JPH0617794Y2 - フィードロール - Google Patents
フィードロールInfo
- Publication number
- JPH0617794Y2 JPH0617794Y2 JP1990051357U JP5135790U JPH0617794Y2 JP H0617794 Y2 JPH0617794 Y2 JP H0617794Y2 JP 1990051357 U JP1990051357 U JP 1990051357U JP 5135790 U JP5135790 U JP 5135790U JP H0617794 Y2 JPH0617794 Y2 JP H0617794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed roll
- base material
- suction
- air
- partition plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフィルム状の基材に印刷やコーティング等の加
工を施すために一定の張力を確実に付与するフィードロ
ールに関する。
工を施すために一定の張力を確実に付与するフィードロ
ールに関する。
(従来の技術とその課題) 従来、上述の目的のためのフィードロールは第2図
(イ)に示すように、フィードロール1にフィルムや紙
等の基材2を接触させてフィードロールの周速を変化さ
せ、フィードロール1と基材2との間の摩擦により基材
2に張力を付与するものである。
(イ)に示すように、フィードロール1にフィルムや紙
等の基材2を接触させてフィードロールの周速を変化さ
せ、フィードロール1と基材2との間の摩擦により基材
2に張力を付与するものである。
しかし、この場合同図(ロ)に示すように、フィードロ
ール1の巻取側((イ)のA部分)ではフィードロール
1の回転につれて基材2を走行させると共に、空気も矢
印Bのように巻き込んで空気層3をフィードロール1と
基材2との間に形成してしまう。しかも、この空気層3
はフィードロール1の回転が速いほど厚くなる。このた
めにスリップによりフィードロール1による基材2への
張力の付与能力が阻害されてしまう。
ール1の巻取側((イ)のA部分)ではフィードロール
1の回転につれて基材2を走行させると共に、空気も矢
印Bのように巻き込んで空気層3をフィードロール1と
基材2との間に形成してしまう。しかも、この空気層3
はフィードロール1の回転が速いほど厚くなる。このた
めにスリップによりフィードロール1による基材2への
張力の付与能力が阻害されてしまう。
これを防止するために、(イ)図の点線で示すようなピ
ンチロール4を設け、基材2をフィードロール1に押付
けてスリップを防止することも考えられるが、この方法
は基材2には成形時の歪みや印刷による厚さの不均一の
ために使用し難い場合がある。
ンチロール4を設け、基材2をフィードロール1に押付
けてスリップを防止することも考えられるが、この方法
は基材2には成形時の歪みや印刷による厚さの不均一の
ために使用し難い場合がある。
この解決方法として第3図に示すように二重構造のフィ
ードロール5、5とし、基材2をジグザグ状に掛け渡す
方法も採られている。
ードロール5、5とし、基材2をジグザグ状に掛け渡す
方法も採られている。
しかし、この方法は2本のロール間の距離dを狭くしな
いと効果がなく、更に、基材2を掛け渡し難いという問
題がある。
いと効果がなく、更に、基材2を掛け渡し難いという問
題がある。
しかも、この方法では入って来る側の張力の度合によっ
て、当然ながらその都度張力は変化してしまう。
て、当然ながらその都度張力は変化してしまう。
上述の掛け渡しを容易にするためにはフィードロールは
第2図のように単独のロールが好ましいが、上述の空気
層3を除去するための方法として第4図に示すように、
フィードロール6を中空のロールとし、その周面に多数
の小孔61を穿設しておき、内部は端部の管軸62を通して
空気を吸引する。(一般にサクションロールという) このようにすると、空気層3の空気は吸引されて空気層
3が発生せず、スリップすることは無いが、空気層3と
共に基材2も吸引されて小孔61の跡が基材2に残ってし
まうことがある。
第2図のように単独のロールが好ましいが、上述の空気
層3を除去するための方法として第4図に示すように、
フィードロール6を中空のロールとし、その周面に多数
の小孔61を穿設しておき、内部は端部の管軸62を通して
空気を吸引する。(一般にサクションロールという) このようにすると、空気層3の空気は吸引されて空気層
3が発生せず、スリップすることは無いが、空気層3と
共に基材2も吸引されて小孔61の跡が基材2に残ってし
まうことがある。
又、中空構造と多くの小孔を開けるために多くの製作工
数が必要になり、フィードロールとしては高価なものと
なってしまう。
数が必要になり、フィードロールとしては高価なものと
なってしまう。
このような問題を解決するために、第5図に示すように
フィードロール7の周面に互いに交差するような綾目溝
71を適当な間隔で開設しておく。
フィードロール7の周面に互いに交差するような綾目溝
71を適当な間隔で開設しておく。
