JPH1020712A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH1020712A
JPH1020712A JP8179675A JP17967596A JPH1020712A JP H1020712 A JPH1020712 A JP H1020712A JP 8179675 A JP8179675 A JP 8179675A JP 17967596 A JP17967596 A JP 17967596A JP H1020712 A JPH1020712 A JP H1020712A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取られた画像の加工を容易に行なうことの
できる複写機を提供する。 【解決手段】 白黒原稿を読取るモードと、カラー原稿
を読取るモードとを装置は備える。白黒原稿モードが選
択されているときには、メモリプレーンには表示用の白
黒階調データと、白黒原稿に付されたマーカによるマー
クを識別するためのマーカ色コードと、原稿の閉ループ
を検出するための2値化データとが記録される。これに
対してカラーモードが設定されているときには、メモリ
プレーンはすべてLCD表示用に用いられる。モードに
応じてメモリの使用方法を変えるため、その後の画像処
理を効率的に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像編集装置に関
し、特に読取られた原稿を表示し、ユーザがその表示さ
れた内容を編集することのできる画像編集装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平5−94311号公報において、
画像データをメモリに取込み、そのメモリ内データをデ
ィスプレイ上に表示し、そのディスプレイ上で編集加工
を行なう編集装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
編集装置においては、読取られた画像は単一の方法でメ
モリに記録されるため、そのようにして記録された画像
から領域の認識や特定の色の認識を行ない、画像の加工
を行なうことが非常に困難であるという問題点がある。
【0004】そこで、この発明は読取られた画像の加工
を容易に行なうことのできる画像編集装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のある局面に従うと、画像編集装置は、複
数のモードの中から少なくとも1つのモードを設定する
設定回路と、原稿画像を読取ることにより画像データを
取得する取得回路と、設定されたモードに応じた方法で
取得された画像データを記憶する記憶回路と、記憶され
た画像データに基づいて原稿画像の編集を行なう編集回
路とを備える。
【0006】さらに、複数のモードは、マーカによりマ
ークされた領域を編集する第1のモードを含み、設定回
路により第1のモードが設定されているときに、記憶回
路は取得された画像データに基づいて、原稿画像を表示
するためのデータとマーカによりマークされた領域を識
別するためのデータとを記憶する。
【0007】さらに、複数のモードは、原稿画像に設け
られた閉領域を編集する第2のモードを含み、設定回路
により第2のモードが設定されているときに、記憶回路
は、取得された画像データに基づいて原稿画像を表示す
るためのデータと、閉領域を識別するためのデータとを
記憶する。
【0008】さらに、原稿画像は色が付された原稿画像
であり、取得回路は色画像データを取得し、複数のモー
ドは、色画像の編集を行なう第3のモードを含み、設定
回路により第3のモードが設定されているときに、記憶
回路は取得された色画像データの色数をディスプレイに
表示可能な色数まで減色して記憶する。
【0009】このような発明に従うと、設定されたモー
ドに応じて取得された画像データが記憶されるため、そ
の後の画像の処理を容易に行なうことのできる画像編集
装置を提供することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して詳しく説明する。図中、同一符号
は同一または相当部分を示す。
【0011】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
るデジタルカラー複写機の斜視図である。
【0012】図を参照して、カラー複写機100は、大
量の原稿を取扱うための自動原稿送り装置(ADFとも
いう)200と、コピー用紙を仕分けるためのソータ4
00と、フィルム原稿から複写(コピー)を行なうため
のフィルムプロジェクタ500と、本実施の形態におけ
るカラー複写機の特徴となるスクリーンエディター60
0と、パーソナルコンピュータやEWSなどを接続する
ことによってカラープリンタとして本複写機を使用する
ためのプリンタコントローラ700とを備える。
【0013】また、スクリーンエディター600には、
原稿を読取って表示したり、ユーザへの操作の指示を行
なうために各種操作メニューを表示するカラー液晶ディ
スプレイ(LCD)115が含まれる。
【0014】さらに、このカラーLCD115の上に
は、ユーザにより指示された座標を検出するための透明
タブレット(タッチパネル)が積層されており、ペン8
00によるユーザからの入力により、カラーLCD上の
座標をダイレクトに装置に入力することが可能である。
【0015】図2は、図1のカラー複写機の機構を説明
するための断面図である。図を参照して、複写機は大き
くはイメージリーダ部30とプリンタ部20とから構成
される。以下その各々について説明する。
【0016】(1) イメージリーダ部30について イメージリーダ部30は、原稿を積載するための原稿台
31と、原稿の露光走査を行なうためのスキャナ32
と、原稿からの反射光を検知するためのイメージセンサ
(CCD)201と、イメージセンサからの信号を処理
する画像信号処理部330と、画像信号処理部からの信
号に基づいてプリンタ部へ制御信号を出力するプリント
ヘッド(PH)制御部335と、スキャナ32を駆動す
るためのパルスモータ35とを備える。
【0017】原稿台31上に積載された原稿の画像はス
キャナ32によって露光走査され、その画像の反射光は
イメージセンサ201により光電変換される。光電変換
された信号は画像信号処理部330において所定の処理
が施され、レーザダイオード駆動用のデジタル画像デー
タが生成される。生成されたデジタル画像データはプリ
ントヘッド制御部335へ伝送される。
【0018】(2) プリンタ部20について プリンタ部20は大きくは作像部、現像ユニット部およ
び用紙処理部から構成される。以下その内容を分説す
る。
【0019】(a) 作像部について 作像部は、イメージリーダ部30より送られたデジタル
