JPH06178109A - 濃度補正機能を有する画像読取装置および濃度補正方法 - Google Patents

濃度補正機能を有する画像読取装置および濃度補正方法

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JPH06178109A
JPH06178109A JP4325707A JP32570792A JPH06178109A JP H06178109 A JPH06178109 A JP H06178109A JP 4325707 A JP4325707 A JP 4325707A JP 32570792 A JP32570792 A JP 32570792A JP H06178109 A JPH06178109 A JP H06178109A
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JP4325707A
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Toshihiko Omori
利彦 大森
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像読取部における照明系、結像光学系の状態
や透過原稿の種類等によらず同一の画像情報に対して同
一の濃度の画像データを得る。 【構成】予め測定して得られたキャリエ係数にかかる濃
度補正データaおよび原稿等の散乱特性に係る濃度補正
データbを濃度補正データ記憶部108に格納してお
き、原稿を読み取って得られた画像信号を濃度変換部1
02で濃度信号に変換するとともに、前記濃度補正デー
タbを加算し、次いで、前記補正された濃度信号をEN
D変換部104で感材の色素量および前記濃度補正デー
タaに応じた色素量信号に変換し、色処理部106に供
給する。色処理部106では、前記色素量信号に対して
所望の処理を施し画像出力装置110に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取部における照
明系、結像光学系、透過原稿等に係る読取条件に応じ
て、読取濃度を補正する濃度補正機能を有する画像読取
装置および濃度補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、印刷・製版の分野において、作
業工程の合理化、画像品質の向上等を目的として読取原
稿に記録された画像情報を電気的に処理し、フイルム原
版を作成する画像処理システムが広範に用いられてい
る。
【0003】この場合、例えば、前記画像処理システム
は、画像情報の記録された原稿をスキャンして画像信号
を得、前記画像信号に対して所望の画像処理を施す画像
読取装置と、前記画像読取装置で処理された画像信号に
基づきフイルム原版を作成する画像出力装置とで構成さ
れている。詳細には、前記画像読取装置では、照明系か
らの光を画像情報の記録された透過原稿に照射し、その
透過光を結像光学系を介してCCD等の光電変換素子に
結像して画像信号を得、この画像信号に対して所望の画
像処理を施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記画像読
取装置において、光量調整や倍率変更等に対応して照明
系のスリット幅、結像光学系のレンズ絞り値、レンズ位
置等を変更した場合、同一の原稿であっても、読み取っ
て得られた画像信号のレベル、すなわち、画像の濃度が
異なってしまう不都合が生じる。すなわち、照明系のN
Aや結像光学系のNAが変化するため、それに応じて光
電変換素子に到達する光量も変化するからである。ま
た、透過原稿に塗布されているマット剤の種類や透過原
稿を保持するガラス板等によって光の散乱特性が異なる
ため、これらの影響によっても画像の濃度が異なってし
まう。
【0005】本発明は、前記の不都合を解消するために
なされたもので、画像読取部における照明系、結像光学
系の状態や透過原稿の種類等によらず、同一の画像情報
に対して同一の濃度の画像信号を得ることのできる濃度
補正機能を有する画像読取装置および濃度補正方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、画像情報の記録された透過原稿に対し
て照明光を照射し、その透過光を電気信号に変換して読
み取る画像読取部と、前記画像読取部における照明系、
結像光学系、透過原稿等に係る読取条件を設定する読取
条件設定部と、前記読取条件に従って前記画像読取部で
得られた電気信号を濃度信号に変換する濃度変換部と、
前記読取条件に対応した濃度補正データを保持する濃度
補正データ記憶部と、前記濃度信号を前記濃度補正デー
タを用いて補正する濃度補正部と、を備えることを特徴
とする。
【0007】また、本発明は、画像情報の記録された透
過原稿に対して照明光を照射し、その透過光を電気信号