このようにしておくと、巻き込まれた空気層3の空気は
綾目溝71を通して排出され、フィードロール7と基材2
との密着は良好となる。
綾目溝71を通して排出され、フィードロール7と基材2
との密着は良好となる。
しかし、このような場合でも、基材2の走行速度が速く
なると、巻き込む空気量の方が綾目溝71を通して排出さ
れる空気量より多くなり、密着効果が薄れ、スリップが
発生し易くなる。
なると、巻き込む空気量の方が綾目溝71を通して排出さ
れる空気量より多くなり、密着効果が薄れ、スリップが
発生し易くなる。
本考案は上述の問題を解決して、皺や孔跡の残らない、
かつスリップの発生しないフィードロールを提供するこ
とを課題とする。
かつスリップの発生しないフィードロールを提供するこ
とを課題とする。
(課題を達成するための手段) 上述の課題を達成するために、フィルム状の基材2に張
力を付与するフィードロールにおいて、表面に綾目溝71
を設けたフィードロール7の下側に軸に沿ってほぼ全幅
にわたる長さで、かつ周囲が前記フィードロール7の表
面に軽く接触する吸引箱8と、この吸引箱8の空気を吸
引する吸引ブロワー9とを設けたものである。
力を付与するフィードロールにおいて、表面に綾目溝71
を設けたフィードロール7の下側に軸に沿ってほぼ全幅
にわたる長さで、かつ周囲が前記フィードロール7の表
面に軽く接触する吸引箱8と、この吸引箱8の空気を吸
引する吸引ブロワー9とを設けたものである。
前記吸引箱8には内部に仕切板82を前記フィードロール
の軸に対して垂直及び平行な方向に複数枚設け、これら
の仕切板82の上端と前記フィードロール7の表面との距
離を可及的に少なくし、しかもその仕切板を多く設ける
ことによってラビリンスパッキン効果を持たせ、吸引効
率を高めるように構成されたものである。
の軸に対して垂直及び平行な方向に複数枚設け、これら
の仕切板82の上端と前記フィードロール7の表面との距
離を可及的に少なくし、しかもその仕切板を多く設ける
ことによってラビリンスパッキン効果を持たせ、吸引効
率を高めるように構成されたものである。
(作用) 上述のように、基材が接触していないフィードロール部
分に設けられている吸引箱により、綾目溝内の空気は吸
引され、フィードロールと基材間に発生する空気層は直
ちに吸引されてしまうので、基材はフィードロールに密
着し、スリップは発生しない。
分に設けられている吸引箱により、綾目溝内の空気は吸
引され、フィードロールと基材間に発生する空気層は直
ちに吸引されてしまうので、基材はフィードロールに密
着し、スリップは発生しない。
(実施例) 第1図は本考案のフィードロールの断面図で、(イ)は
軸に垂直な断面図、(ロ)は軸に平行な断面図である。
このフィードロールは第5図のフィードロール7と同じ
もので、表面に綾目溝71が開設してある。このフィード
ロール7の下側には軸方向の幅一杯に吸引箱8が設けて
ある。この吸引箱8は、フィードロール7に面した周囲
はフィードロール7に軽く接触するように構成されてお
り、下面の中央部に吸引管81を通して吸引ブロワー9で
空気を吸引するように構成されている。
軸に垂直な断面図、(ロ)は軸に平行な断面図である。
このフィードロールは第5図のフィードロール7と同じ
もので、表面に綾目溝71が開設してある。このフィード
ロール7の下側には軸方向の幅一杯に吸引箱8が設けて
ある。この吸引箱8は、フィードロール7に面した周囲
はフィードロール7に軽く接触するように構成されてお
り、下面の中央部に吸引管81を通して吸引ブロワー9で
空気を吸引するように構成されている。
更に、上記吸引箱8の内部には縦横に複数の仕切り板82
が底面83から垂直に立設してあり、その上端とフィード
ロール7の表面までの距離は可及的に小さくなるように
構成されている。
が底面83から垂直に立設してあり、その上端とフィード
ロール7の表面までの距離は可及的に小さくなるように
構成されている。
次に上述のフィードロール7の動作について説明する。
第1図(イ)の状態のようにフィードロール7に基材2
を掛け渡し、フィードロール7を矢印の方向に回転する
と、A側では第2図(ロ)に示すように基材2と共に空
気も矢印Bのように巻き込む。
第1図(イ)の状態のようにフィードロール7に基材2
を掛け渡し、フィードロール7を矢印の方向に回転する
と、A側では第2図(ロ)に示すように基材2と共に空
気も矢印Bのように巻き込む。
しかし、この巻き込まれた空気は綾目溝71を通り、第1
図示の吸引箱8内に吸引ブロワー9で吸引されるので、
基材2とフィードロール7の表面の間には空気層3は発
生せず、基材2とフィードロール7との間の摩擦力によ
りフィードロール7の回転と共に基材2を右側の矢印方
向に引っ張り、基材2に必要な張力を付与することが出
来る。
図示の吸引箱8内に吸引ブロワー9で吸引されるので、
基材2とフィードロール7の表面の間には空気層3は発
生せず、基材2とフィードロール7との間の摩擦力によ
りフィードロール7の回転と共に基材2を右側の矢印方
向に引っ張り、基材2に必要な張力を付与することが出
来る。
更に、外周に設けられた綾目溝71より強制吸引される空
気の流速は従来の自然放出よりも著しく強くなるので、
