JPH06199027A - 孔版印刷機 - Google Patents

孔版印刷機

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JPH06199027A
JPH06199027A JP34929892A JP34929892A JPH06199027A JP H06199027 A JPH06199027 A JP H06199027A JP 34929892 A JP34929892 A JP 34929892A JP 34929892 A JP34929892 A JP 34929892A JP H06199027 A JPH06199027 A JP H06199027A
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JP
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plate cylinder
cylindrical plate
stencil printing
cylinder
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Kazuyoshi Kobayashi
一喜 小林
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状版胴に装着される孔版印刷用の原紙の
尾端からのインキ漏れ(尻漏れ)を防止できる孔版印刷
機を提供する。 【構成】 メッシュスクリーン2は、インキの通過を許
すスクリーン本体とそのスクリーン本体の一端部に沿っ
て延在するインキ不通過部16Aとを有し、インキ不通
過部16A(16)を、円筒状版胴Aの回転方向に見て
少なくとも多孔性開口領域としてのインキ通過領域1b
の後部領域と重合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷機に関し、さ
らに詳しくはその円筒状版胴に装着される孔版印刷用の
原紙の尾端からのインキ漏れ(尻漏れ)防止に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、多孔性の開孔
部1aを有する支持円筒体1とその外周に装着されたメ
ッシュスクリーン2とを有し、かつ、その外周面に孔版
印刷用の原紙3が装着される円筒状版胴Aと、この円筒
状版胴Aの内周面にインキを供給するインキローラ5及
びドクターローラ6等からなるインキ供給装置と、この
円筒状版胴Aに選択的に押圧されるプレスローラ10と
を備え、供給されたインキを支持円筒体1の開孔部1
a、メッシュスクリーン2及び原紙3を通してプレスロ
ーラ10で押圧し、滲み出たインキを用紙に転移するこ
とにより印刷する孔版印刷機が知られている。
【0003】この種の孔版印刷機において、供給される
インキは、円筒状版胴に装着された原紙が用紙を介して
プレスローラで押圧されることにより用紙に転移されて
消費されるが、原紙の印刷部以外の部位(無穿孔部分)
では、円筒状版胴の外周面と原紙との間に余剰インキと
して蓄積されて、プレスローラの押圧によるスクイズ作
用で原紙の尾端に押しやられ、遂にはその尾端よりはみ
出して機器内部を汚してしまう、俗に言う尻漏れ現象の
不具合が発生する。この不具合防止対策として、一般的
にはプレスローラの押圧を円筒状版胴の支持円筒体の開
孔部後端の手前で解除して余剰インキが溜ってもはみ出
しにくくしたり(第1の技術)、排版時に原紙の尾端に
溜ったインキを付着させて排版と同時に一緒に捨てて余
剰インキを減少させたり(第2の技術)、又は特公昭6
0−28670号公報に記載されている技術のように、
図6において、円筒状版胴Aの後端部の支持円筒体1と
メッシュスクリーン2との間に、弾力性を有するインキ
不通過性の材料からなる堰要素9を配置して、この堰要
素9に余剰インキを溜めてプレスローラ10で押圧する
ことにより円筒状版胴A内に余剰インキを戻すものが知
られている(第3の技術)。なお、上記堰要素9は、円
筒状版胴Aの回転方向に見て非開孔部の前縁部に配設さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の技術においては、尻漏れの発生防止としては十分で
はなく、経時的に尻漏れが発生してしまう。また、上記
第2の技術においては、排版時に原紙に付着された大量
のインキを捨ててしまうので、インキが無駄になるばか
りでなく、その原紙に付着している大量のインキが排版
装置に付着してしまうことで動作不良を起こす問題があ
る。そして、上記第3の技術においては、図6に示すよ
うに、堰要素9によって溜められた余剰インキがプレス
ローラ10の押圧により押し戻されるので、その余剰イ
ンキが少ないときは良いが、装置内の温度上昇等により
支持円筒体1の開孔部1aを通過するインキが増加する
ことで余剰インキも増加し、支持円筒体1の内側に戻し
きれずに尾端部の原紙3とメッシュスクリーン2との間
から漏れインキ14となってインキがはみ出す問題があ
る。
【0005】したがって、本発明は上述したような問題
点を解決するために、円筒状版胴に装着される孔版印刷
用の原紙の尾端からのインキ漏れ(尻漏れ)を防止でき
る孔版印刷機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するためになされたものであり、請求項1記載の発
明は、外周面に孔版印刷用の原紙を装着され中心軸線の
周りに回転する多孔性の円筒状版胴と、上記円筒状版胴
の内周面にインキを供給するインキ供給装置と、上記円
筒状版胴の外周面に対向して配置され、上記円筒状版胴
に選択的に押圧されるプレスローラとを備え、上記円筒
状版胴は、その円周方向に所定長さの多孔性開口領域を
有する支持円筒体と該支持円筒体の外周に装着されたス
クリーン部材とを有している孔版印刷機において、上記
スクリーン部材は、上記インキの通過を許すスクリーン
本体と該スクリーン本体の一端部に沿って延在するイン
キ不通過部とを有し、該インキ不通過部を、上記円筒状
版胴の回転方向に見て少なくとも上記多孔性開口領域の
後部領域と重合した構成としている。
【0007】請求項2記載の発明は、外周面に孔版印刷
用の原紙を装着され中心軸線の周りに回転する多孔性の
円筒状版胴と、上記円筒状版胴の内周面にインキを供給
するインキ供給装置と、上記円筒状版胴の外周面に対向
して配置され、上記円筒状版胴に選択的に押圧されるプ
レスローラとを備え、上記円筒状版胴は、その円周方向
に所定長さの多孔性開口領域を有する支持円筒体と該支
持円筒体の外周に装着されたスクリーン部材とを有して
いる孔版印刷機において、上記スクリーン部材は、上記
インキの通過を許すスクリーン本体と該スクリーン本体
の一端部に沿って延在するインキ不通過部とを有し、該
インキ不通過部を上記円筒状版胴の回転方向に見て少な
くとも上記多孔性開口領域の後部領域と重合し、かつ、
上記プレスローラの上記押圧を、上記円筒状版胴の回転
方向に見て上記重合部の上記インキ不通過部の前縁部ま
で継続する構成としている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の孔版印刷機において、上記円筒状版胴の回転方向に
見て上記インキ不通過部の前縁部の端面に、該インキ不
通過部の後端側に向かうにしたがって上記支持円筒体に
近付くように傾く傾斜面を形成した構成としている。
【0009】請求項4記載の発明は、外周面に孔版印刷
用の原紙を装着され中心軸線の周りに回転する多孔性の
円筒状版胴と、上記円筒状版胴の内周面にインキを供給
するインキ供給装置と、上記円筒状版胴の外周面に対向
して配置され、上記円筒状版胴に選択的に押圧されるプ
レスローラとを備え、上記円筒状版胴は、その円周方向
に所定長さの多孔性開口領域を有する支持円筒体と該支
持円筒体の外周に装着されたスクリーン部材とを有して
いる孔版印刷機において、上記スクリーン部材は、上記
インキの通過を許すスクリーン本体と該スクリーン本体
の一端部に沿って延在するインキ不通過部とを有し、該
インキ不通過部を、上記円筒状版胴の回転方向に見て少
なくとも上記多孔性開口領域の後部領域と重合し、か
つ、上記インキ不通過部の幅方向に相対向する両外縁部
を上記支持円筒体の両外縁部にそれぞれ貼着し、上記イ
ンキ不通過部の後端部を上記支持円筒体の内部に開放し
