JPH06184452A - ブルークロム錯体染料及びその製造方法 - Google Patents

ブルークロム錯体染料及びその製造方法

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JPH06184452A
JPH06184452A JP5140907A JP14090793A JPH06184452A JP H06184452 A JPH06184452 A JP H06184452A JP 5140907 A JP5140907 A JP 5140907A JP 14090793 A JP14090793 A JP 14090793A JP H06184452 A JPH06184452 A JP H06184452A
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leather
minutes
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JP5140907A
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Sorolla Jose Rocas
ロカス ソロリャ ホセ
Barra Jordi Berenguer
ベレンゲル バルラ ホルディ
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Sandoz AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B45/00Complex metal compounds of azo dyes
    • C09B45/02Preparation from dyes containing in o-position a hydroxy group and in o'-position hydroxy, alkoxy, carboxyl, amino or keto groups
    • C09B45/24Disazo or polyazo compounds
    • C09B45/26Disazo or polyazo compounds containing chromium

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 皮革に青色を与えるブルー染料を提供する。 【構成】 一般式1 (各Rは独立に水素、-NO2又は-SO3M、各Rは独立
に-NO2又は-SO3M、ただしR及びRの1個は-SO3M、
他は-SO3M以外を表し、各Rは独立に水素、-COOM、-C
OOR4、-CONH2又は-CONR4R5を表し、各Rは独立にC1-4
アルキル、C2-3ヒドロキシアルキル、未置換フェニル又
はメチル、エチル、メトキシ、塩素、-NO2、-SO3M及び-
COOMからなる群より選ばれた1種以上の置換基で置換し
たフェニルを表し、各Rは独立に水素、C1-4アルキル
又はC2-3ヒドロキシアルキルを表し、Mは水素又はカチ
オンを表す。)の1:2−クロム錯体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】種々の皮革の及び種々の色相の染色におい
て、均染性及び堅牢性の高いそして色収量(color yiel
d) の良好な染色を得ることが望ましい。さらに、種々
の色相の染料を混合する場合の望ましくない曇り作用を
避けるためできるだけ純粋な染料を用いることがしばし
ば望まれる。ブルー染料において、広範囲の青色の深さ
の染色を得るため又は混合染色、特にトリクロム染色の
高純度の色相のブルー成分を有するため、皮革に高純度
のブルー色相を与え、そして親和性の低い皮革において
さえとても深いブルー色相を与える可能性を与える染料
を有することが望ましい。
【0002】以下に規定の1:2−クロム錯体染料が上
記条件に適することがわかった。本発明は、新規染料、
その製造法、及びその使用に関する。
【0003】本発明は、下式
【化5】 (上式中、各R1 は独立に水素、-NO2又は-SO3M を表
し、各R2 は独立に-NO2又は-SO3M を表し、各R3 は独
立に水素、-COOM 、-COOR4、-CONH2又は-CONR4R5を表
し、各R4 は独立にC1-4アルキル、C2-3ヒドロキシアル
キル、未置換フェニル又はメチル、エチル、メトキシ、
塩素、-NO2、-SO3M 及び-COOM からなる群より選ばれた
1種以上の置換基で置換したフェニルを表し、各R5
独立に水素、C1-4アルキル又はC2-3ヒドロキシアルキル
を表し、Mは水素又はカチオンを表し、ただしR1 及び
2 の1個は-SO3M を表し、他は-SO3M 以外を表す)の
1:2−クロム錯体、又は式(I) の1:2−クロム錯体
の混合物であるブルー染料を提供する。
【0004】R1 が-SO3M を表す場合、R2 (同時にベ
ンゼン環、特に以下の式(VI)において)は-NO2を表す。
2 が-SO3M を表す場合、R1 (同時にベンゼン環、特