画像データに基づいて駆動されるレーザ装置21と、静
電潜像を書込むための感光体ドラム4と、トナーによる
現像を行なう現像ユニット6と、用紙の表面に画像を転
写する転写ドラム10と、感光体ドラムおよび転写ドラ
ムを駆動するドラム駆動モータ22とを備える。
【0020】入力されたデジタル画像データなどにより
レーザ装置21は駆動される。レーザ装置21の駆動に
より感光体ドラム4の表面に静電潜像が形成される。静
電潜像は現像ユニット6によりトナー現像され、転写ド
ラム10上に配置された印刷用の用紙の表面に転写され
る。
【0021】なおこのとき感光体ドラム4および転写ド
ラム10はドラム駆動モータ22によって同期して駆動
される。
【0022】(b) 現像ユニット6について 現像ユニット6は、マゼンタトナーでの現像を行なうマ
ゼンタ現像器6Mと、シアントナーでの現像を行なうシ
アン現像器6Cと、イエロートナーでの現像を行なうイ
エロー現像器6Yと、ブラックトナーでの現像を行なう
ブラック現像器6Kと、その各々の現像器の上部に設け
られた、現像器の各々に対応する色のトナーを供給する
ための4つのトナーホッパーと、現像器ユニット6の上
下方向の移動を行なうための現像ユニットモータ61と
から構成される。
【0023】(c) 用紙処理部について 用紙処理部は印刷のための用紙を収納する収納カセット
42〜44と、用紙を一時的に収納する中間収納部50
とから構成される。
【0024】収納カセット42〜44のいずれかのカセ
ットから引出された用紙、または中間収納部50から給
紙された用紙は、搬送ローラ群により転写ドラム10に
搬送され、転写ドラム10に巻付けられる。その後、そ
の用紙には感光体ドラム4上のトナー像が順次(最大4
色分)転写される。
【0025】転写の行なわれた用紙は、その後転写ドラ
ム10から分離され、定着装置48において画像定着が
行なわれ、排紙トレー49において排紙される。
【0026】なお用紙の搬送時にレジストタイミングを
取るためのタイミングローラ対45と、搬送ベルト47
とが装置には設けられている。
【0027】なお上記搬送ローラ群および搬送ベルト4
7などの駆動はメインモータ41により行なわれる。
【0028】さらに、転写ドラム10には、用紙先端を
チャキングするための先端チャック爪と、用紙を転写ド
ラム10に静電吸着させるための吸着チャージ11と、
用紙を押さえるための用紙押さえローラ12と、感光体
ドラム上に顕像化されているトナー像を用紙上に吸引し
て転写させるための転写チャージ14と、トナー像の転
写終了後(フルカラー現像の場合には4色分のトナー像
の転写終了後)に、転写ドラムを除電して用紙を分離さ
せるための除電チャージ16,17と、用紙を転写ドラ
ムから剥離するための分離爪18とが配設されている。
【0029】また中間収納部50へは、上記印刷工程を
一旦終了した用紙が導入される。印刷工程を一旦終了し
た用紙が排紙トレイ49に搬送されるか、中間収納部5
0へ搬送されるかは、定着処理を終えた紙の搬送経路内
に配設された搬送経路切換部53の切換えにより選択さ
れる。
【0030】中間収納部50へ向かう搬送路内には、さ
らに搬送経路切換部54が配置されている。搬送経路切
換部54により、搬送されてきた用紙が反転装置51で
スイッチバック搬送された後、中間収納部50に収納さ
れるか、あるいは直接中間収納部50に収納されるかが
選択される。
【0031】この選択は中間収納部50から給紙された
用紙が、転写ドラムに再び搬送されるときに、既に印字
が行なわれた用紙面と同じ面に画像が転写されるか(こ
のような転写を行なうモードを「画像重ね合せモード」
という)、あるいは裏面に転写が行なわれるか(このモ
ードを同様に「両面複写モード」という)を選択するた
めに行なわれる。
【0032】なお転写ドラムにはさらに転写ドラムの基
準位置を検出するための基準位置センサ13と、基準位
置センサを作動させるためのアクチュエータ板13aと
が配設されている。
【0033】これらのイメージリーダ部およびプリンタ
部の動作については後述する。図3は、図1の複写機の
スクリーンエディターが備える画像処理のための電子回
路のブロック図であり、図4は複写機の本体が備える画
像処理回路のブロック図である。図3および4は、図中
A、BおよびCの部分でそれぞれ接続される。
【0034】図3を参照して、スクリーンエディターは
以下のものを備える。 (a) 画像合成用2値化メモリ(618) 原稿情報の明度信号(Y)の2値化信号をストアするメ
モリである。白黒原稿の画像はこのメモリにストアさ
れ、カラー原稿との合成(文字合成機能)時の文字情報
として用いられる。
【0035】(b) LCD表示用原稿/閉ループ・マ
ーカー検出メモリ(620) カラー原稿編集モード時に、原稿情報をLCD表示用に
LCDCのカラーパレット入力データに変換し、100
dpiに間引きしてストアするメモリである。すなわ
ち、原稿画像の色数は、LCDに表示可能な色数に減色
されて記憶される。
【0036】白黒原稿編集モード時には、原稿内の白黒
(閉ループ検出)情報1bit/カラー情報(R,G,
B,C,M,Y)3bit/白黒階調(表示用)4bi
tの2値化信号を100dpiに間引きしてストアする
メモリとなる。
【0037】このメモリ内の原稿情報がCPUによりV
RAMに転送され、表示される。また、白黒原稿編集モ
ード時には、このメモリ内の情報からCPUは原稿の閉
ループ/マーカー点位置/マーカー閉ループを検出し、
編集エリア指定情報を生成する。
【0038】以上のように、このメモリは設定されてい
るモードに応じて記憶の方法を変えることを特徴として
いる。
【0039】(c) 編集エリア指定メモリ(626) 閉ループ・マーカー検出メモリ620およびエディター
のタッチパネル614からの座標指定により、16種類
の編集エリア信号がビットマップ情報としてCPUによ
り設定されるメモリである。このメモリ内の編集エリア
情報により編集機能別エリア信号の出力の制御が行なわ
れる。
【0040】(d) 模様付け(テクスチャ)メモリ
(622) 原稿面に積載された模様付け原稿、または背景グラデー
ション処理データをストアするメモリである。背景グラ
デーション処理のデータは、CPUにより設定される。
このメモリに格納されている画像データによりカラー原
稿の模様付け処理、および白黒原稿の背景グラデーショ
ン処理が行なわれる。メモリサイズは、模様付け最大周
期(主走査)=128dot、副走査=256dot、
階調(明度)=256階調である。
【0041】(e) パターン化メモリ(624) パターン化処理するためのパターン形状の2値データを
ストアするメモリである。このメモリに格納されている
パターン形状により白黒原稿のパターン化処理が行なわ
れる。このメモリのパターン形状2値データはCPUに
より設定される。メモリサイズは、パターンサイズ(主
