JPH06192075A - ヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤 - Google Patents

ヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤

Info

Publication number
JPH06192075A
JPH06192075A JP33391192A JP33391192A JPH06192075A JP H06192075 A JPH06192075 A JP H06192075A JP 33391192 A JP33391192 A JP 33391192A JP 33391192 A JP33391192 A JP 33391192A JP H06192075 A JPH06192075 A JP H06192075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
amino acid
compound represented
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33391192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Tomiyoshi
次男 冨吉
Akira Shiozawa
明 塩沢
Kourou Hoshino
洪郎 星野
Ryuji Ikeda
龍治 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP33391192A priority Critical patent/JPH06192075A/ja
Publication of JPH06192075A publication Critical patent/JPH06192075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】新規なヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感
染阻害剤を提供する。 【構 成】下記式等で示されるスパガリン関連化合物の
有効成分とするヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染
阻害剤に関する。 Gu−X0 −(CH2)a −CONH−X1 −CO−X2 〔1〕 〔式中Guはグアニジノ基、X0 はフェニレン基等、a
は3ないし5の整数、X1 は−(CH2)0-2 −CH2 −
(CH2)0-2 −等、X2 は−NH(CH2)4 −NH(C
H2)3 NH2 等を示す。〕 〔式中Xはフェニレン基など、r は3ないし5の整数、
R6 は−NHCH2 CO−など〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスパガリン関連化合物を
有効成分とするヒト後天性免疫不全症候群ウイルス(以
下HIVと略す)の感染阻害剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】後天性免疫不全症候群(以下エイズとい
う)はHIVの感染による疾患であることが解明され、
現在、エイズ治療薬としては、アジドチミジン、ジデオ
キシイノシン等が用いられている。また、スパガリン関
連化合物はバチルス属の生産菌より単離されたスパガリ
ンの誘導体で誘導体の種類により抗腫瘍活性、免疫増強
活性、免疫抑制活性のあることが知られている。(特開
昭58年第62152号、特開昭61年第129119
号、特開昭64−90164号) 例えば、[B−1]で示される化合物は特開昭59年第
42356号に、[B−2]で示される化合物は特開平
2年第131458号に、[B−3]で示される化合物
は特開昭63年第45247号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在用いられているエ
イズ治療薬は、毒性が強く、新規な安全性の高い薬剤の
開発が切望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは種
々検討した結果、スパガリン関連化合物もしくはその塩
がHIVの感染を阻害する作用を有し、ヒト後天性免疫
不全症候群ウイルス感染阻害剤として使用しうることを
見いだした。
【0005】即ち本発明は一般式[1] Gu−X0 −(CH2)a −CONH−X1 −CO−X2 〔1〕
【0006】〔式中Guはグアニジノ基、X0 は−(C
H2)1-5−又は置換基を有してもよいフェニレン基、a
は3ないし5の整数、X1 は−(CH2)0-2 −CH(R
00) −(CH2)0-2 −(式中R00は−H,−OH、−O
CH3 、−OCH2 CH3 、又は−CH2 OHを示
す。)、X2 は−NH(CH2)4NH−(CH2)3 −N
H−R02(式中R02は水素、アミノ酸もしくはペプチド
のカルボキシル基より水酸基を除いた残基を示す。)〕
で表わされるスパガリン関連化合物及びそれらの薬理学
