JPH06192076A - 抗原虫薬 - Google Patents

抗原虫薬

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JPH06192076A
JPH06192076A JP5223967A JP22396793A JPH06192076A JP H06192076 A JPH06192076 A JP H06192076A JP 5223967 A JP5223967 A JP 5223967A JP 22396793 A JP22396793 A JP 22396793A JP H06192076 A JPH06192076 A JP H06192076A
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JP
Japan
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group
general formula
acid
compound represented
spagarin
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JP5223967A
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English (en)
Inventor
Junpei Ito
潤平 伊藤
Tsugio Tomiyoshi
次男 冨吉
Kiyoko Kamei
喜世子 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06192076A publication Critical patent/JPH06192076A/ja
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】新規な抗原虫薬を提供する。 【構 成】下記式等で示されるスパガリン関連化合物の
有効成分とする抗原虫薬に関する。 Gu−X0 −(CH2)a −CONH−X1 −CO−X2 〔1〕 〔式中Guはグアニジノ基、X0 はフェニレン基等、a
は3ないし5の整数、X1 は−(CH2)0-2 −CH2
(CH2)0-2 −等、X2 は−NH(CH2)1-3 −COO
H等を示す。〕 H2 N−X−(CH2)1-5 −CONH(CH2)n −CH(OH)−(CH2)m −COR1 〔A−1〕 〔式中Xはフェニレン基など、n,mは0〜2の整数、
1 は−NH(CH2)1-4 −COOH又は水酸基〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスパガリン関連化合物を
有効成分とする抗原虫薬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、抗原虫薬、例えば抗マラリア剤と
しては、キニーネ、クロロキン、プリマキン等が代表的
薬剤としてあげられる。また、スパガリン関連化合物は
バチルス属の生産菌より単離されたスパガリンの誘導体
で誘導体の種類により抗腫瘍活性、免疫増強活性、免疫
抑制活性のあることが知られている。(特開昭58年第
62152号、特開昭61年第129119号) 例えば、一般式[A−2]で示される化合物はEP−A
1−0347820に、[A−3]で示される化合物は
特開昭64年第90164号に、[B−1]で示される
化合物は特開昭59年第42356号に、[B−2]で
示される化合物は特開平2年第131458号に、[B
−3]で示される化合物は特開昭63年第45247号
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在用いられている抗
原虫薬、例えば抗マラリア剤は、毒性が強く場合によっ
ては後遺症の恐れがあり、又薬剤耐性マラリアの発生が
あること等により、新規な安全性の高い抗マラリア剤の
開発が切望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新しいタ
イプの抗原虫薬、例えば抗マラリア剤開発の為、鋭意研
究を行い、スパガリン関連化合物がマラリア原虫に対す
る感染阻止能があることを見いだし本発明を完成した。
【0005】即ち本発明は一般式[1] Gu−X0 −(CH2)a −CONH−X1 −CO−X2 〔1〕
【0006】〔式中Guはグアニジノ基、X0 は−(C
2)1-5 −又は置換基を有してもよいフェニレン基、a
は3ないし5の整数、X1 は−(CH2)0-2 −CH(R
00) −(CH2)0-2 −(式中R00は−H,−OH,−O
CH3 又は−CH2 OHを示す。)、X2 は−NHR
2(式中R2 は−(CH2)1-3 −COOHを示す。)又は
−NH(CH2)4 N(R01) −(CH2)3 −NH−R02
(式中R01およびR02はそれぞれ独立に、同一又は異な
ってもよく、水素、アミノ酸もしくはペプチドのカルボ
キシル基より水酸基を除いた残基を示す。)但し、X0
が−(CH2)3 −、aが3、X1 が−CH(OH)−、
2 が−NH(CH2)4 −NH−(CH2)3 −NH2
表わす場合を除く〕で表わされるスパガリン関連化合物
及びそれらの薬理学的に許容される塩を有効成分として
含有する抗原虫薬、
【0007】一般式[A−1]
【化9】
【0008】〔式中、Xは−(CH2)0-3 −又は置換基
を有していてもよいフェニレン基を示し、mは0、1又
は2を示し、nは1又は2を示し、R1 は水酸基又は−
NH(CH2)1-4 −COOHを示す。〕で表わされるス
パガリン関連化合物及びそれらの薬理学的に許容される
塩を有効成分として含有する抗原虫薬、
【0009】及び一般式[B−1]
【化10】
【0010】〔式中Xは−(CH2)1-5 −又は−C6
4 −を示し、rは3〜5の整数を示し、R1 は、α−ア
ミノ酸、α−メトキシグリシンのα−アミノ基から水素
原子1個およびα−カルボキシル基からヒドロキシル基
を除いた残基またはω−アミノ酸のω−アミノ基から水
素原子1個およびα−カルボキシル基からヒドロキシル
基を除いた残基で、残基中に官能基を有していてもよい
ものを示す。〕で表わされるスパガリン関連化合物およ
びそれらの薬理学的に許容される塩、を有効成分として
含有する抗原虫薬に関するものである。
【0011】上記一般式[1]に含まれる化合物として
は例えば一般式[A−2]
【化11】
【0012】〔式中、Yは−(CH2)1-5 −又は置換基
を有するフェニレン基を示し、pは0、1又は2を示
し、qは1又は2を示し、R2 は−(CH2)1-3 −CO
OHを示す。〕で表わされるスパガリン関連化合物、
【0013】一般式[A−3]
【化12】
【0014】〔式中Zは−(CH2)3-5 −又は−C6
4 −を示し、Uは3〜5の整数を示し、R3 は−H又は
−CH2 −OH、R4 及びR5 はアミノ酸もしくはペプ
チドのカルボキシル基より水酸基を除いた残基を示