走査)=128dot、副走査=256dot、パター
ン8種である。
【0042】 (f) 2値化処理部(628)予備スキャン時に原稿
入力データから明度信号(Y)の単純2値化出力を画像
合成用2値化メモリ618に書込む。画像再生スキャン
時に、原稿入力データから明度信号(Y)の単純2値化
出力を文字領域判定データとして置換色データ生成部6
40に出力する。
【0043】画像再生スキャン時に、原稿入力データか
ら明度信号(Y)、彩度信号(C)の2値化出力を下地
領域判定データとして置換色データ生成部640に出力
する。
【0044】(g) 縁取り判定部(630) 編集エリア信号から指定されたエリアの画像データの縁
取り・中抜きエッジの判定を行ない、置換色データ生成
部640に判定情報を出力する。縁取り判定として、下
記の各機能についての所定の判定を行なう。
【0045】縁取り機能;2値化した入力画像の縁取り
エッジを検出し、エッジ判定情報を置換色データ生成部
に出力する。
【0046】中抜き機能;2値化した入力画像の中抜き
エッジを検出し、エッジ判定情報を置換色データ生成部
に出力する。
【0047】(h) マーカー色判定・LCD表示用画
像データコード化処理部(632) 白黒原稿編集モード時において、予備スキャンが行なわ
れるときに、原稿入力データを白黒/カラー(R,G,
B,C,Y,M)の7種に分離し、LCD表示用原稿/
閉ループ・マーカー検出メモリ620に出力する。
【0048】カラー原稿編集モード時において、予備ス
キャンが行なわれるときに原稿入力データをLCD表示
用の色コードに変換し、LCD表示用原稿/閉ループ・
マーカー検出メモリに出力する。
【0049】LCD表示用原稿/閉ループ・マーカー検
出メモリへのデータの書込は、副走査有効期間の4ライ
ンおきに行なわれる。
【0050】マーカー色判定・LCD表示は、Y,C
r,Cbをアドレス情報としてROMより検索する。マ
ーカー色判定・LCD表示用画像データコード化用にR
OMテーブル(256K×8bit)を実装する。
【0051】(i) 1/4間引き処理部(634) 予備スキャン時に原稿入力データを、主走査方向の4d
otごとに単純間引きによる間引き処理を行ない、マー
カー色判定・LCD表示用画像データコード化処理部6
32に出力する。
【0052】(j) 模様付けデータ書込部(636) 予備スキャン時に、原稿入力データの一部分(128×
256dot)の明度信号(Y)を模様付けメモリに書
込む。
【0053】(k) 色判別部(638) 編集エリア信号から指示されたエリアの画像データの色
の判別を行ない、置換色データ生成部640に判別情報
を出力する。色判別として、下記の各機能について所定
の判定を行なう。
【0054】カラーチェンジ機能;入力画像が指定され
た原稿色か否かを判別し、判別情報を置換色データ生成
部に出力する。
【0055】模様付け機能;入力画像が指定された原稿
色か否かを判別し、判別情報を置換色データ生成部に出
力する(指定色模様付け機能)。
【0056】色判別部638は、色判別極座標変換用に
ROMテーブルを実装する。 (l) 置換色データ生成部(640) 編集エリア信号から指示されたエリアの画像データの色
変換および縁取りの編集指示情報により置換した画像デ
ータを出力する。置換色データ処理は、下記の各機能に
ついて所定の変換を行なう。
【0057】カラーチェンジ機能;指定された原稿色に
対して、指定された置換色に変換する(カラー領域)。
【0058】模様付け機能;指定された原稿色に対し
て、模様付けメモリデータに変換する(カラー領域)。
【0059】背景色置換機能;白の領域を、指定された
置換色およびパターンに変換する(モノクロ領域)。
【0060】縁取り機能;エッジ部とエッジ内画像を別
々の指定された置換色に変換する(モノクロ領域)。
【0061】(m) エリア信号出力部(642) 編集エリアメモリ626から指示されたエリア信号を、
複写機本体に対して編集用属性信号に変換し、縁取り判
定処理部、色判別処理部、置換データ生成処理部に編集
指示信号を出力する。複写機本体へ出力する属性信号
は、モノカラー・モノクロ指示信号、ネガポジ判定指示
信号、および画像置換/画像イレース/文字合成指示信
号である。
【0062】(n) VRAM(616) LCD表示の表示画像データを格納する画像メモリであ
る。このメモリの画像データはCPUにより書込まれ
る。このメモリ内の画像データは、LCDCによりLC
Dに表示される。
【0063】(o) LCDC(612) LCD表示(VGA:640×480/256色)制御
およびVRAMの制御を行なう。VRAMに設定された
画像データを読出しLCDに表示する。
【0064】(p) CPU(602) このCPUによりLCD表示制御および編集エリア情報
の生成処理が行なわれる。
【0065】(q) CPUコントローラ(610) CPUの外部アクセスのアドレスデコードおよびバス制
御を行なう。CPUへのタッチパネルI/Fの入出力制
御を行なう。
【0066】(r) プログラムROM(604) CPUのプログラムを格納するROMである。
【0067】(s) ワークRAM(606) CPUのワーク/スタック用のRAMである。
【0068】(t) バックアップSRAM(608) バックアップパラメータを保存するための電池内蔵のS
RAMである。パラメータの書込は、CPUにより行な
われる。
【0069】(u) カラーLCD(115) (v) タッチパネル(614) 図4を参照して、複写機本体は、イメージリーダ30
と、イメージリーダから出力される信号の変換などの処
理を行なう複写機処理部102と、複写機処理部102
から出力される信号の処理を行なう画像処理部106
と、画像処理部の出力信号をプリントするプリンタ10
7とを備える。
【0070】イメージリーダ30は、Y、Cr、Cb各
8bitの画像データを出力する。出力された画像デー
タは、スクリーンエディターおよび複写機処理部102
へ入力される。複写機処理部102は、イメージリーダ
30からの画像データと、スクリーンエディターから出
力されるY、Cr、Cb各8bitの画像データと、編
集エリア信号とを入力し、加工された画像データを出力
する。
【0071】図5は、編集エリア指定メモリ626の具
体的な構成を示すブロック図である。
【0072】このメモリは、原稿内の白黒1bit/カ
ラー(R,G,B,C,M,Y)3bitの2値化信号
を100dotに間引きしてストアするメモリである。
また、このメモリは閉ループ・マーカー検出メモリとし
ても機能する。また、タッチパネルから入力された指定
座標による編集エリアをストアする。このメモリは16
種類の編集エリア信号をビットマップ情報としてストア
する。
【0073】編集エリア指定メモリ626は、DRAM
