JPH0618816B2 - アミノ基を有する重合物及びその製法 - Google Patents

アミノ基を有する重合物及びその製法

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JPH0618816B2
JPH0618816B2 JP61176838A JP17683886A JPH0618816B2 JP H0618816 B2 JPH0618816 B2 JP H0618816B2 JP 61176838 A JP61176838 A JP 61176838A JP 17683886 A JP17683886 A JP 17683886A JP H0618816 B2 JPH0618816 B2 JP H0618816B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アミノ基により機能的に変性されたビニル芳
香族化合物及び/又はジエンからの単独重合物、共重合
物及び/又はブロツク共重合物、ならびに活性のアニオ
ン性重合された又はアルカリ金属により金属化されたビ
ニル芳香族化合物及び/又はジエンからの単独重合物、
共重合物及び/又はブロツク共重合物からこの重合物を
製造する方法、ならびにこの重合物の製造へのその使用
に関する。
この種の重合物は分子量wが500〜50000の高
分子化合物で、機能性基及び/又は末端基が重合物分子
中に統計的に分布し及び/又は連鎖中に含まれている。
ビニル芳香族化合物及び/又はジエンからの機能的に変
性された重合物、ならびにこれを対応する活性のアニオ
ン重合された重合物、又はこれからアルカリ金属を用い
て金属化された重合物から製造することは、古くから知
られている。すなわち西独特許出願公開2003128
号明細書に記載のアミノ基含有重合物は、高分子のアル
カリ金属有機化合物をN−アルキルラクタムと反応させ
ることにより得られる。任意数の機能性基を有する重合
体化合物を製造する公知方法では、重合体の多機能アル
カリ金属有機化合物を、反応性の低分子化合物例えば二
酸化炭素、二硫化炭素、ハロゲン化アミン、アルキレン
オキシド、ハロゲン化脂肪族炭化水素と反応させる(米
国特許3951931号参照)。不飽和重合物を反応性
化合物と反応させる方法は、米国特許3781260号
及び3976628号各明細書にも記載されている。フ
ランス特許2437417号明細書によれば、特定のエ
チレン重合物を金属化し、続いて脂肪族ラクタムと反応
させる方法が知られており、この場合は機能的に変性さ
れた共重合物が生成する。米国特許1173508号及
び213005号各明細書にも、機能的に変性された重
合物特にジエン重合物が記載され、これは対応するアル
カリ金属−ジエン重合物を、脂肪族三級アミン又は三級
アミンと三酸化硫黄の錯化合物と反応させることにより
得られる。最後に米国特許4015061号によれば、
末端にビストリアルキルシリルアミノ基を有する重合体
が知られており、このものは対応する金属化重合体及び
珪素アミノ化合物から得られ、そしてこれを水と反応さ
せて対応するアミノ置換重合体に変えることができる。
末端一級アミノ基を有する重合体のアニオン活性重合体
を保護アミノ化試薬例えばトリメチルシリルブロムエチ
ルアミンと反応させることによる合成は、ツアイトシユ
リフト・マクロモレクラーレ・ヘミーRapid Commun.3
巻1982年59〜63頁に記載されている。
重合物にアミノ基を導入するためのこれら既知方法の欠
点は、収率が低いため、反応生成分が不活性のそして副
反応により生じた高分子量の重合体を多量に含有するこ
とである。アミンで変性された重合体は1工程では得ら
れない。まず生成した中間生成物をまず費用のかかる反
応及び精製によつて、アミノ基を有する重合体にせねば
ならない。
本発明の課題は、高い変化率で進行する反応によつて、
ビニル芳香族化合物及び/又はジエンからの少なくとも
1個のアミン性基又は末端を有する重合体を提供するこ
とであつた。さらに不活性副生物又は反応性低分子化合
物を全く又はわずかしか夾雑しない、ビニル芳香族化合
物及び/又はジエンからアミノ基により機能的に変性さ
れた重合体を提供することも、本発明の目的であつた。
そのほかの目的は、アミノ基を有する重合体を簡単な手
段で入手することであつた。
本発明はこの課題を解決するもので、次式 又は (式中Nは窒素原子、R及びRはアルキル基又はア
