JPH06178021A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH06178021A
JPH06178021A JP4325429A JP32542992A JPH06178021A JP H06178021 A JPH06178021 A JP H06178021A JP 4325429 A JP4325429 A JP 4325429A JP 32542992 A JP32542992 A JP 32542992A JP H06178021 A JPH06178021 A JP H06178021A
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JP
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image
paper
copying
designated
copying machine
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JP4325429A
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Inventor
Hideyuki Kamibayashi
秀幸 上林
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マスキング及びトリミングが可能に構成された
複写機に関し、答え合わせの容易な解答付きのテスト用
紙の作成を一例とする特定の用途に好適な複写機を提供
する。 【構成】マーカー指定方法などによって指定される指定
画像GSを除いて、原稿画像Gを用紙Pの表面に複写
し、且つ指定画像GSの鏡像GH1を用紙Pの裏面に作
像する編集複写機能を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスキング及びトリミ
ングが可能に構成された複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル式の複写機では、原稿画像をそ
の一部を消去して複写するマスキング、原稿画像の一部
のみを複写するトリミング、及び、原稿画像をその左右
の反転した鏡像として複写するミラーを含む種々の編集
複写が実現されている。
【0003】編集複写に際して対象領域を指定する方法
としては、エディタを設けてスタイラスペンなどによっ
て対象領域の輪郭上の点を指定する方法、対象領域の輪
郭上の点の座標を数値入力する方法、及び対象領域を特
定色の枠線(マーカー線)で囲む方法(マーカー指定方
法)などが知られている。
【0004】マーカー指定方法によれば、オペレータ
は、像内の所望の部分を例えば赤鉛筆などの特定色の筆
記具を用いて原稿にマーカー線を記入するだけで任意の
形状の対象領域を容易に指定することができる。
【0005】なお、マーカー指定方法を採用した複写機
は、特開平4−66967号公報に開示されているよう
に、原稿をマーカー線の内側と外側とに区別し且つマー
カー線がプリントされないように編集の対象領域を特定
する、いわゆるマーカー領域判別手段を備えている。
【0006】一方、特に大型の複写機には、用紙の表裏
両面にそれぞれ複写画像を形成する両面複写を自動化す
るための用紙搬送機構(自動両面複写機構)が設けられ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように既に実用
化されている各種の編集複写機能の内、マスキング機能
及びトリミング機能は、例えば学校や学習塾などの教育
の分野において有用な機能である。
【0008】すなわち、マスキング機能を用いて教科書
や参考書を部分的に消去して複写すれば、いわゆる虫食
い算や穴埋め式のテスト問題を容易に作成することがで
きる。その場合、マスキング部分(問題箇所)が多いほ
ど、上述のマーカー指定方法が有利となる。そして、テ
スト問題の作成に用いた原稿、つまり問題箇所にマーカ
ー線を記入した教科書や参考書をそのままトリミング機
能を指定して複写すれば、テスト問題に対応した解答を
作成することができる。
【0009】ところで、実際には、生徒自身が答え合わ
せを行うような簡易なテストがしばしば実施され、それ
に際してはテスト用紙の裏面に解答をプリントする場合
が多い。
【0010】しかし、従来では、テスト問題と解答とを
用紙の表面と裏面とに分けて順に又は並行してプリント
するといった形態の編集複写(両面複写の一種)の可能
な複写機がなかった。つまり、従来の複写機では、たと
え自動両面複写機構が備わっていたとしても、用紙の表