に変換して読み取る画像読取部を所定の読取条件に設定
する第1の過程と、前記所定の読取条件から、基準とな
る読取条件に対する前記所定の読取条件のキャリエ係数
aを求める第2の過程と、前記所定の読取条件での読取
濃度xを、前記第2の過程で求めたキャリエ係数aを用
いて補正し、基準となる読取条件での読取濃度yを、 y=a・x として求める第3の過程と、からなることを特徴とす
る。
【0008】さらに、本発明は、画像情報の記録された
透過原稿に対して照明光を照射し、その透過光を電気信
号に変換して読み取る画像読取部を所定の読取条件に設
定する第1の過程と、前記所定の読取条件から、基準と
なる読取条件に対する前記所定の読取条件のキャリエ係
数aと、前記透過原稿によって決定される散乱特性bと
を求める第2の過程と、前記所定の読取条件での読取濃
度xを、前記第2の過程で求めたキャリエ係数aおよび
散乱特性bを用いて補正し、基準となる読取条件での読
取濃度yを、 y=a・x+b として求める第3の過程と、からなることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明の濃度補正機能を有する画像読取装置お
よび濃度補正方法では、所定の読取条件に設定された画
像読取部において透過原稿の画像情報を読み取って電気
信号に変換し、次いで、この電気信号を濃度信号に変換
する一方、前記画像読取部における照明系、結像光学系
または透過原稿の種類等に係る読取条件に応じた濃度補
正データを濃度補正データ記憶部から読み取り、前記濃
度補正データに従って前記濃度信号の補正を行う。この
場合、前記濃度補正データは、基準となる読取条件に対
する前記所定の読取条件のキャリエ係数aと、前記透過
原稿によって決定される散乱特性bとからなり、前記所
定の読取条件での読取濃度xを、前記濃度補正データを
用いて、 y=a・x+b として基準となる読取条件での読取濃度yに補正する。
このようにして補正を行うことにより、読取条件によら
ない濃度信号を得ることができる。
【0010】
【実施例】本発明の濃度補正機能を有する画像読取装置
および濃度補正方法について好適な実施例を挙げ、添付
の図面に基づき以下詳細に説明する。
【0011】図2は、本発明の一実施例である画像読取
装置10の概略構成を示す。この画像読取装置10は、
原稿カセット12を搬送する搬送手段14と、前記原稿
カセット12に保持された透過原稿であるフイルムFに
記録された画像情報を読み取る画像読取部11と、前記
画像情報に対して所望の画像処理を施す画像処理回路1
6とを備える。なお、原稿カセット12は、フイルムF
を平面状に維持するための支持ガラス18a、18bに
よって挟持されている。
【0012】ここで、画像読取部11は、図3に示すよ
うに構成される。すなわち、画像読取部11は、ケーラ
ー照明光学系ユニット(以下、単に照明光学系という)
20および該照明光学系20の位置調整機構22から基
本的に構成されている。前記位置調整機構22は、台板
24上に基板26を介して配設され、照明光学系20
は、前記基板26上に立設されたケーシング28に配設
されている。なお、前記台板24および基板26の両側
部には夫々側壁部32a、32bおよび34a、34b
が設けられる。ケーシング28の側壁部には、基板26
の側壁部34aに螺合される調整ねじ36aが当接し、
基板26の側壁部34bには、台板24の側壁部32b
に螺合される調節ねじ36bが当接する。これらの調整
ねじ36a、36bによって、基板26に対する照明光
学系20の位置と、台板24に対する基板26の位置が
夫々調整される。
【0013】照明光学系20は、ケーシング28の上端
部の光源40と、前記光源40の下部に配設される一対
のシリンドリカルレンズ42a、42bと、前記シリン
ドリカルレンズ42a、42bの下部に配設される視野
絞り44と、前記視野絞り44の下部に配設されるフィ
ルタ46および明るさ絞り48と、前記明るさ絞り48
の下部に配設される一対のシリンドリカルレンズ50
a、50bとを備える。視野絞り44は、その一端側が
後述する駆動板に連結されており、画像倍率に応じてス
リット幅および長さが異なる複数のスリット64a、6
4bを有する。
【0014】照明光学系20のケーシング28が立設さ
れる基板26および台板24には、照明光Lを通過させ
るための開口部52が画成され、前記開口部52の鉛直
下方向には、搬送手段14により原稿カセット12が搬
入される。また、前記原稿カセット12の鉛直下方向に
は、当該原稿カセット12を透過した照明光Lを集光す
る集光レンズ60と、前記照明光Lを受光して電気信号
に変換する光電変換手段61とが配設される。この場
合、光電変換手段61は、前記照明光LをR、G、Bの
光信号に分光するプリズム62a〜62cと、各プリズ
ム62a〜62cに接続されるCCDラインセンサ63
a〜63cとから構成される。
【0015】なお、前記照明光学系20は、光源40か
