JPH0619206B2 - 燃焼器の防臭装置の触媒昇降構造 - Google Patents

燃焼器の防臭装置の触媒昇降構造

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JPH0619206B2
JPH0619206B2 JP61053496A JP5349686A JPH0619206B2 JP H0619206 B2 JPH0619206 B2 JP H0619206B2 JP 61053496 A JP61053496 A JP 61053496A JP 5349686 A JP5349686 A JP 5349686A JP H0619206 B2 JPH0619206 B2 JP H0619206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は室内に直接燃焼排気ガスを放出して暖房など
を行う開放式の燃焼器の防臭装置に関するものである。
〔従来の技術〕
開放式の燃焼器は使用中には悪臭を感じない程になって
いるが消火時の防臭対策は充分でなく改良の余地は多
い。出願人は特開昭61−202015号の出願におい
て消火時バーナの排気ガスの排出口を封鎖する構造と
し、かつバーナから排出する不完全燃焼ガスをバーナ内
に閉じ込める構造の提案を行っている。
また、この出願前に公知となった特開昭58−9271
1号には、バーナとの間隙寸法を可変する触媒板を設
け、芯上下軸の回転位置と触媒板位置とを連動可変し
て、バーナの燃焼量に対応して触媒体に流入する排ガス
量を増減させて排ガス特性の改善をはかるものが提案さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来の構成は、消火時にバーナの排気ガスの排
出口を封鎖するものでも、燃焼量と連動して触媒板を上
下に可動するものでも、バーナの付近にこれらの構成部
品が配置されており、全体の構成はかなり大がかりなも
のであった。そしてこれらの部品がバーナの周囲に一体
的に取付られた結果、全体的にはコンパクトにまとまっ
ても、バーナの調整や可動部のリンク機構の整備は、他
の部品が邪魔となって極めて面倒であり、製造工程もか
なり複雑になるものであった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の問題点を解決する為に、触媒板の駆動
機構と、バーナからの操作機構とを夫々独立機構として
構成するもので、バーナ1の排気ガスが排出される上部
開口2と昇降自在なる触媒取付板3とを対向させ、バー
ナ1の消火操作軸4が消火位置へ回動時に、該触媒取付
板3を上部開口2に密着もしくは接近する燃焼器の防臭
装置に於て、消火操作軸4に押上カム5を固定し、該押
上カム5で駆動され、バーナ1付近に取付けた支軸7を
中心に回動する押上レバー6を設け、かつ、燃焼器枠体
8には触媒取付板3と一体となって駆動する摺動桿9を
設け、バーナ1付近に設けた押上レバー6と、燃焼器枠
体8に設けた摺動桿9とを連接し、押し上げレバー6に
よって摺動桿9を持上げると共に、燃焼器枠体8とバー
ナ1とは、押上レバー6と摺動桿9の連接部で分割可能
としたものである。
また、摺動桿9は燃焼器枠体8に摺動自在に取付けた摺
動板10と、摺動板10に軸支した連動桿11とで構成
し、連動桿11が押上レバー6と連接することによっ
て、押上レバー6と摺動桿9との連動部の寸法誤差の許
容範囲を広くとっている。
また、押上レバー6は押上カム5で駆動される基部12
と、基部12に軸支した押上板13とで構成し、内装す
る押上バネ14で基部12と押上板13を伸長位置に保
持したから、押上レバー6の基部12が素早く回転して
も、摺動桿9は確実に触媒取付板3を上昇させるもので
ある。
更に、押し上げカム5は消火操作軸4に固定した固定カ
ム15と固定カム15に重合した移動カム16で構成
し、固定カム15と移動カム16との間にカムバネ17
を介在すると共に、消火操作軸4のセット回動時移動カ
ム16はカムバネ17を圧縮して固定カム15によって
押上レバー6を押上し、かつ消火操作軸4の消火回動時
には移動カム16によって押上レバー6を降下するよう
にして、消火操作軸4の回転範囲がせまい時にも、確実
に触媒取付板3の持上げと降下を可能にしている。
〔作 用〕
叙上の構成であるこの発明は、バーナ1の消火操作軸4
をセット方向に(実施例の複筒式石油バーナでは芯上昇
方向に)回動すると、押上カム5は押上レバー6と接触
しており、カム形状にしたがって押上レバー6が支軸7
を中心に回転して、押上レバー6の先端が持上る。また
消火操作軸4を消火方向に(実施例の複筒式石油バーナ
では芯下降方向に)回動すると、カム形状にしたがって
押上レバー6は支軸7を中心に回転して、先端部が下降
する。
一方、燃焼器枠体8に摺動自在に摺動桿9を取付け、該
摺動桿9にはバーナ1の排気ガスを排出する上部開口2
と対向する触媒取付板3が取付けられており、燃焼器枠
体8側に保持された触媒取付板3は摺動桿9と一緒に上
下動する。
前記押上レバー6と摺動桿9とは、燃焼器枠体8内にバ
ーナ1が装着された状態では連接関係となり、また、触
媒取付板3はバーナ1の上部開口2と対向する関係にな
る。
この為、バーナ1の消火操作軸4を回動することによっ
て押上レバー6が回動すると、連接する摺動桿9が移動
して触媒取付板3はバーナ1から離開した位置に保持さ
れ、触媒取付板3の影響を受けずにバーナ1が使用でき
る。
また、消火操作軸4を消火方向に回動するとバーナ1が
消火すると共に、押上レバー6は摺動桿9の下降方向に
回動し、連接する摺動桿9は触媒取付板3と一緒に下降
して、バーナ1の上部開口2を触媒取付板3が封鎖す
る。この為、バーナ1内に残っている不完全燃焼ガスは
触媒取付板3を通過する時浄化される。
〔実施例の説明〕
1は複筒式燃焼筒からなるバーナ、2はバーナ1の排気
ガスを排出する上部開口、3は上部開口2の上方に位置
させた触媒取付板、9は燃焼器枠体8に摺動自在に取付
けた摺動桿であり、該触媒取付板3は着脱具を介して摺
動桿9に取付けられ、消火操作時に前記バーナ1の上部
開口2に密着もしくは接近する。
4は図示せざる燃焼芯を上下する芯上下軸からなる消火
操作軸、5は消火操作軸4に固定した押上カム、6はバ
ーナ1の構成部品である火皿に取付けた支軸7を中心に
回動する押上レバーであり、該消火操作軸4をセット方
向・又は消火方向に回動すると押上カム5は押上レバー
6を駆動する。
バーナ1を燃焼器枠体8内に取付けた状態では、押上レ
バー6が前記摺動桿9の下側に位置して押上レバー6と
摺動桿9とが連接しており、また触媒取付板3はバーナ
1の上部開口2の直上部に位置している。従って消火操
作軸4を操作することによって押上レバー6が回動し、
連接した摺動桿9が上下動するので、触媒取付板3はバ
ーナ1の上部開口2に接近及び離開する。
10は摺動板、11は連動桿であり、該摺動板10と連
動桿11は前記摺動桿9の構成部品である。該摺動板1
0はガイド18によって燃焼器枠体8に摺動自在に取付
けられており、連動桿11は一端が摺動板10によって
軸支して、他端が前記押上レバー6にのぞませてある。
19は押上レバー6の先端部に形成した受部であり、押
上レバー6が摺動桿9を押上げる時、連動桿11の他端
が受部19と連接して円弧状に移動しても、摺動板10
は直線状に移動できる。また、燃焼器枠体8内に装着し
たバーナ1を取外す時、摺動桿9を燃焼器枠体8に取付
けしたままで連動桿11と押上レバー6の受部19との
間で分割することができるものである。
12は押上レバー6の基部、13は押上レバー6の押上
板であり、基部12と押上板13は取付軸20によって
一体に保持され、かつ押上バネ14によって基部12と
押上板13は伸長した正規の形状に保持している。この
為、押上カム5によって押上レバー6の基部12が急回
転した時、押上板13は取付軸20を中心にへ形に折曲
がってから押上バネ14の力で少しおくれて伸長した形
状となり、摺動桿9の移動に無理がかからないものとな
った。
15は押上カム5の消火操作軸4に固定した固定カム、
16は固定カム15に例えば消火操作軸4が回動中心と
なる様に重合した移動カム、17は固定カム15と移動
カム16との間に装着したカムバネであり、消火操作軸
4をセット方向に回動時は第3図(イ)の様にゆるやか
なカム形状の固定カム15によって押上レバー6が駆動
される。この時、移動カム16は押上レバー6に当接し
てカムバネ17を圧縮するだけで固定カム15と共に回
動しないものである。そして、押上レバー6が押上完了
すると移動カム16と押上レバー6との当接が解かれ第
3図(ロ)の様にカムバネ17の力で移動カム16は固
定カム15との間の正規な関係位置に復帰する。次に消
火操作軸4を消火方向に回動すると第3図(ハ)の様に
押上レバー6は移動カム16の形状によって駆動される
ことになり押上レバー6の降下方向への回動は移動カム
16の形状によったものとなった。
ところで消火操作時に押上レバー6を操作する為に必要
