JPH06206042A - 塗装方法 - Google Patents
塗装方法Info
- Publication number
- JPH06206042A JPH06206042A JP121793A JP121793A JPH06206042A JP H06206042 A JPH06206042 A JP H06206042A JP 121793 A JP121793 A JP 121793A JP 121793 A JP121793 A JP 121793A JP H06206042 A JPH06206042 A JP H06206042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- coating film
- vacuum chamber
- rotary shaft
- vacuum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粗面状あるいはポーラス状の表面を有するワ
ークの表面に塗装を施こした際の塗膜の付着力を高める
とともに、加熱乾燥工程でピンホールなどが形成されな
いようにする。 【構成】 塗料溜まり7Aを有する真空室1内に突出さ
せて水平に支持された回転軸5にワーク6を装着し、こ
の回転軸5を介してワーク6を少なくとも1回転させて
ワーク表面6aに塗料7を塗布するとともに、ワーク表
面6aと未固化塗膜7Bとの間の気泡aを真空脱泡さ
せ、かつ、未固化塗膜7Bをワーク表面6aの微細凹部
6bに入り込ませて固化させることで、所定の塗膜7C
を形成する。
ークの表面に塗装を施こした際の塗膜の付着力を高める
とともに、加熱乾燥工程でピンホールなどが形成されな
いようにする。 【構成】 塗料溜まり7Aを有する真空室1内に突出さ
せて水平に支持された回転軸5にワーク6を装着し、こ
の回転軸5を介してワーク6を少なくとも1回転させて
ワーク表面6aに塗料7を塗布するとともに、ワーク表
面6aと未固化塗膜7Bとの間の気泡aを真空脱泡さ
せ、かつ、未固化塗膜7Bをワーク表面6aの微細凹部
6bに入り込ませて固化させることで、所定の塗膜7C
を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鋳物製品のよう
に粗面状あるいはポーラス状の表面を有するワークの表
面に塗装を施こす場合に適用される塗装方法に関するも
のである。
に粗面状あるいはポーラス状の表面を有するワークの表
面に塗装を施こす場合に適用される塗装方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】鋳物製品等のワークの表面に塗装を施こ
す場合には、大気圧下(常温常圧下)でワークの表面に
塗料を塗布して塗膜を形成した後、加熱乾燥(焼付塗
装)などを行なうのが一般的である。
す場合には、大気圧下(常温常圧下)でワークの表面に
塗料を塗布して塗膜を形成した後、加熱乾燥(焼付塗
装)などを行なうのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成の従来の塗装方法によるときは、大気圧下でワーク
の表面に塗布された塗料をそのまま固化させるだけであ
るから、図5に示すように、鋳物製品のように粗面状や
ポーラス状の表面101aを有するワーク101の上記
表面101aの微細凹部101b内に気泡aが残ってし
まい、塗膜102が剥離しやすい。また、上記気泡aが
残存していると、加熱乾燥(焼付け)させた時に塗膜強
度にとって好ましくないピンホールなどが形成される原
因となる。
構成の従来の塗装方法によるときは、大気圧下でワーク
の表面に塗布された塗料をそのまま固化させるだけであ
るから、図5に示すように、鋳物製品のように粗面状や
ポーラス状の表面101aを有するワーク101の上記
表面101aの微細凹部101b内に気泡aが残ってし
まい、塗膜102が剥離しやすい。また、上記気泡aが
残存していると、加熱乾燥(焼付け)させた時に塗膜強
度にとって好ましくないピンホールなどが形成される原
因となる。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、強固な付着性を有し、剥離や焼付け時にピン
ホールを発生しない良好な塗膜を得ることができる塗装
方法を提供することを目的としている。
たもので、強固な付着性を有し、剥離や焼付け時にピン
ホールを発生しない良好な塗膜を得ることができる塗装
方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る塗装方法は、水平に支持されて真空室
内に突出する回転軸に、粗面状あるいはポーラス状の表
面を有するワークを軸対称姿勢に装着するとともに、液
面が上記回転軸の軸線とほぼ同じ高さレベルに設定され
た塗料溜まりを上記真空室内に設け、上記真空室内をほ
ぼ真空に減圧しつつ上記回転軸を介してワークを少なく
とも1回転させて、該ワークの表面全域への上記塗料に
よる塗膜形成と、ワーク表面と未固化塗膜との間の気泡
の真空脱泡とを行なった後、真空室内を復圧して上記未
固化塗膜をワーク表面の凹部に入り込ませて固化させる
ものである。
に、本発明に係る塗装方法は、水平に支持されて真空室
内に突出する回転軸に、粗面状あるいはポーラス状の表
面を有するワークを軸対称姿勢に装着するとともに、液
面が上記回転軸の軸線とほぼ同じ高さレベルに設定され
た塗料溜まりを上記真空室内に設け、上記真空室内をほ
ぼ真空に減圧しつつ上記回転軸を介してワークを少なく
とも1回転させて、該ワークの表面全域への上記塗料に
よる塗膜形成と、ワーク表面と未固化塗膜との間の気泡
の真空脱泡とを行なった後、真空室内を復圧して上記未
固化塗膜をワーク表面の凹部に入り込ませて固化させる
ものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、塗料溜まりの液面が回転軸の
軸線とほぼ同じ高さレベルに設定された真空室内をほぼ
真空に減圧しつつ、回転軸を介してワークを少なくとも
1回転させることにより、ワークの表面全域に塗膜が形
成されるとともに、真空脱泡によってワーク表面の気泡
が未固化塗膜から外部に放出される。そして、脱泡後に
真空室内を復圧させることで、未固化塗膜がワーク表面
の微細凹部に入り込んで固化することになり、ワークに
強固に付着して、剥離などが起こりにくい塗膜が能率良
く形成される。また、加熱乾燥工程時に気泡に起因して
ピンホールなどが形成されるおそれもなくなる。とく
に、ワークを真空室内で回転させているので、塗布工程
と脱泡工程とが同時併行されることになり、塗装の効率
化を図ることができる。
軸線とほぼ同じ高さレベルに設定された真空室内をほぼ
真空に減圧しつつ、回転軸を介してワークを少なくとも
1回転させることにより、ワークの表面全域に塗膜が形
成されるとともに、真空脱泡によってワーク表面の気泡
が未固化塗膜から外部に放出される。そして、脱泡後に
真空室内を復圧させることで、未固化塗膜がワーク表面
の微細凹部に入り込んで固化することになり、ワークに
強固に付着して、剥離などが起こりにくい塗膜が能率良
く形成される。また、加熱乾燥工程時に気泡に起因して
ピンホールなどが形成されるおそれもなくなる。とく
に、ワークを真空室内で回転させているので、塗布工程
と脱泡工程とが同時併行されることになり、塗装の効率
化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例による塗装方法に適用
される真空室の概略構成図である。
明する。図1は本発明の一実施例による塗装方法に適用
される真空室の概略構成図である。
【0008】図1において、1は真空室であり、モータ
2で駆動される真空ポンプ3および大気に連通可能な復
圧弁4が接続されている。5は水平に支持されて上記真
空室1内に突出する回転軸であり、減速機(図示せず)
などにより、比較的低速で回転するように設定されてい
る。6は粗面状あるいはポーラス状の表面6aを有する
ワークであり、上記回転軸5の先端側に軸対称姿勢で交
換可能に装着されている。7Aは上記真空室1内におけ
る塗料溜まりであり、その液面は上記回転軸5の軸線と
ほぼ同じ高さレベルに設定されている。上記ワーク6に
対する塗装手順はつぎの通りである。
2で駆動される真空ポンプ3および大気に連通可能な復
圧弁4が接続されている。5は水平に支持されて上記真
空室1内に突出する回転軸であり、減速機(図示せず)
などにより、比較的低速で回転するように設定されてい
る。6は粗面状あるいはポーラス状の表面6aを有する
ワークであり、上記回転軸5の先端側に軸対称姿勢で交
換可能に装着されている。7Aは上記真空室1内におけ
る塗料溜まりであり、その液面は上記回転軸5の軸線と
ほぼ同じ高さレベルに設定されている。上記ワーク6に
対する塗装手順はつぎの通りである。
【0009】まず、上記ワーク6を回転軸5に装着し、
復圧弁4を閉成した上で真空ポンプ3を作動させて真空
室1内をほぼ真空状態になるまで減圧する。このような
減圧作用を行ないつつ、その略下半部が上記塗料溜まり
7Aに浸漬している上記ワーク6を上記回転軸5の回転
駆動により低速で回転させると、1回の回転で上記ワー
クの表面1aの全域に図2に示すように、塗料7が塗布
される。この時、真空室1内は真空状態に減圧されてい
るので、上記ワーク表面6aの微細凹部6aに溜まって
いる気泡aは、液面上への露出時に図3に示すように、
未固化塗膜7Bを通過して外部へ放出されて脱泡される
ことになる。このワーク6をさらに回転させれば、塗膜
7Bの厚さが表面の全域で均等化されるとともに、脱泡
も確実に行なわれる。このため、未固化塗膜7Bは、そ
の粘性でワーク表面6aの微細凹部6bに入り込みはじ
める。
復圧弁4を閉成した上で真空ポンプ3を作動させて真空
室1内をほぼ真空状態になるまで減圧する。このような
減圧作用を行ないつつ、その略下半部が上記塗料溜まり
7Aに浸漬している上記ワーク6を上記回転軸5の回転
駆動により低速で回転させると、1回の回転で上記ワー
クの表面1aの全域に図2に示すように、塗料7が塗布
される。この時、真空室1内は真空状態に減圧されてい
るので、上記ワーク表面6aの微細凹部6aに溜まって
いる気泡aは、液面上への露出時に図3に示すように、
未固化塗膜7Bを通過して外部へ放出されて脱泡される
ことになる。このワーク6をさらに回転させれば、塗膜
7Bの厚さが表面の全域で均等化されるとともに、脱泡
も確実に行なわれる。このため、未固化塗膜7Bは、そ
の粘性でワーク表面6aの微細凹部6bに入り込みはじ
める。
【0010】そして、上記脱泡が十分に行なわれた後に
上記復圧弁4を開放して、真空室1内を大気圧にまで復
圧させれば、図4のように、上記未固化塗膜7Bが上記
微細凹部6aに完全に入り込んで埋めつくされた状態と
なり、そのまま固化される。したがって、上記の真空脱
泡によってワーク6の表面6aと未固化塗膜7Bとの間
に気泡aが残存したままになることがないので、固化し
た塗膜7Cの剥離は起こりにくくなる。
上記復圧弁4を開放して、真空室1内を大気圧にまで復
圧させれば、図4のように、上記未固化塗膜7Bが上記
微細凹部6aに完全に入り込んで埋めつくされた状態と