6262と、DRAMのコントローラ6261と、CP
Uデータゲート6263と、編集エリア信号出力部デー
タゲート6264とから構成される。DRAMコントロ
ーラ6261は、CPUアドレスと、エリア信号出力部
アドレスと、CPUリード/ライト信号と、エリア信号
出力部からのデータとを入力する。また、CPUデータ
ゲート6263はCPUとの間でデータのやり取りを行
なう。編集エリア出力部データゲート6264は、エリ
ア信号出力部642にデータを出力する。
【0074】図6は、編集エリア指定メモリのプレーン
構成を説明するための図である。図を参照して、編集エ
リア指定メモリは、16プレーンにより構成される。1
プレーンは2Mバイトの容量を有し、入力された画像デ
ータの編集位置を特定するために用いられる。編集エリ
ア指定メモリの各プレーンの役割は、編集モードや編集
機能ごとに変わる。
【0075】図7は、各モードにおける、編集エリア指
定メモリのメモリプレーンの割付けを説明するための図
である。
【0076】図を参照して、bit0〜bit15の各
ビットのメモリプレーンに対する役割が、入力された原
稿が白黒原稿であるときと、カラー原稿であるときと、
白黒+カラー原稿であるときとに分けて説明されてい
る。
【0077】ここに、白黒原稿とは、色付けのされてい
ない原稿と、色付けのされていない白黒の原稿に編集を
行なうためにユーザがカラーマーカーによりエリアの指
定をした原稿とを含む。カラー原稿とは、たとえば写真
などの原稿である。白黒+カラー原稿とは、白黒とカラ
ーとが混在する原稿である。
【0078】図を参照して、読取られた原稿が白黒原稿
である場合には、bit0は、イレースエリアコードと
して用いられる。ここでイレースエリアコードとは、こ
のコードにより指定される領域の画像を消去するための
コードである。
【0079】bit1〜15は、第1から第15の文字
/下地加工エリアコードとして用いられる。すなわち各
ビットにより指定される領域においてそれぞれに対応し
た編集処理が実行される。
【0080】入力された画像がカラー原稿であるときに
は、bit0はイレースエリアコードとして用いられ
る。bit1はネガ/ポジ反転エリアコードとして用い
られる。bit2は模様付けを行なうエリアのコードと
して用いられる。
【0081】bit3〜5は第1から第3のモノクロエ
リアを割当てるための第1〜3モノクロエリアコードと
して用いられる。
【0082】bit6〜9は第1から第4のカラーチェ
ンジエリアを割当てるための第1〜4カラーチェンジエ
リアコードとして用いられる。
【0083】bit10〜15は第1から第6の文字/
下地加工エリアを割当てるための、第1〜6文字/下地
加工エリアコードとして用いられる。
【0084】読取られた原稿が白黒+カラー原稿である
ときには、bit0および1は画像合成指示エリアとし
て用いられる。bit0および1により示される数字が
“0”であるときには透かし合成が行なわれ、“1”で
あるときには嵌め込み・文字合成が行なわれ、“2”で
あるときには画像イレースが行なわれ、“3”であると
きには、画像合成は行なわれない。
【0085】bit2〜15は、第1から第14の嵌め
込み合成・文字合成、白黒原稿内編集用、窓指定エリア
を割当てるためのエリアコードとして用いられる。
【0086】このようにして、入力された画像データに
応じて編集エリア指定メモリは異なった方法で使用され
ることとなる。
【0087】ここに、編集エリア指定メモリに記録され
るデータを例示して説明する。図8(A)を参照して、
イメージリーダにより読取られる白黒原稿の一部に赤マ
ーカー(R)で囲まれた領域、緑マーカー(G)で囲ま
れた領域および青マーカー(B)で囲まれた領域が存在
する場合の処理について以下に説明する。
【0088】この原稿は、イメージリーダ30により読
取られ、2値化処理部628において2値化された後、
閉ループ/マーカー検出/LCD表示用原稿メモリ62
0に格納される。
【0089】このときメモリ620内では、図6(B)
に示されるように、ブラックのデータを記録する面20
1においては、原稿の白黒部分のみのデータが格納され
る。
【0090】これに対してレッド、グリーンおよびブル
ーの各々のマーカ色コードを記録する面においては、符
号202〜204に示されるように、原稿に付されたマ
ーカーの色に対応した部分の画像のみが記録される。
【0091】これらメモリ620に格納された原稿画像
は、CPU602を介してVRAM616に転送され、
これによりカラーLCD115に出力されることにな
る。
【0092】このとき、装置使用者における設定やある
いは装置による自動設定によって、読取られた原稿をそ
のまま表示するか、あるいはマーカーにより画像処理が
行なわれた後の画像を表示するかのいずれかが選択され
る。
【0093】より詳しくは図9(A)を参照して、マー
カーにより記入された図形をそのまま表示するモードが
選択されている場合には、画面205に示されるように
読取られた原稿画像と同じ画像がVRAMに記録され、
カラーLCD115上には表示される。
【0094】これに対して、マーカーによる画像処理の
効果を表示するモード(画像処理が行なわれた後の画像
を表示するモード)が選択されている場合にあっては、
画面207に示されるようにマーカーの色およびその位
置をもとに、画像処理が行なわれた後の画像が表示され
ることになる。なおここでは、赤のマーカーで囲まれた
領域においては、ハッチングが行なわれ、緑で囲まれた
領域においては色付けが行なわれ、青で囲まれた領域に
おいては囲まれた領域内にある図形の縮小が行なわれて
いる。
【0095】また、画面205に示される画面が表示さ
れている状態で、タッチパネル614を介してユーザは
さらに表示されている画面に対してマーカーによる記入
を行なうことが可能である。たとえば図9(A)の画面
205に示されている状態から、ユーザはタッチパネル
614を介して、画面206に示されるように新たに領
域(1)および(2)を追加することが可能である。
【0096】すなわちカラーLCD115を介してユー
ザは画像処理が行なわれる前の状態、および画像処理が
行なわれた後の状態を知ることができ、さらには画像処
理のためのマーカーによる記入をタッチパネル614か
ら行なうことが可能となり、装置は使い勝手のよいもの
となる。
【0097】編集エリア指定メモリ626では、白黒原
稿の編集に該当するデータが各々のビットに記録され
る。すなわちユーザのマーカーによる記入やタッチパネ
ルからの入力により設定された、編集領域を示す図形が
bit 〜15の領域に格納される。
【0098】たとえば図9(A)の符号206に示され
るような編集領域が設定されている場合を想定する。こ
のとき、図9(B)を参照してエリア指定メモリ626
のbit1には白黒原稿に記入された赤マーカー(R)