す。〕で表わされるスパガリン関連化合物、
【0015】一般式[B−2]
【化13】
【0016】〔式中、Yは−(CH2)1-5 −又は−C6
4 −を示し、Wは水素原子又はアミノ酸もしくはペプ
チドのカルボキシル基より水酸基を除いた残基を示し、
またmは0、1又は2を示し、nは1又は2、Sは3−
5の整数を示す。〕で表わされるスパガリン関連化合物
【0017】一般式[B−3]
【化14】
【0018】〔式中Uは−(CH2)3-5 −又は−C6
4 −を示し、R2 は−H又は−CH2−OH、R4 はア
ミノ酸もしくはペプチドのカルボキシル基より水酸基を
除いた残基、tは3−5の整数を示す。〕で表わされる
スパガリン関連化合物などがあげられる。
【0019】一般式[1]のX0 がフェニレン基を表わ
す場合には、そのフェニレン基は置換基を有していても
よく、置換基としては、塩素、フッ素、臭素などのハロ
ゲン原子;メチル、エチル、プロピル、t−ブチル、ペ
ンチルなどの低級アルキル基;メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、t−ブトキシ、ペントキシなどの低級アルコ
キシ基等が挙げられる。
【0020】X0 が−(CH2)1-5 −としては−(CH
2)3 −または−(CH2)5 −が好ましい。一般式〔1〕
で表わされる化合物は、酸と塩を形成してもよいが、塩
を形成するための酸として非毒性であれば無機酸、有機
酸のいずれでもよい。無機酸としては特に制限はない
が、塩酸、硫酸、硝酸等が好ましい。有機酸も特に制限
はないが、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロ
パンスルホン酸等が好ましい。
【0021】一般式〔A−1〕のXがフェニレン基を表
わす場合には、そのフェニレン基は置換基を有していて
もよく、置換基としては、塩素、フッ素、臭素などのハ
ロゲン原子;メチル、エチル、プロピル、t−ブチル、
ペンチルなどの低級アルキル基;メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、t−ブトキシ、ペントキシなどの低級アル
コキシ基等が挙げられる。Xが−(CH2)0-3 −を表わ
す場合には−CH2 −又は−(CH2)3 −が好ましい。
一般式〔A−1〕における−(CH2)1-5 −としては−
(CH2)5 −が好ましい。mとしては0又は1、nとし
ては1が好ましい。R1 としては−(CH2)2 −COO
H又は−(CH2)3 −COOHが好ましい。
【0022】一般式〔A−1〕で表わされる化合物は、
酸と塩を形成してもよいが、塩を形成するための酸とし
て非毒性であれば無機酸、有機酸のいずれでもよい。無
機酸としては特に制限はないが、塩酸、硫酸、硝酸等が
好ましい。有機酸も特に制限はないが、メタンスルホン
酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸等が好まし
い。
【0023】本発明の一般式〔A−1〕において、水酸
基が結合する炭素原子の立体配置はS、RあるいはRS
型を示す。本発明の化合物の主なものは以下の表1〜9
に示す通りである。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【表7】
【0031】
【表8】
【0032】
【表9】
【0033】一般式〔A−2〕で表わされる化合物も酸
と塩を形成し、塩を形成するための酸としては、一般式
〔A−1〕の化合物の場合と同様なものが使用できる。
本発明の一般式〔A−2〕において、水酸基が結合する
炭酸原子の立体配置はS、RあるいはRS型を示す。そ
の主なものは以下の表10〜13に示す通りである。
【0034】
【表10】
【0035】
【表11】
【0036】
【表12】
【0037】
【表13】
【0038】本発明の一般式〔A−3〕において、R4
及びR5 としては下記アミノ酸もしくは下記ペプチドの
カルボキシル基より水酸基を除いた残基があげられる。
なおアミノ酸残基の立体配置はグリシン、β−アラニン
およびγ−アミノ酪酸を除き、L、DあるいはDL型を
示す。
【0039】(1) アミノ酸 アラニン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、
アスパラギン、システイン、シスチン、グルタミン酸、
グルタミン、ピログルタミン酸、グリシン、ヒスチジ
ン、リジン、プロリン、ヒドロキシプロリン、イソロイ
シン、ロイシン、メチオニン、フエニルアラニン、フエ
ニル置換フエニルアラニン、セリン、スレオニン、トリ
プトフアン、ホモセリン、チロシン、バリン、フエニル
グリシン、パラヒドロキシフエニルグリシン、4−ヒド
ロキシメチル−3−ヒドロキシフエニルグリシン、β−
アラニン、γ−アミノ酪酸、3−アミノ−2−ヒドロキ
シ−4−フエニル酪酸等があげられる。炭素数2ないし
6のモノアミノモノカルボン酸が好ましく、ヒドロキシ
基またはフェニル基で置換されていてもよい。
【0040】(2) ペプチド 上記(1)のアミノ酸が単独あるいは組みあわさって2
〜3個のアミノ酸が縮合したジあるいはトリペプチドな
どが好ましい。例えばアラニルアラニン、ロイシルロイ
シン、バリルバリン、フエニルアラニルフエニルアラニ
ン、チロシルチロシン、フエニルグリシルフエニルグリ
シン、グリシルグリシン、イソロイシルイソロイシン、
ロイシルフエニルアラニン、フエニルアラニルロイシ
ン、ロイシルフエニルグリシン、フエニルグリシルロイ
シン、グリシルグリシルグリシン、フエニルグリシルフ
エニルグリシルフエニルグリシン、フエニルアラニルフ
エニルアラニルフエニルアラニンおよびロイシルロイシ
ルロイシン等があげられる。
【0041】好ましいアミノ酸もしくはペプチドとして
はフエニルグリシン、フエニルアラニン、ロイシン、ア
スパラギン酸、トリプトフアン、アラニン及びこれらの
アミノ酸が2〜3個縮合したペプチド等である。
【0042】R4 およびR5 の代表的な基を示すと下記
の通である。 式 X1 、X2 −C6 4 −(CH2)r −CH(NH2)CO
− 〔式中rは0又は1、X1 は−H又は−OH、X2 は−
H又は−CH2 OHを示す。〕で示される基。
【0043】 式 X3 −(CH2)s −CH(X4)CO− 〔式中Sは0〜4の整数、X3 は−H、−COOH、−
OH、−NH2 又は−CONH2 、X4 は−H又は−N
2 を示し、少なくともX3 及びX4 のいずれか一方は
−NH2 を示す。〕で示される基。
【0044】 式 H−(A) y −(式中yは1又は2、Aは−NHCH
(CH2 CH(CH3)2)CO又は−NC4 7 −CO−
を示し、y=2のとき、両者はペプチド結合しているも
のとする。但し、−NC4 7 −は1、2−ピロリジニ
レン基を示す。)で示される基または、
【0045】 式 C6 5 −CH2 CH(NH2)−CH(OH)CO− で示される基などである。
【0046】一般式〔A−3〕の化合物の中で好ましい
