JPH0618064Y2 - 産業車両用安全始動装置 - Google Patents

産業車両用安全始動装置

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JPH0618064Y2
JPH0618064Y2 JP1987028974U JP2897487U JPH0618064Y2 JP H0618064 Y2 JPH0618064 Y2 JP H0618064Y2 JP 1987028974 U JP1987028974 U JP 1987028974U JP 2897487 U JP2897487 U JP 2897487U JP H0618064 Y2 JPH0618064 Y2 JP H0618064Y2
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JP
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spool
safety switch
shift lever
safety
switch
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清繁 前沢
泰弘 山本
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、産業用車両がエンジン始動用セルモータによ
って発進するのを防止する産業車両用安全始動装置に関
する。
(従来の技術) 産業用車両にあっては、エンジン始動用セルモータによ
って発進するのを安全のため防止する必要上、エンジン
始動用セルモータの作動回路に安全スイッチを介装さ
せ、走行用動力が切断状態にあるときにのみ安全スイッ
チをONさせてエンジン始動をさせている。
例えば、第8図に示すように、走行用変速装置のシフト
ロッド35′の動きによって安全スイッチ36′をON−O
FF切換するものが従来よりある。これは、変速時に軸
方向に往復するシフトロッド35′の外周にカム面37′を
形成し、安全スイッチ36′としてスプール38′の軸方向
進退によってON−OFFに切換されるものを用いたも
のである。そして、スプール38′とシフトロッド35′の
軸方向を直交させると共に、スプール38′をバネ(図示
省略)を介して前記カム面37′に当接させ、シフトロッ
ド35′がニュートラル位置にあるときにスプール38′を
没入させて安全スイッチ36′をONとし、動力伝達位置
にあるときはスプール38′を進出させてOFFとするも
のである。
また、第9図に示す従来例では、クラッチペダル39′に
よって安全スイッチ36′をON−OFF切換している。
すなわち、クラッチペダル39′に同行揺動する舌片40′
を取付け、クラッチペダル39′を踏み込んで走行用動力
を切断したときに、舌片40′によって安全スイッチ36′
のスプール38′を軸方向に没入させてONとし、クラッ
チをつないで動力伝達状態としたときはスプール38′を
バネ(図示省略)で進出させてOFFとするものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 第8図のものでは、スプール38′とシフトロッド35′の
軸方向が直行するため、スプール38′が軸方向に直行す
る力を受けて曲げられ、作動不良、早期破損の原因とな
っていた。また、第9図のものでは、クラッチペダル3
9′は頻繁に操作されるため、安全スイッチ36′の寿命
も短かくなるという欠点がある。
また、実開昭60-45130号公報、実開昭58-112642号公報
で開示のように、セフティスイッチのプランジャをレバ
ーで押付けたりするものが従来より提案されているが、
これら公報開示の技術は、スイッチとレバー(作動体)
が別個独立して備えられているため、両者の取付誤差に
よっては作動不調を招くおそれがあった。
本考案は上記問題点を解決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、従来技術の問題点を解決するために講じる特
徴点は、産業用車両1のエンジン始動用セルモータ18の
作動回路に介装される安全スイッチ16を、走行用変速装
置6がニュートラル状態にあるときにONさせる産業車
両用安全始動装置であって、前記安全スイッチ16は、ス
プール20の軸方向進退によってON−OFF切換され、
走行用変速装置6は、シフトレバー7の揺動操作によっ
てニュートラル状態と動力伝達状態とに切換操作される
ものにおいて、前記安全スイッチ16を車両1に取付ける
ブラケット17に、作動体24が揺動自在に取付けられ、こ
の作動体24の一端は、前記スプール20の軸方向に揺動し
てスプール20を進退させてON−OFF切換する操作部
31とされ、作動体24の他端は前記シフトレバー7に、シ
フトレバー7がニュートラル位置にあるときは前記操作
部31がON位置に揺動位置されると共に、動力伝達位置
にあるときは操作部31がOFF位置に揺動位置されるよ
うに、カム面32を介して連動連結されているとともに、
前記ブラケット17には安全スイッチ16の取付け部17d
と、該取付け部17dに取付けたスイッチ16のスプール20
を軸方向進退すべく相対して作動体24を取付ける取付け
部17bが形成されている点にある。
(作用) シフトレバー7がニュートラル位置に揺動されて、走行