で囲まれた領域がその領域の内部を塗り潰した状態で格
納される。なお、塗り潰された位置には“1”のデータ
が記録され、それ以外の部分には“0”のデータが記録
される。
【0099】同様にエリア指定メモリ626内のbit
2およびbit3には、それぞれ緑(G)で囲まれた領
域、および青(B)で囲まれた領域がその内部を塗り潰
された状態で格納される。
【0100】また、エリア指定メモリのbit4には、
タッチパネルより入力された(1)の部分の領域が内部
を塗り潰された状態で格納され、bit5にはタッチパ
ネルより入力された(2)の領域が内部を塗り潰された
状態で格納される。
【0101】エリア信号出力部642はこれらのメモリ
に格納された、内部が塗り潰された領域を認識すること
により、これらの塗り潰された領域を画像処理の対象の
領域と識別し、複写機処理部102に対して編集エリア
信号を出力する。
【0102】図10は、閉ループ・マーカー検出メモリ
/LCD表示用原稿メモリ620の具体的構成を示すブ
ロック図である。
【0103】図を参照して、このメモリは原稿情報を1
00dpiに間引きした後の閉ループ・マーカー判定デ
ータ/LCD表示用の色コード化データをストアするメ
モリである。このメモリ内の原稿情報がCPUによりV
RAMに転送され、これによりLCDに表示される。ま
た、白黒原稿モードのときには、閉ループ・マーカーの
検出がCPUにより行なわれる。このメモリは、CPU
とマーカー判別処理部、LCD表示用色コード化処理部
とによりアクセス可能である。
【0104】図を参照して、メモリ620は、DRAM
6201と、DRAMのコントローラ6202と、CP
Uデータゲート6203と、色コードライト/リードデ
ータゲート6204とから構成される。
【0105】DRAMコントローラ6202は、CPU
アドレスと、閉ループ・マーカー/LCD表示用原稿ア
ドレスと、CPUライト/リード信号と、LCD表示用
色コード化処理部ライト信号とを入力する。
【0106】CPUデータゲート6203は、CPUと
の間でデータをやり取りする。色コードWRデータゲー
ト6204は、LCD表示用色コード化処理部のデータ
を入力する。
【0107】図11は、閉ループ・マーカー検出/LC
D表示用原稿メモリのプレーン構成を説明するための図
である。
【0108】図を参照して、プレーンは8枚の層により
構成されている。また、これらのプレーンの役割は、設
定されたモードにより異なる。図11は、入力された原
稿画像が白黒原稿画像である場合のプレーン構成を示し
ている。図を参照して、4プレーンは、LCDに白黒原
稿画像を表示するための白黒の階調データとして用いら
れ、他の4プレーンは、閉ループおよびマーカーを検出
するためのメモリとして用いられる。
【0109】これに対して、カラー原稿、白黒+カラー
原稿が読取原稿とされた場合には、すべてのプレーンが
LCDに表示を行なうためのデータを記録するプレーン
となる。
【0110】図12は、読取が行なわれた原稿の種類に
応じて、メモリプレーンの役割が異なる状態を説明する
ための図である。
【0111】図を参照して、上述のように、白黒原稿が
入力された場合には、bit4〜7のメモリプレーンが
白黒原稿の表示用階調データとして用いられ、bit1
〜3は、マーカー色を示すコードとして用いられる。b
it1〜3により示される数が“0”であるときにはマ
ーカーが付されていない領域を示し、“1”であれば
赤、“2”であれば緑、“3”であれば青、“4”であ
ればシアン、“5”であればマゼンタ、“6”であれば
イエローのマーカー色であることを示している。
【0112】bit0で示されるフレームは白黒の2値
化データであり、白黒原稿の中に設けられた閉ループを
検出するために用いられる。ここで閉ループとは、原稿
内に黒の線で書かれた閉じた領域を示す。この閉じた領
域内をユーザがマーカーやタッチパネルにより指定する
ことにより、その領域内に着色を施したり、その領域内
をハッチングしたりすることが可能となる。
【0113】また、読取られた原稿の画像をそのまま閉
ループを識別するためのデータとして用いると、CCD
の特性などにより、閉ループを構成する線が途切れてし
まい、うまく閉ループを認識できないことがある。この
ため、bit0のプレーンのデータとしては、閉ループ
を構成する線をクロージング処理したデータが記録され
る。クロージング処理については、後述する。
【0114】一方、入力された原稿がカラー原稿または
白黒+カラー原稿であるときには、メモリプレーンのb
it0〜7のすべてにはLCDに表示を行なうためのデ
ータが記録される。つまり、1ドットが8ビットのデー
タでLCDには表示されることとなる。入力されたカラ
ー原稿の色調は、このLCD表示用コードで表現できる
色調に落とされてメモリに記録されることになる。
【0115】このように、入力された原稿の内容に応じ
てメモリの役割を切換える処理は、ハードウェアにより
行なってもよいが、図13により示されるフローにより
行なってもよい。
【0116】図13を参照して、白黒原稿を処理するモ
ードが選択されているときには(S1でYES)、白黒
原稿用にメモリプレーンが割当てられる(S2)。一
方、設定されているモードが、カラー原稿モードか、白
黒+カラー原稿モードであるときには(S3でYE
S)、カラー用のメモリプレーンが割当てられる(S
4)。
【0117】図14は、2値化処理部628の具体的な
構成を示すブロック図である。このブロックは、原稿情
報の明度信号(Y)、彩度(C)と、しきい値パラメー
タにより2値化した2値化原稿画像を生成する処理を行
なう。そしてその2値化された原稿は、3×3dotの
クロージング処理が行なわれ、2値化メモリにストアさ
れる。
【0118】図を参照して、このブロックは、しきい値
パラメータを出力するしきい値パラメータ出力部628
1と、入力された原稿画像の2値化処理を行なう2値化
処理部6282と、2値化処理の制御を行なう制御部6
283と、クロージングを行なうために2値化された原
稿画像の太め処理を行なう太め処理部6284と、太め
られた原稿画像の細め処理を行なう細め処理部6287
と、太め処理に用いられるFIFOメモリ6285と、
細め処理に用いられるFIFOメモリ6286とから構
成される。
【0119】2値化処理部6283は、原稿情報の明度
信号(Y)と彩度(C)とを入力する。しきい値パラメ
ータ出力部6281は、CPUアドレスと、CPUから
のデータと、CPUからのライトクロックとを入力す
る。
【0120】2値化処理制御部6283は、2値化指示
信号と、2値化データ書込指示信号と、副走査有効領域
と、主走査有効領域と、主走査同期信号と、ドットクロ
ックとを入力する。
【0121】細め処理部6287は、クロージングが行
なわれた2値化データと、下地判定データとを出力す