らの像をシリンドリカルレンズ50a、50bの前側焦
点に作り、且つ、シリンドリカルレンズ42a、42b
に近接した視野絞り44のシリンドリカルレンズ50
a、50bによる像面上に、原稿カセット12のフイル
ムFを配置している。この場合、光源40のシリンドリ
カルレンズ50a、50bによる像は、無限遠にできる
ので、照明むらが生じないという効果が得られる。ま
た、前記シリンドリカルレンズ42a、42bに近接し
た面に視野絞り44を置くことにより、前記視野絞り4
4の輪郭が明瞭になる利点がある。一方、ニュートンリ
ングの発生を防止するため、原稿カセット12を構成す
る支持ガラス18a、18bのいずれか一方をナングレ
アガラスとした場合、前記照明光学系20によって光源
40の像が無限遠に形成されるため、たとえ、高倍率時
であっても、ナングレアガラスの凹凸を目立たなくさせ
ることができる。このように、ナングレアガラスを用い
た原稿カセット12に対してケーラー照明光学系からな
る照明光学系20を適用することにより、ざらつきのな
い良好な画像を得ることが可能となる。
【0016】次に、位置調整機構22は、基板26上の
固定板66に固設される。前記固定板66の下部側に配
設される駆動板70の一端側上部には、視野絞り44が
連結され、該駆動板70の他端側上部には、上端部にロ
ーラ部72を有するスライダ74が固定されている。な
お、前記駆動板70は、スプリング76を介して固定板
66の壁部78に引張されている。
【0017】一方、固定板66の平面部には前記スライ
ダ74に連結されたローラ部72が突出する開口部68
が画成される。前記固定板66の下部には、一対の軸受
部80a、80bが固設され、前記対向する軸受部80
a、80b間には二本のガイド軸82a、82bが略平
行に支持されている。このガイド軸82a、82bは前
記スライダ74にリニアボールベアリング84a、84
bを介して挿通されている。
【0018】前記固定板66の上面部には、スライダ7
4の上部に突出するローラ部72に外周面が摺接する偏
心カム86が軸部88を介して設けられ、該軸部88に
は前記偏心カム86と同軸にギヤ90が軸支されてい
る。また、前記固定板66にはブラケット92が固設さ
れ、該ブラケット92の上面にパルスモータ94が配設
され、前記パルスモータ94の駆動軸には、前記ギヤ9
0に噛合するピニオン96が連結されている。
【0019】画像処理回路16は、図1に示すように、
画像読取部11から供給されるアナログ信号であるRG
B画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換部10
0と、前記RGB画像信号を必要に応じて対数変換し、
さらに、後述する濃度補正データbを加算することでY
MC濃度信号に変換する濃度変換部102と、後述する
濃度補正データaを考慮した色素量変換関数を用いて、
前記YMC濃度信号を出力感材の特性に応じた濃度信号
に変換するEND(Equivalent Neutr
al Density)変換部104と、前記濃度信号
に対してピクチャーアジャスト、カラーコレクション、
階調変換、下色除去等の色処理を施し、網%変換を行う
色処理部106と、前記濃度補正データa、bを記憶す
る濃度補正データ記憶部108とから基本的に構成され
る。この場合、前記色処理部106において処理された
濃度信号は、画像出力装置110に転送され、所望の感
材に画像として再生される。なお、前記濃度補正データ
記憶部108に記憶された濃度補正データa、bは、照
明光学系20における読取倍率や視野絞り44等の設定
状態、原稿カセット12やフイルムFの種類等に応じて
読取条件設定部112で指定される。
【0020】本実施例の画像読取装置10は、基本的に
は以上のように構成されるものであり、次に、前記濃度
補正データ記憶部108に記憶される濃度補正データ
a、bの設定方法について説明する。
【0021】先ず、図3に示す画像読取部11の設定状
態を基準時の状態とし、図4Aに示す基準チャート12
0の画像情報の読み取りを行う。この基準チャート12
0は、3ステップのグレー濃度G1、G2、G3をフイ
ルム上に記録したものである。光源40からの照明光L
は、シリンドリカルレンズ42a、42b、視野絞り4
4、フィルタ46、明るさ絞り48、シリンドリカルレ
ンズ50a、50bを介して、原稿カセット12に保持
された基準チャート120に集光され、次いで、その透
過光が集光レンズ60を介してプリズム62a〜62c
に導かれる。前記プリズム62a〜62cは、基準チャ
ート120の透過光をR、G、Bの三原色に分光して各
CCDラインセンサ63a〜63cに導く。前記CCD
ラインセンサ63a〜63cによって電気信号に変換さ
れて得られたRGB画像信号は、A/D変換部100に
よってデジタル信号に変換された後、濃度変換部102
でYMC濃度信号に変換される。