に以下の式(VI)において)は水素又は-NO2を表す。式
(I) において、2個のR1 は同じ又は異なるものを有し
ていてもよく、2個のR2 も同じ又は異なるものを有し
ていてもよい。好ましくはR1 は-NO2を表す。
【0005】R4 及びR5 のC1-4アルキル基のうち、低
分子量のものが好ましく、特にエチル及びメチル、とり
わけメチルが好ましく、C2-3ヒドロキシアルキルのう
ち、特にβ−ヒドロキシエチル及びβ−ヒドロキシプロ
ピルが例示される。R4 のフェニル環が一、二もしくは
三置換されており、好ましくは最大1個の置換基が基-S
O3M 又は-COOM であり、好ましくは最大2個の置換基が
塩素である。好ましくはR3 は水素、-COOM 、-CONH2
は基-CONR4H(R4は所望によりメトキシ、塩素又は-COOM
で置換したフェニル基である)を表す。2個のR3 は同
じ又は異なるものを有していてもよい。最も好ましくは
3 は水素を表す。
【0006】カチオンMはアニオン金属錯体において一
般的なあらゆるカチオンであってよく、非発色カチオン
が都合がよく、好ましくはアンモニウム及びアルカリ金
属カチオン(特に未置換アンモニウム、モノ、ジ、トリ
−(C1-2 アルキル)又は(C2 -3ヒドロキシアルキル)ア
ンモニウム、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムで
あり、ナトリウムが特に好ましい。
【0007】本発明のクロム錯体化合物は公知の方法で
合成され、好適には対応する出発材料のクロム化、ジア
ゾ化及びカップリングにより合成される。本発明の1:
2クロム錯体は、 a)下式
【化6】 の少なくとも1種のジスアゾ化合物をクロム発生剤(chr
omium-yielding agent)により金属化する、又は b)下式
【化7】 の1:2クロム錯体のビスジアゾ化合物もしくはこのビ
スジアゾ化合物の混合物を下式
【化8】 のカップリング成分又は式(IV)のカップリング成分の混
合物にカップリングすることにより製造される。
【0008】式(II)のジスアゾ化合物は、下式
【化9】 のアミンのジアゾ化合物を式(IV)のカップリング成分に
カップリングすることにより製造される。
【0009】式(V) の化合物は、下式
【化10】 のアミンのジアゾ化合物を下式
【化11】 のカップリング成分にカップリングすることにより製造
される。
【0010】式(III) の金属錯体は式(V) の化合物のク
ロム発生剤によるクロム化によって製造される。
【0011】ジアゾ化及びカップリング反応は従来の方
法で行ってよい。ジアゾ化は従来のように行ってよく、
例えば酸性媒体(好ましくは塩酸)中、好ましくは20℃
以下、例えば0〜15℃の温度において亜硝酸ナトリウム
により行われる。式(VII) の化合物へのカップリング
は、弱酸性から明らかなアルカリ性条件、好適にはpH
4〜12、好ましくは9〜11において行われ、式(IV)の化
合物へのカップリングは弱酸性から明らかなアルカリ性
媒体において、所望によりカップリング活性化剤の存在
下、有利には7〜12、好ましくは9〜11のpHにおい
て、−5℃〜+80℃、好ましくは0〜50℃の温度におい
て、水性媒体もしくは水性/有機媒体内で行われる。式
(II)又は(V) の塩素化に対し、従来のクロム化合物、特
にクロム塩、例えば三塩化クロム、三フッ化クロム、硫
酸クロム、酢酸クロム、硫酸クロムカリウム、硫酸クロ
ムアンモニウム(例えばクロムアラム)が用いられ、所
望により還元剤、例えばグルコース、クロム酸ナトリウ
ムもしくはカリウム又は亜クロム酸ナトリウムもしくは
カリウムが添加される。クロム化は1:2−クロム錯体
段階まで直接行われ、又は1:1−クロム錯体まで錯化
され次いでさらに1:2−クロム錯体段階まで錯化する
ことにより行われる(後者は、特に、2個のR3及び2
個のR1 それぞれが同じものを有さない及び/又は2個
のR2 が同じものを有さない式(I) の化合物の製造の場
合、又は2個のR1 及び2個のR2 の各々が同じものを
有さない式(III) の製造の場合である)。クロム化は水
性媒体内で、好ましくは2〜10のpH及び95〜130 ℃の
温度において、所望により加圧下で行われる。所望によ
り、この反応は有機溶媒を添加して、又は有機溶媒中で
行われる。好適な有機溶媒は好ましくは水と混和性であ
り、100 ℃以上の沸点を有し、アゾ染料及びクロム塩が
可溶なもの、例えばグリコール、エーテルアルコール、
又はアミド(例えばエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、β−エトキシエタノール、β−メトキシエ
タノール、ホルムアミドもしくはジメチルホルムアミ
ド)である。非対称1:2−クロム錯体化合物を製造す
るため、クロム化は、まず錯体形成物質の1つの1:1
−クロム錯体を形成し、次いでこれと第2の錯体形成物
質とで1:2−Cr錯体を形成することにより行う。1:
1−クロム錯体は従来の方法、例えば1:2−クロム錯
体についてと同様の条件において、しかし好ましくはよ
り強い酸性pH値において、有利には3以下のpHにお
