JPH06174184A - フランジ付きライニング管の製造方法 - Google Patents

フランジ付きライニング管の製造方法

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JPH06174184A
JPH06174184A JP4329181A JP32918192A JPH06174184A JP H06174184 A JPH06174184 A JP H06174184A JP 4329181 A JP4329181 A JP 4329181A JP 32918192 A JP32918192 A JP 32918192A JP H06174184 A JPH06174184 A JP H06174184A
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JP
Japan
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pipe
synthetic resin
flange
flanged
diameter
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Application number
JP4329181A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Kusuhara
良伸 楠原
Koji Okumura
浩二 奥村
Tetsuhiro Okuyama
哲弘 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】製造工程が簡略化できて製造効率がよく、直管
部の内周面からフランジ部のフランジ面まで樹脂ライニ
ング層が均一な接着力によりばらつきなく接着されてお
り、接着耐久性に優れたフランジ付きライニング管の製
造方法を提供する 【構成】合成樹脂管3をフランジ付き金属管2内に挿入
する。これら全体を加熱炉内に入れて、合成樹脂管3を
加熱する。加熱炉中より取り出し、ロッド131を引き
上げて、拡径部133の遊端縁をロッド131の軸方向
と略垂直をなす方向に押し広げ、拡径部133の外周面
を、合成樹脂管3の端部の内周面を摺動して上方に移動
する。フランジ付き金属管2のフランジ部22面に、合
成樹脂管3の先端31を沿わせる。本体11、拡径板1
2及び拡径部13とを一体的に取り外し、フランジ付き
金属管2のフランジ部22面上に押圧板を押し付け、加
圧エアーを吹き込んで、フランジ付き金属管のフランジ
面に合成樹脂管の押し広げた部分を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水用、給湯用、空調
用等の配管に用いられるフランジ付きライニング管の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フランジ付きライニング管を製造
する場合、フランジ付き金属管の直管部の内周面及びフ
ランジ面、又は合成樹脂管の外周面に接着剤を塗布し
て、合成樹脂管をフランジ付き金属管内に管端部がフラ
ンジ面より突出するように挿入し、合成樹脂管を加熱・
加圧により膨張させ、加圧したまま冷却し、接着剤が硬
化した後に、再びフランジ付き金属管のフランジ付近
と、フランジ付き金属管のフランジ面から突出する合成
樹脂管の端部を加熱し、鍔返しを行うことによってフラ
ンジ面に合成樹脂管の端部を接着する方法が一般に行わ
れている。
【0003】又、例えば、特公昭56─37889号公
報に記載の如く、フランジ部のライニング層より径大の
延長治具を取付け、ライニング用合成樹脂管をこの治具
の端面でシール・固定し、加熱流体を用いて加熱・加圧
することによってフランジ部まで含めてライニングを行
う方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法では、一旦フランジ付き金属管の直管部と合成樹脂
管を接着し固定させた後に、再び加熱し、フランジ面に
合成樹脂管の端部を鍔返しして接着させる方法であるた
めに、製造工程が多くなり且つ製造時間が長くなるので