る。太め処理部6284は、閉ループ検出用2値化デー
タを出力する。
【0122】2値化処理制御部6283は、2値化メモ
リに対してクロック信号、ライト信号およびアドレスク
リア信号を出力する。
【0123】次に、図15を参照して、クロージング処
理について説明する。クロージング処理は、注目画素
(図中ハッチングで示される画素)の周りの3×3の画
素のうち1つでも黒画素が存在すれば、注目画素を黒画
素として処理(太め処理)し、その後に3×3の画素の
うち1つでも白画素が存在すれば、注目画素を白画素と
する処理(細め処理)である。
【0124】これにより、閉ループの輪郭を構成する線
の途切れがなくなり、閉ループ内の着色を行なうときな
どに、閉ループの輪郭を正確に判定することが可能とな
る。
【0125】図16は、LCD表示用色コード化/マー
カー色判定処理部632の具体的構成を示すブロック図
である。
【0126】この処理部は、カラー原稿編集モード時に
は、カラー原稿の入力画像データからLCD表示用の色
コードへの変換を行なう。
【0127】また、白黒原稿編集モード時には、原稿入
力データから間引きされたデータをカラー(R,G,
B,C,Y,M)の6種のカラーデータに分離する処理
を行なう。
【0128】また、黒のデータは3×3dotのクロー
ジング処理がされた後のデータを使用する。
【0129】この処理部により、原稿情報に副走査方向
の1/4の間引きを行なうため、原稿画像は、4ライン
ごとにLCD表示用原稿メモリ/閉ループ・マーカー検
出メモリにストアされる。
【0130】図を参照して、処理部632は、入力され
た画像データから、LCD表示用データコード化/マー
カー色判定を行なう判定部6323と、その制御を行な
うLCD表示用データコード化/マーカー色判定処理制
御部6326と、出力ディレー同期制御部6324と、
マーカー色/LCD表示用データを出力するビット0セ
レクタ6325と、閉ループ・マーカーLCD表示原稿
メモリ書込制御部6327と、LCD表示用データコー
ド化/マーカー色判定のためのROMテーブル6321
と、出力ディレーFIFOメモリ6322とを備える。
【0131】以下に、マーカー色判定方法と原稿色色コ
ード化方法との概要について説明する。
【0132】マーカー色の判定は、1/4間引きされた
V,Cr,Cbの入力画像データをROMアドレスとし
てROMテーブルを参照することにより実行される。白
黒2値化データは、2値化処理部から出力される表示用
2値化データを1/4間引きして、マーカー色判定デー
タに同期して出力される。
【0133】原稿色色コード化は、1/4間引きされた
Y,Cr,Cbの入力画像データをROMアドレスとし
てROMテーブルを参照することによりを行なわれる。
【0134】次に、図1の複写機の具体的な操作手順に
ついて説明する。図17は、複写機の操作手順を説明す
るためのフローチャートである。
【0135】図を参照して、表示される編集メニューの
中から操作者は所望のメニューを選択する(S10)。
選択されたメニューの内容に従って、原稿の読取が行な
われ、スクリーンエディターにその内容が表示される
(S11)。表示された原稿内容を見て、操作者は編集
の内容をスクリーンエディターを介して設定する(S1
2)。次に、用紙サイズ、倍率、コピー枚数などのコピ
ーモードが設定される(S13)。その後、編集処理し
たコピーが出力される(S14)。
【0136】図18は編集メニューの具体例を示す図で
ある。図18に示される内容がLCDに表示される。
【0137】メニューは、5つの目的別編集メニュー
と、1つの登録メニューとから構成される。
【0138】色付け編集とは、白黒原稿を対象とし、文
字や背景の色付けを行なうものである。
【0139】マーカー編集とは、マーカーペンでエリア
指定された白黒原稿を対象とし、そのエリア内の色付け
などを行なうものである。
【0140】カラー編集とは、カラー原稿を対象とし、
色変換やモノカラー・カラーフィルタなど、色の編集処
理を行なうものである。カラー原稿内の白黒部に対して
は色付けを行なうこともできる。
【0141】トリミング編集とは、カラー、または白黒
原稿を対象とし、原稿の一部分をトリミングするもので
ある。
【0142】合成編集とは、白黒原稿の中にカラー原稿
を嵌め込む合成処理である。白黒原稿に対しては色付け
を行なうことも可能である。
【0143】登録とは、後述するカラーパレットの登録
やパターンの登録などを行なうものである。
【0144】ユーザーはタッチパネルを介してこれらの
中から所定のものを選択することができる。選択が行な
われると、図19に示されるようにそれぞれの内容に応
じた画面が表示されることとなる。
【0145】色付け編集が選択されたときの画面を図2
0に示す。ユーザは表示されるメッセージに従って、色
付けする白黒原稿をセットして、読込キー(画面右下)
を押下する。すると、白黒原稿の読込が行なわれ、LC
Dにその原稿画像が表示される。この状態で、図21に
示されるようにタッチパネルを介して表示された原稿画
像に色付けを行なうことにより、プリンタから色付けさ
れたコピーを出力することができる。色付けには、図2
2に示されるようなエリア指定ツールが用いられる。エ
リア指定ツールは、指定したエリアを選択するエリア選
択ボタンと、原稿全体を対象エリアとする全体ボタン
と、矩形のエリア指定を行なうボックスボタンと、丸み
矩形のエリア指定を行なうRボックスボタンと、自由形
のエリア指定を行なうトレースボタンと、閉ループでの
エリア指定を行なう閉ループボタンと、直線を描画する
直線ボタンと、自由形を描画する自由形ボタンとから構
成される。
【0146】ここに、ボックスボタンとは、ペンのドラ
ッグ操作での開始点と終了点の2点で指定される矩形を
色付けの対象エリアとするためのボタンである。
【0147】Rボックスとは、ペンのドラッグ操作での
開始点と終了点の2点で指定される丸み矩形を対象エリ
アとするためのボタンである。丸み矩形の形状を図23
に示す。
【0148】トレースボタンとは、ペンドラッグ操作で
指定される開始点と終了点を閉じた自由形エリアを対象
エリアとするボタンである。トレースのエリア指定は、
図24(A)に示されるように基本的な処理として、ト
レース線で囲まれたエリアを抽出し、それを対象エリア
とする。また、(B)のようにエリアが交差する場合に
は、交差するトレース線の各々のエリアを抽出し、それ
を対象エリアとする。図24において、ハッチングされ
た領域が処理の対象エリアとなる。
【0149】閉ループボタンとは、ペンオンされた位置
の周りの黒枠で閉じられたエリアを対象エリアとするボ
タンである。閉ループのエリア処理は図25に示される
ように行なわれる。
【0150】すなわち、基本的な処理として黒枠で囲ま
れたエリアを抽出し、そのエリアを閉ループエリアとす