化合物としては、一般式〔A−3〕におけるZが−C6
4 −、R3 が−CH2 OH、R4 およびR5 がそれぞ
れ同一もしくは異なってもよく、下記(L)C6 5
CH2 CH(NH2)CO−、(L)p−HO−C6 5
−CH2 CH(NH2)CO−、(L)CH3 CH(NH
2)CO−、(L)(CH3)2 CHCH2 CH(NH2
CO−または(L、L)(CH3)2 CHCH2 CH(N
2)CONHCH(CH2 CH(CH3)2)CO−で表わ
される基である化合物又はその薬理学的に許容される
塩、などがあげられる。
【0047】一般式〔A−3〕で表わされるスパガリン
関連化合物も酸と塩を形成し、塩を形成するための酸と
しては前記一般式〔A−1〕の化合物の場合と同様なも
のが使用できる。
【0048】一般式〔A−3〕の化合物の例示 本発明の一般式〔A−3〕の化合物としては例えば次の
表14〜19の化合物があげられる。
【0049】
【表14】
【0050】
【表15】
【0051】
【表16】
【0052】
【表17】
【0053】
【表18】
【0054】
【表19】
【0055】次に一般式〔B−1〕のスパガリン関連化
合物において、R6 はα−アミノ酸、α−メトキシグリ
シンのα−アミノ基から水素原子1個およびα−カルボ
キシル基からヒドロキシル基を除いた残基またはω−ア
ミノ酸のω−アミノ基から水素原子1個およびα−カル
ボキシル基からヒドロキシル基を除いた残基で、残基中
に官能基を有していてもよいものであり、公知のα−ま
たはω−アミノ酸から誘導される残基であれば特に制限
はない。
【0056】また、α−またはω−アミノ酸から誘導さ
れる残基において、光学活性炭素を有するものは、L
−、D−及びDL−型のいずれでも使用することができ
る。
【0057】R6 の代表的な具体例としては、グリシ
ン、α−メトキシグリシン、アラニン、α−アミノ酪
酸、プロリン、バリン、ノルバリン、イソロイシン、ア
ロイソロイシン、ロイシン、ノルロイシン、セリン、ホ
モセリン、スレオニン、アロスレオニン、o−メチルセ
リン、o−エチルセリン、o−メチルホモセリン、o−
エチルホモセリン、o−メチルスレオニン、o−エチル
スレオニン、o−メチルアロスレオニン、o−エチルア
ロスレオニン、オルニチン、リジン、アスパラギン酸、
グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン、アルギニ
ン、フエニルアラニン、チロシン、ヒスチジン、トリプ
トファン、システイン、ホモシステイン、S−メチルシ
ステイン、S−エチルシスティンメチオニン、エチオニ
ンなどのα−アミノ酸のα−アミノ基から水素原子1個
およびα−カルボキシル基からヒドロキシル基を除いた
残基およびβ−アラニン、γ−アミノ酪酸、δ−アミノ
吉草酸、ε−アミノカプロン酸などのアミノ酸のω−ア
ミノ基から水素原子1個およびα−カルボキシル基から
ヒドロキシル基を除いた残基などがあげられる。
【0058】一般式〔B−1〕のスパガリン関連化合物
の具体的な代表例としては、表20にあげるものがあ
る。なお一般式〔B−1〕のR6 が不整炭素原子を有す
る場合には、その立体配置はS、R又はSRのいずれで
もよい。
【0059】
【表20】
【0060】本発明の一般式〔B−2〕において、Wと
しては例えば水素原子又は前記一般式〔A−3〕のとこ
ろで記載したR4 と同様なものが使用でき、下記アミノ
酸もしくは下記ペプチドのカルボキシル基より水酸基を
除いた残基があげられる。それらのうち、炭素数2ない
し6のモノアミノモノカルボン酸又はそれらのジペプチ
ドのカルボキシル基からヒドロキシル基を除いた残基
(ヒドロキシ基又はフェニル基で置換されていてもよ
い)に含まれるものが好ましい。なおアミノ酸残基の立
体配置はグリシン、β−アラニンおよびγ−アミノ酪酸
を除き、S、RあるいはRS型を示す。
【0061】(1) アミノ酸 アラニン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、
アスパラギン、システイン、シスチン、グルタミン酸、
グルタミン、ピログルタミン酸、グリシン、ヒスチジ
ン、リジン、プロリン、ヒドロキシプロリン、イソロイ
シン、ロイシン、メチオニン、フエニルアラニン、フエ
ニル置換フエニルアラニン、セリン、スレオニン、トリ
プトフアン、ホモセリン、チロシン、バリン、フエニル
グリシン、パラヒドロキシフエニルグリシン、4−ヒド
ロキシメチル−3−ヒドロキシフエニルグリシン、β−
アラニン、γ−アミノ酪酸、3−アミノ−2−ヒドロキ
シ−4−フエニル酪酸等があげられる。炭素数2ないし
6のモノアミノモノカルボン酸が好ましく、ヒドロキシ
基またはフェニル基で置換されていてもよい。
【0062】(2) ペプチド 上記(1)のアミノ酸が単独あるいは組みあわさって2
〜3個のアミノ酸が縮合したジあるいはトリペプチドな
どが好ましい。
【0063】例えばアラニルアラニン、ロイシルロイシ
ン、バリルバリン、フエニルアラニルフエニルアラニ
ン、チロシルチロシン、フエニルグリシルフエニルグリ
シン、グリシルグリシン、イソロイシルイソロイシン、
ロイシルフエニルアラニン、フエニルアラニルロイシ
ン、ロイシルフエニルグリシン、フエニルグリシルロイ
シン、グリシルグリシルグリシン、フエニルグリシルフ
エニルグリシルフエニルグリシン、フエニルアラニルフ
エニルアラニルフエニルアラニンおよびロイシルロイシ
ルロイシン等があげられる。
【0064】好ましいアミノ酸もしくはペプチドとして
はフエニルグリシン、フエニルアラニン、ロイシン、ア
スパラギン酸、トリプトファン、アラニン及びこれらの
アミノ酸が2〜3個縮合したペプチド等である。より好
ましいものとしてはフエニルグリシン、ロイシルロイシ
ン等である。
【0065】本発明の一般式〔B−2〕の代表的化合物
としては例えば次の表21〜23の化合物があげられ
る。一般式〔B−2〕において*印を付した炭素原子の
立体配置はR、S、又はRSのいずれでもよい。これら
の化合物のうち、Yが−(CH2)5 −、Wが水素原子、
炭素数2ないし6のモノアミノモノカルボン酸又はそれ
らのジペプチドのカルボキシル基より水酸基を除いた残
基(炭素鎖はヒドロキシル基又はフェニル基で置換され
ていてもよい)、m及びnは1、sは3〜5の整数であ
る化合物に含まれるものが好ましく、Wが水素原子又は
フェニルグリシンもしくはロイシルロイシンのカルボキ
シル基よりヒドロキシル基を除いた基である場合がより
好ましい。これらの化合物においてR体は毒性が低い点
でより好ましい。
【0066】但し、表中phGはC6 5 −CH(NH
2)COを、Leu−Leuは(CH3)2CHCH2 CH(N
2)CONHCH(CH2 CH(CH3)2)CO−を示
す。なお光学活性のR体又はS体はRS体からクロマト
グラフィーやブルシン塩での再結晶などの常法によって
光学分割することによって得ることができる。また合成