製造効率が悪く、又、フランジ付近を再加熱するので、
既に接着された直管部のフランジに近い部分の接着力が
低下するおそれがあり、又、フランジのR部分及びフラ
ンジ部の接着力もばらつきが大きくなってしまうという
問題点がある。
【0005】又、後者の場合には、一度の加熱によっ
て、フランジ部までのライニングが一度にできるために
接着力の均一性は保つことかできるが、合成樹脂管の端
面を押さえたまま、大きな寸法割合の膨張成形を行うた
め、特にフランジ部のライニング層の厚みバラツキが大
きく、外周側程肉厚が薄くなることは避けられず、又、
残留ひずみが大きくなり、接着強度に悪影響を与えるお
それがあり、又、実際に必要なライニング層よりかなり
長い合成樹脂管を用いる必要があるために、むだになる
部分が多いという問題点がある。
【0006】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、製造工程が簡略化できて製造効率がよく、直管部の
内周面からフランジ部のフランジ面まで樹脂ライニング
層が均一な接着力によりばらつきなく接着されており、
接着耐久性に優れたフランジ付きライニング管の製造方
法を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
端部にフランジ部を有するフランジ付き金属管の直管部
の内周面及びフランジ面に、接着剤層を介して、合成樹
脂管をライニングするフランジ付きライニング管の製造
方法において、合成樹脂管を、フランジ付き金属管のフ
ランジ部を有する側に配置する端部がフランジ面から突
出するようにフランジ付き金属管内に挿入する工程、拡
径具を備えた装置を合成樹脂管の端部内に拡径具を挿入
するようにしてフランジ付き金属管のフランジ部に装着
する工程、合成樹脂管を加熱する工程、装置の拡張部を
合成樹脂管の端部の内面からフランジ付き金属管のフラ
ンジ面に向けて摺動させつつ拡径させて合成樹脂管の端
部を押し広げる工程、及びその押し広げ部をフランジ付
き金属管のフランジ面に押圧して接着させる工程を有す
るフランジ付きライニング管の製造方法である。
【0008】本発明において、フランジ付き金属管は、
金属管の一端部又は両端部にフランジ部が設けられたも
のであって、その金属材料としては、鋼、ステンレス
鋼、アルミニウム、銅、亜鉛等、一般に金属と呼ばれる
ものが使用される。フランジ付き金属管の内周面及びフ
ランジ面は、サンドブラスト、塩酸、硫酸、硝酸等によ
る錆等の酸化膜除去処理、アルカリ等による脱脂処理等
を施すことにより、樹脂ランニング層との接着性に適し
た状態にして使用するのが好ましい。また、プライマー
等の公知の接着促進剤を塗布してもよい。
【0009】本発明において、合成樹脂管としては、例
えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩素化塩化ビニル、ポリブ
テン、ポリエチレン等からなる管が使用される。このよ
うな合成樹脂管は、耐水性、耐薬品性、耐熱性に優れて
おり、フランジ付き金属管の直管部の内周面及びフラン
ジ面にライニングすることにより、耐水性、耐薬品性、
耐熱性に優れたフランジ付きライニング管を得ることが
できる。
【0010】本発明において、接着剤としては、通常、
ゴム系等の溶剤型接着剤が使用されるが、ホットメルト
型接着剤、反応系接着剤等も使用することができる。本
発明において、接着剤層は、フランジ付き金属管の直管
部の内周面及びフランジ面、又は合成樹脂管の外周面に
設けてもよいし、両者に設けてもよい。接着剤層は、溶
剤型接着剤を用いる場合には、接着剤を塗布後、適宜乾
燥することにより設ける。
【0011】以下、本発明の例を図面を参照して説明す
る。図1及び図2は、本発明に使用する装置の一例を示
す正面図であり、図3〜図5は図1及び図2の装置を用
いた本発明の一例の工程図である。装置1は、本体部1
1と、拡径板12と、拡径具13と、押圧板14からな
る。
【0012】図1又は図3に示す如く、本体部11は、
枠部111の下端縁の外方に、周方向に沿って、フラン
ジ付き金属管2のフランジ部22に相対するフランジ接
続部112が設けられている 。枠部111の上枠部に
