JPH0618096U - ウェザーストリップ - Google Patents
ウェザーストリップInfo
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドア反力を低減させ,ドア閉止性等のシール
性に優れ,構造が簡単で安価な,ウェザーストリップを
提供すること。 【構成】 自動車におけるドアフレーム91に装着し,
ルーフサイドパネル等の車体端部81に当接するシール
リップ11を有する。シールリップ11には,マグネッ
ト部111を形成し,マグネット部111とウェザース
トリップの本体10との間には薄肉弾性部12を形成し
てなる。これにより,シールリップ11と車体端部81
との間に隙き間を生じず,シール性が向上する。薄肉弾
性部12としては,蛇腹状の伸縮性に優れた態様とする
こともできる。
性に優れ,構造が簡単で安価な,ウェザーストリップを
提供すること。 【構成】 自動車におけるドアフレーム91に装着し,
ルーフサイドパネル等の車体端部81に当接するシール
リップ11を有する。シールリップ11には,マグネッ
ト部111を形成し,マグネット部111とウェザース
トリップの本体10との間には薄肉弾性部12を形成し
てなる。これにより,シールリップ11と車体端部81
との間に隙き間を生じず,シール性が向上する。薄肉弾
性部12としては,蛇腹状の伸縮性に優れた態様とする
こともできる。
Description
【0001】
本考案は,ドア反力を低減させ,ドア閉止性等のシール性に優れ,構造が簡単 で安価な,ウェザーストリップに関する。
【0002】
図5に示すごとく,自動車のフロントドア9において,ウェザーストリップ9 2はドアフレーム91に装着されている。ウェザーストリップ92は,ゴム又は プラスチック等の弾性体よりなる。 そのため,ウェザーストリップ92は弾性体のたわみによる反力を利用して, ルーフサイドパネル等の車体端部81(図6参照)に当接し,圧着することによ りシール性を保っている。
【0003】 しかしながら,自動車の高速走行時においては,自動車の周囲が負圧状態にな ることにより,フロントドア9が外側へ吸い出される状態になる。 そのため,図6に示すごとく,ドアフレーム91が外側へ変形してウェザース トリップ92と車体端部81との間に,隙き間98を生じる場合がある。 その結果,高速走行時には,フロントドア9のシール部において,吸い出し音 等の異音が発生する場合がある。 なお,図6中符号82はウインドウガラス,95はガラスシール用のウェザー ストリップを示す。
【0004】 上記問題点を解決するために,2つの提案がある。 第1の提案は,図6に示すごとく,ルーフサイドパネル等の車体端部81に装 着するウェザーストリップ93及びドアフレーム91に装着するウェザーストリ ップ92のシール性を向上させる方法である。そのために,ゴム等からなるウェ ザーストリップ92,93の材料の撓み量を増大させる提案である。
【0005】 第2の提案は,図7に示すごとく,ウェザーストリップ96において,2つに 分割された,第1シールリップ961及び第2シールリップ962を設ける。ま た,例えば上記第1シールリップ961をN極,第2シールリップ962をS極 にする。 そのために,ウェザーストリップ96内には,磁石99を埋め込み,一方ウェ ザーストリップ96全体には強磁性体粉末(例えば,フェリ磁性体Fe3 O4 ) を混入して,ゴム磁性体とする提案である(例えば,実開平3−72021号公 報)。
【0006】 その結果,磁石99より第1シールリップ961のN極,次いで車体端部81 を経て上記磁石99へと,磁力97が流れる閉磁路が形成される。 そのため,上記第1シールリップ961及び第2シールリップ962が,磁力 97により車体端部81へ強力に吸着される。その結果,上記車体端部81とウ ェザーストリップ96との間には,隙き間98を生じることがない。
【0007】
しかしながら,上記従来技術には次の問題点がある。 即ち,上記第1の提案においては,製造初期にはドア反力が大きくドアが閉ま りにくいが,ウェザーストリップ92,93の材料であるゴム等の劣化により, ウェザーストリップ92,93は弾力性を失う。 その結果,ウェザーストリップ92,93は,ドアフレーム91の外側への変 形(吸い出し)に追従できなくなる。そこで,ウェザーストリップ92,93と 車体端部81との間に,隙き間98を生じる。
【0008】 一方,上記第2の提案においては,シールリップが2つに分割された第1シー ルリップ961と第2シールリップ962とよりなる。 そのため,第1シールリップ961及び第2シールリップ962は,車体端部 81との接触面積が低減する。 その結果,風圧,走行振動等の外力により,第1シールリップ961及び第2 シールリップ962と車体端部81との間に,隙き間98を生じる場合がある。
