JPH062027Y2 - リニアガイド装置用案内レール - Google Patents

リニアガイド装置用案内レール

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JPH062027Y2
JPH062027Y2 JP18267887U JP18267887U JPH062027Y2 JP H062027 Y2 JPH062027 Y2 JP H062027Y2 JP 18267887 U JP18267887 U JP 18267887U JP 18267887 U JP18267887 U JP 18267887U JP H062027 Y2 JPH062027 Y2 JP H062027Y2
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guide rail
tape
slider
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bolt insertion
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JP18267887U
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徹 塚田
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NSK Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スライダがボールの転動を介して軸方向に
自在に走行するリニアガイド装置用案内レールに関し、
特にその案内レールの防塵構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
リニアガイド装置は、軸方向に延びる案内レールに転動
自在な多数のボールを介してスライダが直線移動可能に
載置されている。案内レールは、その胴体部を貫通して
設けられた複数個のボルト孔に挿通された取付けボルト
を締め付けて基台に固定される。一方、スライダにはテ
ーブル等の被駆動体が取付けられて、上記案内レール沿
いに移動するようになっている。
この従来のリニアガイド装置では、案内レールの上面に
ゴミ,ほこり,切屑等が堆積し、これが転動するボール
の通路に侵入するとボールの円滑な転動が妨げられ、ひ
いてはスライダの円滑な移動が妨げられる。すなわち、
リニアガイド装置における案内レール防塵シール性能の
向上は、リニアガイド装置の特性上重要な要件になって
おり、そのため、スライダの両端部には防塵用のワイパ
シールが取付けられている。
ところで、案内レールを基台に取付ける場合、一般に案
内レール上面に開口しているボルト挿通孔に取付けボル
トを差し込んで締め付けるものであるから、ボルト頭部
上面がボルト挿通孔のなかにいくらか沈み込むようにな
っている。その結果、案内レール上面のボルト挿通孔の
箇所が窪みになる。すると、この窪みに溜まった塵埃等
は上記の防塵用ワイパシールを潜り抜けてスライダ内部
に侵入し、ワイパシールのシール機能が損なわれてしま
う。そこでこのボルト挿通孔の窪みに埋栓をすることが
行われている。
しかし、ボルト挿通孔周辺との段差を完全に無くすよう
に埋栓をすることは工数が大きくコストアップとなると
いう問題があり、通常、埋栓頭部外縁とボルト挿通孔の
開口縁には多少段差が生じる。そのためこの段差にワイ
パシールが引っ掛かり、シールが傷つけられると共にス
ライダの摺動抵抗が変動するという問題がある。ボルト
挿通孔の開口縁や埋栓頭部外縁を予め面取して引っ掛か
りが生じにくくすることが考えられるが、その面取で形
成された凹部にやはり塵埃が溜る。
そこで対策として、案内レールの上面に、レール全長に
わたり薄鋼板を載せたもの、或いは合成樹脂からなる偏
平な防塵板を案内レール上面に被せてボルト挿通孔によ
る窪みの影響が生じないようにしたもの(実開昭59−
116401号公報)等を、本出願人は先に提案した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のリニアガイド装置用案
内レールにあっては、長い案内レールの全長にわたり防
塵板を密着して取り付けることは困難であり、薄鋼板製
防塵板では板の曲がり等で波打ち、その上を摺動するワ
イパシールを介して案内レール上を移動するスライダが
上下動して精度が出ないという問題点があった。また、
合成樹脂製防塵板の場合は金型を用いて成形するため製
造コストが高くなる等の問題点があった。
そこでこの考案は、案内レールの上面の全長にわたり密
着してスライダの高精度な作動が確保でき、且つまた低
コストで取り付けも非常に簡単にできる防塵構造を有す
るリニアガイド装置用案内レールを提供して、上記従来
の問題点を解決することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するこの考案は、基台に固定するため
