JPH06173094A - 縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治具 - Google Patents
縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治具Info
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- JPH06173094A JPH06173094A JP35185592A JP35185592A JPH06173094A JP H06173094 A JPH06173094 A JP H06173094A JP 35185592 A JP35185592 A JP 35185592A JP 35185592 A JP35185592 A JP 35185592A JP H06173094 A JPH06173094 A JP H06173094A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被処理材をフリーピッチで枠付けできると共
に、1枠に複数列枠付けでき、枠付間隔を広げても1枠
に多数の被処理材を枠付けできる縦吊式表面処理用被処
理材の枠付補助治具を提供する。 【構成】 枠付補助治具12は、吊下げ治具4により挾
着保持される被挾持部13と膨脹性チューブを支持する
支持壁14を有する枠体12aから成り、被挾持部と支
持壁との間には、それらを連結する上下2本の固定ロッ
ド15を挿通して可撓性間挿材16が配置されている。
間挿材と支持壁との間には膨脹性チューブ17が配設さ
れており、間挿材は固定ロッド周囲に巻回して配設され
たスプリング18により支持壁に向って付勢されてい
る。膨脹性チューブに空気、液体等の流体を導入して膨
脹させると、膨脹性チューブはスプリングのバネ力に抗
して間挿材を被挾持部側に押圧し、間挿材と被挾持部内
面との間に被処理材Aをフリーピツチで挾着保持でき
る。
に、1枠に複数列枠付けでき、枠付間隔を広げても1枠
に多数の被処理材を枠付けできる縦吊式表面処理用被処
理材の枠付補助治具を提供する。 【構成】 枠付補助治具12は、吊下げ治具4により挾
着保持される被挾持部13と膨脹性チューブを支持する
支持壁14を有する枠体12aから成り、被挾持部と支
持壁との間には、それらを連結する上下2本の固定ロッ
ド15を挿通して可撓性間挿材16が配置されている。
間挿材と支持壁との間には膨脹性チューブ17が配設さ
れており、間挿材は固定ロッド周囲に巻回して配設され
たスプリング18により支持壁に向って付勢されてい
る。膨脹性チューブに空気、液体等の流体を導入して膨
脹させると、膨脹性チューブはスプリングのバネ力に抗
して間挿材を被挾持部側に押圧し、間挿材と被挾持部内
面との間に被処理材Aをフリーピツチで挾着保持でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦吊式表面処理用被処
理材の枠付補助治具に関し、さらに詳しくは、複数の被
処理材を挾着保持した状態で、キャリアバーの吊下げ治
具により吊下げ支持される枠付補助治具に関する。
理材の枠付補助治具に関し、さらに詳しくは、複数の被
処理材を挾着保持した状態で、キャリアバーの吊下げ治
具により吊下げ支持される枠付補助治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縦吊式表面処理用の未処理の被処
理材をキャリアバーに取り付ける作業は、キャリアバー
に取り付けられた複数の吊下げ治具により各被処理材を
それぞれ挾着して枠付けする方式がとられている。すな
わち、図8及び図9に示すように、キャリアバー101
の下面に突設された膨出先端部を有する断面ピン状の支
承金具102にヒンジ103が嵌め込み式に取り付けら
れ、該ヒンジ103下端部に吊下げ治具104の支持板
体105の上端部が取り付けられる。吊下げ治具104
は、上記支持板体105と、該支持板体105上に突設
されたブラケット106に軸ピン107を介して回転可
能に軸着された押圧部材108とからなり、押圧部材1
08の先端部内側にはヤスリ面状の押圧部109が突設
されており、上記支持板体105と押圧部材108との
先端部間に被処理材Aを挾み、支持板体105と押圧部
材108との間に掛渡して連結されたバネ部材110に
より押圧部材先端部の押圧部109が被処理材Aに押圧
されることによって被処理材Aを挾着保持せしめるもの
である。なお、符号111はキャリアバー(電解枠)1
01から吊下げ治具104を介して被処理材Aに通電す
るための電極接点部である。このように吊下げ治具10
4を介してキャリアバー101に多数吊り下げられた被
処理材Aは、このような懸垂状態で搬送されて、脱脂
槽、水洗槽、陽極酸化処理槽、電解着色処理槽等の各種
処理槽に浸漬され、目的とする表面処理に付される。
理材をキャリアバーに取り付ける作業は、キャリアバー
に取り付けられた複数の吊下げ治具により各被処理材を
それぞれ挾着して枠付けする方式がとられている。すな
わち、図8及び図9に示すように、キャリアバー101
の下面に突設された膨出先端部を有する断面ピン状の支
承金具102にヒンジ103が嵌め込み式に取り付けら
れ、該ヒンジ103下端部に吊下げ治具104の支持板
体105の上端部が取り付けられる。吊下げ治具104
は、上記支持板体105と、該支持板体105上に突設
されたブラケット106に軸ピン107を介して回転可
能に軸着された押圧部材108とからなり、押圧部材1
08の先端部内側にはヤスリ面状の押圧部109が突設
されており、上記支持板体105と押圧部材108との
先端部間に被処理材Aを挾み、支持板体105と押圧部
材108との間に掛渡して連結されたバネ部材110に
より押圧部材先端部の押圧部109が被処理材Aに押圧