いて製造される。また、式(II)又は(V) の異なる錯体形
成物質を同時に金属化することにより、又は式(IV)のカ
ップリング成分の混合物に式(III) のビスアゾ化合物を
カップリングすることにより、又は式(IV)の化合物もし
くは式(IV)の化合物の混合物に式(III) の混合錯体のビ
スジアゾ化合物をカップリングすることにより1:2−
クロム混合錯体を合成することが有利である。
【0012】対称構造の1:2−クロム錯体、すなわち
2個のR1 が同じものを有し、2個のR2 が同じものを
有し、そして2個のR3 が同じものを有する1:2−ク
ロム錯体を与えることが好ましい。
【0013】本発明の1:2−Cr錯体はブルー染料で
あり、本質的に他の金属錯体及び他のクロム錯体を含ま
ない。「本質的に含まない」とは、他の金属錯体を妨害
量含まないことを意味する。妨害量とは、染料の特性を
明らかに変える他の錯体の量、例えば10重量%以上、又
は5重量%以上を意味する。しかし、例えば式(I) の化
合物に対し10重量%以下、特に2〜8重量%の量の、本
発明の染料の合成からの副生成物としての他の錯体の存
在は相溶性不純物として許容される。
【0014】本発明の1:2−クロム錯体は皮革、特に
なめした皮革もしくは毛皮用のブルー染料として適して
いる。この染料は基質の飽和までのあらゆる所望の濃度
で用いてよい。染色は染色される基質に適した方法によ
り、例えば好ましくは水溶液からの排出もしくは含浸法
(例えばパジングもしくはプリント)により行われる。
本発明の染料はあらゆる種類の皮革用のブルー色相の染
料として適する好ましい染色特性を有する。
【0015】従来水性媒体から染色されたあらゆる種類
の皮革が適しており、特にしぼ(grain) 皮革(例えば
羊、山羊もしくは牛のナパ、子牛もしくは牛のボックス
皮革)、スエード皮革(例えば羊、山羊もしくは子牛の
ベロア、及びハンチング皮革)、スプリットベロア(spl
it velours)(例えば牛もしくは子牛の皮膚からの)、バ
ックスキン及びヌバック皮革、及びウールを含む皮膚及
び毛皮(例えば毛皮を含むスエード皮革)が適してい
る。皮革は従来のなめし法によりなめされ、特に植物、
鉱物、合成もしくは混合なめしされる(例えばクロムな
めし、ジルコニルなめし、アルミニウムなめしもしくは
半クロムなめしされる)。所望により、皮革を再なめし
してよく、この再なめしのために、従来のなめし剤、例
えば鉱物、植物、動物もしくは合成なめし剤(例えばク
ロム、ジルコニルもしくはアルミニウム誘導体、オー
ク、ケブラチョ(quebracho) もしくはオジギソウ(mimos
a)抽出物、ポリペプチド、芳香族シンタン(syntans) 、
ポリウレタン、(メタ)アクリル酸化合物もしくはメラ
ミンの(コ)ポリマー、ジシアンジアミド及び/又はウ
レア/ホルムアルデヒド樹脂)を用いてよい。
【0016】皮革は種々の厚さであってよく、ブックバ
インダーの皮革もしくはグローブ皮革(ナパ)のような
とても薄い皮革、靴甲皮革、鞄皮革及びハンドバッグ用
皮革のような中程度の厚さの皮革、又は靴底皮革、椅子
用皮革、スーツケース、ベルト及びスポーツ用具用皮革
のような厚い皮革も用いてよく、毛皮も用いてよい。な
めし後(特に再なめし後)、染色前に、皮革のpHは有
利には4〜8の範囲内にセットされる(皮革は「中性」
である)。皮革の種類によって、最適のpH範囲が選ば
れ、例えばグレイン皮革では4〜6のpH、スエード皮
革及びスプリットベロア並びにとても薄い皮革では4.5
〜8のpH、中間乾燥したスエード皮革及び中間乾燥し
たスプリットベロアでは5〜8のpHが選ばれる。皮革
のpH値の調節には従来の助剤が用いられ、酸性のなめ
し皮革では、pHは好適な塩基、例えばアンモニア、炭
酸水素アンモニウムもしくは弱酸のアルカリ金属塩、例
えば蟻酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムの添加に
より調節され、これらのうち、蟻酸ナトリウム及びアン
モニアが好ましい。炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリ
ウムは、皮革の表面pH値の正確な調整用の第二塩基と
して特に使用可能である。鉱物なめし皮革は、所望によ
り例えば蟻酸、シュウ酸もしくはポリリン酸アルカリ金
属塩、又は例えばシュウ酸チタン/カリウムによりマス
クしてもよい。
【0017】染色は水性媒体中で適した公知の方法で、
従来の温度及びpH条件、例えば20〜80℃、好ましくは
20〜70℃、より好ましくは25〜60℃の温度において行わ
れ、ウールを含むスキン及び毛皮の、ウールもしくは毛
の部分を染色しないで皮革部分を染色するにはより温和
な温度条件、特に25〜40℃が好ましい。染料槽のpH値
は、通常広範囲であり、主にpG9〜pH3であり、染
色は有利には高いpHにおいて開始し、より低いpHに
おいて終了する。好ましくは、染色は4以上のpH値に
おいて、特に9〜4において行われ、染色を終了させる
ため、pH値は好ましくは4〜3の値に低下される(例
