JPH06197253A - 交換レンズシステムにおける変換アダプタ装置 - Google Patents

交換レンズシステムにおける変換アダプタ装置

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JPH06197253A
JPH06197253A JP4346719A JP34671992A JPH06197253A JP H06197253 A JPH06197253 A JP H06197253A JP 4346719 A JP4346719 A JP 4346719A JP 34671992 A JP34671992 A JP 34671992A JP H06197253 A JPH06197253 A JP H06197253A
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lens
focus
drive
focusing
speed
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JP4346719A
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Seiya Ota
盛也 太田
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Canon Inc
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Publication date
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換レンズシステムの変換アダプターのAF
制御において、スチルカメラ用交換レンズユニツト等の
制御方式の異なるレンズユニツトであつても、その駆動
情報を補正することにより、専用レンズと同様の駆動特
性で使用可能となす変換アダプタ装置を提供することに
ある。 【構成】 ビデオカメラ本体に対してレンズユニツトを
着脱可能な、交換レンズシステムにおいて、前記ビデオ
カメラ本体側において焦点検出を行ない、その結果に基
づいて前記レンズユニツトへとフオーカシングレンズを
駆動するためのフオーカシングレンズ駆動速度制御情報
を出力する焦点制御回路と、前記フオーカシングレンズ
駆動速度制御情報を、前記レンズユニツトにおける前記
フオーカシングレンズの1ピツチ当たりのデフオーカス
量に応じて補正する補正手段とを備えた交換レンズシス
テムにおけるアダプタ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換レンズシステムに用
いて好適な変換アダプタ装置に関するものであり、さら
に詳しくは、自動焦点制御(AF制御)に関するもので
ある。
【0002】
【背景の技術】近年、ビデオカメラ等をはじめとする映
像機器の進歩は著しく、あらゆる面において、多機能化
及び操作性の改善が行なわれ、現在では、自動焦点調節
(AF)や自動絞り調節(AE)等の機能が標準的に装
備されるにいたっている。
【0003】さてこのような状況の中で、その多機能化
の一環として、従来はスチルカメラにおいてしか行なわ
れていなかつた交換レンズシステムをビデオカメラにお
いても適用可能となす提案がなされている。そしてこの
ように制御方式の異なるレンズユニツトとカメラ本体を
接続するためには、光学的条件を含む機械的条件及び制
御を行なうための電気的条件を整合させるアダプタが必
要となる。
【0004】たとえば一眼レフカメラ用システム(スチ
ルカメラ用システム)に着目すると、従来より各種の用
途に合わせた特殊レンズを含め様々なレンズが既に市場
へ供給されている。そのため、既に市場に導入され、ユ
ーザーに認知されている一眼レフカメラ用交換レンズを
使用したいという要求が生じている。
【0005】そこで、ビデオカメラと、スチルカメラ用
レンズを接続するための変換アダプタが必要となってく
る。この変換アダプタは、主に、 (1)ビデオムービー交換レンズシステムにおけるマウ
ントとスチルカメラ用交換レンズシステムにおけるマウ
ントが異なっているためその整合をとる (2)ビデオムービーカメラとスチルカメラの撮像面と
マウント位置との距離が異なるためにその光路差を合わ
せる (3)ビデオムービー交換レンズシステムとスティルカ
メラ用交換レンズシステムで、制御するために必要な各
種にデータを受け渡しするために定められている通信フ
ォーマットが異なるため、またデータ形式/制御形式が
