JPH061899Y2 - メモリ機構付チルトステアリング装置 - Google Patents
メモリ機構付チルトステアリング装置Info
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- JPH061899Y2 JPH061899Y2 JP1987119999U JP11999987U JPH061899Y2 JP H061899 Y2 JPH061899 Y2 JP H061899Y2 JP 1987119999 U JP1987119999 U JP 1987119999U JP 11999987 U JP11999987 U JP 11999987U JP H061899 Y2 JPH061899 Y2 JP H061899Y2
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- Japan
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- gear
- memory
- tilt
- drive device
- flip
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、メモリ機構付チルトステアリング装置の改良
に関する。これは、ステアリングホイールを取り付けた
ステアリング軸を回転自在に支持する支持部を、車体側
に固定した固定部に対して、チルトピンを中心に傾動自
在としたチルトステアリング装置に、チルト以前の位置
に記憶しておくメモリ機構を内蔵するとともにチルト動
作の駆動部を付加したものである。
に関する。これは、ステアリングホイールを取り付けた
ステアリング軸を回転自在に支持する支持部を、車体側
に固定した固定部に対して、チルトピンを中心に傾動自
在としたチルトステアリング装置に、チルト以前の位置
に記憶しておくメモリ機構を内蔵するとともにチルト動
作の駆動部を付加したものである。
[従来技術] メモリ機構付きチルトステアリング装置としては従来か
ら種々のものが知られており、例えば本出願人が先に出
願した特開昭62−103257号もその1つである。
これは、上記支持部と固定部との固定に係合方式を採用
してステアリングホイールの保持を確実にし、また係合
位置の選定に工夫をこらすことによりステアリングホイ
ールの剛性を高めるようにしたものである。
ら種々のものが知られており、例えば本出願人が先に出
願した特開昭62−103257号もその1つである。
これは、上記支持部と固定部との固定に係合方式を採用
してステアリングホイールの保持を確実にし、また係合
位置の選定に工夫をこらすことによりステアリングホイ
ールの剛性を高めるようにしたものである。
上記出願においては、支持部側にギヤ部材を、固定部側
にギヤ部材に噛合可能なメモリ部材及び可動ギヤ部材を
各々取り付け、チルト後における支持部の位置決めはギ
ヤ部材と可動ギヤ部材との噛合により決定するともに、
ギヤ部材とメモリ部材との噛合により設定されたチルト
位置にメモリしておくものである。チルト時におけるギ
ヤ部材と可動ギヤ部材との解放は操作レバーによって行
い、メモリ位置の変更はセレクトレバーによって行う。
にギヤ部材に噛合可能なメモリ部材及び可動ギヤ部材を
各々取り付け、チルト後における支持部の位置決めはギ
ヤ部材と可動ギヤ部材との噛合により決定するともに、
ギヤ部材とメモリ部材との噛合により設定されたチルト
位置にメモリしておくものである。チルト時におけるギ
ヤ部材と可動ギヤ部材との解放は操作レバーによって行
い、メモリ位置の変更はセレクトレバーによって行う。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のこの種のチルトステアリング装置は、運転者がチ
ルト時にレバー等の操作部材を操作してチルト動作を行
わなければならないので非常に煩雑であり、急ぎのとき
などはチルト装置があるにも拘らず使用せずに走らせて
しまうという欠点があった。またメモリ機構のあるチル
トステアリング装置においても、例えば上記出願のもの
は、メモリ位置はメモリ部材の一部が可動ギヤ部材の一
部に係合した状態でメモリされるようになっているた
め、メモリ部材及び可動ギヤ部材の歯部に対する上記係
合部の位置精度に注意を払わねばならないが、この精度
が出し難く、どうしても僅かがたを生じるので、操作フ
ィーリングが必ずしも良好とは言えない。また、ステア
リングホイールの跳ね上げ時に誤ってセレクトレバーを
操作すると、メモリ部材と可動ギヤ部材との間で位置ず
れが生じ、チルトロックできない状態となるのみなら
ず、各部材が元の正常な状態に戻らなくなってしまうこ
とがあった。
ルト時にレバー等の操作部材を操作してチルト動作を行
わなければならないので非常に煩雑であり、急ぎのとき
などはチルト装置があるにも拘らず使用せずに走らせて
しまうという欠点があった。またメモリ機構のあるチル
トステアリング装置においても、例えば上記出願のもの
は、メモリ位置はメモリ部材の一部が可動ギヤ部材の一
部に係合した状態でメモリされるようになっているた
め、メモリ部材及び可動ギヤ部材の歯部に対する上記係
合部の位置精度に注意を払わねばならないが、この精度
が出し難く、どうしても僅かがたを生じるので、操作フ
ィーリングが必ずしも良好とは言えない。また、ステア
リングホイールの跳ね上げ時に誤ってセレクトレバーを
操作すると、メモリ部材と可動ギヤ部材との間で位置ず
れが生じ、チルトロックできない状態となるのみなら
ず、各部材が元の正常な状態に戻らなくなってしまうこ
とがあった。
本考案は、チルト動作をきわめて簡単なスイッチ釦等の
操作で、あるいはドアの開閉と連動させて自動的に行い
得るようにするとともに、メモリ部材の製作が容易で精
度が出し易くされ、またホイールの跳ね上げ時に誤って
セレクトレバーを操作しても、メモリ部材と可動ギヤ部
材との間に位置ずれの生ずることがないようにされた、