する際に光学活性な (m,nは前記と同じ)で表わされるアミノ酸を用いる
ことによっても得ることができる。
【表21】
【0068】
【表22】
【0069】
【表23】
【0070】本発明の一般式〔B−3〕において、R4
としては前記一般式〔A−3〕のところであげたアミノ
酸もしくはペプチドのカルボキシル基より水酸基を除い
た残基があげられる。
【0071】一般式〔B−3〕の化合物の中で好ましい
化合物としては一般式〔B−3〕におけるUが−C6
4 − R2 が−CH2 OH、R4 が(L又はD)C6 5 −C
H(NH2)CO−、(L)C6 5 −CH2 CH(NH
2)CO−、(L)p−HO−C6 4 −CH2 CH(N
2)CO−、(L)CH3 CH(NH2)CO−、(L)
(CH3)2CHCH2 CH(NH2)CO−または(L、
L)(CH3)2 CHCH2 CH(NH2)CONHCH
(CH2 CH(CH3)2)CO−である化合物又はその薬
理学的に許容される塩、などがあげられる。
【0072】一般式〔B−3〕の化合物の例示 本発明の一般式〔B−3〕の化合物としては例えば次の
表24〜31の化合物があげられる。
【0073】
【表24】
【0074】
【表25】
【0075】
【表26】
【0076】
【表27】
【0077】
【表28】
【0078】
【表29】
【0079】
【表30】
【0080】
【表31】
【0081】〔B−1〕〜〔B−3〕化合物は酸と塩を
形成するが、塩を形成するための酸としては、薬理学上
許容されるものであれば無機酸、有機酸のいずれでもよ
い。無機酸としては例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸な
どが好ましく、有機酸としては例えば酢酸、プロピオン
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸、酒石
酸、グルタル酸、クエン酸、ベンゼンスルホン酸、トル
エンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、プロパンスルホン酸、アスパラギン酸、グルタミン
酸などが好ましい。
【0082】本発明で使用するスパガリン関連化合物は
いずれも公知化合物もしくはその類縁化合物で公知の方
法もしくはそれに準じた方法で製造することができる。
【0083】本化合物が抗マラリア剤として用いられる
場合は、単独または賦形剤あるいは担体と混合して注射
剤、経口剤、または坐剤などとして投与される。賦形剤
及び担体としては薬剤学的に許容されるものが選ばれ、
その種類及び組成は投与経路や投与方法によって決ま
る。例えば液状担体として水、アルコール類もしくは大
豆油、ピーナツ油、ゴマ油、ミネラル油等の動植物油ま
たは合成油が用いられ、固体担体として乳糖、マルトー
ス、シュクロースなどの糖類、アミノ酸類、ヒドロキシ
プロピルセルロースなどセルロース誘導体、ステアリン
酸マグネシウムなどの有機酸塩などが使用される。
【0084】注射剤で使用する賦形剤はマンニトール、
マルトース、デキストラン、乳糖、シクロデキストリ
ン、コンドロイチン硫酸、ゼラチン、ヒト血清アルブミ
ンであるが、マルトース、乳糖、コンドロイチン硫酸、
ゼラチン、ヒト血清アルブミンが好ましい。これらの賦
形剤と共に凍結乾燥製剤とし、それを投与時に注射用の
適当な溶剤、例えば滅菌水、生理食塩水、ブドウ糖液、
電解質溶液アミノ酸液等静脈投与用液体に溶解して投与
することもできる。
【0085】また、本発明における製剤の組成中にpH
調整等の目的で、酸やアルカリ又は適量の緩衝剤を加え
てもよい。
【0086】製剤中における本化合物の含量は製剤によ
り種々異なるが通常0.1〜100重量%が好ましくは
1〜98重量%である。例えば注射液の場合には、通常
0.1〜30重量%、好ましくは1〜10重量%の有効
成分を含むようにすることがよい。経口投与する場合に
は、前記固体担体もしくは液状担体とともに錠剤、カプ
セル剤、粉剤、顆粒剤、液剤、ドライシロップ剤等の形
態で、用いられる。カプセル、錠剤、顆粒、粉剤は一般
に5〜100重量%、好ましくは25〜98重量%の有
効成分を含む。
【0087】投与量は、患者の年齢、体重、症状、治療
目的等により決定されるが治療量は一般に、非経口投与
で1〜100mg/Kg・日、経口投与で5〜500m
g/Kg・日である。本化合物は比較的低毒性であり、
また、連続投与による毒性の蓄積性が小さいことが特徴
的である。特にR体は毒性が低く、医薬品として好まし
い。
【0088】
【作 用】一般式〔A−1〕、〔A−2〕、〔A−
3〕、〔B−1〕、〔B−2〕、及び〔B−3〕で表わ
されるスパガリン関連化合物のヒトマラリアに対する効
果について試験例1、2で示す。
【0089】試験例1 スパガリン関連化合物(A−1
−3、A−2−2、A−3−7)の抗ヒトマラリア作用 試験方法 健常成人よりヘパリン加血を採取、RPMI1640メ
ディウムにて遠心洗浄し、赤血球沈渣を得た。10%ヒ
ト血清加RPMI1640にて、10%赤血球浮遊液を
調整した。この浮遊液にヒトマラリア(Plasmod
ium falcipaleum)を感染させ、感染率
が約1%の赤血球浮遊液を調整した。この感染赤血球浮
遊液200μl/wellを96well培養プレート
に加え、実験に供した。各薬剤は滅菌生理食塩液に溶解
後、ミリポアフィルターにて濾過滅菌したものを用い
た。上述の感染赤血球浮遊液に最終濃度が10、1、
0.1μg/mlとなるように薬剤を加えた。薬剤処置
開始日をday0とし各日に培養液を交換し、その都度
10、1、0.1μg/ml濃度で各薬剤を添加し、d
ay5まで観察した。対照として生理食塩水(生食)の
みを添加したものを同様にday5まで観察した。Da
y1、2、3、4、5に培養赤血球の一部を採取し、塗
抹標本を作成、ギムザ染色を実施した。顕微鏡下にて感
染赤血球を数え、感染率を算出した。結果を表32に示
す。
【0090】
【表32】
【0091】試験結果 表32に示す如く、スパガリン関連化合物は強い抗マラ
リア作用を示した。興味深いことに、各薬剤のヒトマラ
リアに対する増殖抑制効果は、day3以降に著明に発
現された。即ち、本薬剤群の作用は時間依存的に発揮さ
れることが示された。本実験系はヒトマラリアを用いて
おり、この寄生虫が血液寄生虫であることを考慮する
と、人の病態をよく反映する実験系と考えられる。この
ことから、本薬剤群をヒトマラリアに対する優れた治療
薬となることが期待される。
【0092】試験例2 スパガリン関連化合物(B−1
−1、B−1−5、B−3−6)の抗ヒトマラリア作用 試験方法 試験例1の方法と同様にして試験を行なっ
た。結果を表33に示す。
【0093】
【表33】
【0094】試験結果 表33に示す如く、スパガリン関連化合物は強い抗マラ
リア作用を示した。興味深いことに、各薬剤のヒトマラ
リアに対する増殖抑制効果は、day3以降に著明に発
現された。即ち、本薬剤群の作用は時間依存的に発揮さ
れることが示された。本実験系はヒトマラリアを用いて