裏の間で編集内容の異なる両面複写を行うことができな
かった。
【0011】そのため、解答付きのテスト用紙の作成に
際して、オペレータは、両面複写モードではなく片面複
写モードを指定し、テスト問題(又は解答)を作成する
ための所定枚数の片面複写を行った後、その複写後の用
紙を給紙カセットなどに裏向けにセットし、解答(又は
テスト問題)を作成するための片面複写を改めて行う必
要があった。
【0012】また、解答を単にテスト用紙の裏面にプリ
ントするのではなく、解答をその左右の反転した鏡像と
してテスト問題中の空白部に対応づけてテスト用紙の裏
面にプリントすることが考えられる。これによれば、テ
スト用紙を透かすことによってテスト問題と解答(表面
側から透かして見た場合は正像となる)とを同時に見る
ことができ、答え合わせが容易になる。
【0013】しかし、従来では、特に、トリミングとミ
ラーとを同時に指定することができない場合には、トリ
ミング機能により正像の解答をプリントし、そのプリン
ト後の用紙を原稿としてミラー機能により鏡像のプリン
トを行う必要があった。このため、鏡像の解答を裏面に
プリントしたテスト用紙の作成は甚だ面倒であった。
【0014】本発明は、上述の問題に鑑み、答え合わせ
の容易な解答付きのテスト用紙の作成を一例とする特定
の用途に好適な複写機を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る複
写機は、原稿画像をその一部の指定画像を除いて用紙の
表面に複写し、且つ前記指定画像の鏡像を前記用紙の裏
面に作像する編集複写機能を備えてなる。
【0016】請求項2の発明に係る複写機は、原稿上の
特定色のマーカー線で囲まれた領域の画像を前記指定画
像として検出する手段を有してなる。請求項3の発明に
係る複写機は、互いに現像色の異なる複数の現像手段を
有し、前記用紙の表面の作像と裏面の作像とに互いに異
なる前記現像手段を用いる。
【0017】なお、本発明において、原稿画像は原稿上
の特定色のマーカー線を含まない。
【0018】
【作用】特定の複写モード(以下、「問題作成モード」
という)が指定された場合においては、用紙の表面(一
方の面)には、原稿画像がその一部の指定画像を除いて
プリント(作像)され、用紙の裏面(他方の面)には、
指定画像の鏡像がプリントされる。つまり、問題作成モ
ードでは、用紙の表面についてはマスキング機能を適用
し、且つ用紙の裏面についてはトリミング機能とミラー
機能とを適用した両面複写が行われる。
【0019】指定画像は、例えば特定色のマーカー線で
原稿内の所望の領域を囲むマーカー指定方法によって指
定され、いわゆるマーカー領域判別手法によって編集対
象として検出される。
【0020】指定画像を除いた原稿画像及び指定画像の
鏡像は、互いに異なる色でプリントされる。
【0021】
【実施例】図1は本発明に係る複写機1の構成を示す正
面図であり、図中の鎖線は用紙の搬送経路を示してい
る。
【0022】複写機1は、2色プリントの可能なデジタ
ル式の複写機であり、イメージリーダ部IR、プリンタ
部PR、再給紙ユニット50、キャスタ付きの台座であ
るデスク60、及びデスク60に組み付けられたエレベ
ータ方式の用紙収納ユニット65から構成されている。
【0023】イメージリーダ部IRは、原稿ガラス19
上に載置された原稿を2色に分解して読み取る走査系1
0、走査系10が出力する光電変換信号の量子化と種々
のコピーモードに応じた信号処理とを行う画像信号処理
部18とを有する。
【0024】走査系10は、ライン走査方式の画像読取
り機構であって、露光ランプ11とミラーとを組み付け
たスキャナ11、ミラー13a,13b、集光レンズ1
4、ダイクロイックミラー15、2つのイメージセンサ
16,17、及びスキャナ11を駆動するスキャンモー
タM2から構成されている。
【0025】ダイクロイックミラー15は、原稿からの
反射光をマーカー指定の特定色(例えば赤色)に対応し
た波長帯域の光と、他の波長帯域の光とに分光する。赤
色の波長帯域の光はイメージセンサ17によって電気信
号に変換され、他の波長帯域の光はイメージセンサ16
によって電気信号に変換される。なお、画像信号処理部
18については後述する。
【0026】プリンタ部PRは、イメージリーダ部IR
が出力する画像データに基づいて、電子写真プロセスに
よって用紙上に原稿に対応した画像をプリントする。プ
リンタ部PRのほぼ中央には、感光体ドラム2が反時計
方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム2に周囲
に、帯電チャージャ3、LEDプリントヘッド4、磁気
ブラシ式の2つの現像器5A,5B、転写チャージャ
