JPH06181969A - スリッタ - Google Patents

スリッタ

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Publication number
JPH06181969A
JPH06181969A JP35691392A JP35691392A JPH06181969A JP H06181969 A JPH06181969 A JP H06181969A JP 35691392 A JP35691392 A JP 35691392A JP 35691392 A JP35691392 A JP 35691392A JP H06181969 A JPH06181969 A JP H06181969A
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JP
Japan
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continuous web
air
slitter
slit blade
winding
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Pending
Application number
JP35691392A
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English (en)
Inventor
Toyokazu Honda
本田豊和
Koji Kimura
木村弘司
Yoshihiro Ishizaki
石崎美弘
Yasutaka Nishihara
西原保任
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Nishimura Seisakusho Co Ltd
Mitsubishi Chemical Engineering Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Nishimura Seisakusho Co Ltd
Mitsubishi Petrochemicals Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd, Nishimura Seisakusho Co Ltd, Mitsubishi Petrochemicals Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続ウエブ1のスリット後、その連続ウエブ
1を食品または薬品の袋または容器の包材として使用す
るにあたって、これを特別に殺菌する必要がないように
する。 【構成】 広幅の連続ウエブ1を原反3から巻き出し、
所要幅の連続ウエブ1にスリットし、スリットされた連
続ウエブ1を巻取ロール8に巻き取るスリッタにおい
て、その巻出部2とスリット刃5間の連続ウエブ送り経
路またはスリット刃5と巻取部7間の連続ウエブ送り経
路に紫外線照射装置13が設けられ、連続ウエブ1の両
面に紫外線が照射され、紫外線によって連続ウエブ1が
殺菌される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、広幅の連続ウエブを
所要幅の連続ウエブにスリットするスリッタに関するも
のであり、特に食品または薬品を充填し、密封する袋ま
たは容器を成型する包材として使用するに適した連続ウ
エブのスリッタに関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】包材によって袋または容器を
成型し、その袋または容器に食品または薬品を充填し、
密封するとき、種々の材料のプラスチックフィルムから
なる連続ウエブが包材として使用されている。たとえ
ば、二軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ナイロン6、ポリカーボネート、アルミニウム
箔、パルプ紙などのシート状基材に、低密度ポリエチレ
ン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリ
ル酸アルキルエステル共重合体、エチレン・アクリル酸
共重合体などのエチレン系樹脂あるいはプロピレン・エ
チレン共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン−1共
重合体などのプロピレン系樹脂などの低融点樹脂のヒー
トシール用フィルムを積層した積層体からなる連続ウエ