おり、この寄生虫が血液寄生虫であることを考慮する
と、人の病態をよく反映する実験系と考えられる。この
ことから、本薬剤群はヒトマラリアに対する優れた治療
薬となることが期待される。
【0095】試験例3 スパガリン関連化合物(B−1
−1、B−1−3、B−1−5、B−2−13、B−2
−15(S体)、B−2−47(S体)、B−2−48
(S体)、B−2−49(R体)、B−3−13、B−
3−18、B−3−37)のin vivoにおける抗
マラリア作用
【0096】試験方法 ネズミマラリアPlasmodium berghei
NK65はメスddYマウスで継代したものを用い
た。全赤血球中の50%以上がマラリアに感染している
ことが確認された個体より採血し、生理食塩液にて10
%赤血球浮遊液を調整した。この浮遊液0.1mlを5
週令のメスddYマウスに尾静脈内に投与した。マラリ
ア移植後2日目に各マウスの尾静脈より採血し、血液塗
抹標本を作成、メイギムザ染色を施した。顕微鏡下にて
この血液塗抹標本を観察し、実験に用いたマウスがマラ
リアに感染していることを確認した。各薬剤は滅菌生理
食塩液に溶解後、ミリポアフィルターにて濾過滅菌した
ものを用いた。マラリア移植後3日目より、各薬剤5m
g/kgを腹腔内に1日2回、7日間連日投与した。薬
剤投与終了後45日目までマウスの生存日数を観察し
た。
【0097】試験結果 下記表34に示す如く、スパガリン関連化合物はin
vivoにおいても強い抗マラリア作用を示した。特に
B−2−13(S体)、B−2−47(S体)、B−2
−48(S体)、B−2−49(R体)、B−2−15
(S体)投与群においては全例が延命、生存した。即
ち、この5化合物は強い抗マラリア作用を有することが
明らかとなった。
【0098】
【表34】 スパガリン関連化合物のin vivoにおける抗マラリア作用 ──────────────────────────────────── 化合物 投与量 動物数 T/C(%) 完全延命例 ──────────────────────────────────── N-01 B-1-3 5 mg/kg, x 2/day 5 313 0/5 N-02 B-1-1 5 mg/kg, x 2/day 5 327 0/5 N-30 B-1-5 5 mg/kg, x 2/day 5 393 0/5 N-05 B-1-9 5 mg/kg, x 2/day 5 327 0/5 N-526(S) B-2-13(S) 5 mg/kg, x 2/day 5 >600 5/5 N-584(S) B-2-47(S) 5 mg/kg, x 2/day 5 >600 5/5 N-583(R) B-2-49(R) 5 mg/kg, x 2/day 5 >600 5/5 N-102 B-3-18 5 mg/kg, x 2/day 5 353 0/5 N-204 B-3-37 5 mg/kg, x 2/day 5 353 0/5 N-302 B-3-13 5 mg/kg, x 2/day 5 309 0/5 N-582(S) B-2-15(S) 5 mg/kg, x 2/day 5 >600 5/5 N-585(S) B-2-48(S) 5 mg/kg, x 2/day 5 >600 5/5 ────────────────────────────────────
【0099】試験例4 スパガリン関連化合物(B−2
−13(S体)、B−2−47(S体)、B−2−49
(R体)、B−2−15(S体)、B−2−48(S
体))のin vivoにおけるクロロキン耐性マラリ
アに対する抗マラリア作用
【0100】試験方法 クロロキン耐性ネズミマラリアとしてPlasmodi
um yoeliinigeriensis N67
strainより樹立されたC25−CQ−17株(文
献)を用いた。この耐性株をメスddYマウスで継代し
たものを治療実験に用いた。全赤血球中の50%以上が
マラリアに感染していることが確認された個体より採血
し、生理食塩液にて10%赤血球浮遊液を調整した。こ
の浮遊液0.1mlを5週令メスddYマウスの腹腔内
に投与した。マラリア移植後5日目に各マウスの尾静脈
より採血し、血液塗抹標本を作成、メイギムザ染色を施
した。顕微鏡下にてこの血液塗抹標本を観察し、全赤血
球中に占めるマラリア感染赤血球の比率を算出した。各
薬剤は滅菌生理食塩液に溶解後、ミリポアフィルターに
て濾過滅菌したものを用いた。マラリア移植1時間後よ
り、各薬剤5mg/kgを1日2回(対照のクロロキン
は100mg/kgを1日1回)、4日間連日皮下投与
した。
【0101】試験結果 下記表35に示す如く、スパガリン関連化合物はin
vivoにおいて、クロロキン耐性マラリアに対しても
強い抗マラリア作用を示した。特にB−2−13、B−
2−49、B−2−15、B−2−48投与群において
はまったくマラリア感染が認められなかった。またB−
2−47もほとんど感染が認められなかった。即ち、こ
の5化合物はクロロキン耐性マラリアに対し、強い抗マ
ラリア作用を有することが明らかとなった。以上の事実
は、現在ヒトのマラリア治療のうえで最大の問題である
クロロキン耐性マラリアに対する本化合物の有用性を示
すものであり、スパガリン関連化合物はヒトマラリアに
対する優れた治療薬となることが期待される。
【0102】(文献)K. Ichimori, C.F. Curtis, and
G.A.T. Targett:The effects of chroloquine on the
infectivity of chroloquine-sensitive and -resistan
t populations of Plasmodium yoelii nigeriensis to
mosquitoes. Parasitology 100:377-381, 1990
【0103】
【表35】 スパガリン関連化合物のin vivoにおけるクロロキン耐性マラリアに対す る抗マラリア作用 ──────────────────────────────────── 化合物 投与量 動物数 マラリア感染率(%) ──────────────────────────────────── クロロキン 100 mg/kg ,x 1/day 5 30.4 ──────────────────────────────────── B-2-13 5 mg/kg ,x 2/day 5 0 B-2-47 5 mg/kg ,x 2/day 5 1 B-2-49 5 mg/kg ,x 2/day 5 0 B-2-15 5 mg/kg ,x 2/day 5 0 B-2-48 5 mg/kg ,x 2/day 5 0 ──────────────────────────────────── 無投与 ── ─── 5 66.3 ────────────────────────────────────
【0104】スパガリン関連化合物B−2−13
(S)、B−2−47(S)、B−2−49(R)、B