6、分離チャージャ7、クリーニング装置8、及びイレ
ーサランプ9が順に配置されている。なお、第1の現像
器5Aの現像色はブラック(黒)とされ、第2現像器5
Bの現像色はレッド(赤)とされている。
【0027】また、プリンタ部PRの左側には、手差し
給紙受け台20と、着脱可能な3つの用紙カセット2
1,22,23とが設けられている。用紙カセット21
〜23及び用紙収納ユニット65の昇降台24には、用
紙サイズ及び用紙の有無を検出する用紙センサSE1
1,SE12,SE13,SE14がそれぞれ設けられ
ている。
【0028】自動給紙に際して、プリンタ部PRは、用
紙カセット21〜23及び用紙収納ユニット65のそれ
ぞれに対応する給紙ローラ25,26,27,28を択
一的に駆動して、所定サイズの用紙を1枚ずつ取り出
す。
【0029】例えば、用紙カセット21から取り出され
た用紙は、レジストローラ30により所定のタイミング
で転写位置へ送り出され、トナー像の転写の後に搬送ベ
ルト31によって定着ローラ対32へ送られる。そし
て、トナー像が定着した用紙は、排紙ローラ33により
プリンタ部PRから再給紙ユニット50へ送られる。
【0030】再給紙ユニット50は、コピーモードに応
じた所定の用紙搬送を行う。すなわち通常の片面コピー
の場合には、再給紙ユニット50は、受入れローラ51
により取り込んだ用紙を排紙ローラ52へ送ってトレイ
59上に排出する。
【0031】2枚の原稿の画像を1枚の用紙の片面に並
べてプリントする合成コピーの場合には、再給紙ユニッ
ト50は、用紙が受入れローラ51と中間ローラ53と
送出ローラ55とを順に通過するように切換え爪56,
57の回転角度位置を設定し、用紙をプリンタ部PR内
の再給紙路35へ送り込む。この場合、再給紙路35に
おいて、用紙の下面が既に画像を有する面となる。
【0032】そして、用紙の両面にそれぞれ画像をプリ
ントする両面コピーの場合には、再給紙ユニット50
は、スイッチバック通路58へ用紙を一旦収納し、その
後に中間ローラ54の回転を反転して用紙を再給紙路3
5へ送り込む。この場合、再給紙路35において、用紙
の上面が既に画像を有する面となり、下面がその後に画
像をプリントする面となる。
【0033】図2は複写機1の制御部100の構成を示
すブロック図である。制御部100は、3個のCPU1
01〜103を有し、これら各CPU101〜103に
は、図示を省略したが、プログラムを格納したROM及
びプログラム実行のワークエリアとなるRAMが設けら
れている。
【0034】CPU101は、イメージリーダ部IRの
上面に設けられた操作パネルOPに係わる制御を担う。
CPU102は、走査系10の駆動制御と画像信号処理
部18の制御とを担う。また、CPU103は、LED
プリントヘッド4を駆動する印字処理部40を含むプリ
ンタ部PRの各部の制御を担うとともに、複写機1の全
体の制御を統括する。
【0035】図3は画像信号処理部18の概略の構成を
示すブロック図である。画像信号処理部18は、A/D
変換部181,182、シェーディング補正部183,
184、色判別部185、電気変倍部186、濃度補正
部187、及び画像編集部188から構成されている。
【0036】A/D変換部181及びシェーディング補
正部183はイメージセンサ16に対して設けられ、A
/D変換部182及びシェーディング補正部184はイ
メージセンサ17に対して設けられている。
【0037】A/D変換部181,182は、イメージ
センサ16,17の出力である光電変換信号を、それぞ
れ所定レベルに増幅した後に一定周期でサンプリング
し、8ビット(256階調)の画像データD10,D2
0に変換する。
【0038】シェーディング補正部183,184は、
画像データD10,D20に対して、露光ランプ12の
光量ムラ及びイメージセンサ16,17の画素毎の感度
のバラツキに応じた補正を加える。
【0039】色判別部185は、ルックアップテーブル
(LUT)として所定データが格納されたROMから構
成され、シェーディング補正部183,184の出力で
ある2つの画像データD11,D12に基づいて、画素
毎に原稿画像の色を判別した色判別データDC0を出力
する。
【0040】電気変倍部186は、画像データD11及
び色判別データDC0に対して主走査方向の画素密度変
換(コピー倍率に応じて画素を重複させたり又は画素を
間引く変倍処理)などを行い、画像データD12及び色
判別データDC1を出力する。また、電気変倍部186
は、編集コピーモードの内の問題作成モードにおいて、
後述の指定画像GSの鏡像をプリントするための画像デ
ータ(鏡像データ)及び色判別データを生成し、それら