チルトステアリング装置を提供することを目的としてな
されたものである。
操作で、あるいはドアの開閉と連動させて自動的に行い
得るようにするとともに、メモリ部材の製作が容易で精
度が出し易くされ、またホイールの跳ね上げ時に誤って
セレクトレバーを操作しても、メモリ部材と可動ギヤ部
材との間に位置ずれの生ずることがないようにされた、
チルトステアリング装置を提供することを目的としてな
されたものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案においては、ステア
リングホイール1が固定されたステアリング軸2を回転
自在に支承する支持部3と;該支持部をチルトピン1
7,18の回りに傾動可動に支持する固定部8と;前記
支持部に固定され、第1ギヤ部23aを有する第1の部
材23と;一端において前記固定部に枢着され他端には
前記第1のギヤ部と噛合可能な第2のギヤ部25aを有
し、前記支持部のチルト時に駆動装置50を付勢するこ
とにより回動されるようになっている第2の部材25
と;一端において前記固定部に対して移動可能に取り付
けられ、他端部には前記第1のギヤ部と噛合可能な第3
のギヤ部46aを有するとともに、中間部には前記第1
の部材と当接可能な当接部46fを有し、メモリ位置を
変更するために操作される操作部材42により回動され
るようになっている第3の部材46と;でメモリ機構付
チルトステアリング装置を構成し、前記駆動装置50は
下部コラム等の固定部分に保持され、その出力軸51が
連結部材52を介して跳ね上げ作動部材44に連結さ
れ、前記駆動装置の付勢により前記第2の部材が跳ね上
げ作動部材44を介して回動されるようにしたものであ
る。前記第3の部材の中間部に当接部を設けずに、前記
第1の部材のギヤ部の先端に前記第3のギヤ部の先端と
当接可能な突起部を設けてもよい。
リングホイール1が固定されたステアリング軸2を回転
自在に支承する支持部3と;該支持部をチルトピン1
7,18の回りに傾動可動に支持する固定部8と;前記
支持部に固定され、第1ギヤ部23aを有する第1の部
材23と;一端において前記固定部に枢着され他端には
前記第1のギヤ部と噛合可能な第2のギヤ部25aを有
し、前記支持部のチルト時に駆動装置50を付勢するこ
とにより回動されるようになっている第2の部材25
と;一端において前記固定部に対して移動可能に取り付
けられ、他端部には前記第1のギヤ部と噛合可能な第3
のギヤ部46aを有するとともに、中間部には前記第1
の部材と当接可能な当接部46fを有し、メモリ位置を
変更するために操作される操作部材42により回動され
るようになっている第3の部材46と;でメモリ機構付
チルトステアリング装置を構成し、前記駆動装置50は
下部コラム等の固定部分に保持され、その出力軸51が
連結部材52を介して跳ね上げ作動部材44に連結さ
れ、前記駆動装置の付勢により前記第2の部材が跳ね上
げ作動部材44を介して回動されるようにしたものであ
る。前記第3の部材の中間部に当接部を設けずに、前記
第1の部材のギヤ部の先端に前記第3のギヤ部の先端と
当接可能な突起部を設けてもよい。
本発明によるメモリ機構付チルトステアリング装置は、
ステアリングホイールが固定されたステアリング軸を回
転自在に支承する支持部と;該支持部をチルトピンの回
りに傾動可能に支持する固定部と;前記支持部に固定さ
れ、第1のギヤ部を有する第1の部材と;一端において
前記固定部に枢着され他端には前記第1のギヤ部と噛合
可能な第2のギヤ部を有し、前記支持部のチルト時に付
勢される駆動装置により回動されるようになっている第
2の部材と;一端において前記固定部に対して移動可能
に取り付けられ、他端部には前記第1のギヤ部と噛合可
能な第3のギヤ部を有し、メモリ位置を変更するために
操作される操作部材により移動されるようになっている
第3の部材と;チルト最下段位置で前記第1の部材と前
記第3の部材とが当接して該第3の部材の位置を規制す
るストッパ部と;を含み、前記駆動装置は、前記ステア
リング軸の支持部に軸支された跳ね上げ作動部材に連結
部材を介して連結され、前記駆動装置の連結部材は、該
駆動装置の往復時に前記第1の部材と前記第2の部材の
噛合を解除すべく該第2の部材を回動させ該駆動装置の
復帰時に該第2の部材を噛合解除位置に残して該駆動装
置か復帰するように長穴を介して該駆動装置の出力端に
連結されている。
ステアリングホイールが固定されたステアリング軸を回
転自在に支承する支持部と;該支持部をチルトピンの回
りに傾動可能に支持する固定部と;前記支持部に固定さ
れ、第1のギヤ部を有する第1の部材と;一端において
前記固定部に枢着され他端には前記第1のギヤ部と噛合
可能な第2のギヤ部を有し、前記支持部のチルト時に付
勢される駆動装置により回動されるようになっている第
2の部材と;一端において前記固定部に対して移動可能
に取り付けられ、他端部には前記第1のギヤ部と噛合可
能な第3のギヤ部を有し、メモリ位置を変更するために
操作される操作部材により移動されるようになっている
第3の部材と;チルト最下段位置で前記第1の部材と前
記第3の部材とが当接して該第3の部材の位置を規制す
るストッパ部と;を含み、前記駆動装置は、前記ステア
リング軸の支持部に軸支された跳ね上げ作動部材に連結
部材を介して連結され、前記駆動装置の連結部材は、該
駆動装置の往復時に前記第1の部材と前記第2の部材の
噛合を解除すべく該第2の部材を回動させ該駆動装置の
復帰時に該第2の部材を噛合解除位置に残して該駆動装
置か復帰するように長穴を介して該駆動装置の出力端に
連結されている。
[作用] 本考案においては、電気モータ、空油圧アクチュエー
タ、または電磁ソレノイド等の駆動装置を付勢し、連結
部材により跳ね上げ作動部材を介して前記第2の部材を
反時計方向(チルトの跳ね上げ方向)に回動させ、これ
によって前記第2の部材の跳ね上げレバーの手動操作と
同じ作用を発揮せしめ、かつこの跳ね上げ時においても
