JPH06192052A - 毛髪のパーマネント加工法およびこの方法を実施するための薬剤 - Google Patents

毛髪のパーマネント加工法およびこの方法を実施するための薬剤

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JPH06192052A
JPH06192052A JP5277799A JP27779993A JPH06192052A JP H06192052 A JPH06192052 A JP H06192052A JP 5277799 A JP5277799 A JP 5277799A JP 27779993 A JP27779993 A JP 27779993A JP H06192052 A JPH06192052 A JP H06192052A
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マーガー ヘルベルト
Thomas Dr Clausen
クラウゼン トーマス
Dietrich Hoch
ホッホ ディートリッヒ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 均一にパーマネント加工することができ、毛
髪の手触りや櫛通り性をも改善することができる毛髪の
パーマネント加工法及び安価で簡単に配合できる毛髪加
工剤と固定剤を提供する。 【構成】 毛髪加工剤として非イオン性界面活性剤を
2.5重量パーセント以下含有する毛髪加工剤を使用
し、固定剤としてカチオン性界面活性剤を0.01ない
し6重量パーセントとカチオン性重合物を0.01ない
し6重量パーセント含有する固定剤を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪のパーマネント加工
法並びにこの方法を実施するための二成分薬剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように毛髪のパーマネント加工は
基本的に、第一段階において毛髪ケラチンのジスルフィ
ド結合を、還元作用を有する物質を含有する薬剤(毛髪
加工剤)によって、解裂させ、第二段階において毛髪を
所望の形状に整えた後、酸化作用を有する物質を含有す
る薬剤(固定剤)によってジスルフィド結合を再び結合
させるという技術に基づいて行われている。
【0003】この場合に還元作用を有する物質として主
にメルカプタンあるいは亜硫酸塩が用いられており、他
方酸化作用を有する物質としては過酸化水素あるいは臭
素酸アルカリが使用されている。ところで上記のような
毛髪のパーマネント加工によって毛髪の構造が損傷さ
れ、毛髪の外観および手触りが損なわれることは周知の
ことである。
【0004】そこで従来から、このような方法を改善す
るために、毛髪加工剤および/あるいは固定剤にヘア−
コンディショニング剤、例えばカチオン性界面活性剤あ
るいはカチオン性重合物を添加することによって、毛髪
を保護しながら毛髪のパーマネント加工を行おうという
試みが多数成されてきた。しかしこれらには多数の問題
点がある。すなわちこの場合毛髪加工剤ないしは固定剤
の配合が非常に複雑となり、個々の成分が相互に、ある
いは毛髪と、さらには他の毛髪処理剤、たとえば毛髪保
護剤と、どのように作用し合うのか予見することができ
ず、そのために毛髪加工剤および/あるいは固定剤中に
毛髪保護作用を有する物質が多量に含有されるにもかか
わらず、保護作用自体は充分でないという状況が起こり
得る。また今日一般に採用されているパーマネント加工
法の場合、一方ではカチオン重合物に対して理解し難い
ほど高い濃度が要求され、他方では固定剤処理に続いて
カチオン性毛髪保護剤を用いて後処理を行った場合に、
毛髪は目的どうりに改善されるどころか、この補足的な
後処理によってかえって毛髪の手触りは悪くなり、また
毛髪は櫛でとかし難くなる(いわゆる「逆効果」)とい
う問題も生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状況のもと
に本発明は、均一にパーマネント加工することができる
と同時に、毛髪の手触りおよび櫛によるとかし易さをも
改善することができる、しかも上記のような問題点を持
たない毛髪のパーマネント加工法を提供することを課題
として出発した。さらに本発明は、作用物質の数をでき
