JPH06186277A - 共振型部分放電検出装置の試験方法 - Google Patents

共振型部分放電検出装置の試験方法

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JPH06186277A
JPH06186277A JP33618392A JP33618392A JPH06186277A JP H06186277 A JPH06186277 A JP H06186277A JP 33618392 A JP33618392 A JP 33618392A JP 33618392 A JP33618392 A JP 33618392A JP H06186277 A JPH06186277 A JP H06186277A
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JP
Japan
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partial discharge
power cable
detection device
signal
electrode
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Application number
JP33618392A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tan
正之 丹
Shotaro Yoshida
昭太郎 吉田
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
Yasuhiro Takahashi
康弘 高橋
Akitoshi Watanabe
明年 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力ケーブルの周面に配設された信号検出用
電極と、この信号検出用電極に接続されたインダクタン
ス要素とにより構成された高周波部分放電センサを備え
た共振型部分放電検出装置において、動作確認及び校正
等を高精度で実施する。 【構成】 高周波部分放電センサ30の近傍の電力ケー
ブル周面に信号注入用電極10を設ける。パルス校正器
50により発生した基準パルスを、この信号注入用電極
10と電力ケーブル21の金属遮蔽層とにより構成され
る結合容量を介して、電力ケーブル21に注入する。こ
のときのセンサ30の出力に基づいて、共振型部分放電
検出装置の動作確認及び校正等を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブルの周面に
配置された電極及びこの電極に接続されたインダクタン
ス要素により構成された高周波部分放電センサを備えた
共振型部分放電検出装置の動作確認及び校正等のために
実施する共振型部分放電検出装置の試験方法に関し、特
にパルス校正器から出力されたパルスを前記電力ケーブ
ルに注入しこのパルスに応じて前記高周波部分放電セン
サから出力された信号に基づき前記共振型部分放電検出
装置の動作確認及び校正等を行なう共振型部分放電検出
装置の試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力ケーブル内に発生する部分放
電(Partial Discharge ;PD)を検出する部分放電検
出装置として、例えば同調式検出法及びAE(アコース
ティック・エミッション)センサを使用する方法による
ものが提案されている。
【0003】前記同調式検出法を用いた同調式検出装置
は、図2に示すように、電力ケーブル21の終端部22
a又は22bの内部導体と金属遮蔽層との間に、結合コ
ンデンサ23及び検出インピーダンス24を直列に接続
し、検出インピーダンス24の両端に生じた電位差を数
百kHzの同調周波数を持つ同調増幅器25によって取
り出すようにしたものである。
【0004】しかしながら、この同調式検出装置は、電
力ケーブルの内部導体から信号を取り出す必要があるた
め、活線下での検出は困難であり、専用の結合コンデン
サも必要であるという問題点がある。また、この装置に
おける同調周波数は、数百kHzであるため、周囲のノ
イズの影響を受け易く、シールドルーム内の実験では良
好な検出精度が得られるものの、布設後のケーブルへの
適用は難しい。
【0005】一方、AEセンサを使用する検出装置は、
部分放電によって絶縁体内部を伝搬する弾性波をAEセ
ンサで検出するものであるが、この装置では、電気的な
ノイズによる影響を受けない反面、超音波が直進性を有
しているために強い指向性を有し、検出位置によっては
検出感度が極端に低下するという問題点がある。
【0006】これらの欠点を解消した部分放電検出方法