用動力が伝達されない状態では、作動体24がシフトレバ
ー7の揺動に対しカム面32を介して連動することによ
り、その一端の操作部31がスプール20を進退させて安全
スイッチ16をONとし、エンジン始動用セルモータ18を
作動することができる。
シフトレバー7が走行用動力伝達位置に揺動されて、走
行用動力が伝達される状態では、作動体24がシフトレバ
ー7の揺動に対しカム面32を介して連動することによ
り、その一端の操作部31がスプール20を進退させて安全
スイッチ16をOFFとし、エンジン始動用セルモータ18
が作動することはない。
また、操作部31はスプール20の軸方向に揺動してスプー
ル20を進退させるので、スプール20に曲げモーメントが
作用することはない。
更に、ブラケット17は安全スイッチ16の取付け部17dと
作動体24の取付け部17bを有するので、安全スイッチ16
と作動体24を誤差少なくして共着できて誤動作をおさえ
つつ部品点数を少なくする。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第4図は、産業用車両一例としてのトラクタ1を示し、
エンジン2、ミッションケース3が連結されて車体8が
構成されている。ミッションケース3内には、エンジン
2の出力軸回転を後輪4に伝達する歯車伝達装置が内蔵
され、その伝達装置には、主変速装置5と副変速装置6
とが介装されてそれぞれ個別に変速操作される。
副変速装置6の操作用シフトレバー7は、第1図乃至第
3図に示すように、車体8に取付けられた基板から突出
する枢軸10に前後揺動自在に取付けられている。このシ
フトレバー7の下端には、連結板11が固着され、この連
結板11に開口された通孔12にリンク杆13の一端が挿通枢
支されている。このリンク杆13の他端は、副変速装置6
のシフトフォーク(図示省略)の操作用シフトロッド14
に取付けられた舌片15に枢支されている。これにより、
シフトレバー7の揺動により変速操作がなされ、第1図
示の状態ではニュートラル状態とされ、この状態から前
後に揺動されることで動力伝達状態とされる。
また、シフトレバー7が取付けられる基板9には、安全
スイッチ16がブラケット17を介して取付けられている。
この安全スイッチ16は、第6図に示すように、エンジン
始動用セルモータ18の作動回路に介装されるもので、メ
インキースイッチ19と直列に接続される常開型スイッチ
で、メインキースイッチ19がONされても、安全スイッ
チ16がONされない限りセルモータ18が作動することは
ない。また、安全スイッチ16は、軸方向進退するスプー
ル20を備え、バネ(図示省略)によって進出方向に付勢
され、このスプール20が没入方向に軸方向移動すること
でONされる。
安全スイッチ16の取付用ブラケット17は、基板9への取
付用ネジ21の挿通用長孔22を有する側面視T字形の第一
部分17aと、この第一部分17aの上端から外側方に延出す
る第二部分17bと、この第二部分17bの外端から平面視U
字状に延出する第三部分17cと、第一部分17aの中途から
外側方に延出する第四部分17dとで形成されている。こ
の第四部分17dに設けられた開口23に、安全スイッチ16
前端が嵌着され、そのスプール20の軸心は前後方向とさ
れている。
ここに、ブラケット17の第四部分17dは安全スイッチ16
の取付け部とされ、第二部分17bが作動体24の取付け部
とされ、取付け部17dに取付けたスイッチ16のスプール2
0を軸方向進退すべく作動体24の操作部31が相対すべく
取付部17bに作動体24が装着されている。
そして、ブラケット17の第三部分17cにクランク棒状の
作動体24が揺動自在に取付けられている。そのため、平
面視U字状の第三部分17cを形成する対向部25,26とその
連結部27とに前後方向の切欠28が設けられている。ま
た、作動体24は、上端が左右軸心の第一部分24aと、こ
の第一部分24aの内端から下向延出する第二部分24bと、
この第二部分24bの内端から内側方に延出する第三部分2
4cと、この第三部分24cの内端から下向延出する第四部
分24dとで形成されている。そして、作動体24の第三部
分24cが、ブラケット17の第三部分17cの切欠28に挿入さ
れて対向部25,26に枢支されることで、作動体24はその
第三部分24cの軸心まわりに前後揺動自在とされてい
る。この作動体24の抜け止めのため、ブラケット17の第
三部分17cの連結部27と作動体24との間に頭付きの抜け
止めピン29が挿入され、このピン29は割りピン30により
抜け止めされている。
そして、作動体24の第四部分24dの下端は扁平とされ、
前記安全スイッチ16のスプール20に当接され、その前後
揺動によりスプール20を出没させて安全スイッチ16をO
N−OFF切換する操作部31とされている。
また、作動体24の第一部分24aは前記シフトレバー7
に、カム面32を介して連動連結されている。このカム面
32は、第5図に示すように、シフトレバー7に取付けら
れた前記連結板11の一端に開口された案内孔33の内周面
により構成されており、その案内孔33に作動体24の第一
部分24の第一部分24aが挿入されている。案内孔33は、
側面視逆く字形状で、シフトレバー7の枢軸10中心から
その中央部33aまでの距離R1は、その両端部33bまでの
距離R2よりも大きくされている。
そして、シフトレバー7がニュートラル状態にあるとき
は、第1図示のように作動体24の第一部分24aは案内孔3
3の中央部33aに位置され、操作部31はスプール20を押し
て没入させる状態とされている。この状態で、安全スイ
ッチ16はONとされているので、メインキースイッチ19
をONすることでセルモータ18を起動してエンジン2を
始動できる。この際、副変速装置6はニュートラル状態
であるので、トラクタ1が発進することはない。そし
て、第7図示のように、シフトレバー7がニュートラル
状態から揺動操作されて動力伝達状態とされると、作動
体24の第一部分24aが案内孔33のカム面32を介して前後
移動することにより、操作部31がスプール20の進出方向
に移動し、スプール20がバネにより進出することで安全
スイッチ16はOFFとなる。よって、この状態でメイン
キースイッチ19をONとしてもセルモータ18が起動する
ことはないので、エンジン2は始動されず、トラクタ1
が発進することはない。
上記実施例によれば、安全スイッチ16のスプール20は、
スプール20の進退方向に揺動する操作部31によって進退
されるため、曲げ力を受けることはなく、また、クラッ
チよりも使用頻度の少ない変速用シフトレバー7の揺動
に伴なってスプール20の進退がなされるので、安全スイ
ッチ16の作動不良、早期破損を防止できる。特に、本実
施例では主変速装置5よりも比較的使用頻度の少ない副
変速装置6のシフトレバー7に連動してスプール20が進
退するため、安全スイッチ16の寿命の短縮防止上有効で
ある。
(考案の効果) 本考案によれば、安全スイッチのスプールは、スプール
進退方向に揺動する作動体の操作部により進退されるこ
とにより、曲げ力を受けることはなく、作動不良、早期
破損が防止される。更に、ブラケット17は安全スイッチ
16の取付け部17dと作動体24の取付け部17bを有し、スイ
ッチ16のスプール20を軸方向に進退すべく相対して共着
できることから、両者16,24を取付け誤差を少なくして
誤動作をおさえつつ部品点数を節約できる。また、作動
体はクラッチに比べて使用頻度の少ない変速用シフトレ
バーに連動するものであるため、安全スイッチのスプー
ルが頻繁に進退されることはなく、その寿命の短縮防止
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の実施例に係り、第1図は安
全始動装置の要部側面図、第2図は同正面図、第3図は
同平面図、第4図はトラクタの側面図、第5図はシフト
レバーとカム面の側面図、第6図は安全始動装置の電気
回路図、第7図は同作用説明図、第8図及び第9図は、
それぞれ異なった従来例に係る安全始動装置の側面図で
ある。 1……トラクタ、6……副変速装置、7……シフトレバ
ー、16……安全スイッチ、17……ブラケット、18……セ
ルモータ、20……スプール、24……作動体、31……操作
部、32……カム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】産業用車両(1)のエンジン始動用セルモー
    タ(18)の作動回路に介装される安全スイッチ(16)を、走
    行用変速装置(6)がニュートラル状態にあるときにON
    させる産業車両用安全始動装置であって、前記安全スイ
    ッチ(16)は、スプール(20)の軸方向進退によってON−
    OFF切換され、走行用変速装置(6)は、シフトレバー
    (7)の揺動操作によってニュートラル状態と動力伝達状
    態とに切換操作されるものにおいて、前記安全スイッチ
    (16)を車両(1)に取付けるブラケット(17)に、作動体(2
    4)が揺動自在に取付けられ、この作動体(24)の一端は、
    前記スプール(20)の軸方向に揺動してスプール(20)を進
    退させてON−OFF切換する操作部(31)とされ、作動
    体(24)の他端は前記シフトレバー(7)に、シフトレバー
    (7)がニュートラル位置にあるときは前記操作部(31)が
    ON位置に揺動位置されると共に、動力伝達位置にある
    ときは操作部(31)がOFF位置に揺動位置されるよう
    に、カム面(32)を介して連動連結され、更に、前記ブラ
    ケット(17)には安全スイッチ(16)の取付け部(17d)と、
    該取付け部(17d)に取付けたスイッチ(16)のスプール(2
    0)を軸方向進退すべく相対して作動体(24)を取付ける取
    付け部(17b)が形成されていることを特徴とする産業車
    両用安全始動装置。
JP1987028974U 1987-02-27 1987-02-27 産業車両用安全始動装置 Expired - Lifetime JPH0618064Y2 (ja)

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JPS63136263U JPS63136263U (ja) 1988-09-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6045130U (ja) * 1983-08-31 1985-03-29 株式会社クボタ エンジン始動制限装置

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