を画像データD12及び色判別データDC1として出力
する。
【0041】このような電気変倍部186の機能は、所
定量(例えば1ライン分)のデータを一時的に格納する
RAMと、そのアドレス指定のためのアドレスカウンタ
とを設け、アドレスカウンタのカウント動作を制御する
ことによって実現することができる。すなわち、RAM
の読出しに際して、例えばカウント動作を規定するクロ
ックの周期を書込み時の2分の1とすれば、1つのアド
レスが2回ずつ指定されることになり、画像は2倍に拡
大される。また、書込み時はアップカウントを行い且つ
読出し時はダウンカウントを行うようにすれば、鏡像デ
ータを生成することができ、そのとき変倍処理を加える
こともできる。
【0042】濃度補正部187は、イメージセンサ16
に対応する画像データD12に対して、原稿画像の濃度
を正しく再現するためのガンマ補正と、複写画像を明瞭
化するための下地除去とを行う。
【0043】そして、画像編集部188は、編集内容に
応じて画像データD13又は領域データDE1を、LE
Dプリントヘッド4の制御のためのプリントデータDV
として、プリンタ部PRの印字処理部40へ出力する。
【0044】すなわち、編集を行わない場合には、画像
編集部188は、画像データD13をそのままプリント
データDVとして出力する。これにより、原稿画像はそ
のままの形で複写されることになる。
【0045】マスキングを行う場合には、画像編集部1
88は、領域データDE1に基づいて、指定領域以外
(ただしマーカー線を含まず)の画素のみについて、画
像データD13をプリントデータDVとして出力する。
これにより、原稿画像は指定領域内の画像及びマーカー
線を消去した形で複写されることになる。
【0046】逆に、トリミングを行う場合には、画像編
集部188は、領域データDE1に基づいて、指定領域
の画素のみについて、画像データD13をプリントデー
タDVとして出力する。これにより、原稿画像の内の指
定領域内の画像が正像又は鏡像の形で複写されることに
なる。
【0047】また、いわゆる塗り潰しを行う場合には、
画像編集部188は、領域データDE1をプリントデー
タDVとして出力する。これにより、原稿画像は指定領
域を塗り潰した形で複写されることになる。
【0048】このような画像編集部188の機能は、図
4に示すように、例えばセレクタ191、ゲート回路1
92,193、及びNOT回路194によって実現する
ことができる。
【0049】さて、以上の構成の複写機1は、問題作成
モードと呼称する特定用途に好適の編集コピーモードを
有している。図5は問題作成モードの複写の一例を示す
図である。
【0050】図5(a)において、原稿Dは白地の用紙
を用いた印刷物であり、その原稿画像Gは、「3+4=
7」「2+3=5」「9−5=4」の3つの数式(等
式)から構成されている。各数式の文字は赤色以外の色
(一般には黒色)である。
【0051】ここでは、このような原稿Dを元に、複写
機1を用いて、図5(b)に示すように、各数式の右辺
を空白とした算数の問題をプリントしたテスト用紙であ
って、用紙を透かしたときに解答が現れるテスト用紙P
の作成を行うものとする。
【0052】オペレータは、まず、原稿画像Gの内の解
答となる部分、すなわち数式の右辺の数字「7」「5」
「4」を囲むように、特定色(本実施例では赤色)の筆
記具を用いてマーカー線MLを記入し、編集の対象とす
る領域の指定(マーキング)を行う。これにより、マー
キングされた領域内の画像、つまり数字「7」「5」
「4」が指定画像GSとなる。なお、図では、3つの数
字を個々に囲んだが、3つの数字を一括して1つの枠線
内に納めるようにマーキングを行ってもよい。
【0053】次に、オペレータは、マーカー線MLを設
けた原稿Dを原稿台ガラス19の上に載置し、操作パネ
ルOP上の所定のキーを押下して問題作成モードを指定
する。モードを選択した後に原稿Dを載置してもよい。
【0054】その後、オペレータがプリントキーを押下
すると、複写機1は、用紙カセット21〜23などから
所定サイズの1枚の用紙Pを取り出し、図5(c)に示
すように、用紙Pの表面に指定画像GSを除いた原稿画
像Gの複写画像GH1を例えば黒色でプリントする。こ
のとき、スキャナ11は、図1の右側から左側へ向かう
正方向に移動して原稿Dのスキャンを行う。
【0055】続いて、複写機1は、再給紙ユニット50
による用紙Pのスイッチバック搬送を行い、用紙Pをそ
の裏面が感光体ドラム2と接するように再給紙し、図5
(d)に示すように、用紙Pの裏面に指定画像GSの左
右の反転した複写画像(鏡像)GH2を例えば赤色でプ
リントする。このとき、スキャナ11は、図1の左側か