として、電力ケーブルの接続部において、金属遮蔽層を
絶縁し、部分放電発生時に絶縁部を挟む両金属遮蔽層間
に発生する電位差を、前記両金属遮蔽層間に接続された
検出インピーダンスによって検出する検出法も提案され
ている(「南池上線 275kV CVケーブル線路の部分
放電試験結果」;勝田他、電気学会絶縁材料研究会資料
EIM−90−20)。
【0007】しかしながら、この方法は、金属遮蔽層が
絶縁された接続部のみに適用を限定され、また金属遮蔽
層を非接地状態とするために、短絡事故発生時の安全性
に欠けるという問題点がある。また、装置が大型とな
り、測定に熟練を要するという欠点もある。
【0008】そこで、本願発明者等は、電力ケーブルの
絶縁被覆層(シース)上に配設した電極と、この電極に
接続されたインダクタンスとにより構成されたセンサ
(高周波部分放電センサ)を有する共振型部分放電検出
装置を提案した(特願平2-310197号)。
【0009】図3は、この共振型部分放電検出装置のセ
ンサ部を示す断面図である。
【0010】電力ケーブル21の外周には、導電性塗料
又は金属テープ等で形成された電極31が全周に亘って
設けられている。この電極31は、電力ケーブル21に
装着された絶縁筒33a、この絶縁筒33aの外周に配
置された真鍮筒33b及びその外周を覆う鉛テープ34
によって形成されたシールド容器内に収容されている。
真鍮筒33bには、例えばBNCコネクタ等の同軸コネ
クタ35が取り付けられており、この同軸コネクタ35
の内部導体と電極31との間にはインダクタンス要素と
してのコイル32が接続されている。前記シールド容器
は電力ケーブル21の金属遮蔽層が接続される接地線と
接続される。
【0011】検出対象である電力ケーブル21は、例え
ば 275kVのCVケーブルで、中心から順次、内部導体
36、内部半導電層37、ケーブル絶縁体(XLPE:
cross-linked polyethylene ,架橋ポリエチレン)3
8、外側金属層としての金属遮蔽層39及び被覆層とし
てのプラスチックシース40を同軸配置して形成されて
いる。
【0012】図4は、この高周波部分放電センサを使用
した部分放電検出装置の構成を示すブロック図である。
この装置は、上述した構造を有するセンサ30と、この
センサ30の出力を増幅する広帯域増幅器41と、この
広帯域増幅器41の出力に対してアベレージング等の信
号処理を施すデジタイジングオシロスコープ42とによ
り構成されている。
【0013】電力ケーブル21は、所定の長さになるよ
うに、接続部43a,43bを介して複数接続され、そ
の終端部44a,44bの内部導体36が、高圧電源線
45に接続される。また、この電力ケーブル21の金属
遮蔽層39は、終端部44a,44b及び接続部43
a,43b等において適宜接地されている。
【0014】次に、このように構成された部分放電検出
装置の動作について説明する。
【0015】電力ケーブル21の等価回路は図5に示す
ような回路と考えるのが一般的である。即ち、内部導体
36、金属遮蔽層39、終端部44a,44b及び接続
部43a,43bの接地線は、RL直列回路となる。内
部導体36と金属遮蔽層39とは、両者の間に介在する
ケーブル絶縁体38を介して容量結合されている。ま
た、検出部Dは、センサ30の電極31と電力ケーブル
21のプラスチックシース40とにより決定される結合
容量と、この容量に直列に設けられたコイル32のイン
ダクタンスと、測定器の入力インピーダンスとから構成
される。電極31による結合容量は例えば電極31のケ
ーブル長手方向の長さにより調節することができる。
【0016】ケーブル絶縁体38中で部分放電が発生す
ると、それによって生じたパルス的な電流は、図中i2
,i2 ′,…で示す同軸モードと、同図中i1 ,i1
′,…,i3 ,i3 ′,…で示す大地帰路モードとに
別れて伝播する。これにより、検出部Dには、i1 +i
1 ′に示す電流が流れるので、この電流をセンサ30が
検出することになる。
【0017】このように構成された部分放電検出装置に
おいては、電極31と電力ケーブル21の金属遮蔽層3
9とにより構成される結合容量と、コイル32とにより
構成される高周波共振回路とにより、部分放電により発
生する広帯域の進行波の所定の帯域の信号を検出する。
【0018】この共振型部分放電検出装置は、電力ケー
ブルへのセンサの設置が容易であると共に安全性が高
く、活線状態において部分放電を検出できるという長所
を有している。
【0019】図6は、上述した共振型部分放電検出装置
の試験方法の一例を示す模式図である。電力ケーブル2
1の周面に形成された電極31とこの電極31に接続さ
れたコイル32とにより構成された部分放電センサ30
の出力は、アンプ51を介してオシロスコープ52に与
えられるようになっている。従来の共振型部分放電検出