的に許容される塩を有効成分として含有するヒト後天性
免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤、
【0007】及び一般式[B−1]
【化5】
【0008】〔式中Xは−(CH2)1■5 −又は−C6
H4 −を示し、rは3〜5の整数を示し、R6 は、α−
アミノ酸のα−アミノ基から水素原子1個およびα−カ
ルボキシル基からヒドロキシル基を除いた残基またはω
−アミノ酸のω−アミノ基から水素原子1個およびα−
カルボキシル基からヒドロキシル基を除いた残基で、残
基中に官能基を有していてもよいものを示す。〕で表わ
されるスパガリン関連化合物およびそれらの薬理学的に
許容される塩を有効成分として含有するヒト後天性免疫
不全症候群ウイルス感染阻害剤に関するものである。上
記一般式[1]に含まれる化合物としては例えば一般式
[B−2]
【化6】
【0009】〔式中、Yは−(CH2)1■5 −又は−C
6 H4 −を示し、Wは水素原子又はアミノ酸もしくはペ
プチドのカルボキシル基より水酸基を除いた残基を示
し、またmは0、1又は2を示し、nは1又は2、Sは
3−5の整数を示す。〕で表わされるスパガリン関連化
合物
【0010】一般式[B−3]
【化7】
【0011】〔式中Uは−(CH2)3■5 −又は−C6
H4 −を示し、R2 は−H、−OH、−OCH3 、−O
CH2 CH3 、又は−CH2 −OH、R4 は水素原子又
はアミノ酸もしくはペプチドのカルボキシル基より水酸
基を除いた残基、tは3−5の整数を示す。〕で表わさ
れるスパガリン関連化合物などがあげられる。
【0012】一般式[1]のX0 がフェニレン基を表わ
す場合には、そのフェニレン基は置換基を有していても
よく、置換基としては、塩素、フッ素、臭素などのハロ
ゲン原子;メチル、エチル、プロピル、t−ブチル、ペ
ンチルなどの低級アルキル基;メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、t−ブトキシ、ペントキシなどの低級アルコ
キシ基等が挙げられる。
【0013】X0 が−(CH2)1-5 −としては−(CH
2)3 −または−(CH2)5 −が好ましい。一般式〔1〕
で表わされる化合物は、酸と塩を形成してもよいが、塩
を形成するための酸として非毒性であれば無機酸、有機
酸のいずれでもよい。無機酸としては特に制限はない
が、塩酸、硫酸、硝酸等が好ましい。有機酸も特に制限
はないが、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロ
パンスルホン酸等が好ましい。
【0014】次に一般式〔B−1〕のスパガリン関連化
合物において、R6 はα−アミノ酸のα−アミノ基から
水素原子1個およびα−カルボキシル基からヒドロキシ
ル基を除いた残基またはω−アミノ酸のω−アミノ基か
ら水素原子1個およびα−カルボキシル基からヒドロキ
シル基を除いた残基で、残基中に官能基を有していても
よいものであり、公知のα−またはω−アミノ酸から誘
導される残基であれば特に制限はない。
【0015】また、α−またはω−アミノ酸から誘導さ
れる残基において、光学活性炭素を有するものは、L
−、D−及びDL−型のいずれでも使用することができ
る。
【0016】R6 の代表的な具体例としては、グリシ
ン、アラニン、α−アミノ酪酸、プロリン、バリン、ノ
ルバリン、イソロイシン、アロイソロイシン、ロイシ
ン、ノルロイシン、セリン、ホモセリン、スレオニン、
アロスレオニン、o−メチルセリン、o−エチルセリ
ン、o−メチルホモセリン、o−エチルホモセリン、o
−メチルスレオニン、o−エチルスレオニン、o−メチ
ルアロスレオニン、o−エチルアロスレオニン、オルニ
チン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパ
ラギン、グルタミン、アルギニン、フエニルアラニン、
チロシン、ヒスチジン、トリプトファン、システイン、
ホモシステイン、S−メチルシステイン、S−エチルシ
ステイン、メチオニン、エチオニンなどのα−アミノ酸
のα−アミノ基から水素原子1個およびα−カルボキシ
ル基からヒドロキシル基を除いた残基およびβ−アラニ
ン、γ−アミノ酪酸、δ−アミノ吉草酸、ε−アミノカ
プロン酸などのアミノ酸のω−アミノ基から水素原子1
個およびα−カルボキシル基からヒドロキシル基を除い
た残基などがあげられる。
【0017】一般式〔B−1〕のスパガリン関連化合物
の具体的な代表例としては、表1にあげるものがある。
なお一般式〔B−1〕のR6 が不斉炭素原子を有する場
合には、その立体配置はS、R又はSRのいずれでもよ
い。
【0018】
【表1】
【0019】本発明の一般式〔B−2〕において、Wと
しては例えば水素原子又は下記アミノ酸もしくは下記ペ
プチドのカルボキシル基より水酸基を除いた残基があげ
られる。なおアミノ酸残基の立体配置はグリシン、β−
アラニンおよびγ−アミノ酪酸を除き、S、Rあるいは
RS型を示す。
【0020】(1) アミノ酸 アラニン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、