異なるため、その整合をとる の3つの理由により必要とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スチル
カメラシステムには、標準レンズの他に、広角レンズ、
望遠レンズ、マクロレンズ、ソフトフオーカスレンズと
いつた様々な種類があり、さらに、それらには単焦点距
離のものや焦点距離の可変できるズームレンズもある。
これらのレンズをAF制御するとき、非合焦量を演算に
よつて各速度により実際にフオーカシングレンズを動作
させた場合、レンズによつては実際の駆動速度が意図し
た速度と異なることがあり、以下のような問題点を生じ
る。
【0007】(1)レンズによつて制御速度が速く、合
焦近傍でフオーカシングレンズが安定せず、ハンチング
を生じる。
【0008】(2)レンズによつて制御速度が遅く、合
焦に時間がかかつたり、合焦に到達しないことがある。
【0009】(3)大ボケ状態から合焦近傍までの制御
速度は適当でも、合焦付近における制御速度が速く、ハ
ンチングを生じる。
【0010】(4)合焦付近における制御速度は適当で
も大ボケ状態から合焦近傍までの制御速度が遅く合焦近
傍まで到達しないっことがある。
【0011】(5)多種にわたるレンズ各々に対して別
々に制御を行なうのは現実的でない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するためになされたもので、変換アダプタを介して
カメラ本体に異なる種類のレンズユニツトを接続する交
換レンズシステムにおいて、ビデオカメラ本体側より出
力されるAF制御信号を、使用するレンズユニツトにお
ける駆動系を制御可能な信号形態に変換する信号変換手
段と、その信号変換手段によつて変換されたAF制御信
号を、使用するレンズユニツトの1ピツチ当たりのデフ
オーカス量に応じて補正する補正手段とを備える。
【0013】
【作用】これによつて、レンズユニツトの光学特性に応
じて、その最適な補正量を求めることが出来、それぞれ
特性の異なる多種のレンズユニツトニ対しても、きめ細
かい制御速度調節が可能となり、使用するレンズユニツ
トよるAF制御の性能のばらつきが抑えられ、良好なA
F制御が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明における交換レンズシステム
を、各図を参照しながらその一実施例について詳述す
る。
【0015】図1は本発明における変換アダプタを用い
てビデオカメラにスチルカメラ用のレンズユニツトを接
続した場合の構成を示すブロツク図である。
【0016】同図中央の一点鎖線で示すマウント部MT
1、MT2の中間の部分が変換アダプタAD、マウント
部MT1を境にして右側がカメラユニットCM、マウン
ト部MT2を境にして左側がスチルカメラ用レンズユニ
ットSLSである。また21,22はカメラユニツト,
変換アダプタ,レンズユニツトとの間において、各種制
御信号を双方向に通信するデータ通信ラインである。
【0017】レンズユニツトSLS内について見ると、
1は撮影レンズ系内において焦点調節を行なうためのフ
オーカシングレンズ、2は入射光量を制御する絞り(ア
イリス)、3はフオーカシグレンズ1を駆動するフオー
カシングモータ、4は後述するレンズマイコンによつて
制御されフオーカシングモータ3を駆動するフオーカス
ドライバ、5はレンズマイコンより出力されたフオーカ
スレンズ駆動制御情報をD/A変換してフオーカスドラ
イバ4へと供給するD/A変換器である。
【0018】6は変換アダプタADよりデータ通信ライ
ン22を介して受信した制御情報に基づいてフオーカシ
ングレンズ駆動信号をフオーカスドライバ4へと出力す
るレンズ側マイクロコンピユータ(以下レンズマイコン
と称す)である。
【0019】また7はフオーカシグレンズ1の移動位置
情報を検出してレンズマイコン12へと供給するフオー
カスエンコーダ、8はフオーカスエンコーダの出力を所
定の信号形態に変換するアンプ、9はアンプ8の出力を
A/D変換してレンズマイコン6へと供給するA/D変
換器である。
【0020】一方、カメラ本体側ついて見ると、10は
フオーカシングレンズ1によつて撮像面に結像された被
写体像を光電変換して撮像信号に変換するたとえばCC
D等の撮像素子、11は撮像素子より出力された撮像信
号を所定のレベルに増幅するプリアンプ、12はプリア
ンプ11より出力された、映像信号にガンマ補正、ブラ
ンキング処理、同期信号の付加等の所定の信号処理を施
して規格化された標準テレビジヨン信号に変換し、ビデ
オ出力端子より出力するプロセス回路である。プロセス
