JPH06190975A - パワーステアリングホース - Google Patents
パワーステアリングホースInfo
- Publication number
- JPH06190975A JPH06190975A JP35749592A JP35749592A JPH06190975A JP H06190975 A JPH06190975 A JP H06190975A JP 35749592 A JP35749592 A JP 35749592A JP 35749592 A JP35749592 A JP 35749592A JP H06190975 A JPH06190975 A JP H06190975A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power steering
- csm
- hnbr
- steering hose
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 17
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- 239000000460 chlorine Substances 0.000 claims description 7
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- 239000005062 Polybutadiene Substances 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は加工性の低下やコストアップ
を招かずに高温インパルス寿命を向上させることを目的
とする。 【構成】 本発明のパワーステアリングホースは、内層
ゴム1に水素化アクリロ・ニトリル・ブタジェンゴム
(HNBR)とクロスルホン化ポリエチレン(CSM)
を含ませ、CSMをHNBRとの合計量に対して30〜
60重量%とした構成を有している。
を招かずに高温インパルス寿命を向上させることを目的
とする。 【構成】 本発明のパワーステアリングホースは、内層
ゴム1に水素化アクリロ・ニトリル・ブタジェンゴム
(HNBR)とクロスルホン化ポリエチレン(CSM)
を含ませ、CSMをHNBRとの合計量に対して30〜
60重量%とした構成を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等に使用されるパ
ワーステアリングホースに関し、特に、加工性の低下や
コストアップを招かずに高温インパルス寿命を向上させ
たパワーステアリングホースに関する。
ワーステアリングホースに関し、特に、加工性の低下や
コストアップを招かずに高温インパルス寿命を向上させ
たパワーステアリングホースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、排ガス規制による燃焼効率の向上
に伴うエンジンルーム内の温度上昇,ポンプの小型化,
高出力化による油温の上昇に伴いパワーステアリングホ
ースの耐熱性の向上が強く要求されている。
に伴うエンジンルーム内の温度上昇,ポンプの小型化,
高出力化による油温の上昇に伴いパワーステアリングホ
ースの耐熱性の向上が強く要求されている。
【0003】このような背景の中、従来のパワーステア
リングホースは、材料としてアクリロ・ニトリロ・ブタ
ジエンゴム(NBR)を多用していたが、最近ではこれ
に代えて耐熱性,耐油性等に優れた特性を有するCS
M,塩素化ポリエチレン(以下、CPEという),HN
BR等を採用している。
リングホースは、材料としてアクリロ・ニトリロ・ブタ
ジエンゴム(NBR)を多用していたが、最近ではこれ
に代えて耐熱性,耐油性等に優れた特性を有するCS
M,塩素化ポリエチレン(以下、CPEという),HN
BR等を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパワー
ステアリングホースによると、CSM,CPEを採用し
たものでは高温インパルス寿命が不十分であり、また、
HNBRを採用したものでは高温インパルス寿命は優れ
た特性を有するもののロール練り加工性が悪く、また、
NBRに比較してコストが遙かに高いため、自動車(車
両)への適用を考慮すると好ましくない。
ステアリングホースによると、CSM,CPEを採用し
たものでは高温インパルス寿命が不十分であり、また、
HNBRを採用したものでは高温インパルス寿命は優れ
た特性を有するもののロール練り加工性が悪く、また、
NBRに比較してコストが遙かに高いため、自動車(車
両)への適用を考慮すると好ましくない。
【0005】従って、本発明の目的は加工性の低下やコ
ストアップを招かずに高温インパルス寿命を向上させる
ことができるパワーステアリングホースを提供すること
である。
ストアップを招かずに高温インパルス寿命を向上させる
ことができるパワーステアリングホースを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、加工性の低下やコストアップを招かずに高温インパ