るだけ少なくすることによって、安価な、そして簡単に
配合することができる毛髪加工剤および固定剤を提供す
ることも課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】我々は、従来一般に採用
されている毛髪のパーマネント加工法において、特殊な
毛髪加工剤とカチオン性固定剤を併用することによっ
て、よい結果が得られることが見い出した。すなわち本
発明は、毛髪を、所望の形態に整える前および/あるい
は整えた後、毛髪ケラチンに対して還元作用を有する物
質を基本とする毛髪加工剤で処理し、水で洗い流し、続
いて酸化作用を有する物質を基本とする固定剤で酸化後
処理し、水で洗い流し、髪型を整えた後、乾燥させると
いう毛髪のパーマネント加工法において、毛髪加工剤と
して非イオン性界面活性剤を2.5重量パーセント以下
含有する毛髪加工剤を使用すること、および固定剤とし
てカチオン性界面活性剤を0.01ないし6重量パーセ
ントとカチオン性重合物を0.01ないし6重量パーセ
ント含有する固定剤を使用することを特徴とする毛髪の
パーマネント加工法を対象とする。
【0007】本発明の方法においては、毛髪を洗浄し、
タオルで水分を拭い、必要に応じて毛髪加工剤の一部で
予備湿潤させ、小さな束に分け、カーラーに巻く。この
場合カーラーは、毛髪をパーマネントウェーブ加工する
か、あるいは脱ウェーブ加工するかに応じて、5ないし
15mmの直径のものか、あるいは15ないし35mm
の直径のもののいずれかを使用する。カーラーに巻いた
後、毛髪に対して毛髪加工剤を、パーマネント加工に対
して充分な量、塗布する。パーマネント加工に対して必
要な毛髪加工剤の量は合計で通常80ないし120gで
ある。
【0008】本発明による方法において使用される毛髪
加工剤は、毛髪ケラチンに対して還元作用を有する一般
的な物質と並んで、非イオン性界面活性剤を2.5重量
パーセント以下、望ましくは0.01ないし1.4重量
パーセント含有する。この場合に非イオン性界面活性剤
の量はとくに0.01ないし0.7重量パーセントであ
ることが望ましい。。
【0009】毛髪ケラチンに対して還元作用を有する物
質として、特に亜硫酸塩あるいはメルカプト化合物を挙
げることができる。毛髪ケラチンに対して還元作用を有
する物質の含有量は、通常2ないし25重量パーセント
である。メルカプト化合物として、たとえばメルカプト
カルボン酸、たとえばチオグリコール酸あるいはチオ乳
酸、あるいはこれらの塩が適する。メルカプトカルボン
酸の使用量は2ないし12重量パーセントであることが
望ましい。この他たとえば亜硫酸アルカリあるいは亜硫
酸水素アルカリ、あるいは亜硫酸アンモニウムあるいは
亜硫酸水素アンモニウムなどの亜硫酸塩も使用される。
この場合の使用量は一般に2ないし15重量パーセント
である。この他に毛髪ケラチンに対して還元作用を有す
る物質として、メルカプトカルボン酸エステル、たとえ
ばチオグリコール酸エステルあるいはチオ乳酸エステル
も使用することができる。この場合の使用量は5ないし
25重量パーセントである。この他さらにシステインあ
るいはシステアミン、あるいはこれらの塩も同様に使用
することができる。この場合使用量は2ないし25重量
パーセントであることが望ましい。
【0010】毛髪加工剤は通常pH値4ないし11、望
ましくはpH値4ないし9.5の酸性、中性ないしはア
ルカリ性に調整される。pH値の調整には通常アンモニ
ア、モノエタノールアミン、炭酸アンモニウムあるいは
炭酸水素アンモニウムが用いられる。
【0011】非イオン系界面活性剤としては、ポリオキ
シエチル化脂肪族アルコール、たとえば40モルのエチ
レンオキサイドでオキシエチル化したヒマシ油(CTF
A−PEG−40・ヒマシ油)、ポリオキシエチル化ノ
ニルフェノール、たとえば4あるいは10モルのエチレ
ンオキサイドでオキシエチル化したノニルフェノール
(CTFA−ノンオキシノール・4ないしは10)、1
5モルのエチレンオキサイドでオキシエチル化した椰子
脂肪酸アミン(CTFA−PEG−15・ココアミ
ン)、30モルのエチレンオキサイドでオキシエチル化
した水素添加ラノリン(CTFA−PEG−30・水素
添加ラノリン)、75モルのエチレンオキサイドでオキ
シエチル化したラノリン(CTFA−PEG−75・ラ