えば酢酸もしくは蟻酸のような皮革染色に一般的な酸の
添加による)。染料濃度は広範囲にわたり、所望により
基質の飽和までであり、皮革の種類によってきまり、例
えば基質の湿潤重量の10%まで、又は基質の乾燥重量の
20%までである。染色は1もしくはそれ以上の段階、例
えば2段階で行われ、所望により従来のカチオン助剤に
よる基質の電荷転化を行ってもよい。所望により、染色
は染色助剤の存在下で行われ、これは主に従来の非イオ
ン性もしくはアニオン生成物(特に親水性界面活性剤、
好ましくは親水性多糖類誘導体、ポリオキシエチル化ア
ルキルフェノールもしくは脂肪アルコール、リグノスル
ホネートもしくはスルホ基含有芳香族化合物)である。
本発明の染料はその驚くべき酸に対する耐性により区別
され、この染色はその驚くべき酸にたいおする堅牢性に
より区別され、染色法及び染色は染色の間又は染色後も
酸の添加を必要としない(得られた染色は、例えば酸性
条件における後処理及び仕上げ用の基質としても適して
いる)。
【0018】所望により、染色前及び/又は後にファッ
ティング(fatting) を行ってよい。染色後にファッティ
ングを行うため、有利には液体のpHが、好ましくは3
〜4の値に低下する前にファッティング剤を加える。
【0019】ファッティング工程において、あらゆる従
来の天然動物、植物もしくは鉱物脂肪、脂肪オイル、ワ
ックス、樹脂もしくは樹脂オイル、又は化学改質動物も
しくは植物脂肪もしくはオイル(特に牛脂、魚油、牛足
油、オリーブ油、ヒマシ油、菜種油、亜麻仁油、木材
油、胡麻油、コーン油、及びこれらの化学改質生成物
(例えば加水分解、エステル交換、酸化、水素化もしく
はスルホン化生成物)、蜜蝋、シナ蝋、カルナバ蝋、モ
ンタン蝋、羊毛脂、コロホニー、樺油、セラック、300
〜370 ℃の沸点を有する鉱油(特にいわゆる「ヘビーア
ルキレート」)、ソフトパラフィン、ミディアムパラフ
ィン、ハードパラフィン、ワセリン、セレシン、及びC
14-22脂肪酸のメチルエステル、及び合成皮革ファッテ
ィング剤(エステル、特に所望によりオキシエチル化さ
れた脂肪アルコールを含む多塩基酸(例えばリン酸)の
部分エステルを含む)を用いてよい。上記のうち、メチ
ルエステル、スルホン化生成物及びリン酸部分エステル
が特に好ましい。「スルホン化」とは、スルフェート基
の形成を含むスルホ基の導入及び亜硫酸もしくはSO2
の反応によるスルホ基の導入を意味する。
【0020】所望により、従来の皮革軟化剤、特にカチ
オン皮革軟化剤を、特にファッティングをスルホン化フ
ァッティング剤により行う場合に最終工程において用い
てよい。本発明の特徴により、染色はポリカチオン定着
剤により後処理される。
【0021】ポリカチオン後処理剤(定着剤)は、水溶
性染料による皮革の染色において用いられる従来の水分
散性もしくは好ましくは水溶性の、本質的に無色の定着
剤であってよい。考慮されるポリカチオン後処理剤は主
にアミノ化合物であり、これは4級及び/又はプロトン
化アンモニウム化合物であってよく、又は水性、特に酸
性媒体中でアンモニウムイオンを形成する非4級及び非
プロトン化アミンであってよい。
【0022】定着剤として用いられるアミノ化合物は、
例えばDE-A 2508242、2924471 及び3534102 に記載され
ているような、1種以上のC9-24 脂肪族炭化水素基を有
し及び所望によりC1-4アルキル基によりベンジル化及び
/又はアルキル化されている脂肪族ポリアミン(例えば
ポリメチレン架橋中に2〜6個のメチレン基を有するポ
リメチレンジアミン又はアルキレンが2〜4個の炭素原
子を含みかつ3〜6個のアミノ基を含むポリアルキレン
ポリアミン、又は環式アミン)、又はDE-A 3216913、34
46284 及び3525104 、PCT 明細書WO 81-2423及びEP 151
370A2 に記載されているような、1個もしくは2個のC
1-4アルキル基を含むポリアミンもしくはモノアミンと
シアナミド、ジシアノジアミド、グアニジン、ビグアニ
ジン、エピクロロヒドリン、ホルムアルデヒド、ジカル
ボン酸及び/又はメチロール化窒素化合物と、及び所望
によりアルキル化剤もしくは他の反応体との塩基性窒素
原子含有反応生成物、又は英国特許第1238091 号に記載
されているようなアミノ基含有グアニル化合物、又は芳
香族アミノ化合物を含む。ポリカチオン化合物は所望に
より従来の添加剤、特に非イオン性、好ましくは親水性
分散剤(特に分散したアミノ化合物の水性分散液の製造
用の分散剤)と混合してよい。そのようなポリカチオン
定着剤の例として、上記特許に示されたもの又はメチロ
ール化メラミン及びジ(C1-2アルキル)アミンとエピク
ロロヒドリンの縮合生成物(0.9:1 〜5:4)が挙げら
れる。
【0023】好ましくは、ポリカチオン定着剤は9個以
上の炭素原子を有する脂肪基、好ましくは7個以上の炭
素原子を有する炭化水素基、特に4個以上の炭素原子を
有する炭化水素基を含まない。
【0024】カチオン軟化剤とは逆に、ポリカチオン定
着剤は比較的高いカチオン電荷密度を有し、従って好ま
しくは本質的に長鎖非イオン性基、特に長鎖脂肪基(特