−2−15(S)、B−2−48(S)の毒性試験 試験方法 雄ICRマウス6週齢を実験に用いた。各薬剤は生理食
塩液に溶解後、ミリポアフィルターにて滅菌したものを
用いた。薬剤は4x10-5mole/kg/dayおよ
び2x10-5mole/kg/day(20mg/kg
/dayおよび10mg/kg/day換算)を腹腔内
に21日間連日投与した。
【0105】試験結果 本試験結果を表36に示した。
【表36】 スパガリン関連化合物の毒性 ──────────────────────────────────── 化合物 4 x 10-5mole/kg/day 2 x 10-5mole/kg/day 100%死亡日 100%死亡日 ──────────────────────────────────── N-526 B-2-13(S) day 14 day 19 N-582 B-2-15(S) day 17 −a N-583 B-2-49(R) day 20 −b N-584 B-2-47(S) day 17 day 19 N-585 B-2-48(S) day 18 −c ──────────────────────────────────── a:day21で5例全例(100%)生存、b:da
y21で5例中4例(80%)生存、c:day21で
5例中3例(86%)生存。
【0106】
【実施例】以下本発明の実施例を具体的に示すが、本発
明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 注射剤 10重量部、乳糖20重量部、1N−塩酸(化合物番号
A−3−7適量)及び注射用蒸留水(適量)によりpH
4.0に調整した薬液500重量部を得る。この調整し
た薬液をメンブランフィルターで除菌ろ過して後、注射
用ガラス容器に分注し、凍結乾燥する。凍結乾燥終了
後、1バイアルに化合物番号A−3−7100mgを含
む凍結乾燥注射用製剤を得る。
【0107】実施例2 顆粒剤 化合物番号A−3−7 50重量部、乳糖600部、結
晶セルロール330部及びヒドロキシプロピルセルロー
ス20部をよく混和し、ロール型圧縮機(ローラーコン
パクター登録商標)を用いて圧縮し、破砕して16メッ
シュと60メッシュの間に入るよう篩過し、顆粒とし
た。
【0108】実施例3 錠 剤 化合物番号A−3−7 30重量部、結晶乳糖120
部、結晶セルロース147部及びステアリン酸マグネシ
ウム3部をV型混合機で混合後打錠し、1錠300mg
の錠剤を得た。
【0109】実施例4 化合物番号B−1−5について、実施例1〜3であげた
同様の方法によって、注射剤、顆粒剤、錠剤を得る。
【0110】参考例118−アミノ−7−(RS)−ヒドロキシ−5,10−
ジオキソ−4,9−ジアザオクタデカン酸(化合物番号
A−1−3)の合成 イ)9−t−ブチルオキシカルボニル−7−(RS)−
ヒドロキシ−5−オキソ−4,9−ジアザノナン酸ベン
ジルエステルの合成 γ−N−t−ブチルオキシカルボニル−β−(RS)−
ヒドロキシブタン酸10.0g(45.61mmol)
とN−ヒドロキシベンゾトリアゾール9.1g(59.
42mmol)をジクロロメタン300mlに溶解し
た。この溶液を氷で冷やし、N,M´−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド12.3g(59.61mmol)を
加え、氷冷下で15分間反応させた。次いでこの溶液に
β−アラニンベンジルエステル・p−トルエンスルホン
酸塩16.03g(45.61mmol)とトリエチル
アミン5.1g(50.39mmol)のジクロロメタ
ン溶液を氷冷下で加え、室温で戻し数時間反応させた。
不溶物を濾別し、濾液を減圧濃縮した。油状の残渣を酢
酸エチル400mlに溶解し、蒸留水、5%リン酸、5
%炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、上清液を減圧濃
縮し、淡黄色油状物25.0gを得た。得られた油状物
をシリカゲル60(メルク社製)によるカラムクロマト
グラフィーに付し、クロロホルムーメタノール(30:
1、v/v)の混液で展開すると油状物17.0g(収
率97.98%)が得られた。
【0111】ロ)8−アミノ−7−(RS)−ヒドロキ
シ−5−オキソ−4−アザオクタン酸ベンジルエステル
・塩酸塩の合成 9−t−ブチルオキシカルボニル−7−(RS)−ヒド
ロキシ−5−オキソ−4,9−ジアザノナン酸ベンジル
エステル17.0g(44.68mmol)をジクロロ
メタン40mlに溶解し、氷冷下4N塩酸−ジオキサン
溶液40mlを加え、室温に戻し一夜反応させた。反応
液を減圧で濃縮し、得られた白色残渣をn−ヘキサン、
エーテルでデカンテーションした後減圧濃縮すると、白
色結晶13.2g(収率93.3%)が得られた。
【0112】ハ)19−ベンジルオキシカルボニル−7
−(RS)−ヒドロキシ−5,10−ジオキソ−4,
9,19−トリアザノナデカン酸ベンジルエステルの合
成 9−ベンジルオキシカルボニルアミノノナン酸3.6g
(11.71mmol)をジクロロメタン50mlに溶
解し、氷冷下N−ヒドロキシコハク酸イミド1.64g
(14.25mmol)とN,N’−ジジクロヘキシル
カルボジイミド2.94g(14.25mmol)を加
え、室温で一夜反応させた。析出物を濾別し、濾液はそ
のまま次の反応に使用した。
【0113】白色結晶の8−アミノ−7−(RS)−ヒ
ドロキシ−5−オキソ−4−アザオクタン酸ベンジルエ
ステル・塩酸塩3.3g(10.41mmol)をジメ
チルホルムアミド50mlに溶解し、氷冷下トリエチル
アミン1.26g(12.45mmol)を加え、次い
で上述の9−ベンジルオキシカルボニルアミノノナン酸
塩酸塩N−ヒドロキシコハク酸イミドエステルのジクロ
ロメタン溶液を加え、室温で一夜反応させた。反応液を
濾別後濾液を減圧濃縮し、油状の残渣をn−ヘキサン1
00mlで2回デカンテーションした後減圧濃縮した。
得られた油状物をシリカゲル60(メルク社製)による
カラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタ
ノール(20:1,v/v)の溶液で展開し、白色結晶
の目的物4.4g(収率66.06%)を得た。
【0114】ニ)18−アミノ−7−(RS)−ヒドロ
キシ−5,10−ジオキソ−4,9−ジアザオクタデカ
ン酸の合成 19−ベンジルオキシカルボニル−7−(RS)−ヒド
ロキシ−5,10−ジオキソ−4,9,19−トリアザ
ノナデカン酸ベンジルエステル4.4g(7.72mm
ol)をメタノール40mlに溶解し、酢酸20mlと
パラジウム黒0.5gを加え、50℃常圧で4時間接触
還元を行なった。触媒を濾別し、濾液を減圧濃縮する
と、白色結晶物3.2gが得られた。
【0115】この白色結晶物を蒸留水40mlに溶解
し、CM−Sephadex()C−25(Na+ )3
20mlを充填したカラムに付し、蒸留水で溶出し、目
的物を含むフラクションを集め減圧乾固し、乾固物2.
