これから分解能の高い精細なコネク
ターを得ることはできないという不利がある。
導電性エラストマー層原料の体積抵抗率が高いために、
これは電極ピッチが0.3mm 以下であるような精密な基板
の用途には各電極間での接続抵抗値のバラツキが大きく
なるために不向きであり、特に16階調モジュ−ルのよ
うな階調モジュ−ルのように各電極間の抵抗値のバラツ
キが少なく、しかも低抵抗が必要とされる用途には使用
できないという不利がある。なお、体積抵抗率の低いシ
リコーン原料としてはケッチェンブラックEC(ライオン
アクゾ社製商品名)を充填させたものが公知とされてい
る(特開平3-47663号公報参照)が、このものはウイリ
アムス可塑度が800 以上の高可塑度のものであるため
に、原料混練時、あるいはカレンダーロールによるシー
ト成形時の加工性がわるく、コネクターの導電性エラス
トマー層を均一に、連続的に安定してシート成形するこ
とができないので、これから分解能の高い精細なコネク
ターを得ることはできないという不利がある。
【0005】また、分解能の高いエラスチックコネクタ
を得るためにはできるだけ積層ピッチに対して絶縁性エ
ラストマー層の占める比率をアップさせ、導電性エラス
トマー層をできるだけ薄くすればよいのであるが、導電
性エラストマー層原料の体積抵抗率が高いと導電性エラ
ストマー層を薄くしても接続抵抗値が上ってしまうとい
う不利がある。
を得るためにはできるだけ積層ピッチに対して絶縁性エ
ラストマー層の占める比率をアップさせ、導電性エラス
トマー層をできるだけ薄くすればよいのであるが、導電
性エラストマー層原料の体積抵抗率が高いと導電性エラ
ストマー層を薄くしても接続抵抗値が上ってしまうとい
う不利がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不利
を解決したエラスチックコネクタに関するもので、これ
は少なくとも一方が可撓性を有する導電性エラストマー
層と絶縁性エラストマー層とをその接合面が互いに平行
となるように交互に、かつ多重に積層したコネクターに
おいて、導電性材料を体積抵抗率が 0.5Ωcm以下のもの
としてなることを特徴とするものである。
を解決したエラスチックコネクタに関するもので、これ
は少なくとも一方が可撓性を有する導電性エラストマー
層と絶縁性エラストマー層とをその接合面が互いに平行
となるように交互に、かつ多重に積層したコネクターに
おいて、導電性材料を体積抵抗率が 0.5Ωcm以下のもの
としてなることを特徴とするものである。
【0007】すなわち、本発明者は少なくとも一方が可
撓性である導電性エラストマー層と絶縁性エラストマー
層をその接合面が互いに平行になるように交互に、かつ
多重に積層一体化してなる従来公知のコネクタにおい
て、この導電性エラストマー層を形成する導電性材料を
ケッチェンブラツク、特にはケッチェンブラツクECの
みを充填してその体積抵抗率を 0.5Ωcm以下としてもの
とすると、電極ピッチが0.3mm以下という分解能の高い
エラスチックコネクタの得られることを見出して本発明
を完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
撓性である導電性エラストマー層と絶縁性エラストマー
層をその接合面が互いに平行になるように交互に、かつ
多重に積層一体化してなる従来公知のコネクタにおい
て、この導電性エラストマー層を形成する導電性材料を
ケッチェンブラツク、特にはケッチェンブラツクECの
みを充填してその体積抵抗率を 0.5Ωcm以下としてもの
とすると、電極ピッチが0.3mm以下という分解能の高い
エラスチックコネクタの得られることを見出して本発明
を完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
【0008】
【作用】本発明はエラスチックコネクタに関するもの