前記第1の部材と前記第3の部材のストッパ部とを係合
せしめたのでチルト下端位置で前記第2の部材と前記第
3の部材との位置関係が一定の関係になり、また前記駆
動装置の出力部と前記連結部材とを遊びをもたせて連結
することにより、はね上げ動作終了後、他部材の動きを
阻害せずに前記駆動装置の出力軸側のみが元の位置へ反
転する。
タ、または電磁ソレノイド等の駆動装置を付勢し、連結
部材により跳ね上げ作動部材を介して前記第2の部材を
反時計方向(チルトの跳ね上げ方向)に回動させ、これ
によって前記第2の部材の跳ね上げレバーの手動操作と
同じ作用を発揮せしめ、かつこの跳ね上げ時においても
前記第1の部材と前記第3の部材のストッパ部とを係合
せしめたのでチルト下端位置で前記第2の部材と前記第
3の部材との位置関係が一定の関係になり、また前記駆
動装置の出力部と前記連結部材とを遊びをもたせて連結
することにより、はね上げ動作終了後、他部材の動きを
阻害せずに前記駆動装置の出力軸側のみが元の位置へ反
転する。
[実施例] 以下、図面に拠って本考案の実施例を説明する。
第1図(a)は本考案の一実施例の車両装置状態を示す
全体の側面図であり、同図において、ステアリングホイ
ール1を取付けた上部ステアリング軸2は、玉軸受1a
により上部コラム3に回転自在に支持され(第2図参
照)、一方ステアリングギヤ4に自在接手5を介して接
続される下部ステアリング軸6は下部コラム7に回転自
在に支持されている。下部コラム7は、その上部に固定
されたブラケット8により車体側のインストルメントパ
ネル9に固定されている。上部ステアリング軸2と下部
ステアリング軸6とは、自在接手10(第2図参照)に
より回転可能かつ傾動可能に連結されている。
全体の側面図であり、同図において、ステアリングホイ
ール1を取付けた上部ステアリング軸2は、玉軸受1a
により上部コラム3に回転自在に支持され(第2図参
照)、一方ステアリングギヤ4に自在接手5を介して接
続される下部ステアリング軸6は下部コラム7に回転自
在に支持されている。下部コラム7は、その上部に固定
されたブラケット8により車体側のインストルメントパ
ネル9に固定されている。上部ステアリング軸2と下部
ステアリング軸6とは、自在接手10(第2図参照)に
より回転可能かつ傾動可能に連結されている。
上部コラム3の下部が円筒状部11となり、この円筒状
部11はブラケット8に以下の様に連結されている。即
ち、第1図(a)の要部拡大の一部断面側面図である第
2図において、ブラケット8は、基部14及びその両側
から互いに平行に延びた右折曲部15及び左折曲部16
を有し、両折曲部15,16間に上部コラム3の円筒状
部11が接するように延びている(第3図参照)。そし
て、円筒状部11即ち上部コラム3は、ブラケット8に
対して、接触部において左右折曲部に垂直で自在接手1
0の中心を通る軸線を有する一対のチルトピン17,1
8により連結され、この軸線の回りで傾動可能となって
いる。
部11はブラケット8に以下の様に連結されている。即
ち、第1図(a)の要部拡大の一部断面側面図である第
2図において、ブラケット8は、基部14及びその両側
から互いに平行に延びた右折曲部15及び左折曲部16
を有し、両折曲部15,16間に上部コラム3の円筒状
部11が接するように延びている(第3図参照)。そし
て、円筒状部11即ち上部コラム3は、ブラケット8に
対して、接触部において左右折曲部に垂直で自在接手1
0の中心を通る軸線を有する一対のチルトピン17,1
8により連結され、この軸線の回りで傾動可能となって
いる。
ブラケット8と円筒状部11との間には跳ね上げ用バネ
19が掛け渡されて、上部コラム3を上方傾動方向に付
勢している。円筒状部11にはストッパピン21が植設
され、これが左折曲部16に穿接されたストローク規制
長孔22に嵌まり込むことにより、上部コラム3の傾動
範囲が規制されている。2つのチルトピン17,18の
中間部の下方にあたる円筒状部11の下にはギヤ部材2
3が固定されているギヤ部材23にはチルトピン17,
18を中心とする凸状の面に多数の歯23aが形成され
ている。
19が掛け渡されて、上部コラム3を上方傾動方向に付
勢している。円筒状部11にはストッパピン21が植設
され、これが左折曲部16に穿接されたストローク規制
長孔22に嵌まり込むことにより、上部コラム3の傾動
範囲が規制されている。2つのチルトピン17,18の
中間部の下方にあたる円筒状部11の下にはギヤ部材2
3が固定されているギヤ部材23にはチルトピン17,
18を中心とする凸状の面に多数の歯23aが形成され
ている。
ブラケット8の両折曲部15,16間に架設固定された
支持軸24には可動ギヤ部材25が枢着され、この可動
ギヤ部材25は、その張り出した先端に、ギヤ部材23
の歯23aに係合する歯25aを有する。即ち可動ギヤ
部材25はギヤ部25aをギヤ部材23に対向して有し
ており、これは所定角度範囲でギヤ部材23の歯23a
に噛み合う。これらの噛み合い位置を変えることによ
り、上部コラム3即ちステアリング軸2をチルトピン1
7,18のまわりに傾動させてその傾斜角(チルト角)
を調節できる。可動ギヤ部材25は後述する跳ね上げ作
動部材のガイド部44b,44cに対応して支持軸24
回りの揺動を案内するガイドピン25bを有し、支持軸
24の嵌入を許す穴25c(第5図)を有している。
支持軸24には可動ギヤ部材25が枢着され、この可動
ギヤ部材25は、その張り出した先端に、ギヤ部材23
の歯23aに係合する歯25aを有する。即ち可動ギヤ
部材25はギヤ部25aをギヤ部材23に対向して有し
ており、これは所定角度範囲でギヤ部材23の歯23a
に噛み合う。これらの噛み合い位置を変えることによ
り、上部コラム3即ちステアリング軸2をチルトピン1
7,18のまわりに傾動させてその傾斜角(チルト角)
を調節できる。可動ギヤ部材25は後述する跳ね上げ作
動部材のガイド部44b,44cに対応して支持軸24