は、中央部に雌ねじ孔112が設けられている。
【0013】拡径板12は、フランジ付き金属管2のフ
ランジ部22よりやや小さい外径を有する円盤状ととさ
れ、その下方に、下側に向かうにつれて次第に小径とな
るテーパー部121が設けられている。拡径板12の略
中央部には、雌ねじ孔122が設けられている。
【0014】拡径板12の上面には本体部11の枠部1
11と相似形でやや小さ目の枠部123が立設されてい
る。枠部123の上枠部の略中央部には、雄ねじ棒12
4が立設され、雄ねじ棒124は本体部11の雌ねじ孔
112と螺合されている。雄ねじ棒124の上端部にハ
ンドル125が設けられ、ハンドル125をまわすこと
により拡径板12を本体部11に対して上下に位置移動
させることができるようになっている。
【0015】拡径具13は、ロッド131の下端部に筒
状部132が固定され、筒状部132には、肉厚10m
m程度の多数の短冊状ゴムからなる拡径部133が細長
い円筒状をなすように立設されている。拡径部133の
上端部は遊端縁とされている。
【0016】ロッド131の外周面には雄ねじが設けら
れており、ロッド131は拡径板12の雌ねじ孔122
に螺合されている。ロッド131の上端部にはハンドル
134が設けられ、ハンドル134をまわすことによ
り、ロッド131を拡径板12に対して上下に位置移動
させることができるようになっている。
【0017】そして、ハンドル134をまわしてロッド
131を拡径板12の方に引き上げたとき、拡径部13
3の遊端縁が拡径板12のテーパー部121に当接し
て、ロッド131の軸方向と略垂直をなす方向に向かっ
て押し広げられるられると共に、拡径部133の外周面
が、合成樹脂管3の端部の内周面に摺動して上方に移動
するようになっている。
【0018】図2に示す如く、押圧板14は、下面に、
押圧部141が設けられ、押圧部の中央側は下方に向か
うにつれて次第に小径となるテーパー面142とされて
いる。押圧板14の略中央にはエアー吹き込み用通孔1
43が設けられている。
【0019】以下、図1及び図2に示す装置を用いた、
本発明の一例を図3〜図5に示す工程図を参照して説明
する。まず、特に図示しないが、合成樹脂管3の外周
面、及びフランジ付き金属管2の直管部21の内周面及
びフランジ部22面に、それぞれ溶剤型接着剤を塗布し
乾燥させる。
【0020】次に、図3に示す如く、合成樹脂管3を上
端部がフランジ付き金属管2のフランジ部22面から突
出するようにフランジ付き金属管2内に挿入する。本体
部11のフランジ接続部112をフランジ付き金属管2
のフランジ部22面上にのせて、相互間を図示しない締
付け具にて固定する。この際、ハンドル125、134
をまわして、拡径板12をフランジ付き金属管2のフラ
ンジ部22の上方に位置させ、拡径具13を合成樹脂管
3の端部の内側に挿入するようにセットする。尚、図面
上では、フランジ付き金属管2の一方のフランジ部22
についてのみ図示したが、他方のフランジ部も同様の操
作を行う。
【0021】これら全体を図示しない加熱炉内に入れる
ことにより、合成樹脂管3を加熱させる。これらを加熱
炉中より取り出して、図4に示す如く、ハンドル125
をまわして拡径板12をフランジ付き金属管2のフラン
ジ部22面に近づけつつ、ハンドル134をまわしてロ
ッド131を引き上げて、拡径部133の遊端縁を拡径
板12のテーパー部121に当接させて、ロッド131
の軸方向と略垂直をなす方向に向かって押し広げると共
に、拡径部133の外周面を、合成樹脂管3の端部の内
周面を摺動させて上方に移動させる。これにより、合成
樹脂管3の先端31を押し広げ、フランジ付き金属管2
のフランジ部22面に、合成樹脂管3の先端31を沿わ
せる。
【0022】次に、本体部11とフランジ付き金属管2
間の締付け具の固定を開放して、本体11、拡径板12
及び拡径具13を取り外し、図5に示す如く、フランジ
付き金属管2のフランジ部22面上に押圧板14を図示
しない外力により押し付けて、エアー吹き込み用通孔1
43より加圧エアーを吹き込み、フランジ付き金属管2
の直管部21の内周面に合成樹脂管3を押圧して接着さ
せ、同時に、押圧部141により合成樹脂管3の先端3
