JPH06207123A - コーティング組成物及び迅速作業可能な表面をもつコーティングを得る際のその使用 - Google Patents

コーティング組成物及び迅速作業可能な表面をもつコーティングを得る際のその使用

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JPH06207123A
JPH06207123A JP5187898A JP18789893A JPH06207123A JP H06207123 A JPH06207123 A JP H06207123A JP 5187898 A JP5187898 A JP 5187898A JP 18789893 A JP18789893 A JP 18789893A JP H06207123 A JPH06207123 A JP H06207123A
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acid
weight
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JP5187898A
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Stefan Drueeke
シユテフアン・ドリユエケ
Carmen Flosbach
カルメン・フロスバハ
Walter Schubert
ヴアルター・シユーベルト
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Herberts GmbH
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ポリイソシアネートなしに配合することがで
き、かつパーオキサイドを必要としないコーティング組
成物の提供。 【構成】 A) 橋かけ剤として平均少なくとも2つの
CH−Oをもつ1化合物10〜80重量%、 B) 少なくとも2つの同一か又は異なった一般式R1
2C=CR3−CO−(このものは2価又は多価アルコ
ール、ジ−又はポリアミン又はアミノアルコールの残基
によって結合され、式中R1、R2及びR3はそれの基を
もつα,β−不飽和化合物10〜80重量%、 C) 1ラジカル又はイオン重合可能な化合物0〜50
重量%、 D) ルイス又はブレンステッド塩基の形態の触媒(た
だし後者の共役酸は少なくとも10のpKA値を有す
る)0.01〜5重量%(成分A)、B)及びC)の重
量の合計に対して)、 E) 1光開始剤0.1〜10重量%、を含有するコー
ティング組成物。 このコーティング組成物は、迅速硬化性の表面をもつコ
ーティングを得る際使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、迅速作業可能な表面を
もつコーティングを生じるコーティング組成配合物に関
する。これら配合物は、透明及び上塗りラッカーのため
の配合物として特に適している。
【0002】
【従来の技術】CH−酸化合物及びオレフィン系不飽和
化合物をベースとするコーティング組成物が知られてい
る。例えば、前記の成分を含有する2成分ラッカーは、
EP−A−O 224 158に記載されている。これら
の2成分ラッカーは熱硬化性である。この硬化反応は、
ルイス及び(又は)ブレンステッド塩基が触媒となる。
EP−A−O 227 454においては、アセトアセテ
ートポリマーがアクリロイル−不飽和アクリレートのた
めの橋かけ剤として記載されている。前記の系は、種々
のコーティングを得るのに適している。
【0003】コーティング、特に自動車部門における多
層コーティングを得る際には、塗装ブース中自動車の車
体のできるだけ短い滞留時間を達成するために表面が迅
速に硬化性である層を形成させることが必要であること
が多い。
【0004】迅速硬化は、不飽和成分を含有するコーテ
ィング組成物のUV照射により既知の方式で達成され
る。このアプローチの1つの不利な点は、比較的厚い層
中又はUV光が到達しない隠された領域中不透明顔料添
加系の場合の不充分な橋かけである。これらの不利な点
は、いわゆる2重硬化系の使用によよって克服すること
ができる。
【0005】このような層を得るためにいわゆる二重硬
化系を使用することが文献中知られており、この系は初
めUV放射線によって硬化され、その後に普通加熱によ
って徹底的に硬化されることができる。このような系は
EP−A−O 247 563に記載されている。これ
は、少なくとも2つの(メタ)アクリレート基をもつ放
射線硬化性オリゴマー、OH官能ポリマー、ポリイソシ
アネート、光安定剤及び光開始剤よりなる2成分系であ
る。ポリイソシアネートは毒性の問題がなくはない。E
P−A−O 245 639は、不透明顔料を含有する安
定、引掻抵抗性及び溶剤抵抗性のコーティングを得るこ
とを記載している。不飽和ポリエステルの外に、この系
は硝酸セルロース、顔料、ハイドロパーオキサイド、ド
ライヤー及び光開始剤を含有する;この方法においては
パーオキサイドの使用は付随するリスクを有している。
この系の比較的厚い層でさえ放射線硬化性であることが
意図されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、毒性
