JPH06170149A - 非流動性吸湿剤 - Google Patents
非流動性吸湿剤Info
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- JPH06170149A JPH06170149A JP35216892A JP35216892A JPH06170149A JP H06170149 A JPH06170149 A JP H06170149A JP 35216892 A JP35216892 A JP 35216892A JP 35216892 A JP35216892 A JP 35216892A JP H06170149 A JPH06170149 A JP H06170149A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸湿材として使用される塩化カルシウムの潮
解による流動を防止し、かつ、吸湿速度が大きく、更に
吸湿効果及び保水効果を増大させ、しかも簡単な製造工
程で大量生産することが出来る非粒度を性吸湿材を目的
とするものである。 【構成】 塩化カルシウム、シリカゲル及び多孔性珪酸
カルシウムの主成分として混合した非流動性の吸湿材の
構造である。 【効果】 塩化カルシウムの潮解性による流動性を大幅
に低減させ、吸湿速度を著しく大きくすることが出来、
吸湿効果及び保水効果を増大せしめ、簡単な製造工程で
安価に大量生産することが出来る。
解による流動を防止し、かつ、吸湿速度が大きく、更に
吸湿効果及び保水効果を増大させ、しかも簡単な製造工
程で大量生産することが出来る非粒度を性吸湿材を目的
とするものである。 【構成】 塩化カルシウム、シリカゲル及び多孔性珪酸
カルシウムの主成分として混合した非流動性の吸湿材の
構造である。 【効果】 塩化カルシウムの潮解性による流動性を大幅
に低減させ、吸湿速度を著しく大きくすることが出来、
吸湿効果及び保水効果を増大せしめ、簡単な製造工程で
安価に大量生産することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非流動性の吸湿剤に係
り、特に吸湿性に優れた塩化カルシウムを有効成分と
し、かつ塩化カルシウムの潮解による流動性を防止し、
更に吸湿速度、吸水硬化、保水硬化の大きい非流動性吸
湿剤に関するものである。
り、特に吸湿性に優れた塩化カルシウムを有効成分と
し、かつ塩化カルシウムの潮解による流動性を防止し、
更に吸湿速度、吸水硬化、保水硬化の大きい非流動性吸
湿剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の塩化カルシウムを有効成分とし
た吸湿剤は、従来から多用されているが、塩化カルシウ
ムは潮解による流動性があり、吸湿時に液体となるので
取り扱いに問題があると共に、周りの商品等に付着して
汚すために、使用出来る分野が極めて限定される欠点が
あった。この欠点を改善するために、最近になって、特
開昭62−68526号公報に示す如き発明が開発され
ている。この発明は、塩化カルシウムの潮解性を防止す
るために、塩化カルシウムと吸水性粉体とを混合して球
形状成形体を作り、更に成形体の外周面全体に30μm
以下の珪酸カルシウムを用いた多孔質被覆層を形成して
粒体にする技術である。
た吸湿剤は、従来から多用されているが、塩化カルシウ
ムは潮解による流動性があり、吸湿時に液体となるので
取り扱いに問題があると共に、周りの商品等に付着して
汚すために、使用出来る分野が極めて限定される欠点が
あった。この欠点を改善するために、最近になって、特
開昭62−68526号公報に示す如き発明が開発され
ている。この発明は、塩化カルシウムの潮解性を防止す
るために、塩化カルシウムと吸水性粉体とを混合して球
形状成形体を作り、更に成形体の外周面全体に30μm
以下の珪酸カルシウムを用いた多孔質被覆層を形成して
粒体にする技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような構
成を有する粒体型吸湿剤を製造するに当たっては、塩化
カルシウムと吸水性粉体とを混合した後で成形体に成形