回りの揺動を案内するガイドピン25bを有し、支持軸
24の嵌入を許す穴25c(第5図)を有している。
可動ギヤ部材25の揺動によりギヤ部材23とギヤ部2
5aとの噛み合いを制御しステアリング軸2とこれを支
持する上部コラム3を跳ね上げる。この跳ね上げ機構に
ついて以下に説明する。
5aとの噛み合いを制御しステアリング軸2とこれを支
持する上部コラム3を跳ね上げる。この跳ね上げ機構に
ついて以下に説明する。
跳ね上げ機構は、可動ギヤ部材25とギヤ部材23への
噛み合いを外すための跳ね上げ作動部材44と、噛み合
いの外れた後にステアリング軸2とともに上部コラム3
を跳ね上げるために付勢力を与える前記跳ね上げ用バネ
19と、チルト部前方の適当な固定部例えば下部コラム
7に取り付けられた可逆転モータ50と、モータ50の
出力軸51に固着したクランク部材53と後述の支持軸
26とを連結している板状の連結部材53とより成って
いる。連結部材52のクランク部材側の端部は長穴54
を有し、この長穴54に、クランク部材53に固着した
ピン55が挿入されている。連結部材52の先端は前記
支持軸26に回転自在に嵌合されている。
噛み合いを外すための跳ね上げ作動部材44と、噛み合
いの外れた後にステアリング軸2とともに上部コラム3
を跳ね上げるために付勢力を与える前記跳ね上げ用バネ
19と、チルト部前方の適当な固定部例えば下部コラム
7に取り付けられた可逆転モータ50と、モータ50の
出力軸51に固着したクランク部材53と後述の支持軸
26とを連結している板状の連結部材53とより成って
いる。連結部材52のクランク部材側の端部は長穴54
を有し、この長穴54に、クランク部材53に固着した
ピン55が挿入されている。連結部材52の先端は前記
支持軸26に回転自在に嵌合されている。
跳ね上げ作動部材44の上端は、チルトピン17,18
により、それらの回りに回動可能に折曲部15,16に
取り付けられている。前記跳ね上げ作動部材44の下端
はステアリング軸2の軸方向と直交する方向に延び、該
下端に穿設された孔内に支持軸26が挿入され、該支持
軸の端部をかしめることにより、固定されている。また
支持軸26には、可動ギヤ部材25の背面のテーパ部2
9が接触している。
により、それらの回りに回動可能に折曲部15,16に
取り付けられている。前記跳ね上げ作動部材44の下端
はステアリング軸2の軸方向と直交する方向に延び、該
下端に穿設された孔内に支持軸26が挿入され、該支持
軸の端部をかしめることにより、固定されている。また
支持軸26には、可動ギヤ部材25の背面のテーパ部2
9が接触している。
跳ね上げ作動部材44の下端とブラケット8の曲折部1
5,16との間にはコイルばね36が掛け渡され、跳ね
上げ作動部材44を時計方向(第2図中)に付勢してい
る。跳ね上げ作動部材44の片方44aの内側には可動
ギヤ部材25のガイドピン25bの上方を被うように延
びる平坦なガイド部44bが設けられている。このガイ
ド部44bの左方(第2図中)には曲折して下方に延び
出すガイド部44cが設けられ、ガイドピン25bを下
方に案内する案内面を形成している。
5,16との間にはコイルばね36が掛け渡され、跳ね
上げ作動部材44を時計方向(第2図中)に付勢してい
る。跳ね上げ作動部材44の片方44aの内側には可動
ギヤ部材25のガイドピン25bの上方を被うように延
びる平坦なガイド部44bが設けられている。このガイ
ド部44bの左方(第2図中)には曲折して下方に延び
出すガイド部44cが設けられ、ガイドピン25bを下
方に案内する案内面を形成している。
モータ50をコイルばね36の付勢力に抗して反時計方
向(第2図)に回転駆動させると、クランク部材53の
ピン55は連結部材52の長穴54の右端当接位置(P
1)からP2の位置までモータ出力軸51を中心に回動
して連結部材52を押動せしめ、これによって支持軸2
6とともに跳ね上げ作動部材44を上端のチルトピン1
7,18を中心として反時計方向に回動せしめる。この
とき前記跳ね上げ作動部材44のガイド部44b,44
cはガイドピン25bを押し下げるので、可動ギヤ部材
25は支持軸24を中心に下方に揺動し、ギヤ部材23
とギヤ部25aとの係合は解除される。
向(第2図)に回転駆動させると、クランク部材53の
ピン55は連結部材52の長穴54の右端当接位置(P
1)からP2の位置までモータ出力軸51を中心に回動
して連結部材52を押動せしめ、これによって支持軸2
6とともに跳ね上げ作動部材44を上端のチルトピン1
7,18を中心として反時計方向に回動せしめる。この
とき前記跳ね上げ作動部材44のガイド部44b,44
cはガイドピン25bを押し下げるので、可動ギヤ部材
25は支持軸24を中心に下方に揺動し、ギヤ部材23
とギヤ部25aとの係合は解除される。
次に、上部ステアリング軸2の傾斜角(チルト角)を所
定位置に定めるためのメモリ機構につき第3図乃至第5
図を参照して説明する。
定位置に定めるためのメモリ機構につき第3図乃至第5
図を参照して説明する。
メモリ機構は、可動ギヤ部材25とギヤ部材23との係
合を所定位置でのみ許容するためのメモリ部材46と、
これを制御するセレクトレバー42とより成っている。
合を所定位置でのみ許容するためのメモリ部材46と、
これを制御するセレクトレバー42とより成っている。
メモリ部材46は可動ギヤ部材25に並置され、上部コ
ラム3の円筒状部11に固定されたギヤ部材23の歯2
3aに噛み合うよう本体46eから延びるギヤ部46a
(第5図参照)と、ギヤ部46aの側面上に可動ギヤ部
材25のガイドピン25bと反対方向に延び出すガイド
ピン46dと、ギヤ部46aの根元部にギヤ部23を被
う様に延び出すメモリプレート46cと、後述する位置
ずれ防止の為に突出させたストッパ部46fと、支持軸
24の嵌入を許す長孔46bとを有する。上記長孔46
bは、ステアリング軸2が跳ね上げ位置にある時支持軸
24がその上部に、そして、ステアリング軸2が最下位
