JPH06213959A - 高周波部分放電センサ - Google Patents

高周波部分放電センサ

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JPH06213959A
JPH06213959A JP424993A JP424993A JPH06213959A JP H06213959 A JPH06213959 A JP H06213959A JP 424993 A JP424993 A JP 424993A JP 424993 A JP424993 A JP 424993A JP H06213959 A JPH06213959 A JP H06213959A
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JP
Japan
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partial discharge
power cable
sensor
cleat
cable
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Pending
Application number
JP424993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Takahashi
康弘 高橋
Masao Shiseki
誠男 志関
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
Masayuki Tan
正之 丹
Toshiya Shinozaki
俊哉 篠崎
Akitoshi Watanabe
明年 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力ケーブルの周面に配設された信号検出用
電極とこの電極に接続されたインダクタンス要素とによ
り構成される共振回路により部分放電を検出する高周波
部分放電センサにおいて、検出感度を向上させる。 【構成】 電力ケーブル3をジョイント部1の両側で架
台2に固定するクリート4a,4bのうちの一方(クリ
ート4b)と電力ケーブル3の金属遮蔽層とにより構成
される結合容量に、コイル5を接続して、共振回路を構
成する。この共振回路は部分放電により発生した広帯域
の信号の特定の周波数成分の信号を検出し、この検出信
号を同軸ケーブル7を介して測定器8に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブルの絶縁体
内部及び絶縁体−導体界面で発生する部分放電(Partia
l Discharge ;PD)を検出する高周波部分放電センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力ケーブル内に発生する部分放
電を検出する部分放電検出装置として、例えば同調式検
出法及びAE(アコースティック・エミッション)セン
サを使用する方法によるものが提案されている。
【0003】前記同調式検出法を用いた同調式検出装置
は、図2に示すように、電力ケーブル21の終端部22
a又は22bの内部導体と金属遮蔽層との間に、結合コ
ンデンサ23及び検出インピーダンス24を直列に接続
し、検出インピーダンス24の両端に生じた電位差を数
百kHzの同調周波数を持つ同調増幅器25によって取
り出すようにしたものである。
【0004】しかしながら、この同調式検出装置は、電
力ケーブルの内部導体から信号を取り出す必要があるた
め、活線下での検出は困難であり、専用の結合コンデン
サも必要であるという問題点がある。また、この装置に
おける同調周波数は、数百kHzであるため、周囲のノ
イズの影響を受け易く、シールドルーム内の実験では良
好な検出精度が得られるものの、布設後のケーブルへの
適用は難しい。
【0005】一方、AEセンサを使用する検出装置は、
部分放電によって絶縁体内部を伝搬する弾性波をAEセ
ンサで検出するものであるが、この装置では、電気的な
ノイズによる影響を受けない反面、超音波が直進性を有
しているために強い指向性を有し、検出位置によっては
検出感度が極端に低下するという問題点がある。
【0006】これらの欠点を解消した部分放電検出方法
として、電力ケーブルの接続部において、金属遮蔽層を
絶縁し、部分放電発生時に絶縁部を挟む両金属遮蔽層間
に発生する電位差を、前記両金属遮蔽層間に接続された
検出インピーダンスによって検出する検出法も提案され
ている(「南池上線 275kV CVケーブル線路の部分
放電試験結果」;勝田他、電気学会絶縁材料研究会資料
EIM−90−20)。
【0007】しかしながら、この方法は、金属遮蔽層が
絶縁された接続部のみに適用を限定され、また金属遮蔽
層を非接地状態とするために、短絡事故発生時の安全性
に欠けるという問題点がある。また、装置が大型とな
り、測定に熟練を要するという欠点もある。
【0008】そこで、本願発明者等は、電力ケーブルの
絶縁被覆層(シース)上に配設した電極と、この電極に
接続されたインダクタンスとにより構成されたセンサ
(高周波部分放電センサ)を有する共振型部分放電検出
装置を提案した(特願平2-310197号)。
【0009】図3は、この共振型部分放電検出装置のセ
ンサ部を示す断面図である。
【0010】電力ケーブル21の外周には、導電性塗料
又は金属テープ等で形成された電極31が全周に亘って
設けられている。この電極31は、電力ケーブル21に
装着された絶縁筒33a、この絶縁筒33aの外周に配
置された真鍮筒33b及びその外周を覆う鉛テープ34
によって形成されたシールド容器内に収容されている。
真鍮筒33bには、例えばBNCコネクタ等の同軸コネ
クタ35が取り付けられており、この同軸コネクタ35
の内部導体と電極31との間にはインダクタンス要素と