されることによって被処理材Aを挾着保持せしめるもの
である。なお、符号111はキャリアバー(電解枠)1
01から吊下げ治具104を介して被処理材Aに通電す
るための電極接点部である。このように吊下げ治具10
4を介してキャリアバー101に多数吊り下げられた被
処理材Aは、このような懸垂状態で搬送されて、脱脂
槽、水洗槽、陽極酸化処理槽、電解着色処理槽等の各種
処理槽に浸漬され、目的とする表面処理に付される。
【0003】ところで、大小のサイズの被処理材を同時
に枠付けした場合に、表面処理において酸化皮膜や塗膜
厚さの均一性、着色の均一性等を保つためには、被処理
材の大きさ(外周長、長さ、幅)に対して適当な間隔を
とる必要があること、従ってフリーピッチ化が必要であ
るが、従来の吊下げ治具による被処理材の枠付は、図8
に示すように、キャリアバー101に一定間隔で取り付
けられた吊下げ治具に各被処理材を挾着保持するもので
あるため、被処理材の枠付けをフリーピッチで行い難い
という難点があった。
に枠付けした場合に、表面処理において酸化皮膜や塗膜
厚さの均一性、着色の均一性等を保つためには、被処理
材の大きさ(外周長、長さ、幅)に対して適当な間隔を
とる必要があること、従ってフリーピッチ化が必要であ
るが、従来の吊下げ治具による被処理材の枠付は、図8
に示すように、キャリアバー101に一定間隔で取り付
けられた吊下げ治具に各被処理材を挾着保持するもので
あるため、被処理材の枠付けをフリーピッチで行い難い
という難点があった。
【0004】また、生産性を向上させるためには、1つ
のキャリアバーに枠付けされる被処理材の数を多くする
ことが望まれるが、前記した従来の枠付け方法では1つ
の吊下げ治具に1本の被処理材を吊り下げる方式である
ため、この間隔をつめて数多くの被処理材を枠付けしよ
うとすると、逆に被処理材下端部同士のくっつきによる
種々のトラブルを発生する。すなわち、前記のような縦
吊方式で被処理材に表面処理を行う場合、一般に被処理
材の下端はフリーの状態で吊り下げられている。従っ
て、長尺の被処理材、特に細長い被処理材は自重が小さ
いため、吊下げ治具で挾んだ時に傾いて吊下げ治具に対
して鉛直に吊り下がらない。そこで、下端部が隣の被処
理材下端部と接触して、このままの状態で表面処理工程
に送ると、いわゆるくっつき不良となることが多い。ま
た、一度被処理材同士にくっつきが生じると、被処理材
下端部同士が濡れの状態で接触している為、その後の処
理過程で離れず、また、枠付段階での被処理材の傾きを
修正しようとしても、吊り下がった状態の被処理材に対
して下から行っても効果がない。それ故、被処理材下端
部同士がくっついた状態のまま継続して表面処理して仕
上げ、それを不良品とし、又は脱膜して再加工すること
が一般的に行われており、生産性やコスト等の面で大き
な問題となっている。
のキャリアバーに枠付けされる被処理材の数を多くする
ことが望まれるが、前記した従来の枠付け方法では1つ
の吊下げ治具に1本の被処理材を吊り下げる方式である
ため、この間隔をつめて数多くの被処理材を枠付けしよ
うとすると、逆に被処理材下端部同士のくっつきによる
種々のトラブルを発生する。すなわち、前記のような縦
吊方式で被処理材に表面処理を行う場合、一般に被処理
材の下端はフリーの状態で吊り下げられている。従っ
て、長尺の被処理材、特に細長い被処理材は自重が小さ
いため、吊下げ治具で挾んだ時に傾いて吊下げ治具に対
して鉛直に吊り下がらない。そこで、下端部が隣の被処
理材下端部と接触して、このままの状態で表面処理工程
に送ると、いわゆるくっつき不良となることが多い。ま
た、一度被処理材同士にくっつきが生じると、被処理材
下端部同士が濡れの状態で接触している為、その後の処
理過程で離れず、また、枠付段階での被処理材の傾きを
修正しようとしても、吊り下がった状態の被処理材に対
して下から行っても効果がない。それ故、被処理材下端
部同士がくっついた状態のまま継続して表面処理して仕
上げ、それを不良品とし、又は脱膜して再加工すること
が一般的に行われており、生産性やコスト等の面で大き
な問題となっている。
【0005】従って、本発明の主たる目的は、前記した
ような従来の縦吊式表面処理用被処理材の枠付けにおけ
る問題を解決することにあり、被処理材をフリーピッチ
で枠付けできる縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治
具を提供することにある。さらに本発明の目的は、1枠
に複数列枠付けでき、被処理材間隔を広げても1枠に枠
付けできる本数を従来より多く枠付可能とする縦吊式表
面処理用被処理材の枠付補助治具を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、枠付けに際して被処理材を鉛
直に吊り下げられるようにする枠付補助治具を提供し、
もって被処理材下端部同士のくっつきによる種々のトラ
ブルを防止することにある。
ような従来の縦吊式表面処理用被処理材の枠付けにおけ
る問題を解決することにあり、被処理材をフリーピッチ
で枠付けできる縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治
具を提供することにある。さらに本発明の目的は、1枠
に複数列枠付けでき、被処理材間隔を広げても1枠に枠
付けできる本数を従来より多く枠付可能とする縦吊式表
面処理用被処理材の枠付補助治具を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、枠付けに際して被処理材を鉛
直に吊り下げられるようにする枠付補助治具を提供し、
もって被処理材下端部同士のくっつきによる種々のトラ
ブルを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によれば、複数の被処理材を挾着保持した状
態で、キャリアバーの吊下げ治具により吊下げ支持され
る枠付補助治具であって、少なくとも下部に被処理材挿
入用の開口部を有する細長い枠体を備え、該枠体の一方
の側壁の開口部側には被処理材を他方の側壁に向って押
圧するための膨脹性チューブが設けられていると共に、
該膨脹性チューブの被処理材と接触する面側に間挿材が
配設されていることを特徴とする縦吊式表面処理用被処
理材の枠付補助治具が提供される。好ましい態様におい
ては、前記間挿材としては膨脹性チューブを収縮させる
ように付勢されている可撓性間挿材あるいは長手方向に
多数に分割された間挿材セグメントが用いられる。膨脹
性チューブを収縮させるように付勢させる手段として
は、前記可撓性間挿材と膨脹性チューブを介して対向す
る側壁との間を引張バネにより連結する方法、あるいは
前記可撓性間挿材として板バネを用いる方法等が採用で
きる。
め、本発明によれば、複数の被処理材を挾着保持した状
態で、キャリアバーの吊下げ治具により吊下げ支持され
る枠付補助治具であって、少なくとも下部に被処理材挿
入用の開口部を有する細長い枠体を備え、該枠体の一方
の側壁の開口部側には被処理材を他方の側壁に向って押
圧するための膨脹性チューブが設けられていると共に、
該膨脹性チューブの被処理材と接触する面側に間挿材が
配設されていることを特徴とする縦吊式表面処理用被処
理材の枠付補助治具が提供される。好ましい態様におい
ては、前記間挿材としては膨脹性チューブを収縮させる
ように付勢されている可撓性間挿材あるいは長手方向に
多数に分割された間挿材セグメントが用いられる。膨脹
性チューブを収縮させるように付勢させる手段として
は、前記可撓性間挿材と膨脹性チューブを介して対向す
る側壁との間を引張バネにより連結する方法、あるいは
前記可撓性間挿材として板バネを用いる方法等が採用で
きる。
【0007】
【発明の作用】本発明の枠付補助治具は、少なくとも下
部に被処理材挿入用の開口部を有する細長い枠体を備
え、該枠体の一方の側壁の開口部側には被処理材を他方
の側壁に向って押圧するための膨脹性チューブが設けら
れていると共に、該膨脹性チューブの被処理材と接触す
る面側に間挿材が配設されているので、膨脹性チューブ
に空気、液体等の流体が導入されずにしぼんでいる時
は、他方の側壁と間挿材との間は広く開けられている。
しかし、開口部の下側から被処理材を挿入し、膨脹性チ
ューブに流体を導入して膨脹させると、膨脹性チューブ
は間挿材を他方の側壁側に押圧し、間挿材と他方の側壁
内面との間に被処理材を挾着保持することができ、被処
理材をフリーピッチで枠付けすることができる。さら
に、このような枠付補助治具を介して枠付けするもので
あるため、上記のような構造の被処理材取付用枠体を複
数列備えた枠付補助治具とすることにより、被処理材を
1枠に複数列枠付けすることも可能となる。
部に被処理材挿入用の開口部を有する細長い枠体を備
え、該枠体の一方の側壁の開口部側には被処理材を他方
の側壁に向って押圧するための膨脹性チューブが設けら
れていると共に、該膨脹性チューブの被処理材と接触す
る面側に間挿材が配設されているので、膨脹性チューブ
に空気、液体等の流体が導入されずにしぼんでいる時
は、他方の側壁と間挿材との間は広く開けられている。
しかし、開口部の下側から被処理材を挿入し、膨脹性チ
ューブに流体を導入して膨脹させると、膨脹性チューブ
は間挿材を他方の側壁側に押圧し、間挿材と他方の側壁
内面との間に被処理材を挾着保持することができ、被処
理材をフリーピッチで枠付けすることができる。さら
に、このような枠付補助治具を介して枠付けするもので
あるため、上記のような構造の被処理材取付用枠体を複
数列備えた枠付補助治具とすることにより、被処理材を
1枠に複数列枠付けすることも可能となる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例を説明しつつ、
本発明についてさらに具体的に説明する。図1乃至図3
は、被処理材を枠付けするための下部に被処理材挿入用
の開口部を有する細長い枠体を備えた枠付補助治具の実
施例を示す。キャリアバーに取り付ける吊下げ治具(1
次治具)としては、従来公知の種々の構造のものを用い
得るが、作図の便宜上、図8及び図9に示す構造の吊下
げ治具を用いた。すなわち、キャリアバー1の下面に突
設された膨出先端部を有する断面ピン状の支承金具2に
ヒンジ3が嵌め込み式に取り付けられ、該ヒンジ3下端
部に吊下げ治具4の支持板体5の上端部が取り付けられ
ている。吊下げ治具4は、上記支持板体5と、該支持板
体5上に突設されたブラケット6に軸ピン7を介して回
転可能に軸着された押圧部材8とからなり、押圧部材8
の先端部内側にはヤスリ面状の押圧部9が突設されてい
る。支持板体5と押圧部材8との間に掛け渡して連結さ
れたバネ10により押圧部材先端部が支持板体先端部に
向って押圧され、その間に配置された枠付補助治具12
の被挾持部13を挾着保持する。
本発明についてさらに具体的に説明する。図1乃至図3
は、被処理材を枠付けするための下部に被処理材挿入用
の開口部を有する細長い枠体を備えた枠付補助治具の実
施例を示す。キャリアバーに取り付ける吊下げ治具(1
次治具)としては、従来公知の種々の構造のものを用い
得るが、作図の便宜上、図8及び図9に示す構造の吊下
げ治具を用いた。すなわち、キャリアバー1の下面に突
設された膨出先端部を有する断面ピン状の支承金具2に
ヒンジ3が嵌め込み式に取り付けられ、該ヒンジ3下端
部に吊下げ治具4の支持板体5の上端部が取り付けられ
ている。吊下げ治具4は、上記支持板体5と、該支持板
体5上に突設されたブラケット6に軸ピン7を介して回
転可能に軸着された押圧部材8とからなり、押圧部材8
の先端部内側にはヤスリ面状の押圧部9が突設されてい
る。支持板体5と押圧部材8との間に掛け渡して連結さ
れたバネ10により押圧部材先端部が支持板体先端部に
向って押圧され、その間に配置された枠付補助治具12
の被挾持部13を挾着保持する。
【0009】一方、枠付補助治具12は、図1に示すよ
うなキャリアバー1の枠付け幅と略等しい長さの2枚の
平行な側壁13、14を有する枠体12aから成り、一
方の側壁は吊下げ治具4により挾着保持される被挾持部
13を構成し、銅、チタン、ステンレス鋼等の導電性金
属製である。他方の側壁は膨脹性チューブを支持する支
持壁14として供される。被挾持部13と膨脹性チュー
ブ支持壁14との間は、長手方向に適当な間隔を置いて
配された上下2本の固定ロッド15により連結されてい
る。また、被挾持部13と膨脹性チューブ支持壁14と
の間には、上記固定ロッド15を挿通してテフロン製の
薄板から成る可撓性間挿材16が配置されている。該間
挿材16と膨脹性チューブ支持壁14との間には、膨脹
性チューブ17が配設されており、さらに、上記固定ロ
ッド15周囲を巻回するようにスプリング18が配設さ
れ、このスプリング18の一端は間挿材16に、他端は
膨脹性チューブ支持壁14に固着され、上記間挿材16
を膨脹性チューブ支持壁14に向って付勢している。な
お、上記間挿材16の材質としては、適度の強度を有し
かつ可撓性を有するものであればよく、合成樹脂、金属
等のシート状材料から作製できる。また、被挾持部13
の内面には、被処理材のずり落ち防止のために粗面加工
することが望ましい。
うなキャリアバー1の枠付け幅と略等しい長さの2枚の
平行な側壁13、14を有する枠体12aから成り、一
方の側壁は吊下げ治具4により挾着保持される被挾持部
13を構成し、銅、チタン、ステンレス鋼等の導電性金
属製である。他方の側壁は膨脹性チューブを支持する支
持壁14として供される。被挾持部13と膨脹性チュー
ブ支持壁14との間は、長手方向に適当な間隔を置いて
配された上下2本の固定ロッド15により連結されてい
る。また、被挾持部13と膨脹性チューブ支持壁14と
の間には、上記固定ロッド15を挿通してテフロン製の
薄板から成る可撓性間挿材16が配置されている。該間
挿材16と膨脹性チューブ支持壁14との間には、膨脹
性チューブ17が配設されており、さらに、上記固定ロ
ッド15周囲を巻回するようにスプリング18が配設さ
れ、このスプリング18の一端は間挿材16に、他端は
膨脹性チューブ支持壁14に固着され、上記間挿材16
を膨脹性チューブ支持壁14に向って付勢している。な
お、上記間挿材16の材質としては、適度の強度を有し
かつ可撓性を有するものであればよく、合成樹脂、金属
等のシート状材料から作製できる。また、被挾持部13
の内面には、被処理材のずり落ち防止のために粗面加工
することが望ましい。
【0010】上記のような構造の枠付補助治具12は、
膨脹性チューブ17に空気、液体等の流体が導入されず
にしぼんでいる時は、膨脹性チューブ17はスプリング
18により引っ張られている間挿材16により膨脹性チ
ューブ支持壁14側に押しつけられ、被挾持部13と間
挿材16との間は広く開けられている。しかし、開口部
19の下側から被処理材Aを挿入し、膨脹性チューブ1
7に流体を導入して膨脹させると、図3に示すように、
膨脹性チューブ17はスプリング18のバネ力に抗して
間挿材16を被挾持部13側に押圧し、間挿材16と被
挾持部13内面との間に被処理材Aを挾着保持すること
ができる。この際、間挿材16は可撓性のテフロン薄板
により作製されているので、固定ロッド15取付部を除
いて被処理材Aがどのような位置にどのような間隔で枠
付けされても、図3に示すように被処理材Aが配置され
ていない箇所に膨脹性チューブ17が若干喰い込むよう
に膨出し、被処理材を確実にまたフリーピッチで挾着保
持できる。
膨脹性チューブ17に空気、液体等の流体が導入されず
にしぼんでいる時は、膨脹性チューブ17はスプリング
18により引っ張られている間挿材16により膨脹性チ
ューブ支持壁14側に押しつけられ、被挾持部13と間
挿材16との間は広く開けられている。しかし、開口部
19の下側から被処理材Aを挿入し、膨脹性チューブ1
7に流体を導入して膨脹させると、図3に示すように、
膨脹性チューブ17はスプリング18のバネ力に抗して
間挿材16を被挾持部13側に押圧し、間挿材16と被
挾持部13内面との間に被処理材Aを挾着保持すること
ができる。この際、間挿材16は可撓性のテフロン薄板
により作製されているので、固定ロッド15取付部を除
いて被処理材Aがどのような位置にどのような間隔で枠
付けされても、図3に示すように被処理材Aが配置され
ていない箇所に膨脹性チューブ17が若干喰い込むよう
に膨出し、被処理材を確実にまたフリーピッチで挾着保
持できる。
【0011】図4乃至図6は、枠付補助治具に被処理材
を2列に枠付けし、千鳥状、格子状等種々の形態の枠付
けに対応できるように構成した本発明の枠付補助治具の
他の実施例を示す。本実施例の枠付補助治具20は、図
1に示すようなキャリアバー1の枠付け幅と略等しい長
さの細長い基板21を有し、該基板21の長手方向中心
線に沿って板状の被挾持部22が立設され、さらに該被
挾持部22の両側には、上記吊下げ治具4の押圧部材8
先端が上記被挾持部22を挾着するための動作が可能な
程度だけ離間されて、一対の膨脹性チューブ支持壁23
a、23bが上記被挾持部22と平行に長手方向に立設
され、該膨脹性チューブ支持壁23a、23bからさら
に一定距離離間してこれらと平行に外側壁24a、24
bが立設されており、全体として上記被挾持部22、膨
脹性チューブ支持壁23a,23bの3本のしきり壁が
長手方向に配設された箱体状の形態を有している。上記
被挾持部22の両側に設けられた各膨脹性チューブ支持
壁23a(23b)と各外側壁24a(24b)との間
の基板にはそれぞれ細長い開口部25a(25b)が基
板21の一端部近傍から他端部近傍にかけて形成されて
おり、これらの各開口部を囲む一対の膨脹性チューブ支
持壁23a(23b)と外側壁24a(24b)とで被
処理材取付け用の枠体20a(20b)を構成してい
る。なお、各開口部25a、25bの外側の内周面と各
外側壁24a、24bの内面とは同一面となるように形
成されている。
を2列に枠付けし、千鳥状、格子状等種々の形態の枠付
けに対応できるように構成した本発明の枠付補助治具の
他の実施例を示す。本実施例の枠付補助治具20は、図
1に示すようなキャリアバー1の枠付け幅と略等しい長
さの細長い基板21を有し、該基板21の長手方向中心
線に沿って板状の被挾持部22が立設され、さらに該被
挾持部22の両側には、上記吊下げ治具4の押圧部材8
先端が上記被挾持部22を挾着するための動作が可能な
程度だけ離間されて、一対の膨脹性チューブ支持壁23
a、23bが上記被挾持部22と平行に長手方向に立設
され、該膨脹性チューブ支持壁23a、23bからさら
に一定距離離間してこれらと平行に外側壁24a、24
bが立設されており、全体として上記被挾持部22、膨
脹性チューブ支持壁23a,23bの3本のしきり壁が
長手方向に配設された箱体状の形態を有している。上記
被挾持部22の両側に設けられた各膨脹性チューブ支持
壁23a(23b)と各外側壁24a(24b)との間
の基板にはそれぞれ細長い開口部25a(25b)が基
板21の一端部近傍から他端部近傍にかけて形成されて
おり、これらの各開口部を囲む一対の膨脹性チューブ支
持壁23a(23b)と外側壁24a(24b)とで被
処理材取付け用の枠体20a(20b)を構成してい
る。なお、各開口部25a、25bの外側の内周面と各
外側壁24a、24bの内面とは同一面となるように形
成されている。
【0012】上記各膨脹性チューブ支持壁23a、23
bの開口部側内面には、チタン、ステンレス鋼等の金属
製の断面略L字形の細長い板バネ26a、26bが、そ
の上端部を膨脹性チューブ支持壁23a、23b上端部
に固定することにより膨脹性チューブ支持壁に沿って取
り付けられており、また、各板バネ26a、26bと膨
脹性チューブ支持壁23a、23bとの間にはそれぞれ
膨脹性チューブ27a、27bが介挿されている。膨脹
性チューブ27a、27bに空気、液体等の流体が導入
されずにしぼんでいる時は、膨脹性チューブ27a、2
7bは板バネ26a、26bにより膨脹性チューブ支持
壁23a、23b側に押しつけられ、外側壁24a、2
4bと板バネ26a、26bとの間は広く開けられてい
る。しかし、開口部25a、25bの下側から被処理材
Aを挿入し、膨脹性チューブ27a、27bに流体を導
入して膨脹させると、図4に示す枠付補助治具20の左
側の枠体20a部分を拡大して図示する図5に示される
ように、膨脹性チューブ27a(27b)は板バネ26
a(26b)を外側壁24a(24b)側に押し拡げ、
板バネ26a(26b)の折曲部28と外側壁24a
(24b)内面との間に被処理材Aを挾着保持すること
ができる。
bの開口部側内面には、チタン、ステンレス鋼等の金属
製の断面略L字形の細長い板バネ26a、26bが、そ
の上端部を膨脹性チューブ支持壁23a、23b上端部
に固定することにより膨脹性チューブ支持壁に沿って取
り付けられており、また、各板バネ26a、26bと膨
脹性チューブ支持壁23a、23bとの間にはそれぞれ
膨脹性チューブ27a、27bが介挿されている。膨脹
性チューブ27a、27bに空気、液体等の流体が導入
されずにしぼんでいる時は、膨脹性チューブ27a、2
7bは板バネ26a、26bにより膨脹性チューブ支持
壁23a、23b側に押しつけられ、外側壁24a、2
4bと板バネ26a、26bとの間は広く開けられてい
る。しかし、開口部25a、25bの下側から被処理材
Aを挿入し、膨脹性チューブ27a、27bに流体を導
入して膨脹させると、図4に示す枠付補助治具20の左
側の枠体20a部分を拡大して図示する図5に示される
ように、膨脹性チューブ27a(27b)は板バネ26
a(26b)を外側壁24a(24b)側に押し拡げ、
板バネ26a(26b)の折曲部28と外側壁24a
(24b)内面との間に被処理材Aを挾着保持すること
ができる。
【0013】本実施例によれば、図5に示す枠体20a
部分を上方から見た平面図を示す図6から明らかなよう
に、外側壁24a(24b)の内面には、平面から見て
略鋸歯状の連続した溝部29が垂直方向に形成され、洗
濯板状になっている。なお、各溝部29の底部29aは
直角に形成されていることが好ましいが、斜面29bの
傾斜角、稜線の面取り等は適宜設計できる。このよう
に、被処理材Aが膨脹性チューブ27aの膨脹により押
圧される外側壁24a内面に略鋸歯状の溝部29を垂直
方向に形成したことにより、被処理材Aのいずれか一方
の角がこの溝部29に当接し、外側壁24aと板バネ2
6aとの間に被処理材Aを垂直に挾着保持でき、また該
枠付補助治具及び吊下げ治具を介してキャリアバーに吊
り下げられ搬送されている間も、被処理材は上記鋸歯状
溝部に膨脹性チューブの押圧力により押し付けられてい
るため、被処理材下端部同士がくっつくこともなく、従
来のような被処理材下端部同士のくっつきに伴う表面処
理不良品の発生もなく、生産性及び材料歩留りを向上さ
せることができる。また、各溝部29は略鋸歯状に連続
して形成されているので、被処理材をフリーピッチで枠
付けすることができる。なお、このような略鋸歯状の連
続した溝部は、図1乃至図3に示した実施例の被挾持部
13内面にも形成することができる。
部分を上方から見た平面図を示す図6から明らかなよう
に、外側壁24a(24b)の内面には、平面から見て
略鋸歯状の連続した溝部29が垂直方向に形成され、洗
濯板状になっている。なお、各溝部29の底部29aは
直角に形成されていることが好ましいが、斜面29bの
傾斜角、稜線の面取り等は適宜設計できる。このよう
に、被処理材Aが膨脹性チューブ27aの膨脹により押
圧される外側壁24a内面に略鋸歯状の溝部29を垂直
方向に形成したことにより、被処理材Aのいずれか一方
の角がこの溝部29に当接し、外側壁24aと板バネ2
6aとの間に被処理材Aを垂直に挾着保持でき、また該
枠付補助治具及び吊下げ治具を介してキャリアバーに吊
り下げられ搬送されている間も、被処理材は上記鋸歯状
溝部に膨脹性チューブの押圧力により押し付けられてい
るため、被処理材下端部同士がくっつくこともなく、従
来のような被処理材下端部同士のくっつきに伴う表面処
理不良品の発生もなく、生産性及び材料歩留りを向上さ
せることができる。また、各溝部29は略鋸歯状に連続
して形成されているので、被処理材をフリーピッチで枠
付けすることができる。なお、このような略鋸歯状の連
続した溝部は、図1乃至図3に示した実施例の被挾持部
13内面にも形成することができる。
【0014】また、図4乃至図6に示す実施例において
は、上記溝部29が形成された外側壁24a(24b)
内面はヤスリ目状の粗面30に形成され、被処理材がず
り落ちないように工夫されている。同様に、被処理材脱
落防止の効果を上げるために、略L字形の板バネ26a
(26b)の折曲部28も鋭く形成されている。このよ
うな被処理材脱落防止対策は、膨脹性チューブ27a
(27b)の押圧力による被処理材挾着力が十分な場
合、あるいは被処理材が極細で軽量な場合は必ずしも必
要というわけではないが、被処理材の脱落を確実に防止
するという点からは好ましく、また外側壁内面や板バネ
折曲部外面に任意の粗面加工を施すことができる。
は、上記溝部29が形成された外側壁24a(24b)
内面はヤスリ目状の粗面30に形成され、被処理材がず
り落ちないように工夫されている。同様に、被処理材脱
落防止の効果を上げるために、略L字形の板バネ26a
(26b)の折曲部28も鋭く形成されている。このよ
うな被処理材脱落防止対策は、膨脹性チューブ27a
(27b)の押圧力による被処理材挾着力が十分な場
合、あるいは被処理材が極細で軽量な場合は必ずしも必
要というわけではないが、被処理材の脱落を確実に防止
するという点からは好ましく、また外側壁内面や板バネ
折曲部外面に任意の粗面加工を施すことができる。
【0015】図7は、種々の形状、大きさの被処理材を
枠付けできるように構成した枠付補助治具の実施例を示
す。本実施例の場合、板バネを長手方向に所定の間隔で
切断分割して図7に示すように多数の板バネセグメント
31とした点において図4乃至図6に示す前記実施例と
異なる。このように、膨脹性チューブ27a(27b)
の押圧力を各板バネセグメント31を介して被処理材A
に伝えられるように構成することにより、図7に示すよ
うな種々の形状、大きさの形材もフリーピッチで挾着保
持可能となる。なお、図示の実施例においては、各板バ
ネセグメント31の長手方向の幅は外側壁24a内面の
各溝部29の幅と対応するような長さに設計されている
が、溝部複数ピッチ分の幅にすることもでき、任意に設
計変更可能である。
枠付けできるように構成した枠付補助治具の実施例を示
す。本実施例の場合、板バネを長手方向に所定の間隔で
切断分割して図7に示すように多数の板バネセグメント
31とした点において図4乃至図6に示す前記実施例と
異なる。このように、膨脹性チューブ27a(27b)
の押圧力を各板バネセグメント31を介して被処理材A
に伝えられるように構成することにより、図7に示すよ
うな種々の形状、大きさの形材もフリーピッチで挾着保
持可能となる。なお、図示の実施例においては、各板バ
ネセグメント31の長手方向の幅は外側壁24a内面の
各溝部29の幅と対応するような長さに設計されている
が、溝部複数ピッチ分の幅にすることもでき、任意に設
計変更可能である。
【0016】前記したような本発明の枠付補助治具1
2、20を用いて被処理材を枠付けするに際しては、本
発明の枠付補助治具に所定数の被処理材Aを枠付けセッ
ト(膨脹性チューブを膨脹させていない状態で開口部下
側から被処理材Aを挿入し、その後膨脹性チューブに流
体を導入して膨脹させて挾着保持)した後、これを一括
して吊下げ治具4に取り付ける(枠付補助治具の被挾持
部を吊下げ治具4の支持板体5と押圧部材8との先端部
間に挾着保持する)方法、あるいは本発明の枠付補助治
具を吊下げ治具4にセットした後、これに各被処理材A
を前記と同様にして枠付けする方法のいずれも採用でき
る。
2、20を用いて被処理材を枠付けするに際しては、本
発明の枠付補助治具に所定数の被処理材Aを枠付けセッ
ト(膨脹性チューブを膨脹させていない状態で開口部下
側から被処理材Aを挿入し、その後膨脹性チューブに流
体を導入して膨脹させて挾着保持)した後、これを一括
して吊下げ治具4に取り付ける(枠付補助治具の被挾持
部を吊下げ治具4の支持板体5と押圧部材8との先端部
間に挾着保持する)方法、あるいは本発明の枠付補助治
具を吊下げ治具4にセットした後、これに各被処理材A
を前記と同様にして枠付けする方法のいずれも採用でき
る。
【0017】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、当然のことながら、本発明は前記した実施例に
限定されるものではなく、各種の設計変更が可能であ
る。例えば、前記した実施例では、枠付補助治具12、
20の長さはキャリアバー1の枠付け幅と略等しくさ
れ、一枠当り単一の枠付補助治具が用いられるように構
成されているが、一枠当り複数の枠付補助治具を用いる
ような構成としてもよい。また、前記実施例では膨脹性
チューブ1個に対して被処理材挿入部1列の対応関係で
設計されているが、膨脹性チューブの両側に間挿材を介
して被処理材挿入部2列を配置し、1個の膨脹性チュー
ブの膨脹によりその両側の間挿材を同時に押圧し、被処
理材を挾着保持するようにしてもよい。また、枠体の膨
脹性チューブ支持壁の下端部を内側に折曲して膨脹性チ
ューブを収容できるようにし、また上部から回動自在に
吊り下がるように細長い間挿材又は長手方向に分割され
た間挿材セグメントを設けると共に、間挿材の下端部の
開口部側に所定数の突部を設け、膨脹性チューブの膨脹
によつて間挿材の下端部の上記突部が点接点の形態で被
処理材に押圧され、被処理材の自重により垂直に吊り下
がるようにすることもできる。さらに、例えば側壁に水
洗処理時の水洗性を向上させるための透孔を多数形成す
るようにしてもよい。
したが、当然のことながら、本発明は前記した実施例に
限定されるものではなく、各種の設計変更が可能であ
る。例えば、前記した実施例では、枠付補助治具12、
20の長さはキャリアバー1の枠付け幅と略等しくさ
れ、一枠当り単一の枠付補助治具が用いられるように構
成されているが、一枠当り複数の枠付補助治具を用いる
ような構成としてもよい。また、前記実施例では膨脹性
チューブ1個に対して被処理材挿入部1列の対応関係で
設計されているが、膨脹性チューブの両側に間挿材を介
して被処理材挿入部2列を配置し、1個の膨脹性チュー
ブの膨脹によりその両側の間挿材を同時に押圧し、被処
理材を挾着保持するようにしてもよい。また、枠体の膨
脹性チューブ支持壁の下端部を内側に折曲して膨脹性チ
ューブを収容できるようにし、また上部から回動自在に
吊り下がるように細長い間挿材又は長手方向に分割され
た間挿材セグメントを設けると共に、間挿材の下端部の
開口部側に所定数の突部を設け、膨脹性チューブの膨脹
によつて間挿材の下端部の上記突部が点接点の形態で被
処理材に押圧され、被処理材の自重により垂直に吊り下
がるようにすることもできる。さらに、例えば側壁に水
洗処理時の水洗性を向上させるための透孔を多数形成す
るようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る枠付補助治
具は、少なくとも下部に被処理材挿入用の開口部を有す
る細長い枠体を備え、該枠体の一方の側壁の開口部側に
は被処理材を他方の側壁に向って押圧するための膨脹性
チューブが設けられていると共に、該膨脹性チューブの
被処理材と接触する面側に間挿材が配設されているの
で、このような枠付補助治具を吊下げ治具に装着して用
いるときには、膨脹性チューブに流体を導入して膨脹さ
せることにより間挿材と他方の側壁との間に被処理材を
挾着保持でき、被処理材をフリーピッチで枠付けするこ
とができ、被処理材枠付けの作業能率を向上できると共
に、形材のサイズに応じたピッチでの枠付けが可能とな
り、表面処理における酸化皮膜や塗膜厚さの均一性、着
色の均一性等の処理品品質の向上も図ることができる。
また、このような枠付補助治具を介して枠付けするもの
であるため、前記したような構造の被処理材取付用枠体
を複数列備えた枠付補助治具とすることにより、被処理
材を1枠に複数列枠付けし、被処理材間隔を広げても1
枠に枠付けする本数を従来より多く枠付けすることも可
能となり、また1列の枠付けにおいても枠付間隔を狭く
することが可能となり、生産性を大巾に向上できると共
に、被処理材下端部同士のくっつきに伴うトラブルを防
止できる。また、請求項2及び3に記載のように、前記
間挿材として膨脹性チューブを収縮させるように付勢さ
れている可撓性間挿材を用いたり、あるいは請求項4に
記載のように長手方向に多数に分割された間挿材セグメ
ント、特に板バネセグメントを用いることにより、種々
の形状及び大きさの被処理材をフリーピッチで枠付けす
ることができる。
具は、少なくとも下部に被処理材挿入用の開口部を有す
る細長い枠体を備え、該枠体の一方の側壁の開口部側に
は被処理材を他方の側壁に向って押圧するための膨脹性
チューブが設けられていると共に、該膨脹性チューブの
被処理材と接触する面側に間挿材が配設されているの
で、このような枠付補助治具を吊下げ治具に装着して用
いるときには、膨脹性チューブに流体を導入して膨脹さ
せることにより間挿材と他方の側壁との間に被処理材を
挾着保持でき、被処理材をフリーピッチで枠付けするこ
とができ、被処理材枠付けの作業能率を向上できると共
に、形材のサイズに応じたピッチでの枠付けが可能とな
り、表面処理における酸化皮膜や塗膜厚さの均一性、着
色の均一性等の処理品品質の向上も図ることができる。
また、このような枠付補助治具を介して枠付けするもの
であるため、前記したような構造の被処理材取付用枠体
を複数列備えた枠付補助治具とすることにより、被処理
材を1枠に複数列枠付けし、被処理材間隔を広げても1
枠に枠付けする本数を従来より多く枠付けすることも可
能となり、また1列の枠付けにおいても枠付間隔を狭く
することが可能となり、生産性を大巾に向上できると共
に、被処理材下端部同士のくっつきに伴うトラブルを防
止できる。また、請求項2及び3に記載のように、前記
間挿材として膨脹性チューブを収縮させるように付勢さ
れている可撓性間挿材を用いたり、あるいは請求項4に
記載のように長手方向に多数に分割された間挿材セグメ
ント、特に板バネセグメントを用いることにより、種々
の形状及び大きさの被処理材をフリーピッチで枠付けす
ることができる。
【図1】本発明の枠付補助治具の一実施例を示し、該枠
付補助治具をキャリアバーに取り付けられた吊下げ治具
に装着し、これに被処理材を枠付けした状態を示す概略
正面図である。
付補助治具をキャリアバーに取り付けられた吊下げ治具
に装着し、これに被処理材を枠付けした状態を示す概略
正面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図2に示す枠付補助治具の部分平面図である。
【図4】本発明の枠付補助治具の他の実施例を示し、該
枠付補助治具をキャリアバーに取り付けられた吊下げ治
具に装着し、これに被処理材を枠付けした状態を示す概
略断面側面図である。
枠付補助治具をキャリアバーに取り付けられた吊下げ治
具に装着し、これに被処理材を枠付けした状態を示す概
略断面側面図である。
【図5】図4に示す枠付補助治具の左側部分を示す部分
断面側面図である。
断面側面図である。
【図6】図5に示す枠付補助治具部分の部分平面図であ
る。
る。
【図7】本発明のさらに別の実施例の枠付補助治具の図
6と同様な部分を示す部分平面図である。
6と同様な部分を示す部分平面図である。
【図8】従来のキャリアバーに取り付けられた吊下げ治
具に被処理材を枠付けした状態を示す概略正面図であ
る。
具に被処理材を枠付けした状態を示す概略正面図であ
る。
【図9】図8のY−Y線断面図である。
1 キャリアバー、 4 吊下げ治具、 5 支持板
体、 8 押圧部材、12,20 枠付補助治具、 1
2a,20a,20b 枠体、 13,22被挾持部、
14,23a,23b 膨脹性チューブ支持壁、 1
5 固定ロッド、 16 間挿材、 17,27a,2
7b 膨脹性チューブ、 18 スプリング、 19,
25a,25b 開口部、 21 基板、 24a,2
4b外側壁、 26a,26b 板バネ、 28 折曲
部, 29 溝部, 30粗面, 31 板バネセグメ
ント
体、 8 押圧部材、12,20 枠付補助治具、 1
2a,20a,20b 枠体、 13,22被挾持部、
14,23a,23b 膨脹性チューブ支持壁、 1
5 固定ロッド、 16 間挿材、 17,27a,2
7b 膨脹性チューブ、 18 スプリング、 19,
25a,25b 開口部、 21 基板、 24a,2
4b外側壁、 26a,26b 板バネ、 28 折曲
部, 29 溝部, 30粗面, 31 板バネセグメ
ント
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の被処理材(A)を挾着保持した状
態で、キャリアバー(1)の吊下げ治具(4)により吊
下げ支持される枠付補助治具(12,20)であって、
少なくとも下部に被処理材挿入用の開口部(19,25
a,25b)を有する細長い枠体(12a,20a,2
0b)を備え、該枠体の一方の側壁(14,23a,2
3b)の開口部側には被処理材を他方の側壁(13,2
4a,24b)に向って押圧するための膨脹性チューブ
(17,27a,27b)が設けられていると共に、該
膨脹性チューブの被処理材と接触する面側に間挿材(1
6,26a,26b)が配設されていることを特徴とす
る縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治具。 - 【請求項2】 前記間挿材が膨脹性チューブ(17,2
7a,27b)を収縮させるように付勢されている可撓
性間挿材(16,26a,26b)であることを特徴と
する請求項1に記載の枠付補助治具。 - 【請求項3】 前記可撓性間挿材(16)と膨脹性チュ
ーブ(17)を介して対向する側壁(14)との間が引
張バネ(18)により連結されていることを特徴とする
請求項2に記載の枠付補助治具。 - 【請求項4】 前記間挿材が長手方向に多数に分割され
た間挿材セグメント(31)であることを特徴とする請
求項1に記載の枠付補助治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35185592A JPH06173094A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35185592A JPH06173094A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173094A true JPH06173094A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18420069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35185592A Pending JPH06173094A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 縦吊式表面処理用被処理材の枠付補助治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173094A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102352522A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-02-15 | 哈尔滨工业大学 | Ni-Co-B合金代硬铬镀层的电沉积制备方法 |
| CN118374857A (zh) * | 2024-06-24 | 2024-07-23 | 铜陵市庆升机械有限公司 | 一种吸棉笛管电泳涂漆方法及设备 |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP35185592A patent/JPH06173094A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102352522A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-02-15 | 哈尔滨工业大学 | Ni-Co-B合金代硬铬镀层的电沉积制备方法 |
| CN118374857A (zh) * | 2024-06-24 | 2024-07-23 | 铜陵市庆升机械有限公司 | 一种吸棉笛管电泳涂漆方法及设备 |
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