リール基、Aは1員の置換されていてもよい炭素橋、Me
はアルカリ金属、Bは2ないし12員の橋状員子で、そ
のうち少なくとも窒素原子に隣接する員子は−C
(R,R)−基から成り、R及びRは同一でも
異なつてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基又はアリール基であり、そして−C(R,R
−基を除く離れた員子はエーテル基、N−アルキルアミ
ノ基又はN−アリールアミノ基であつてよい)で表わさ
れる機能性基を有することを特徴とする、ビニル芳香族
化合物及び/又はジエンから成るアミノ基により機能的
に変性された単独重合物、共重合物及び/又はブロツク
共重合物である。
本発明において、巨大分子の1個につき、平均1〜10
個の機能性基(I又はII)を含有する場合、R及びR
がC〜C−アルキル基で、Aがメチレン橋又はジ
メチルメチレン橋である場合、Bが3個又は4個の場合
によりアルキル化されたメチレン基から成る橋状員子で
ある場合、あるいはBが2〜4個の炭素員子から成り、
そのうちの少なくとも1個がメチル基で、他の成分の2
個が1個又は数個の脂環族又は芳香族の環系である場合
は、特に好ましい。
さらに本発明は、活性のアニオン性重合された又はアル
カリ金属により金属化されたビニル芳香族化合物及び/
又はジエンからの単独重合物、共重合物及び/又はブロ
ツク共重合物を、一般式 又は (R、R、A及びBは後記の意味を有する)で表わ
されるヒドラジン誘導体と、溶剤の存在下に反応させる
ことを特徴とする、前記重合物の製法である。
この重合物は、当量の水と反応させることによる、次式 又は の機能性基を有する類似の重合物の製造、ならびに過剰
の水と反応させることによる、次式 又は の機能性基を有する類似の重合物の製造に用いられる。
アミノ基により機能的に変性された重合物とは、機能性
基I、II又はVないしVIIIを含有し、それが巨大分子の
連鎖中にも連鎖末端にも統計的に存在するものをいう。
この重合体は、使用する活性のアニオン性連鎖末端基又
は金属化基によつて、巨大分子1個につき1〜10個の
機能性基を有することが好ましい。
ビニル芳香族化合物及び/又はジエンからの単独重合
物、共重合物及びブロツク共重合物とは、この種の既知
の重合物で、対応する単量体からアニオン性に例えばア
ルカリ金属有機開始剤を用いて得られたものを意味す
る。この方法は既知であるから、その詳細な説明は省略
する(例えば英国特許1444680号又はジャーナル
・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス22巻19
78年2007〜2913頁参照)。
ビニル芳香族化合物としては、特にスチロール、種々の
アルキルスチロール又はビニルナフタリンがあげられ、
ジエンとしては、ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメ
チルブタジエン、ピペリレン、フエニルブタジエン又は
その他のアニオン性重合可能な共役C4〜C12−ジエン
があげられる。芳香族化合物及びジエンからのそれぞれ
の単独重合物のほか、共重合物及び既知のブロツク共重
合物も用いられ、その場合開始剤及び溶剤の選択によつ
て、ブロツク共重合物又は単量体の統計的分布を有する
共重合物が得られる。
この重合物は一般に、ゲル透過クロマトグラフイ(GP
C)により及び標準の度量衡器検定に適する重合体と比
較することにより、測定された500〜500000の
平均分子量(重量平均wを有する(グロツクナー著ポ
リマーカラクテリジールング・ヅルヒ・フリユツシヒカ
イトスクロマトグラフイ、ヒユーテイツヒ出版社198
2年参照。測定は常法により0.25重量%テトラヒドロフ
ラン溶液中で、23℃及び1.2ml/分の流通速度におい
て行われる)。
本発明の新規重合物は、次式 又は の機能性基を含有する。この式中、Nは窒素原子、R
及びRはアルキル基又はアリール基、Aは1員の場合
により置換された炭素橋、Meはアルカリ金属、そしてB
は2〜12員の橋状員子である。そのうち少なくとも窒
素原子に隣接する員子は次式 の基から成り、このR及びRは同一でも異なつても
よく、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基又はア
リール基を意味し、基−C(R3,R4)−以外の離れた
員子は、エーテル基、N−アルキル基又はアリールイミ