で、これは公知の方法によるコネクタの製造方法におい
て、ここに使用する導電性エラストマー層を形成する導
電性エラストマー層を体積抵抗率が 0.5Ωcm以下のもの
とすることを特徴とするものであり、しかも、これによ
れば電極ピッチを 0.3mm以下とすることもできるので、
分解能の高い、高精細なエラスチックコネクタを容易に
得ることができるという有利性が与えられる。
で、これは公知の方法によるコネクタの製造方法におい
て、ここに使用する導電性エラストマー層を形成する導
電性エラストマー層を体積抵抗率が 0.5Ωcm以下のもの
とすることを特徴とするものであり、しかも、これによ
れば電極ピッチを 0.3mm以下とすることもできるので、
分解能の高い、高精細なエラスチックコネクタを容易に
得ることができるという有利性が与えられる。
【0009】本発明のエラスチックコネクタを構成する
エラストマーはブタジエン−スチレン、ブタジエン−ア
クリロニトリル、ブタジエン−イソブチレンなどの共重
合体、クロロプレン重合体、ポリサルファイト重合体、
ポリウレタンゴムおよびシリコーンゴムなどから選択さ
れたものとすればよいが、電気的諸特性からはシリコー
ンゴムからなるものとすることが好ましい。
エラストマーはブタジエン−スチレン、ブタジエン−ア
クリロニトリル、ブタジエン−イソブチレンなどの共重
合体、クロロプレン重合体、ポリサルファイト重合体、
ポリウレタンゴムおよびシリコーンゴムなどから選択さ
れたものとすればよいが、電気的諸特性からはシリコー
ンゴムからなるものとすることが好ましい。
【0010】この導電性エラストマー層はこれをその体
積抵抗率が 0.5Ωcm以下のものとすることから、これは
シリコーンゴム 100重量部にこれを導電性とするための
カーボンブラックとしてのケッチェンブラックEC〔前
出〕を35〜45重量部混合すればよいが、このものは通常
そのウイリアムス可塑度が 800以上の高可塑度のものと
なるので加工性がわるく、シート化することが困難なも
のとなりやすい。
積抵抗率が 0.5Ωcm以下のものとすることから、これは
シリコーンゴム 100重量部にこれを導電性とするための
カーボンブラックとしてのケッチェンブラックEC〔前
出〕を35〜45重量部混合すればよいが、このものは通常
そのウイリアムス可塑度が 800以上の高可塑度のものと
なるので加工性がわるく、シート化することが困難なも
のとなりやすい。
【0011】そのため、この体積抵抗率が 0.5Ωcm以下
とされた導電性エラストマー部材はこれに環状および/
または鎖状のオルガノポリシロキサンを添加してその可
塑度を 600以下のものとすることがよい。このオルガノ
ポリシロキサンはジメチルポリシロキサンが好ましく、
環状または鎖状(いずれも分岐状を含む)のもの、ある
いは両者の混合物のいずれでもよいが、重合度10を超え
るものであると、加熱成形時あるいは二次加硫時にこれ
を揮散させることが難しくなるので、重合度が10以下の
ものとすることがよいことから、成形後の物性に何ら影
響を与えないオクタメチルシクロテトラシロキサン〔Si
(CH3)2O 〕4 とすることが最も好ましい。
とされた導電性エラストマー部材はこれに環状および/
または鎖状のオルガノポリシロキサンを添加してその可
塑度を 600以下のものとすることがよい。このオルガノ
ポリシロキサンはジメチルポリシロキサンが好ましく、
環状または鎖状(いずれも分岐状を含む)のもの、ある
いは両者の混合物のいずれでもよいが、重合度10を超え
るものであると、加熱成形時あるいは二次加硫時にこれ
を揮散させることが難しくなるので、重合度が10以下の
ものとすることがよいことから、成形後の物性に何ら影
響を与えないオクタメチルシクロテトラシロキサン〔Si
(CH3)2O 〕4 とすることが最も好ましい。
【0012】また、このオルガノポリシロキサンの添加
