JPH0620010B2 - 超電導コイル - Google Patents
超電導コイルInfo
- Publication number
- JPH0620010B2 JPH0620010B2 JP62143123A JP14312387A JPH0620010B2 JP H0620010 B2 JPH0620010 B2 JP H0620010B2 JP 62143123 A JP62143123 A JP 62143123A JP 14312387 A JP14312387 A JP 14312387A JP H0620010 B2 JPH0620010 B2 JP H0620010B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting
- coil
- substrate
- shape
- superconducting coil
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、円筒上の超電導コイル、特に小形高性能を特
徴とする超電導コイルに関する。
徴とする超電導コイルに関する。
〔従来の技術〕 従来、大形の超電導コイルには特公昭59−28042 号公報
に記載のように、保持部材にコイル溝を設け、この中に
超電導材を間隔部材を介して配置するものが知られてい
る。
に記載のように、保持部材にコイル溝を設け、この中に
超電導材を間隔部材を介して配置するものが知られてい
る。
しかし、超電導線が直径1mm程度以下の小形コイルにこ
の方法を適用するのは、作業が難しく、また空間的にも
有効電流密度を高くとれないという難点があった。
の方法を適用するのは、作業が難しく、また空間的にも
有効電流密度を高くとれないという難点があった。
本発明の目的は、製作が容易でかつ高電流密度化の可能
な小形の超電導コイルを提供することにある。
な小形の超電導コイルを提供することにある。
上記目的を達成するために第1番目の発明は、電気絶縁
性のセラミック基板上にコイル状に超電導膜を形成した
板を複数枚多段に積み重ね、前記板間を電気的に接続し
てなることを特徴とするものである。
性のセラミック基板上にコイル状に超電導膜を形成した
板を複数枚多段に積み重ね、前記板間を電気的に接続し
てなることを特徴とするものである。
又、第2番目の発明は、電気絶縁性のセラミック基板上
に低電気抵抗材を介在させてコイル状に超電導膜を形成
すると共に、前記低電気抵抗材は、前記コイル状に形成
された超電導膜の形状と略同一の形状に形成されてなる
ことを特徴とするものである。〔作用〕 上記構成により、小形の超電導コイルを簡易かつ安定し
て得ることが可能となる。
に低電気抵抗材を介在させてコイル状に超電導膜を形成
すると共に、前記低電気抵抗材は、前記コイル状に形成
された超電導膜の形状と略同一の形状に形成されてなる
ことを特徴とするものである。〔作用〕 上記構成により、小形の超電導コイルを簡易かつ安定し
て得ることが可能となる。
以下本発明の実施例を第1図により説明する。1aは電
気絶縁性の基板でアルミナや炭化珪素のセラミックスか
らなる。セラミックス基板は、低温でも熱伝導率が大き
いので放熱板としての役割もある。この基板1は厚さ
0.05〜1mmとし、片面にらせん状の超電導膜2を蒸
着あるいはメッキで付ける。全面に超電導膜を形成した
後、エッチングで不要部を除いてもよい。基板1aの背
面には深さ0.02〜0.5mmの溝3を格子状に設けて
おく。この溝3は、冷媒の液体ヘリウムや気化したヘリ
ウムガスの通路とするが、無くてもよい。同様な基板1
b,…,1nを積層して、内周側及び外周側に開けたボ
ルト穴4を使い、ボルト5及びナット6を締める。各基
板間は内周端子7aと外周側端子8aを利用して交互に
接続する。このようにして、形成した後、必要ならば全
体を熱処理する。第2図は、第1図に示した基板1aの
部分断面図で、背面で溝10を有する基板11に、超電
導材12を厚さ0.005〜0.2mm付着させて、さら
に絶縁被膜13をかけてある。超電導部材としては単一
元素または複数個の元素の組み合せからなり、全厚さの
うち、一部常電導であってもよいこととする。
気絶縁性の基板でアルミナや炭化珪素のセラミックスか
らなる。セラミックス基板は、低温でも熱伝導率が大き
いので放熱板としての役割もある。この基板1は厚さ
0.05〜1mmとし、片面にらせん状の超電導膜2を蒸
着あるいはメッキで付ける。全面に超電導膜を形成した
後、エッチングで不要部を除いてもよい。基板1aの背
面には深さ0.02〜0.5mmの溝3を格子状に設けて
おく。この溝3は、冷媒の液体ヘリウムや気化したヘリ
ウムガスの通路とするが、無くてもよい。同様な基板1
b,…,1nを積層して、内周側及び外周側に開けたボ
ルト穴4を使い、ボルト5及びナット6を締める。各基
板間は内周端子7aと外周側端子8aを利用して交互に
接続する。このようにして、形成した後、必要ならば全
体を熱処理する。第2図は、第1図に示した基板1aの
部分断面図で、背面で溝10を有する基板11に、超電
導材12を厚さ0.005〜0.2mm付着させて、さら
に絶縁被膜13をかけてある。超電導部材としては単一
元素または複数個の元素の組み合せからなり、全厚さの
うち、一部常電導であってもよいこととする。
第3図は、基板11に付着させる超電導膜が、厚さ0.
05mm以下、幅0.05mm以下に細分された帯群14a
〜14dからなり、各帯内は、0.005mm以下、隣接
する帯群15a,…,15dとは0.05mm以下で絶縁
している。これは、超電導膜に生じる電気的不安性を低
減する効果があるとされる、いわゆる極細線化に対応す
る。
05mm以下、幅0.05mm以下に細分された帯群14a
〜14dからなり、各帯内は、0.005mm以下、隣接
する帯群15a,…,15dとは0.05mm以下で絶縁
している。これは、超電導膜に生じる電気的不安性を低
減する効果があるとされる、いわゆる極細線化に対応す
る。
第4図では、基板11上に銅やアルミニウムなどの低電
気抵抗材16を貼り付け、さらに超電導材12を付けた
後、エッチングないしはそれと同様な手法によって不要
部を除去した。これによって低電気抵抗材は、コイル状
に形成された超電導材すなわち超電導膜の形状と略同一
の形状に形成することができる。この低電気抵抗材16
は超電導材12の安定化に寄与できる。
気抵抗材16を貼り付け、さらに超電導材12を付けた
後、エッチングないしはそれと同様な手法によって不要
部を除去した。これによって低電気抵抗材は、コイル状
に形成された超電導材すなわち超電導膜の形状と略同一
の形状に形成することができる。この低電気抵抗材16
は超電導材12の安定化に寄与できる。
第5図では、基板1a及び1b間を外周側端子8a及び
8b間で接続する状況を示す。あらかじめ基板に貫通し
た穴の側面17a,17bにも超電導材を付けておき、
接続ピン18を挿入し、半田19等でろう付する。ある
いは、超電導材製のピン18と超電導材17a,17b
とを反応させて超電導材のみで矩絡させてもよい。
8b間で接続する状況を示す。あらかじめ基板に貫通し
た穴の側面17a,17bにも超電導材を付けておき、
接続ピン18を挿入し、半田19等でろう付する。ある
いは、超電導材製のピン18と超電導材17a,17b
とを反応させて超電導材のみで矩絡させてもよい。
第6図は、基板21に形成した溝中に蓄熱材22を埋め
込んで、温度変動幅を小さくするようにしたものであ
る。また、素材23の上に更に別の素材24を付けて、
熱処理によりその界面に超電導材を形成している。たと
えば、23はニオビウムで24は錫の場合、超電導化合
物としてNb3Snができる。
込んで、温度変動幅を小さくするようにしたものであ
る。また、素材23の上に更に別の素材24を付けて、
熱処理によりその界面に超電導材を形成している。たと
えば、23はニオビウムで24は錫の場合、超電導化合
物としてNb3Snができる。
以上述べたような本実施例の手法によれば、従来、線材
化が困難であったNb3(Al−Ge)など、臨界温度の
高い超電導コイルも容易に作れる。
化が困難であったNb3(Al−Ge)など、臨界温度の
高い超電導コイルも容易に作れる。
蒸着やメッキ,エッチングなどの手法も半導体製造と同
様な手法をとることができて、量産も可能である。
様な手法をとることができて、量産も可能である。
超電導材が基板に固定されているので、巻線のような動
きを生ずることなく安定なコイルが得られることは、特
公昭59−28042 号公報の例と同じである。
きを生ずることなく安定なコイルが得られることは、特
公昭59−28042 号公報の例と同じである。
以上述べた如く、本発明によれば、超電導材及び基板の
厚みを小さくとることができ、小形高電流密度の超電導
コイルが得られる。また、基板が電気絶縁性なので渦電
流によるジュール熱がなく、これにより冷媒の蒸発が少
なくて済む。
厚みを小さくとることができ、小形高電流密度の超電導
コイルが得られる。また、基板が電気絶縁性なので渦電
流によるジュール熱がなく、これにより冷媒の蒸発が少
なくて済む。
さらに、セラミック基板および低電気抵抗材を貼付した
基板のいずれもが耐熱性なので、熱処理温度を上げるこ
とができ、高臨界温度のコイルを得ることができる。更
に本発明では超電導膜の間が電気的に絶縁されているの
で、比較的速い電流変化に即答し、抵抗ゼロで高いイン
ダクタンスのコイルを得ることができる。
基板のいずれもが耐熱性なので、熱処理温度を上げるこ
とができ、高臨界温度のコイルを得ることができる。更
に本発明では超電導膜の間が電気的に絶縁されているの
で、比較的速い電流変化に即答し、抵抗ゼロで高いイン
ダクタンスのコイルを得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図及び第4図は本発明の他の実
施例を示す断面図、第5図は第1図のB−B断面図、第
6図は本発明の他の実施例を示す第2図に対応する部分
断面図である。 11,21……基板、2,12,14,15……超電導
材、13……絶縁被膜。
図のA−A断面図、第3図及び第4図は本発明の他の実
施例を示す断面図、第5図は第1図のB−B断面図、第
6図は本発明の他の実施例を示す第2図に対応する部分
断面図である。 11,21……基板、2,12,14,15……超電導
材、13……絶縁被膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白楽 善則 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−172212(JP,A) 実開 昭47−6762(JP,U) 特公 昭47−32250(JP,B1)
Claims (2)
- 【請求項1】電気絶縁性のセラミック基板上にコイル状
に超電導膜を形成した板を複数枚多段に積み重ね、前記
板間を電気的に接続してなることを特徴とする超電導コ
イル。 - 【請求項2】電気絶縁性のセラミック基板上に低電気抵
抗材を介在させてコイル状に超電動膜を形成すると共
に、前記低電気抵抗材は、前記コイル状に形成された超
電導膜の形状と略同一の形状に形成されてなることを特
徴とする超電導コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62143123A JPH0620010B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 超電導コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62143123A JPH0620010B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 超電導コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62295404A JPS62295404A (ja) | 1987-12-22 |
| JPH0620010B2 true JPH0620010B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=15331449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62143123A Expired - Lifetime JPH0620010B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 超電導コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620010B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2622868B2 (ja) * | 1988-10-11 | 1997-06-25 | 宇部興産株式会社 | 超電導セラミックス積層ポリイミド材料 |
| JP2630639B2 (ja) * | 1988-10-25 | 1997-07-16 | 宇部興産株式会社 | Nb系超電導体の積層ポリイミド材料 |
| JP2630638B2 (ja) * | 1988-10-25 | 1997-07-16 | 宇部興産株式会社 | Nb系超電導体積層ポリイミド材料 |
| FR2814585B1 (fr) * | 2000-09-26 | 2002-12-20 | Ge Med Sys Global Tech Co Llc | Enroulement pour tansformateur haute tension |
| KR102951059B1 (ko) * | 2021-01-29 | 2026-04-10 | 메사추세츠 인스티튜트 오브 테크놀로지 | 스택된 플레이트, 비절연 초전도 자석을 위한 조인트 구조 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS476762U (ja) * | 1971-02-15 | 1972-09-22 | ||
| JPS59172212A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-28 | Fujikura Ltd | 超電導コイル |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP62143123A patent/JPH0620010B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62295404A (ja) | 1987-12-22 |
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