JPH0620624Y2 - 改ざん防止用両面発色型複写帳票 - Google Patents

改ざん防止用両面発色型複写帳票

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JPH0620624Y2
JPH0620624Y2 JP1988052744U JP5274488U JPH0620624Y2 JP H0620624 Y2 JPH0620624 Y2 JP H0620624Y2 JP 1988052744 U JP1988052744 U JP 1988052744U JP 5274488 U JP5274488 U JP 5274488U JP H0620624 Y2 JPH0620624 Y2 JP H0620624Y2
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JP1988052744U
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JPH02126874U (ja
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英男 青柳
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新村印刷株式会社
安田生命保険相互会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、上葉紙1と下葉紙3の間に1ないし2枚以上
の中葉紙2をはさんで重ね合わせ、少なくとも一辺を糊
付等の方法で固定し、ノーカーボン複写(感圧複写)方
式により複写機能を保有させた複写帳票において、上葉
紙1表面からの記入による筆圧が中葉紙2、下葉紙3の
表面に伝達され、上葉紙1と中葉紙2の相接する両面の
発色手段及び、中葉紙2と下葉紙3の相接する両面の発
色手段によってのみ、相接する両面に同時に発色を得る
ことを特徴とする改ざん防止用両面発色型複写帳票に関
するものである。
(従来の技術) 現在使用されている複写帳票は、第1図に示すように1
セットから成る、複数枚の帳票をその一辺4で固着し、
1枚1枚ミシン目16から切り離す形の帳票や、第2図
に示すような連続的な記入を目的としたミシン目16の
施された連続帳票等である。
(考案が解決しようとする課題) 一般にこれ等の帳票類は、上葉紙1より記入した記事が
中葉紙2は下葉紙3の表面に伝達されるという機能を有
し、この複写帳票を構成する上葉紙1、中葉紙2、下葉
紙3の各片は必要事項を記入した後、切り離して必要部
署に回されるという経過をたどるものである。
本来複写帳票の発行者により、中葉紙2、下葉紙3の記
入は必ず複写によること、また一度切り離した帳票の記
入事項を改ざんしたものは無効であること、等のことが
決められているが、従来の複写帳票においては、記入者
が不正を承知で故意に改ざんの目的をもって記入すれ
ば、容易に改ざんが可能であり、発行者側が回収した帳
票からもすぐには記入者の不正を感知することができな
い。
又顕色体及び有色顔料の層を有する上葉紙及び感圧染料
層を有する下葉紙からなる偽造防止に有用な感圧複写紙
は特公昭61-1317号公報で知られている。
以上のものは発色した文字や像は通常の保管条件下で安
定であり、インキ消しで処理しても消色せず退色しても
文字や像が残るため有効に偽造が防止されるものである
が相接する面の片面のみが発色するものであるため記入
者の不正を直ちに感知することができない。
したがって、本考案は以上のような従来の欠点を改良
し、記入者の不正を直ちに感知することのできる改ざん
防止用両面発色型複写帳票を得ることを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本案は以上のような目的を達成するため次のような複写
帳票を提供するものである。
すなわち、上葉紙1と下葉紙3との間に1ないし2枚以
上の中葉紙2をはさんで重ね合せ、少なくともその一辺
を糊付等の方法で固定し、ノーカーボン複写(感圧複
写)方式により複写機能を保有させた複写帳票におい