なり、そのまま固化される。したがって、上記の真空脱
泡によってワーク6の表面6aと未固化塗膜7Bとの間
に気泡aが残存したままになることがないので、固化し
た塗膜7Cの剥離は起こりにくくなる。
【0011】この後、上記ワーク6を回転軸5から外し
て真空室1から取り出し、加熱乾燥工程に移行させた時
でも、気泡に起因してピンホールなどが形成されるおそ
れもなく、高強度、高品質の塗膜7Cを得ることが可能
となる。
て真空室1から取り出し、加熱乾燥工程に移行させた時
でも、気泡に起因してピンホールなどが形成されるおそ
れもなく、高強度、高品質の塗膜7Cを得ることが可能
となる。
【0012】とくに、この場合、上記ワーク6に対する
塗料の塗布工程と脱泡工程が真空室1内で同時的に行な
われるので、生産性の向上にも寄与することになる。
塗料の塗布工程と脱泡工程が真空室1内で同時的に行な
われるので、生産性の向上にも寄与することになる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、塗料溜ま
りを有する真空室内で回転軸に装着したワークを少なく
とも1回転させてワーク表面に塗料を塗布するととも
に、ワーク表面と未固化塗膜との間の気泡を真空脱泡さ
せて、未固化塗膜をワーク表面の微細凹部に入り込ませ
て固化させるので、塗膜を、剥離しにくいようにワーク
表面に対して強固に付着させることができるとともに、
加熱乾燥工程などでピンホールなどが形成されることも
なく、強度および品質ともに優れた塗膜を得ることがで
き、しかも、塗装効率の向上を図ることができる。
りを有する真空室内で回転軸に装着したワークを少なく
とも1回転させてワーク表面に塗料を塗布するととも
に、ワーク表面と未固化塗膜との間の気泡を真空脱泡さ
せて、未固化塗膜をワーク表面の微細凹部に入り込ませ
て固化させるので、塗膜を、剥離しにくいようにワーク
表面に対して強固に付着させることができるとともに、
加熱乾燥工程などでピンホールなどが形成されることも
なく、強度および品質ともに優れた塗膜を得ることがで
き、しかも、塗装効率の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例による塗装方法に適用される
真空室の概略構成図である。
真空室の概略構成図である。
【図2】同実施例における塗装方法により表面に塗料が
塗布されたワークを示す一部の断面図である。
塗布されたワークを示す一部の断面図である。
【図3】図2のAの部分に対応する真空脱泡時の塗膜の
状態を拡大して示す要部の断面図である。
状態を拡大して示す要部の断面図である。
【図4】図2のAの部分に対応する復圧後の塗膜の状態
を拡大して示す要部の断面図である。
を拡大して示す要部の断面図である。
【図5】従来の塗装方法によってワーク表面と塗膜との
間に気泡が残存している様子を示す拡大断面図である。
間に気泡が残存している様子を示す拡大断面図である。
1 真空室 5 回転軸 6 ワーク 6a ワーク表面 6b 微細凹部 7 塗料 7A 塗料溜まり 7B 未固化塗膜 7C 塗膜 a 気泡
Claims (1)
- 【請求項1】 水平に支持されて真空室内に突出する回
転軸に、粗面状あるいはポーラス状の表面を有するワー
クを軸対称姿勢に装着するとともに、液面が上記回転軸
の軸線とほぼ同じ高さレベルに設定された塗料溜まりを
上記真空室内に設け、上記真空室内をほぼ真空に減圧し
つつ上記回転軸を介してワークを少なくとも1回転させ
て、該ワークの表面全域への上記塗料による塗膜形成
と、ワーク表面と未固化塗膜との間の気泡の真空脱泡と
を行なった後、真空室内を復圧して上記未固化塗膜をワ
ーク表面の凹部に入り込ませて固化させることを特徴と
する塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP121793A JPH06206042A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP121793A JPH06206042A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06206042A true JPH06206042A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11495304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP121793A Pending JPH06206042A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06206042A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100661152B1 (ko) * | 2005-02-21 | 2006-12-22 | 주식회사 마이크로홀 | 잔류 공기 제거를 통한 정밀도금방법 |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP121793A patent/JPH06206042A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100661152B1 (ko) * | 2005-02-21 | 2006-12-22 | 주식회사 마이크로홀 | 잔류 공기 제거를 통한 정밀도금방법 |
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