ノリン)、および25モルのエチレンオキサイドでオキ
シエチル化した水素添加ヒマシ油(CTFA−PEG−
25・水素添加ヒマシ油)を使用することが望ましい。
この中でも特に40モルのエチレンオキサイドでオキシ
エチル化したヒマシ油を使用することが望ましい。
【0012】上に挙げたCTFA−PEG−化合物ない
しはCTFA−ノンオキシノール−化合物は、CTFA
国際化粧品成分辞典、第4版(1991)、383、3
85、397、400および404頁、さらに341お
よび343頁に記載されている。
【0013】毛髪加工剤はこれらの他に、このような薬
剤において一般に用いられている添加剤、たとえば膨潤
剤又は浸透剤、増粘剤、たとえばエタノール、イソプロ
パノールあるいはグリセリンのようなアルコール、溶
媒、安定剤、緩衝剤、染料、並びにアニオン性あるいは
両性界面活性化合物を含有し得る。これらの添加剤はそ
の目的に応じて一般に使用されている量において使用さ
れる。たとえば増粘剤は0.1ないし25重量パーセン
トの濃度で使用される。
【0014】本発明による方法において使用される毛髪
加工剤は、水溶液あるいはエマルジョンの形態で、さら
には水性物を基本とし、これを増粘した形態で、特にク
リーム、ゲルあるいはペーストの形態で提供され得る。
【0015】続いて毛髪のパーマネント加工に必要な作
用時間を置いた後、毛髪を水で洗い流し、ついで固定剤
を約80ないし100g用いて酸化後処理を行う。この
場合に上記の毛髪のパーマネント加工に必要な作用時間
は、毛髪の性状、毛髪加工剤のpH値および効力、並び
に適用温度に応じて約5ないし30分間(加熱する場合
は5ないし20分間、加熱しない場合は20ないし30
分間)である。
【0016】本発明による方法において使用される固定
剤は酸化作用を有する物質と並んで、1種類以上のカチ
オン性重合物を0.01ないし6重量パーセント、望ま
しくは0.02ないし1.5重量パーセント、および1
種類以上のカチオン性界面活性剤を0.01ないし6重
要パーセント、望ましくは0.02ないし1.5重量パ
ーセント含有する。この場合にカチオン性界面活性剤と
カチオン性重合物の合計量は0.02ないし7重量パー
セントであることが望ましい。
【0017】酸化作用を有する物質としては、従来から
固定剤に対して一般に使用されている酸化作用物質を任
意に使用することができる。このような酸化作用物質と
して、たとえば臭素酸カリウムや臭素酸ナトリウムのよ
うな臭素酸アルカリ、あるいは過酸化水素およびその付
加化合物を挙げることができる。固定剤に含有される酸
化作用物質の量は、作用時間および作用温度によって異
なる。通常酸化作用物質は約0.5ないし30重量パー
セントの量において使用される。
【0018】適当なカチオン性界面活性剤として、たと
えばラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、テト
ラデシルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルト
リメチルアンモニウムクロライドあるいはステアリルト
リメチルアンモニウムクロライドのようなアルキルトリ
メチルアンモニウム塩、セチルジメチルヒドロキシエチ
ルアンモニウム燐酸二水素塩、セチルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、たとえばラウリルピリジニウ
ムクロライドあるいはセチルピリジニウムクロライドの
ようなアルキルピリジニウム塩、セチルベンジルジメチ
ルアンモニウムクロライド、デシルジメチルオクチルア
ンモニウムクロライド、ラルリン酸コリンエステルクロ
ライド、ベタインセチルエステルクロライド、椰子脂肪
酸アミドプロピルジメチルアセトアミジルアンモニウム
クロライド、およびジメチルジ(硬化脂肪酸)アンモニ
ウムクロライド(CTFA−クオータニウム−18)を
挙げることができる。この中でも特にセチルトリメチル
アンモニウムクロライド、セチルピリジニウムクロライ
ド、セチルベンジルジメチルアンモニウムクロライド、
デシルジメチルオクチルアンモニウムクロライドおよび
CTFA−クオータニウム−18が望ましい。
【0019】適当なカチオン性重合物として、たとえば
次のような化合物およびこれらの混合物を挙げることが
できる。すなわちカチオン性セルロースエーテル(たと