た構成としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、インキ不通過部
を、円筒状版胴の回転方向に見て少なくとも多孔性開口
領域の後部領域と重合したので、余剰のインキは、支持
円筒体の多孔性開口領域の後部領域とインキ不通過部と
の間に押し込まれて支持円筒体の開孔部からその内部に
戻される。
【0011】請求項2記載の発明によれば、インキ不通
過部を、円筒状版胴の回転方向に見て少なくとも多孔性
開口領域の後部領域と重合したので、余剰のインキは、
支持円筒体の多孔性開口領域の後部領域とインキ不通過
部との間に押し込まれ、さらに円筒状版胴の回転方向に
見て上記重合部のインキ不通過部の前縁部までプレスロ
ーラの押圧を継続したので、支持円筒体の開孔部からそ
の内部に戻される。
【0012】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の作用に加え、支持円筒体の多孔性開口領域の
後部領域と円筒状版胴の回転方向に見てインキ不通過部
の前縁部の端面に形成された傾斜面部との間に、より大
量の余剰のインキが押し込まれる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、インキ不通
過部を、円筒状版胴の回転方向に見て少なくとも多孔性
開口領域の後部領域と重合し、かつ、インキ不通過部の
幅方向に相対向する両外縁部を支持円筒体の両外縁部に
それぞれ貼着し、インキ不通過部の後端部を支持円筒体
の内部に開放したので、余剰のインキは支持円筒体の多
孔性開口領域の後部領域とインキ不通過部との間に押し
込まれて支持円筒体の開孔部からその内部に戻され、さ
らに、余剰のインキが多孔性開口領域の開口範囲をオー
バーしても、余剰のインキはその貼着された部分内を押
しやられ、各々の両外縁部からはみ出したりすることな
くインキ不通過部の後端部から支持円筒体の内部に回収
される。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳述する。本実施例において、図6において説明
した構成要素と同じ構成及び機能を有するものについて
は、同一符号を付して説明する。
【0015】図1において、中心軸線方向に所定の幅を
有する円筒状版胴Aは、多数の開孔部1aが穿設された
多孔性開口領域としてのインキ通過領域1bとインキ不
通過領域1cとが形成された支持円筒体1と、この支持
円筒体1の外周面を覆うと共にその一端にインキ不通過
性のレザー部16が重合されたスクリーン部材としての
メッシュスクリーン2とから主に構成されている。
【0016】円筒状版胴Aは、インキパイプ7兼用の中
心軸の周りを矢印で示す時計回り方向に図示しないモー
タ駆動装置によって回転駆動される。メッシュスクリー
ン2で覆われていない支持円筒体1の外周面には孔版印
刷用の原紙3を係止するクランパ4が装着されていて、
このクランパ4によって原紙3の先端部が挟持され、原
紙3はその外周面に供給されたインキの粘性で保持され
ている。
【0017】レザー部16は、合成樹脂からなり、メッ
シュスクリーン2の尾端2eにその後端16eを揃えて
メッシュスクリーン2の外周面に接着されていて、メッ
シュスクリーン2と実質一体となっている。このメッシ
ュスクリーン2と一体となったレザー部16は、インキ
不通過部16Aを構成していて、円筒状版胴Aの回転方
向(矢印方向)に見て少なくともインキ通過領域1bの
後部領域(図3に示すDの領域)と重ね合わされて配設
されている。
【0018】円筒状版胴Aの内部には、インキローラ
5、ドクターローラ6及びインキパイプ7等からなるイ
ンキ供給装置が配設されている。インキローラ5は、図
示しない支持側板に回転自在に支持されていて、支持円
筒体1のインキ通過領域1bの幅と略同じ長さで、か
つ、支持円筒体1の内周面より僅かに離れて配設されて
いて、図示しない駆動装置により円筒状版胴Aと同一方
向に回転駆動される。ドクターローラ6は、インキロー
ラ5の外周面と微小間隙を置いてその幅方向に平行に配
設されており、またドクターローラ6の上方には開口部
7hを下方に向けたインキパイプ7が配設されていて、
この開口部7hからインキが供給されドクターローラ6
及びインキローラ5との楔状空間との間にインキ溜り8
が形成される。このインキ溜り8のインキが、インキロ
ーラ5とドクターローラ6との微小間隙を通ることで、
インキローラ5の外周面に均一なインキ膜が形成され
る。
【0019】一方、プレスローラ10は、円筒状版胴A
の外周面に対向して配置されており、図示しない支軸に
よって揺動可能に設けられている図示しないアームによ
り回転自在に支持されている。このプレスローラ10
は、通紙時以外は円筒状版胴Aの外周面から離間した位
置に保持されている。一方、用紙13の通紙時には、上
下一対のレジストローラ11,12により所定のタイミ
ングが取られて用紙13がプレスローラ10と円筒状版
胴A外周面との間に挿入され、プレスローラ10の接離
動作を規制している図示しない検知装置が解除されるこ
とによって、図示しないアームが上方に揺動し、プレス
ローラ10は円筒状版胴Aの外周面に接触押圧される。
そして、プレスローラ10は円筒状版胴Aにより回転駆
動されながら用紙13を押圧し、インキローラ5により
供給されたインキが、支持円筒体1の開孔部1a、メッ
シュスクリーン2から原紙3へと通過して滲み出されて
用紙13に印刷が行われる。
【0020】プレスローラ10の円筒状版胴Aに対する
押圧は、インキ通過領域1bの先端部1s(図1に示
す)から開始され、図3に示すように円筒状版胴Aの回
転方向(矢印方向)に見てインキ不通過部16Aの前縁
部Cから僅かに進んだ領域A1端まで継続されて解除さ
れる。したがって、領域A1端までの範囲がプレスロー
ラ10の押圧によるインキ供給範囲となる。
【0021】図1、図2又は図3に示すように、プレス
ローラ10が円筒状版胴Aの外周面を押圧することでイ
ンキが供給され、原紙3とメッシュスクリーン2との間
の余剰インキとしての戻しインキ15は、プレスローラ
10のスクイズ作用で支持円筒体1のインキ不通過部1
6A側の後部領域Dの方へ押しやられ後部領域Dとイン
キ不通過部16Aとの間(図3に示す領域Bの部分)に
押し込まれてその部位の開孔部1aから円筒状版胴Aの
内部、すなわち支持円筒体1の内部に戻される。戻しイ
ンキ15が、領域Bの開孔部1aから支持円筒体1の内
部に戻るのは、レザー部16は、図示しない引っ張りば
ね等の張設手段により支持円筒体1の外周面に密着する
ように張設されており、その外周面へ近付く方向への復
帰習性を有するので、戻しインキ15が支持円筒体1の
内部に押し込まれるからである。
【0022】プレスローラ押圧時に押圧された余剰イン
キを原紙の尾端から漏れだすのを防ぐ役目は、レザー部
の端面の角部と原紙とが接触する部分であり、この角を
鋭くした状態、すなわち図3を借りて説明すると、円筒
状版胴Aの回転方向に見て原紙3と当接するインキ不通
過部16Aの前縁部の角部C1を面取りがない状態に加
工することで確実に防止できる。実験においては、レザ
ーを切断するときできるその切断面のダレ側を角部C1
に適用した場合では徐々にインキが漏れだしたが、カエ
リ側を角部C1に適用した場合においてはそのエッジ部
を原紙に当接することでインキ漏れが防止できた。
【0023】図4に示す実施例は、インキ不通過部16
Bの構造が、インナーレザー部16iとアウターレザー
部16oとでメッシュスクリーン2を挟んで接着したサ
ンドイッチ構造となっている。このように構成したイン
キ不通過部16Bにおいては、支持円筒体1と接触する
側のインナーレザー部16iの端面C2に、図において
左下エッジの傾斜面、すなわちインキ不通過部16Bの
後端側に向かうにしたがって支持円筒体1に近付くよう
に傾く傾斜面を形成するように加工することで余剰イン
キの入り込み効果が増大し、インキ漏れ防止の信頼性が
増す。また、このインナーレザー部の端面の支持円筒体
側の角部形状は、直線状の傾斜のみでなくR状の傾斜で
あっても良い。また、同図において、このインナーレザ
ー部の端面をアウターレザー部に対して右側に少しずら
すことで、余剰インキの入り込み効果を増大させても良
い。すなわち、このずれたところの空間に余剰インキが
より多く入り込んでインキが漏れにくくなり、戻しイン
キがその部位の開孔部1aから支持円筒体1の内部に戻
される。
【0024】図5(a),(b)にさらに別の実施例を
示す。両図に示すように、この実施例は、上述した実施
例に対して、インキ不通過部16Cを構成するレザー部
16の幅方向に相対向する両外縁部17を支持円筒体1
の両外縁部にそれぞれ接着剤で貼着し、インキ不通過部
16Cの後端部を支持円筒体1の内部に開放した開孔幅
18aなる袋状のインキ通路18を形成した点が相違す
る。この実施例によれば、余剰のインキは、支持円筒体
1のインキ通過領域1bの後部領域とインキ不通過部1
6Cとの間に押し込まれて支持円筒体1の開孔部1aか
らその内部に戻され、さらに、余剰のインキが、インキ
通過領域1bの開口範囲をオーバーしたとしても余剰の
インキ19はインキ通路18内に押しやられて進み、イ
ンキ不通過部16Cの後端部から支持円筒体1の内部に
確実に回収される。なお、レザー部16の両外縁部の貼
着位置は、支持円筒体1の外周面上の両外縁部に限られ
るものではなく、支持円筒体1の両外縁部(エッジ部)
であっても良い。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、インキ不通過部を、円筒状版胴の回転方向に
見て少なくとも多孔性開口領域の後部領域と重合したこ
とにより、余剰のインキは、支持円筒体の多孔性開口領
域の後部領域とインキ不通過部との間に押し込まれて支
持円筒体の開孔部からその内部に戻されるので、インキ
の尻漏れを防止することができると共に、インキの利用
を効率化することができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、インキ不通
過部を、円筒状版胴の回転方向に見て少なくとも多孔性
開口領域の後部領域と重合したことにより、余剰のイン
キは、支持円筒体の多孔性開口領域の後部領域とインキ
不通過部との間に押し込まれ、さらに円筒状版胴の回転
方向に見て上記重合部のインキ不通過部の前縁部までプ
レスローラの押圧を継続したことにより、支持円筒体の
開孔部からその内部に戻されるので、インキの尻漏れを
防止することができると共に、インキの利用を効率化す
ることができる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の作用に加え、支持円筒体の多孔性開口領域の
後部領域と円筒状版胴の回転方向に見てインキ不通過部
の前縁部の端面に形成された傾斜面部との間に、より大
量の余剰のインキが押し込まれるので、インキの尻漏れ
を防止することができると共に、インキの利用を効率化
することができる。
【0028】請求項4記載の発明によれば、インキ不通
過部を、円筒状版胴の回転方向に見て少なくとも多孔性
開口領域の後部領域と重合し、かつ、インキ不通過部の
幅方向に相対向する両外縁部を支持円筒体の両外縁部に
それぞれ貼着し、インキ不通過部の後端部を支持円筒体
の内部に開放したことにより、余剰のインキは支持円筒
体の多孔性開口領域の後部領域とインキ不通過部との間
に押し込まれて支持円筒体の開孔部からその内部に戻さ
れ、さらに、余剰のインキが多孔性開口領域の開口範囲
をオーバーしても、余剰のインキはその貼着された部分
内を押しやられ、各々の両外縁部からはみ出したりする
ことなくインキ不通過部の後端部から支持円筒体の内部
に回収されるので、支持円筒体のサイド側からのインキ
の尻漏れをも防止することができ、機内を汚損すること
なくインキの利用を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す孔版印刷機の要部の構
成図である。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】図1の作用を説明するための要部の断面図であ
る。
【図4】本発明の別の実施例を示す要部の拡大断面図で
ある。
【図5】図5(a)は、本発明のさらに別の実施例を示
す要部の拡大断面図であり、図5(b)は、図5(a)
のX−X切断線の要部の断面図である。
【図6】従来の孔版印刷機の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
A 円筒状版胴 C インキ不通過部の前縁部 C2 インキ不通過部の前縁部の端面 1 支持円筒体 1a 開孔部 1b インキ通過領域 1c インキ不通過領域 2 スクリーン部材としてのメッシュスクリーン 3 孔版印刷用の原紙 5 インキ供給装置を構成するインキローラ 6 インキ供給装置を構成するドクターローラ 7 インキ供給装置を構成するインキパイプ 10 プレスローラ 15 戻しインキ 16 インキ不通過部を構成するレザー部 16A,16B,16C インキ不通過部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に孔版印刷用の原紙を装着され中心
    軸線の周りに回転する多孔性の円筒状版胴と、 上記円筒状版胴の内周面にインキを供給するインキ供給
    装置と、 上記円筒状版胴の外周面に対向して配置され、上記円筒
    状版胴に選択的に押圧されるプレスローラとを備え、 上記円筒状版胴は、その円周方向に所定長さの多孔性開
    口領域を有する支持円筒体と該支持円筒体の外周に装着
    されたスクリーン部材とを有している孔版印刷機におい
    て、 上記スクリーン部材は、上記インキの通過を許すスクリ
    ーン本体と該スクリーン本体の一端部に沿って延在する
    インキ不通過部とを有し、該インキ不通過部を、上記円
    筒状版胴の回転方向に見て少なくとも上記多孔性開口領
    域の後部領域と重合したことを特徴とする孔版印刷機。
  2. 【請求項2】外周面に孔版印刷用の原紙を装着され中心
    軸線の周りに回転する多孔性の円筒状版胴と、 上記円筒状版胴の内周面にインキを供給するインキ供給
    装置と、 上記円筒状版胴の外周面に対向して配置され、上記円筒
    状版胴に選択的に押圧されるプレスローラとを備え、 上記円筒状版胴は、その円周方向に所定長さの多孔性開
    口領域を有する支持円筒体と該支持円筒体の外周に装着
    されたスクリーン部材とを有している孔版印刷機におい
    て、 上記スクリーン部材は、上記インキの通過を許すスクリ
    ーン本体と該スクリーン本体の一端部に沿って延在する
    インキ不通過部とを有し、該インキ不通過部を上記円筒
    状版胴の回転方向に見て少なくとも上記多孔性開口領域
    の後部領域と重合し、かつ、上記プレスローラの上記押
    圧を、上記円筒状版胴の回転方向に見て上記重合部の上
    記インキ不通過部の前縁部まで継続することを特徴とす
    る孔版印刷機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の孔版印刷機におい
    て、 上記円筒状版胴の回転方向に見て上記インキ不通過部の
    前縁部の端面に、該インキ不通過部の後端側に向かうに
    したがって上記支持円筒体に近付くように傾く傾斜面を
    形成したことを特徴とする孔版印刷機。
  4. 【請求項4】外周面に孔版印刷用の原紙を装着され中心
    軸線の周りに回転する多孔性の円筒状版胴と、 上記円筒状版胴の内周面にインキを供給するインキ供給
    装置と、 上記円筒状版胴の外周面に対向して配置され、上記円筒
    状版胴に選択的に押圧されるプレスローラとを備え、 上記円筒状版胴は、その円周方向に所定長さの多孔性開
    口領域を有する支持円筒体と該支持円筒体の外周に装着
    されたスクリーン部材とを有している孔版印刷機におい
    て、 上記スクリーン部材は、上記インキの通過を許すスクリ
    ーン本体と該スクリーン本体の一端部に沿って延在する
    インキ不通過部とを有し、該インキ不通過部を、上記円
    筒状版胴の回転方向に見て少なくとも上記多孔性開口領
    域の後部領域と重合し、かつ、上記インキ不通過部の幅
    方向に相対向する両外縁部を上記支持円筒体の両外縁部
    にそれぞれ貼着し、上記インキ不通過部の後端部を上記
    支持円筒体の内部に開放したことを特徴とする孔版印刷
    機。
JP4349298A 1992-12-28 1992-12-28 孔版印刷機 Expired - Lifetime JP2860218B2 (ja)

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