ノ基であつてもよい。アルカリ金属としてはLi、Na、K、Rb
又はCsがあげられ、特にLiが好ましい。
新規重合物は、巨大分子中に平均1〜10個の機能性基
I又はIIを含有することが好ましい。これは全巨大分子
の合計に対し統計的平均で、巨大分子1個につき1〜1
0個の機能性基が存在すべきことを意味する。
及びRがC〜C−アルキル基特にブチル基
で、炭化水素橋Aがメチレン基−CH2−又はジメチルメ
チレン基−C(CH3−である重合物も好ましい。橋
状員子Bが3個又は4個の場合により置換されたメチレ
ン基から構成されたもの、特に−CH2CH2CH2−又は−CH
(CH3)CH2CH(CH3)−である重合物も好ましい。Bが2〜
4個の炭素原子から構成され、そのうち少なくとも1個
がメチレン基で、他の2個の成分が1個又は数個の脂環
族又は芳香族の環系である重合物も優れている。このた
めにはBとして次の原子団が適する。
又は 本発明の機能性基I又はIIを有する重合物は、ビニル芳
香族化合物及び/又はジエンからの活性のアニオン重合
された又はアルカリ金属により金属化された単独−、共
−及び/又はブロツク共重合物から製造される(冒頭に
引用した文献ならびにChem.Rev.69巻1969年(5)6
93〜755頁参照)。このためには単量体を低温でア
ルカリ金属又はそのアルキル誘導体もしくはアリール誘
導体、特にリチウムのアルキル誘導体例えば二級ブチル
リチウムの存在下に、不活性溶剤例えば脂肪族又は芳香
族の炭化水素、特にヘキサン、シクロヘキサン、ベンゾ
ール又はトルオールの中で又はテトラヒドロフランの存
在下に、アニオン重合させる。この方法では、末端基に
金属を結合含有する重合物が得られる。しかしビニル芳
香族化合物及び/又はジエンから単独−、共−及び/又
はブロツク共重合物を製造し、次いでこれをアルカリ金
属又はその誘導体を用いて金属化することもできる。こ
の金属化重合物は、連鎖の方向に金属有機基を統計的に
分布含有する。
本発明によれば、前記の金属有機重合体を、一般式 又は のヒドラジン誘導体と、溶剤の存在下反応にさせる。こ
の場合R、R、A及びBは前記の意味を有する。溶
剤としては、脂肪族又は芳香族の炭化水素、例えばヘキ
サン、シクロヘキサン、ベンゾール、トルオール等が好
適である。反応は好ましくは水の不在で、不活性雰囲気
中例えば純窒素中で行われる。反応においてヒドラジン
誘導体対アルカリ金属の当量比は、1:1ないし1.5:
1とすることが好ましい。反応は−70℃と100℃の
間、特に0〜60℃の温度で行われる。重合物の金属有
機基との反応においては、N−N結合の分解が行われ、
その際重合物は1個のNに、金属例えばリチウムは他の
Nに付加する。
化合物III又はIVとしては、R及びRがアルキル基
又はアリール基、Aが1員の置換されていてもよい炭化
水素橋、そしてBが2〜12員の橋状員子であるものが
好適で、そのうち少なくともN原子に隣接する員子は基
−(CR3,R)−で、このR及びRは同一でも異
なつてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキル
基又はアリール基で、−(CR3,R)−以外の遠い員
子はエーテル基又はN−アルキル−もしくはN−アリー
ルイミノ基であつてよい。
好ましい基R及びRならびに橋状員子A及びBは前
記のものであり、好ましいアルカリ金属はリチウムであ
る。
一般式III及びIVのヒドラジン誘導体としては、例えば
次のものが好適である。
1,2−ジブチルジアジリジン 1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン 6,6−ジメチル−1,5−ジアザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサ
1,2−ジメチル−3−メチル−3−エチル−ジアジリジ
1,2−ジメチル−1,2−ジアザスピロ(2.3〕オクタン 1,2−ジブチル−3−プロピル−ジアジリジン 3,6−ジメチル−1,3,5−トリアザ−ビシクロ〔3.1.0〕
ヘキサン 6−メチル−3−オキサ−1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.
1.0〕ヘキサン 6,6−ペンタメチレン−1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.
