JPH0620321A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH0620321A
JPH0620321A JP19784592A JP19784592A JPH0620321A JP H0620321 A JPH0620321 A JP H0620321A JP 19784592 A JP19784592 A JP 19784592A JP 19784592 A JP19784592 A JP 19784592A JP H0620321 A JPH0620321 A JP H0620321A
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JP
Japan
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film
recording medium
chamber
sputtering
layer
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Pending
Application number
JP19784592A
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English (en)
Inventor
Masaki Ejima
正毅 江島
Yoshio Tawara
好夫 俵
Kazuichi Yamamura
和市 山村
Yoshimasa Shimizu
佳昌 清水
Arata Sakaguchi
新 阪口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は複数層の薄膜からなる磁気記録媒
体を量産性よく製造する方法の提供を目的とするもので
ある。 【構成】 本発明による磁気記録媒体の製造方法は、
透明ディスク基板に誘電体膜、磁性体膜、誘電体膜、金
属反射膜を順次連続してスパッター形成する光磁気記録
媒体の製造プロセスにおいて、該プロセスを単一真空層
内で行ない、かつ共通するガス種を用いることを特徴と
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体の製造方
法、特には複数層の薄膜からなる磁気記録媒体を量産性
よく製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体は通常プラスチック等の
ディスク基板上に第1層誘電体膜、第2層磁性体記録
膜、第3層誘電体膜、第4層反射膜を順次スパッター成
膜することによって作られている。このような積層膜を
形成する量産用スパッター製造装置には、その複数枚を
同時に処理する場合、通常図2に示すようなインライン
構成が採られている。
【0003】すなわち、これは、まず複数枚のディスク
基板をキャリヤーに取り付け、まずゲートバルブ(10
6a)を開いてこれをロードロック室(101)に送っ
て真空引きを行ない、ついで真空仕切りゲートバルブ
(106b)を開いてキャリヤーを第1プロセス室(1
02)に送り、ゲートバルブ(106b)を閉じてスパ
ッターガス供給を開始し、所定の圧力になってからスパ
ッター成膜を行なう。つぎに、第1層膜成膜終了後、ガ
ス供給を停止し充分な排気の後、第2プロセス室(10
3)との真空仕切りゲートバルブ(106c)を開きキ
ャリヤーを第2プロセス室(103)へ送り、このゲー
トバルブ(106c)を閉じ、第1プロセスと同様の工
程を経て第2層膜成膜を行い、さらに第3プロセス室へ
と送り、複数層の薄膜の成膜を終えて最後にアンロード
室(104)を経て大気に取り出すという方法である。
【0004】この場合、各プロセス室の真空仕切りは多
数枚取りの通過型および回転型スパッター装置では図2
に示すように通常ゲートバルブが用いられており、ディ
スク1枚づつを成膜するスパッター装置においてはゲー
トバルブに替わって、例えばオーリングを持たせたキャ
リヤーをプロセス室へ機械的駆動で押しつけ、プロセス
室の真空を搬送室から仕切る方法等が採られている。
【0005】これは図3(a)、(b)に示したよう
に、ディスク基板(107)をゲートバルブ(106
g)を開いてロードロック室(101)に搬入し、ディ
スクホールダー(109)上に移し替えるのであるが、
この時、搬送室(105)とロードロック室(101)
および各プロセス室はオーリング(108)によって真
空シールされ隔離されている。ゲートバルブ(106
g)を閉めて、ロードロック室(101)の充分な真空
排気の後、すべてのディスクホールダー(109)は図
3bに示すように搬送室(105)の低部へ降ろされ
る。ここで搬送キャリヤーに移し替え、ついでこのキャ
リヤーをつぎのプロセス室直下へ送り、その位置のディ
スクホールダーに移し替え、このホールダーを突き上げ
てオーリング(108)でプロセス室の真空シールを行
ない、スパッターガス供給を開始して所定のガス圧力に
なってからスパッター成膜を行ない、成膜終了後ガス供
給を停止して充分な排気を行ない、ディスクホールダー
(109)を降ろし、同様の工程を繰り返し、最後のア
ンロードロック室(104)を経て大気へ取り出す。
【0006】この場合、これら一連の工程であるプロセ
スだけが他より長い時間を要する場合は、これを2室以
上に分担させることにより、サイクルタイムを短縮して
生産性を向上させる方法も採られている。また、この搬
送系は図2、図3のような直線状だけでなく、ディスク
のロード部とアンロード部を近接させた矩形状搬送系も
採られているし、ディスクホールダー付きのアームを複
数本持たせたリング状キャリヤーをステップ回転させ、
各ステップにおいてプロセス室と搬送室の真空を仕切っ
てプロセスを行なう円形状の搬送系も採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各プロセス室
に真空仕切りを設けることは、装置構成を複雑にするば
かりではなく、各サイクル毎の仕切りの機械的繰り返し
開閉工程やスパッターガスの供給・排気の繰り返し工程
等により装置の運転シーケンスも複雑となる。また、こ
の真空仕切りは機械的駆動であるため長期間運転で装置
故障の一因ともなりうる。なお、各薄膜層のスパッター
工程間にディスク基板をプロセス室および搬送室の真空
にさらす時間が長いと真空中の水分等の残留ガスにより
膜面の汚染が進行し、商品の品質を劣化させ、歩留り低
下の一原因となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不
利、問題点を解決した磁気記録媒体の製造方法に関する
もので、これは透明ディスク基板に誘電体膜、磁性体
膜、誘電体膜、金属反射膜を順次連続してスパッター形
成する光磁気記録媒体の製造プロセスにおいて、該プロ
セスを単一真空槽内で行ない、かつ共通するガス種を用
いることを特徴とするものである。
【0009】すなわち、本発明者らは磁気記録媒体を効
率よく、高い生産性で製造する方法について種々検討し
た結果、磁気記録媒体を構成する誘電体膜、記録膜、反
射膜の成膜がいずれも不活性ガス中でのスパッター法で
行なわれるものであり、これらはそれぞれスパッター条
件が異なるとしても、いずれも真空条件でのスパッター
法によるものであることから各工程を単一の真空槽内で
共通のガス種で行なうことができることを見出し、この
プロセスガスの供給、排気法、各プロセスのスパッター
パワー調整法についての研究を進めて本発明を完成させ
た。以下これをさらに詳述する。
【0010】
【作用】本発明は磁気記録媒体の製造方法およびこのス
パッター装置に関するもので、この磁気記録媒体の製造
方法は透明ディスク基板に誘電体膜、磁性体膜、誘電体
膜、金属反射膜を順次連続してスパッター形成する光磁
気記録媒体の製造プロセスにおいて、該プロセスを単一
真空槽内で行ない、かつ共通するガス種を用いることを
特徴とするものであるが、これによれば従来法にくらべ
て装置構成が大きく単純化されるので、磁気記録媒体を
サイクルタイムを短縮して効率よく、大きい生産性で製
造することができるという有利性が与えられる。
【0011】本発明による磁気記録媒体の製造は前記し
たように、誘電体膜、記録膜、反射膜の各製造プロセス
を単一の真空槽内で行ない、これを共通のガス種、例え
ばArガスを用いて行なうものである。すなわち、磁気
記録媒体は例えば第1層の第1誘電体膜をSiN膜、第
2層の記録膜をTbFeCo膜、第3層の第2誘電体膜をSi
N膜、第4層としての反射膜をAl膜とする時、従来法
ではこの第2層、第4層のをArガス中で、また第1層
と第3層は通常Siをターゲットとし、ArとN2 の混
合ガス中での反応性スパッター法で成膜されている。
【0012】しかし、このSiN膜の成膜時においてタ
ーゲットをSi3N4 とすればArガス中でのスパッター法
で成膜することができるし、これらの成膜におけるAr
ガスの圧力はいずれの場合もほぼ類似した圧力であるの
で、SiN膜成膜時のターゲットをSi3N4 とすれば全プ
ロセス室のガスを共通のArガスとすることができる
し、この場合各プロセス室の真空を独立とする必要もな
いので、この全プロセス単一の真空槽で処理することが
可能となる。
【0013】また、従来の方法では各プロセスが同一の
ガスで行なわれないために、各プロセス室間のプロセス
ガスの相互汚染を防止するために、プロセスガスの排気
および再供給による完全置換をプロセスの前後で行なう
ことが必要とされるのであるが、全プロセスを共通のプ
ロセスガスで行なう本発明の方法によればこのようなプ
ロセスガスの相互汚染はないので、プロセスガスの排
気、供給は定常的に行なうことができる。
【0014】したがって、本発明によれば磁気記録媒体
を、定常的に供給、排気される共通のArガスを用い
て、単一の真空槽内で複数のプロセスを行なうという方
法で製造することができ、また量産用装置におてはスパ
ッタープロセスを行なう各部位にディスク基板を順次移
動させて製造することができるので、これを生産性高く
行なうことができる。
【0015】なお、ディスク基板膜面がスパッタープロ
セス工程間に真空中の残留ガスによって汚染される点
は、スパッターから次のスパッターまでの搬送時間を含
む待ち時間を短縮することによって抑制することができ
る。すなわち、プロセスタイムは全プロセス中最も長く
時間を要するプロセスで設定し、他のプロセス時間は意
図的にそのプロセスパワーを低くとることでスローダウ
ンし、該プロセスと略々同一となるように調節してディ
スクの真空露出時間を短縮化すれば、残留ガスによる汚
染を抑制することが可能となる。
【0016】つぎ、本発明による磁気記録媒体の製造方
法を添付の図面にもとづいて説明する。図1は本発明に
よる磁気記録媒体の製造装置の上面図を示したものであ
るが、これはまずディスク基板5を6枚カセット6に入
れ、ゲートバルブ4aを開いてロードロック室2に送
り、このロードロック室2を真空排気したのち、真空槽
1のロード部に送り、ここからディスク基板の1枚を取
り出して移し換え部13に移し換える。
【0017】この場合、5本構成のディスクホールダー
をサイクルタイム毎に72°づつ図示b方向へステップ回
転させ、第1プロセス部位9で第1層SiN膜を、第2
プロセス部位10で第2層TbFeCo膜を、第3プロセス部位
11で第3層SiN膜を、第4プロセス部位12でAl膜を
それぞれスパッター成膜し、成膜終了後移し換え部13か
らカセット6に移し収め、アンロードロック室を経由し
てこれを大気に取り出せばよいが、これによれば真空仕
切り繰り返し工程とプロセスガスの供給・排気繰り返し
工程がサイクルタイム中省略できるので、サイクルタイ
ムを短縮できるという有利性が与えられる。
【0018】
【実施例】つぎに本発明の実施例をあげる。 実施例 成膜用基板として直径 150mmφの単結晶シリコンウエー
ハーを使用し、これにSi3N4 ターゲットを用いガス圧力
5mTorr のAr中で13.56MHzでの高周波放電を用いSi
N単層膜をスパッター成膜させた。また、同一のガス雰
囲気でTbFeCoターゲットを用い磁性体層TbFeCo膜を、A
lターゲットを用い反射膜Al膜を直流放電でそれぞれ
単層膜を成膜させた。
【0019】この場合、ターゲットと基板との距離は60
mmに固定し、スパッターパワーは高周波(RF)放電の
SiN膜成膜の時 2.5kwまで、TbFeCo膜のときは 1.5kw
まで、Al膜の時は3kwまで印加し、得られた膜の膜厚
は触針式段差計で測定したところ、このターゲットサイ
ズ、マグネトロンスパッター装置で測定した単位パワー
当りの堆積速度について表1に示したとおりの結果が得
られた。
【0020】なお、このスパッターガス圧力は2〜10mT
orr の範囲で変化させたが、成膜速度のガス圧力に対す
る依存度は小さいので、表1では5mTorr の結果を示し
てあるが、この表1には第3層としてのSiN膜を従来
法によってSiをターゲットとし、ガスをAr+N2
したときの結果も示した。
【0021】
【表1】
【0022】ついでこの表1の結果に基づいて、4層中
第4層としてのAl膜の成膜速度が最も遅いのでこのス
パッター時間を5秒と設定し、他の膜のスパッター時間
は真空中の残留ガスによる膜面汚染を抑制するためにス
パッターからスパッターまでの待ち時間を短縮するべく
すべてAl膜と同じ5秒としたところ、このスパッター
パワーは表2に示したとおりとなった。なお、この場
合、このディスクホールダーの回転は1秒で行なえるの
で、本装置のサイクルタイムはスパッター時間5秒との
和6秒となり、高い生産性が実現可能となった。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】本発明は磁気記録媒体の製造方法に関す
るものであり、これは前記したように透明ディスク基板
に誘電体膜、磁性体膜、誘電体膜、金属反射膜を順次連
続してスパッター形成する光磁気記録媒体の製造プロセ
スにおいて、該プロセスを単一真空槽内で行ない、かつ
共通するガス種を用いることを特徴とするものである
が、これによれば装置構成および運転シーケンスの単純
化、サイクルタイムの短縮化によって生産性が向上され
るし、本発明では装置が従来機にくらべて大幅にコンパ
クト化されるので、省スペースおよび電力系、冷却水な
どのユティリティも大きく省力化されるという有利性が
与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による磁気記録媒体製造装置の上面図
を示したものである。
【図2】 従来法による磁気記録媒体製造装置の縦断面
図を示したものである。
【図3】 (a)、(b)はいずれも従来法による磁気
記録媒体製造装置の縦断面図を示したものである。
【符号の説明】
1…真空槽 101…ロードロッ
ク室 2…ロードロック室 102…第1プロセ
ス室 3…アンロードロック室 103…第2プロセ
ス室 4…ゲートバルブ 104…アンロード
ロック室 5…ディスク基板 105…搬送室 6…カセット 106…ゲートバル
ブ 7…ディスクホールダー 107…ディスク基
板 8…ターゲット 108…オーリング 9…第1プロセス部位 109…ディスクホ
ールダー 10…第2プロセス部位 11…第3プロセス部位 12…第4プロセス部位 13…移し換え部位 14…ディスクホールダー回転駆動部 a…移し換え方向 b…回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山村 和市 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 信越化学工業株式会社コーポレートリサ ーチセンター内 (72)発明者 清水 佳昌 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 信越化学工業株式会社コーポレートリサ ーチセンター内 (72)発明者 阪口 新 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 信越化学工業株式会社コーポレートリサ ーチセンター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明ディスク基板に誘電体膜、磁性体膜、
    誘電体膜、金属反射膜を順次連続してスパッター形成す
    る光磁気記録媒体の製造プロセスにおいて、該プロセス
    を単一真空槽内で行ない、かつ共通するガス種を用いる
    ことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】プロセスガスの供給排気を記録媒体製造中
    連続的に定常供給および定常排気とする請求項第1項記
    載の磁気記録媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】各プロセスのスパッターパワーを調整する
    ことにより、全プロセスを略同一の共通時間で行なうよ
    うにしてなる請求項第1項記載の磁気記録媒体の製造方
    法。
JP19784592A 1992-07-01 1992-07-01 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPH0620321A (ja)

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JP19784592A JPH0620321A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 磁気記録媒体の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0718829A3 (en) * 1994-12-19 1997-03-05 Hoya Corp Method of manufacturing a magnetic recording medium
KR100770306B1 (ko) * 2006-02-08 2007-10-30 박웅기 오토클레이브에 의한 처리방법 및 장치
KR100804616B1 (ko) * 2006-06-23 2008-02-20 박웅기 오토클레이브에 의한 처리방법 및 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0718829A3 (en) * 1994-12-19 1997-03-05 Hoya Corp Method of manufacturing a magnetic recording medium
KR100770306B1 (ko) * 2006-02-08 2007-10-30 박웅기 오토클레이브에 의한 처리방법 및 장치
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