【0022】次に、画像読取部11の設定状態を種々の
条件で設定し、前記の場合と同様にしてYMC濃度信号
を得る。例えば、集光レンズ60およびCCDラインセ
ンサ63a〜63cの位置を図3に示す矢印方向に変位
させることにより、読取倍率が変更される。また、前記
読取倍率に対応してパルスモータ94を駆動することに
より、ピニオン96、ギヤ90を介して偏心カム86が
回動し、これに連結された駆動板70を介して視野絞り
44が変位し、そのスリット64a、64bの切り換え
が行われる。さらに、フイルムFの種類、原稿カセット
12の支持ガラス18a、18bの種類、原稿カセット
12が支持ガラス18a、18b間にオイルを使用した
ものであるか否か等の条件に対しても夫々YMC濃度信
号を得るようにする。
【0023】このようにして、基準チャート120の各
グレー濃度G1、G2、G3に対応して得られたYMC
濃度信号G1Y 、G1M 、G1C 、G2Y 、G2M 、G
C、G3Y 、G3M 、G3C を、条件の変更後濃度x
に対する基準時濃度yの関係としてプロットする(図4
B参照)。プロットした各点を最小自乗法を用いて結ん
で得られるY、M、Cの各色素に対する関係は、夫々の
濃度補正データをaY、aM 、aC 、bY 、bM 、bC
として、次の一次式で表すことができる。
【0024】 y=aY ・x+bY …(1) y=aM ・x+bM …(2) y=aC ・x+bC …(3) この場合、視野絞り44、読取倍率、明るさ絞り48
(図3の実施例では固定)の変更に伴うNA(開口数)
の変化に起因する光量の変動は、キャリエ係数(平行光
濃度と拡散光濃度との比)によって表すことがでる。前
記(1)〜(3)式の濃度補正データaY 、aM 、aC
は、このキャリエ係数に対応している。また、フイルム
Fは、通常、その表面にマット剤が塗布されており、こ
のマット剤による照明光Lの散乱の影響により光量が変
動する。従って、前記(1)〜(3)式の濃度補正デー
タbY 、bM 、bC は、マット剤等による散乱特性に対
応している。
【0025】そこで、基準チャート120を用いて読取
倍率、絞り、フイルムFの種類等の異なる種々の読取条
件に対する濃度補正データaY 、aM 、aC 、bY 、b
M 、bC を求め、これらを濃度補正データ記憶部108
に予め格納しておく。
【0026】次に、所望の画像情報の記録されたフイル
ムFを保持した原稿カセット12を画像読取装置10に
装填する。この原稿カセット12は、搬送手段14によ
って画像読取部11まで搬送された後、画像の読み取り
が行われる。この場合、オペレータは、当該原稿カセッ
ト12およびフイルムFの種類、読取倍率等の各読取条
件の設定を行い、読取条件設定部112は、前記読取条
件に対応する濃度補正データaY 、aM 、aC 、bY
M 、bC を濃度補正データ記憶部108より選択し、
濃度変換部102およびEND変換部104に供給す
る。
【0027】一方、画像読取部11では、前記フイルム
Fの画像情報をRGB画像信号として読み取り、A/D
変換部100によりこれをデジタル信号として濃度変換
部102に供給する。濃度変換部102では、前記RG
B画像信号を対数変換してY、M、Cの濃度信号dY
M 、dC とするとともに、前記濃度信号dY 、dM
C に対して濃度補正データ記憶部108より供給され
る濃度補正データbY、bM 、bC を加算することによ
り、 DY =dY +bY …(4) DM =dM +bM …(5) DC =dC +bC …(6) としてフイルムFや原稿カセット12の散乱特性に対し
て補正されたYMC濃度信号DY 、DM 、DC を作成す
る。
【0028】次に、前記YMC濃度信号DY 、DM 、D
C は、END変換部104において、画像出力装置11
0で使用される感材の色素量に応じた色素量信号EY
M、EC に変換される。すなわち、END変換部10
4では、前記感材の色素量に対応した色素量変換関数で
あるEND変換マトリクス〔E〕と、濃度補正データ記
憶部108から供給される濃度補正データaY 、aM
C とを用いて、
【0029】
【数1】
【0030】として色素量信号EY 、EM 、EC が求め
られる。
【0031】前記のようにして求められた色素量信号E
Y 、EM 、EC は、色処理部106で所望のピクチャー
アジャスト、カラーコレクション、階調変換、下色除去
等の処理が施された後、網%信号として画像出力装置1
10に転送される。画像出力装置110では、前記色素
量信号EY 、EM 、EC に基づき、END変換マトリク
ス〔E〕に対応した所望の感材に画像が出力される。
【0032】以上のようにして画像信号の濃度を補正す
ることにより、読取条件によらない濃度の画像を得るこ
とかできる。
【0033】なお、上述した実施例では、フイルムFを
含む原稿カセット12の散乱特性に相当する濃度補正デ
ータbY 、bM 、bC を濃度変換部102において補正