量は 0.5重量部未満では可塑度の低下が充分でなく、35
重量部より多くすると原料のタック性(ベタツキ)が増
加して作業性がわるくなるので、 0.5〜35重量部の範囲
とすることがよい。なお、この添加方法はコンパウンド
製造後に後添加する方法、コンパウンド製造に先立って
その原料となるポリマーまたは充填剤に前添加する方法
のいずれであってもよいが、原料充填剤に添加する方法
が最も作業効率がよい。
量は 0.5重量部未満では可塑度の低下が充分でなく、35
重量部より多くすると原料のタック性(ベタツキ)が増
加して作業性がわるくなるので、 0.5〜35重量部の範囲
とすることがよい。なお、この添加方法はコンパウンド
製造後に後添加する方法、コンパウンド製造に先立って
その原料となるポリマーまたは充填剤に前添加する方法
のいずれであってもよいが、原料充填剤に添加する方法
が最も作業効率がよい。
【0013】本発明のエラスチックコネクタはこのよう
にして作られた体積抵抗率が0.5 Ωcm以下の導電性エラ
ストマーと絶縁性エラストマーとから作られる。これは
まずこれらのエラストマー部材に有機過酸化物などの硬
化剤を添加してからこれを公知の方法、例えばカレンダ
ー成形、注型などによりシート化するのであるが、この
シートは少なくとも一方が可撓性を有するものとするこ
とが必要とされる。
にして作られた体積抵抗率が0.5 Ωcm以下の導電性エラ
ストマーと絶縁性エラストマーとから作られる。これは
まずこれらのエラストマー部材に有機過酸化物などの硬
化剤を添加してからこれを公知の方法、例えばカレンダ
ー成形、注型などによりシート化するのであるが、この
シートは少なくとも一方が可撓性を有するものとするこ
とが必要とされる。
【0014】しかし、このシートは目的とするコネクタ
を分解能のすぐれた高精細なものとすることから、その
厚さを 0.3mm以下のものとすることが必要とされるが、
この導電性エラストマーも前記の処理によりその可塑度
が 600以下とされており、絶縁性エラストマーは可塑度
が通常 400以下のものであることから、これらはいずれ
も厚さが、0.15mm以下のものとすることができる。特に
高分解能、高精細なコネクタとしては、好ましくはいず
れの厚さも0.030mm 以下のものとすることがよい。
を分解能のすぐれた高精細なものとすることから、その
厚さを 0.3mm以下のものとすることが必要とされるが、
この導電性エラストマーも前記の処理によりその可塑度
が 600以下とされており、絶縁性エラストマーは可塑度
が通常 400以下のものであることから、これらはいずれ
も厚さが、0.15mm以下のものとすることができる。特に
高分解能、高精細なコネクタとしては、好ましくはいず
れの厚さも0.030mm 以下のものとすることがよい。
【0015】このようにして作られた導電性エラストマ
ーと絶縁性エラストマーのシートはついで積層されるの
であるが、これはこれら2枚の長尺シートを機械的に積
層してもよいし、一方のシートの上に他方のエラストマ
ー部材を部出しして注型するようにしてもよい。本発明
のエラスチックコネクタはこの導電性エラストマー層と
絶縁性エラストマー層の積層物を複数層積層して積層体
ブロックを作り、これを硬化させてからこれを切断する
ことによって得ることができる。
ーと絶縁性エラストマーのシートはついで積層されるの
であるが、これはこれら2枚の長尺シートを機械的に積
層してもよいし、一方のシートの上に他方のエラストマ
ー部材を部出しして注型するようにしてもよい。本発明
のエラスチックコネクタはこの導電性エラストマー層と
絶縁性エラストマー層の積層物を複数層積層して積層体
ブロックを作り、これを硬化させてからこれを切断する
ことによって得ることができる。
【0016】この積層シートからのコネクタの製造は公
知の方法にしたがって行えばよく、したがってこれはこ
の積層シートを多角形の回転ドラムに連続的に巻き取
