JPH061847U - スベリ軸受 - Google Patents
スベリ軸受Info
- Publication number
- JPH061847U JPH061847U JP4669992U JP4669992U JPH061847U JP H061847 U JPH061847 U JP H061847U JP 4669992 U JP4669992 U JP 4669992U JP 4669992 U JP4669992 U JP 4669992U JP H061847 U JPH061847 U JP H061847U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring portion
- outer ring
- sliding bearing
- inner ring
- thermal expansion
- Prior art date
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- Granted
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- Steering Controls (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が極めて少く、外輪部と内輪部を組
合わせるのみで他の構成部品を必要とせず、段差のごと
き滑動を阻害する原因が生じないスベリ軸受を提供す
る。 【構成】 スベリ軸受1は、外輪部2と、外輪部2に対
して自由に滑動できる内輪部3とから成る。内輪部3の
熱膨張率β1は外輪部2の熱膨張率β2に比べて大き
い。内輪部3の外周面31及び外輪部2の内周面21
は、一方が凸状部32を、他方が凸状部32に嵌合する
凹状部22を有する。
合わせるのみで他の構成部品を必要とせず、段差のごと
き滑動を阻害する原因が生じないスベリ軸受を提供す
る。 【構成】 スベリ軸受1は、外輪部2と、外輪部2に対
して自由に滑動できる内輪部3とから成る。内輪部3の
熱膨張率β1は外輪部2の熱膨張率β2に比べて大き
い。内輪部3の外周面31及び外輪部2の内周面21
は、一方が凸状部32を、他方が凸状部32に嵌合する
凹状部22を有する。
Description
【0001】
本考案は、外輪部に対して内輪部が滑動自在なスベリ軸受の改良に関する。
【0002】
従来、この種のスベリ軸受、例えば実公平3―36719号公報に開示したス ベリ軸受は、金属製内輪部すなわちスリーブの外周に半割構造の合成樹脂製外輪 部すなわちブッシュを嵌合させた構造を成していた。
【0003】
しかしながら、上記した従来のスベリ軸受は、ブッシュを半割構造にしないと スリーブの外周に嵌合させることができず、そのため部品点数が多いものであっ た。また上記半割構造のブッシュを結合させるために例えば、実公平3−367 19号公報で示すごとく、上記ブッシュを巻取用ホイルの内孔に形成したブッシ ュ収納凹部に圧入嵌合する等の手段を必要とした。更に、上記半割構造のブッシ ュ相互の接合部に段差を生じ、この段差が金属製スリーブに引掛かる危険が有っ た。
【0004】
本考案は、それぞれ熱膨張率の違った部材、例えば合成樹脂と金属を射出成形 金型で一体成形した後に冷却すると、前記熱膨張率の違いが原因と成って両部材 が接合面から剥離し易く成る点に着目して案出したものである。 本考案は、部品点数が極めて少く、また外輪部と内輪部を組合わせるのみで他 の構成部品を必要とせず、更に外輪部に対して内輪部が滑動する際に段差のごと き障害がないスベリ軸受を提供することを目的とする。
【0005】 本考案は、外輪部と、該外輪部に対して滑動自在な内輪部とから成るスベリ軸 受に於いて、前記内輪部の熱膨張率は外輪部の熱膨張率に比べて大きく、かつ内 輪部の外周及び外輪部の内周のいずれか一方が凸状部を、他方が該凸状部に嵌合 する凹状部を有することを特徴とするスベリ軸受を提供し、上記した目的を達成 する。
【0006】
【第1実施例】 図1及び図2は、本考案の第1実施例を示した図面である。 同図に於いて、1は外輪部2と、該外輪部2に対して滑動自在な内輪部3とか ら成るスベリ軸受である。
【0007】 先ず、上記外輪部2は、ステンレス鋼等の金属から成り、内輪部3と接する内 周面21に凹状部22を有している。該外輪部2は、内周面21を比較的滑らか な面にできるのであれば、金属以外の材料、例えばセラミックス等で構成するこ ともできる。ただし、外輪部2を構成する材料は、熱膨張率β1が内輪部3に比 べて小さいものであることが条件と成る。
【0008】 次に、内輪部3は、6−6ナイロン等の合成樹脂から成り、上記外輪部2と接 する外周面31に凸状部32を有している。該内輪部3を構成する例えば6−6 ナイロンは、熱膨張率β1が約100×10-6/℃であり、外輪部2を構成する 例えばステンレス鋼の熱膨張率β2が約10×10-6/℃であるのに比べて大き い。すなわちβ1>β2の関係が成立する。
【0009】 したがって、射出成形金型により外輪部2に内輪部3を一体成形した場合、内 輪部3の熱膨張率β1が外輪部2のそれより大きいため、成形後の冷却によって 内輪部3が収縮する割合が外輪部2より大きく、収縮力によって内輪部3が外輪 部2から剥離する。その際、成形前の段階で外輪部2の少くとも内周面21に離 型材を塗布する等の表面処理を施しておくことにより、内輪部3が外輪部2から 容易に剥離する。
【0010】 上記のスベリ軸受1は、例えば図2に示すごとく自動車のスリップリング装置 4に組み込んで使用する。該スリップリング装置4は、自動車のハンドル(図示 せず)の電気系統と車体側の電気系統を接続するものであり、ハンドルに取り付 ける回転側41とステアリングコラムに設けたコンビネーションスイッチに取り 付ける固定側42とを有している。そして上記回転側41にスベリ軸受1の内輪 部3を固着し、固定側42に外輪部2を固着すれば、自動車のスリップリング装 置4の回転側41はスベリ軸受1を介して固定側42に対して自由に回転できる ように成る。
【0011】
【第2実施例】 図3は、本考案の第2実施例を示した図面である。 当該第2実施例は、前記した第1実施例と同様にスベリ軸受5の外輪部6を金 属やセラミックス等の比較的熱膨張率β2が小さい材料で形成し、内輪部7を上 記外輪部6よりも熱膨張率β1が大きい合成樹脂で形成している。 そして、外輪部6は、内輪部7と接する内周面61に凸状部62を有し、内輪 部7は外輪部6と接する外周面71に凹状部72を有している。該第2実施例の スベリ軸受5は前記第1実施例と同様に射出成形金型を用いて形成する。
【0012】 尚、凸状部及び凹状部の形状は、実施例で示した形状に限定するものでなく、 例えば円弦状やのこぎり歯状の形状等の各種形状に変更が可能である。要は、外 輪部から剥離した内輪部が、外輪部から脱落しない形状と成っていればよい。
【0013】
本考案に係るスベリ軸受は、叙上の構成から成るので、部品点数が極めて少く 、また外輪部と内輪部を組合わせるのみで他の構成部品を必要としない。更に外 輪部に対して内輪部が滑動する際に段差のごとき滑動を阻害するものがない。ま た、実施例で示すごとく外輪部の少くとも内周面に離型剤を塗布する等の表面処 理を施せば、内輪部が熱収縮によっ外輪部から剥離し易く成る。 本考案のスベリ軸受は、自動車のスリップリング装置や各種アクチュエータ等 のごとく、比較的回転速度が遅い部位に有効に使用することができる。
【図1】本考案の第1実施例を示す一部切欠した斜視図
である。
である。
【図2】図1に示すスベリ軸受を装着したスリップリン
グ装置の一部切欠した側面図である。
グ装置の一部切欠した側面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す一部切欠した斜視図
である。
である。
1,5 スベリ軸受 2,6 外輪部 3,7 内輪部 21,61 内周面 31,71 外周面 22,72 凹状部 32,62 凸状部 4 スリップリング装置
Claims (1)
- 【請求項1】 外輪部と、該外輪部に対して滑動自在な
内輪部とから成るスベリ軸受に於いて、 前記内輪部の熱膨張率は外輪部の熱膨張率に比べて大き
く、かつ内輪部の外周及び外輪部の内周のいずれか一方
が凸状部を、他方が該凸状部に嵌合する凹状部を有する
ことを特徴とするスベリ軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992046699U JP2574136Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | スベリ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992046699U JP2574136Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | スベリ軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061847U true JPH061847U (ja) | 1994-01-14 |
| JP2574136Y2 JP2574136Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12754623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992046699U Expired - Fee Related JP2574136Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | スベリ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574136Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS611748A (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-07 | 秋田 恭志 | 丸太材を連結して建造物を構成する方法 |
| JP2002213453A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-07-31 | Oiles Ind Co Ltd | 滑り軸受構造 |
| WO2012137720A1 (ja) * | 2011-04-04 | 2012-10-11 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6440710A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-13 | Handozer Ind Co Ltd | Revolving ring bearing |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP1992046699U patent/JP2574136Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6440710A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-13 | Handozer Ind Co Ltd | Revolving ring bearing |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS611748A (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-07 | 秋田 恭志 | 丸太材を連結して建造物を構成する方法 |
| JP2002213453A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-07-31 | Oiles Ind Co Ltd | 滑り軸受構造 |
| WO2012137720A1 (ja) * | 2011-04-04 | 2012-10-11 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
| JP5626342B2 (ja) * | 2011-04-04 | 2014-11-19 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2574136Y2 (ja) | 1998-06-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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