アスパラギン、システイン、シスチン、グルタミン酸、
グルタミン、ピログルタミン酸、グリシン、ヒスチジ
ン、リジン、プロリン、ヒドロキシプロリン、イソロイ
シン、ロイシン、メチオニン、フエニルアラニン、フエ
ニル置換フエニルアラニン、セリン、スレオニン、トリ
プトフアン、ホモセリン、チロシン、バリン、フエニル
グリシン、パラヒドロキシフエニルグリシン、4−ヒド
ロキシメチル−3−ヒドロキシフエニルグリシン、β−
アラニン、γ−アミノ酪酸、3−アミノ−2−ヒドロキ
シ−4−フエニル酪酸等
【0021】(2) ペプチド 上記(1)のアミノ酸が単独あるいは組みあわさって2
〜3個のアミノ酸が縮合したジあるいはトリペプチドな
どが好ましい。
【0022】例えばアラニルアラニン、ロイシルロイシ
ン、バリルバリン、フエニルアラニルフエニルアラニ
ン、チロシルチロシン、フエニルグリシルフエニルグリ
シン、グリシルグリシン、イソロイシルイソロイシン、
ロイシルフエニルアラニン、フエニルアラニルロイシ
ン、ロイシルフエニルグリシン、フエニルグリシルロイ
シン、グリシルグリシルグリシン、フエニルグリシルフ
エニルグリシルフエニルグリシン、フエニルアラニルフ
エニルアラニルフエニルアラニンおよびロイシルロイシ
ルロイシン等があげられる。
【0023】好ましいアミノ酸もしくはペプチドとして
はフエニルグリシン、フエニルアラニン、ロイシン、ア
スパラギン酸、トリプトファン、アラニン及びこれらの
アミノ酸が2〜3個縮合したペプチド等である。より好
ましいものとしてはフエニルグリシン、ロイシルロイシ
ン等である。
【0024】本発明の一般式〔B−2〕の代表的化合物
としては例えば次の表2〜4の化合物があげられる。一
般式〔B−2〕において*印を付した炭素原子の立体配
置はR、S、又はRSのいずれでもよい。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】但し、表中phGはC6 H5 −CH(NH
2)COを、Leu−Leuは(CH3)2CHCH2 CH(N
H2)CONHCH(CH2 CH(CH3)2)CO−を示
す。
【0029】本発明の一般式〔B−3〕において、R4
としては水素原子又は前記一般式〔B−2〕のところで
あげたアミノ酸もしくはペプチドのカルボキシル基より
水酸基を除いた残基があげられる。
【0030】R4 の代表的な基を示すと下記の通であ
る。 式 X1 、X2 −C6 H4 −(CH2)r −CH(NH2)CO
− 〔式中rは0又は1、X1 は−H又は−OH、X2 は−
H又は−CH2 OHを示す。〕で示される基。
【0031】 式 X3 −(CH2)s −CH(X4)CO− 〔式中Sは0〜4の整数、X3 は−H、−COOH、−
OH、−NH2 又は−CONH2 、X4 は−H又は−N
H2 を示し、少なくともX3 及びX4 のいずれか一方は
−NH2 を示す。〕で示される基。
【0032】 式 H−(A)y −(式中yは1又は2、Aは−NHCH
(CH2 CH(CH3)2)−CO−又は−NC4 H7 −C
O−を示し、y=2のとき、両者はペプチド結合してい
るものとする。但し、−NC4 H7 −は1、2−ピロリ
ジニレン基を示す。)で示される基または、
【0033】 式 C6 H5 −CH2 CH(NH2)−CH(OH)CO− で示される基などである。
【0034】一般式〔B−3〕の化合物の中で好ましい
化合物としては一般式〔B−3〕におけるUが−C6 H
4 − R2 が−CH2 OH、R4 が(L又はD)C6 H5 −C
H(NH2)CO−、(L)C6 H5 −CH2 CH(NH
2)CO−、(L)p−HO−C6 H4 −CH2 CH(N
H2)CO−、(L)CH3 CH(NH2)CO−、(L)
(CH3)2 CHCH2 CH(NH2)CO−または(L、
L)(CH3)2 CHCH2 CH(NH2)CONHCH
(CH2 CH(CH3)2)CO−である化合物又はその薬
理学的に許容される塩、などがあげられる。
【0035】一般式〔B−3〕の化合物の例示 本発明の一般式〔B−3〕の化合物としては例えば次の
表5〜12の化合物があげられる。
【0036】
【表5】
【0037】
【表6】
【0038】
【表7】
【0039】
【表8】
【0040】
【表9】
【0041】
【表10】
【0042】
【表11】
【0043】
【表12】
【0044】〔B−1〕〜〔B−3〕化合物は酸と塩を
形成するが、塩を形成するための酸としては、薬理学上
許容されるものであれば無機酸、有機酸のいずれでもよ
い。無機酸としては例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸な
どが好ましく、有機酸としては例えば酢酸、プロピオン
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸、酒石
酸、グルタル酸、クエン酸、ベンゼンスルホン酸、トル
エンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、プロパンスルホン酸、アスパラギン酸、グルタミン