に上記のもの)及び非イオン性親水性鎖を含まず、特に
好ましくはグリコール基及びポリグリコールエーテル基
を含まない。
【0025】ポリカチオン定着剤による後処理は有利に
は染色が行われる槽と同じ槽で行われ、好ましくは酸性
条件において、3〜5、好ましくは3〜4、特に3.3 〜
4のpHにおいて行われる。
【0026】好ましくは、定着剤は、染色後の液体を上
記pH値以上、好ましくは4以下のpH、特に3.3 〜4
のpH値に酸性化した際に染料槽に加えられる。
【0027】しかし、後処理は別の新しい槽内で行って
もよく、有利には、染料槽のpHを酸添加により低下さ
せ、次いで槽を排水した後に行う。新しい液体のpHは
適当な範囲内にあってよく、例えばpH3〜8、好まし
くはpH3〜6.5 であり、これはポリカチオン定着剤の
pHによってきまる。上記の好ましいpH範囲により、
皮革は酸性液体に浸され、槽の酸性化は必要ない。
【0028】後処理は有利には染色、定着もしくはファ
ッティングと同じ温度範囲で行われ、好ましくは20〜70
℃、より好ましくは25〜60℃の温度において酸添加によ
りpH値が低下される。
【0029】ポリカチオン定着剤の濃度は好ましくは皮
革の湿潤重量の0.1 〜4%、より好ましくは0.2 〜2
%、又は皮革の乾燥重量の好ましくは0.2 〜8%、より
好ましくは0.4 〜4%である。
【0030】皮革軟化剤、特にカチオン皮革軟化剤によ
る最終処理は有利にはポリカチオン定着剤による後処理
後に行われる。
【0031】処理された皮革は、次いで従来の方法、例
えば洗浄、乾燥及びへらかけ(stake) することによりさ
らに処理される。
【0032】本発明の1:2−クロム錯体は、特に容易
に水に溶解する上記塩、好ましくはアルカリ金属塩の形
状であり、酸に対し驚くべき良好な堅牢性を示し、皮革
への良好な付着により区別され、皮革の良好な浸透染色
も得られる。皮革染色、特に上記の定着後処理されたも
のは、湿潤堅牢性(例えば水、水滴及び汗に対する堅牢
性)、ドライクリーニング、摩擦及び酸に対する堅牢
性、光堅牢性及びPVC移動に対する耐性を含む優れた
堅牢性を有する。色相の顕著な強度及び純度を有すると
ても均一な、深い、ブルー染色が得られ、このとても深
いブルー染色は低親和性皮革においても得られ、グレイ
ンサイド及びベロアサイドはとても均一に染色される。
【0033】本発明のブルー染料は、異なる色相及び同
様の染色性を有しそして好ましくは同様の堅牢性を有す
る相溶性染料との組合せ要素としても適する。そのよう
な相溶性の他の染料は、例えば以下の特許、DE-A 30080
86(米国特許第 4623720号に相当)、DE-A 3015122(米
国特許第 4374064及び4409142 号に相当)、DE-A 30346
86(米国特許第 5008379号に相当)及びDE-A 3805746
(米国特許第 4820309号に相当)に記載されているもの
より選ばれる。他の色相を有する相溶性染料との混合物
において、高い収率及び最適の堅牢性を有するとても深
いそして均一な染色が得られる。
【0034】以下の実施例において、部及びパーセント
は、特に示さない限り重量基準である。温度は摂氏で示
す。適用例Aにおいて、それぞれの染料は、それぞれの
金属錯体を30%含む混合形状で用い、混合剤はグラウバ
ー塩(硫酸ナトリウム)であり、適用例において用いた
他の生成物は皮革の処理において工業上用いられる生成
物である。適用例において示した染色法はいわゆるドラ
ム染色であり、それは皮革の染色のため回転ドラム内で
行われる。
【0035】例1 23.4部の2-アミノ-6- ニトロ-1- フェノール-4- スルホ
ン酸を従来の方法で塩酸の存在下でNaNO2 によりジアゾ
化し、pH9〜9.5 及び10℃以下の温度において23.9部
の2-アミノ-5- ヒドロキシナフタレン-7- スルホン酸に
カップリングする。カップリング反応終了後、懸濁液を
80℃に加熱し、12部の酢酸ナトリウム及び27部のクロム
アルム(Cr3+ 含量=10%)を加える。25%水酸化ナトリ
ウム溶液によりpHを4.5 〜5に調整し、この懸濁液を
100 ℃に加熱する。クロム化の終点は薄層クロマトグラ
フィーにより決定する。クロム化終了後、得られた混合
物を氷で10℃に冷却し、50部の30%塩酸水溶液の添加に
より酸性化する。得られたモノアゾ化合物の1:2クロ
ム錯体の懸濁液を22体積部の30%亜硝酸ナトリウム水溶
液の添加によりジアゾ化する。ジアゾ化反応終了後、過
剰の亜硝酸ナトリウムを1部のアミノスルホン酸の添加
により破壊する。次いで50部の水中の14.4部の2-ナフト
ールの水溶液及び15部の25%水酸化ナトリウム水溶液を
加え、そして50部の25%水酸化ナトリウム水溶液の添加
によりpHを10に調整する。pHを1時間10に保ち、次
いで10部の30%塩酸水溶液の添加により5に低下させ
る。形成されたクロム錯体染料を塩化ナトリウムにより
塩析し、吸引濾過し、乾燥し、そして粉砕する。これは
遊離酸の形状であり、下式
【化12】 で表され、青黒色の粉末としてナトリウム塩の形状で得
られる。