えばCTFA−ポリクオータニウム−10)のようなカ
チオン性セルロース誘導体、臭化メチルで四級化したポ
リジメチルアミノエチルメタクリレート(CTFA−ポ
リクオータニウムー9)、硫酸ジメチルで75%まで四
級化したポリジメチルアミノエチルメタクリレート、ポ
リジアリルジメチルアンモニウムクロライド(CTFA
−ポリクオータニウムー6)、ジアリルジメチルアンモ
ニウムクロライド/ヒドロキシエチルセルロース−共重
合物(CTFA−ポリクオータニウムー4)、β−メタ
クリルオキシエチル−トリメチルアンモニウムメタ硫酸
塩−ホモポリマー(CTFA−ポリクオータニウム−1
4)、β−メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニ
ウムメタ硫酸塩/アクリルアミド−共重合物(CTFA
−ポリクオータニウム−5)、ビニルピロリドンとジメ
チルアミノエチルエメタクリレートから成る共重合物の
硫酸ジエチルによる四級化物(CTFA−ポリクオータ
ニウムー11)、ジアリルジメチルアンモニウムクロラ
イド/アクリルアミド−共重合物(CTFA−ポリクオ
ータニウム−7)、ジアリルジメチルアンモニウムクロ
ライド/アクリル酸−共重合物(CTFA−ポリクオー
タニウム−22)、ビニルイミダゾリウムメトクロリド
/ビニルピロリドンー共重合物(CTFA−ポリクオー
タニウムー16)、およびカチオン性キトサン誘導体を
挙げることができる。この中でも特にCTFA−ポリク
オータニウムー11が望ましい。
【0020】上に挙げたCTFA−クオータニウム化合
物あるいはCTFA−ポリクオータニウム化合物は、C
TFA国際化粧品成分辞典、第4版(1991)、50
9頁、および462ないし464頁に記載されている。
【0021】望ましい実施形態においては、固定剤は、
酸化作用を有する物質、カチオン性界面活性剤およびカ
チオン性重合物の他に、補助的に水溶性のシリコン活性
剤を含有する。
【0022】水溶性シリコン活性剤としてポリオキシエ
チレン−および/あるいはポリオキシプロピレン−側鎖
を有するジメチルポリシロキサン(CTFA−ジメチコ
ン・コポリオール)、CTFA−ジメチコン・コポリオ
ールのブチルエーテルあるいはメチルエーテル(CTF
A−ジメチコン・コポリオール・ブチルエーテルあるい
はCTFA−ジメチコン・コポリオール・メチルエーテ
ル)並びにCTFA−ジメチコン・コポリオールの酢酸
による部分エステル(CTFA−ジメチコン・コポリオ
ール・アセテート)を使用することが望ましい。この中
でも特にCTFA−ジメチコン・コポリオールが望まし
い。
【0023】固定剤中におけるシリコン活性剤の量は
0.01ないし6重量パーセントであることが望まし
い。
【0024】上に挙げたCTFA−ジメチコン・コポリ
オールはCTFA国際化粧品成分辞典、第4版(199
1)、161および162ページに記載されている。
【0025】本発明による方法において使用される固定
剤は、水溶液あるいはエマルジョンの形態で、さらには
水性物を基本とし、これを増粘した形態で、特にクリー
ム、ゲルあるいはペーストの形態で提供することができ
る。この場合にそのままの状態で使用する既製品の他
に、濃縮状態で提供し、使用前に水で、望ましくは1:
1の割合で、希釈するという形態を採ることもできる。
【0026】既製品としての固定剤のpH値は、使用す
る酸化作用物質に応じて、1.5ないし10.5である
ことが望ましい。すなわち過酸化水素を使用する場合に
pH値は1.5ないし6であり、臭素酸アルカリを使用
する場合にはpH値は6ないし10.5であることが望
ましい。
【0027】自明のことであるが、固定剤はこのような
薬剤に対して一般に用いられている添加剤、たとえば非
イオン性湿潤剤ないしは乳化剤、緩衝剤、たとえば芳香
族スルホン酸、オルソ燐酸、ポリ燐酸、ピロ燐酸あるい
はαービサボロールのような過酸化物安定剤、膨潤剤な
いしは浸透剤、染料、たとえばカオリン、ベントナイ
ト、脂肪酸、高級脂肪族アルコール、セルロース誘導
体、澱粉、アルギネートあるいはポリアクリル酸のよう
な増粘剤、たとえばポリエチレングリコールエステルの
ような乳白剤、、たとえばエタノール、プロパノール、
イソプロパノールあるいはグリセリンのようなアルコー
ル、あるいは香料を全て含有し得る。