する場合について説明したが、(1)〜(3)式を用い
る代わりに、 y=aY ・x…(8) y=aM ・x…(9) y=aC ・x…(10) として、濃度補正データaY 、aM 、aC のみを用いて
色素量信号EY 、EM 、EC の補正を行うようにしても
よく、さらに、濃度補正データbY 、bM 、bCは、フ
イルムFの分解条件設定時のシャドー(SD)部、ハイ
ライト(HL)部の設定濃度を変更することによって補
正してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明では、画像読取部
における読取倍率の変更、照明系の絞りの変更等に起因
する読取濃度の変動を補正し、これらの読取条件によら
ない濃度の画像信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置における画像処理回
路の構成ブロック図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置の構成ブロック図で
ある。
【図3】本発明に係る画像読取装置における画像読取部
の構成断面図である。
【図4】図4Aは、本発明に係る濃度補正方法で使用さ
れる基準チャートの説明図、図4Bは、読取条件の変更
後濃度と基準時濃度との関係説明図である。
【符号の説明】
10…画像読取装置 11…画像読取部 12…原稿カセット 16…画像処理回路 20…照明光学系 22…位置調整機構 100…A/D変換部 102…濃度変換部 104…END変換部 106…色処理部 108…濃度補正データ記憶部 110…画像出力装置 112…読取条件設定部 120…基準チャート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報の記録された透過原稿に対して照
    明光を照射し、その透過光を電気信号に変換して読み取
    る画像読取部と、 前記画像読取部における照明系、結像光学系、透過原稿
    等に係る読取条件を設定する読取条件設定部と、 前記読取条件に従って前記画像読取部で得られた電気信
    号を濃度信号に変換する濃度変換部と、 前記読取条件に対応した濃度補正データを保持する濃度
    補正データ記憶部と、 前記濃度信号を前記濃度補正データを用いて補正する濃
    度補正部と、 を備えることを特徴とする濃度補正機能を有する画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記濃度補
    正部は、 前記濃度信号を、前記濃度補正データで修正された色素
    量変換関数に基づき当該画像情報を記録する記録材料の
    色素量に応じた色素量信号に変換する色素量変換部から
    なることを特徴とする濃度補正機能を有する画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】画像情報の記録された透過原稿に対して照
    明光を照射し、その透過光を電気信号に変換して読み取
    る画像読取部を所定の読取条件に設定する第1の過程
    と、 前記所定の読取条件から、基準となる読取条件に対する
    前記所定の読取条件のキャリエ係数aを求める第2の過
    程と、 前記所定の読取条件での読取濃度xを、前記第2の過程
    で求めたキャリエ係数aを用いて補正し、基準となる読
    取条件での読取濃度yを、 y=a・x として求める第3の過程と、 からなることを特徴とする濃度補正方法。
  4. 【請求項4】画像情報の記録された透過原稿に対して照
    明光を照射し、その透過光を電気信号に変換して読み取
    る画像読取部を所定の読取条件に設定する第1の過程
    と、 前記所定の読取条件から、基準となる読取条件に対する
    前記所定の読取条件のキャリエ係数aと、前記透過原稿
    によって決定される散乱特性bとを求める第2の過程
    と、 前記所定の読取条件での読取濃度xを、前記第2の過程
    で求めたキャリエ係数aおよび散乱特性bを用いて補正
    し、基準となる読取条件での読取濃度yを、 y=a・x+b として求める第3の過程と、 からなることを特徴とする濃度補正方法。
JP4325707A 1992-12-04 1992-12-04 濃度補正機能を有する画像読取装置および濃度補正方法 Pending JPH06178109A (ja)

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JP4325707A JPH06178109A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 濃度補正機能を有する画像読取装置および濃度補正方法

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