置にある時支持軸24がその下部に位置する様形成され
ている。メモリ部材46のガイドピン46dの端部には
コイルばね27(第3図参照)の一端が係止されてお
り、コイルばね27の他端はプレート47に係止されて
いる。プレート47は、円筒状部11のチルトピン18
に対応する位置に設けられた突出部11aに遊嵌されて
いる。コイルばね27がメモリ部材46を常に上方(第
3図中)へと付勢しているので、メモリ部材46は、ホ
イール1を跳ね上げた際、ギヤ部材23とギヤ部46a
とが噛合したまま上部コラム3と共に変位する。
ラム3の円筒状部11に固定されたギヤ部材23の歯2
3aに噛み合うよう本体46eから延びるギヤ部46a
(第5図参照)と、ギヤ部46aの側面上に可動ギヤ部
材25のガイドピン25bと反対方向に延び出すガイド
ピン46dと、ギヤ部46aの根元部にギヤ部23を被
う様に延び出すメモリプレート46cと、後述する位置
ずれ防止の為に突出させたストッパ部46fと、支持軸
24の嵌入を許す長孔46bとを有する。上記長孔46
bは、ステアリング軸2が跳ね上げ位置にある時支持軸
24がその上部に、そして、ステアリング軸2が最下位
置にある時支持軸24がその下部に位置する様形成され
ている。メモリ部材46のガイドピン46dの端部には
コイルばね27(第3図参照)の一端が係止されてお
り、コイルばね27の他端はプレート47に係止されて
いる。プレート47は、円筒状部11のチルトピン18
に対応する位置に設けられた突出部11aに遊嵌されて
いる。コイルばね27がメモリ部材46を常に上方(第
3図中)へと付勢しているので、メモリ部材46は、ホ
イール1を跳ね上げた際、ギヤ部材23とギヤ部46a
とが噛合したまま上部コラム3と共に変位する。
従って、メモリプレート46cはホイール1を跳ね上げ
た際には、該プレートの下面がギヤ部25aに当接し
て、支持軸26を介してコイルばね36により付勢され
ている可動ギヤ部材25の揺動変位を阻止する。一方、
メモリプレート46cのホイール側端部が可動ギヤ部材
25から外れ、ギヤ部材23の歯が可動ギヤ部材25の
歯と一致した時、可動ギヤ部材25の揺動が可能となり
ギヤ部材23と噛合される。従って、可動ギヤ部材25
とメモリ部材46とが同一位置関係に達した時点で上部
コラム3が固定されるというメモリ機能が可能となる。
た際には、該プレートの下面がギヤ部25aに当接し
て、支持軸26を介してコイルばね36により付勢され
ている可動ギヤ部材25の揺動変位を阻止する。一方、
メモリプレート46cのホイール側端部が可動ギヤ部材
25から外れ、ギヤ部材23の歯が可動ギヤ部材25の
歯と一致した時、可動ギヤ部材25の揺動が可能となり
ギヤ部材23と噛合される。従って、可動ギヤ部材25
とメモリ部材46とが同一位置関係に達した時点で上部
コラム3が固定されるというメモリ機能が可能となる。
メモリ部材46を制御するセレクトレバー42は、第3
図に示されているように、チルトピン17により回動自
在に支持され、支持部より下方に延び出して操作部を与
えるとともに、該操作部から跳ね上げ作動部材44へ向
って延びかつ反時計方向(第2図中)に回動時作動部材
44に係合して共に回動させる係止部42aと、ガイド
ピン46dの上方を覆って延びる平坦なガイド面42b
と、このガイド面42bの先端で下方へ屈曲してガイド
ピン46dの下方への案内をするためのガイド面42c
を有している。ガイド面42cの先端と支持軸24間に
はコイルばね41(第4図参照)が掛け渡され、セレク
トレバー42を時計方向へと付勢しており、ブラケット
8に植設したストッパ42fにより回転が規制されてい
る。ばね41の付勢力に抗してセレクトレバー42を反
時計方向へと回動させると、係止部42aを介して跳ね
上げ作動部材44がこれと共に同方向へと回動し、メモ
リ部材46のガイドピン46dがセレクトレバー42の
ガイド面42b,42cに沿って案内され、メモリ部材
46が下方へと揺動してギヤ部材23の歯23aとギヤ
部46aとの噛み合いを解除するとともに、前述したご
とく、可動ギヤ部材25も下方へ揺動する。この時の跳
ね上げ作動部材44の回動に際しては、連結部材52は
長穴54の左端がピン55に当る範囲内で移動する。
図に示されているように、チルトピン17により回動自
在に支持され、支持部より下方に延び出して操作部を与
えるとともに、該操作部から跳ね上げ作動部材44へ向
って延びかつ反時計方向(第2図中)に回動時作動部材
44に係合して共に回動させる係止部42aと、ガイド
ピン46dの上方を覆って延びる平坦なガイド面42b
と、このガイド面42bの先端で下方へ屈曲してガイド
ピン46dの下方への案内をするためのガイド面42c
を有している。ガイド面42cの先端と支持軸24間に
はコイルばね41(第4図参照)が掛け渡され、セレク
トレバー42を時計方向へと付勢しており、ブラケット
8に植設したストッパ42fにより回転が規制されてい
る。ばね41の付勢力に抗してセレクトレバー42を反
時計方向へと回動させると、係止部42aを介して跳ね
上げ作動部材44がこれと共に同方向へと回動し、メモ
リ部材46のガイドピン46dがセレクトレバー42の
ガイド面42b,42cに沿って案内され、メモリ部材
46が下方へと揺動してギヤ部材23の歯23aとギヤ
部46aとの噛み合いを解除するとともに、前述したご
とく、可動ギヤ部材25も下方へ揺動する。この時の跳
ね上げ作動部材44の回動に際しては、連結部材52は
長穴54の左端がピン55に当る範囲内で移動する。
次に、以上の構成になる本実施例の作動を説明する。
第2図は、所定のメモリ位置で上部コラム3がブラケッ
ト8に対して固定された状態を示している。この状態か
ら運転者が乗降に際し、ホイール1を跳ね上げたい場
合、モータ50を付勢して跳ね上げ作動部材44をコイ
ルばね36の付勢力に抗して反時計方向に引き上げる。
すると、これと同時に支持軸26も反時計方向に回動