ブが包材として使用されることが多い。
【0003】また、その包材については、食品または薬
品を充填するにあたって、包材を高度に殺菌することが
要求され、これまでに多くの殺菌装置が開発され、提案
されている。たとえば、特公昭64−9218号公報に
記載されているものがそれである。同公報の装置では、
包材によって食品の容器が成型され、その容器に紫外線
が照射され、紫外線によって容器が殺菌される。特開昭
62−49853号公報に記載されているものも同様で
ある。この他、特開昭61−164927号公報に記載
されているものでは、食品の充填工程において、連続ウ
エブが包材として使用され、その連続ウエブに紫外線が
照射され、紫外線によって連続ウエブが殺菌される。そ
の後、連続ウエブが食品充填位置に送られ、食品充填位
置において、連続ウエブによって袋が成型され、その袋
に食品が充填される。特開昭62−271823号公報
に記載されているものでは、食品の充填工程において、
連続ウエブに紫外線が照射され、紫外線によって連続ウ
エブが殺菌され、その後、連続ウエブによって容器が成
型され、その容器に食品が充填される。
【0004】ところで、特公昭64−9218号公報お
よび特開昭62−49853号公報の装置において、成
型された容器を殺菌するには、各容器を殺菌装置に送
り、各容器に紫外線を照射する必要があり、工数が増加
し、それにともない、コストが上昇するという問題があ
る。一方、特開昭61−164927号公報および同6
2−271823号公報の装置では、連続ウエブを食品
充填位置に送るとき、これを連続的に送ることはでき
ず、食品の充填毎に、連続ウエブを一時的に停止させる
必要がある。このため、連続ウエブに紫外線を照射する
と、連続ウエブが一時的に停止しているとき、連続ウエ
ブの特定の部分において、紫外線が過度に照射され、こ
れによって連続ウエブが変色および着臭するという問題
がある。
【0005】なお、連続ウエブについては、その製造
後、まず、スリッタによって連続ウエブがスリットされ
るのは周知のとおりである。スリッタの巻出部におい
て、広幅の連続ウエブが原反から巻き出され、巻き出さ
れた連続ウエブがスリット刃に導かれ、所要幅の連続ウ
エブにスリットされ、巻取部において、スリットされた
連続ウエブが巻取ロールに巻き取られる。そして、巻き
取られた連続ウエブが食品または薬品の袋または容器の
包材として使用されるものである。
【0006】したがって、連続ウエブのスリット後、そ
れを食品または薬品の袋または容器の包材として使用す
るに先立ち、検反巻替機によって巻取ロールの連続ウエ
ブを巻き替え、その巻替経路の連続ウエブに紫外線を照
射し、これによって連続ウエブを殺菌することも考えら
れる。しかしながら、工数が増加し、コストが上昇する
のはさけられない。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前記従来の問題を解決し、
連続ウエブのスリット後、巻取ロールの連続ウエブを食
品または薬品の袋または容器の包材として使用するにあ
たって、これを特別に殺菌する必要がないようにするこ
とを目的としてなされたものである。
【0008】
【発明の構成】この発明によれば、広幅の連続ウエブを
原反から巻き出し、所要幅の連続ウエブにスリットし、
スリットされた連続ウエブを巻取ロールに巻き取るスリ
ッタにおいて、その巻出部とスリット刃間の連続ウエブ
送り経路に紫外線照射装置が設けられ、連続ウエブの両
面に紫外線が照射され、紫外線によって連続ウエブが殺
菌される。これに代えて、スリット刃と巻取部間の連続
ウエブ送り経路に紫外線照射装置を設け、これによって
連続ウエブを殺菌してもよい。
【0009】また、スリッタの巻出部、スリット刃、巻
取部および連続ウエブ送り経路をクリーンルーム内に配
置することが好ましい。クリーンルームはフィルタで濾
過した清浄エアを循環させる種類のものであってもよ
い。
【0010】さらに、スリット刃と巻取部間の連続ウエ
ブ送り経路に超音波振動エア放射装置を設け、連続ウエ
ブの両面に超音波振動エアを放射し、超音波振動エアに
よって連続ウエブを除塵することが好ましい。さらに、
スリット刃と超音波振動エア放射装置間の連続ウエブ送
り経路に高周波イオン化エア放射装置を設け、連続ウエ
ブの片面または両面に高周波イオン化エアを放射し、高
周波イオン化エアによって連続ウエブを除電することが
好ましい。
【0011】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0012】図1において、これは連続ウエブ1をスリ
ットするスリッタであり、巻出部2を有する。巻出部2
は連続ウエブ1の原反3を取り付け、その連続ウエブ1
を巻き出すためのもので、クリーンルーム4内に配置さ
れている。この実施例では、原反3が台車に載せられ、
これがクリーンルーム4内に運ばれ、巻出部2に取り付
けられる。クリーンルーム4は一般に使用されていると
ころのもので、フィルタで濾過した清浄エアを循環させ
る種類のものである。連続ウエブ1はポリエチレン、
紙、アルミニウム箔、ナイロン6、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、ポリカーボネートまたはこ
れらの積層体(肉厚8〜100μm 、幅300〜120
0 mm )であり、原反3は100〜500 mm φの巻径
のものである。
【0013】その後、広幅の連続ウエブ1が原反3から
巻き出され、スリット刃5に導かれ、所要幅の連続ウエ
ブ1にスリットされ、連続ウエブ1の耳が巻取リール6
に巻き取られる。さらに、スリットされた連続ウエブ1
が巻取部7に送られ、巻取ロール8に巻き取られる。ス
リット刃5、巻取部7および連続ウエブ送り経路もクリ
ーンルーム4内に配置されている。スリット刃5は回転
刃または固定レザーからなる。巻取ロール8は巻取部7
の巻取軸9に支持され、そのまわりを回転する。なお、
巻取軸9は旋回式のものである。連続ウエブ1の巻取完
了後、巻取軸9の一端をその支持機構から取り外し、他
端のまわりに水平方向に旋回させることができる。
【0014】このスリッタでは、連続ウエブ1の巻取完
了後、巻取ロール8が台車10に載せられる。台車10
は伸縮式のもので、その上面を上昇させることができ、
クリーンルーム4内に配置されている。したがって、ク
リーンルーム4内において、手作業で巻取軸9を操作
し、これを90°旋回させ、その後、台車10を伸縮さ
せ、その上面を上昇させると、巻取ロール8を台車10
に載せることができる。その後、台車10を巻取軸9の
軸方向に移動させると、巻取ロール8を巻取軸9から抜
き取ることができる。さらに、コンベヤ11および包装
機12がクリーンルーム4内に設けられており、巻取ロ
ール8をコンベヤ11に載せ、コンベヤ11上におい
て、包装機12の内包紙によって巻取ロール8を包装
し、その後、包装した巻取ロール8をクリーンルーム4
の外部に搬出することができる。
【0015】また、このスリッタでは、巻出部2とスリ
ット刃5間の連続ウエブ送り経路に紫外線照射装置13
が設けられている。図3および図4に示すように、紫外
線照射装置13は多数本の紫外線照射灯14からなり、
クリーンルーム4内に配置されており、連続ウエブ1は
ガイドローラ15に案内され、紫外線照射灯14に導か
れる。この実施例では、48本の紫外線照射灯14が2
列に平行に配列されており、紫外線照射灯14の両端位
置において、ガイドローラ15によって連続ウエブ1が
折り返され、連続ウエブ1は2列の紫外線照射灯14間
およびその両側に導かれる。紫外線照射灯14は20〜
40 mw/cm2 の紫外線照度のもので、1300 mm の長
さであり、50 mm φの直径をもち、連続ウエブ1の送
り方向にのび、連続ウエブ1の両面から20〜50 mm
の距離を置いて配置される。したがって、連続ウエブ1
の両面に紫外線を照射し、紫外線によって連続ウエブ1
を殺菌することができる。
【0016】さらに、スリット刃5と巻取部7間の連続
ウエブ送り経路に超音波振動エア放射装置16が設けら
れている。図5に示すように、超音波振動エア放射装置
16はエア噴出部17とエア吸入部18からなり、クリ
ーンルーム4内に配置されており、エア噴出部17は超
音波振動エアを噴出するためのもので、20〜80KH
zの振動数の超音波振動器を有し、フィルタ19に接続
され、フィルタ19はブロアユニット20のエア噴出口
に接続されている。エア吸入部18はダストおよびエア
を吸入するためのもので、フィルタ21に接続され、フ
ィルタ21はブロアユニット20のエア吸入口に接続さ
れている。また、この実施例では、一対のガイドローラ
15によって連続ウエブ1が折り返され、一対の超音波
エア放射装置16が各ガイドローラ15上の連続ウエブ
1に対向するよう配置されている。したがって、超音波
振動エアをエア噴出部17から噴出させ、連続ウエブ1
の両面にそれを放射し、超音波振動エアによって連続ウ
エブ1を除塵することができ、ダストおよびエアをエア
吸入部18に吸入することができる。その原理自体は周
知であり、詳細の説明は省略する。さらに、スリット刃
5と超音波振動エア放射装置16間の連続ウエブ送り経
路に高周波イオン化エア放射装置22が設けられてお
り、電極を横切るエアが5,000〜20,000Hz
の周波数の高周波でイオン化され、連続ウエブ1の片面
または両面に高周波イオン化エアが放射される。そのエ
ア圧力は0.5〜4 kgf/cm2である。したがって、高周
波イオン化エアによって連続ウエブ1が除電される。そ
の原理自体も周知であり、詳細の説明は省略する。
【0017】したがって、このスリッタでは、クリーン
ルーム4内において、スリット刃5によって連続ウエブ
1がスリットされる前、連続ウエブ1が紫外線照射装置
13に導かれ、連続ウエブ1の両面に紫外線が照射さ
れ、紫外線によって連続ウエブ1が殺菌される。その
後、殺菌された連続ウエブ1が所要幅の連続ウエブ1に
スリットされる。
【0018】また、連続ウエブ1がスリットされると
き、連続ウエブ1にその破片などのダストが生じ、静電
気によってダストが付着するが、このスリッタでは、連
続ウエブ1のスリット後、連続ウエブ1が高周波イオン
化エア放射装置22に導かれ、連続ウエブ1の両面に高
周波イオン化エアが放射され、高周波イオン化エアによ
って連続ウエブ1が除電される。その後、連続ウエブ1
が超音波振動エア放射装置16に導かれ、連続ウエブ1
の両面に超音波振動エアが放射され、超音波振動エアに
よって連続ウエブ1が除塵される。したがって、静電気
によってダストが付着しても、静電気の除去後、超音波
振動エアによってダストが振動剥離され、連続ウエブ1
が完全に除塵される。
【0019】したがって、クリーンルーム4内におい
て、殺菌および除塵された連続ウエブ1が巻取ロール8
に巻き取られる。その後、包装機12の内包紙によって
巻取ロール8が包装され、これがクリーンルーム4の外
部に搬出されるものである。したがって、内包紙によっ
て巻取ロール8が保護され、連続ウエブ1は殺菌および
除塵された状態に保たれる。
【0020】したがって、巻取ロール8の連続ウエブ1
を食品または薬品の袋または容器の包材として使用する
にあたって、その連続ウエブ1を特別に殺菌する必要は
なく、これをそのまま使用することができる。特公昭6
4−9218号公報および特開昭62−49853号公
報の装置のように、袋または容器の成型後、それを特別
に殺菌する必要はなく、工数は増加せず、コストは低
い。特開昭61−164927号公報および同62−2
71823号公報の装置のように、食品充填工程におい
て、連続ウエブを特別に殺菌する必要もなく、連続ウエ
ブが変色および着臭するという問題は生じない。検反巻
替機によって巻取ロール8の連続ウエブ1を巻き替え、
これによって連続ウエブ1を殺菌する必要もない。
【0021】なお、紫外線照射装置13において、連続
ウエブ1の両面に紫外線を照射すると、大腸菌を90%
以上殺菌することができる。食品の低塩化、淡白化など
の消費者の嗜好の変化や食品の長期保存の要求を踏ま
え、大腸菌を99.9%以上殺菌すると同時に、サルモ
ネラ菌、黄色ぶどう球菌、枯草菌、枯草菌芽胞などの他
の菌を高度に殺菌することもできる。たとえば、20°
Cの雰囲気下において、紫外線照射灯14を連続ウエブ
1の両面から30 mm の距離を置いて配置し、25 mW
/cm2 の紫外線照度で紫外線を照射したとき、紫外線の
照射量および連続ウエブ1の走行速度を適宜選定する
と、各種細菌を99.9%殺菌することができる。表1
はその紫外線の照射量および連続ウエブ1の走行速度を
示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかなように、枯草菌芽胞につ
いては、紫外線の照射量が33.3mW ・秒/ cm2
あり、ウエブ材料1の走行速度が50 m/分であると
き、枯草菌芽胞を99.9%以上殺菌することができる
が、これを90.0%以上または99.0%以上殺菌す
ればよい場合、紫外線の照射量を大幅に減少させ、ウエ
ブ材料1の走行速度を大幅に高めることができる。表2
はその紫外線の照射量、照射量比、連続ウエブ1の走行
速度および走行速度比を示す。
【0024】
【表2】
【0025】また、特開昭61−164927号公報お
よび同62−271823号公報の装置のように、連続
ウエブを一時的に停止させると、連続ウエブの特定の部
分において、所定時間にわたって紫外線が照射され、こ
れによって連続ウエブが変色および着臭するおそれがあ
る。この発明の発明者等は紫外線の照射時間と連続ウエ
ブの変色および着臭の関係を実験した。実験に使用した
のは白ベタ印刷を施したナイロン6(肉厚15μm )と
ウレタン系接着剤(肉厚2μm )と線状低密度ポリエチ
レン(肉厚40μm )の積層体からなる包材(No.