装置の試験方法においては、電力ケーブル21の端部に
おいて内部導体36とアース(金属遮蔽層39)との間
にパルス校正器50を接続し、このパルス校正器50か
ら内部導体36に基準パルスを注入する。そして、この
ときの部分放電センサ30の出力に基づいて共振型部分
放電検出装置の動作確認及び校正等を行なう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た共振型部分放電検出装置の試験方法には以下に示す問
題点がある。図7は横軸に入力信号(基準パルス)の電
荷量をとり、縦軸にセンサ出力をとって、両者の関係を
示すグラフ図である。この図7からわかるように、基準
パルスの電荷量とセンサ出力とは比例する。一方、図8
は横軸に基準パルス注入地点とセンサとの距離をとり、
縦軸にセンサ出力をとって、注入電荷量を一定(10p
C)とした場合の両者の関係を示すグラフ図である。こ
の図8からわかるように、基準信号の電荷量が一定であ
っても、パルス注入地点からの距離に応じてセンサ出力
は変化する。
【0021】従って、短尺ケーブルの場合は、図6に示
すようにケーブル端部から基準パルスを注入してもセン
サの動作確認及び校正等を実施することは可能である。
しかし、例えば図8から明らかなように、パルス注入地
点から5m離れると約30%の減衰があるため、1スパ
ンが約300乃至500mとなる実線路においては、ケ
ーブル端部から基準パルスを注入してもこの基準パルス
に対応するセンサの出力は極めて小さく、部分放電検出
装置の動作確認及び校正を実施することは難しい。
【0022】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、長尺のケーブルであっても共振型部分放電
検出装置の動作確認及び校正等を高精度で実施すること
ができる共振型部分放電検出装置の試験方法を提供する
ことを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る共振型部分
放電検出装置の試験方法は、電力ケーブルの周面に配設
された信号検出用電極及びこの信号検出用電極に接続さ
れたインダクタンス要素により構成された高周波部分放
電センサを備えた共振型部分放電検出装置の試験方法に
おいて、前記電力ケーブルの周面に信号注入用電極を設
け、この信号注入用電極を介して前記電力ケーブルに基
準信号を注入し、この基準信号に応じて前記高周波部分
放電センサから出力された信号に基づき前記共振型部分
放電検出装置の試験を行なうことを特徴とする。
【0024】
【作用】本発明においては、電力ケーブルの周面に信号
注入用電極を設け、パルス校正器等により発生した基準
信号を、この信号注入用電極を介して電力ケーブルに注
入する。つまり、前記信号注入用電極は、電力ケーブル
のプラスチックシースを介して金属遮蔽層と結合容量を
構成する。前記信号注入用電極に与えられた基準信号
は、この結合容量を介して前記金属遮蔽層に注入され、
前記金属遮蔽層を電力ケーブルの長さ方向に伝播する。
【0025】本発明によれば、電力ケーブルの端部に限
定されず電力ケーブルの長さ方向の任意の位置において
電力ケーブルに基準信号を注入することができる。従っ
て、例えば、信号注入用電極と高周波部分放電センサと
の間の距離を基準信号の減衰が無視できる程度に近付け
るか又は前記信号注入用電極と高周波部分放電センサと
の間の距離を一定とすることにより、共振型部分放電検
出装置の動作確認及び校正等を常に高精度で実施するこ
とができる。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0027】図1は本発明の実施例に係る共振型部分放
電検出装置の試験方法を示す模式図である。
【0028】高周波部分放電センサ30は、電力ケーブ
ル21の周面に設けられた電極(信号検出用電極)31
と、この電極31に接続されたコイル32とにより構成
されている。そして、この高周波部分放電センサ30の
出力は、アンプ51を介してオシロスコープ52に与え
られるようになっている。
【0029】この高周波部分放電センサ30の近傍のケ
ーブル周面に電極(信号注入用電極)10を設ける。こ
の電極10は、電極31と同様に、導電性塗料又は金属
テープ等で形成する。この電極10と接地との間にパル
ス校正器50を接続する。このパルス校正器50から出
力された基準パルスは、電極10と電力ケーブル21の
シースを挟んで対峙する金属遮蔽層39とにより構成さ
れる結合容量を介して電力ケーブル21に注入され、電
力ケーブル21の長さ方向に伝播する。高周波部分放電
センサ30は、この信号を検出し、出力信号として出力
する。例えば前記基準パルスとこのセンサ30からの出
力信号とを比較して、共振型部分放電検出装置の動作確
認及び校正等を実施する。
【0030】本実施例においては、電力ケーブルの周面
に配設した信号注入用電極を介して電力ケーブルに基準
パルスを注入するため、信号注入用電極と高周波部分放
電センサとの間隔を小さくすることによって、基準信号
の減衰による精度の低下を回避できる。即ち、本実施例
によれば、電力ケーブルのケーブル長さに拘らず、共振
型部分放電検出装置の動作確認及び校正等を高精度で実
施することができる。また、短尺ケーブルにおける共振
型部分放電検出装置の試験であっても、電力ケーブルの
導体口出しをする必要がなくシースの周囲に信号注入用
電極を配設するだけでよいため、作業時間を短縮するこ
とができるという効果がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
力ケーブルの周囲に信号注入用電極を設け、この信号注
入用電極と電力ケーブルの金属遮蔽層とにより構成され
る結合容量を介して前記電力ケーブルに基準信号を注入
するから、基準信号の減衰による精度の低下を回避でき
て、電力ケーブルの長さに拘らず、共振型部分放電検出
装置の動作確認及び校正等を高精度で実施することがで
きる。また、本発明によれば、ケーブルの導体口出しを
する必要がないため、作業時間を短縮できるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る共振型部分放電検出装置
の試験方法を示す模式図である。
【図2】従来の同調式部分放電検出装置を示すブロック
図である。
【図3】高周波部分放電センサの一例を示す斜視図であ
る。
【図4】同じくそのセンサを使用した部分放電検出装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】電力ケーブル及び検出系の等価回路図である。
【図6】従来の共振型部分放電検出装置の試験方法の一
例を示す模式図である。
【図7】電力ケーブルに注入する入力信号と高周波部分
放電センサの出力との関係を示すグラフ図である。
【図8】基準パルス注入地点からの距離と高周波部分放
電センサの出力との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
10;信号注入用電極 21;電力ケーブル 30;高周波部分放電センサ 31;信号検出用電極 32;コイル 36;内部導体 39;金属遮蔽層 40;シース 50;パルス校正器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 康弘 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 渡辺 明年 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブルの周面に配設された信号検
    出用電極及びこの信号検出用電極に接続されたインダク
    タンス要素により構成された高周波部分放電センサを備
    えた共振型部分放電検出装置の試験方法において、前記
    電力ケーブルの周面に信号注入用電極を設け、この信号
    注入用電極を介して前記電力ケーブルに基準信号を注入
    し、この基準信号に応じて前記高周波部分放電センサか
    ら出力された信号に基づき前記共振型部分放電検出装置
    の試験を行なうことを特徴とする共振型部分放電検出装
    置の試験方法。
JP33618392A 1992-12-16 1992-12-16 共振型部分放電検出装置の試験方法 Pending JPH06186277A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102650686A (zh) * 2012-05-14 2012-08-29 云南电力试验研究院(集团)有限公司电力研究院 一种电力用窄带非接触式超声局放测试仪器技术参数测评方法
KR20120124367A (ko) * 2011-05-03 2012-11-13 제너럴 일렉트릭 캄파니 부분 방전 분석 커플링 디바이스
CN103278787A (zh) * 2013-03-29 2013-09-04 国家电网公司 Gis局部放电在线监测校验方法
CZ304480B6 (cs) * 2013-05-29 2014-05-21 České Vysoké Učení Technické V Praze, Fakulta Elektrotechnická Programovatelný kalibrátor náboje
CN115015709A (zh) * 2022-06-02 2022-09-06 浙江图盛输变电工程有限公司 一种电缆局部放电源在线定位方法

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