し、可動ギヤ部材25の背面テーパ部29の支持を解放
する。この時、可動ギヤ部材25はその側面のガイドピ
ン25bが跳ね上げ作動部材44のガイド面44b及び
44cに案内されて下方に移動し、ギヤ部材23との噛
み合い状態から非噛み合い状態へと移行する。可動ギヤ
部材25とギヤ部23との噛み合いが外れると、上部コ
ラム3は跳ね上げ用ばね19により引き上げられ、スト
ッパピン21がストローク規制長孔22の下端に当接し
た跳ね上げ位置(第6図に示す位置、第1図(a)の上
部二点鎖線で示す位置)へと達する。この時可動ギヤ部
材25のギヤ25aがメモリ部材46のメモリプレート
46cの下面に当接し、可動ギヤ部材25を非噛合状態
に維持する。ギヤ部23とメモリ部材46との噛み合い
は保持されたままであるため、上部コラム3とともにメ
モリ部材46も跳ね上がる。モータ50はこの後逆転
し、クランク部材53のピン55はP1の位置に戻って
いる。
ト8に対して固定された状態を示している。この状態か
ら運転者が乗降に際し、ホイール1を跳ね上げたい場
合、モータ50を付勢して跳ね上げ作動部材44をコイ
ルばね36の付勢力に抗して反時計方向に引き上げる。
すると、これと同時に支持軸26も反時計方向に回動
し、可動ギヤ部材25の背面テーパ部29の支持を解放
する。この時、可動ギヤ部材25はその側面のガイドピ
ン25bが跳ね上げ作動部材44のガイド面44b及び
44cに案内されて下方に移動し、ギヤ部材23との噛
み合い状態から非噛み合い状態へと移行する。可動ギヤ
部材25とギヤ部23との噛み合いが外れると、上部コ
ラム3は跳ね上げ用ばね19により引き上げられ、スト
ッパピン21がストローク規制長孔22の下端に当接し
た跳ね上げ位置(第6図に示す位置、第1図(a)の上
部二点鎖線で示す位置)へと達する。この時可動ギヤ部
材25のギヤ25aがメモリ部材46のメモリプレート
46cの下面に当接し、可動ギヤ部材25を非噛合状態
に維持する。ギヤ部23とメモリ部材46との噛み合い
は保持されたままであるため、上部コラム3とともにメ
モリ部材46も跳ね上がる。モータ50はこの後逆転
し、クランク部材53のピン55はP1の位置に戻って
いる。
ホイール1を跳ね上げ前のメモリ位置(第2図に示す位
置)に戻すには、ホイール1を握り跳ね上げ用ばね19
のばね力に抗して、下方に押し下げれば良い。すると、
可動ギヤ部材25のギヤ部25aがメモリ部材46のメ
モリプレート46cの下面に案内されてそのホイール側
端部に来た時、可動ギヤ部材25がギヤ部材23に向か
う方向に揺動して、ギヤ部25aがギヤ部材23の歯2
3aと噛み合う。この時、支持軸26は跳ね上げ作動部
材44とともに時計方向に回動し、可動ギヤ部25の背
面テーパ部29へと滑り込み、ギヤ部23と可動ギヤ部
材25との噛み合いを保持する。
置)に戻すには、ホイール1を握り跳ね上げ用ばね19
のばね力に抗して、下方に押し下げれば良い。すると、
可動ギヤ部材25のギヤ部25aがメモリ部材46のメ
モリプレート46cの下面に案内されてそのホイール側
端部に来た時、可動ギヤ部材25がギヤ部材23に向か
う方向に揺動して、ギヤ部25aがギヤ部材23の歯2
3aと噛み合う。この時、支持軸26は跳ね上げ作動部
材44とともに時計方向に回動し、可動ギヤ部25の背
面テーパ部29へと滑り込み、ギヤ部23と可動ギヤ部
材25との噛み合いを保持する。
ホイール1のメモリ位置を変更したい場合には、運転者
はセレクトレバー42を把持し、反時計方向に回動させ
る。この時、セレクトレバー42は、その係止部42a
が跳ね上げ作動部材44に当接し、セレクトレバー42
および作動部材44は一緒に反時計方向に回動される。
セレクトレバー42が反時計方向に引き上げられると、
そのガイド面42b,42cも変位し、メモリ部材46
のガイドピン46dを斜め下方へ押し下げる。従って、
メモリ部材46はギヤ部材23と噛み合いを解いた状態
にもたらされる。また、跳ね上げ作動部材44もレバー
42と同時に作動されるので、ガイド部44b,44c
とガイドピン25bとの係合を介して可動ギヤ部材25
は時計方向に回動しており、そのギヤ部25aとギヤ部
材23との噛み合いも解除されている。
はセレクトレバー42を把持し、反時計方向に回動させ
る。この時、セレクトレバー42は、その係止部42a
が跳ね上げ作動部材44に当接し、セレクトレバー42
および作動部材44は一緒に反時計方向に回動される。
セレクトレバー42が反時計方向に引き上げられると、
そのガイド面42b,42cも変位し、メモリ部材46
のガイドピン46dを斜め下方へ押し下げる。従って、
メモリ部材46はギヤ部材23と噛み合いを解いた状態
にもたらされる。また、跳ね上げ作動部材44もレバー
42と同時に作動されるので、ガイド部44b,44c
とガイドピン25bとの係合を介して可動ギヤ部材25
は時計方向に回動しており、そのギヤ部25aとギヤ部
材23との噛み合いも解除されている。
この状態において、運転者が所望のステアリング傾斜角
(チルト角)に上部ステアリング軸2を調整する。そし
て調整後セレクトレバー42を手離すと、レバー42お
よび作動部材44はばね27,36により時計方向に回
動し、可動ギヤ部材25とメモリ部材46とは共にギヤ
部材23と噛み合い、所望のチルト角設定位置が達成さ
れる。この位置は前述したと同様にホイール1を跳ね上
げた後にも再現できる。
(チルト角)に上部ステアリング軸2を調整する。そし
て調整後セレクトレバー42を手離すと、レバー42お
よび作動部材44はばね27,36により時計方向に回
動し、可動ギヤ部材25とメモリ部材46とは共にギヤ
部材23と噛み合い、所望のチルト角設定位置が達成さ
れる。この位置は前述したと同様にホイール1を跳ね上
げた後にも再現できる。
上述の実施例でモータ50はP1→P2→P1の動作を
行うので、連結部材52の端部の長穴54はピン55の
移動範囲P1〜P2以上の長さがあればよい。モータの