回路5より出力されたテレビジヨン信号はビデオ出力と
して図示しないビデオレコーダ、あるいは電子ビユーフ
アインダへと供給される。
【0021】13はプリアンプ11より出力される映像
信号中から被写体のコントラストの大小を判別できるよ
うに設定された全域フイルタ、14は同じくプリアンプ
4より出力された映像信号中より合焦検出を行なうため
に必要な高周波成分を抽出するバンドパスフイルタ、1
5は映像信号中より被写体像のボケ幅(被写体のエツジ
部分の幅)検出回路で、合焦状態に近付くほど、被写体
のボケ幅が小さくなる性質を利用して合焦検出を行なう
ものである。このボケ幅検出回路による合焦検出法につ
いては、たとえば、特開昭62−103616号等によ
つて知られているため、その詳細な説明は省略する。
【0022】16は被写体判別フイルタ13、バンドパ
スフイルタ14、ボケ幅検出回路15の出力にゲートを
かけ、撮像面上の指定領域内に相当する信号のみを通過
させるゲート回路で、後述するカメラマイコン18によ
り供給されるゲートパルスに従い、1フイールド分のビ
デオ信号中の指定領域に相当する信号のみを通過させ、
これによつて、撮像面内に任意の位置に高周波成分抽出
する通過領域すなわち合焦検出を行なうための合焦検出
領域の設定を行なうことができる。
【0023】17はゲート回路19によつて抽出された
合焦検出領域内に相当する映像信号中より1フイールド
期間ごとの高周波成分のピーク値を検出して出力するピ
ーク検出回路である。
【0024】18はカメラ側の制御を総合的に行なうカ
メラ側マイクロコンピユータ(以下カメラマイコンと称
す)で、ゲート回路16によつて設定された合焦検出領
域内に相当する映像信号に基づいて、被写体に対する合
焦検出を行ない、焦点調節を行なうための信号を出力す
るものである。すなわちボケ幅検出回路15より供給さ
れたボケ幅情報とバンドパスフイルタ14より供給され
た高周波成分のピーク値情報を取り込み、1フイールド
期間におけるボケ幅が最小に、高周波成分のピーク値が
最大となる位置へとフオーカシングレンズ1を駆動すべ
くフオーカシングモータの回転方向、回転速度、回転/
停止等のフオーカス制御命令をデータ通信ライン21を
介して変換アダプタADに伝達する。
【0025】また変換アダプタADは、カメラマイコン
18からのボケ量に応じたフオーカス制御命令を受信
し、後述するように、接続されているレンズユニツトの
特性に応じた補正を施したフオーカシングレンズ駆動速
度情報をレンズユニツトSLSのレンズマイコン6へと
供給する。そしてレンズマイコン6は、その変換アダプ
タADからの情報に基づいてフオーカシングモータ3を
制御し、フオーカシングレンズ1を駆動制御する。また
その駆動結果はフオーカスエンコーダ7にて検出され、
レンズマイコン6へと取りこまれ、変換アダプタADを
介してカメラ側マイコン18へと供給される。
【0026】変換アダプタAD内には、カメラ側からの
制御情報をレンズ側制御情報の形態すなわちそのレンズ
ユニツトに応じたフオーカスレンズ駆動速度情報に変換
してレンズユニツトへと送信するためのアダプタマイコ
ン19及びカメラ側から送信されてきたフオーカスレン
ズ駆動速度情報を接続されているレンズユニツトのフオ
ーカシングレンズの1ピツチ当たりのデフオーカス量に
応じて補正するための複数の補正方式を記憶したメモリ
20が配されている。
【0027】そしてアダプタマイコンは、それぞれカメ
ラマイコン18、レンズマイコン6とデータ通信ライン
21、22を介して接続され、各種制御情報、ステータ
ス情報の通信を行なっている。
【0028】アダプタマイコン19はカメラマイコン1
8からのフォーカス制御命令を、レンズマイコン6で制
御可能な信号形態となるようにデータに変換し、且つそ
のカメラ側からの信号に補正が必要であると判断された
場合には、メモリ20よりその使用しているレンズユニ
ツトのフオーカスレンズ駆動特性に応じた補正方式を選
択し、フオーカシングレンズ駆動速度情報を補正するも
のである。
【0029】そしてアダプタマイコン19より出力され
たフオーカシングレンズ駆動速度情報は、マウントMT
2におけるデータ通信ライン22を介してレンズマイコ
ン6に送る。
【0030】レンズマイコン6はアダプタマイコン19
からのフォーカス制御命令に基づいてフオーカスレンズ
駆動速度を演算し、D/A変換器5,フオーカスドライ
バ4を介してフォーカスモータ3を駆動し、フオーカシ
ングレンズ1を駆動させる。
【0031】次に、変換アダプタAD内のアダプタマイ