0〕ヘキサン 特に好適なものは化合物(b)である。
ここにあげたものが好適なもののすべてではなく、した
がつてこれに制限されるものでない。他の化合物及びこ
の種のヒドラジン誘導体は、例えばヘ−ミツシェ・ベリ
ヒテ99巻(1966)2104〜2109頁、ならび
に同書97巻(1964)49頁に記載されている。
ヒドラジン誘導体との反応は、大きい速度で定量的に進
行する。その使用に全く又はわずかしか過剰を必要とし
ていないので、反応した重合体に未反応のヒドラジン誘
導体がほとんど夾雑しないことが利点である。強い橙赤
色を有する活性の重合体溶液は、連鎖末端がスチロール
又はその置換生成物から成るときは、例えばヒドラジン
誘導体を色の消失により滴定することができる。
本発明の機能性基I又はIIを有する重合物は、一般式 で表わされる機能性基を有する他の重合物の製造に有利
に用いられる。この場合はこれをアルカリ金属を用いて
当量の水と反応させ、アルカリ金属は水素により交換さ
れる。この反応は水を添加すると自発的に起こり、ほか
に水酸化リチウムが生成する。
本発明の機能性基I又はIIを有する重合物の他の利点
は、これを水の過剰により橋状員子Aを分解して、次式 の機能性基を有する重合物に変えうることである。
この反応も一部は自発的に起こる。本発明の重合物を水
含有酸例えば濃塩酸又は80重量%酢酸を用いて、40
〜100℃の温度で処理することができ、その場合は橋
状員子が分解される。使用するヒドラジン誘導体によつ
て、一級又は二級のアミノ基を有する重合物が生成す
る。
使用するヒドラジン誘導体の製造: 1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン 2のフラスコ中で、1,3−プロピレンジアミン37.2g
(1/2モル)及び2N-NaOH250cm3を、冷却しなが
ら30重量%ホルムアルデヒド溶液50cm3と、温度が
5℃を越えないようにして混合する。次いで塩素漂白液
274cm3(160g遊離塩素/)を、温度が5℃を
越えないようにしてよく攪拌しながら混合する。次いで
溶液を真空で最初の容積の約1/2まで蒸発濃縮し(温
度35℃)、析出した塩を去し、母液を塩化メチレ
ン各200cm3を用いて5回抽出する。一緒にした抽出
液を固形KOHを用いて乾燥し、塩化メチレンを一部真空
で除去したのち(約35℃)、7mバールで1,5−ジア
ザ−ビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンを留出させる。沸点4
7〜52℃/7mバール、収量22.5g(理論値の53.6
%)。
(C4H8N2として) C H N 実測値(%) 56.1 9.7 33.5 理論値(%) 57.4 9.52 33.33 1,2−ジブチルジアジリジン ヘ−ミツシェ・ベリヒテ99巻(1966)2105〜
2109頁の方法を使用する。
6,6−ジメチル−1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.0〕ヘキ
サン 1,3−プロピレンジアミン37.2g(1/2モル)及び2N
-NaOH250cm3を、5℃でアセトン29gと混合し、こ
れに冷却しながら5℃で塩素漂白液274cm3(160
g活性塩素/)を滴加する。溶液を塩化メチレン各2
00cm3を用いて3回抽出し、抽出液を固形KOHを用いて
乾燥し、溶剤を塔底温度が40℃を越えないようにして
除去し、目的物質を0.3mバールで留出させる。沸点4
0℃/0.3mバール、収量38.5g(理論値の69%)。
(C6H12N2として) C H N 理論値(%) 64.3 10.7 25 実測値(%) 64.1 10.9 24.9 6,6−ペンタメチレン−1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.
0〕ヘキサン 6,6−ジメチル−1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.0〕ヘキ
サンと同様に製造し、ただしアセトンの代わりにシクロ
ヘキサン49g(1/2モル)を使用する。沸点87〜
89℃/0.8mバール、収量34.9g(理論値の45
%)。
(C9H16N2として) C H N 実測値(%) 70.5 10.7 18.6 理論値(%) 71.1 10.5 18.4 実施例1 攪拌器及び温度計を備えかつゴム膜で閉じられている2
の三口フラスコに、純窒素中でシクロヘキサン100
0cm3及び精製スチロール104g(1モル)を添加す
る。
このスチロール溶液によく攪拌しながら50℃で、注射
器を用いてシクロヘキサン中の二級ブチルリチウムの1.