り、この巻取った積層シートを歪の多いコーナー部のみ
を除去して多角形の一辺毎に切り取ったのち、この切り
取った積層小ブロックを加圧して、いわゆるしわのばし
と巻きぐせとりを行ないながらエアー抜きをしてから必
要に応じこれらを複数個重ねて多積層ブロックとし、こ
れを無加圧、すなわちプレス板自重のみの荷重から5kg
f/cm2 程度の荷重下にて加熱して硬化させ、ついでこれ
をその積層方向と直角の方向で切断すればよい。
知の方法にしたがって行えばよく、したがってこれはこ
の積層シートを多角形の回転ドラムに連続的に巻き取
り、この巻取った積層シートを歪の多いコーナー部のみ
を除去して多角形の一辺毎に切り取ったのち、この切り
取った積層小ブロックを加圧して、いわゆるしわのばし
と巻きぐせとりを行ないながらエアー抜きをしてから必
要に応じこれらを複数個重ねて多積層ブロックとし、こ
れを無加圧、すなわちプレス板自重のみの荷重から5kg
f/cm2 程度の荷重下にて加熱して硬化させ、ついでこれ
をその積層方向と直角の方向で切断すればよい。
【0017】このようにして作られたエラスチックコネ
クタはここに使用される導電性エラストマー部材が体積
抵抗率が0.5 Ωcm以下のものとされているので従来品に
くらべて抵抗値の低いものとなるし、このものは導電性
エラストマーシート、絶縁性エラストマーシートがいず
れも厚さが0.15mm以下のものとされているので分解能の
高い高精細なものになるという有利性が与えられる。
クタはここに使用される導電性エラストマー部材が体積
抵抗率が0.5 Ωcm以下のものとされているので従来品に
くらべて抵抗値の低いものとなるし、このものは導電性
エラストマーシート、絶縁性エラストマーシートがいず
れも厚さが0.15mm以下のものとされているので分解能の
高い高精細なものになるという有利性が与えられる。
【0018】
【実施例】つぎに本発明の実施例をあげる。 実施例 平均重合度が100 以上のメチルビニルポリシロキサンか
らなるシリコーンゴムコンパウンド100 重量部に導電性
付与剤としてのケッチェンブラックEC(前出)40重量部
を添加したところ、体積抵抗率が Ωcmでウイリアム
ス可塑度が 1,500である導電性シリコーンゴムコンパウ
ンドが得られたが、この 100重量部にオクタメチルシク
ロテトラシロキサンを20重量部添加して混練したとこ
ろ、このものはウイリアムス可塑度が 600のものとなっ
た。
らなるシリコーンゴムコンパウンド100 重量部に導電性
付与剤としてのケッチェンブラックEC(前出)40重量部
を添加したところ、体積抵抗率が Ωcmでウイリアム
ス可塑度が 1,500である導電性シリコーンゴムコンパウ
ンドが得られたが、この 100重量部にオクタメチルシク
ロテトラシロキサンを20重量部添加して混練したとこ
ろ、このものはウイリアムス可塑度が 600のものとなっ
た。
【0019】また、シリコーンゴムコンパウンド・KE97
1U〔信越化学工業(株)製商品名〕からなる絶縁性エラ
ストマー部材を厚さ 0.1mm、幅 400mmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム上にカレンダーロールを用いて厚
さ 0.025mmに塗布したのち、この上に上記で得た導電性
シリコーンゴム部材をカレンダーロールを用いて厚さ0.
025mmに塗布して長尺の導電性シリコーンゴムと絶縁性
シリコーンゴムのシート状積層体を作った。
1U〔信越化学工業(株)製商品名〕からなる絶縁性エラ
ストマー部材を厚さ 0.1mm、幅 400mmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム上にカレンダーロールを用いて厚
さ 0.025mmに塗布したのち、この上に上記で得た導電性
シリコーンゴム部材をカレンダーロールを用いて厚さ0.