【0009】 また,第1シールリップ961と第2シールリップ962との間に,充填され たスペーサ965が劣化損傷することにより,上記磁石99が外部へ突出する場 合がある。これにより,上記磁力が失われることがある。そのため,シール性, 耐久性が優れない場合がある。
【0010】 上記閉磁路は,磁石99と,ウェザーストリップ96全体に混入された強磁体 粉末及び第1シールリップ961と,第2シールリップ962との一対構造より なる。そのため,上記閉磁路は,構造が複雑で高価になる。 本考案は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,ドア反力を低減させ ,ドア閉止性等のシール性に優れ,構造が簡単で安価な,ウェザーストリップを 提供しようとするものである。
【0011】
本考案は,自動車におけるドアフレームに装着し,ルーフサイドパネル,ピラ ー等の車体端部に当接するシールリップを有するウェザーストリップにおいて, 上記シールリップにはマグネット部を形成すると共に,該マグネット部とウェザ ーストリップの本体との間には弾性変形部を形成してなることを特徴とするウェ ザーストリップにある。
【0012】 本考案において最も注目すべきことは,シールリップにはマグネット部を形成 し,マグネット部とウェザーストリップの本体との間には弾性変形部を形成して なることにある。 上記マグネット部としては,例えばシート状の磁石,強磁性体を混入したゴム 又はプラスチック磁性体を用いる。
【0013】 上記磁石としては,例えばフェライト,ボンド,アルニコ等の永久磁石の薄片 体を用いる。この薄片体は,シールリップの成形時に,例えばインサート成形に より埋め込んである。 上記強磁性体としては,例えばフェリ磁性体(Fe3 O4 ),フェロ磁性体( Fe)等を用いる。そして,この強磁性体が,シールリップの例えば先端部又は その近傍に埋め込みしてある。
【0014】 また,上記マグネット部は,例えばシールリップの先端部又はその近傍に形成 することが好ましい。これにより,シールリップの先端部が,上記車体端部に当 接し易くなる。 上記シールリップは,ウェザーストリップにおいて設けられたシール端部で, ルーフサイドパネル,ピラー等の車体端部に当接する舌(リップ)状の細長弾性 体である。これにより,ウェザーストリップと車体端部との間のシール性,遮音 性が保たれる。
【0015】 上記ウェザーストリップは,例えばウレタンゴム,ブタジエンゴム,天然ゴム 等の各種ゴム材料,ポリ塩化ビニル(PVC)よりなる。 また,特にシールリップ,弾性変形部等の弾性部は,ベンディング特性,可撓 性に優れた軟質ポリ塩化ビニル(可塑剤入り)により構成することが好ましい。 このうち特に,上記ウェザーストリップの本体は,例えば硬質ポリ塩化ビニル (無可塑剤)により構成することが好ましい。
【0016】 これにより,ウェザーストリップは,その本体をドアフレームに強固に装着す ることができる。また,シールリップ,弾性変形部は,車体端部に当接し易くな る。 上記弾性変形部は,例えば上記マグネット部と,それ以外のシールリップとの 境界部より,数ミリメートルないし十数ミリメートルの後方部(即ち,ウェザー ストリップの本体側)に形成する。
【0017】 また,実施例2に示すごとく,上記弾性変形部は,蛇腹状の伸縮性に優れた態 様にすることもできる。 これにより,上記弾性変形部のベンディング特性が向上し,上記マグネット部 が一層,車体端部に当接し易くなる。 上記ドアフレームとしては,例えば自動車のフロントドア,リアドア,バック ドア等の開閉式ドアの窓枠体がある。 上記車体端部としては,例えばルーフサイドパネル,フロントピラー,リヤピ ラー,センターピラー等の端部がある。
【0018】
本考案のウェザーストリップにおいては,シールリップにマグネット部が形成 してある。そのため,ドアの閉止時において,上記マグネット部が車体端部に磁 力を介して強力に密着する。 それ故,シールリップが車体端部に確実に当接する。 また,そのため,シールリップと車体端部との間に,隙き間が生じることがな い。 それ故,ウェザーストリップの水切性,遮音性,密着性等のシール性が向上す る。
【0019】 また,上記マグネット部の近傍には,弾性変形部が形成してある。そのため, マグネット部が弾性変形部の可撓性(しなり易さ),ベンディング特性により, 上記車体端部に一層当接し易くなる。 また,上記シールリップ,弾性変形部は弾力性に優れており,さらにたわみ量 を多くとる必要がないため,ドア閉止時におけるドア反力を低減し、ドア閉止性 が向上する。