る(A)。また、閉ループ内に閉ループがあるときに
は、外側の黒枠で囲まれたエリアを抽出し、そのエリア
を閉ループエリアとする(B)。中に存在する閉ループ
のエリアは認識しない。これにより、アルファベットB
などの中に存在する閉ループは識別されない。
【0151】また、閉ループで囲まれた部分の外が指定
されたときには、閉ループエリアとは認識しない。
【0152】図26は、マーカー編集モードが指定され
たときの画面を示す図である。図を参照して、図26に
示される表示内容に従って、操作者はマーカー加工した
白黒原稿をIRにセットして、読込キーを押下すると、
マーカー原稿の読取が行なわれる。読取られたマーカー
原稿は、図27に示されるようにLCD上に表示され
る。マーカーによる指定は、マーカーにより編集を行な
いたいエリアを囲んで指定する方法(囲み枠指定)と、
原稿の閉ループ内にマーカーで点を打つことによりその
閉ループ内を指定する方法(点指定)とがある。
【0153】また、LCDに表示された原稿にさらにマ
ーカーエリアを指定することも可能であり、その場合に
図28に示されるマーカーエリア指定ツールが用いられ
る。
【0154】マーカーエリア指定ツールは、イエロー、
マゼンタ、シアン、グリーン、レッツドおよびブルーの
各色からなっており、それぞれの色ごとに囲み枠指定
と、点指定とができるようになっている。
【0155】図29は、カラー編集モードが指定された
ときの画面を示す図である。画面に表示されるメッセー
ジに従って、操作者は加工するカラー原稿またはカラー
+白黒混在原稿をIRにセットして、読込キーを押下す
る。それにより、カラー原稿の読取が行なわれ、図30
に示されるようにLCD上にカラー原稿が表示される。
このカラー原稿に対して、ユーザは色の変換などの指定
をタッチパネルを介して行なうことができる。
【0156】図18において登録モードが選択された場
合には、図31に示される画面がLCDに表示される。
【0157】登録メニューとして4つの登録が可能とな
っている。カラーパレット編集は、標準カラーパレット
の色登録、および登録色の色読込登録を行なうものであ
る。パターン編集とは、背景の色付け時のパターン編集
を行なうものである。テクスチャ登録は模様付け時のテ
クスチャパターンの読込登録を行なうものである。マー
カー編集設定とはマーカー編集の標準(デフォルト)編
集モードを設定するものである。図32に示されるよう
に、各々のボタンを操作者が押下することによってそれ
ぞれの内容に応じた画面が表示され、登録が行なわれ
る。
【0158】図33は本実施の形態におけるデジタルカ
ラー複写機の操作画面を表示する処理を示すフローチャ
ートである。図34は、図33に続くフローチャートで
ある。
【0159】図を参照して、装置が起動されるとステッ
プS100において、図18に示される編集メニュー画
面が表示される。ステップS101においてユーザが所
定のモードを選択すると、そのモードに応じた分岐が行
なわれる。
【0160】「登録」が選択されたときには、ステップ
S102において図31に示される登録メニューが表示
され、図32に示されるようにユーザの選択に応じて各
種設定画面が表示され、登録が行なわれることとなる。
ステップS103においてキー入力があったか否かが判
定され、YESであればステップS100からの処理を
再度実行する。
【0161】一方、「色付け編集」が選択されたときに
は、ステップS104で図20に示される画面が表示さ
れ、色付けを行なう原稿の読取が開始される。ステップ
S105で原稿の読取が完了したか否か判定され、YE
Sであれば、ステップS106において図21に示され
る編集画面が表示され、ユーザによる編集処理が実行さ
れる。編集処理の終了後に、ステップS107でプリン
トキーがオンされたか否かが判定され、YESであれ
ば、ステップS108においてプリント処理が実行され
る。ステップS109でプリント処理が終了したか否か
が判定され、YESであれば、ステップS100からの
処理を繰返し実行する。
【0162】モード選択画面において、「マーカー編
集」が選択されたときには、ステップS110において
図26に示される画面が表示され、マーカー加工された
白黒原稿の読取が行なわれる。ステップS111におい
て原稿の読取が完了したか否かが判定され、YESであ
れば、ステップS112において図27に示される編集
画面が表示されユーザからの編集処理が行なわれる。ス
テップS113で編集処理後にプリントキーがオンされ
たか否かが判定され、YESであれば、ステップS11
4においてプリント処理が実行される。ステップS11
5においてプリント処理が終了したか否かが判定され、
YESであればステップS100からの処理を繰返し実
行する。
【0163】編集メニューにおいて、「カラー編集」が
選択されたときには、ステップS116において図29
に示される画面が表示され、カラー原稿の読取が行なわ
れる。ステップS117で原稿の読取が完了したか否か
が判定され、YESであれば、ステップS118におい
て図30に示される編集画面が表示され、ユーザからの
入力に応じた編集処理が実行される。ステップS119
で編集処理後にプリントキーがオンされたか否かが判定
され、YESであれば、ステップS120においてプリ
ント処理が実行される。ステップS121においてプリ
ント処理が終了したか否かが判定され、YESであれば
ステップS100からの処理を繰返し実行する。
【0164】編集メニューにおいて、「トリミング」が
選択されたときには、ステップS122においてトリミ
ング用原稿の読取が行なわれる。ステップS123で原
稿の読取が完了したか否かが判定され、YESであれ
ば、ステップS124においてユーザからの入力に応じ
たトリミング処理が実行される。
【0165】ステップS125においてプリントキーが
オンされたか否かが判定され、YESであれば、ステッ
プS126においてプリント処理が実行される。ステッ
プS127においてプリント処理が終了したか否かが判
定され、YESであればステップS100からの処理が
繰返し行なわれる。
【0166】編集メニューにおいて、「合成」が選択さ
れたときには、ステップS128において合成用の原稿
の読取が行なわれる。ステップS129において原稿の
読取が完了したか否かが判定され、YESであれば、ス
テップS130においてユーザからの入力に応じた合成
処理が行なわれる。
【0167】ステップS131においてプリントキーが
オンされたか否かが判定され、YESであれば、ステッ
プS132においてプリント処理が実行される。ステッ
プS133においてプリント処理が終了したか否かが判
定され、YESであればステップS100からの処理が
繰返し行なわれる。
【0168】以上のように、本実施の形態における複写
機によると、まず第1に編集の結果をコピー出力前にL