【0028】約2ないし15分間、望ましくは5ないし
10分間の作用時間を置いた後、カーラーをはずし、必
要に応じてもう一度毛髪を固定剤で酸化後処理を行う。
その後毛髪を水で洗い流し、髪型を整え、乾燥させる。
【0029】前述の本発明による毛髪のパーマネント加
工法によって、毛髪は均一にパーマネント加工されると
同時に、毛髪は非常に良好な状態に改善される。特にこ
の加工法によって毛髪の手触りおよび櫛によるとかし易
さが著しく改善される。
【0030】本発明は、さらに、前述の本発明による毛
髪のパーマネント加工法を実施するための二成分加工剤
も対象とする。すなわち本発明は、第一成分が毛髪加工
剤であり、これが毛髪ケラチンに対して還元作用を有す
る物質と共に非イオン界面活性剤を2.5重量パーセン
ト以下、望ましくは0.01ないし1.4重量パーセン
ト含有すること、および第二成分が固定剤であり、これ
が酸化作用を有する物質と共にカチオン系界面活性剤を
0.01ないし6重量パーセント、さらにカチオン性重
合物を0.01ないし6重量パーセント含有することを
特徴とする毛髪のパーマネント加工用二成分薬剤も対象
とする。
【0031】本発明による二成分薬剤の一方の成分であ
る固定剤は、特に望ましい実施形態においては、補助的
に水溶性シリコン活性剤を0.01ないし6重量パーセ
ント含有する。
【0032】また固定剤は、濃縮状態で提供し、使用直
前に水で、望ましくは1:1の割合で、希釈するという
形態を採ることもできる。
【0033】同様に本発明による二成分薬剤のもう一方
の成分である毛髪加工剤を、二つに分けて提供し、使用
直前に互いに混合するという形態を採ることもできる。
毛髪加工剤をこのように二つに分けて提供することは、
特に毛髪ケラチンに対して還元作用を有する物質として
メルカプト炭酸エステルを使用する場合に、有利であ
る。すなわちメルカプト炭酸エステルは水溶液の状態で
はかなり不安定であるので、この形態を採用することに
よって、エステル成分だけ別に保管することができ、そ
して使用直前にこのエステル成分を、残りの成分を含有
する水性層と混合することができる。
【0034】
【実施例】次に実施例によって本発明の対象をさらに詳
しく説明するが、これらに限られるものではない。 実施例1 成分I:毛髪加工剤 チオグリコール酸アンモニウムの70%水溶液 12.0g 炭酸水素アンモニウム 2.0g 28%アンモニア水溶液 0.8g 40モルのエチレンオキサイドでオキシエチル化した 0.2g ヒマシ油 香油 0.1g 水 84.9g 100.0g 上記の毛髪加工剤のpH値は8.4である。
【0035】 成分IIa:固定剤 過酸化水素の35%水溶液 7.0g ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタアクリ 2.0g レートから成る共重合物の硫酸ジエチルによる第四級 化物の20%水溶液 (ガフ社製 商品名:Gafquat 755N) 燐酸の85%水溶液 0.2g セチルトリメチルアンモニウムクロライド 0.1g 水 90.7g 100.0g 上記の固定剤のpH値は2.0である。
【0036】 成分IIb:固定剤 過酸化水素の35%水溶液 7.0g ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタアクリ 2.0g レートから成る共重合物の硫酸ジエチルによる第四級 化物の20%水溶液 (ガフ社製 商品名:Gafquat 755N) CTFA−ジメチコン−コポリオール 0.5g (ダウ・コーニング・ヨーロッパ社製 Surfac tant 193) 燐酸の85%水溶液 0.2g セチルトリメチルアンモニウムクロライド 0.1g 水 90.2g 100.0g 上記の固定剤のpH値は2.0である。 損傷した、多孔状態の、中程度の長さの毛髪をシャンプ
ーで洗浄し、櫛でとかし、直径8mmのカーラーに卷
く。ついでカーラーに卷いた状態で毛髪に上記の毛髪加
工剤を散布し、25分間作用させる。その後カーラーに
卷いたまま毛髪を水で洗浄し、タオルで水分を拭う。つ
いでカーラーに卷いた状態で毛髪を上記の固定剤(成分
IIaあるいは成分IIb)で酸化後処理する。5分間の作
用時間を置いた後、カーラーをはずし、毛髪を水で洗浄
する。ついでタオルで毛髪の水分を拭い、髪型を整え、
乾燥させる。この処理によって毛髪は、手触りが柔らか