3gを得た。少量の不純物を除去するために得られた乾
固物を蒸留水40mlに溶出し、三菱化成HP−20
(商品名)200mlを充填したカラムに付す。蒸留水
で溶出し、目的物を含むフラクションを集め減圧濃縮し
た。得られた白色結晶物を蒸留水30mlに溶解し、不
溶物を濾別後凍結乾燥すると、目的物1.69g(収率
63.30%)が得られた。
【0116】また一般式A−1で表される他の化合物も
この方法に準じて合成される。
【0117】参考例2 10−{N−(11−グアニジノウンデカノイル)−γ
−アミノ−β−(S)−ヒドロキシブタノイル}−1,
5,10−トリアザデカン・3塩酸塩(化合物番号B−
2−47)の合成
【0118】(イ)10−{N−(11−グアニジノウ
ンデカノイル)−γ−アミノ−β−(S)−ヒドロキシ
ブタノイル}−1,5−ジ−ベンジルオキシカルボニル
−1,5,10−トリアザデカン・塩酸塩 11−グアニジノウンデカン酸・塩酸塩3.3g(1
1.71mmol)をジメチルホルムアミド40mlに
溶かし、氷冷下N−ヒドロキシコハク酸イミド1.63
g(14.05mmol)とN,N′−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド2.92g(14.05mmol)を
加え、室温で一夜反応させる。析出物をろ別し、ろ液は
そのまま次の反応に使用する。
【0119】油状の10−(γ−アミノ−β−(S)−
ヒドロキシブタノイル)−1,5−ジ−ベンジルオキシ
カルボニル−1,5,10−トリアザデカン・塩酸塩
5.5g(9.76mmol相当)をジメチルホルムア
ミド40mlに溶かし、氷冷下トリエチルアミン1.1
9g(11.71mmol)を加え、次いで上述の11
−グアニジノウンデカン酸塩酸塩N−ヒドロキシコハク
酸イミドエステルのジメチルホルムアミド溶液を加え、
室温で一夜反応させる。反応液を減圧濃縮し、油状の残
渣をn−ヘキサン100mlで2回洗滌したのち減圧濃
縮する。
【0120】得られた油状物をシリカゲル60(メルク
社製)によるカラムクロマトグラフィ−に付し、クロロ
ホルム−メタノール17%アンモニア水(6:2.5:
0.5v/v)の混液で展開すると油状物4.9g(収
率64.72%)が得られる。
【0121】NMR(CD3 OD+D2 O、externa
(TMS) δ=1.2〜2.2(m.22H)、2.2〜2.8
(m、4H)、3.1〜3.8(m、12H)、4.0
〜4.6(m、H)、5.25(S、2H)、5.28
(S、2H)、7.56(S:10H). TLC(クロロホルム:メタノール:17%アンモニア
水=6:2.5:0.5%) Rf=0.42
【0122】(ロ)10−{N−(11−グアニジノウ
ンデカノイル)−γ−アミノ−β−(S)−ヒドロキシ
ブタノイル}−1,5−ジ−ベンジルオキシカルボニル
−1,5,10−トリアザデカン・塩酸塩4.7g
(6.05mmol)をメターノル60mlに溶かし、
酢酸1.3gとパラジウム黒0.7gを加えて室温、常
圧で4時間接触還元を行う。
【0123】反応後触媒をろ別し、ろ液を減圧濃縮する
と油状物4.0g(収率定量的)が得られる。この油状
物を蒸留水60mlに溶かし、CM−セファデックス
(登録商標)C−25(Na+ ) 350mlを充填した
カラムに付し、蒸留水1800mlと0.8M塩化ナト
リウム水溶液1800mlとの間のグラジェント溶出法
で溶出し、目的物を含むフラクションを集め減圧で濃縮
乾固し、乾固物にメタノールを加えて不溶物の塩化ナト
リウムをろ別する。得られた油状物からの目的物の精製
は、次のようにして行う。
【0124】残存する少量の塩化ナトリウムを除去する
ために得られた油状物をメタノール20mlに溶かし、
セファデックス(登録商標)LH−20 200mlを
充填したカラムに付し、メターノルで溶出し、目的物を
含むフラクションを集め、減圧で濃縮する。得られた油
状物を蒸留水35mlに溶かし、不溶物をろ別後凍結乾
燥すると目的物2.63g(収率74.93%)が得ら
れる。
【0125】NMR(D2 O、200MHz) δ=1.18〜1.46(m、12H)、1.47〜
1.83(m、8H)、1.98〜2.19(m、2
H)、2.21〜2.54(m、4H)、3.03〜
3.4(m、12H)、4.03〜4.20(m、
H). IR(KBr) ν(cm- ) =3310、3160、2930、285
0、1640、1545、1455,1410. 〔α〕20 D +1.4°(C=1.00、H2 O)
【0126】参考例3 10−{N−(11−グアニジノウンデカノイル)−γ
−アミノ−β−(S)−ヒドロキシブタノイル}−1−
L−ロイシル−L−ロイシン−1,5,10−トリアザ
デカン・3塩酸塩(化合物番号 B−2−48)の合成
【0127】(イ)10−{N−11−グアニジノウン
デカノイル)−γ−アミノ−β−(S)ヒドロキシブタ
ノイル}−1−(N−tert−ブチルオキシカルボニ
ル−L−ロイシル−L−ロイシル)−1,5−10−ト
リアザデカン・2塩酸塩の合成 10−{N−(11−グアニジノウンデカノイル)−γ
−アミノ−β−(S)−ヒドロキシブタノイル}−1,
5,10−トリアザデカン・3塩酸塩 1.28g
(2.22mmol)をメタノール40mlに溶かし、
水冷下トリエチルアミン0.25g(2.47mmo
l)を加える。次いで、N−tert−ブチルオキシカ
ルボニル−L−ロイシル−L−ロイシンとN−ヒドロキ
シコハク酸イミドとのエステル0.99g(2.24m
mol)を加え、氷冷下で2時間反応させる。反応液を
減圧濃縮し、残渣をアセトンで2回デカンテーションし
たのち減圧濃縮すると白色結晶2.1g(収率定量的)
が得られる。
【0128】IR(KBr) ν(cm- ) =3270、2930、1645、154
0、1450、1360、1240、1165.
【0129】(ロ)10−{N−(11−グアニジノウ
ンデカノイル)−γ−アミノ−β−(S)ヒドロキシブ
タノイル}−1−(N−tert−ブチルオキシカルボ
ニル−L−ロイシル−L−ロイシン)−1,5,10−
トリアザデカン 2.1g(2.22mmol相当)を
メタノール20mlと水10mlの混合溶媒に溶かし、
氷冷下4N−塩酸−ジオキサン溶液10mlを加え、室
温で3〜5時間反応させる。反応液を減圧で濃縮し、得
られた油状物を蒸留水30mlを溶かし、CM−Saphad
ex(登録商標)C−25(Na+ ) 200mlを充填し
たカラムに付し、蒸留水1000mlと1.0M塩化ナ
トリウム水溶液1000mlとの間のグラジェント溶出
法で溶出し、目的物を含むフラクションを集め減圧で濃
縮乾固し、乾固物にメタノールを加えて不溶物の塩化ナ
トリウムをろ別する。得られた油状物から目的物の精製
は、次のようにして行う。
【0130】残存する少量の塩化ナトリウムと不純物を
除去するために得られた油状物を蒸留水30mlに溶解
し、三菱化成HP−20(登録商標)120mlを充填
したカラムに付し、蒸留水120mlと20%メタノー
ル水溶液120mlとの間のグラジェント溶出法で溶出
し、目的物を含むフラクションを集め減圧濃縮した。得
られた油状物を蒸留水10mlに溶かし、不溶物をろ別
後凍結乾燥すると、目的物0.622g(収率 34.