1の押し広げ部をフランジ付き金属管2のフランジ部2
2面に押圧して接着させる。
【0023】この際、テーパー部142は、フランジ付
き金属管2の直管部21とフランジ部22との間のR部
に合成樹脂管3の押し広げ部の付け根を押圧して接着さ
せる作用をはたす。最後に、エアー吹き込み用通孔14
3からの加圧エアーの吹き込みを停止し、外力を開放し
て、押圧板14を取り去り、フランジ付き金属管2の直
管部21の内周面及びフランジ部22面が合成樹脂管3
によりライニングされたフランジ付きライニング管を得
る。
【0024】図6及び図7は、本発明に使用する装置の
別の例を示す正面図、図8及び図9は、図6及び図7の
装置を用いた、本発明の別の例を説明する工程図であ
る。装置4は、本体部41と、蓋板42と、ロッド43
と、拡径バッグ44と、拡径拘束具45からなる。図6
又は図8に示す如く、本体部41は、枠部411の下端
縁の外方に、周方向に沿って、フランジ付き金属管2の
フランジ部22に相対するフランジ接続部412が設け
られている 。枠部411の上枠部には、蓋板固定部4
13が設けられている。
【0025】蓋板42は、枠部411の蓋板固定部41
3との間で、合成樹脂管3の鍔返し部を挟んで固定する
ものであって、略中央部に雌ねじ孔421が設けられて
いる。雄ねじ孔421に隣接して、第1のエアー吹き込
み口423と第2のエアー吹き込み口422が設けられ
ている。
【0026】蓋板42の雌ねじ孔421は、外周面に雄
ねじが設けられたロッド43が螺合されている。ロッド
43には、中心にエアー吹き込み用孔431が全長にわ
たって設けられている。ロッド43の上端部には図示し
ないハンドルが設けられており、ハンドルをまわすこと
により、ロッド43を蓋板42に対して上下に位置移動
させることができるようになっている。ロッド43の下
端部には、固定板432が設けられている。
【0027】固定板432には、拡径バッグ44の下端
部が固定されており、拡径バッグ44の上端部は本体部
の第2のエアー吹き込み口422に連通されている。ロ
ッド43の下端部が合成樹脂管3の端部のやや下方に位
置するようにロッド43が下方に移動されているとき、
拡径バッグ44は、図8に示す如く、ロッド43の周囲
に縮径状態で収納されている。そして、ロッド43を引
き上げつつ、第1のエアー吹き込み口423より加圧エ
アーを圧入したときに、拡径バッグ44が拡径するとと
もに、その外周面が合成樹脂管3の端部の内周面に摺動
して上方に移動するようになっている。
【0028】図7に示す如く、拡径拘束具45は、長手
方向に曲がりにくい材料からなる短冊状の縦材451が
糸等の緯材452にてスダレ状に連結されたものであ
り、本体部41の枠体411の内側方であって、フラン
ジ付き金属管2のフランジ部22と蓋体42の間に露出
する合成樹脂管3の外周面に巻かれて、合成樹脂管3の
加熱加圧時に合成樹脂管3が拡径するのを防止させる。
【0029】以下、図6及び図7に示す装置を用いた、
本発明の一例を図8及び図9に示す工程図を参照して説
明する。まず、特に図示しないが、合成樹脂管3の外周
面、及びフランジ付き金属管2の直管部21の内周面及
びフランジ部22面に、それぞれ溶剤型接着剤を塗布し
乾燥させる。
【0030】次に、図8に示す如く、フランジ付き金属
管2の直管21内に合成樹脂管3を上端部が突き出るよ
うに挿入する。本体部41のフランジ接続部部412を
フランジ付き金属管2のフランジ部22上にのせて、相
互間を図示しない締付け具により固定する。そして、合
成樹脂管3の端部の鍔返し部を本体部の蓋板固定部41
2と蓋板42との間に挟むようにして両者間を図示しな
い締付け具により固定する。
【0031】このとき、ロッド43の下端部を合成樹脂
管3の端部のやや下方に位置するようにロッド43を下
方に移動させ、拡径バッグ44をロッド43の周囲に縮
径状態で収納させておく。更に、合成樹脂管3の、本体
部41の内側方に露出している部分の周りに拡径拘束具
45をまく。
【0032】これら全体を図示しない加熱炉内に入れる
ことにより、合成樹脂管3を加熱させる。次に第1のエ
アー吹き込み口423より合成樹脂管3内にエアーを吹
き込む。これらを加熱炉中より取り出して、第2のエア
ー吹き込み口422より、拡径バッグ44内に弱い圧力
のエアーを吹き込む。そして、第1のエアー吹き込み口
423より脱気する。次に拡径拘束具45を取り外し、
つば返し幅を残すようにカッターにて合成樹脂管3の表
面に周方向にその肉圧の2/3に達する切り込みを入れ
る。
【0033】次に、図9に示す如く、ロッド43を引き
上げつつ、拡径バッグ44に第2のエアー吹き込み口4
22から加圧エアーを吹き込んで拡径させ、拡径バッグ
44をロッド43の軸方向と略垂直をなす方向に向かっ
て押し広げると共に、その外周面を、合成樹脂管3の管
端部の内周面に摺動させつつ上方に移動させる。これに
より、フランジ付き金属管2のフランジ部22面より突
き出る合成樹脂管3のカッターにて周方向に切れ目を入
れた部分は拡径時に切断される。そして、その合成樹脂
管3の押し広げた部分をフランジ付き金属管2のフラン
ジ部22面に押圧して接着させる。同時に、ロッド43
のエアー吹き込み用孔431より、加圧エアーを吹き込
んで、合成樹脂管3をフランジ付き金属管2の直管部2
1に押圧して接着させる。
【0034】最後に、拡径バッグ44の加圧エアーと、
合成樹脂管3内のエアーを抜き去り、蓋板42、本体部
体41、ロッド43、拡径バッグ44を取り外し、合成
樹脂管3の端部の余分な部分を除去して、フランジ付き
金属管2の直管部21の内周面及びフランジ部22面が
合成樹脂管3によりライニングされたフランジ付きライ
ニング管を得る。
【0035】
【作用】本発明のフランジ付きライニング管の製造方法
は、合成樹脂管を、フランジ付き金属管のフランジ部を
有する側に配置する端部がフランジ面から突出するよう
にフランジ付き金属管内に挿入する工程、拡径具を備え
た装置を合成樹脂管の端部内に拡径具を挿入するように
してフランジ付き金属管のフランジ部に装着する工程、
合成樹脂管を加熱する工程、装置の拡張部を合成樹脂管
の端部の内面からフランジ付き金属管のフランジ面に向
けて摺動させつつ拡径させて合成樹脂管の端部を押し広
げる工程、及びその押し広げ部をフランジ付き金属管の
フランジ面に押圧して接着させる工程を有することによ
り、製造工程が簡略化できて製造効率がよく、再加熱を
行うことがないので、それに伴う接着力の低下やばらつ
きを発生させることがなく、直管部の内面からフランジ
面まで樹脂ライニング層が均一な接着力により且つばら
つきなく接着されており、又、合成樹脂管の管端部は装
置の拡張部を合成樹脂管の管端の内面からフランジ付き
金属管のフランジ面に向けて摺動させつつ拡径しつつ押
し広げられているので、直管部からフランジ面への移行
部及びフランジ面の樹脂ライニング層の残留歪みが少な
く、熱水が繰り返し流されるような用途に供した場合、
接着耐久性に優れている。
【0036】実施例1 図1及び図2を参照して説明した装置を用いて、図3〜
図5を参照して説明した工程に従って、フランジ付きラ
イニング管の製造を行った。尚、フランジ付き金属管2
としては、フランジ付き鋼管(呼び径100A、長さ1
000mm)を用い、合成樹脂管3としては、フランジ
付き鋼管2の直管部の内径よりも若干小さい外径を有
し、加熱により膨張するタイプの硬質塩化ビニル樹脂管
を用いた。
【0037】接着剤としては、ゴム系接着剤を用いた。
加熱炉による合成樹脂管3の加熱は、120℃、30分
間行った。押圧板14からのエアーの吹き込みを、3k
g/cm2 にて行い、この状態で冷却させた。このよう
にして得られたフランジ付きライニング管は、直管部の
内面からフランジ面まで樹脂ライニング層が均一な接着
力により且つばらつきなく接着されており、又、直管部
からフランジ面への移行部及びフランジ面の樹脂ライニ
ング層の残留歪みが少なかった。
【0038】実施例2 図6及び図7を参照して説明した装置を用いて、図8及
び図9を参照して説明した工程に従って、フランジ付き
ライニング管の製造を行った。尚、フランジ付き金属管
2及び接着剤としては、実施例と同一のものを用いた。
合成樹脂管3としては、外径82mm、厚み3mmの加
熱しても径の変化をほとんど起こさない硬質塩化ビニル
樹脂管を用いた。
【0039】加熱炉による合成樹脂管3の加熱は、12