コン15の役割と、データ変換について説明する。
【0032】ビデオカメラ側よりのAF制御信号はDC
モータを対象とした”絞りが開放のときの撮像面上にお
ける錯乱円径の変化速度”及び”駆動方向”という形で
正規化して送られてくる。
【0033】これに対してスチルカメラ用レンズのAF
制御用信号は”レンズ内にあるパルスモーターの駆動パ
ルス数”及び”駆動方向”という形で送る必要がある。
そのため変換アダプター内ではこの2者間の関係に基づ
いてデータを変換しなければならない。
【0034】ここで、レンズ側よりそのレンズ固有のデ
ータとして例えばフォーカシングパルスモーターの1パ
ルス当たりのフオーカシングレンズ繰り出し量(FL
K)、及びフォーカシングレンズ繰り出し量とデフォー
カスの係数(DFC)とが送られて来るものとする。ま
たレンズ固有の開放F−No(F)も送られて来るもの
とする。
【0035】ビデオカメラよりのAF制御情報における
駆動表現は、言い換えれば”速度+方向”での駆動であ
るということができる。ところで、ステイルカメラ用レ
ンズに内蔵されている駆動手段は、通常その高速応答性
からパルスモーターが用いられているが、パルスモータ
ーにおいては”速度”という形態は正確にはとり得な
い。上記のようにパルスモーターは、その1パルスの駆
動には意味を持つが、その1パルス駆動に必要とする時
間はスチルカメラ用レンズからは得られないからであ
る。
【0036】すなわちスチルカメラの要求される仕様は
高速性であり、そしてレンズの性能によってその速度が
変化する。したがつて、スチルカメラで速度制御を考え
るには、疑似的な方法により速度という形態を作成しな
ければならない。
【0037】そこで本発明においては、一定の基本周
期”T”を持ちその間隔毎に”xパルス”駆動する、所
謂デユーテイ駆動という方式をとることにより、この疑
似的手段を達成することとした。
【0038】さて、この場合にパルスモーターの1パル
ス当たりのデフオーカス量Dは(1)式にて表わされ
る。
【0039】 D = DFC × FLK ・・・(1) 前述のように、FLKはフオーカシングパルスモーター
の1パルス当たりのフオーカシングレンズ繰り出し量、
DFCはフオーカシングレンズ繰り出し量とデフオーカ
スの係数である。
【0040】ここで、Dmを最大デフォーカス量、Pを
Pパルス駆動した場合にデフオーカス量が0となるよう
なパルス数とすれば、(2)式のような関係がある。
【0041】 Dm / D = P ・・・(2) このDmを用いると絞り開放状態における最大錯乱円径
δmは(3)式のように求められる。
【0042】 δm = Dm / F ・・・(3) ここでFはレンズの開放F−Noである。
【0043】又、ある速度Vn(mm/sec)でこの
錯乱円径を0にしようとした場合必要とする時間Ttは
(4)式のようになる。
【0044】 Tt = δm / Vn (sec) ・・・(4) なおここでサフイツクスのnはカメラよりの駆動速度の
種類を表わし、例えばn=0〜15とした場合駆動速度
の種類が16種類あることを示す。
【0045】このときにかかる駆動回数Rは、Tを1回
当たりの駆動周期とすれば(5)式のようになる。
【0046】 R = Tt / T ・・・(5) そこで最大錯乱円径を0にするときの単位駆動当たりの
パルス数xを求めると(6)式のようになる。
【0047】 x = P / R ・・・(6) (6)式に(1)〜(5)式を代入し変形すれば(7)
式が求められる。
【0048】 x = (T×F×Vn)/(DFC×FLK) ・・・(7) (7)式を変形すれば速度Vnは(8)式のように表わ
される。
【0049】 Vn = (x×DFC×FLK)/(T×F) ・・・(8) (8)式がビデオカメラより与えられる正規化された速
度情報とレンズに与える駆動情報との関係式である。
(8)式において駆動パルス数を固定すればカメラから
与えられた速度を疑似的に達成するためには、以下の
(9)式で表わされる周期Tにてレンズが駆動されるよ
うな駆動命令をレンズに対して与えれば良いこととな
る。
【0050】 T = (x×DFC×FLK)/(Vn×F) ・・・(9) なお本発明によれば、(9)式においてレンズの状態に
よつて変化する情報と変化しない情報に分離し、初期の
うちにレンズの状態によつて変化しない部分の演算を行
ない、それをテーブルとしてアダプタマイコン内に持
ち、そのデータとレンズの状態によつて変化するデータ
が変化した場合に演算を再実行する方式をとり、演算の
簡略化、高速化を図っている。