駆動は運転席の適当な位置に設けた枢着により行うか、
あるいは運転席ドアを開いた時やイグニッションキーを
抜いた時、またはそれらを連係させた時の信号で行うよ
うにすることもできる。
行うので、連結部材52の端部の長穴54はピン55の
移動範囲P1〜P2以上の長さがあればよい。モータの
駆動は運転席の適当な位置に設けた枢着により行うか、
あるいは運転席ドアを開いた時やイグニッションキーを
抜いた時、またはそれらを連係させた時の信号で行うよ
うにすることもできる。
ホイール1を跳ね上げた状態で誤って、セレクトレバー
42を反時計方向に回転させると、そのガイド面42
b,42cも変位する(この時メモリ部材46はギヤ部
材23と噛合したまま跳ね上げ状態となっている)。こ
の状態でホイール1を押し下げると、メモリ部材46の
ガイドピン46dはセレクトレバー42のガイド面42
b,42cと当接して斜下方へ押し下げられ、ギヤ部材
23との噛合が解除されてしまう。この状態では、メモ
リ部材46及び可動ギヤ部材25の動きが上記メモリ位
置変更の場合とは逆の状態になってしまい、メモリ部材
46は回転方向に拘束がなくなるので自由に動ける状態
となる。しかし、メモリ部材46のギヤ部46aと可動
ギヤ部材25のギヤ部25aとの位置関係がチルト調整
範囲を逸脱してくずれることはない。
42を反時計方向に回転させると、そのガイド面42
b,42cも変位する(この時メモリ部材46はギヤ部
材23と噛合したまま跳ね上げ状態となっている)。こ
の状態でホイール1を押し下げると、メモリ部材46の
ガイドピン46dはセレクトレバー42のガイド面42
b,42cと当接して斜下方へ押し下げられ、ギヤ部材
23との噛合が解除されてしまう。この状態では、メモ
リ部材46及び可動ギヤ部材25の動きが上記メモリ位
置変更の場合とは逆の状態になってしまい、メモリ部材
46は回転方向に拘束がなくなるので自由に動ける状態
となる。しかし、メモリ部材46のギヤ部46aと可動
ギヤ部材25のギヤ部25aとの位置関係がチルト調整
範囲を逸脱してくずれることはない。
その理由は、メモリ部材46にはストッパ部46fが突
設されているからである。即ち、このストッパ部46f
は、上記誤動作を行った場合でも、ホイール1をチルト
調整の最下段位置まで押し下げると、ギヤ部材23の端
部がストッパ部材46fに当接し、メモリ部材46をチ
ルト調整の最下段位置での噛み合い位置に戻すからであ
る。
設されているからである。即ち、このストッパ部46f
は、上記誤動作を行った場合でも、ホイール1をチルト
調整の最下段位置まで押し下げると、ギヤ部材23の端
部がストッパ部材46fに当接し、メモリ部材46をチ
ルト調整の最下段位置での噛み合い位置に戻すからであ
る。
これに対して、従来にあっては、上記ストッパ部46f
に相当る部分がなかったため、メモリ部材46と可動ギ
ヤ部材25との間で位置ずれが生じ、この位置ずれがチ
ルト調整の最下段をこえたときには、メモリ部材46の
メモリプレート部46cが間にあるため可動ギヤ部材2
5のギヤ部材25aとギヤ部材23との噛み合いが不可
能となることがあった。
に相当る部分がなかったため、メモリ部材46と可動ギ
ヤ部材25との間で位置ずれが生じ、この位置ずれがチ
ルト調整の最下段をこえたときには、メモリ部材46の
メモリプレート部46cが間にあるため可動ギヤ部材2
5のギヤ部材25aとギヤ部材23との噛み合いが不可
能となることがあった。
なお、上記メモリ部材46のストッパ部46fの代わり
に、ギヤ部材上に突出部(ストッパ部)を設けても良
い。
に、ギヤ部材上に突出部(ストッパ部)を設けても良
い。
以上説明した実施例において、ギヤ噛み合い部を左右チ
ルトピン17,18の中間部下方に位置しているので、
両チルトピン17,18が均等に力を受けてハンドル支
持剛性が高くなっている。すなわち、アイドリング時の
振動や高速走行時にハンドルががたつくことがなく、剛
性感が良好である。
ルトピン17,18の中間部下方に位置しているので、
両チルトピン17,18が均等に力を受けてハンドル支
持剛性が高くなっている。すなわち、アイドリング時の
振動や高速走行時にハンドルががたつくことがなく、剛
性感が良好である。
また、第2図に示すように上部コラム3の上部のみでな
く、下部の円筒状部11も含む上部コラム3全体を円筒
状にすると、上部コラムに左右側板付きブラケットを固
設した従来のものに比べて、剛性も高く、且つ小型化及
び、軽量化できる。更に長手方向にも寸法が短縮でき、
チルト範囲も広くとれる。
く、下部の円筒状部11も含む上部コラム3全体を円筒
状にすると、上部コラムに左右側板付きブラケットを固
設した従来のものに比べて、剛性も高く、且つ小型化及
び、軽量化できる。更に長手方向にも寸法が短縮でき、
チルト範囲も広くとれる。
更にまた、簡単な構造で確実な作動が可能なメモリ機構
をチルト式ステアリングに組み込んでいるが、本考案に
よるチルト機構を使用することによる固有振動数の低下
は見られなかった。
をチルト式ステアリングに組み込んでいるが、本考案に
よるチルト機構を使用することによる固有振動数の低下
は見られなかった。
[考案の効果] 以上の如く本考案によれば、チルト動作の駆動装置を設
けるとともに、駆動装置と跳ね上げ作動部材とを長穴を
有する連結部材で連結したので、跳ね上げ後の駆動装置
の反転、復帰も容易であり、セレクト動作時にも、その
動作を阻害されることはない。
けるとともに、駆動装置と跳ね上げ作動部材とを長穴を
有する連結部材で連結したので、跳ね上げ後の駆動装置
の反転、復帰も容易であり、セレクト動作時にも、その
動作を阻害されることはない。
さらに本考案によれば、固定部に対して移動可能に取り
付けられ、支持部側の第1の部材のギヤ部と噛合可能な
ギヤ部を有する第3の部材に、第1の部材と当接可能な
当接部を設けたので、支持部の跳ね上げ時に誤ってセレ
クトレバーを操作した場合でも、支持部を押し下げれ