く、滑らかになり、さらに湿った状態においても櫛で良
好にとかすことができる。この場合に成分IIbの固定剤
で処理した毛髪は、成分IIaの固定剤で処理した毛髪に
比べて、より良好な状態を示す。
【0037】実施例2 成分I:毛髪加工剤 チオグリコール酸アンモニウムの70%水溶液 12.0g 炭酸水素アンモニウム 2.0g 28%アンモニア水溶液 0.8g 40モルのエチレンオキサイドでオキシエチル化した 0.2g ヒマシ油 香油 0.1g 水 84.9g 100.0g 上記の毛髪加工剤のpH値は8.4である。
【0038】 成分II:固定剤 臭素酸ナトリウム 9.0g ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタアクリ 2.0g レートから成る共重合物の硫酸ジエチルによる第四級 化物の20%水溶液 (ガフ社製 商品名:Gafquat 755N) CTFA−ジメチコン−コポリオール 0.5g (ダウ・コーニング・ヨーロッパ社製のSurfac tant 193) セチルトリメチルアンモニウムクロライド 0.1g 水 88.4g 100.0g 上記の固定剤のpH値は6.0である。 中程度の長さの、染色した毛髪をシャンプーで洗浄し、
櫛でとかし、直径10mmのカーラーに卷く。ついでカ
ーラーに卷いた状態で毛髪に上記の毛髪加工剤を、塗布
容器を用いて、塗布する。20分間の作用時間を置いた
後、カーラーに卷いたまま毛髪をぬるま湯で洗浄し、タ
オルで水分を拭う。ついでカーラーに卷いた状態で毛髪
を上記の固定剤80gで酸化後処理する。20分間の作
用時間を置いた後、カーラーをはずし、毛髪を再度上記
の固定剤40gで酸化後処理する。続いて毛髪をぬるま
湯で洗浄し、タオルで水分を拭い、髪型を整え、乾燥さ
せる。この処理によって毛髪は異常にカールすることな
く、非常に良好にパーマネント加工され、しかも、滑ら
かで、柔らかい手触りを示す。
【0039】実施例3 成分I:毛髪加工剤 調合物A 28%アンモニア水溶液 7.0g 40モルのエチレンオキサイドでオキシエチル化した 0.3g ヒマシ油 香油 0.1g 水 92.6g 100.0g 調合物B チオグリコール酸モノグリセリンエステル 80.0g グリセリン 20.0g 100.0g 使用前に調合物A75gと調合物B25gを混合する。
これによって得られる毛髪加工剤のpH値は8.3であ
る。毛髪を洗浄し、櫛でとかし、直径6mmのカーラー
に卷き、その後上記の毛髪加工剤を均一に散布して、湿
らせる。続いて毛髪をプラスチック製のフードで覆い、
40℃において15分間置く。ついでフードを取り除
き、毛髪を水で洗浄し、実施例1に記載の成分IIbの固
定剤100gを用いて酸化後処理する。カーラーをはず
した後、毛髪を水で洗浄し、髪型を整え、乾燥させる。
この処理によって、毛髪は毛根から毛先まで均一に自然
な感じにパーマネント加工されると同時に、毛髪は非常
に良好な状態に改善される。
【0040】実施例4:比較実験 A.毛髪の状態改善を証明するための比較実験 比較のために片側を実施例1に記載の二成分薬剤(成分
Iと成分IIbの組合せ)を用いて処理し、残りの片側を
次の薬剤を用いて処理した。すなわち後者の薬剤におい
ては、成分Iにおける非イオン界面活性剤(エチレンオ
キサイド40モルでオキシエチル化したヒマシ油)の含
有量が0.2重量パーセントから3重量パーセントに高
められ、他方固定剤(成分IIb)の方はそのままであ
る。毛髪を洗浄し、櫛でとかし、中央で半分に分けた。
一方を実施例1に記載の方法に従って実施例1に記載の
毛髪加工剤で処理し、他方を同様に、しかし実施例1に
記載の毛髪加工剤においてエチレノキサイド40モルで
オキシエチル化したヒマシ油の量を0.2重量パーセン
トから3重量パーセントに増量した毛髪加工剤を用い
て、処理した。25分間の作用時間をおいた後、毛髪を
水で洗浄し、ついで実施例1に記載の成分IIbの固定剤
を用いて固定処理を行った(固定剤の作用時間:5分
間)。続いてカーラーをはずし、水で洗浄し、髪型を整
え、乾燥させた。本発明による方法にしたがって処理し
た毛髪は滑らかで、良好な外観を示し、問題なく簡単に
櫛でとかすことができるのに対して、本発明によらない
方法によって処理した毛髪は光沢がなく、非常にとかし
難かった。
【0041】B.カチオン性毛髪保護剤と良好に相容す