4モル溶液を、不変の淡橙色が生ずるまで添加する。強
く橙色に着色した溶液を加温すると、70℃で1時間後
に重合が終了する。溶液をトルオール中の50重量%1,
5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン溶液を用いて、
注射器によりゴム膜を通して滴定する。3.7cm3を添加し
たのち、橙色が消失する。激しく攪拌しながら溶液をエ
タノール5に注入することにより、重合体を沈殿させ
る。過して乾燥したのち雪白色粉末状のポリスチロー
ルが得られ、下記の分析データが確認される。
w5000、GPCにより、狭い分布の標準ポリスチロ
ールを用いて測定。
w/n=1.02n=分子量の数平均、GPCにより測
定(w/nは分子量分布の幅の尺度)。塩基性窒素
は0.58重量%(電位差滴定法により、クロルベンゾール
/氷酢酸混合物中の過塩素酸を用いて測定)、全窒素は
0.6重量%(キールダール法により測定)。
こうして製造されたポリスチロール10gをトルオール
1000cm3に溶解し、90%酢酸100cm3と共に90
℃で2時間保持する。加水分解によりメチレン橋が分解
される。電位差滴定法による塩基性窒素含量は0.5重量
%である。
実施例2 実施例1と同様にしてポリスチロールを製造し、ただし
切断のため1,2−ジブチルジアジリジンを使用する。得
られた重合体の分析データは下記のとおりである。
w:5300(GPC法) w/n=1.03 塩基性窒素:0.57重量% 全窒素:0.6重量% トルオール中で氷酢酸/水を用いて加水分解すると、全
窒素は0.35重量%に低下し、塩基性窒素は0.25重量%で
ある。
実施例3 攪拌器、温度計、滴下漏斗及びゴムキャップを備えたフ
ラスコを窒素中でブチルリチウム溶液を用いて洗浄し、
これに不活性条件下でトルオール1000cm3及びスチ
ロール104g(1モル)を充填する。次いで20℃で
激しく攪拌しながら滴下漏斗から、既知方法により製造
されたテトラヒドロフラン1000cm3中の活性ナトリ
ウム23.0gの新しい溶液28cm3及びα−メチルスチロ
ール500gを、速やかに添加する。反応はすぐに始ま
る。フラスコの内容物を1分間で57℃に加温する。ほ
とんど黒色の溶液に、トルオール中の1,5−ジアザ−ビ
シクロ〔3.1.0〕ヘキサンの50%溶液を用いて、注射
器によりゴム膜を通して無色になるまで滴定する。この
溶液の4.7cm3(28mモルに相当)を要する。得られた
重合体の分析データは下記のとおりである。
w:7600(GPC法) w/n=1.2 全窒素:0.8重量%(キールダール法) 塩基性窒素:0.7重量%(電位差滴定法) この分析データから、両末端に合計4個のアミノ基を有
するポリスチロールが生成していることが認められる。
実施例4 スチロール17重量%及びブタジエン83重量%からジ
アミノ末端基を有する2−ブロック共重合体を製造する
ため、攪拌器、温度計、還流冷却器、ゴムキャップ及び
加熱用外套を備えた6の反応器に、二級ブチルリチウ
ム2cm3を含有するシクロヘキサンを装入し、純窒素中
で洗浄のため煮沸する。この溶液を排出したのち、反応
器にシクロヘキサン3000cm3及びスチロール93.6g
(0.9モル)を装入する。さらに40℃で注射器を用い
て、二級ブチルリチウムの溶液をわずかに橙色を示すに
至るまで滴加すると、すべての夾雑物が消費される。そ
こで二級ブチルリチウム12mモルを添加し、65℃で
1時間かけてスチロールを重合させる。次いでブチルリ
チウムの留別により精製されたブタジエン10.2モルを、
この温度で少量ずつ流入する。流入終了の1時間後に、
注射器を用いてスチロール2cm3を添加する。ブタジエ
ンの重合中にほとんど無色の溶液が、65℃でさらに1
時間過ぎると橙色に着色する。そこでトルオール中の1,
5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンの50重量%溶
液を用いて、目盛つき注射器により無色になるまで滴定
する。この溶液1.85cm3(11mモル又は0.924g)を要
する。
GPC法によるwは55000、キールダール法による
窒素含量は0.047重量%(理論値は0.051%)である。
実施例5 実施例4の装置において、シクロヘキサン3000cm3
中で、イソプレン(水素化カルシウムにより精製)54
0gを二級ブチルリチウム8mモルを用いて重合させ
る。1時間後に50%1,5−ジアザ−ビシクロ〔3.1.0〕
ヘキサン溶液1.68cm3を用いて、無色になるまで滴定す
る。
得られたポリイソプレンのGPC法による分子量wは6
0000、キールダール法による窒素含量は0.05重量%
(理論値は0.047%)である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式 又は (式中Nは窒素原子、R及びRはアルキル基又はア
    リール基、Aは1員の置換されていてもよい炭素橋、Me
    はアルカリ金属、Bは2ないし12員の橋状員子で、そ
    のうち少なくとも窒素原子に隣接する員子は−C