のボルト挿通孔を有し、転動自在な多数のボールを介し
て軸方向に移動可能に嵌合されたスライダを支持する軸
方向に延長されたリニアガイド装置用案内レールにおい
て、該案内レールの上面に貼付され前記ボルト挿通孔の
開口部を覆う接着剤付テープと、前記案内レールに固定
され前記テープの長さ方向の両端を押さえるテープ押え
とを有する防塵装置を備えたものである。
〔作用〕
接着剤付テープは、所定の寸法に裁断し保護紙を剥がし
て案内レール上面に貼付するのみで、レール全長にわた
り完全に密着させることができるから波打つようなこと
はなく、作業性も極めて良い。当該テープの長さ方向の
両端部は、剥がれないように、その上からテープ押えを
当てて固定されるから、剥がれたりずれたりすることは
なく、ボルト挿通孔を完全に遮蔽して防塵できる。テー
プ押えは簡単な板金加工で作成可能であり、低コストで
ある。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示すもので
あり、軸方向に長く延びる案内レール1上に移動可能に
スライダ2が跨架されてリニアガイド装置が形成されて
いる。案内レール1の上面には、その全長にわたり幅広
で浅い凹条1Aが形成されている。案内レール1を基台
3に取り付けるボルト4の挿通孔5は、レール長手方向
に所定のピッチで、上記凹条1A面から案内レール1底
面に抜ける貫通孔として穿設されている。ボルト4はこ
のボルト挿通孔5を通して、基台3に設けられたねじ穴
に螺合される。
上記案内レール1の両外側面には軸方向にボール転動溝
11が形成され、また、スライダ2のスライダ本体2A
にはその両袖部12の内側面に前記ボール転動溝11に
対向するボール転動溝13が形成されている。そして、
これらの向き合わせた両ボール転動溝11、13の間に
は多数のボール14が転動自在に装填され、そのボール
14の転動を介してスライダ2が案内レール1上を軸方
向に移動するようになっている。この移動につれて、案
内レール1とスライダ2との間に介在するボール14は
転動してスライダ2のスライダ本体2Aの端部に移動す
るから、スライダ2を軸方向に連続的に移動させるため
には、これらのボール14を循環させる必要がある。そ
こで、スライダ本体2Aの袖部12内に、更に軸方向に
貫通するボール戻し孔15を形成するとともに、スライ
ダ本体2Aの前後両端にエンドキヤップ16を設けて、
これにボール戻し孔15に連通する図示されないU字形
の連結路を形成することによりボール循環路が構成され
ている。
案内レール1をボルト挿通孔5に通したボルト4で基台
3に固定した後、ボルト上面4Aと案内レールの凹条1
Aの面との段差を埋めるべく、ボルト4の頭部に埋栓6
を装着する。
上記案内レール1の上面には、防塵装置20が装着され
ている。この防塵装置20は、案内レール1の全長にわ
たり載置された接着剤付のテープ、例えばこの実施例で
は片面接着剤付メタルテープ21(以下、単にメタルテ
ープという)と、このメタルテープ21の長さ方向の両
端を押さえて案内レール1に固定するテープ押え22
と、このテープ押え22及び前記メタルテープ21に挿
通して前記案内レール1に螺合する固定ねじ23とで構
成されている。
そのメタルテープ21は、例えば薄いスチールベルトな
どの帯状金属板の片面に接着剤が塗布され、その接着剤
面が容易に剥離可能な非接着性の保護テープで被覆され
てなるものであり、案内レール1の上面の凹条1Aの幅
に合わせた幅に形成する。また、テープの長さは、ロー
ル状に巻いたものから切り取るか、予め所定の長さに形
成されたものを用いることができる。この実施例では、
テープ両端を案内レール端面に折り込んだうえ、更に案
内レール下面に折り込める長さにしてある。
テープ押え22は金属板製で、メタルテープ21の幅と
略同幅であり、この実施例では案内レール1の上面と下
面に引っ掛けて案内レール端面に被せるように、全体が
コ字型に形成されている。なお、案内レール1の下面端
部には切り欠き部1Bが形成され、レール端に嵌着した
テープ押え22がレール下面から突出しないように考慮
されている。このテープ押え22のレール端面被覆面に
は、固定ねじ23の挿通孔23Aが形成されている。
なお、エンドキヤップ16の端面にはワイパシールWが
ねじ26で取付けられており、エンドキヤップ16の側
面にはグリスニップル27が取付けられている。また、
28はスライダ本体2Aに例えばテーブルを取付ける締
め付けボルトのねじ穴である。
以上の構成を有する防塵装置20は、案内レール1を挿
通孔5に通したボルト4で基台3に固定し、更にボルト
4の頭部に埋栓6を装着した後、案内レール1へ取付け
られる。その手順は、以下の通り行う。
まず、メタルテープ21の接着剤の保護テープを剥離し
て案内レール1の上面の凹条1Aの上に張力を与えた状
態で貼り付ける。メタルテープ21は案内レール1の全
長より長いから、メタルテープ21の両端はみ出し部分
を、案内レール1の端面側に折り曲げ、更に案内レール
1下面の切欠き部1B側に折り曲げて貼り付ける。次い
で、テープ押え22を案内レール1の端面に嵌着すると
ともに、その固定ねじ挿通孔23Aとメタルテープ21
とに固定ねじ23を挿通して案内レール1端面のねじ穴
24にねじ込む。このようにして、メタルテープ21の
端部をテープ押え22で押さえることで、メタルテープ
21の両端をそれぞれ剥がれ止め処理する。
防塵装置20を取付けた案内レール1上をスライダ2が
移動すると、スライダ2の進行に伴い、ワイパシールW
のリップ部が、案内レール1のボール転動溝11や、凹
条1Aに装着したメタルテープ21の面に付着した防塵
を払拭する。このとき、案内レール1を基台3に固定し
ている複数個のボルト4の挿通孔5は全て、メタルテー
プ21で蓋されているから、スライダ2の作動が極めて
円滑に行える。しかも、メタルテープ21は、案内レー
ル1の全長にわたり張力を与えた状態で接着剤で貼り付
けられたうえ、更にその両端部がテープ押え22と固定
ねじ23とで案内レール1に強固に固着されているか
ら、波打つおそれは全くない。
第4図に、防塵装置20におけるテープ押えの他の実施
例を示す。
この実施例のテープ押え32は、一端側のみを直角に折
り曲げてL字型とされた点が、上記実施例と異なってい
る。
このL型テープ押え32の場合は、メタルテープ21の
端末は1回だけ折り曲げて案内レール1の端面に貼り付
け、その上をL型のテープ押え32で押さえるものであ
り、テープ長さが短く且つテープ押えの加工が簡単で、
そのぶん低価格になる利点がある。
なお、上記各実施例では、防塵装置20の接着剤付テー
プ21の材質を、金属としたメタルテープについて述べ
たが、これに限らず、例えば合成樹脂製であってもよ
い。
又、テープ長さを案内レール1の全長と同じくして、テ
ープ端面を案内レール1の端面に折り込まずにテープ押
え22で押さえるようにしてもよい。
又、案内レール1の上面は凹条6を有しない平面状のも
のに対しても適用できる。
いずれにしても、従来の案内レール上面シール板を用い
る防塵装置の場合のように、専用の金型を用いて製作す
る必要はないから、極めて安価かつ容易に得られて、且
つ取り付け作業性も極めて良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、案内レール取
付け用のボルト挿通孔で案内レールの上面に形成される
窪みを塞ぐ防塵装置を、案内レールの全長にわたり接着
剤付テープを貼り付け、更にその接着剤付テープの両端
をテープ押えで固定して装着するものとした。そのた
め、防塵装置の取り付け作業性が極めて良好になると共
に、製作も容易で非常に安価に提供できるという効果が
得られる。しかも、案内レール面の全長に密着して取り
付けられるため波打つことがないから、ワイパシールの
摺動も極めて円滑であり、したがってスライダも案内レ
ール上を高精度に作動できるという効果がある、且つワ
イパーシールを引っ掛けて損傷させるおそれも全くない
から、シール効果と共にシール寿命が大幅に向上すると
いう効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図は第1図
に示すものの部分切欠き正面図、第3図は第1図のIII
−III断面図、第4図はこの考案の他の実施例の第3図
に対応する断面図である。 1は案内レール、2はスライダ、3は基台、5はボルト
の挿通孔、20は防塵装置、21は接着剤付テープ、2
2はテープ押え、23は固定ねじである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に固定するためのボルト挿通孔を有
    し、転動自在な多数のボールを介して軸方向に移動可能
    に嵌合されたスライダを支持する軸方向に延長されたリ
    ニアガイド装置用案内レールにおいて、該案内レールの
    上面に貼付され前記ボルト挿通孔の開口部を覆う接着剤
    付テープと、前記案内レールに固定され前記テープの長
    さ方向の両端を押さえるテープ押えとを有する防塵装置
    を備えたことを特徴とするリニアガイド装置用案内レー
    ル。
JP18267887U 1987-11-30 1987-11-30 リニアガイド装置用案内レール Expired - Lifetime JPH062027Y2 (ja)

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JPH0185523U JPH0185523U (ja) 1989-06-07
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CN114476556A (zh) * 2022-03-17 2022-05-13 浙江上承自动化科技有限公司 一种滑台导轨用限位块及其使用方法

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