54%)が得られる。
【0131】NMR(D2 O、200NHa) δ=0.85〜1.04(m、12H)、1.18〜
1.45(m、12H)1.46〜1.82(m、14
H)、1.82〜2.02(m、2H)、2.21〜
2.53(m、4H)、2.96〜3.41(m、12
H)、3.91〜4.20(m、2H)、4.27〜
4.39(m、H) IR(KBr) ν(cm- ) =3270、3070、2930、286
0、1645、1540、1455、1365.
【0132】
【発明の効果】本発明のスパガリン関連化合物はマラリ
ア等の原虫に対し優れた増殖阻止効果を示し、毒性も低
く安全性も高いことより、抗原虫薬の有効成分として有
用である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[1] Gu−X0 −(CH2)a −CONH−X1 −CO−X2 〔式中Guはグアニジノ基、X0 は−(CH2)1-5 −又
    は置換基を有してもよいフェニレン基、aは3ないし5
    の整数を示し、X1 は−(CH2)0-2 −CH(R00)−
    (CH2)0-2 −(式中R00は−H,−OH,−OCH3
    又は−CH2 OHを示す。)、X2 は−NHR2 (式中
    2 は−(CH2)1-3 −COOHを示す。)又は−NH
    (CH2)4 N(R01) −(CH2)3 −NH−R02(式中
    01およびR02はそれぞれ独立に同一又は異なってもよ
    く、水素、アミノ酸もしくはペプチドのカルボキシル基
    より水酸基を除いた残基を示す。)但し、X0 が−(C
    2)3 −、aが3、X1 が−CH(OH)−、X2 が−
    NH(CH2)4 −NH−(CH2)3−NH2 を表わす場
    合を除く。〕で表わされるスパガリン関連化合物及びそ
    れらの薬理学的に許容される塩、一般式[A−1] 【化1】 〔式中、Xは−(CH2)0-3 −又は置換基を有してもよ
    いフェニレン基を示し、mは0、1又は2を示し、nは
    1又は2を示し、R1 は水酸基又は−NH(CH2)1-4
    −COOHを示す。〕で表わされるスパガリン関連化合
    物及びそれらの薬理学的に許容される塩または一般式
    [B−1] 【化2】 (式中Xは−(CH2)1-5 −又は−C6 4 −を示し、
    rは3〜5の整数を示し、R6 はα−アミノ酸、α−メ
    トキシグリシンのα−アミノ基から水素原子1個および
    αカルボキシル基からヒドロキシル基を除いた残基また
    はω−アミノ酸のω−アミノ基から水素原子1個および
    α−カルボキシル基からヒドロキシル基を除いた残基
    で、残基中に官能基を有していてもよいものを示す。)
    で表わされるスパガリン関連化合物および、それらの薬
    理学的に許容される塩、を有効成分として含有する抗原
    虫薬。
  2. 【請求項2】一般式[A−1] 【化3】 〔式中、Xは−(CH2)0-3 −又は置換基を有してもよ
    いフェニレン基を示し、mは0、1又は2を示し、nは
    1又は2を示し、R1 は水酸基又は−NH(CH2)1-4
    −COOHを示す。〕で表わされるスパガリン関連化合
    物及びそれらの薬理学的に許容される塩を有効成分とし
    て含有する請求項1の抗原虫薬。
  3. 【請求項3】一般式[A−2] 【化4】 〔式中、Yは−(CH2)1-5 −又は置換基を有するフェ
    ニレン基を示し、pは0、1又は2を示し、qは1又は
    2を示し、R2 は−(CH2)1-3 −COOHを示す。〕
    で表わされるスパガリン関連化合物及びそれらの薬理学
    的に許容される塩を有効成分として含有する請求項1の
    抗原虫薬。
  4. 【請求項4】一般式[A−3] 【化5】 〔式中、Zは−(CH2)3-5 −又は−C6 4 −を示
    し、uは3〜5の整数を示し、R3 は−H又は−CH2
    −OH、R4 及びR5 はアミノ酸もしくはペプチドのカ
    ルボキシル基より水酸基を除いた残基を示す。〕で表わ
    される新スパガリン関連化合物又はその薬理学的に許容
    される塩を有効成分として含有する請求項1の抗原虫
    薬。
  5. 【請求項5】一般式[B−1] 【化6】 〔式中Xは−(CH2)1-5 −又は−C6 4 −を示し、
    rは3〜5の整数を示し、R6 はα−アミノ酸、α−メ
    トキシグリシンのα−アミノ基から水素原子1個および
    α−カルボキシル基からヒドロキシル基を除いた残基ま
    たはω−アミノ酸のω−アミノ基から水素原子1個およ
    びα−カルボキシル基からヒドロキシ基を除いた残基
    で、残基中に官能基を有していてもよいものを示す。〕
    で表わされるスパガリン関連化合物および、それらの薬
    理学的に許容される塩を有効成分として含有する請求項
    1の抗原虫薬。
  6. 【請求項6】一般式[B−2] 【化7】 〔式中、Yは−(CH2)1-5 −又は−C6 4 −を示
    し、Wは水素原子又はアミノ酸もしくはペプチドのカル
    ボキシ基より水酸基を除いた残基を示し、またmは0、
    1又は2を示し、nは1又は2を示し、Sは3〜5の整
    数を示す。〕で表わされるスパガリン関連化合物及びそ
    の薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する請
    求項1の抗原虫薬。
  7. 【請求項7】一般式[B−2]においてYが−(CH2)
    5 −、Wが水素原子、炭素数2ないし6のモノアミノモ
    ノカルボン酸又はそれらのジペプチドのカルボキシル基
    より水酸基を除いた残基(ヒドロキシル基又はフェニル
    基を置換基として有していてもよい。)、m及びnは
    1、sは3〜5の整数である請求項6の抗原虫薬。
  8. 【請求項8】一般式[B−2]においてYが−(CH2)
    5 −、Wが水素原子又は、フェニルグリシンもしくはロ
    イシルロイシンのカルボキシル基より水酸基を除いた残
    基、m及びnは1、sは3または5である請求項7の抗
    原虫薬。
  9. 【請求項9】一般式[B−3] 【化8】 〔式中、Uは−(CH2)3-5 −又は−C6 4 −を示
    し、tは3〜5の整数を示し、R2 は−H又は−CH2
    −OH、R4 はアミノ酸もしくはペプチドのカルボキシ
    ル基より水酸基を除いた残基、tは3〜5の整数を示
    す。〕で表わされるスパガリン関連化合物又はその薬理
    学的に許容される塩を有効成分として含有する請求項1
    の抗原虫薬。
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