    (R,R)−基から成り、R及びRは同一でも
    異なつてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基又はアリール基であり、そして−C(R,R
    −基を除く離れた員子はエーテル基、N−アルキルアミ
    ノ基又はN−アリールアミノ基であつてよい)で表わさ
    れる機能性基を有することを特徴とする、ビニル芳香族
    化合物及び/又はジエンから成るアミノ基により機能的
    に変性された単独重合物、共重合物及び/又はブロツク
    共重合物。
  2. 【請求項2】1個の巨大分子につき1〜10個の機能性
    基I又はIIを含有することを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項に記載の重合物。
  3. 【請求項3】R及びRがC〜C−アルキル基
    で、Aがメチレン橋又はジメチルメチレン橋であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の重合物。
  4. 【請求項4】Bが3又は4個の場合によりアルキル化さ
    れたメチレン基から成る橋状員子であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載の重合物。
  5. 【請求項5】Bが2ないし4個の炭素員子から成り、そ
    のうち少なくとも1個はメチレン基で、他の成分の2個
    は1個又は数個の脂環族又は芳香族の環系であることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の重合物。
  6. 【請求項6】活性のアニオン性重合された又はアルカリ
    金属により金属化されたビニル芳香族化合物及び/又は
    ジエンからの単独重合物、共重合物及び/又はブロツク
    共重合物を、一般式 又は (R、R、A及びBは後記の意味を有する)で表わ
    されるヒドラジン誘導体と、溶剤の存在下に反応させる
    ことを特徴とする、次式 又は (式中Nは窒素原子、R及びRはアルキル基又はア
    リール基、Aは1員の置換されていてもよい炭素橋、Me
    はアルカリ金属、Bは2ないし12員の橋状員子で、そ
    のうち少なくとも窒素原子に隣接する員子は−C
    (R,R)−基から成り、R及びRは同一でも
    異なつてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基又はアリール基であり、そして−C(R,R
    −基を除く離れた員子はエーテル基、N−アルキルアミ
    ノ基又はN−アリールアミノ基であつてよい)で表わさ
    れる機能性基を有するビニル芳香族化合物及び/又はジ
    エンから成るアミノ基により機能的に変性された単独重
    合物、共重合物及び/又はブロツク共重合物の製法。
  7. 【請求項7】次式 又は (式中Nは窒素原子、R及びRはアルキル基又はア
    リール基、Aは1員の置換されていてもよい炭素橋、Me
    はアルカリ金属、Bは2ないし12員の橋状員子で、そ
    のうち少なくとも窒素原子に隣接する員子は−C
    (R,R)−基から成り、R及びRは同一でも
    異なってもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基又はアリール基であり、そして−C(R,R
    −基を除く離れた員子はエーテル基、N−アルキルアミ
    ノ基又はN−アリールアミノ基であつてよい)で表わさ
    れる機能性基を有する、ビニル芳香族化合物及び/又は
    ジエンから成るアミノ基により機能的に変性された単独
    重合物、共重合物及び/又はブロック共重合物を、当量
    の水と反応させることによる、次式 又は の機能性基を有する類似の重合物の製法。
  8. 【請求項8】次式 又は (式中Nは窒素原子、R及びRはアルキル基又はア
    リール基、Aは1員の置換されていてもよい炭素橋、Me
    はアルカリ金属、Bは2ないし12員の橋状員子で、そ
    のうち少なくとも窒素原子に隣接する員子は−C
    (R,R)−基から成り、R及びRは同一でも
    異なつてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基又はアリール基であり、そして−C(R,R
    −基を除く離れた員子はエーテル基、N−アルキルアミ
    ノ基又はN−アリールアミノ基であつてよい)で表わさ
    れる機能性基を有する、ビニル芳香族化合物及び/又は
    ジエンから成るアミノ基により機能的に変性された単独
    重合物、共重合物及び/又はブロツク共重合物を、過剰
    の水と反応させることによる、次式 又は の機能性基を有する類似の重合物の製法。
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