JPH0617843B2 - 動釣合試験機の偏心補償方法 - Google Patents

動釣合試験機の偏心補償方法

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JPH0617843B2
JPH0617843B2 JP6457686A JP6457686A JPH0617843B2 JP H0617843 B2 JPH0617843 B2 JP H0617843B2 JP 6457686 A JP6457686 A JP 6457686A JP 6457686 A JP6457686 A JP 6457686A JP H0617843 B2 JPH0617843 B2 JP H0617843B2
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dynamic balance
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康二 荒堀
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被試験体を取り付ける動釣合試験機の取付治
具の偏心の補償を行う偏心補償方法に関する。
従来の技術 被試験体を取り付ける取付治具は理想的ではなく偏心が
あるので、その補償を行う必要がある。そのため従来で
は、不釣合を有する被試験体を、取付治具に対してまず
0度で取り付けて偏心ベクトルを測定し、次に180 度の
取付角度で取り付けて再び偏心ベクトルを測定する。あ
るいは互いに180 度なる角度でのそれぞれの偏心ベクト
ルを測定する。そしてこの測定によって得られた2つの
偏心ベクトルを合成し、被試験体の有する不釣合量が取
り除かれた取付治具のみの偏心ベクトルを取り出す。偏
心補償ベクトルは、この偏心ベクトルと向きが180度異
なる同じ長さのベクトルとなるので、この偏心補償ベク
トルに対応する補償電圧を補償電圧発生回路によって発
生させていた。
発明が解決しようとする問題点 上記の方法で補償電圧を発生させると、例えば被試験体
がタイヤ等の弾性体である場合には、取付治具に被試験
体を取り付けた時生じる脱着エラー等の取付誤差が大き
く、その取付誤差によって偏心補償の精度が劣化するこ
とを防ぐには困難があった。
本発明は上記の問題点を解決するために発明されたもの
で、被試験体が弾性体の場合にも精度の高い偏心補償の
できる動釣合試験機の偏心補償方法を提供することを目
的としている。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の動釣合試験機の偏
心補償方法は、被試験体を取付治具に対して全周にわた
り順次取付角度を変えて行う複数回の測定の工程と、前
記測定によって得られた複数の偏心ベクトルをグラフ上
にプロットして合成する工程と、前記合成によって得ら
れた偏心補償ベクトルに対応した偏心補償電圧を補償電
圧発生回路によって発生させる工程とにより構成する。
作用 脱着エラーは全周にわたる測定時にはランダムな方向に
発生する。この時得られた偏心ベクトルを合成する工程
でランダムな方向の脱着エラーは互いに相殺しあうこと
になり、その結果得られた偏心補償ベクトルでは、脱着
エラーによる影響は少なくなっている。そしてこの脱着
エラーによる影響が減少した偏心補償ベクトルに基づい
て取付治具の偏心の補償を行う。
実施例 第1図は本発明の一実施例に使用する動釣合試験機のブ
ロック線図である。図において、主軸11は、被試験体で
あるタイヤ13が取り付けられた取付治具12を回転させ、
その時生じる機械的振動はピックアップ21に導かれて電
気信号に変換された後、増幅回路22に導かれる。この増
幅回路22には、その出力を0Vに設定するピックアップ
信号遮断スイッチ32が設けられている。増幅回路22の出
力は校正回路23を経て加算回路24の一方の入力に接続さ
れ、他方の入力には、取付治具12のX方向およびY方向
の偏心補償電圧を発生する補償電圧発生回路27の出力
が、チョッパー回路28を介して接続されている。加算回
路24の出力は、X、Yの各方向の成分を分離する同期整
流回路25に導かれ、それぞれの方向の量を示す直流電圧
となって出力される。その2つの出力は表示回路26へ導
かれて不釣合の量を示す信号と不釣合の角度を示す信号
とに変換され、不釣合の量を示す不釣合量メータ30と、
不釣合角度メータ31とを振らせる。回転検出器14は、取
付治具12が一回転するごとに1つの回転パルスを発生
し、この回転パルスは矩形波発生回路29に送られる。そ
してこの出力には、位相が互いに90度異なり回転パルス
に同期した2つのパルスが現れる。この2つのパルス
は、同期整流回路25およびチョッパー回路28のそれぞれ
に送られている。主軸11の左側の機械的振動を検出する