とするカム形状は移動カム16の形状であるが、この形
状では押上レバー6を持上げるのに極めて強い操作力を
必要とし、実施不可能である。この考案ではゆるやかな
カム形状の固定カム15と、形状の違った移動カム16
との組合せによって消火操作軸4の操作力は少ないもの
となった。
〔発明の効果〕
以上の様にこの発明は消火操作と共にバーナの上部開口
が触媒取付板によって封鎖され、消火時発生する不完全
燃焼ガスは触媒取付板を通過して浄化されるから消火時
の悪臭が防止できるようになった。
また、触媒取付板を操作する為の押上レバーまでの部品
をバーナ近傍に取付け、触媒取付板を直接駆動する為の
摺動桿を燃焼器枠体に取付けたから、バーナや各リンク
機構部のメンテナンスが容易になった。またこれらの全
体機構をバーナ部に取付けて、操作する部分と触媒取付
板とが離れる為にぐらついたトラブルも解消し、確実に
バーナの上部開口を封鎖することができた。
また、摺動桿は燃焼器枠体に摺動自在に取付ける摺動板
と、押上レバーと連接する連動桿とで構成したから、燃
焼器枠体とバーナとを分割する時に取付誤差が生じて
も、摺動桿と押上レバーは連接して確実に触媒取付板を
駆動できるようになった。
また、押上レバーは押上カムで駆動される基部と押上板
とで構成し、両部品の連動部に押上バネを介在したか
ら、止まっている摺動桿を急に動かす時に基部と押し上
げ板とがへ形に折曲り、スムーズに触媒取り付け板を可
動できるようになった。
更にこの発明は消火操作軸の回転角度がせまくともカム
バネ及び押上バネの働きで軽い操作力で触媒取付板を離
開位置に持上げることができる様になり優れた実用性能
を得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明となる燃焼器の断面図、第2図は押上
レバーの断面図、第3図は押上カムの作動説明である。 1……バーナ、2……上部開口、3……触媒取付板、4
……消火操作軸、5……押上カム、6……押上レバー、
7……支軸、8……燃焼器枠体、9……摺動桿、10…
…摺動板、11……連動桿、12……基部、13……押
上板、14……押上バネ、15……固定カム、16……
移動カム、17……カムバネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナ1の排気ガスが排出される上部開口
    2と昇降自在なる触媒取付板3とを対向させ、バーナ1
    の消火操作軸4が消火位置へ回動時に、該触媒取付板3
    を上部開口2に密着もしくは接近する燃焼器の防臭装置
    に於て、 消火操作軸4に押上カム5を固定し、該押上カム5で駆
    動され、バーナ1付近に取付けた支軸7を中心に回動す
    る押上レバー6を設け、かつ、燃焼器枠体8には触媒取
    付板3と一体となって駆動する摺動桿9を設け、バーナ
    1付近に設けた押上レバー6と、燃焼器枠体8に設けた
    摺動桿9とを連接し、押し上げレバー6によって摺動桿
    9を持上げると共に、 燃焼器枠体8とバーナ1とは、押上レバー6と摺動桿9
    の連接部で分割可能にした燃焼器の防臭装置の触媒昇降
    構造。
  2. 【請求項2】摺動桿9は燃焼器枠体8に摺動自在に取付
    けた摺動板10と、摺動板10に軸支した連動桿11と
    で構成し、連動桿11が押上レバー6と連接した特許請
    求範囲第1項記載の燃焼器の防臭装置の触媒昇降構造。
  3. 【請求項3】押上レバー6は押上カム5で駆動される基
    部12と、基部12に軸支した押上板13とで構成し、
    内装する押上バネ14で基部12と押上板13を伸長位
    置に保持することを特徴とする特許請求範囲第1項記載
    の燃焼器の防臭装置の触媒昇降構造。
  4. 【請求項4】押し上げカム5は消火操作軸4に固定した
    固定カム15と固定カム15に重合した移動カム16で
    構成し、固定カム15と移動カム16との間にカムバネ
    17を介在すると共に、消火操作軸4のセット回動時移
    動カム16はカムバネ17を圧縮して固定カム15によ
    って押上レバー6を押上し、かつ消火操作軸4の消火回
    動時には移動カム16によって押上レバー6を降下する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の燃焼器の
    防臭装置の触媒昇降構造。
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