してのコイル32が接続されている。前記シールド容器
は電力ケーブル21の金属遮蔽層が接続される接地線と
接続される。
【0011】検出対象である電力ケーブル21は、例え
ば 275kVのCVケーブルで、中心から順次、内部導体
36、内部半導電層37、ケーブル絶縁体(XLPE:
cross-linked polyethylene ,架橋ポリエチレン)3
8、外側金属層としての金属遮蔽層39及び被覆層とし
てのプラスチックシース40を同軸配置して形成されて
いる。
【0012】図4は、この高周波部分放電センサを使用
した部分放電検出装置の構成を示すブロック図である。
この装置は、上述した構造を有するセンサ30と、この
センサ30の出力を増幅する広帯域増幅器41と、この
広帯域増幅器41の出力に対してアベレージング等の信
号処理を施すデジタイジングオシロスコープ42とによ
り構成されている。
【0013】電力ケーブル21は、所定の長さになるよ
うに、接続部43a,43bを介して複数接続され、そ
の終端部44a,44bの内部導体36が、高圧電源線
45に接続される。また、この電力ケーブル21の金属
遮蔽層39は、終端部44a,44b及び接続部43
a,43b等において適宜接地されている。
【0014】次に、このように構成された部分放電検出
装置の動作について説明する。
【0015】電力ケーブル21の等価回路は図5に示す
ような回路と考えるのが一般的である。即ち、内部導体
36、金属遮蔽層39、終端部44a,44b及び接続
部43a,43bの接地線は、RL直列回路となる。内
部導体36と金属遮蔽層39とは、両者の間に介在する
ケーブル絶縁体38を介して容量結合されている。ま
た、検出部Dは、センサ30の電極31と電力ケーブル
21のプラスチックシース40とにより決定される結合
容量と、この容量に直列に設けられたコイル32のイン
ダクタンスと、測定器の入力インピーダンスとから構成
される。電極31による結合容量は例えば電極31のケ
ーブル長手方向の長さにより調節することができる。
【0016】ケーブル絶縁体38中で部分放電が発生す
ると、それによって生じたパルス的な電流は、図中i2
,i2 ′,…で示す同軸モードと、同図中i1 ,i1
′,…,i3 ,i3 ′,…で示す大地帰路モードとに
別れて伝播する。これにより、検出部Dには、i1 +i
1 ′に示す電流が流れるので、この電流をセンサ30が
検出することになる。
【0017】このように構成された部分放電検出装置に
おいては、電極31と電力ケーブル21の金属遮蔽層3
9とにより構成される結合容量と、コイル32とにより
構成される高周波共振回路とにより、部分放電により発
生する広帯域の進行波の所定の帯域の信号を検出する。
【0018】この共振型部分放電検出装置は、電力ケー
ブルへのセンサの設置が容易であると共に安全性が高
く、活線状態において部分放電を検出できるという長所
を有している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た共振型部分放電検出装置には以下に示す問題点があ
る。即ち、部分放電は、電力ケーブルの接続部において
最も発生しやすい。従って、上述のセンサはケーブルの
ジョイント部の近傍に設置することが好ましい。しか
し、通常、図6に示すように、電力ケーブル53はケー
ブルジョイント部51の両側においてクリート(ケーブ
ル押え)54により絶縁性の架台52に固定される。こ
のため、従来は、クリート54よりも外側の部分の電力
ケーブルの周面に電極59を取り付け、この電極59に
コイル55を接続し、この電極59及びコイル55を収
納するシールド容器56を電力ケーブル53に取り付け
てセンサを構成し、このセンサの出力を同軸ケーブル5
7を介して測定器58に接続して部分放電検出系を構成
している。
【0020】従って、ケーブルジョイント部51と電極
59との間にはクリート54を設置するためのスペース
が必要であり、部分放電発生地点と電極59との間の距
離が大きく、感度が低下してしまう。
【0021】また、ケーブルジョイント部51で部分放
電が発生すると、この部分放電による広帯域の信号のう
ちの所定の周波数帯域の信号が電極59及びコイル55
により構成される共振回路により検出される。この場合
に、クリート54は接地されているため、前記広帯域信
号の一部はこのクリート54を介して接地に流れてしま
う。従って、前記センサに与えられる信号の出力は小さ
いものとなってしまう。
【0022】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、電力ケーブルの接続部に発生する部分放電
に基づく信号の検出効率が高い高周波部分放電センサを
提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高周波部分
放電センサは、電力ケーブルを支持部材に固定するクリ
ートと、このクリートと前記電力ケーブルの金属遮蔽層
とにより構成される結合容量に直列に結合されて共振性
を呈するインダクタンス要素とを有することを特徴とす
る。
【0024】
【作用】本発明においては、電力ケーブルを支持部材に
固定するクリートと、このクリートと前記電力ケーブル
の金属遮蔽層とにより構成される結合容量に直列接続さ
れたインダクタンス要素(コイル)とにより共振回路を
構成する。即ち、電力ケーブルを支持部材に固定するク
リートを電極として利用し、高周波部分放電センサを構
成する。従って、ケーブルジョイント部とセンサとの間
の距離を従来に比して短縮できて、検出効率が向上す
る。また、従来クリートを介して接地に流れていた信号
成分を有効に利用できるので、検出効率がより一層向上
する。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0026】図1は本発明の実施例に係る高周波部分放
電センサを示す側面図である。