ルス寿命を向上させるため、内層ゴムにHNBRとCS
Mを含ませ、CSMをHNBRとの合計量に対して30
〜60重量%としたパワーステアリングホースを提供す
るものである。
み、加工性の低下やコストアップを招かずに高温インパ
ルス寿命を向上させるため、内層ゴムにHNBRとCS
Mを含ませ、CSMをHNBRとの合計量に対して30
〜60重量%としたパワーステアリングホースを提供す
るものである。
【0007】上記CSMは、塩素含有量が27〜36%
であり、また、ムーニー粘度が100以下である。
であり、また、ムーニー粘度が100以下である。
【0008】CSMをHNBRとの合計量に対して30
〜60重量%にした理由は、30%以下ではロール加工
性を向上させる効果がなく、逆に60%以上では高温イ
ンパルス寿命が急激に悪化するためである。また、CS
Mの塩素含有量を26〜36%にする理由は、26%以
下では耐油性が悪化し、逆に36%以上では耐寒性が悪
化するためである。更に、CSMのムーニー粘度を10
0以下にする理由は、100以上ではロール加工性を向
上させる効果がないためである。
〜60重量%にした理由は、30%以下ではロール加工
性を向上させる効果がなく、逆に60%以上では高温イ
ンパルス寿命が急激に悪化するためである。また、CS
Mの塩素含有量を26〜36%にする理由は、26%以
下では耐油性が悪化し、逆に36%以上では耐寒性が悪
化するためである。更に、CSMのムーニー粘度を10
0以下にする理由は、100以上ではロール加工性を向
上させる効果がないためである。
【0009】
【実施例】以下、本発明のパワーステアリングホースに
ついて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
ついて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1には、本発明の一実施例に係るパワー
ステアリングホースの構成が示されている。このパワー
ステアリングホースは、内層ゴム1と、その外周に第1
繊維補強層2を介して施されたクロロプレンゴムから成
る中間ゴム層3と、当該中間ゴム3の外周に第2繊維補
強層4を介して施されたCSMから成る外層ゴム5より
構成されている。
ステアリングホースの構成が示されている。このパワー
ステアリングホースは、内層ゴム1と、その外周に第1
繊維補強層2を介して施されたクロロプレンゴムから成
る中間ゴム層3と、当該中間ゴム3の外周に第2繊維補
強層4を介して施されたCSMから成る外層ゴム5より
構成されている。
【0011】内層ゴム1は、HNBR(水素化アクリロ
・ニトリル・ブタジエンゴム)と、CSM(クロルスル
ホン化ポリエチレン)を含んで成り、CSMはHNBR
との合計量に対して30〜60重量%になっている。こ
こにおいてHNBRとしては、日本ゼオン株式会社のZ
etp012020を用いた。また、CSMとしては昭
和・デュポン社のハイパロンNo.40等を用いた。
・ニトリル・ブタジエンゴム)と、CSM(クロルスル
ホン化ポリエチレン)を含んで成り、CSMはHNBR
との合計量に対して30〜60重量%になっている。こ
こにおいてHNBRとしては、日本ゼオン株式会社のZ
etp012020を用いた。また、CSMとしては昭
和・デュポン社のハイパロンNo.40等を用いた。
【0012】第1繊維補強層2と第2繊維補強層4は、
ナイロン繊維の編組によって構成されている。
ナイロン繊維の編組によって構成されている。
【0013】以上の構成において、表1に示すように、
内層ゴムの材質が異なる8種類(実施例1〜4,及び比
較例1〜4)のパワーステアリングホースを製造し、そ
れぞれの常態特性(引張強さ,伸び率,及び硬度),ロ
ール加工性,耐油性,及び高温インパルス寿命を以下の
試験方法によって測定した。 (1) 耐油試験 試験油として油温150℃のパワーステアリングフルー
ドを使用し、これにホースを7日浸漬した後の体積変化
率を測定した。 (2) ロール加工性 フロントロールの回転数が20.2rpm,バックロー
ルの回転数が16.8rpmの10インチオープンロー
ルを用い、ロール温度90℃においてロールへの巻付性
を測定した。 (3) インパルス寿命指数 試験油として油温150℃のパワーステアリングフルー
ドを使用し、雰囲気温度150℃において120kgf
/cm2 の油圧を30CPMのサイクルで付加してホー
スが破壊するまでの時間を測定し、比較例4のホースの
寿命を100としたときの指数で示した。
内層ゴムの材質が異なる8種類(実施例1〜4,及び比
較例1〜4)のパワーステアリングホースを製造し、そ
れぞれの常態特性(引張強さ,伸び率,及び硬度),ロ
ール加工性,耐油性,及び高温インパルス寿命を以下の
試験方法によって測定した。 (1) 耐油試験 試験油として油温150℃のパワーステアリングフルー
ドを使用し、これにホースを7日浸漬した後の体積変化