【0036】以下の表1は、上記例1と同様にして合成
され、R1 、R2 及びR3 が表1に示すものを表し、M
が水素を表し、そしてM+ がヒドロキソニウムイオンを
表す式(I) の遊離酸の形状に相当する本発明のブルー
1:2−クロム錯体染料の他の例を含む。
【0037】
【表1】
【0038】例16 23.4部の2-アミノ-6- ニトロ-1- フェノール-4- スルホ
ン酸を従来の方法で塩酸の存在下でNaNO2 によりジアゾ
化し、pH9〜9.5 及び10℃以下の温度において23.9部
の2-アミノ-5- ヒドロキシナフタレン-7- スルホン酸に
カップリングする。カップリング反応終了後、22体積部
の30%亜硝酸ナトリウム水溶液を加え、この懸濁液を50
部の30%塩酸水溶液及び50部の氷に加える。この混合物
を2時間攪拌し、過剰の亜硝酸ナトリウムを1部のアミ
ノスルホン酸の添加により破壊する。次いで50部の水中
の14.4部の2-ナフトールの水溶液及び15部の25%水酸化
ナトリウム水溶液を加え、そして50部の25%水酸化ナト
リウム水溶液の添加によりpHを10に調整する。pHを
1時間10に保つ。次いでこの懸濁液を90℃に加熱し、12
部の酢酸ナトリウム及び27部のクロムアルム(10%のCr
3+を含む)を加える。25%水酸化ナトリウム溶液により
pHを4.5 〜5に調整し、この懸濁液を100℃に加熱す
る。クロム化の終点は薄層クロマトグラフィーにより決
定する。クロム化終了後、10部の40%塩酸水溶液の添加
によりpHを5に低下させ、形成されたクロム錯体染料
を塩化ナトリウムにより塩析し、70℃で吸引濾過し、乾
燥し、そして粉砕する。これは遊離酸の形状であり、上
式(VIII)で表され、青黒色粉末のナトリウム塩の形状で
得られる。
【0039】例16と同様に、それぞれのジアゾ及びカッ
プリング成分を用いて例2〜15のクロム錯体が合成され
る。
【0040】適用例A 100 部の湿った牛ボックスサイド皮革を染色ドラム内で
35℃において45分間、250 部の水及び0.8 部の炭酸ナト
リウムにより中和する。次いでこの皮革を25℃において
1000部の水で洗浄する。5分後、皮革を50℃において25
0 部の水及びあらかじめ50℃の80部の水に溶解した例1
もしくは16により製造した0.8 部のクロム錯体で染色す
る。20分後、4部の80%亜硫酸化魚油の懸濁液を加え、
ファッティングを45分間続ける。次いで槽を0.5 部の85
%蟻酸溶液で酸性化し、20分間ドラミング(drumming)を
続ける。最後に、液体を排水し、皮革を25℃において10
00部の水で洗浄する。皮革を通常の方法で排水し、乾燥
し、へらかけする。顕著な堅牢性(特に湿潤堅牢性、ド
ライクリーニングに対する堅牢性、光に対する堅牢性及
びPVC 移動に対する耐性)を有するネービーブルー色に
染色された皮革が得られる。
【0041】適用例B 100 部の中間乾燥したクロムなめしをしたスエードスプ
リット皮革を50℃の800 部の水、2部の25%アンモニア
溶液及び1モルのノニルフェノールへの10モルのエチレ
ンオキシドの付加物0.5 部により90分間湿潤させ、次い
で槽を排水し、50℃の600 部の水、1部の25%アンモニ
ア溶液及び1部のファッティング剤(脂肪酸エステルの
エマルジョン)を加える。10分後、予備染色のため、あ
らかじめ50℃の400 部の水に溶解した例1もしくは16に
より製造した4部のクロム錯体を加える。60分後、2部
の85%蟻酸溶液を加え、20分間ドラミングを続ける。ジ
エチレントリアミンのベンジル化生成物のジメチルスル
フェートによる4級化によって得られた生成物の20%溶
液2部を加え、20分後、50℃の200 部の水にあらかじめ
溶解した予備染色に用いた同じ染料を2部加える。ドラ
ミングを40分間続け、次いで槽を10分間隔で2回、1.5
部の85%蟻酸溶液の添加により酸性化する。10分後、槽
を排水し、皮革を洗浄し、乾燥し、そしてへらかけす
る。顕著な堅牢性(特に湿潤堅牢性、ドライクリーニン
グに対する堅牢性、光に対する堅牢性及びPVC 移動に対
する耐性)を有するネービーブルー色に染色された皮革
が得られる。
【0042】適用例C 100 部のクロムなめしをした牛の家具用皮革を800 部の
水、2部の25%アンモニア溶液及び1モルのノニルフェ
ノールへの10モルのエチレンオキシドの付加物3部によ
り50℃で90分間湿潤させる。次いで槽を排水し、40℃の
400 部の水、1.5 部の25%アンモニア溶液、2部のファ
ッティング剤(脂肪酸エステルのエマルジョン)及び1
部のフェノールシンタン(フェノールと硫酸の縮合生成
物)でこの皮革を15分間処理する。あらかじめ50℃の60
0 部の水に溶解した例1もしくは16により製造した6部
のクロム錯体を加え、40℃で60分間ドラミングを続け
る。次いで槽を10分間隔で2回、1.5 部の85%蟻酸溶液
の添加により酸性化する。10分後、槽を排水し、皮革を
洗浄し、乾燥し、そしてへらかけする。顕著な堅牢性
(特に湿潤堅牢性、ドライクリーニングに対する堅牢
性、光に対する堅牢性及びPVC 移動に対する耐性)を有