酸などが好ましい。
【0045】本発明で使用するスパガリン関連化合物は
いずれも公知化合物もしくはその類縁化合物で公知の方
法もしくはそれに準じた方法で製造することができる。
【0046】本化合物がヒト後天性免疫不全症候群ウイ
ルス感染阻害剤して用いられる場合は、単独または賦形
剤あるいは担体と混合して注射剤、経口剤、または坐剤
などとして投与される。賦形剤及び担体としては薬剤学
的に許容されるものが選ばれ、その種類及び組成は投与
経路や投与方法によって決まる。例えば液状担体として
水、アルコール類もしくは大豆油、ピーナツ油、ゴマ
油、ミネラル油等の動植物油または合成油が用いられ、
固体担体として乳糖、マルトース、シュクロースなどの
糖類、アミノ酸類、ヒドロキシプロピルセルロースなど
のセルロース誘導体、ステアリン酸マグネシウムなどの
有機酸塩などが使用される。
【0047】注射剤で使用する賦形剤はマンニトール、
マルトース、デキストラン、乳糖、シクロデキストリ
ン、コンドロイチン硫酸、ゼラチン、ヒト血清アルブミ
ンであるが、マルトース、乳糖、コンドロイチン硫酸、
ゼラチン、ヒト血清アルブミンが好ましい。これらの賦
形剤と共に凍結乾燥製剤とし、それを投与時に注射用の
適当な溶剤、例えば滅菌水、生理食塩水、ブドウ糖液、
電解質溶液アミノ酸液等静脈投与用液体に溶解して投与
することもできる。
【0048】また、本発明における製剤の組成中にpH
調整等の目的で、酸やアルカリ又は適量の緩衝剤を加え
てもよい。
【0049】製剤中における本化合物の含量は製剤によ
り種々異なるが通常0.1〜100重量%、好ましくは
1〜98重量%である。例えば注射液の場合には、通常
0.1〜30重量%、好ましくは1〜10重量%の有効
成分を含むようにすることがよい。経口投与する場合に
は、前記固体担体もしくは液状担体とともに錠剤、カプ
セル剤、粉剤、顆粒剤、液剤、ドライシロップ剤等の形
態で、用いられる。カプセル、錠剤、顆粒、粉剤は一般
に5〜100重量%、好ましくは25〜98重量%の有
効成分を含む。
【0050】投与量は、患者の年齢、体重、症状、治療
目的等により決定されるが治療量は一般に、非経口投与
で1〜100mg/Kg・日、経口投与で5〜500mg/Kg
・日である。本化合物は比較的低毒性であり、また、連
続投与による毒性の蓄積性が小さいことが特徴的であ
る。
【0051】
【作 用】一般式〔B−1〕、〔B−2〕、及び〔B−
3〕で表わされるスパガリン関連化合物がHIVの感染
を阻害する効果について試験例で示す。
【0052】試験例 スパガリン関連化合物(B−3−
37、B−1−1、B−1−5、B−3−1、B−3−
6)のHIVに対する活性 試験方法 (IFA法) 抗HIV活性評価は、星野ら(注)の方法に従いおこな
った。48穴プレートにまいたMT−4細胞(0.5×
105 cells/0.5ml)に、50μlの各種濃
度の被験化合物を添加して2時間インキュベートした
後、50μlのHIV(2.5×105 〜5.0×10
5 PFU/ml)を感染させた。4日後、各穴について
一部の細胞を集め、スライドグラス上にアセトンで固定
してから、間接蛍光抗体法(1次抗体としてAIDS患
者の血清を、2次抗体としてフルオレセインイソチオシ
アネート(FITC)標識抗ヒトIgGを用いた)によ
り、HIV抗原陽性となった細胞の割合を判定した。
(注;THE JOURNALOF ANTIBIOT
ICS Vol.40,No.7,pp1077−10
78 July 1988、ANTIMICROBIA
L AGENTS AND CHEMOTHERAP
Y,Vol.33,No.5,May 1989,p7
73−775)
【0053】
【表13】 IFA法によるエイズウイルス(HIV)に対する活性 HIV抗原陽性細胞(%) 化合物番号 (細胞毒性:−〜+++) EC50 (μg/ml) 3 10 30 100 (μg/ml) B−3−37 >90 80 30 10 22 (DL型) (-) (-) (-) (-) B−1−1 40 20 15 5 <3 (L型) (-) (-) (-) (+) B−1−5 >90 70 20 5 18 (L型) (-) (-) (-) (-) B−3−1 >90 40 15 5 8.6 (L型) (-) (-) (+) (+) B−3−6 >90 30 10 5 7.7 (L型) (-) (-) (-) (-)
【0054】
【発明の効果】本発明のスパガリン関連化合物はHIV
の感染に対し優れた阻止効果を示し、毒性も低く安全性
も高いことより、ヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感
染阻害剤の有効成分として有用である。
【0055】
【実施例】以下本発明の実施例を具体的に示すが、本発
明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 注射剤 化合物番号B−3−37 10重量部、乳糖20重量
部、1N−塩酸及び注射用蒸留水(適量)によりpH