率を測定した。 (2) ロール加工性 フロントロールの回転数が20.2rpm,バックロー
ルの回転数が16.8rpmの10インチオープンロー
ルを用い、ロール温度90℃においてロールへの巻付性
を測定した。 (3) インパルス寿命指数 試験油として油温150℃のパワーステアリングフルー
ドを使用し、雰囲気温度150℃において120kgf
/cm2 の油圧を30CPMのサイクルで付加してホー
スが破壊するまでの時間を測定し、比較例4のホースの
寿命を100としたときの指数で示した。
【0014】
【表1】 表1の測定結果から判るように、HNBRが100%の
比較例1,及び重量比でHNBRを80%,CSMを2
0%混合した比較例2は、インパルス寿命指数がそれぞ
れ300,260と優れているが、ロール加工性が悪く
なっている。また、重量比でHNBRを30%,CSM
を70%混合した比較例3は、ロール加工性は良いが、
インパルス寿命指数が110と低くなっている。これに
対して、HNBRを70〜40%,CSMを30〜60
%の範囲で混合した実施例1〜4は、何れもロール加工
性,インパルス寿命指数が優れている。
比較例1,及び重量比でHNBRを80%,CSMを2
0%混合した比較例2は、インパルス寿命指数がそれぞ
れ300,260と優れているが、ロール加工性が悪く
なっている。また、重量比でHNBRを30%,CSM
を70%混合した比較例3は、ロール加工性は良いが、
インパルス寿命指数が110と低くなっている。これに
対して、HNBRを70〜40%,CSMを30〜60
%の範囲で混合した実施例1〜4は、何れもロール加工
性,インパルス寿命指数が優れている。
【0015】次に、表2に示すように、CSMのCl
(塩素)含有量が異なる6種類(実施例5〜8,及び比
較例5,6)のパワーステアリングホースを製造し、そ
れぞれの耐油性,耐寒性を測定した。なお、脆化温度は
JISK6301に準拠して行った。
(塩素)含有量が異なる6種類(実施例5〜8,及び比
較例5,6)のパワーステアリングホースを製造し、そ
れぞれの耐油性,耐寒性を測定した。なお、脆化温度は
JISK6301に準拠して行った。
【0016】
【表2】 表2の測定結果から判るように、Cl含有量が24%の
比較例5は、体積変化率が72.3%と耐油性が悪い。
また、Cl含有量が43%の比較例6は、耐油性が最も
優れているが、脆化温度が−27℃と大幅に悪化する。
これに対して、Cl含有量が27〜36%の実施例5〜
8は、耐油性,脆化温度量共に変化が小さく良好になっ
ている。
比較例5は、体積変化率が72.3%と耐油性が悪い。
また、Cl含有量が43%の比較例6は、耐油性が最も
優れているが、脆化温度が−27℃と大幅に悪化する。
これに対して、Cl含有量が27〜36%の実施例5〜
8は、耐油性,脆化温度量共に変化が小さく良好になっ
ている。
【0017】最後に、表3に示すように、CSMのムー
ニー粘度が異なる4種類(実施例9〜11,及び比較例
7)のパワーステアリングホースを製造し、それぞれの
常態特性,ロール加工性を測定した。
ニー粘度が異なる4種類(実施例9〜11,及び比較例
7)のパワーステアリングホースを製造し、それぞれの
常態特性,ロール加工性を測定した。
【0018】
【表3】 表3の測定結果から判るように、ムーニー粘度112の
比較例7は、ロール加工性が悪くなっている。これに対
して、ムーニー粘度56,90,95の実施例9〜11
は、ロール加工性が大幅に改善されている。
比較例7は、ロール加工性が悪くなっている。これに対
して、ムーニー粘度56,90,95の実施例9〜11
は、ロール加工性が大幅に改善されている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパワース
テアリングホースによると、内層ゴムにHNBRとCS
Mを含ませ、CSMをHNBRとの合計量に対して30
〜60重量%としたため、加工性の低下やコストアップ
を招かずに高温インパルス寿命を向上させることができ
る。
テアリングホースによると、内層ゴムにHNBRとCS
Mを含ませ、CSMをHNBRとの合計量に対して30
〜60重量%としたため、加工性の低下やコストアップ
を招かずに高温インパルス寿命を向上させることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視断面図。
1 内層ゴム 2
第1繊維補強層 3 中間ゴム層 4
第2繊維補強層 5 外層ゴム
第1繊維補強層 3 中間ゴム層 4
第2繊維補強層 5 外層ゴム
フロントページの続き (72)発明者 広瀬 健治 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日立 電線株式会社電線工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 内層ゴムの外周に第1繊維補強層,中間
ゴム層,第2繊維補強層,及び外層ゴムを順次設けて構
成したパワーステアリングホースにおいて、前記内層ゴ