025mmに塗布して長尺の導電性シリコーンゴムと絶縁性
シリコーンゴムのシート状積層体を作った。
【0020】ついで、このシート状積層体を正六角形回
転ドラムに厚さ20mmまで巻取って積層し、このコーナー
部を取り除いて各辺毎に切り出して積層小ブロックを作
り、この積層小ブロックを油圧プレス機の供給部にスト
ックし、これらを順次油圧プレス機中で各積層小ブロッ
ク間の空気を抜きながら2kgf/cm2 で2分間加圧し、こ
れを排出部にストックしたところ、このものは巻取り時
に発生した歪が修正されて歪のないものとなった。
転ドラムに厚さ20mmまで巻取って積層し、このコーナー
部を取り除いて各辺毎に切り出して積層小ブロックを作
り、この積層小ブロックを油圧プレス機の供給部にスト
ックし、これらを順次油圧プレス機中で各積層小ブロッ
ク間の空気を抜きながら2kgf/cm2 で2分間加圧し、こ
れを排出部にストックしたところ、このものは巻取り時
に発生した歪が修正されて歪のないものとなった。
【0021】つぎに、この積層小ブロックを複数枚まと
めて多積層ブロックとし、これを油圧プレス機で積層小
ブロック間のエアーを抜くために圧縮率が2%となるよ
うに加圧し、約15分間冷プレスし、その後初期状態で全
く加圧せず、多集積ブロックの熱膨張力のみがかかる状
態(1kgf/cm2 )に固定してから 155℃で約18時間加熱
してこれを硬化一体化させてブロック体をつくり、この
ブロック体を積層方向と直角の方向でカッターによって
切断したところ、導電性エラストマーと絶縁性エラスト
マーが平行にかつ多重に多重一体化されたコネクターが
得られたが、このものは歪が全くなく、体積抵抗率が
0.5Ωcmで、積層ピッチが 0.050mmであることから高精
細で分解能の高いエラスチックコネクタであった。
めて多積層ブロックとし、これを油圧プレス機で積層小
ブロック間のエアーを抜くために圧縮率が2%となるよ
うに加圧し、約15分間冷プレスし、その後初期状態で全
く加圧せず、多集積ブロックの熱膨張力のみがかかる状
態(1kgf/cm2 )に固定してから 155℃で約18時間加熱
してこれを硬化一体化させてブロック体をつくり、この
ブロック体を積層方向と直角の方向でカッターによって
切断したところ、導電性エラストマーと絶縁性エラスト
マーが平行にかつ多重に多重一体化されたコネクターが
得られたが、このものは歪が全くなく、体積抵抗率が
0.5Ωcmで、積層ピッチが 0.050mmであることから高精
細で分解能の高いエラスチックコネクタであった。
【0022】なお、このようにして得られた幅 0.7mm、
高さ 5.0mm、長さ 100mmのエラスチックコネクタおよび
従来のコネクタについて、その導電層体積抵抗率(Ωc
m)を幅0.14mmの金メッキ銅電極を対向させた電極で測
定し、コネクタ高さ方向10%圧縮時における実測値(K
Ω)としての接続抵抗値および各電極間での抵抗値のバ
ラツキを示す抵抗レンジ(KΩ)〔測定データ= Max値
− Min値]をしらべたところ、表1に示したとおりの結
果が得られた。
高さ 5.0mm、長さ 100mmのエラスチックコネクタおよび
従来のコネクタについて、その導電層体積抵抗率(Ωc
m)を幅0.14mmの金メッキ銅電極を対向させた電極で測
定し、コネクタ高さ方向10%圧縮時における実測値(K
Ω)としての接続抵抗値および各電極間での抵抗値のバ
ラツキを示す抵抗レンジ(KΩ)〔測定データ= Max値
− Min値]をしらべたところ、表1に示したとおりの結
果が得られた。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明はエラスチックコネクタに関する
もので、これは前記したように少なくとも一方が可撓性
を有する導電性エラストマー層と絶縁性エラストマー層
とをその接合面が互いに平行になるように交互に、かつ
多重に積層したコネクターにおいて、導電性材料を体積
抵抗率が 0.5Ωcm以下のものとしてなることを特徴とす
るものであるが、このものは積層体のピッチを 0.3mm以
下とすることが可能であり、歪のないものとして得るこ
とができるので、抵抗値が小さく、高精密で分解能の高
いエラスチックコネクタとなるし、このものは隣接電極
間の抵抗値のバラツキが小さいので、このエラスチック
コネクタの積層ピッチを0.05mmとした場合には、電極ピ
ッチが0.28mmであっても隣接電極間の抵抗値のバラツキ
(レンジ)が0.35 KΩ以下となり、液晶表示体の階調モ
−ドに対応可能なものになるという有利性が与えられ
る。
もので、これは前記したように少なくとも一方が可撓性
を有する導電性エラストマー層と絶縁性エラストマー層
とをその接合面が互いに平行になるように交互に、かつ
多重に積層したコネクターにおいて、導電性材料を体積
抵抗率が 0.5Ωcm以下のものとしてなることを特徴とす
るものであるが、このものは積層体のピッチを 0.3mm以
下とすることが可能であり、歪のないものとして得るこ
とができるので、抵抗値が小さく、高精密で分解能の高
いエラスチックコネクタとなるし、このものは隣接電極
間の抵抗値のバラツキが小さいので、このエラスチック
コネクタの積層ピッチを0.05mmとした場合には、電極ピ