4.0に調整した薬液500重量部を得る。この調整し
た薬液をメンブランフィルターで除菌ろ過した後、注射
用ガラス容器に分注し、凍結乾燥する。凍結乾燥終了
後、1バイアルに化合物番号B−3−37 100mgを
含む凍結乾燥注射用製剤を得る。
【0056】実施例2 顆粒剤 化合物番号B−3−37 50重量部、乳糖600部、
結晶セルロール330部及びヒドロキシプロピルセルロ
ース20部をよく混和し、ロール型圧縮機(ローラーコ
ンパクター登録商標)を用いて圧縮し、破砕して16メ
ッシュと60メッシュの間に入るよう篩過し、顆粒とし
た。
【0057】実施例3 錠 剤 化合物番号B−3−37 30重量部、結晶乳糖120
部、結晶セルロース147部及びステアリン酸マグネシ
ウム3部をV型混合機で混合後打錠し、1錠300mgの
錠剤を得た。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】試験例 スパガリン関連化合物(B−3−
37、B−1−1、B−1−5、B−3−1、B−3−
6)のHIVに対する活性 試験方法 (IFA法) 抗HIV活性評価は、星野ら(注)の方法に従いおこな
った。48穴プレートにまいたMT−4細胞(0.5×
105cells/0.5ml)に、50μlの各種濃
度の被験化合物を添加して2時間インキュベートした
後、50μlのHIV(5×1044〜1×105 PF
U/ml)を感染させた。4日後、各穴について一部の
細胞を集め、スライドグラス上にアセトンで固定してか
ら、間接蛍光抗体法(1次抗体としてAIDS患者の血
清を、2次抗体としてフルオレセインイソチオシアネー
ト(FITC)標識抗ヒトIgGを用いた)により、H
IV抗原陽性となった細胞の割合を判定した。(注;T
HE JOURNALOFANTIBIOTICS V
ol.40,No.7,pp1077−1078Jul
y 1988、ANTIMICROBIAL AGEN
TS AND CHEMOTHERAPY,Vol.3
3,No.5,May 1989,p773−775)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[1] Gu−X0 −(CH2)a −CONH−X1 −CO−X2 〔式中Guはグアニジノ基、X0 は−(CH2)1-5 −又
    は置換基を有してもよいフェニレン基、aは3ないし5
    の整数を示し、X1 は−(CH2)0-2 −CH(R00)−
    (CH2)0-2 −(式中R00は−H,−OH、−OC
    H3 、−OCH2 CH3 、又は−CH2 OHを示
    す。)、X2 は−NH(CH2)4 NH−(CH2)3 −N
    H−R02(式中R02は水素、アミノ酸もしくはペプチド
    のカルボキシル基より水酸基を除いた残基を示す。)〕
    で表わされるスパガリン関連化合物及びそれらの薬理学
    的に許容される塩または一般式[B−1] 【化1】 (式中Xは−(CH2)1-5 −又は−C6 H4 −を示し、
    rは3〜5の整数を示し、R6 はα−アミノ酸のα−ア
    ミノ基から水素原子1個およびαカルボキシル基からヒ
    ドロキシル基を除いた残基またはω−アミノ酸のω−ア
    ミノ基から水素原子1個およびα−カルボキシル基から
    ヒドロキシル基を除いた残基で、残基中に官能基を有し
    ていてもよいものを示す。)で表わされるスパガリン関
    連化合物および、それらの薬理学的に許容される塩を有
    効成分として含有するヒト後天性免疫不全症候群ウイル
    ス感染阻害剤。
  2. 【請求項2】一般式[B−1] 【化2】 〔式中Xは−(CH2)1■5 −又は−C6 H4 −を示
    し、rは3〜5の整数を示し、R6 はα−アミノ酸のα
    −アミノ基から水素原子1個およびα−カルボキシル基
    からヒドロキシル基を除いた残基またはω−アミノ酸の
    ω−アミノ基から水素原子1個およびα−カルボキシル
    基からヒドロキシル基を除いた残基で、残基中に官能基
    を有していてもよいものを示す。〕で表わされるスパガ
    リン関連化合物および、それらの薬理学的に許容される
    塩を有効成分として含有する請求項1のヒト後天性免疫
    不全症候群ウイルス感染阻害剤。
  3. 【請求項3】一般式[B−2] 【化3】 〔式中、Yは−(CH2)1■5 −又は−C6 H4 −を示
    し、Wは水素原子又はアミノ酸もしくはペプチドのカル
    ボキシル基より水酸基を除いた残基を示し、またmは
    0、1又は2を示し、nは1又は2、Sは3〜5の整数
    を示す。〕で表わされるスパガリン関連化合物及びその
    薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する請求
    項1のヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤。
  4. 【請求項4】一般式[B−3] 【化4】 〔式中、Uは−(CH2)3■5 −又は−C6 H4 −を示