【0051】(9)式において、F、FLKは前者の情
報であり、DFCは後者のの情報である。またxは一回
の駆動パルス数であり、定数として考えることができ、
またVnはフオーマツトによつて定められる速度である
ので例えばV0〜V15まで16段階の速度があつたと
すると、それぞれの速度は定数として扱うことができ
る。
【0052】したがつて、以下の(10)式のような定
数Cをあらかじめ演算しそれをマイコン内に保存してお
き、DFCが変化する毎に以下の(11)式に示すよう
な演算を速度Vnについてそれぞれ行ない、その結果を
マイコン内の速度テーブルとし、カメラよりの駆動コマ
ンドが与えられた場合、上記テーブルのデータを参照し
て得られた駆動周期ごとに一定のパルス数によるレンズ
駆動命令をレンズへと出力すればよい。
【0053】 C = (x×FLK)/F ・・・(10) T = C×DFC/Vn ・・・(11) 以上が、本発明において、変換アダプタ装置によつて行
なわれる、カメラ側からのビデオカメラ用駆動信号を、
ステイルカメラ用レンズの駆動信号に変換するための演
算である。
【0054】次に本発明におけるアダプタマイコンの制
御動作を図2に示すフローチヤートを用いて説明する。
【0055】フローチヤートに示される制御動作をスタ
ートすると、S21において、通信によりレンズのデー
タ情報を読み込む。
【0056】S22では、フォーカシングレンズを制御
すべく、カメラからのフォーカス制御命令(速度命令V
0〜V15)に対応するレンズ側のフォーカシングレン
ズ駆動速度を、上式に基づく演算または変換テーブルか
らレンズ情報に基づいて求め、S23では(10)、
(11)式により、駆動周期Tを求める。
【0057】このようにして得られた速度で実際にフオ
ーカシングレンズを駆動した場合、レンズによつて実現
速度が意図した速度と異なることが少なくないため、使
用しているレンズユニツトに応じた補正をかける必要が
あるが、その補正も多種にわたるレンズユニツトに対し
て個々に対応させるのはマイコンの要領を考慮すると非
効率的である。
【0058】そこで、本発明では、レンズユニツト固有
のデータから前述の制御速度を求める演算の過程で得ら
れる1ピツチ当たりのデフオーカス量によつて補正量を
演算することにより、各レンズを光学特性別に同様な補
正を行なう傾向にあるものに分類でき、多種の交換レン
ズ群に対して、効率的な補正を行なうことができるもの
である。
【0059】そこでS24ではその1ピツチ当たりのデ
フオーカス量からレンズを分類し、メモリ20内に予め
決めてあるその1ピツチ当たりのデフオーカス量に対応
した補正方法を選定する。
【0060】S25でカメラと通信を行い、S26でA
F制御用データを取り出し、S27にて与えられたAF
制御命令が実際にモータを駆動する駆動命令か否かの判
定を行う。駆動命令でなければS25に戻る。駆動命令
であればS28以下の処理を行う。
【0061】S28では上述の演算によつて求めたフオ
ーカスレンズ駆動速度を実現するための、一定駆動パル
ス数をレンズにフオーカシングモータ駆動命令の形で出
力する。具体的にはフオーカシングモータ駆動コマンド
に対応するコード及び駆動パルス数を並列−直列変換し
てシリアル通信の形態でレンズに送る。
【0062】さらにS29では、実際にフオーカシング
レンズを駆動すべくS28で設定したxパルス数を出力
する周期をS23の処理で演算し、S24で選択した補
正方法に基づいて補正した駆動周期に設定し、その周期
を実現するためのタイマをスタートする。本発明におけ
るレンズユニツトの特性に応じた速度補正は、このステ
ツプにおいて駆動周期を可変することによつて行われ
る。尚、この駆動速度の補正は、周期を一定として駆動
パルス数を可変することによつても可能であり、これら
の駆動パルス数と駆動周期とによつてフオーカスレンズ
駆動速度が設定される。
【0063】S30にてタイマーの終了(次の駆動パル
ス出力タイミング)を判定し、タイマーが終了していれ
ば、S28へと復帰して再度駆動パルスをレンズに対し
て出力する。
【0064】タイマーが終了していなければ、S31に
進んでカメラ側と制御情報,コマンドの通信を行い、カ
メラからのコマンドをS32にてチエツクしてAF制御
用データを取り出し、S33にて駆動命令が変化してい
る場合にはS28に戻り、駆動命令に応じて駆動周期を
変更して再度レンズに対して駆動命令を出力する。S3
3において駆動命令が変化していなければS34にてレ
ンズとの通信を行なうことによりDFCの値を得る。こ
の値をS35にて今までの値と比較し、変化していない