ッチが0.28mmであっても隣接電極間の抵抗値のバラツキ
(レンジ)が0.35 KΩ以下となり、液晶表示体の階調モ
−ドに対応可能なものになるという有利性が与えられ
る。
【0025】なお、本発明のエラスチックコネクタを使
用すれば、隣接電極間の抵抗値のバラツキ(レンジ)
が、それほど問題にならない汎用の用途においても、従
来品における電極当りの接続抵抗値を維持させたまま
で、導電性エラストマー層の厚さを薄くすることができ
るので、積層ピッチに対し絶縁性エラストマー層の占め
る比率を従来の50%から90%以上にまでアップさせるこ
とができ、分解能の高い絶縁性の高信頼のコネクタを得
ることができる。
用すれば、隣接電極間の抵抗値のバラツキ(レンジ)
が、それほど問題にならない汎用の用途においても、従
来品における電極当りの接続抵抗値を維持させたまま
で、導電性エラストマー層の厚さを薄くすることができ
るので、積層ピッチに対し絶縁性エラストマー層の占め
る比率を従来の50%から90%以上にまでアップさせるこ
とができ、分解能の高い絶縁性の高信頼のコネクタを得
ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも一方が可撓性を有する導電性エ
ラストマー層と絶縁性エラストマー層とをその接合面が
互いに平行となるように交互に、かつ多重に積層したコ
ネクタにおいて、導電性エラストマー層を体積抵抗率が
0.5 Ωcm以下のものとしてなることを特徴とするエラス
チックコネクタ。 - 【請求項2】導電性エラストマー層を構成する導電性シ
リコ−ンゴムが導電性付与剤としてケッチェンブラック
ECを 35 〜 45 重量部添加したものである請求項1に
記載したエラスチックコネクタ。 - 【請求項3】導電性エラストマー層と絶縁性エラストマ
ー層との積層ピッチが0.025 〜0.3mm である請求項1に
記載したエラスチックコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4343177A JPH0834118B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 高精細エラスチックコネクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4343177A JPH0834118B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 高精細エラスチックコネクタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06168754A true JPH06168754A (ja) | 1994-06-14 |
| JPH0834118B2 JPH0834118B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=18359511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4343177A Expired - Fee Related JPH0834118B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 高精細エラスチックコネクタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834118B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59230270A (ja) * | 1974-05-10 | 1984-12-24 | 富士高分子工業株式会社 | エラスチックコネクターの製造方法 |
| JPH03108204A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-08 | Hitachi Cable Ltd | 導電性組成物 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4343177A patent/JPH0834118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59230270A (ja) * | 1974-05-10 | 1984-12-24 | 富士高分子工業株式会社 | エラスチックコネクターの製造方法 |
| JPH02126578A (ja) * | 1974-05-10 | 1990-05-15 | Fuji Kobunshi Kogyo Kk | エラスチックコネクター |
| JPH03108204A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-08 | Hitachi Cable Ltd | 導電性組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0834118B2 (ja) | 1996-03-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |