JPH0620025B2 - 積層lcフイルタ部品 - Google Patents

積層lcフイルタ部品

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JPH0620025B2
JPH0620025B2 JP61121302A JP12130286A JPH0620025B2 JP H0620025 B2 JPH0620025 B2 JP H0620025B2 JP 61121302 A JP61121302 A JP 61121302A JP 12130286 A JP12130286 A JP 12130286A JP H0620025 B2 JPH0620025 B2 JP H0620025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は積層LCフイルタ部品に関し、特にIC部品の
端子に対してフイルタ機能を与えることができる複数の
フイルタを有する複合積層LCフイルタ部品に関する。
(従来技術とその問題点) 最近テレビ情報化時代の到来により従来のアナログ信号
によるいわゆるアナログテレビからデジタル信号を用い
るデジタルテレビへの転換が行われつつある。デジタル
テレビは0.1の信号処理を行うため、アネログテレビ
よりもノイズに相当配慮しなければならない面がある。
第1図にはデジタルテレビの回路構成の1例が示されて
いる(例えば雑誌「テレビ技術」1984年9月号第2
6頁以下参照)。このような回路はCPUチツプのよう
な複数のIC部品を用いて実現されている。その1例は
第2図に示す通りである。
ところが、このようなIC部品を搭載したデジタルテレ
ビ回路では、ノイズの問題があり、ICの引出ピンにノ
イズフイルタを付設しないとICの誤動作が生じること
が知られている。しかし、ICの引出ピンの数は多く、
引出ピンに1つづつノイズフイルタを設けるには非常に
面倒な作業が必要になる。
(発明の目的) 従って、本発明の目的はこのようなIC部品に対する簡
便なノイズ除去手段を提供することにあり、これにより
デジタルテレビ等の電気回路の組立工率の向上を達成す
る。
(発明の概要) 上記目的は本発明のLCフイルタ部品によつて達成され
る。すなわち、本発明のLCフイルタ部品は、チツプI
C部品の各端子位置に対応してLCフイルタを内蔵させ
たLC積層体に、各フイルタの一方の端子をIC部品の
各端子に接触しうるように配列した外部端子電極に引出
し、他方の端子をLC積層体の周辺に配列した外部端子
に引出したことを特徴とする。複数のフイルタは積層技
術により作られるものであり、これらのフイルタの端子
電極は積層体の一縁部、両縁部または全周縁部に沿って
配列することができる。
IC部品は通常規格化された引出ピン位置及び寸法を有
するから、本発明の積層LCフイルタ部品は多くのIC
部品に使用できる極めて汎用性の高い部品であり、また
IC部品をこのLCフイルタ部品に搭載接続すれば、多
数のフイルタが一挙にICピンに接続されることにな
り、作業工程の短縮化、経済化の効果は非常に大きくな
る。
(発明の具体的説明) 以下、本発明の好ましい実施例を図面に関連して詳しく
説明する。
第3図は本発明の積層LCフイルタ部品10におけるLC
フイルタの割付けを示す拡大図であり、フイルタF1、
F2、F3……及びF11、F12、F13……は部品10の
両側に配列されている。実施例で具体的に説明するよう
に、これら2組は片方だけでも良い場合もある。以下の
説明では1つのフイルタについて説明するが、実際には
多数のフイルタが第3図のように同時に形成されるもの
と理解すべきである。
第4図は積層LCフイルタの製造工程を示すが、フイル
タそのものは公知である。この例ではT型ローパスフイ
ルタを例示する。第4図において(1)〜(23)は工程を示
す。
工程(1)〜(5)はコンデンサ部分の形成法を示し、工程
(1)で先ずアルミニウム等の金属チートの上にポリエス
テル等のプラスチツクシートを敷き、その上にセラミツ
ク粉末(TiO、BaTiO等)をバインダーで練
つたペーストで印刷してセラミック層1を形成する。そ
の際にC引出部を上辺へ引出す。その上に工程(2)で
金属粉(Ag、Ag−Pd等)をバインダーで練つたペ
ーストで電極層2を印刷し、工程(3)で再び全面にセラ
ミツク層3を印刷し、工程(4)で再び電極層4を印刷し
て形成する。その際にC引出部を下辺に引出す。
このC引出部は接地電極にするため導体4′(鎖線で
示した)として引出し、積層体の両端へ延長させるもの
とする。次いて工程(5)でセラミツク層5を形成してコ
ンデンサ部の積層を終る。
工程(6)〜(11)は第1コイルの形成工程を示す。工程(6)
において、高透磁性フエライト粉末をバインターと混練
したペーストの印刷によりフエライト層6をコンデンサ
部の上に形成し、工程(7)で半ターン分の導体層7を印
刷形成し、その際に上辺にL引出部を形成する。工程
(8)のように導体7の一端を残してフエライト層8を印
刷形成し、工程(9)のように半ターン分の導体9を導体
7に続けて印刷形成する。さらに工程(10)において約半
ターン分の導体11を印刷し、上辺のL引出部に引出
す。これによりコイルLが形成される。
工程(12)には磁性体または非磁性体(セラミツクなど)
粉末ペースト(2つのコイルの必要な結合係数に応じて
選択)の中間層12を印刷する。
工程(13)〜(20)は第2コイルの形成工程を示す。方法は
第1コイルと同一であるから各部分名称を記載しておく
にとどめ、ちがつたところを詳しく述べる。13はL
引出部を上辺に有するコイル用の約半ターン分の導体、
14はフエライト層、15は半ターン分の導体、16は
フエライト層、17は半ターン導体、18はフエライ
ト、19は約半ターンの導体である。工程(19)において
は導体19の端部は上辺から離れた個所にL4引出部を
有する。この位置は組合わせるべきIC部品の1つの引
出ピンないし端子の位置に合致する。次いでLを除く
全面にフエライト層20を印刷形成する。
なお、第1コイル、第2コイル及びコンデンサ部の積層
数、厚み等は設計事項である。
工程(21)で焼成を行いモノリシツクな焼結体とする。
工程(22)で銀ペーストなどを引出部C、L、L
ところに塗布して外部端子電極Nとし、Lのところに
塗布してTとし、Lのところに塗布してT′とす
る。これらの外部電極位置は、簡単のため以下の実施例
ではTを省略して1、2、……、1′、2′、……とし
て示し、また中間タツプに相当するNは記号のない外部
端子電極で示す。工程(23)で低温焼付けを行えば完成し
た積載LCフイルタ部品が得られる。
第5図(A)は得られた各フイルタの回路図であり、第5
図(B)はそのローパスフイルタ特性の1例を示す。
上記の基本構成を利用した本発明の実施例を以下に示
す。
実施例1 第6図ないし第8図を参照するに、21は本実施例の積
層LCフイルタ部品、22はその上に搭載し半田等で結
合したIC部品である。
第6〜7図に示すように、LCフイルタ部品21は8個
のLCフイルタを内蔵しており、それらの一方の外部端
子電極1、2、、……8は上表面に露出されている。こ
れらの電極の位置はIC部品22の引出ピンまたは引出
端子11、12、……18とそれぞれ上下に重畳するよ
うに定めてある。またフイルタの他方の外部端子電極
1′、2′、3′、……8′はLCフイルタ部品21の
対向した側面に設けてある。さらに共通の接地電極GN
Dは他の対向した側面に設けてある。
以上の構成であるから、第8図のようにIC部品22を
単に積層LCフイルタ部品21に搭載し、フイルタ部品
21の外部端子電極1、2、……8をIC部品22の端
子11、12、……18へ半田結合することにより、I
C部品の引出端子に一挙にフイルタを結合できる。
実施例2 第9〜10図に示す積層LC複合部品は外部への引出端
子電極の構造で先きの例とはちがうが他は同一である。
すなわち、第4図の製造工程中、工程(19)においてコイ
ル用導体19のL引出部を上辺に引出すのである。従
つて外部端子電極T′、N、Tは積層体の辺部に並
ぶことになる。第9図及び第10図に示すように、外部
端子1、2、……8は導電ペーストの印刷によつて積層
体の表面へ引出されてIC部品22のピンすなわち端子
11、12、……18の位置に対応して整列している。
上記の構成であるから、第11図のように、IC部品2
2を積層LCフイルタ部品31上に搭載して端子11、
12、……18をそれぞれフイルタ部品31の電極1、
2、……8へ半田結合することにより、IC部品の各ピ
ンにそれぞれローパスフイルタを取付けた回路が一挙
に、しかも容易に実現できることになる。
実施例3 第12〜15図は本発明の他の例を示す。この例は実施
例2と類似しているが、フイルタの外部引出電極が積層
LCフイルタ部品の片側にのみ並べられ、丁度実施例2
の積層LCフイルタ部品が2分割された形になつてい
る。すなわち、第11図に示すように、各フイルタの外
部端子電極1、2、3、4及び1′、2′、3′、4′
は積層体の一方の側面に引出され、中間タツプは反対の
側面に引出され、接地電極GNDは左右両端に引出され
ている。第13図はその回路構成を示す。第14図に示
すように電極1、2、3、4はIC部品21のピンすな
わち端子11、12、13、14に対応した表面位置ま
で延長されている。本例の積層LCフイルタ部品41
は、IC部品が例えば片側ピン列のみにフイルタを要す
る場合に単独で使用でき、或いは第14〜15図に示す
ように2個の部品41、41を用いて外部端子電極1、
2、……8を形成し、これら両部品41、41を並べて
固定し、その上にIC部品21を搭載して電極1、2、
……8と端子11、12、……18を固定し一体化す
る。
(作用効果のまとめ) 以上のように、本発明の積層LCフイルタ部品は一個の
積層体の中に複数個のLCフイルタを内蔵し、しかも各
フイルタの一方の端子位置がIC部品の引出端子位置に
合致しているから、本発明の積層LCフイルタ部品とI
C部品とを単に組合わせて電気接続するだけでフイルタ
端子位置に設けたIC回路を構成できる利点が得られ、
構造上も製造上も大きい利益が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はデジタルテレビの1例を示す回路図、第2図は
その実装回路例の略図、第3図は本発明の積層LCフイ
ルタ部品におけるフイルタ配置図、第4図は本発明のフ
イルタの製造の1例を示す工程図、第5図(A)は単1フ
イルタの回路図、第5図(B)は同特性図、第6図は本発
明の第1実施例の積層LCフイルタ部品の斜視図、第7
図は同部品の回路図、第8図はIC部品と組合せた同部
品の斜視図、第9図は第2実施例の積層LCフイルタ部
品の斜視図、第10図は同部品の回路図、第11図はI
C部品を塔載した同部品の斜視図、第12図は第3実施
例の積層LCフイルタ部品の完成直前の斜視図、第13
図は同部品の回路図、第14図は同部品の完成図、及び
第15図はIC部品と組合せた同部品の斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体層と磁性体層とコンデンサ用電極パ
    ターンとコイル用導体パターンとを適当な順序で積層焼
    結した、複数個のコンデンサと複数個のコイルを内蔵し
    た平板状積層体において、前記コンデンサ及びコイルは
    内部結線により複数個のフィルタを構成するように電気
    接続されると共に、各フィルタの一方の端子は搭載すべ
    きIC部品の端子に接触しうる位置に対応して前記積層
    体の平板状表面に所定間隔で配列された端子電極の各1
    つに引出されており、他方の端子は積層体の周部に所定
    間隔で配列された端子電極の各1つに引出されているこ
    とを特徴とする積層LCフィルタ部品。
JP61121302A 1986-05-28 1986-05-28 積層lcフイルタ部品 Expired - Lifetime JPH0620025B2 (ja)

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