【0027】電力ケーブル3のジョイント部1の両側
は、クリート4a,4bにより絶縁性の架台2に固定さ
れる。本実施例においては、クリート4bと電力ケーブ
ル3の金属遮蔽層とにより構成される結合容量にコイル
5を接続して、高周波部分放電センサ10を構成する。
なお、クリート4b及びコイル5はシールド容器6内に
収納されており、このセンサ10から出力された信号は
同軸ケーブル7を介して測定器8に入力されるようにな
っている。
【0028】本実施例においては、ケーブルジョイント
部1において部分放電が発生すると、この部分放電に基
づく広帯域信号が電力ケーブル3の金属遮蔽層を伝播す
る。コイル5は、クリート4bと電力ケーブル3の金属
遮蔽層とにより構成される結合容量と共に共振回路を構
成し、電力ケーブル3内を伝播する広帯域信号のうちの
所定の周波数成分の信号を検出する。
【0029】本実施例においては、ケーブルジョイント
部1の両側を架台に固定するためのクリート4bを利用
して部分放電センサを構成するため、部分放電センサを
ケーブルジョイント部1の近傍に配置することができ
る。このため、図6に示す従来の部分放電センサに比し
て、高感度で部分放電を検出することができる。また、
従来、クリートを介して接地に流れていた信号成分を有
効に利用することができるため、感度がより一層向上す
る。更にまた、従来のように電力ケーブルの周面に導電
性塗料又は金属テープ等からなる電極を取り付ける必要
がないため、センサ設置作業が容易であると共にセンサ
の設置コストを低減できるという効果もある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る高周波
部分放電センサは、電力ケーブルを支持部材に固定する
ためのクリートと前記電力ケーブルの金属遮蔽層とによ
り構成される結合容量を利用してセンサを構成するか
ら、部分放電が発生しやすい電力ケーブル接続部の近傍
にセンサを配設することができる。このため、従来に比
して感度が向上する。また、本発明に係る高周波部分放
電センサは、従来、クリートを介して接地に流れていた
信号成分を有効に利用することができるため、感度がよ
り一層向上する。更に、電力ケーブルの周面に導電性塗
料又は金属テープ等で電極を形成する必要がないため、
センサ設置作業が容易であると共に、センサの設置コス
トが低減するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る高周波部分放電センサを
示す側面図である。
【図2】従来の同調式部分放電検出装置を示すブロック
図である。
【図3】共振型部分放電検出装置のセンサ部を示す断面
図である。
【図4】従来の共振型部分放電検出装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】電力ケーブル及び検出系の等価回路図である。
【図6】従来の高周波部分放電センサを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1,51;ケーブルジョイント部 2,53;架台 3,21,51;電力ケーブル 4a,4b,54;クリート 5,32,55;コイル 7,56;同軸ケーブル 8,58;測定器 10,30;センサ 31;,59;電極 35;コネクタ 36;内部導体 38;ケーブル絶縁体 39;金属遮蔽層 40;シース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹 正之 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 篠崎 俊哉 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 渡辺 明年 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブルを支持部材に固定するクリ
    ートと、このクリートと前記電力ケーブルの金属遮蔽層
    とにより構成される結合容量に直列に結合されて共振性
    を呈するインダクタンス要素とを有することを特徴とす
    る高周波部分放電センサ。
JP424993A 1993-01-13 1993-01-13 高周波部分放電センサ Pending JPH06213959A (ja)

Priority Applications (1)

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JP424993A JPH06213959A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 高周波部分放電センサ

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JP424993A JPH06213959A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 高周波部分放電センサ

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JPH06213959A true JPH06213959A (ja) 1994-08-05

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ID=11579267

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JP424993A Pending JPH06213959A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 高周波部分放電センサ

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