するネービーブルー色に染色された皮革が得られる。
【0043】適用例D 100 部のクロムなめしをした牛の家具用皮革を800 部の
水、2部の25%アンモニア溶液及び1モルのノニルフェ
ノールへの10モルのエチレンオキシドの付加物3部によ
り50℃で90分間湿潤させる。次いで槽を排水し、40℃の
400 部の水、1.5 部の25%アンモニア溶液、2部のファ
ッティング剤(脂肪酸エステルのエマルジョン)及び1
部のフェノールシンタン(フェノールと硫酸の縮合生成
物)でこの皮革を15分間処理する。次いでこの皮革を40
℃であらかじめ50℃の400 部の水に溶解した例1もしく
は16により製造した4部のクロム錯体で予備染色する。
60分後、槽を1部の85%蟻酸で酸性化し、10分後、ジエ
チレントリアミンのベンジル化生成物のジメチルスルフ
ェートによる4級化によって得られた生成物の20%溶液
2部を加える。20分後、槽を排水し、この皮革を50℃に
おいて、50℃の200部の水にあらかじめ溶解した予備染
色に用いた同じ染料2部で40分間染色する。次いで槽を
1.5 部の85%蟻酸溶液の添加により酸性化し、20分後、
皮革を洗浄し、乾燥し、そしてへらかけする。顕著な堅
牢性(特に湿潤堅牢性、ドライクリーニングに対する堅
牢性、光に対する堅牢性及びPVC 移動に対する耐性)を
有するネービーブルー色に染色された皮革が得られる。
【0044】適用例E 100 部の低親和性クロム/植物なめしをした牛の皮革を
1000部の水及び1モルのノニルフェノールへの10モルの
エチレンオキシドの付加物0.2 部により50℃で90分間湿
潤させる。次いで槽を排水し、50℃において1000部の水
及びあらかじめ50℃の400 部の水に溶解した例1もしく
は16で得られた4部のクロム錯体で染色する。1時間
後、槽を2部の85%蟻酸溶液の添加により酸性化し、20
分後、皮革を洗浄し、乾燥し、そしてへらかけする。顕
著な堅牢性(特に湿潤堅牢性、ドライクリーニングに対
する堅牢性、光に対する堅牢性及びPVC 移動に対する耐
性)を有するネービーブルー色に染色された皮革が得ら
れる。
【0045】適用例F 100 部のセミクロム羊皮革を45℃において、1000部の水
及び0.5 部の両性マスキング剤(スルホ基含有脂肪酸ア
ミノアミド)で1時間湿潤させる。この皮革を50℃の80
0 部の水及び50℃の600 部の水にあらかじめ溶解した例
1もしくは16で得たクロム錯体染料6部で予備染色す
る。染料が皮革の内部まで浸透するまでドラミングを続
ける。次いで槽を1.5 部の85%蟻酸溶液で酸性化し、20
分後、ジエチレントリアミンのベンジル化生成物のジメ
チルスルフェートによる4級化によって得られた生成物
の20%溶液2部を加える。20分後、皮革をあらかじめ50
℃の600 部の水に溶解した予備染色に用いたものと同じ
染料600 部で染色する。次いで槽を2部の85%蟻酸溶液
で酸性化し、30分後、皮革を洗浄し、乾燥し、そしてへ
らかけする。顕著な堅牢性(特に湿潤堅牢性、ドライク
リーニングに対する堅牢性、光に対する堅牢性及びPVC
移動に対する耐性)を有するネービーブルー色に染色さ
れた皮革が得られる。
【0046】適用例G 100 部のクロムなめしをした牛の家具用皮革を300 部の
水及び0.5 部の両性マスキング剤(スルホ基含有脂肪酸
アミノアミド)で35℃において20分間湿潤させる。槽を
排水し、皮革を35℃において、150 部の水、1部のフェ
ノールシンタン(フェノールと硫酸の縮合生成物の65%
溶液)及び3部のジメチロールジヒドロキシエチレンウ
レアの40%溶液で再なめしをする。30分後、1.5 部の蟻
酸ナトリウムを加え、さらに15分後、5部のポリペプチ
ドベース再なめし剤を加える。ドラミングを30分間続
け、次いで槽のpHを1.5 部の炭酸水素ナトリウムの添
加により6にする。30分後、40℃において皮革を300 部
の水で10分間洗浄する。次いで45℃の150 部の水、1部
のファッティング剤(脂肪酸エステルのエマルジョ
ン)、1部の25%アンモニア溶液及び0.5 部のフェノー
ルシンタン(フェノールと硫酸の縮合生成物)を加え
る。15分後、この皮革を45℃において、あらかじめ50℃
の300 部の水に溶解した例1もしくは16により製造した
3部のクロム錯体で90分間、すなわち染料が完全に浸透
するまで染色する。2部の脂肪酸エステルのエマルジョ
ン、3部のエステル化合成脂肪アルコールとエトキシル
化脂肪アルコールのリン酸部分エステルの混合物、及び
6部の亜硫酸化魚油のエマルジョンをファッティング用
に加え、60分後、2部の水溶性メラミン/ホルムアルデ
ヒド縮合体を定着用に加える。ドラミングを20分間続
け、次いで槽を水で1:20 v/vに希釈した0.75部の85%蟻
酸で10分間隔で2回酸性化する。10分後、皮革を洗浄
し、乾燥し、そしてへらかけする。顕著な堅牢性(特に
湿潤堅牢性、ドライクリーニングに対する堅牢性、光に
対する堅牢性及びPVC 移動に対する耐性)を有するネー
ビーブルー色に染色された皮革が得られる。