し、更にその後で該成形体の周りに非常に細かい30μ
m以下の珪酸カルシウムを付着させて、多孔質被覆を構
成しなければならず、製造工程が非常に複雑で、大量生
産が困難であると共に、コスト高になる問題があった。
また、非常に細かい30μm以下の珪酸カルシウムは、
粒状の珪酸カルシウムを粉砕してつくらなければならな
いが、莫大な時間と費用とがかかる等の問題があった。
成を有する粒体型吸湿剤を製造するに当たっては、塩化
カルシウムと吸水性粉体とを混合した後で成形体に成形
し、更にその後で該成形体の周りに非常に細かい30μ
m以下の珪酸カルシウムを付着させて、多孔質被覆を構
成しなければならず、製造工程が非常に複雑で、大量生
産が困難であると共に、コスト高になる問題があった。
また、非常に細かい30μm以下の珪酸カルシウムは、
粒状の珪酸カルシウムを粉砕してつくらなければならな
いが、莫大な時間と費用とがかかる等の問題があった。
【0004】更に、前述の発明に係る従来の吸湿剤は、
塩化カルシウムが珪酸カルシウムで被覆されているの
で、塩化カルシウムが間接にしか作用せず、吸湿速度が
遅く、かつ吸湿硬化も小さい等の問題もあった。本発明
に係る非流動性吸湿剤は、前述の従来の問題点に鑑み開
発された技術であって、特に、夫々が吸湿性を有する塩
化カルシウムとシリカゲルと及び多孔性珪酸カルシウム
との3成分を混合した吸湿速度が速く、かつ吸湿効果を
極めて大きい全く新しい非流動性吸湿剤を提供するもの
である。
塩化カルシウムが珪酸カルシウムで被覆されているの
で、塩化カルシウムが間接にしか作用せず、吸湿速度が
遅く、かつ吸湿硬化も小さい等の問題もあった。本発明
に係る非流動性吸湿剤は、前述の従来の問題点に鑑み開
発された技術であって、特に、夫々が吸湿性を有する塩
化カルシウムとシリカゲルと及び多孔性珪酸カルシウム
との3成分を混合した吸湿速度が速く、かつ吸湿効果を
極めて大きい全く新しい非流動性吸湿剤を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る非流動性吸
湿剤は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で
あって、その要旨は塩化カルシウム、シリカゲル及び多
孔性珪酸カルシウムの3成分を主成分とした混合物によ
り構成する非流動性吸湿剤、及び上記3成分が多孔性珪
酸カルシウムを部分的に塩酸処理することによって得ら
れるものである非流動性吸湿剤である。
湿剤は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で
あって、その要旨は塩化カルシウム、シリカゲル及び多
孔性珪酸カルシウムの3成分を主成分とした混合物によ
り構成する非流動性吸湿剤、及び上記3成分が多孔性珪
酸カルシウムを部分的に塩酸処理することによって得ら
れるものである非流動性吸湿剤である。
【0006】本発明に係る非流動性吸湿剤は、塩化カル
シウムと、この塩化カルシウムの潮解を防止することが
出来ると共に、それ自体が吸水性と保水性とを有する多
孔性珪酸カルシウムと、シリカゲルとを混合したもので
ある。本発明者は、長年の実験を重ねた結果、シリカゲ
ルと多孔性珪酸カルシウムとが塩化カルシウムの潮解を
防止することが出来ると共に、これ等のシリカゲルと多
孔性珪酸カルシウムとの混合物に塩化カルシウムを混合
したところ、極めて大きな吸湿効果と保水効果を有する
ことを見出した。
シウムと、この塩化カルシウムの潮解を防止することが
出来ると共に、それ自体が吸水性と保水性とを有する多
孔性珪酸カルシウムと、シリカゲルとを混合したもので
ある。本発明者は、長年の実験を重ねた結果、シリカゲ
ルと多孔性珪酸カルシウムとが塩化カルシウムの潮解を
防止することが出来ると共に、これ等のシリカゲルと多
孔性珪酸カルシウムとの混合物に塩化カルシウムを混合
したところ、極めて大きな吸湿効果と保水効果を有する
ことを見出した。
【0007】本発明の非流動性吸湿剤の原料に適した多
孔性珪酸カルシウムは、珪酸質原料と切開質原料とを主
体とし、これに発泡剤を加えて予備養生させた後、オー
トクレーブ中で水熱合成して得られるものである。数多