が問題であるポリイソシアネートなしに配合することが
でき、かつパーオキサイドを必要としない、迅速作業官
能な表面をもつコーティングが得られるコーティング組
成物を提供することである。機械的及び化学的に安定な
表面を達成することが意図されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、次の成分を
含有するコーティング組成物によって達成することがで
きることが見出された。 A) 橋かけ剤として平均少なくとも2つのCH−酸水
素原子をもつ1種又はそれ以上の化合物10〜80重量
%、 B) 少なくとも2つの同一又は異なった一般式 R12C=CR3−CO− (これは2価もしくは多価アルコール、ジ−もしくはポ
リアミン又はアミノアルコールの残基によって結合され
ており、式中R1、R2及びR3は互いに独立して水素原
子又は1〜10の炭素原子をもつ直鎖もしくは枝分れ残
基であり、この残基はオレフィン系モノ−もしくはポリ
不飽和であってよく、そして(又は)1つもしくはそれ
以上のヒドロキシル基を有していてよい)の基をもつ1
種又はそれ以上のα,β−不飽和化合物10〜80重量
%、 C) 1種又はそれ以上のラジカル又はイオン重合可能
な化合物0〜50重量%、 D) 1種又はそれ以上のルイス又はブレンステッド塩
基(ただし後者の共役酸は少なくとも10のpKA値を
有する)の形態の触媒0.01〜5重量%(成分A)、
B)及びC)の重量の合計に対して)、 E) 1種又はそれ以上の光開始剤0.1〜10重量%
(成分A)、B)及びC)の重量の合計に対して)、場
合によっては並びに顔料及び(又は)エキステンダー、
場合によっては並びにラッカーにおいて慣用の補助物質
及び添加剤及び場合によっては、1種又はそれ以上の有
機溶剤及び(又は)水。
【0008】本発明によれば、本発明によるコーティン
グ組成物中成分A)として使用されるCH−酸橋かけ剤
は、少なくとも2つのCH−酸水素原子を含有するもの
である。これらは、例えば同一であるか又は異なってい
てよい次のグルーピング
【化2】 1、W2及びW3について上に定義されたカルボキシル
又はカルボンアミド基は各々炭素原子を経てCH基に結
合し、そしてCH基は残基W1、W2及び(又は)W3
少なくとも1つを経てポリマー又はオリゴマー単位に結
合している)の1つ又はそれ以上から由来する。成分
A)のCH−酸官能度は、分子あたり平均≧2である。
したがって、上の一般式中W3が水素原子を意味する場
合には、この基が2つの酸水素原子を有するのでこのよ
うな基で充分である。
【0009】上述したように、成分A)のCH−酸官能
度は平均≧2である。このことは、1官能性分子も高級
官能性分子と混合して使用することができることを意味
する。
【0010】一級、二級又は三級アミノ基は、保存安定
性及び光安定性に負の影響を有する可能性があるので、
これらを実質的に含まないCH−酸橋かけ剤化合物が好
ましい。
【0011】上の一般式にはいるCH−酸橋かけ化合物
Aの例を下に列記する。これらの例は、下で3つの群A
1、A2及びA3に細分される。
【0012】A1群においては、型
【化3】 の活性H原子をもつ、平均少なくとも2つの基が各分子
中に含まれ、この基はメタントリカルボン酸モノアミド
単位又はアセト酢酸エステル−2−カルボン酸アミドか
ら誘導される。
【0013】適当な化合物A1は、例えば、マロン酸ジ
エステル、例えばジメチル、ジエチル、ジブチル、ジペ
ンチルマロネート、又はアセト酢酸エステル、例えばメ
チル、エチル、ブチルもしくはペンチルアセトアセテー
トとポリイソシアネートとの反応生成物である。
【0014】この目的に使用可能なポリイソシアネート
の例は、少なくとも2つのイソシアネート基をもつ脂肪
族、シクロ脂肪族又は芳香族ポリイソシアネート、例え
ば、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,12−ドデカンジイソシアネ
ート、シクロヘキサン−1,3及び−1,4ジイソシアネ
ート、1−シアナート−3,3,5−トリメチル−5−イ
ソシアナート−メチルシクロヘキサン(=イソフォロン
ジイソシアネート、IPDI)、パーヒドロ−2,4′
−及び(もしくは)−4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、1,3−及び1,4−フェニレンジイソシ
アネート、2,4−及び2,6−トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−2,4′及び(もしくは)−4,
4′−ジイソシアネート、3,2′−及び(もしくは)
3,4−ジイソシアナート−4−メチル−ジフェニルメ
タン、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、トリフ
ェニルメタン−4,4′−4″トリイソシアネート、テ
トラメチルキシレンジイソシアネート又はこれらの化合
物の混合物である。
【0015】これらの単純なイソシアネートは別とし
て、イソシアネート基に結合する残基中ヘテロ原子を含
有するようなイソシアネートも適当である。これらの例
は、カルボジイミド基、アロファネート基、イソシアヌ
レート基、ウレタン基、アシル化尿素基及びビウレット