場合にはS30へと復帰してタイマーの終了チエツクを
継続して行ない、変化している場合にはS36にて再度
(10),(11)式に従つて速度毎の駆動周期の演算
を行ない、S30にて駆動周期終了を確認した後、S2
9に戻り新しい駆動周期すなわちデフオーカス量及び使
用レンズユニツトに応じた補正を行った後の駆動周期の
駆動命令を出力する。 以上の処理を繰り返し行なう。
【0065】ここで、図2におけるS24における使用
レンズユニツトに応じた駆動周期の補正処理について、
図3に示すフローチヤートを用いて具体的に説明する。
【0066】図3において、S40においてレンズから
の各種データを読み込み、S41でレンズユニツトより
得たデータに基づき、補正が必要か否かを判定し、補正
が不要であれば、図2のフローチヤートのS25の処理
へと移行する。
【0067】S41で補正が必要であると判定された場
合には、S43の処理へと移行してフオーカシングレン
ズの駆動の1ピツチ当たりのデフオーカス量を判定す
る。そして1ピツチ当たりのデフオーカス量がそれぞれ
『<0.01mm』である場合と、『0.01mm≦
0.02mm』のとき、『>0.02mm』のときの3
通りに分類し、それぞれS44の補正1,S45の補正
2,S46の補正3を選択し、図2のフローチヤートの
S25へとリターンするようになつている。
【0068】具体的には、1ピツチ当たりのデフオーカ
ス量が大きい程、同じフオーカシングレンズの移動に対
するボケ量の変化が大きいから、このデフオーカス量の
大きい(小さい)レンズユニツト程、フオーカスレンズ
の駆動速度を低く(高く)するようにその駆動周期を可
変するものである。すなわち補正1〜3は、補正1が駆
動周期Tを短くしてフオーカシングレンズの駆動周期を
短くし、補正2,3に行くにしたがつて駆動周期を段階
的に長くするものである。
【0069】これによつて、スチルカメラ用レンズユニ
ツト等、いかなるレンズユニツトがカメラ本体に接続さ
れても、マイコンでそのつど複雑な演算を行うことな
く、容易に最適速度に補正することができる。
【0070】
【効果】以上述べたように、本発明における変換アダプ
タ装置によれば、スチルカメラ用交換レンズ等のよう
に、ビデオカメラの交換レンズシステムとは制御方式の
異なるレンズユニツトに対しても、そのフオーカシング
レンズの駆動速度を1ピツチ当たりのデフオーカス量に
応じて補正することにより、ビデオカメラ専用のレンズ
ユニツトが装着されたときと全く同様に良好なAF制御
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交換レンズシステムにおけるアダプタ
装置の構成の一実施例を示すブロツク図である。
【図2】本発明の交換レンズシステムにおけるアダプタ
装置の制御動作の第1の実施例を示すフローチヤートで
ある。
【図3】本発明の交換レンズシステムにおけるアダプタ
装置の制御動作における駆動速度補正処理を説明するた
めのフローチヤートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36 17/14 7513−2K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体に対してレンズユニツトを着
    脱可能な、交換レンズシステムにおいて、 前記カメラ本体側において焦点検出を行ない、その結果
    に基づいて前記レンズユニツトへとフオーカシングレン
    ズを駆動するためのフオーカシングレンズ駆動速度制御
    情報を出力する焦点制御手段と、 前記フオーカシングレンズ駆動速度制御情報を、前記レ
    ンズユニツトにおける前記フオーカシングレンズの1ピ
    ツチ当たりのデフオーカス量に応じて補正する補正手段
    と、 を備えたことを特徴とする交換レンズシステムにおける
    アダプタ装置。
  2. 【請求項2】 カメラ本体に対してレンズユニツトを着
    脱可能な、交換レンズ式カメラにおいて、 被写体に対する焦点状態を検出し、その結果に基づいて
    フオーカシングレンズを駆動するためのフオーカシング
    レンズ駆動速度制御情報を出力する焦点制御手段と、 前記フオーカシングレンズ駆動速度制御情報を、前記フ
    オーカシングレンズの1ピツチ当たりのデフオーカス量
    に応じて補正する補正手段と、 を備えたことを特徴とする交換レンズ式カメラ。
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