ら右側へ向かう逆方向に移動して原稿Dのスキャンを行
い、電気変倍部186は鏡像データを生成する。そし
て、複写機1は、裏面のプリントを終えた用紙Pを排紙
トレイ59上に排出する。
【0056】つまり、問題作成モードは、用紙の表面に
ついてはマスキングを適用し、用紙の裏面についてはト
リミングとミラーとを適用した両面複写を行うコピーモ
ードである。なお、鏡像は、用紙Pの裏面において、マ
スキングにより生じる表面の空白部に対応する位置(つ
まり空白部の真裏)にプリントされる。
【0057】以下、フローチャートを参照して複写機1
の動作について説明する。図6は複写機1全体の制御を
統括するCPU103の概略の動作を示すメインフロー
チャートである。
【0058】CPU103は、電源が投入されると、内
部のRAMなどの初期設定(#1)、操作パネルOPの
制御を担うCPU101からキー入力情報を受け取るシ
リアル受信処理(#2)を順に実行する。なお、シリア
ル受信処理において、操作の内容に応じてコピーモード
の設定やフラグのセットも行われる。
【0059】次に、CPU103は、コピー要求があれ
ば後述のコピー処理を実行し(#3,4)、各部の動作
状態の監視などを行う通常処理を実行し(#5)、CP
U101へ状態表示情報を送るシリアル通信処理を実行
する(#6)。そして、CPU103は、1ルーチンの
処理時間を規定するループタイマの計時終了を待ち(#
7)、ステップ#2〜ステップ#7の各処理を繰り返し
実行する。
【0060】図7は図5のコピー処理のフローチャート
である。上述の問題作成モードが指定された場合には、
CPU103は、CPU102からスキャン開始が通知
されると、スキャン方向をチェックする(#11,1
2,13)。
【0061】スキャン方向が正方向の場合は、CPU1
03は、黒色のプリントを行うために現像器5Aを選択
し、用紙Pの表面に指定画像GS以外の原稿画像Gを複
写する表面プリント処理を実行する(#13,14,1
5)。
【0062】また、スキャン方向が逆方向の場合は、C
PU103は、赤色のプリントを行うために現像器5B
を選択し、用紙Pの裏面に指定画像GSの鏡像をプリン
トする裏面プリント処理を実行する(#13,16,1
7)。
【0063】一方、問題作成モード以外のコピーモード
が指定された場合には、CPU103は、コピーモード
に応じて複写機1の各部を制御する他のモードのコピー
処理を実行する(#18)。
【0064】図8及び図9はイメージリーダ部IRの制
御を担うCPU102の動作を示すフローチャートであ
る。CPU102は、CPU101からの画像読取り要
求を受けると、予備スキャンとしてスキャナ11を正方
向に移動させて原稿Dの後端の位置を検知し、スキャナ
11を原稿Dの先端側のホームポジションへ戻し、その
後に原稿Dの本スキャンを開始する(#21〜25)。
【0065】続いて、CPU102は、画像信号処理部
18を制御してライン単位で必要な信号処理を施し、所
定の画像データDVを印字処理部40へ送る。このと
き、問題作成モードの場合には、色判別部185による
色判別データDC0をライン毎に取り込み、各画素に対
する領域判別を行う。そして、マーキングによる指定領
域内については画像を消去する形の画像データDVを出
力するように画像編集部188を制御し、指定領域外に
ついては濃度補正部187を経た画像データD13をそ
のまま出力するように画像編集部188を制御する(#
26〜31)。
【0066】スキャナ11が原稿Dの後端に達すると、
CPU102はスキャンを一旦終了し、再び問題作成モ
ードか否かをチェックする(#32,33)。このと
き、問題作成モードでなければ、CPU102は、スキ
ャナ11のリターン処理を行い、スキャナ11がホーム
ポジションに戻るのを待ってCPU101などへスキャ
ン終了を通知する(#33,40〜42)。
【0067】これに対し、問題作成モードであれば、C
PU102は、用紙Pの裏面に指定画像GSの鏡像をプ
リントするため処理を行う。すなわち、スキャナ11を
逆方向に移動させて原稿Dを読み取り、指定領域内につ
いて鏡像データを生成するように電気変倍部186を制
御し、指定領域外について画像を消去する形の画像デー
タDVを出力するように画像編集部188を制御する
(#34〜39)。
【0068】上述の実施例によれば、市販のいわゆるコ
ピー用紙などの適当な透光性を有する用紙Pを用いて、
紙面を裏返すことなく答え合わせができるテスト用紙を
容易に作成することができる。また、スキャナ11の正
方向の移動中だけでなく逆方向の移動中にも原稿Dを読
み取るので、問題作成モードのコピーの高速化を図るこ
とができる。