    し、R2 は−H、−OH、−OCH3 、−OCH2 CH
    3 、又は−CH2 −OH、R4 は水素原子又はアミノ酸
    もしくはペプチドのカルボキシル基より水酸基を除いた
    残基、tは3〜5の整数を示す。〕で表わされるスパガ
    リン関連化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効
    成分として含有する請求項1のヒト後天性免疫不全症候
    群ウイルス感染阻害剤。
JP33391192A 1992-11-20 1992-11-20 ヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤 Pending JPH06192075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33391192A JPH06192075A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 ヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33391192A JPH06192075A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 ヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06192075A true JPH06192075A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18271339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33391192A Pending JPH06192075A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 ヒト後天性免疫不全症候群ウイルス感染阻害剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06192075A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5043433B2 (ja) プロスタサイクリン類似体の送達のための化合物及び方法
US7371372B2 (en) Compositions comprising IMPDH inhibitors and uses thereof for treating HCV infection
HU230632B1 (hu) Gyógyszerkészítmények gyógyászati hatóanyagok szájon át történő bejuttatására
JPWO2012043700A1 (ja) 6−フルオロ−3−ヒドロキシ−2−ピラジンカルボキサミドのナトリウム塩
SG178721A1 (en) Amino acid prodrugs
WO2012067138A1 (ja) 新規なシチジン系代謝拮抗剤の高分子誘導体
JPWO2004082718A1 (ja) 難水溶性抗癌剤と新規ブロック共重合体を含むミセル調製物
JP5634862B2 (ja) 低粘度アントラサイクリン製剤
WO2001056994A1 (en) Integrin antagonists
KR20120125610A (ko) 시클로스포린 유사체
EP0325270A2 (en) Anticancer conjugates
CN108727208B (zh) 一种连接子化合物、聚乙二醇-连接子结合物及其衍生物和聚乙二醇-连接子-药物结合物
WO2024033705A1 (en) Xanthine oxidase inhibitor formulations
JPWO2008105441A1 (ja) リン吸収抑制活性を有するポリアミノ酸化合物及びリン吸収抑制剤
JP7716764B2 (ja) カチオン性ステロイド抗菌化合物及びカチオン性ステロイド抗菌化合物の製造方法
JPH06192076A (ja) 抗原虫薬
JP6851977B2 (ja) マクロライド系免疫抑制剤の高分子誘導体
JP3969831B2 (ja) ハイドロキシプロリン誘導体
EP1038533A1 (en) Medicinal compositions for treating immunodeficiency diseases
JPH0952824A (ja) 末梢血液中の造血幹細胞数を増加するための薬剤
JPH0687738A (ja) 抗真菌剤
IE900453L (en) New adamantyl comprising tripeptides, derivatives and¹hydrochlorides thereof, their preparation and use
JPH0820533A (ja) 細菌性ショック治療剤
WO2025216306A1 (ja) 担体組成物
JP5201546B2 (ja) N‐アセチルシステイン抱合型胆汁酸、それを含有する医薬組成物及びその製造方法