基材2の幅方向への拡幅力も増大し、皺の発生を抑圧す
る。
気の流速は従来の自然放出よりも著しく強くなるので、
基材2の幅方向への拡幅力も増大し、皺の発生を抑圧す
る。
(考案の効果) 上述のように、従来の綾目溝付のフィードロール7に吸
引箱8を接触するだけで綾目溝71からの空気の排出が完
全となり、巻き込まれた空気層3は完全に排出可能で、
フィードロール7と基材2間の必要な摩擦力保持が容易
である。
引箱8を接触するだけで綾目溝71からの空気の排出が完
全となり、巻き込まれた空気層3は完全に排出可能で、
フィードロール7と基材2間の必要な摩擦力保持が容易
である。
第1図は本考案のフィードロールの断面図で、(イ)は
軸に垂直な断面図、(ロ)は軸に平行な断面図、第2図
は従来のフィードロールの説明図で、(イ)は軸に垂直
な断面図、(ロ)は基材の巻き込み側((イ)のA部
分)の部分断面図、第3図は二重構造のフィードロール
の説明図、第4図は小孔を設けたサクションロールの部
分斜視図、第5図は綾目溝を設けたフィードロールの部
分斜視図である。 2:基材、7:フィードロール、71:綾目溝、8:吸引
箱、82:仕切板、83:底面、9:吸引ブロワー。
軸に垂直な断面図、(ロ)は軸に平行な断面図、第2図
は従来のフィードロールの説明図で、(イ)は軸に垂直
な断面図、(ロ)は基材の巻き込み側((イ)のA部
分)の部分断面図、第3図は二重構造のフィードロール
の説明図、第4図は小孔を設けたサクションロールの部
分斜視図、第5図は綾目溝を設けたフィードロールの部
分斜視図である。 2:基材、7:フィードロール、71:綾目溝、8:吸引
箱、82:仕切板、83:底面、9:吸引ブロワー。
Claims (2)
- 【請求項1】フィルム状の基材に張力を付与するフィー
ドロールにおいて、表面に綾目溝を設けたフィードロー
ルの下側に軸に沿ってほぼ全幅にわたる長さで、かつ周
囲が前記フィードロールの表面に軽く接触する吸引箱
と、この吸引箱の空気を吸引する吸引ブロワーとを設け
たことを特徴とするフィードロール。 - 【請求項2】前記吸引箱には内部に仕切板を前記フィー
ドロールの軸に対して垂直及び平行な方向に複数枚設
け、これらの仕切板の上端と前記フィードロールの表面
との距離を可及的に少なくし、しかもその仕切板を多く
設けることによってラビリンスパッキン効果を持たせ、
吸引効率を高めるように構成されたものである第1項記
載のフィードロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990051357U JPH0617794Y2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | フィードロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990051357U JPH0617794Y2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | フィードロール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049845U JPH049845U (ja) | 1992-01-28 |
| JPH0617794Y2 true JPH0617794Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31570728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990051357U Expired - Lifetime JPH0617794Y2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | フィードロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617794Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7378780B2 (ja) * | 2019-12-17 | 2023-11-14 | 株式会社川島製作所 | 包装機用の帯状包装材吸着装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2443663C3 (de) * | 1974-09-12 | 1981-01-15 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Walzeneinrichtung zum fortlaufenden Transport von Folienbahnen |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP1990051357U patent/JPH0617794Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH049845U (ja) | 1992-01-28 |
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