ムは、水素化アクリロ・ニトリル・ブタジエンゴム(以
下、HNBRという)と、クロルスルホン化ポリエチレ
ン(以下、CSMという)を含み、前記CSMは、前記
HNBRとの合計量に対して30〜60重量%としたこ
とを特徴とするパワーステアリングホース。 - 【請求項2】 前記CSMは、塩素含有量が27〜36
%である構成の請求項1のパワーステアリングホース。 - 【請求項3】 前記CSMは、ムーニー粘度が100以
下である構成の請求項1のパワーステアリングホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35749592A JPH06190975A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | パワーステアリングホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35749592A JPH06190975A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | パワーステアリングホース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190975A true JPH06190975A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18454420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35749592A Pending JPH06190975A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | パワーステアリングホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06190975A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1108528A3 (en) * | 1999-12-13 | 2003-08-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Hose construction having inner core of hydrogenated nbr |
| KR20040002079A (ko) * | 2002-06-29 | 2004-01-07 | 현대자동차주식회사 | 파워스티어링용 고무 호스 조성물 |
| KR100534822B1 (ko) * | 2003-04-16 | 2005-12-08 | 현대자동차주식회사 | 고압용 파워 스티어링 호스 |
| KR100644339B1 (ko) * | 2004-05-28 | 2006-11-10 | 엘에스전선 주식회사 | 자동차용 고무 호스 |
| KR101471415B1 (ko) * | 2013-05-31 | 2014-12-10 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 이너라이너용 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조한 타이어 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP35749592A patent/JPH06190975A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1108528A3 (en) * | 1999-12-13 | 2003-08-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Hose construction having inner core of hydrogenated nbr |
| KR20040002079A (ko) * | 2002-06-29 | 2004-01-07 | 현대자동차주식회사 | 파워스티어링용 고무 호스 조성물 |
| KR100534822B1 (ko) * | 2003-04-16 | 2005-12-08 | 현대자동차주식회사 | 고압용 파워 스티어링 호스 |
| KR100644339B1 (ko) * | 2004-05-28 | 2006-11-10 | 엘에스전선 주식회사 | 자동차용 고무 호스 |
| KR101471415B1 (ko) * | 2013-05-31 | 2014-12-10 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 이너라이너용 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조한 타이어 |
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