【0047】適用例H 100 部の羊ナパを、200 部の水及び0.5 部の両性マスキ
ング剤(スルホ基含有脂肪酸アミノアミド)で40℃にお
いて20分間洗浄する。槽を排水し、35℃において、200
部の水及び1.2 部の蟻酸ナトリウムを加え、ドラミング
を15分間続ける。4部のポリペプチドベース再なめし剤
を加え、30分後、0.6 部の炭酸ナトリウムを加え、槽の
pHを5.8 〜6.0 に調整する。40分後、4部のポリアク
リル酸ベースなめし剤を加え、ドラミングを30分間続け
る。次いで2部の水溶性ウレア/ホルムアルデヒド縮合
体を加え、30分後、槽を排水する。次いで40℃の150 部
の水及び2部のファッティング剤(脂肪酸エステルのエ
マルジョン)を加える。10分後、この皮革を40℃におい
て、あらかじめ50℃の300 部の水に溶解した例1もしく
は16により製造した3部のクロム錯体で90分間染色す
る。2部の脂肪酸エステルのエマルジョン、6部の亜硫
酸化魚油のエマルジョン及び3部の脂肪アルコールリン
酸部分エステルの水性エマルジョンをファッティング用
に加える。ドラミングを60分間続け、次いで槽を1.5 部
の85%蟻酸で酸性化する。30分後、皮革を洗浄し、乾燥
し、そしてへらかけする。顕著な堅牢性(特に湿潤堅牢
性、ドライクリーニングに対する堅牢性、光に対する堅
牢性及びPVC 移動に対する耐性)を有する青色に染色さ
れた皮革が得られる。
【0048】適用例I フェッティング後及び蟻酸添加前に、槽を排水し、50℃
の200 部の水及びエピクスルヒドリンとジメチルアミン
の水溶性高分子反応生成物2部を加え、ドラミングを30
分間続け、その後0.5 部の2-脂肪アルキルイミダゾリン
を加え、ドラミングをさらに20分間続けることを除き、
適用例Hを繰り返す。次いで槽を排水し、皮革を洗浄
し、乾燥し、そしてへらかけする。顕著な堅牢性(特に
湿潤堅牢性、ドライクリーニングに対する堅牢性、光に
対する堅牢性及びPVC 移動に対する耐性)を有する青色
に染色された皮革が得られる。
【0049】以下の表2は、例1もしくは16のブルー染
料の代わりに、以下の表において「Bulue Ex1 」と示す
例1もしくは16のブルー染料と「Color Index 」により
示される他の染料との染料混合物を同じ量用いることを
除き、適用例C、DもしくはGを繰り返す他の適用例を
示す。この混合物の2つの染料は、1部の染料2に対し
2部の染料1の重量比で用いられる。
【0050】
【表2】
【0051】例1又は16のナトリウム塩形状の式(VIII)
のブルー染料と同様に、例2〜15のブルー染料は上記適
用例A〜Uにおいて用いられ、対応する色相、深さ及び
堅牢性を有する染色が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルディ ベレンゲル バルラ スペイン国,バルセロナ,エル プラト デ リョブレガト,1.3.,セー/ ナ ルシス モントリオール 64

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下式 【化1】 (上式中、各R1 は独立に水素、-NO2又は-SO3M を表
    し、 各R2 は独立に-NO2又は-SO3M を表し、 各R3 は独立に水素、-COOM 、-COOR4、-CONH2又は-CON
    R4R5を表し、 各R4 は独立にC1-4アルキル、C2-3ヒドロキシアルキ
    ル、未置換フェニル又はメチル、エチル、メトキシ、塩
    素、-NO2、-SO3M 及び-COOM からなる群より選ばれた1
    種以上の置換基で置換したフェニルを表し、 各R5 は独立に水素、C1-4アルキル又はC2-3ヒドロキシ
    アルキルを表し、 Mは水素又はカチオンを表し、 ただしR1 及びR2 の1個は-SO3M を表し、他は-SO3M
    以外を表す)の1:2−クロム錯体、又は式(I) の1:
    2−クロム錯体の混合物であるブルー染料。
  2. 【請求項2】 R1 が-NO2を表す、請求項1記載のブル
    ー染料。
  3. 【請求項3】 R3 が水素を表す、請求項1又は2記載
    のブルー染料。
  4. 【請求項4】 a)下式 【化2】 の少なくとも1種のジスアゾ化合物をクロム発生剤(chr
    omium-yielding agent)により金属化する、又は b)下式 【化3】 の1:2クロム錯体のビスジアゾ化合物もしくはこのビ
    スジアゾ化合物の混合物を下式 【化4】 の少なくとも1種のナフトールカップリング成分にカッ
    プリングする、請求項1記載の染料の製造方法。
  5. 【請求項5】 皮革もしくは毛皮(pelt)を請求項1記載
    のブルー染料で染色する、皮革もしくは毛皮の染色方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の染料を異なる色相及び同
    様の染色特性を有する1種以上の相溶性染料と混合す
    る、請求項5記載の方法。
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