くの多孔性珪酸カルシウムが知られているが、本発明の
原料に適した多孔性珪酸カルシウムは、ゾノトライト、
トバモライト、ジャイロライト、フォシャジャイト、ヒ
レブランダイト等であり、これらのものの製造法は公知
である。これらの多孔性珪酸カルシウムは、各々単独で
用いる必要はなく、2種類以上の混合物で用いることが
出来る。また、これらの多孔性珪酸カルシウムは、完全
に純粋なものでなくCSHゲルや未反応の珪酸質原料も
含まれていても良い。
孔性珪酸カルシウムは、珪酸質原料と切開質原料とを主
体とし、これに発泡剤を加えて予備養生させた後、オー
トクレーブ中で水熱合成して得られるものである。数多
くの多孔性珪酸カルシウムが知られているが、本発明の
原料に適した多孔性珪酸カルシウムは、ゾノトライト、
トバモライト、ジャイロライト、フォシャジャイト、ヒ
レブランダイト等であり、これらのものの製造法は公知
である。これらの多孔性珪酸カルシウムは、各々単独で
用いる必要はなく、2種類以上の混合物で用いることが
出来る。また、これらの多孔性珪酸カルシウムは、完全
に純粋なものでなくCSHゲルや未反応の珪酸質原料も
含まれていても良い。
【0008】また、多孔性カルシウムの中でも、建築材
料として一般に使用されている軽量気泡コンクリート
(ALC)が材料として比較的入手し易く、かつ、本発
明の組成物としても適度の吸湿性と保水性を有している
ので好ましい。特に、新品を使用する必要はなく、AL
C製造工程で発生する不良品やビルや住宅などの建設現
場で発生する端材のような、従来は廃棄処分されている
ようなものを適当な大きさに砕いて使用することも出来
る。
料として一般に使用されている軽量気泡コンクリート
(ALC)が材料として比較的入手し易く、かつ、本発
明の組成物としても適度の吸湿性と保水性を有している
ので好ましい。特に、新品を使用する必要はなく、AL
C製造工程で発生する不良品やビルや住宅などの建設現
場で発生する端材のような、従来は廃棄処分されている
ようなものを適当な大きさに砕いて使用することも出来
る。
【0009】なお、塩化カルシウムの流動性を全くなく
すためにのシリカゲル、多孔性珪酸カルシウム、塩化カ
ルシウムの混合比比率は、湿度、温度、等の使用する場
所の雰囲気条件により異なるが、例えば、20℃、90
RH%の雰囲気下に塩化カルシウム1重量部に対し、シ
リカゲル0.5〜1.5重量部、多孔性珪酸カルシウム
1.5〜4重量部程度が好ましく、更にこのましくは、
シリカゲル1重量部と多孔性珪酸カルシウム3.5重量
部を混合した吸湿剤を17日間放置した場合に、流動性
は示さず、塩化カルシウムの潮解による流動性を実質上
なくした吸湿剤を得ることができる。
すためにのシリカゲル、多孔性珪酸カルシウム、塩化カ
ルシウムの混合比比率は、湿度、温度、等の使用する場
所の雰囲気条件により異なるが、例えば、20℃、90
RH%の雰囲気下に塩化カルシウム1重量部に対し、シ
リカゲル0.5〜1.5重量部、多孔性珪酸カルシウム
1.5〜4重量部程度が好ましく、更にこのましくは、
シリカゲル1重量部と多孔性珪酸カルシウム3.5重量
部を混合した吸湿剤を17日間放置した場合に、流動性
は示さず、塩化カルシウムの潮解による流動性を実質上
なくした吸湿剤を得ることができる。
【0010】また、その製造方法としては、塩化カルシ
ウムとシリカゲルおよび多孔性珪酸カルシウムを混合す
る方法の他に、例えば、多孔性珪酸カルシウムを部分的
に塩酸処理した後で乾燥し、脱水する方法がある。部分
的に塩酸処理の行われた多孔性珪酸カルシウムを得る方
法としては、添加する多孔性珪酸カルシウムの全量を部
分的に処理するか、あるいは一部を完全に塩酸処理し、
未処理の多孔性珪酸カルシウムと混合することによって
得ることができる。塩酸処理を行う方法としては、塩酸
中に多孔性珪酸カルシウムを加えて適量時間攪拌した
後、十分に洗浄し、公知の方法によって乾燥する方法等
を挙げることができる。
ウムとシリカゲルおよび多孔性珪酸カルシウムを混合す
る方法の他に、例えば、多孔性珪酸カルシウムを部分的
に塩酸処理した後で乾燥し、脱水する方法がある。部分
的に塩酸処理の行われた多孔性珪酸カルシウムを得る方
法としては、添加する多孔性珪酸カルシウムの全量を部
分的に処理するか、あるいは一部を完全に塩酸処理し、
未処理の多孔性珪酸カルシウムと混合することによって
得ることができる。塩酸処理を行う方法としては、塩酸
中に多孔性珪酸カルシウムを加えて適量時間攪拌した
後、十分に洗浄し、公知の方法によって乾燥する方法等
を挙げることができる。
【0011】この方法では、塩化カルシウムとシリカゲ
ルが生成すると共に、ある程度の多孔性珪酸カルシウム
は元の形状および成分を残存し、多孔性珪酸カルシウム
はその保水性は保持しつつ、吸湿性能が向上するので、
吸湿後に塩化カルシウムの流動性を低減することが出来
ることを見出した。かつ、部分的に塩酸処理された多孔
性珪酸カルシウムの平均粒径は、特に制限されないが、
1200μm以上10mm以下の粉体を使用するのがより
好ましいことも明らかとなった。
ルが生成すると共に、ある程度の多孔性珪酸カルシウム
は元の形状および成分を残存し、多孔性珪酸カルシウム
はその保水性は保持しつつ、吸湿性能が向上するので、
吸湿後に塩化カルシウムの流動性を低減することが出来
ることを見出した。かつ、部分的に塩酸処理された多孔
性珪酸カルシウムの平均粒径は、特に制限されないが、
1200μm以上10mm以下の粉体を使用するのがより
好ましいことも明らかとなった。
【0012】
【作用】本発明に係る非流動性吸湿剤は、上述の如く、
塩化カルシウムとシリカゲルと多孔性珪酸カルシウムと
の混合物より構成したので、多孔性珪酸カルシウムの保
水性によって塩化カルシウムの潮解性を防止することが
出来、かつシリカゲルと塩化カルシウムの奏上効果によ
り吸湿スピードを著しく向上させた優れた吸湿剤を得る
ことが出来る。塩化カルシウムとシリカゲルと多孔性珪
酸カルシウムとが夫々外表面に露出しているので、吸湿
速度の大きな吸湿剤を得ることが出来る。また、吸湿剤
を得る際には単に多孔性珪酸カルシウムの一部を塩酸処
理すれば良いので、従来の如く成形体を成形した後で、
この成形体に被覆層を設ける必要が全く無く、単純な製
造工程で大量生産が可能である。更に本発明の非流動性
吸湿剤は、比較的大きな粒径を有する多孔性珪酸カルシ
ウムがそのまま使用することが出来るので、多孔性珪酸
カルシウム粒体を細かい粉末に粉砕する面倒な作業を全
く不要とすることが出来る。
塩化カルシウムとシリカゲルと多孔性珪酸カルシウムと
の混合物より構成したので、多孔性珪酸カルシウムの保
水性によって塩化カルシウムの潮解性を防止することが
出来、かつシリカゲルと塩化カルシウムの奏上効果によ
り吸湿スピードを著しく向上させた優れた吸湿剤を得る
ことが出来る。塩化カルシウムとシリカゲルと多孔性珪
酸カルシウムとが夫々外表面に露出しているので、吸湿
速度の大きな吸湿剤を得ることが出来る。また、吸湿剤
を得る際には単に多孔性珪酸カルシウムの一部を塩酸処
理すれば良いので、従来の如く成形体を成形した後で、
この成形体に被覆層を設ける必要が全く無く、単純な製
造工程で大量生産が可能である。更に本発明の非流動性
吸湿剤は、比較的大きな粒径を有する多孔性珪酸カルシ
ウムがそのまま使用することが出来るので、多孔性珪酸
カルシウム粒体を細かい粉末に粉砕する面倒な作業を全
く不要とすることが出来る。
【0013】
【実施例】以下に、具体的な実施例、比較例、及び参考
例を用いて本発明をさらに詳しく説明する。なお、実施
例1、2及び3に使用したALC粒は、ALC粒を粉砕
し、2.0mm以下の平均粒径1.5mmの粒体を得
た。前記粒体中に粒径が100μ以下のものは実質的に
存在しなかった。粉砕後にこれ等の粒体を105℃の乾
燥機で恒量になるまで放置したALC粒体を使用した。
例を用いて本発明をさらに詳しく説明する。なお、実施
例1、2及び3に使用したALC粒は、ALC粒を粉砕
し、2.0mm以下の平均粒径1.5mmの粒体を得
た。前記粒体中に粒径が100μ以下のものは実質的に
存在しなかった。粉砕後にこれ等の粒体を105℃の乾
燥機で恒量になるまで放置したALC粒体を使用した。
【0014】
【実施例1】ALC粒体5重量部に濃塩酸2重量部とイ
オン交換水4重量部とを加え、3時間攪拌した後で十分
に洗浄し、乾燥機を用いて300℃の温度で恒量になる
まで乾燥し、脱水した。このとき得られた粒体中の成分
組成は、塩化カルシウムが約20%、シリカゲルが15
%、多孔性珪酸カルシウムが約65%であった。その粒
体20gを25℃の温度で、90RH%の湿度下に17
日間放置した。その後に重量変化を測定し、吸湿率を算
出した。このとき混合物の吸湿量は20.9gであり、
混合物には、流動性は全くなかった。
オン交換水4重量部とを加え、3時間攪拌した後で十分
に洗浄し、乾燥機を用いて300℃の温度で恒量になる
まで乾燥し、脱水した。このとき得られた粒体中の成分
組成は、塩化カルシウムが約20%、シリカゲルが15
%、多孔性珪酸カルシウムが約65%であった。その粒
体20gを25℃の温度で、90RH%の湿度下に17
日間放置した。その後に重量変化を測定し、吸湿率を算
出した。このとき混合物の吸湿量は20.9gであり、
混合物には、流動性は全くなかった。
【0015】
【実施例2】ALC粒体5重量部に濃塩酸4重量部とイ
オン交換水2重量部とを加え、3時間攪拌した後で、十
分に洗浄し、乾燥機を用いて300℃の温度で恒量にな
るまで乾燥し、脱水した。このとき得られた粒体中の成
分組成は、塩化カルシウムが約30%、シリカゲルが2
0%、多孔性珪酸カルシウムが50%であった。その粒
体20gを25℃の温度で90RH%の湿度下に4日間
放置した。その後に重量変化を測定し、吸湿率を算出し
た。このとき混合物の吸湿量は18.5gであり、混合
物には、全く流動性は認められなかった。
オン交換水2重量部とを加え、3時間攪拌した後で、十
分に洗浄し、乾燥機を用いて300℃の温度で恒量にな
るまで乾燥し、脱水した。このとき得られた粒体中の成
分組成は、塩化カルシウムが約30%、シリカゲルが2
0%、多孔性珪酸カルシウムが50%であった。その粒
体20gを25℃の温度で90RH%の湿度下に4日間
放置した。その後に重量変化を測定し、吸湿率を算出し
た。このとき混合物の吸湿量は18.5gであり、混合
物には、全く流動性は認められなかった。
【0016】
【比較例1】無水塩化カルシウム20gを容器に入れ、
実施例1と同様の操作を行ったところ、試験開始と同時
に潮解し始め、24時間後には流動性のある塩化カルシ
ウム溶液となった。
実施例1と同様の操作を行ったところ、試験開始と同時
に潮解し始め、24時間後には流動性のある塩化カルシ
ウム溶液となった。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る非流動性吸湿材は、上述の
構成と作用効果を有するので、吸湿後の塩化カルシウム
の潮解による流動性を防止すると共に、吸湿速度を著し
く大きくし、かつ極めて大きな吸湿性及び保水性を有し
ている。かつ、塩化カルシウムを球形状に成形したり、
この塩化カルシウムの成形体の外表面洗面を珪酸カルシ
ウム等で被覆する必要がないので、簡単な工程で安価に
大量生産することが出来る。
構成と作用効果を有するので、吸湿後の塩化カルシウム
の潮解による流動性を防止すると共に、吸湿速度を著し
く大きくし、かつ極めて大きな吸湿性及び保水性を有し
ている。かつ、塩化カルシウムを球形状に成形したり、
この塩化カルシウムの成形体の外表面洗面を珪酸カルシ
ウム等で被覆する必要がないので、簡単な工程で安価に
大量生産することが出来る。
【0018】多孔性珪酸カルシウムは極めて細かく粉砕
する必要がなく、粒体をそのまま塩酸処理することによ
って使用することが出来、しかも細かく粉砕した場合よ
りも大きな保水効果と、塩化カルシウムの潮解防止効果
とを得ることが出来る。更に、塩化カルシウムとシリカ
ゲルと及び多孔性珪酸カルシウムとが夫々表面に露出し
ているので、吸湿速度を大きくし、かつ相乗効果によっ
て吸湿効果を著しく高めることが出来る等の特徴を有す
るものである。
する必要がなく、粒体をそのまま塩酸処理することによ
って使用することが出来、しかも細かく粉砕した場合よ
りも大きな保水効果と、塩化カルシウムの潮解防止効果
とを得ることが出来る。更に、塩化カルシウムとシリカ
ゲルと及び多孔性珪酸カルシウムとが夫々表面に露出し
ているので、吸湿速度を大きくし、かつ相乗効果によっ
て吸湿効果を著しく高めることが出来る等の特徴を有す
るものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 塩化カルシウム、シリカゲル及び多孔性
珪酸カルシウムの3成分を主成分とした混合物により構
成することを特徴とする非流動性吸湿剤。 - 【請求項2】 上記の3成分が多孔性珪酸カルシウムを
部分的に塩酸処理することによって得られるものである
ことを特徴とする請求項1の非流動性吸湿剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35216892A JPH06170149A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 非流動性吸湿剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35216892A JPH06170149A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 非流動性吸湿剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06170149A true JPH06170149A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18422249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35216892A Withdrawn JPH06170149A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 非流動性吸湿剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06170149A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004107864A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-04-08 | Yamaichi Electronics Co Ltd | 不織布、吸湿部材、不織布の製造方法、不織布の製造装置および有機el表示装置 |
| JP2013226523A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Kyushu Koatsu Concrete Kogyo Kk | 吸湿性材料及びその製造方法並びに保水剤用コンクリートスラッジ |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP35216892A patent/JPH06170149A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004107864A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-04-08 | Yamaichi Electronics Co Ltd | 不織布、吸湿部材、不織布の製造方法、不織布の製造装置および有機el表示装置 |
| US7118638B2 (en) | 2002-08-28 | 2006-10-10 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Nonwoven fabric, hygroscopic member, method and apparatus for producing nonwoven fabric and organic electroluminescence display |
| JP2013226523A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Kyushu Koatsu Concrete Kogyo Kk | 吸湿性材料及びその製造方法並びに保水剤用コンクリートスラッジ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |