JPH0618307A - 双回転歯車式流量計 - Google Patents

双回転歯車式流量計

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JPH0618307A
JPH0618307A JP17675692A JP17675692A JPH0618307A JP H0618307 A JPH0618307 A JP H0618307A JP 17675692 A JP17675692 A JP 17675692A JP 17675692 A JP17675692 A JP 17675692A JP H0618307 A JPH0618307 A JP H0618307A
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JP17675692A
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Akio Nobunaga
章夫 信長
Jun Kato
順 加藤
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量用ロータを具備したインナーケースを本
体ケース内に収納するものにおいて、その本体ケースと
インナーケースとの流入側連通部及び計量室部の気密性
を高め、被計量液の漏れを防止する。また、計量室を構
成するインナーケースの歪みを防止し、寸法精度の向上
を図る。 【構成】 計量用ロータ37、38を具備したインナー
ケース31を本体ケース15内に収納設置する。本体ケ
ース15の流入路22に係合溝23を形成する。インナ
ーケース31には流入路22に嵌合する首部40を設け
る。首部40には係合鍔42と突起43を形成してこれ
を係合溝23内に圧入する。インナーケース31の上端
には鍔32を一体成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種薬液等の微小流量の
計量に使用される双回転歯車式流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】この双回転歯車式流量計として本出願人
は先に図9に示すような構造の流量計を提案した(実開
平1−25723号公報参照)。
【0003】この双回転歯車式流量計は、熱可塑性樹脂
で成形したケース1に計量室2を形成し、該計量室2内
に固定軸3,4を中心として回転する一対の計量用ロー
タ5,6を相互に噛合して収納し、かつケース1には、
計量室2に直接開口連通する流入口と流出口(図示せ
ず)を紙面の表裏側に位置して形成し、ケース1の上面
に蓋7をOリング8を介在してねじ9で固着して計量室
2を密封するようになっている。図中10は前記計量室
ロータ5に固着したマグネット11の旋回を検出する磁
気センサである。
【0004】しかし、このように計量室2をケース1に
より直接形成する構造においては、ケース1が、流量計
の外観を考慮し、かつ所定の強度を満す必要から、計量
室2の大きさに比較してサイズがかなり大きくなり、成
形後の引け、反り等の変形が大きくなって計量室に要求
される高い寸法精度を満すことができない問題がある。
【0005】この問題を解決するために、本出願人は、
図10に示すように、本体ケース1に収納室12を形成
し、該収納室12内に本体ケース1とは別個に熱可塑性
樹脂で成形したインナーケース13を収納設置して、該
インナーケース13の計量室14内に計量用ロータ5、
6を備え、本体ケースに要求される強度と計量室に要求
される寸法精度を満足するようにしたものを提案した
(特願平3−114323号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のよう
に、本体ケース内に、これとは別個に成形したケース1
3を収納設置するものにおいては、本体ケース1に形成
された流入口とインナーケース13に形成された流入口
との連通部の気密性が要求され、かつ、計量室とケース
及び蓋との間の気密性も要求される。特に、微小流量を
計測するこの種の流量計においては、被計量液の微小な
漏れも重視され、その気密性が十分確保されることが必
要である。
【0007】そこで本発明は、本体ケース内にインナー
ケースを収納設置するものにおいて、その気密性を高め
て被計量液の流体漏れを防止し、かつ計量室の寸法精度
の高い流量計を提案することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、計量用ロータを具備するインナーケース
を本体ケース内に収納し、本体ケース上を蓋で閉塞する
ものにおいて、インナーケースの流入口に連通する本体
ケース(15)の流入路(22)を上面が開放された流
路とし、該流入路(22)にはその底面と両側面に亘る
一連の係止溝(23)を形成し、インナーケース(3
1)には、前該流入路(22)に嵌合する首部(40)
を、これに流入口(41)を貫通形成して突設し、該首
部(40)の先端には前記係止溝(23)に嵌合する係
合鍔(42)を一体成形し、更に、嵌合された係合鍔
(42)の前後面の少なくとも一方の面を係合溝(2
3)の内面に圧接させる手段を設け、また、インナーケ
ース(15)の上端には本体ケース(15)と蓋(4
5)間に気密的に介在される鍔(32)を一体成形して
設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】前面に突起(43)を設けた係合鍔(42)を
係合溝(23)内に圧入組付けすると、係合鍔(42)
の後面が係合溝(23)の後面に圧接されて、該両面間
が気密的になり、流入側連通部での被計量液の洩れが防
止される。
【0010】また、この圧入により生じる流路方向への
押圧荷重は、係合溝(23)の後面で受け止められ、イ
ンナーケース(15)における計量室構成壁(33)へ
伝達されない。そのため、組付後において計量室構成壁
(33)の歪みが生じない。
【0011】更に、インナーケース(31)の上端に一
体成形した鍔(32)が、本体ケース(15)と蓋(4
5)間に介在されることにより、流入口(41)を除
く、流入路(22)と計量室(34)間の部材当接面距
離が長くなり、該間の気密性が高くなって被計量液の漏
れを防止できる。
【0012】更に、鍔(32)を一体成形したことによ
り、これが計量室構成壁(33)の補強リブの役割を果
たし、計量室構成壁(33)の成形後の収縮歪を抑制す
る。
【0013】
【実施例】次に図1乃至図8に示す本発明の実施例につ
いて説明する。図1及び図4において、15は本体ケー
スで、その中央部に上面が開放された収納室16が形成
されている。17は被計量液の流入部、18は流出部で
夫々本体ケース15に一体成形され、内部に流入路19
と流出路20を形成している。
【0014】21は流入室で、その上面が開放されて本
体ケース15に形成され、その一部に前記流入路19が
開口連通している。22は上面が開放された流入路で、
収納室16の中央を通る線上に位置して形成され、その
一端が前記流入室21に連通し、他端が前記収納室16
に開口連通している。
【0015】23は流入路22を横断する方向に形成し
た係止溝で、流入路22の底部及び両側部に亘って一連
的に形成されている。24は流出室で、その上面が開放
されて本体ケース15に形成され、その一端に前記流出
路20が開口連通している。
【0016】25は上面が開放された流出路で、一端が
前記流入路22に対向する位置において収納室16に開
口連通し、他端が前記流出室24に開口連通している。
前記収納室16、流入室21、流入路22、係止溝2
3、流出室24及び流出路25を形成する部分の上面2
6は、面一に形成されていると共に、該面を除く本体ケ
ース15の上面27の面より、後述するインナーケース
31の鍔32の厚み分だけ低く形成されて、外周が円形
の鍔収納凹部28となっている。
【0017】29は鍔収納部28の外周部に形成したO
リング設置用の溝、30はネジ穴である。尚、前記流入
部17、流出部18、収納室16等は、熱可塑性樹脂に
より本体ケース15と一体的に成形されている。また、
この本体ケース15を形成する樹脂は、高圧流体に耐え
得るように高強度の樹脂材料を使用する。
【0018】図5乃至図8において、31はインナーケ
ースで、上部に前記本体ケース15の鍔収納凹部28に
一ぱいに嵌合する鍔32が形成され、その中央部下面に
前記本体ケース15の収納室16に嵌入する計量室構成
壁33が一体成形されている。
【0019】34は計量室構成壁の内側面で形成された
有底状の計量室で、上面が開放され、かつ平面形状が、
その室内に立設した固定軸35、36に具備された一対
の計量用ロータ37、38の回転軌跡の外周を囲むひょ
うたん形に形成されている。
【0020】39は計量室構成壁33の底面に突設した
細径の突起である。計量室構成壁33の入口側には、前
記本体ケース15に形成した流入路22に嵌合する首部
40が一体的に突出形成され、該首部内に流入口41が
形成されている。
【0021】42は首部40の先端に一体成形した係合
鍔で、前記本体ケース15の係合溝23に嵌合する幅と
係合溝23の厚みより若干薄い厚みに形成されている。
43は係合鍔42の前面に一体成形した細径の突起で、
図の実施例においては、上部両側と下部中央に計3個設
けられている。
【0022】該突起43の突出長は、該突起43の突出
長と係合鍔42の厚みとの総和が、前記係合溝23の通
路方向幅長より若干長くなるように設定されており、図
2及び図3に示すように、係合鍔42を、その突起43
が若干漬れる状態で係合溝23に圧入することにより、
係合鍔42に後方への荷重を作用させ、その後面42a
が係合溝23の後面23aに密着して、該両面部が気密
になるようになっている。
【0023】44は流出口で、前記流入口41と対向す
る反対側の壁に形成され、本体ケース15に形成した流
出路25と連通するようになっている。このインナーケ
ース31は、計量用ロータ37、38と同じ熱膨脹係数
を有し、かつ耐摩耗性に優れ、精度良く成形できる熱可
塑性樹脂で成形されている。
【0024】45は計量用ロータ37、38と同じ熱膨
脹係数の熱可塑性樹脂で成形した蓋で、本体ケース15
にインナーケース31を嵌合設置し、溝29内にOリン
グ46を嵌合した後、本体ケース15の上面にねじ47
により固着する。
【0025】このねじ47の締付けにより、蓋45の裏
面とインナーケース31における鍔32の上面及び鍔3
2の裏面と本体ケース15側の上面26とが夫々相互に
圧接されて密着し、該面部が気密的になる。更に、蓋4
5と本体ケース15間はOリング46によっても気密的
になる。
【0026】48は補強板である。尚、計量用ロータ3
7、38の回転量を検出して計量するためのマグネッ
ト、磁気センサ等は、前記従来と同様に設けられてい
る。図1のように組立てられた状態において、被計量液
は、流入路19から流入室21、インナーケース31の
流入口41を通り計量室34内に流入し、両計量用ロー
タ37、38を回転させて流出口44、流出路25、流
出室24を通り、流入路20から流出する。
【0027】この流通による計量用ロータ37、38の
回転は、前記従来のようにして検出され、電気信号に変
換されて、被計量液の流量が計量される。尚、係合鍔4
2を係合溝23の内面に圧接する手段として、前記実施
例においては係合鍔42の前面に突起43を形成した
が、この手段として、前記の突起43を排し、係合鍔4
2の前面と係合溝23の前面との空隙にバネ材を圧入す
るようにしてもよく、また係合溝23の前面側に突部を
設けてもよい。更に、前記の突起43を係合鍔42の後
面に設けてもよく、更に、係合鍔42を、その前後面が
係合溝23の内面に圧接するように圧入してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体ケー
スとインナーケースとの流入側連通部の気密性及びイン
ナーケースにおける計量室の上部の気密性を確保し、該
両部での被計量液の漏れを防止して計量精度を向上させ
ることができる。
【0029】また、流入側連通部を気密にするために生
じる荷重がインナーケースの計量室構成壁に伝達しない
ため該計量室構成壁の組付による歪みを防止できると共
に、鍔によって計量室構成壁の成形後の収縮歪が抑制さ
れるため、計量室の寸法精度を高く維持できる。そのた
め、特に微小流量を計測する流量計として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す正断面図。
【図2】 流入側連通部を示す平断面図。
【図3】 図2におけるA−A線断面図。
【図4】 本体ケースの平面図。
【図5】 インナーケースの平面図。
【図6】 図5の右側面図。
【図7】 図5の正面図。
【図8】 図5の底面図。
【図9】 従来構造を示す断面図。
【図10】 従来構造を示す断面図。
【符号の説明】
15 本体ケース 22 流入路 23 係止溝 31 インナーケース 32 鍔 37、38 計量用ロータ 40 首部 41 流入口 42 係合鍔 45 蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量用ロータを具備するインナーケース
    を本体ケース内に収納し、本体ケース上を蓋で閉塞する
    ものにおいて、インナーケースの流入口に連通する本体
    ケース(15)の流入路(22)を上面が開放された流
    路とし、該流入路(22)にはその底面と両側面に亘る
    一連の係止溝(23)を形成し、インナーケース(3
    1)には、前該流入路(22)に嵌合する首部(40)
    を、これに流入口(41)を貫通形成して突設し、該首
    部(40)の先端には前記係止溝(23)に嵌合する係
    合鍔(42)を一体成形し、更に、嵌合された係合鍔
    (42)の前後面の少なくとも一方の面を係合溝(2
    3)の内面に圧接させる手段を設け、また、インナーケ
    ース(15)の上端には本体ケース(15)と蓋(4
    5)間に気密的に介在される鍔(32)を一体成形して
    設けたことを特徴とする双回転歯車式流量計。
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