て、上葉紙1の表面からの記入による筆圧あるいは機械
印字等で上葉紙1と中葉紙2及び中葉紙2と下葉紙3の
相接する両面に同時発色する発色手段を施してなる改ざ
ん防止用両面発色型複写帳票である。
そして複写帳票の上葉紙1をOCR用紙12としたり、
また中葉紙2を領収用紙13とする。更に中葉紙2、下
葉紙3それぞれのノーカーボン複写(感圧複写)発色を
異なる色とするものである。
(実施例) 本考案による帳票の構成は、第3図に示すように上葉紙
1、下葉紙3の間に1ないし2枚以上の中葉紙2が入
り、各々の用紙間にノーカーボン複写(感圧複写)処理
が施され、中葉紙2、下葉紙3の表面に接する上側の用
紙、すなわち上葉紙1の裏面及び、中葉紙2の裏面に
も、発色効果を起こすような発色手段を施した、両面発
色機能のある複写帳票である。
さらに詳しく説明すると、上葉紙1の裏面への発色及
び、中葉紙2の裏面への発色は、それぞれこれに接触す
る中葉紙2の表面及び、下葉紙3の表面に施した発色処
理により発色するもので、裏面発色の効果は、所定の接
触面において所定の発色効果が得られ、所定以外の接触
関係にある場合には発色しないか、発色しても所定の色
にならないような上葉紙1、中葉紙2、下葉紙3の組合
せをもって構成された複写帳票である。
前記裏面発色をさせる最適な技術手段としては、第4図
に示すように、発色剤A5と顕色剤A6、発色剤B7と
顕色剤B8から成る2組のノーカーボン処理剤を用意
し、それぞれ別の組の発色剤A5と顕色剤B8、発色剤
B7と顕色剤A6を組合せて、相接する用紙に塗布する
方法がある。
塗布された層は、互いに別の組の薬剤であって、自己発
色型ノーカーボン複写紙のように単独に発色することは
ない。
発色剤A5と顕色剤B8、発色剤B7と顕色剤A6のそ
れぞれの混合層を形成した用紙を重ね合わせ、上部より
筆圧等を加えることにより、上、下層内の発色剤A5、
発色剤B7中のカプセルが破壊され、内部の染料が対向
する用紙上の顕色剤B8、顕色剤A6に吸着され、両面
が同時に発色する。
この場合、発色剤A5、発色剤B7のカプセル内に封入
する染料の色相を変えることにより、互いの用紙に発色
される記事の色を変えることも可能である。
また、両面発色を得るための別な方法としては、第5図
に示すように、ノーカーボン複写紙の中葉紙2の表面及
び下葉紙3の表面に、印刷等の手段で別の顕色層11を
設け、筆圧等により発色した顕色剤の一部を、上葉紙1
の裏面及び中葉紙2の裏面に転写させる裏移り効果によ
って発色させる方法である。図中9はノーカーボン複写
紙の発色剤、10は顕色剤である。
この場合、中葉紙2及び下葉紙3の表面に設けられる顕
色剤11は、転移性の高い性質の付与された顕色剤が選
定される。
上葉紙1、中葉紙2、下葉紙3に対する改ざん手段とし
ては、いくつかの方法が考えられるが、次に本考案が不
正改ざんに対し極めて有効である事例をあげる。
その一例として、中葉紙2表面への不正記入の目的で、
上葉紙1、中葉紙2の間に白紙等を挿入して両者間の複
写関係を断ち、それぞれ別の事項を記入した場合には、
上葉紙1の裏面に発色効果が認められず、上葉紙1の受
領者は、中葉紙2表面の不正を直ちに察知でき、かつ、
中葉紙2の裏面には発色しているので、中葉紙2表面に
不正記入しても、表裏の記入事項が相違し、この点から
も不正は発覚する。
また別の改ざん事例として、前記同様の不正目的におい
て、上葉紙1と中葉紙2の発色剤の色を違うものにして
おけば、複写記入前に中葉紙2を上葉紙1、下葉紙3か
ら切り離した場合に、上葉紙1の裏面と下葉紙3の表面
が合うことになり、上葉紙1の裏面及び下葉紙3表面に
発色しないか、或いは発色が所定のとおりにならない事
項により不正が発覚する。
また更に別の改ざん事例として、上葉紙1表面より、鉄
筆等の上葉紙1表面上に記事を残さない手段により、中
葉紙2、下葉紙3に記入した後、上葉紙1を中葉紙2、
下葉紙3と切離して上葉紙1表面に不正記入した場合に
は、上葉紙1裏面の発色記事と上葉紙1表面の記入事項
が異なり、この帳票の受領者は直ちにその不正を察知で
きる。
本考案の改ざん防止用両面発色型複写帳票は、このよう