構成を示したが、右側の機械的振動についても、上記と
同様の構成により不釣合の表示を行うようになってい
る。
以下に動作について説明する。
増幅回路22の出力がピックアップ21からの信号となるよ
うにピックアップ信号遮断スイッチ32を切り換え、ため
し重りをつけたタイヤ13を取付治具12に取り付ける。そ
して図示されていない駆動部によって主軸11を回転させ
ると、取付治具12の偏心およびタイヤ13の不釣合によっ
て主軸11が振動し、その振動に比例した電圧がピックア
ップ21に発生する。校正回路23により修正面分離および
不釣合量メータ30の校正を行う。
タイヤ13からためし重りをはがして回転させ、不釣合量
メータ30と不釣合角度メータ31の指示を読み取る。そし
て次に取付治具12に対してタイヤ13を45度回転させて上
記と同様に指示を読み取る。以下順次45度づつタイヤ13
を取付治具12に対して回転させながら指示を読み取って
いくと、8つの偏心ベクトルを得る。
第2図は8つの偏心ベクトルおよび偏心補償ベクトルを
示したグラフである。8回の測定により得られた偏心ベ
クトルを、0を原点としてその先端部(a〜h)をそれ
ぞれプロットし、その先端部(a〜h)を結ぶ円周kを
描く。各偏心ベクトルを合成した時のベクトルは、グラ
フの原点0から円周Kの中心Pに向うベクトルmで示さ
れ、このベクトルmの向きを180 度回転させたベクトル
nが偏心補償ベクトルとなる。
第1図に戻る。ピックアップ信号遮断スイッチ32により
ピックアップ信号を遮断すると、不釣合量メータ30およ
び不釣合角度メータ31の指示が0となる。次に補償電圧
発生回路27により、その指示が偏心補償ベクトルnに対
応した値となるように補償電圧発生回路27から偏心補償
電圧を発生させる。
主軸11の右側の振動を表示するブロックについても上記
と同様の操作を行う。
なお本発明は上記実施例に限定されず、被試験体13につ
いては、タイヤ以外に、弾性体からなる回転体について
適用することが可能であり、また取付治具12に対して順
次角度を変えて被試験体17を取り付ける時の回転角度に
ついては、45度に限定されず、例えば30度あるいは60度
等の任意の角度とすることが可能であり、その角度を小
さくする程偏心の補償の精度を高めることが可能とな
る。
発明の効果 被試験体を取付治具に対して全周にわたり順次取付角度
を変えて測定を行い取付治具の偏心を補償するようにし
たので、被試験体が弾性体の場合にも精度の高い偏心補
償のできる動釣合試験機の偏心補償方法を提供すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に使用する動釣合試験機のブ
ロック線図、第2図は8つの偏心ベクトルおよび偏心補
償ベクトルを示したグラフである。 12……取付治具、13……被試験体、27……補償電圧発生
回路、n……偏心補償ベクトル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動釣合試験機の取付治具に被試験体を取り
    付けて回転させ偏心ベクトルを測定することにより取付
    治具の偏心を補償する偏心補償において、前記被試験体
    を前記取付治具に対して全周にわたり順次取付角度を変
    えて取り付け偏心ベクトルを測定する複数回の測定の工
    程と、前記測定によって得られた複数の偏心ベクトルを
    グラフ上にプロットして合成する工程と、前記合成によ
    って得られた偏心補償ベクトルに対応する偏心補償電圧
    を補償電圧発生回路によって発生させる工程とにより構
    成されたことを特徴とする動釣合試験機の偏心補償方
    法。
JP6457686A 1986-03-22 1986-03-22 動釣合試験機の偏心補償方法 Expired - Lifetime JPH0617843B2 (ja)

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JPS62220825A JPS62220825A (ja) 1987-09-29
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JPH071217B2 (ja) * 1989-01-12 1995-01-11 株式会社工技研究所 ホイールバランサーの較正装置及び較正方法
CN103776587B (zh) * 2014-01-28 2016-03-16 郭卫建 确定转子的不平衡量的方法
CN108254661B (zh) * 2018-02-01 2021-04-16 南方电网科学研究院有限责任公司 金具放电电压试验系统和方法

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