1)、透明のナイロン6(肉厚20μm )とエチレン・
酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量5重量%,肉厚1
5μm )と低密度ポリエチレン(密度0.918 g/c
m3, 肉厚30μm )との積層体からなる包材(No.
2)、およびナイロン6(肉厚15μm )とポリエステ
ルポリオル・ポリイソシアネート系接着剤(肉厚2μm
)とアルミニウム箔(肉厚7μm )と前記接着剤(肉
厚2μm )とエチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニ
ル含量7重量%,肉厚30μm )の積層体からなる包材
(No.3)であり、25 mW /cm2 の紫外線照度をもつ
紫外線照射灯14において、これを連続ウエブ1の両面
から30 mm の距離を置いて配置し、3秒(照射量75
mW ・秒/cm2 )、30秒(照射量750 mW ・秒/cm
2 )、60秒(照射量1500 mW ・秒/cm2 )および
180秒(照射量4500 mW ・秒/cm2 )の時間にわ
たって紫外線を照射した。表3はその実験結果を示すも
ので、表面はナイロン6側である。
【0026】
【表3】
【0027】さらに、この発明の発明者等は図1の装置
の殺菌および除塵効果を実験した。実験に使用したのは
ナイロン6(肉厚15μm )とエチレン・酢酸ビニル共
重合体(酢酸ビニル含量10重量%,肉厚40μm )の
積層体からなる包材であり、これを次の条件下で実験し
た。
【0028】(1) スリット条件 フィルム幅 ;1,000 mm 巻取条数 ;3条 スリット幅 ;350 mm 巻取最大径 ;300 mm φ
【0029】(2) クリーンルーム内条件 室内清浄度 ;クラス3000 湿度 ;40% 温度 ;20°C
【0030】(3) 除塵条件 除塵方式 ;超音波と高周波除電システムによる非接
触クローズドループ除塵方式 超音波周波数;60KHz フィルタ ;HEPAフィルタ0.3μ用,プレフィ
ルタ25μ使用 静電除去方式;高周波(10,000Hz)交流エアパ
ージ方式
【0031】(4) UV照射条件 照射出力 ;30 mW・sec/cm2 ランプ表面からフィルムまでの距離D=10 mm 使用ランプ ;SCG−1000EH−4P.70W ランプ本数60本(30本×2列) ランプ取付ピッチ45 mm 運転速度 ;50 m/min(833 mm/sec ) UV照射時間(片面);2.16 sec(900×2/8
33) ランプ殺菌有効長=900 mm UV照射エネルギー;64.8 mW・sec/cm2 (30×
2.16) 有効UV照射エネルギー;45 mW・sec/cm2 (64.
8×0.7)
【0032】表4はその実験結果を示す。
【0033】
【表4】
【0034】表4に示すように、処理前と処理後におい
て、塵埃数および細菌数が大幅に変化した。この実験に
使用した細菌数測定法はメンブランフィルタ法による3
7°C/48時間培養方式であり、着色測定法は色差試
験法TLSZ8722/JISZ8730であり、着臭
法は官能法である。
【0035】なお、この実施例では、スリッタの巻出部
2とスリット刃5間の連続ウエブ送り経路に紫外線照射
装置13を設けたものを説明したが、これに代えて、ス
リット刃5と巻取部7間の連続ウエブ送り経路に紫外線
照射装置13を設け、連続ウエブ1のスリット後、その
両面に紫外線を照射し、これによって連続ウエブ1を殺
菌するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、巻取ロール8の連続ウエブ1を食品または薬品の袋
または容器の包材として使用するにあたって、その連続
ウエブ1を特別に殺菌する必要はなく、これをそのまま
使用することができる。特公昭64−9218号公報お
よび特開昭62−49853号公報の装置のように、袋
または容器の成型後、それを特別に殺菌する必要はな
く、工数は増加せず、コストは低い。特開昭61−16
4927号公報および同62−271823号公報の装
置のように、食品充填工程において、連続ウエブを特別
に殺菌する必要もなく、連続ウエブが変色および着臭す
るという問題は生じない。検反巻替機によって巻取ロー
ル8の連続ウエブ1を巻き替え、これによって連続ウエ
ブ1を殺菌する必要もなく、所期の目的を達成すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に用いたスリッタの側面図で
ある。
【図2】図1のスリッタの平面図である。
【図3】図1の紫外線照射装置の正面図である。
【図4】図1の要部の拡大図である。
【図5】図4の超音波振動エア放射装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 連続ウエブ 2 巻出部 3 原反 4 クリーンルーム 5 スリット刃 7 巻取部 8 巻取ロール 13 紫外線照射装置 16 超音波振動エア放射装置 22 高周波イオン化エア放射装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村弘司 京都府京都市南区上鳥羽南苗代町21番地 株式会社西村製作所内 (72)発明者 石崎美弘 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内 (72)発明者 西原保任 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱油化 エンジニアリング株式会社四日市工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広幅の連続ウエブを原反から巻き出す巻
    出部と、前記原反から巻き出された連続ウエブを所要幅
    の連続ウエブにスリットするスリット刃と、スリットさ
    れた連続ウエブを巻取ロールに巻き取る巻取部とを備え
    たスリッタにおいて、前記巻出部と前記スリット刃間の
    連続ウエブ送り経路または前記スリット刃と前記巻取部
    間の連続ウエブ送り経路に、前記連続ウエブの両面に紫
    外線を照射し、前記紫外線によって前記連続ウエブを殺
    菌する紫外線照射装置を設けたことを特徴とするスリッ
    タ。
  2. 【請求項2】 前記巻出部、前記スリット刃、前記巻取
    部および前記連続ウエブ送り経路を、フィルタで濾過し
    た清浄エアが循環するクリーンルーム内に配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載のスリッタ。
  3. 【請求項3】 前記スリット刃と前記巻取部間の連続ウ
    エブ送り経路に、前記連続ウエブの両面に超音波振動エ
    アを放射し、前記超音波振動エアによって前記連続ウエ
    ブを除塵する超音波振動エア放射装置を設け、さらに、
    前記スリット刃と前記超音波振動エア放射装置間の連続
    ウエブ送り経路に、前記連続ウエブの片面または両面に
    高周波イオン化エアを放射し、前記高周波イオン化エア
    によって前記連続ウエブを除電する高周波イオン化エア
    放射装置を設けたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のスリッタ。
JP35691392A 1992-12-21 1992-12-21 スリッタ Pending JPH06181969A (ja)

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JP35691392A Pending JPH06181969A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 スリッタ

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JP (1) JPH06181969A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002059910A (ja) * 2000-08-18 2002-02-26 Taisei Lamick Co Ltd 包装用フィルムの殺菌方法および装置
JP2014136113A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Ohbayashi Corp 紫外線殺菌方法
KR20160123098A (ko) * 2015-04-15 2016-10-25 박정훈 필터 절삭 가공장치

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