ば、第1の部材が当接部に当接してこれを元の位置に戻
すので、チルトロックが不可能となることはない。ま
た、第2の部材と第3の部材とを相対位置決めする部分
が不要となるので、これらの部材に高精度は要求されな
くなり、製作コストが低下する等の効果を得ることがで
きるものである。
付けられ、支持部側の第1の部材のギヤ部と噛合可能な
ギヤ部を有する第3の部材に、第1の部材と当接可能な
当接部を設けたので、支持部の跳ね上げ時に誤ってセレ
クトレバーを操作した場合でも、支持部を押し下げれ
ば、第1の部材が当接部に当接してこれを元の位置に戻
すので、チルトロックが不可能となることはない。ま
た、第2の部材と第3の部材とを相対位置決めする部分
が不要となるので、これらの部材に高精度は要求されな
くなり、製作コストが低下する等の効果を得ることがで
きるものである。
第1図(a)は本考案の1実施例の全体図、第1図
(b)は第1図の部分的な拡大側面図、第2図は第1図
実施例の要部の一部断面側面図、第3図は第2図のIII-
III断面図、第4図は第3図のIV-IV断面図、第5図は可
動ギヤ部材、メモリ部材を示す取付関係図、第6図は跳
ね上げ作動部材を駆動してハンドルを跳ね上げた状態を
示した要部の一部断面側面図である。 [主要部分の符号の説明] 1…ステアリングホイール、 2…ステアリング軸、3…上部コラム、 8…ブラケット、17,18…チルトピン、 23…ギヤ部材、25…可動ギヤ部材、 42…セレクトレバー、44…跳ね上げ作動部材、 46…メモリ部材、50…駆動装置(モータ)、 51…出力軸、52…連結部材、54…長穴。
(b)は第1図の部分的な拡大側面図、第2図は第1図
実施例の要部の一部断面側面図、第3図は第2図のIII-
III断面図、第4図は第3図のIV-IV断面図、第5図は可
動ギヤ部材、メモリ部材を示す取付関係図、第6図は跳
ね上げ作動部材を駆動してハンドルを跳ね上げた状態を
示した要部の一部断面側面図である。 [主要部分の符号の説明] 1…ステアリングホイール、 2…ステアリング軸、3…上部コラム、 8…ブラケット、17,18…チルトピン、 23…ギヤ部材、25…可動ギヤ部材、 42…セレクトレバー、44…跳ね上げ作動部材、 46…メモリ部材、50…駆動装置(モータ)、 51…出力軸、52…連結部材、54…長穴。
Claims (1)
- 【請求項1】ステアリングホイールが固定されたステア
リング軸を回転自在に支承する支持部と;該支持部をチ
ルトピンの回りに傾動可能に支持する固定部と;前記支
持部に固定され、第1のギヤ部を有する第1の部材と;
一端において前記固定部に枢着され他端には前記第1の
ギヤ部と噛合可能な第2のギヤ部を有し、前記支持部の
チルト時に付勢される駆動装置により回動されるように
なっている第2の部材と;一端において前記固定部に対
して移動可能に取り付けられ、他端部には前記第1のギ
ヤ部と噛合可能な第3のギヤ部を有し、メモリ位置を変
更するために操作される操作部材により移動されるよう
になっている第3の部材と;チルト最下段位置で前記第
1の部材と前記第3の部材とが当接して該第3の部材の
位置を規制するストッパ部と;を含み、前記駆動装置
は、前記ステアリング軸の支持部に軸支された跳ね上げ
作動部材に連結部材を介して連結され、前記駆動装置の
連結部材は、該駆動装置の往復時に前記第1の部材と前
記第2の部材の噛合を解除すべく該第2の部材を回動さ
せ該駆動装置の復帰時に該第2の部材を噛合解除位置に
残して該駆動装置が復帰するように長穴を介して該駆動
装置の出力端に連結されることを特徴とするメモリ機構
付チルトステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987119999U JPH061899Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | メモリ機構付チルトステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987119999U JPH061899Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | メモリ機構付チルトステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6424676U JPS6424676U (ja) | 1989-02-10 |
| JPH061899Y2 true JPH061899Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31365715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987119999U Expired - Lifetime JPH061899Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | メモリ機構付チルトステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061899Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327025Y2 (ja) * | 1984-11-07 | 1991-06-11 | ||
| JPS6210325A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 杭先端根固め法 |
-
1987
- 1987-08-05 JP JP1987119999U patent/JPH061899Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6424676U (ja) | 1989-02-10 |
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