に複写帳票の上葉紙1、中葉紙2の裏面にも複写関係を
保有することにより、複写帳票の改ざん防止に寄与する
ものであり、例えば、両面発色の点において類似する上
葉紙1、中葉紙2に自己発色型用紙を使用した、従来品
の改ざん防止帳票に対し、本考案の方法では、上葉紙1
と中葉紙2、中葉紙2と下葉紙3間における接触表面の
相関関係により両面発色を得、これによって帳票の改ざ
んを防止するもので、従来品にない全く新規な帳票の改
ざん防止方法である。
本考案にもとずく実施例を次に示す。
第6図は請求項2項に示す例で、OCR用紙12を上葉
紙として使用した例である。
第7図は請求項第3項の例で、中葉紙を領収用紙13と
した例である。
第8図は請求項4項の例で、各用紙の発色を変えた例で
ある。この場合、中葉紙2を除外して上葉紙1の表面か
ら記入すると、下葉紙3は所定の色に発色せず、帳票改
ざんは容易に感知される。図中10は顕色剤14は黒色
ノーカーボン(感圧複写)発色剤、15は青色ノーカー
ボン(感圧複写)発色剤。
(考案の効果) 本考案によれば、上葉紙1、中葉紙2の裏面にも複写が
できるようにしたもので、上葉紙1と中葉紙2、中葉紙
2と下葉紙3間における接触表面の相関関係により両面
発色を得、上葉紙1、中葉紙2の裏面の発色効果により
不正改ざんを極めて有効に発見できる。
したがって、記入者の不正をすぐ感知することができる
という特徴がある。
そして本考案の複写帳票は上葉紙1をOCR用紙として
使用したり中葉紙2を領収用紙として使用することがで
き、また中葉紙2、下葉紙3それぞれのノーカーボン複
写発色を異なる発色とすることができ、これによって、
中葉紙2を除外して上葉紙1の表面から記入すると下葉
紙3は所定の色に発色せず、帳票改ざんは容易に感知さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来品の帳票の例を示す斜視図。
第3図は、本考案の帳票構成を示す斜視図。第4図は、
2組の発色剤A5と顕色剤A6及び発色剤B7と顕色剤
B8の組み合わせ(矢印方向の相関関係)により、両面
発色の機能を示す原理図。第5図は、印刷等の手段によ
って形成された顕色層11の一部が発色時に上部(矢印
の方向)に転移する状態を示す原理図。第6図は、請求
項第2項の実施例を示す斜視図。第7図は、請求項第3
項の実施例を示す斜視図。第8図は、請求項第4項の実
施例を示す原理図。 1…上葉紙、2…中葉紙、3…下葉紙、 4…接着部、5…発色剤A、6…顕色剤A、 7…発色剤B、8…顕色剤B、9…発色剤、 10…顕色剤、 11…印刷等の手段によって形成された顕色層、 12…OCR用紙、13…領収用紙、 14…黒色ノーカーボン(感圧複写)発色剤、 15…青色ノーカーボン(感圧複写)発色剤、 16…ミシン目

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上葉紙1と下葉紙3との間に1ないし2枚
    以上の中葉紙2をはさんで重ね合わせ、少なくともその
    一辺を糊付等の方法で固定し、ノーカーボン複写(感圧
    複写)方式により複写機能を保有させた複写帳票におい
    て、上葉紙1の表面からの記入による筆圧あるいは機械
    印字等で上葉紙1と中葉紙2及び中葉紙2と下葉紙3の
    相接する両面に同時発色する発色手段を施してなる改ざ
    ん防止用両面発色型複写帳票。
  2. 【請求項2】上葉紙1をOCR用紙12とした請求項第
    1項記載の改ざん防止用両面発色型複写帳票。
  3. 【請求項3】中葉紙2を領収用紙13とした請求項第1
    項記載の改ざん防止用両面発色型複写帳票。
  4. 【請求項4】中葉紙2、下葉紙3それぞれのノーカーボ
    ン複写(感圧複写)発色を異なる発色にした請求項第1
    項記載の改ざん防止用両面発色型複写帳票。
JP1988052744U 1988-04-21 1988-04-21 改ざん防止用両面発色型複写帳票 Expired - Lifetime JPH0620624Y2 (ja)

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