CD上で操作者は確認することができるため、ミスコピ
ーを少なくすることができ、これにより装置の使い勝手
を向上させることができる。
【0169】第2に、閉ループの検出のためにクロージ
ング処理されたデータを用いることができ、閉ループの
検出の精度が向上する。また、LCDの表示のためには
クロージング処理を行なわない読取られたままの画像を
表示することができ、操作者にとって見やすい画像をL
CD上に表示することができる。
【0170】第3に、読取モード(白黒原稿/カラー原
稿)に応じて、LCD表示用メモリのメモリプレーンの
使用方法を変えるため、読取られる画像に応じて最も好
ましい画質で読取られた原稿を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける複写機の斜
視図である。
【図2】図1の複写機の正面断面図である。
【図3】図1の複写機が有するスクリーンエディターの
ブロック図である。
【図4】図1の複写機本体のブロック図である。
【図5】編集エリア指定メモリ626の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】編集エリア指定メモリのメモリ構成を説明する
ための図である。
【図7】編集エリア指定メモリのメモリプレーンの使用
方法を説明するための図である。
【図8】読取られる原稿とメモリに格納されるデータと
の関係を説明するための図である。
【図9】エリア指定メモリに記録されるデータと、LC
Dに表示される画面との関係を説明するための図であ
る。
【図10】閉ループ/マーカー検出/LCD表示原稿メ
モリ620の構成を示すブロック図である。
【図11】白黒原稿モード時におけるメモリ620の構
成を説明するための図である。
【図12】メモリ620の入力原稿に応じたメモリプレ
ーンの構成を説明するための図である。
【図13】メモリプレーンの割当処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】2値化処理部628の構成を示すブロック図
である。
【図15】クロージング処理を説明するための図であ
る。
【図16】LCD表示用色コード化・マーカー色判定処
理部632の構成を示すブロック図である。
【図17】図1の複写機の操作手順を示すフローチャー
トである。
【図18】編集メニューの具体例を示す図である。
【図19】編集メニューの各々のボタンを操作者が押下
した状態を説明するための図である。
【図20】色付けモードが選択されたときの画面を示す
図である。
【図21】白黒原稿の色付け処理をする画面を説明する
ための図である。
【図22】エリア指定ツールを示す図である。
【図23】Rボックスの形状を示す図である。
【図24】トレースボタンによる処理を説明するための
図である。
【図25】閉ループボタンによる処理を説明するための
図である。
【図26】マーカー編集モードにおける画面を説明する
ための図である。
【図27】マーカー編集の画面を説明するための図であ
る。
【図28】マーカーエリア指定ツールを示す図である。
【図29】カラー編集モードが選択されたときの画面を
示す図である。
【図30】カラー原稿が読取られた後の状態を示す図で
ある。
【図31】登録処理が選択されたときの画面を示す図で
ある。
【図32】図31の状態から操作者がタッチパネルを押
下した状態を説明するための図である。
【図33】図1の複写機の操作画面の表示ルーチンを示
すフローチャートである。
【図34】図33に続くフローチャートである。
【符号の説明】
115 カラー液晶ディスプレイ 614 タッチパネル 618 2値化メモリ 620 閉ループ/マーカー検出/LCD表示原稿メモ
リ 628 2値化処理部 630 縁取り判別処理部 632 LCD表示用色コード化/マーカー色判定処理
部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図33
【補正方法】変更
【補正内容】
【図33】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図34
【補正方法】変更
【補正内容】
【図34】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモードの中から少なくとも1つの
    モードを設定する設定手段と、 原稿画像を読取ることにより、画像データを取得する取
    得手段と、 前記設定されたモードに応じた方法で、前記取得された
    画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶された画像データに基づいて、前記原稿画像の
    編集を行なう編集手段とを備えた、画像編集装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のモードは、マーカによりマー
    クされた領域を編集する第1のモードを含み、 前記設定手段により前記第1のモードが設定されている
    ときに、前記記憶手段は、前記取得された画像データに
    基づいて、前記原稿画像を表示するためのデータと、前
    記マーカによりマークされた領域を識別するためのデー
    タとを記憶する、請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のモードは、前記原稿画像に設
    けられた閉領域を編集する第2のモードを含み、 前記設定手段により前記第2のモードが設定されている
    ときに、前記記憶手段は、前記取得された画像データに
    基づいて、前記原稿画像を表示するためのデータと、前
    記閉領域を識別するためのデータとを記憶する、請求項
    1または2に記載の画像編集装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿画像は色が付された原稿画像で
    あり、 前記取得手段は色画像データを取得し、 前記複数のモードは、色画像の編集を行なう第3のモー
    ドを含み、 前記設定手段により前記第3のモードが設定されている
    ときに、前記記憶手段は、前記取得された色画像データ
    の色数を、ディスプレイに表示可能な色数まで減色して
    記憶する、請求項1から3のいずれかに記載の画像編集
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2018003925A1 (ja) * 2016-06-30 2019-04-04 国立大学法人宇都宮大学 鏡視下医療を支援可能なマニピュレータ、それを備えた医療用具、およびマニピュレータの作業性評価方法

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