JPH0617678A - エンジンスロットル装置 - Google Patents

エンジンスロットル装置

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JPH0617678A
JPH0617678A JP20048592A JP20048592A JPH0617678A JP H0617678 A JPH0617678 A JP H0617678A JP 20048592 A JP20048592 A JP 20048592A JP 20048592 A JP20048592 A JP 20048592A JP H0617678 A JPH0617678 A JP H0617678A
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rotation angle
signal
tilt angle
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hydraulic pump
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Tokio Ishii
東起男 石井
Kiyoshi Ishimura
清 石村
Takanori Himori
孝規 檜森
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Kato Heavy Industries Construction Machinery Co Ltd
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Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主油圧ポンプを駆動するエンジンの回転数が
アイドリング回転数のときに、主油圧ポンプの作動油吐
出量を減少させる。 【構成】 スロットルダイヤル装置15のダイヤル16
の変位量が0%であるときには、エンジン7の回転数が
アイドリング回転数に保持され、傾転角度調整コントロ
ーラ32から電磁比例制御弁34へは、スロットルダイ
ヤル装置15からの回転角度設定信号17に基づき傾転
角度調整信号33が出力されるが、このとき、傾転角度
調整信号33の電流値は最低値であるので、電磁比例制
御弁34の開度は最小で、該電磁比例制御弁34から吐
出される作動油35の2次圧力は低い状態になってお
り、従って、傾転角度調整用油圧シリンダ29は斜板3
1を変位させず、主油圧ポンプ5から吐出される作動油
6の吐出量は最低になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンスロットル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来より油圧駆動方式のクレーン
に適用されているエンジンスロットル装置の一例を示す
もので、1はクレーンの運転室に設けられたスロットル
レバー装置であり、該スロットルレバー装置1はスプリ
ング等の弾性体により非作動位置に付勢される手動操作
レバー3を有し該手動操作レバー3の変位量に比例した
電圧値の回転角度設定信号12を出力する自動復帰式回
転角度設定器である。
【0003】2はクレーンの運転室床面に設けられたス
ロットルペダル装置であり、該スロットルペダル装置2
は、スプリング等の弾性力により非作動位置に付勢され
る足踏操作ペダル4を有し該足踏操作ペダル4の変位量
に比例した電圧値の回転角度設定信号13を出力する自
動復帰式回転角度設定器である。
【0004】5は油圧ウインチやクレーン本体の旋回装
置等の各油圧モータ(図示せず)に作動油6を供給する
主油圧ポンプ、7は主油圧ポンプ5を駆動するエンジ
ン、8はエンジン7の回転数を調整するためのコントロ
ールレバーである。
【0005】前記エンジン7は、起動させると略一定の
回転数(アイドリング回転数)で回転し、また、起動後
に前記コントロールレバー8を回動させると、その回転
角度に追従して回転数が上昇するようになっている。
【0006】9は前記コントロールレバー8にワイヤあ
るいはロッド等の機械的連結手段10を介して連結され
たスロットルモータ、11は前記回転角度3,4より出
力される回転角度設定信号12,13に基づいてスロッ
トルモータ9へ駆動電流14を供給するコントローラで
あり、該コントローラ11からスロットルモータ9に駆
動電流14が供給されると、スロットルモータ9が作動
してコントロールレバー8が傾動するようになってい
る。
【0007】以下、上記構成を有するエンジンスロット
ル装置を備えたクレーンを用いて揚重作業を行う際の手
順を説明する。
【0008】エンジン7を起動させ、運転者が手動操作
レバー3を傾動させると、スロットルレバー装置1から
出力される回転角度設定信号12の電圧値が上昇し、こ
の電圧値の上昇に比例してコントローラ11からスロッ
トルモータ9へ駆動電流14が供給され、スロットルモ
ータ9により前記コントロールレバー8が回動してエン
ジン7の回転数が上昇する。
【0009】また、運転者が足踏操作ペダル4を傾動さ
せると、スロットルペダル装置2から出力される回転角
度設定信号13の電圧値が上昇し、この電圧値の上昇に
比例してコントローラ11からスロットルモータ9へ駆
動電流14が供給され、スロットルモータ9により前記
コントロールレバー8が回動してエンジン7の回転数が
上昇する。
【0010】上記操作を行うことによりエンジン7が所
定の回転数(作業回転数)に達し、且つ運転室の外の他
の作業者によりクレーンのフックブロックに重量物がワ
イヤロープ等の手段を介して係止された後、運転者が油
圧ウインチの操作レバー(図示せず)を傾動させると、
油圧ウインチのモータに作動油6が供給されて重量物が
吊り上げられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般にクレーンによっ
て揚重作業を行う場合、重量物をある一地点から吊り上
げるときや、重量物を他の地点に下げ降ろすときには、
油圧ウインチの巻戻しあるいは繰り出し速度をできるだ
け低くして作業の安全性を確保するようにしている。
【0012】油圧ウインチの巻戻しあるいは繰り出し速
度を低くするためには、エンジン7の回転数を低下さ
せ、主油圧ポンプ5から油圧ウインチへ供給される作動
油6を減少させるようにするが、エンジン7の回転数が
アイドリング回転数である状態では、主油圧ポンプ5の
作動油6の吐出量を減少させて油圧ウインチの巻戻しあ
るいは繰り出し速度をより低くすることはできない。
【0013】本発明は上述した実情に鑑みなしたもの
で、主油圧ポンプを駆動するエンジンの回転数がアイド
リング回転数のときに、主油圧ポンプの作動油吐出量を
減少させることが可能なエンジンスロットル装置を提供
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のエンジンスロットル装置においては、回転
角度設定信号を出力する非自動復帰式回転角度設定器
と、前記回転角度設定信号の最小値と最大値の中間値に
相当する値の基準信号を出力する基準信号設定器と、前
記基準信号と回転角度設定信号とを比較して回転角度設
定信号の値が基準信号の値よりも大きくなった際に回転
角度設定信号を回転角度指令信号として出力する比較回
路と、主油圧ポンプを駆動するエンジンのコントロール
レバーを回動させるスロットルモータと、前記回転角度
指令信号に基づきスロットルモータに駆動電流を供給す
る回転角度調整コントローラと、前記回転角度設定信号
に基づき傾転角度調整信号を出力する傾転角度調整コン
トローラと、前記傾転角度調整信号に基づき主油圧ポン
プの斜板の傾転角度を調整する傾転角度調整装置とを備
えている。
【0015】
【作用】非自動復帰式回転角度設定器より出力される回
転角度設定信号の値が基準信号設定器より出力される基
準信号の値よりも小さい状態でエンジンを起動させる
と、比較回路から回転角度指令信号が出力されず、回転
角度調整コントローラからスロットルモータへは駆動電
流が供給されない。
【0016】従って、エンジンのコントロールレバーが
スロットルモータにより回動することはなく、エンジン
の回転数はアイドリング回転数に保たれる。
【0017】一方、傾転角度調整コントローラから傾転
角度調整装置へは、前記回転角度設定信号に基づいて傾
転角度調整信号が出力される。
【0018】このとき、傾転角度調整信号は最低値であ
るので、主油圧ポンプの斜板の傾転角度が大きくなら
ず、主油圧ポンプから吐出される作動油の吐出量は最低
になっている。
【0019】非自動復帰式回転角度設定器より出力され
る回転角度設定信号の値を徐々に大きくすると、傾転角
度調整コントローラから傾転角度調整装置へ出力される
傾転角度調整信号の値が大きくなり、前記傾転角度調整
装置により主油圧ポンプの斜板の傾転角度が大きくなっ
て、主油圧ポンプから吐出される作動油の量が増加す
る。
【0020】更に、前記回転角度設定信号の値が基準信
号の値よりも大きくなると、比較回路から回転角度設定
信号が回転角度指令信号として出力され、該回転角度指
令信号に基づいて回転角度調整コントローラからスロッ
トルモータへ駆動電流が供給され、スロットルモータが
エンジンのコントロールレバーを回動させ、エンジンの
回転数が上昇することにより主油圧ポンプから吐出され
る作動油の量が増加する。
【0021】このとき、傾転角度調整コントローラから
傾転角度調整装置へ出力される傾転角度調整信号の値も
大きくなり、傾転角度調整装置により斜板の傾転角度が
更に大きくなる。
【0022】このように、本発明においては、主油圧ポ
ンプを駆動するエンジンの回転数がアイドリング回転数
であるときには、エンジンの回転数がアイドリング回転
数より高くなったときに比べて前記主油圧ポンプの斜板
の傾転角度が小さくなるようにしているので、主油圧ポ
ンプから吐出される作動油の量を少なくすることができ
る。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0024】図1は本発明のエンジンスロットル装置の
一実施例を示すもので、図4と同一の符号を付した部分
は同一物を表わしている。
【0025】15は油圧駆動方式のクレーンの運転室に
設置したスロットルダイヤル装置であり、該スロットル
ダイヤル装置15は手動操作により回動可能なダイヤル
16を有する非自動復帰式の回転角度設定器である。
【0026】回転角度設定器15は、ダイヤル16が原
点位置に設定されているときを変位量0%とし、ダイヤ
ル16を回動させることにより該ダイヤル16が最大に
変位した状態を変位量100%とすると、ダイヤル16
の変位量に略比例して電圧値が変化する回転角度設定信
号17を出力するようになっている。
【0027】26は予め設定された電圧値が一定な基準
信号27を出力する基準信号設定器であり、前記基準信
号27の電圧値は、ダイヤル16の変位量が35%程度
のときにスロットルダイヤル装置15から出力される回
転角度設定信号17の電圧値と略等しくなっている。
【0028】18は前記回転角度設定信号17と基準信
号27とを比較して回転角度指令信号19を出力する比
較回路であり、該比較回路18は回転角度設定信号17
の電圧値が基準信号27の電圧値よりも高くなった際
に、回転角度設定信号17を回転角度指令信号19とし
て出力するようになっている。
【0029】20はスロットルモータ9の駆動軸を介し
コントロールレバー8の回転角度を検出して回転角度検
出信号21を出力する回転角度検出器、22は前記回転
角度検出信号21を増幅する増幅器である。
【0030】23は前記回転角度指令信号19と回転角
度検出信号21の偏差を求める比較演算器、24は比較
演算器23が出力する回転角度補正信号25に基づきス
ロットルモータ9へ駆動電流14を供給する回転角度調
整コントローラである。
【0031】28は主油圧ポンプ5とともにエンジン7
により駆動される制御用油圧ポンプ、29はピストンロ
ッド30が主油圧ポンプ5の斜板31に連結された傾転
角度調整用油圧シリンダ、32は前記回転角度指令信号
19に基づいて傾転角度調整信号33を出力する傾転角
度コントローラ、34は前記傾転角度調整信号33に基
づいて制御用油圧ポンプ28が吐出する作動油35を傾
転角度調整用油圧シリンダ29へ供給する電磁比例制御
弁である。
【0032】前記斜板31はその傾転角度が小さくなる
ようにスプリング等の弾性体により常時付勢されてい
る。
【0033】また、前記傾転角度調整用油圧シリンダ2
9は、電磁比例制御弁34より吐出される作動油35の
2次圧力が約3kg/cm2 を上回ると、上記弾性体の
付勢力に抗して斜板31の傾転角度を大きくするように
なっている。
【0034】傾転角度調整信号33の電流値と前記スロ
ットルダイヤル装置15のダイヤル16の変位量との関
係は、回転角度設定信号17の電圧値をパラメータとし
て図2に示すような関係になっている。
【0035】すなわち、ダイヤル16の変位量が0〜5
%程度のときには、傾転角度調整信号33の電流値が最
低値となり、変位量が5〜70%程度のときには、傾転
角度調整信号33の電流値がダイヤル16の変位量に比
例して増加し、変位量が70%程度で傾転角度調整信号
33の電流値が最大値に達し、以後、変位量が70%程
度を上回ると、傾転角度調整信号33の電流値が最大値
のまま略一定値を保持するようになっている。
【0036】傾転角度調整信号33の電流値と電磁比例
制御弁34より吐出される作動油35の2次圧力との関
係は、図3に示すように、傾転角度調整信号33の電流
値が上述した最低値であるときには、電磁比例制御弁3
4の開度が最小で該電磁比例制御弁34から吐出される
作動油35の2次圧力は約3kg/cm2 を上回らず、
傾転角度調整信号33の電流値が前記最低値を上回る
と、電流値の上昇に比例して電磁比例制御弁34の開度
が増加し、その結果、電磁比例制御弁34より吐出され
る作動油35の2次圧力が上昇するようになっている。
【0037】上述した構成を有するエンジンスロットル
装置の作動を説明する。
【0038】ダイヤル16を原点位置に設定した状態
(ダイヤル16の変位量が0%)で、エンジン7を起動
させると、スロットルダイヤル装置15から出力される
回転角度設定信号17の電圧値が基準信号設定器26か
ら出力される基準信号27の電圧値よりも低いので、比
較回路18から比較演算器23へは回転角度指令信号1
9が出力されず、回転角度調整コントローラ24からス
ロットルモータ9へは駆動電流14が供給されない。
【0039】従って、エンジン7のコントロールレバー
8がスロットルモータ9により回動することはなく、エ
ンジン7の回転数はアイドリング回転数に保たれる。
【0040】一方、傾転角度調整コントローラ32から
電磁比例制御弁34へは、回転角度設定信号17に基づ
いて傾転角度調整信号33が出力される。
【0041】このとき、傾転角度調整信号33の電流値
は最低値であるので、電磁比例制御弁34の開度は最小
で、該電磁比例制御弁34から吐出される作動油35の
2次圧力は約3kg/cm2 を上回らない。
【0042】従って、斜板31の傾転角度が傾転角度調
整用油圧シリンダ29により大きくならず、主油圧ポン
プ5から吐出される作動油6の吐出量は最低になってい
る。
【0043】次いで、ダイヤル16を徐々に回動させる
と、スロットルダイヤル装置15より出力される回転角
度設定信号17の電圧値がダイヤル16の変位量に略比
例して上昇し、傾転角度調整コントローラ32から電磁
比例制御弁34へ出力される傾転角度調整信号33の電
流値が上昇する。
【0044】傾転角度調整信号33の電流値が上昇する
と、電磁比例制御弁34の開度が上記電流値に略比例し
て大きくなり、該電磁比例制御弁34から吐出される作
動油35の2次圧力は約3kg/cm2 を上回る。
【0045】電磁比例制御弁34から吐出される作動油
35の2次圧力が約3kg/cm2を上回ると、傾転角
度調整用油圧シリンダ29が弾性体の付勢力に抗して斜
板31の傾転角度を大きくし、主油圧ポンプ5から吐出
される作動油6の量が増加する。
【0046】上述したように、ダイヤル16を徐々に回
動させる過程において、ダイヤル16の変位量が0〜3
5%程度のときには、スロットルダイヤル装置15から
出力される回転角度設定信号17の電圧値が基準信号設
定器26から出力される基準信号27の電圧値よりも低
いので、比較回路18から比較演算器23へは回転角度
指令信号19が出力されず、回転角度調整コントローラ
24からスロットルモータ9へは駆動電流14が供給さ
れない。
【0047】従って、ダイヤル16の変位量が0〜35
%程度のときには、エンジン7のコントロールレバー8
がスロットルモータ9により回動することはなく、エン
ジン7の回転数はアイドリング回転数に保たれる。
【0048】一方、ダイヤル16の変位量が35%程度
を上回ると、スロットルダイヤル装置15から出力され
る回転角度設定信号17の電圧値が基準信号設定器26
から出力される基準信号27の電圧値よりも高くなり、
比較回路18より回転角度設定信号17が回転角度指令
信号19として出力される。
【0049】回転角度指令信号19が出力されると、比
較演算器23により回転角度検出器20が出力する回転
角度検出信号21と前記回転角度指令信号19との偏差
が求められ、比較演算器23から回転角度調整コントロ
ーラ24へ回転角度補正信号25が出力される。
【0050】この回転角度補正信号25に基づいて、回
転角度調整コントローラ24からスロットルモータ9へ
駆動電流14が供給され、スロットルモータ9がエンジ
ン7のコントロールレバー8を回動させ、エンジン7の
回転数が上昇することにより主油圧ポンプ5から吐出さ
れる作動油6の量が増加する。
【0051】このとき、前述したように、傾転角度調整
コントローラ32から電磁比例制御弁34へ出力される
傾転角度調整信号33の電流値もダイヤル16の変位量
に比例して上昇し、電磁比例制御弁34の開度が上記電
流値に略比例して大きくなり、該電磁比例制御弁34か
ら吐出される作動油35の2次圧力で上昇し、傾転角度
調整用油圧シリンダ29により斜板31の傾転角度が大
きくなる。
【0052】また、ダイヤル16を徐々に回動させる過
程において、ダイヤル16の変位量が70%程度になる
と、傾転角度調整信号33の電流値が最大値に達する。
【0053】よって、電磁比例制御弁34の開度が最大
となって、電磁比例制御弁34から傾転角度調整用油圧
シリンダ29へ供給される作動油35の2次圧力が約1
5kg/cm2 程度に達し、傾転角度調整用油圧シリン
ダ29により斜板31の傾転角度が最大になる。
【0054】このように、本実施例においては、ダイヤ
ル16の変位量が35〜70%程度のときには、ダイヤ
ル16の変位量に比例して斜板31の傾転角度が大きく
なるとともに、エンジン7の回転数が上昇し、これらの
相乗効果によって主油圧ポンプ5から吐出される作動油
6の吐出量が増加し、更に、ダイヤル16の変位量が7
0%程度を上回ると、既に斜板31の傾転角度が最大と
なっているので、エンジン7の回転数のみが上昇して主
油圧ポンプ5から吐出される作動油6の吐出量が増加す
る。
【0055】上述したように、本実施例では、主油圧ポ
ンプ5を駆動するエンジン7の回転数がアイドリング回
転数であるときには、エンジン7の回転数がアイドリン
グ回転数より高くなったときに比べて、前記主油圧ポン
プ5の斜板31の傾転角度が小さくなるようにしている
ので、主油圧ポンプ5から吐出される作動油6の量を少
なくすることができる。
【0056】また、スロットルダイヤル装置15のダイ
ヤル16を操作するだけで、主油圧ポンプ5の斜板31
の傾転角度調整とエンジン7の回転数調整の双方を自動
的に行えるので、装置の操作が簡単であり、運転者に負
担がかからない。
【0057】なお、本発明のエンジンスロットル装置
は、上述した実施例にのみ限定されるものではなく、電
圧値可変型の回転角度設定器に替えて他のパルス数等の
パラメータを適用した回転角度設定器を用いるようにす
ること、電磁比例制御弁と油圧シリンダにより構成され
る傾転角度調整装置に替えて他の駆動方式のものを用い
るようにすること、その他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエンジンス
ロットル装置によれば、下記のような種々の優れた効果
を奏し得る。
【0059】(1)主油圧ポンプを駆動するエンジンの
回転数がアイドリング回転数であるときには、エンジン
の回転数がアイドリング回転数より高くなったときに比
べて、前記主油圧ポンプの斜板の傾転角度が小さくなる
ようにしているので、主油圧ポンプから吐出される作動
油の量を少なくさせることができ、本発明を油圧駆動方
式のクレーンに適用した場合には、油圧ウインチの超微
速運転を行うことができる。
【0060】(2)非自動復帰式回転角度設定器から出
力される回転角度設定信号の値を調整することにより、
主油圧ポンプの斜板の傾転角度調整とエンジンの回転数
調整の双方を自動的に行えるので、装置の操作が簡単で
あり、運転者に負担がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンスロットル装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明のエンジンスロットル装置の一実施例に
おける傾転角度調整信号の電流値とスロットルダイヤル
装置のダイヤルの変位量との関係を示すグラフである。
【図3】本発明のエンジンスロットル装置の一実施例に
おける傾転角度調整信号の電流値と電磁比例制御弁から
吐出される作動油の2次圧力との関係を示すグラフであ
る。
【図4】従来のエンジンスロットル装置の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
5 主油圧ポンプ 7 エンジン 8 コントロールレバー 9 スロットルモータ 14 駆動電流 15 スロットルダイヤル装置(非自動復帰式回転角度
設定器) 17 回転角度設定信号 18 比較回路 19 回転角度指令信号 24 回転角度調整コントローラ 26 基準信号設定器 27 基準信号 29 傾転角度調整用シリンダ(傾転角度調整装置) 31 斜板 32 傾転角度調整コントローラ 33 傾転角度調整信号 34 電磁比例制御弁(傾転角度調整装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転角度設定信号を出力する非自動復帰
    式回転角度設定器と、前記回転角度設定信号の最小値と
    最大値の中間値に相当する値の基準信号を出力する基準
    信号設定器と、前記基準信号と回転角度設定信号とを比
    較して回転角度設定信号の値が基準信号の値よりも大き
    くなった際に回転角度設定信号を回転角度指令信号とし
    て出力する比較回路と、主油圧ポンプを駆動するエンジ
    ンのコントロールレバーを回動させるスロットルモータ
    と、前記回転角度指令信号に基づきスロットルモータに
    駆動電流を供給する回転角度調整コントローラと、前記
    回転角度設定信号に基づき傾転角度調整信号を出力する
    傾転角度調整コントローラと、前記傾転角度調整信号に
    基づき主油圧ポンプの斜板の傾転角度を調整する傾転角
    度調整装置とを備えてなることを特徴とするエンジンス
    ロットル装置。
JP20048592A 1992-07-03 1992-07-03 エンジンスロットル装置 Expired - Lifetime JP3228787B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013117158A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Joseph Voegele Ag 路面仕上げ機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013117158A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Joseph Voegele Ag 路面仕上げ機

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