ることを証明するための比較実験 毛髪をまず実施例1(成分Iと成分IIbの組合せ)に記
載の方法に従って処理した。この毛髪加工処理に続いて
毛髪を湿った状態のまま中央で半分に分け、一方を次に
示すカチオン性毛髪保護剤で処理し、他方を未処理に留
めた。 カチオン性毛髪保護剤 セチルアルコール 4.00g セチルトリメチルアンモニウムクロライド 3.00g ワセリン(ペトロラクタム) 0.50g 自己乳化グリセリンモノステアレート 0.50g 25モルのエチレンオキサイドでオキシエチル化 0.05g したセチルアルコール 水 91.95g 100.00g 2分間の作用時間を置いた後、毛髪保護剤をぬるま湯で
洗い流し、毛髪の水分をタオルで拭った。上記の毛髪保
護剤による処理によって、毛髪の手触り並びに湿った状
態でのとかし易さが、未処理の毛髪に比べて、わずかに
改善されることが認められる。本出願におけるパーセン
ト数は、特に指示がない限り、全て重量パーセント数で
ある。
【0042】
【発明の効果】上記の比較実験からもわかるように、本
発明による方法においてはカチオン性毛髪保護剤を併用
しても何等問題が生じない。すなわち従来一般に採用さ
れている毛髪のパーマネント加工法の場合には、通例的
に「逆効果」が生じていた、すなわちカチオン性毛髪保
護剤による後処理によって毛髪の構造が損傷されていた
のに対して、本発明の方法では、このような「逆効果」
を生じることなく、毛髪の手触りや櫛通り性のよい、均
一なパーマネント加工が実施できる。更に、本発明にお
ける毛髪加工剤と固定剤は、作用物質の数が少なく、簡
単に配合できる、安価なものとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス クラウゼン ドイツ連邦共和国、デー‐64665 アルス バッハ‐ヘーンライン、エルンスト‐パス ケ‐シュトラーセ 35 アー (72)発明者 ディートリッヒ ホッホ ドイツ連邦共和国、デー‐64319 フュン グスタット/アイヒ、リートシュトラーセ 30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪を、所望の形態に整える前および/
    あるいは整えた後、毛髪ケラチンに対して還元作用を有
    する物質を基本とする毛髪加工剤で処理し、水で洗い流
    し、続いて酸化作用を有する物質を基本とする固定剤で
    酸化後処理し、水で洗い流し、髪型を整え、乾燥させる
    という毛髪のパーマネント加工法において、毛髪加工剤
    として非イオン界面活性剤を2.5重量パーセント以下
    含有する毛髪加工剤を使用すること、および固定剤とし
    てカチオン性界面活性剤を0.01ないし6重量パーセ
    ントおよびカチオン性重合物を0.01ないし6重量パ
    ーセント含有する固定剤を使用することを特徴とする毛
    髪のパーマネント加工方法。
  2. 【請求項2】 毛髪加工剤を5ないし30分間作用させ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 固定剤を2ないし15分間作用させるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 非イオン界面活性剤がポリオキシエチル
    化脂肪族アルコール、ポリオキシエチル化ノニルフェノ
    ール、CTFA−PEG−15・ココアミン、CTFA
    −PEG−30・水素添加ラノリン、CTFA−PEG
    −75・ラノリン、およびCTFA−PEG−25・水
    素添加ヒマシ油の中から選択されることを特徴とする、
    請求項1ないし3いずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 カチオン性界面活性剤がラウリルトリメ
    チルアンモニウムクロライド、テトラデシルトリメチル
    アンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウ
    ムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロ
    ライド、セチルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム
    ジヒドロゲンホスフェート、セチルジメチルベンジルア
    ンモニウムクロライド、ラウリルピリジニウムクロライ
    ド、セチルピリジニウムクロライド、セチルベンジルジ
    メチルアンモニウムクロライド、デシルジメチルオクチ
    ルアンモニウムクロライド、ラウリン酸コリンエステル
    クロライド、ベタインセチルエステルクロライド、椰子
    脂肪酸アミドプロピルジメチルアセトアミジルアンモニ
    ウムクロライド、およびCTFA−クオータニウム−1
    8の中から選択されることを特徴とする、請求項1ない
    し4いずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 カチオン性重合物がCTFA−ポリクオ
    ータニウム−10、CTFA−ポリクオータニウム−
    9、硫酸ジメチルで75%まで第四級化したポリジメチ
    ルアミノエチルメタアクリレート、CTFA−ポリクオ
    ータニウム−6、CTFA−ポリクオータニウム−4、
    CTFA−ポリクオータニウム−14、CTFA−ポリ
    クオータニウム−5、CTFA−ポリクオータニウム−
    11、CTFA−ポリクオータニウム−7、CTFA−
    ポリクオータニウム−22、CTFA−ポリクオータニ
    ウム−16、およびカチオン性キトサン誘導体の中から
    選択されることを特徴とする、請求項1ないし5のいず
    れか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 固定剤に補助的に水溶性シリコン活性剤
    が含有されていることを特徴とする、請求項1ないし6
    いずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 シリコン活性剤がCTFA−ジメチコン
    ・コポリオール、CTFA−ジメチコン・コポリオール
    ・ブチルエーテル、CTFA−ジメチコン・コポリオー
    ル・メチルエーテル、およびCTFA−ジメチコン・コ
    ポリオール・アセテートの中から選択されることを特徴
    とする、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 シリコン活性剤が0.01ないし6重量
    パーセント含有されていることを特徴とする、請求項7
    あるいは8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 第一成分が毛髪加工剤であり、これが
    毛髪ケラチンに対して還元作用を有する物質と共に、非
    イオン界面活性剤を2.5重量パーセント以下含有する
    こと、および第二成分が固定剤であり、これが酸化作用
    を有する物質と共に、カチオン性界面活性剤を0.01
    ないし6重量パーセントおよびカチオン性重合物を0.
    01ないし6重量パーセント含有することを特徴とす
    る、請求項1ないし9いずれか1項に記載の毛髪のパー
    マネント加工法を実施するための二成分薬剤。
  11. 【請求項11】 第二成分である固定剤が補助的に水溶
    性シリコン活性剤を0.01ないし6重量パーセント含
    有することを特徴とする、請求項10に記載の二成分薬
    剤。
  12. 【請求項12】 第一成分である毛髪加工剤が二つの部
    分から成っており、これらが使用直前に互いに混合され
    ることを特徴とする、請求項10に記載の二成分薬剤。
JP5277799A 1992-12-02 1993-10-08 毛髪のパーマネント加工法およびこの方法を実施するための薬剤 Pending JPH06192052A (ja)

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DE4240471A DE4240471A1 (de) 1992-12-02 1992-12-02 Verfahren zur dauerhaften Haarverformung und Mittel zur Durchführung dieses Verfahrens
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