【0069】上述の実施例において、色判別データDC
0に基づく原稿Dの領域判別を適当な論理回路により実
現することができる。また、画像データをラインメモリ
を介して伝送し、その際にラインメモリのアドレス指定
を制御することによって画像をシフトさせる公知の技術
を用いて、指定画像GSの鏡像を用紙Pの端部に寄せて
プリントするようにしてもよい。さらに、鏡像データの
生成時に必要に応じて180°の回転処理を加えること
により、原稿Dの載置の向き(縦置き/横置き)に係わ
らず用紙Pの裏面の鏡像が表面の複写画像GH1に対し
て上下逆向きにならないようにしてもよい。
【0070】上述の実施例において、画像信号処理部1
8及び制御部100の構成は適宜変更することができ
る。また、現像器を単数とし用紙Pの表裏面のプリント
色を同一とすることもできる。
【0071】上述の実施例においては、マーカー指定方
法により編集領域の指定を行うものとしたが、エディタ
によるポイント指定方法又はテンキによる座標入力指定
方法などの他の方法を採用してもよい。
【0072】上述の実施例においては、用紙Pの表面及
び裏面に順に画像をプリントする複写機1を例示した
が、例えば2つの感光体ドラム2を設け用紙の両面にほ
ぼ同時に画像をプリントすることも原理的には可能であ
る。
【0073】なお、問題作成モードの用途はテスト問題
の作成に限定されるものではない。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、答え合わせの容易な解
答付きのテスト用紙の作成を一例とする特定の用途にお
ける利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の構成を示す正面図であ
る。
【図2】複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】画像信号処理部の概略の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3の画像編集部の構成の一例を示すブロック
図である。
【図5】問題作成モードの複写の一例を示す図である。
【図6】複写機全体の制御を統括するCPUの概略の動
作を示すメインフローチャートである。
【図7】図6のコピー処理のフローチャートである。
【図8】イメージリーダ部の制御を担うCPUの動作を
示すフローチャートである。
【図9】イメージリーダ部の制御を担うCPUの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
G 原稿画像 GS 指定画像 P 表面 GH1 複写画像(鏡像) ML マーカー線 5A,5B 現像器(現像手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像をその一部の指定画像を除いて用
    紙の表面に複写し、且つ前記指定画像の鏡像を前記用紙
    の裏面に作像する編集複写機能を備えたことを特徴とす
    る複写機。
  2. 【請求項2】原稿上の特定色のマーカー線で囲まれた領
    域の画像を前記指定画像として検出する手段を有してな
    ることを特徴とする請求項1記載の複写機。
  3. 【請求項3】互いに現像色の異なる複数の現像手段を有
    し、前記用紙の表面の作像と裏面の作像とに互いに異な
    る前記現像手段を用いることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の複写機。
JP4325429A 1992-12-04 1992-12-04 複写機 Pending JPH06178021A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10291824B2 (en) 2017-03-17 2019-05-14 Ricoh Company, Ltd. Image processing device and method for conducting image formation of a masked read image

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US10291824B2 (en) 2017-03-17 2019-05-14 Ricoh Company, Ltd. Image processing device and method for conducting image formation of a masked read image

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