0℃、30分間行った。合成樹脂管3内への第1のエア
ー吹き込み口423からの加圧エアーの吹き込みは、3
kg/cm2 、第2のエアー吹き込み口422からは弱
い圧力、0.1kg/cm2 にて行った。拡径バッグ中
への第2のエアー吹き込み口422からの加圧エアーの
吹き込みは、4kg/cm2 にて行った。ロッドのエア
ー吹き込み用孔431からの、加圧エアーの吹き込みを
3kg/cm2 にて行った。次に冷却し、脱圧後治具を
解体した。このようにして得られたフランジ付きライニ
ング管は、直管部の内面からフランジ面まで樹脂ライニ
ング層が均一な接着力により且つばらつきなく接着され
ており、又、直管部からフランジ面への移行部及びフラ
ンジ面の樹脂ライニング層の残留歪みが少なかった。
【0040】
【発明の効果】本発明のフランジ付きライニング管の製
造方法は、上記の如き構成とされているので、製造工程
が簡略化できて製造効率がよい。そして、接着力の低下
やばらつきを発生させることがなく、直管部の内面から
フランジ面まで樹脂ライニング層が均一な接着力により
且つばらつきなく接着されており、又、直管部からフラ
ンジ面への移行部及びフランジ面の樹脂ライニング層の
残留歪みが少なく、熱水が繰り返し流されるような用途
に供した場合の接着耐久性に優れている。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に使用する装置の一例における、
本体部、拡径板及び拡径具を示す斜視図である。
【図2】本発明の一例に使用する装置の一例における、
押圧板を示す断面図である。
【図3】フランジ付き金属管に合成樹脂管と装置をセッ
トした状態を示す縦断面図である。
【図4】合成樹脂管の上端を拡径具により押し広げ、フ
ランジ付き金属管のフランジ面に沿わせた状態を示す縦
断面図である。
【図5】押圧板により合成樹脂管の上端の押し広げ部を
フランジ付き金属管のフランジ面に接着した状態を示す
縦断面図である。
【図6】本発明の別の例に使用する装置の一例におけ
る、本体部、基板、ロッド及び拡径バッグを示す斜視図
である。
【図7】本発明の別の例に使用する装置の一例におけ
る、拡径拘束部を説明する斜視図である。
【図8】本発明の別の例の工程を説明する断面図であ
る。
【図9】本発明の別の例の工程を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1、4 装置 2 フランジ付き金属管 3 合成樹脂管 11、41 本体部 12 拡径板 13 拡径具 14 押圧板 21 直管部 22 フランジ部 133 拡径部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一端部にフランジ部を有する
    フランジ付き金属管の直管部の内周面及びフランジ面
    に、接着剤層を介して、合成樹脂管をライニングするフ
    ランジ付きライニング管の製造方法において、合成樹脂
    管を、フランジ付き金属管のフランジ部を有する側に配
    置する端部がフランジ面から突出するようにフランジ付
    き金属管内に挿入する工程、拡径具を備えた装置を合成
    樹脂管の端部内に拡径具を挿入するようにしてフランジ
    付き金属管のフランジ部に装着する工程、合成樹脂管を
    加熱する工程、装置の拡張部を合成樹脂管の端部の内面
    からフランジ付き金属管のフランジ面に向けて摺動させ
    つつ拡径させて合成樹脂管の端部を押し広げる工程、及
    びその押し広げ部をフランジ付き金属管のフランジ面に
    押圧して接着させる工程を有することを特徴とするフラ
    ンジ付きライニング管の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081114A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 山九株式会社 セミオートロック式コンテナ連結具の解除治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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