【0020】 上記ウェザーストリップは,上記マグネット部を形成したシールリップを有し ,該マグネット部の近傍に弾性変形部が形成してあるのみで,従来のごとく複雑 な閉磁路を形成するものとは異なり,構造が簡単で安価になる。 それ故,本考案によれば,ドア反力を低減させ,ドア閉止性等のシール性に優 れ,構造が簡単で安価な,ウェザーストリップを提供することができる。
【0021】
実施例1 本考案の実施例にかかるウェザーストリップにつき,図1〜図3を用いて説明 する。また,図5を参考に用いる。 本例のウェザーストリップ1は,図1に示すごとく,自動車におけるドアフレ ーム91に装着してなり,車体端部81に当接するシールリップ11を有する。 シールリップ11には,図1,図3に示すごとく,マグネット部111を形成 すると共に,マグネット部111とウェザーストリップの本体10との間には弾 性変形部12を形成してなる。
【0022】 上記マグネット部111は,シールリップ11が車体端部81と最も良く当接 する先端部110において,シールリップ11のインサート成形により,埋め込 んである。マグネット部111は,フェライトからなる永久磁石の薄状体よりな る。 上記ウェザーストリップ1の本体10は,硬質ポリ塩化ビニル樹脂(可塑剤含 有なし)の成形体よりなる。上記シールリップ11及び第2シールリップ112 は,軟質のポリ塩化ビニル樹脂(可塑剤入り)よりなる。
【0023】 上記弾性変形部12は,図1,図3に示すごとく,シールリップ11の先端部 110のマグネット部11が形成してある部分に比して,若干薄肉にしてある。 これにより,弾性変形部12の可撓性,ベンディング特性が向上する。 上記ウェザーストリップ1の本体10は,図1に示すごとく,ドアフレーム9 1の凹部溝910内に嵌着してある。この凹部溝910は,突起部913を有す る車外側フレーム912と,略L字状の車内側フレーム911とよりなる。
【0024】 上記シールリップ11に対向する位置には,図1に示すごとく,第2シールリ ップ112が形成してある。この第2シールリップ112は,上記車外側フレー ム912に,下方側が当接するよう配置してある。 上記第2シールリップ112は,上方側が車体端部81の先端部と当接するよ う配置してある。車体端部81は,ルーフサイドパネルよりなり,先端部にウェ ザーストリップ811が装着してある。これにより,第2シールリップ112と 車体端部81との間のシール性が向上する。
【0025】 上記ウェザーストリップ1は,ルーフサイドパネルからなる車体端部81と当 接する部分,即ちガラス窓枠部分C(図5参照)に装着するためのものである。 ウェザーストリップ1としては,この他にも図2に示すごとく,中空部130 を有し,ピラー(図示略)と当接する下方側ウェザーストリップ13がある。
【0026】 上記下方側ウェザーストリップ13は,図2に示すごとく,本体131を,ド アフレーム91の凹状溝910内に嵌着してある。該凹状溝910は,突起部9 13を有する車外側フレーム912と,略L字状の車内側フレーム911とより なる。 上記下方側ウェザーストリップ13は,軟質ポリ塩化ビニル(可塑剤入り)よ りなり,上記シールリップ11,第2シールリップ112,弾性変形部12と同 様に,優れた可撓性,柔軟性を有する。その他は,前記従来例と同様である。
【0027】 次に,作用効果につき説明する。 本例においては,図1,図3に示すごとく,シールリップ11の先端部110 にマグネット部111が形成してある。そのため,ドアの閉止時において,上記 マグネット部111が車体端部81に磁力を介して強力に密着する。
【0028】 それ故,シールリップ11が車体端部81に確実に当接する。 また,そのため,シールリップ11と車体端部81との間に,隙き間が生じる ことがない。 それ故,ウェザーストリップ1の水切性,遮音性,密着性等のシール性が向上 する。 また,上記マグネット部111の近傍には,弾性変形部12が形成してある。 そのため,マグネット部111が弾性変形部12の可撓性(しなり易さ),ベン ディング特性により,上記車体端部81に一層当接し易くなる。
【0029】 また,上記シールリップ11,弾性変形部12は弾力性に優れているため,ド ア閉止時におけるドア反力を低減し,ドア閉止性が向上する。 上記ウェザーストリップ1は,上記マグネット部111を形成したシールリッ プ11を有し,該マグネット部111の近傍に弾性変形部12が形成してあるの みで,従来のごとく複雑な閉磁路を形成するものとは異なり,構造が簡単で安価 になる。
【0030】 実施例2 本例は,図4に示すごとく,マグネット部111の近傍において,蛇腹状の弾 性変形部122を形成したものである。その他は,実施例1と同様である。 上記蛇腹状の弾性変形部122は,シールリップ11の長さを長くすると共に ,大幅に薄肉状に形成してある。 そのため,上記弾性変形部122の可撓性,ベンディング特性が,実施例1の 弾性変形部12に比して,更に向上する。
【0031】 それ故,本例によれば,実施例1に比して更にシールリップ11に形成したマ グネット部111が車体端部81に当接し易くなる。実施例1に比して更にシー ル性が向上する。 したがって,本例のウェザーストリップ1は,実施例1よりも更に一段とシー ル性が向上する。その他,実施例1と同様の効果を得ることができる。
【図1】実施例1にかかるウェザーストリップの図5の
A−A線矢視断面に相当する断面図。
A−A線矢視断面に相当する断面図。
【図2】実施例1にかかるウェザーストリップの図5の
B−B線視断面に相当する他の部分の断面図。
B−B線視断面に相当する他の部分の断面図。
【図3】実施例1にかかるウェザーストリップにおける
シールリップの拡大断面図。
シールリップの拡大断面図。
【図4】実施例2にかかるウェザーストリップの断面
図。
図。
【図5】自動車の内側より見たフロントドアの斜視図。
【図6】従来のウェザーストリップの断面図。
【図7】従来の他の態様のウェザーストリップの断面
図。
図。
1...ウェザーストリップ, 11...シールリップ, 111...マグネット部, 112...第2シールリップ, 12...弾性変形部, 81...車体端部, 91...ドアフレーム,
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車におけるドアフレームに装着し,
ルーフサイドパネル,ピラー等の車体端部に当接するシ
ールリップを有するウェザーストリップにおいて, 上記シールリップにはマグネット部を形成すると共に,
該マグネット部とウェザーストリップの本体との間には
弾性変形部を形成してなることを特徴とするウェザース
トリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP062325U JPH0618096U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | ウェザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP062325U JPH0618096U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | ウェザーストリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618096U true JPH0618096U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13196875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP062325U Pending JPH0618096U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | ウェザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618096U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0159757B2 (ja) * | 1983-04-18 | 1989-12-19 | Nippon Telegraph & Telephone | |
| JPH04201716A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-22 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリツプ |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP062325U patent/JPH0618096U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0159757B2 (ja) * | 1983-04-18 | 1989-12-19 | Nippon Telegraph & Telephone | |
| JPH04201716A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-22 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリツプ |
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