基を有するポリイソシアネートである。
【0016】この反応に特によく適しているのは、主に
ラッカーを得る際使用される既知のポリイソシアネー
ト、例えば、過剰のIPDIの分子量範囲62〜300
の単純な多価アルコールとの、特にトリメチロールプロ
パンとの反応によって得ることができるような、ビウレ
ット、イソシアヌレート又はウレタン基を有する上述し
た単純なポリイソシアネートの修飾生成物、特にトリス
−(6−イソシアナートヘキシル)−ビウレット又はウ
レタン基をもつ低分子量ポリイソシアネートである。当
然、上述したポリイソシアネートのいずれかの所望の混
合物も橋かけ成分A1を得るのに使用してよい。
【0017】別の適当なポリイソシアネートは、上述し
た単純なポリイソシアネート、主にジイソシアネート
の、少なくとも2つのイソシアネート基と反応すること
ができる有機化合物の亜化学量論的量との反応によって
特に入手できるような、末端イソシアネート基を有する
既知のプレポリマーである。この目的に使用される化合
物は、数平均分子量300〜10,000、好ましくは
400〜6,000をもつ、少なくとも2つのアミノ基
及び(又は)ヒドロキシル基を有するいずれかのこのよ
うな化合物であることが好ましい。好ましく使用される
のは、対応するポリヒドロキシル化合物、例えば、ヒド
ロキシポリエステル、ヒドロキシポリエーテル及び(又
は)それ自身ポリウレタン化学において知られているヒ
ドロキシル基を有するアクリレート樹脂である。
【0018】これらの既知のプレポリマーにおいては、
イソシアネート基対NCOと反応性の水素原子の比は、
1.05〜10:1、好ましくは1.1〜3:1であり、
この場合水素原子は好ましくはヒドロキシル基から由来
する。
【0019】NCOプレポリマーを得る際使用される出
発材料の型及び量比は、NCOプレポリマーがa)2〜
4、好ましくは2〜3の平均官能度及びb)500〜1
0,000、好ましくは800〜4,000g/モルの数
平均分子量を有するように選択されることが更に好まし
い。
【0020】しかし、適当な化合物A1は又、マロン酸
の多価アルコールのエステル及び部分エステルのモノイ
ソシアネートとの反応生成物である。多価アルコール
は、例えば、2〜5価アルコール、例えばエタンジオー
ル、種々のプロパン−、ブタン−、ペンタン−及びヘキ
サンジオール、ポリエチレン及びポリプロピレンジオー
ル、グリセロール、トリメチロールエタン及び−プロパ
ン、ペンタエリスリトール、ヘキサントリオール及びソ
ルビトールである。適当なモノイソシアネートは、例え
ば、n−ブチルイソシアネート、オクタデシルイソシア
ネート等の脂肪族イソシアネート、シクロヘキシルイソ
シアネート等のシクロ脂肪族イソシアネート、ベンジル
イソシアネート等の芳香族脂肪族イソシアネート又はフ
ェニルイソシアネート等の芳香族イソシアネートであ
る。
【0021】アクリル系樹脂、ポリエステル、ポリウレ
タン、ポリエーテル、ポリエステルアミド及びイミドの
対応するマロン酸エステル及びアセト酢酸エステル、並
びに(又は)マロン酸セミエステル、例えばマロン酸モ
ノエチルエステルの脂肪族及び芳香族エポキシ樹脂、例
えばエポキシ基を含有するアクリレート樹脂との反応生
成物、ポリオール、例えばヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、ジフェニルプロパン及び−メタンのグ
リシジルエーテル、並びにグリシジル基を含有するヒダ
ントイン、並びにこれらの化合物の混合物も適当であ
る。
【0022】次の群A2の例は、活性CH基をもつ適当
な硬化成分を示し、この成分は、少なくとも2つの式
(I)
【化4】 の基又は式(I′)もしくは(I″)
【化5】 の構造単位 〔式中Kは−CO−又は−CO−O−(ただし後者の基
は、C原子を経てCH基に結合している)を意味し;X
及びYは、同一か又は異なっていて、R1−CO−、−
CO21、−CN、−NO2、−CONH2、−CONR
1H又は−CONR11(ただし、残基R1は、同一か又
は異なっていて、炭化水素残基、好ましくは1〜12、
好ましくは1〜6のC原子をもつアルキル残基を表わ
し、この残基は、酸素又はN−アルキル残基によって中
断されていてよい)であるが、ただし2つの残基X、Y
のうち1つのみがNO2基を表わすことができる;K′
は−CO−又は−CO−O−(ただし後者の基は、C原
子を経てCH基に結合している)を意味し;X′及び
Y′は、同一か又は異なっていて、−CO−O−又は−
CO−N<を意味するが、ただしK′及びX′が同時に
−CO−O−を意味する場合には、残基Y′は−CO−
N<を意味しない〕を含有する。
【0023】本発明による硬化剤中(I)基の数は、好
ましくは2〜200、そして特に2〜10であり、ここ
で高い方の数はオリゴマー又はポリマーをいい、この場
合混合物が存在していてよいので、数は平均数である。
【0024】本発明によって使用可能な硬化成分A2
は、好ましくは式(II)
【化6】 〔式中X、Y及びKは上の意味を有し、R2はポリオー
ルR2(OH)n(ただしK=−CO−O−の残基又はポリ
カルボン酸R2(COOH)n(ただしK=−CO−の残基
2を表わし、そしてnは、少なくとも2、好ましくは
2〜200、特に2〜10を意味する〕を有する。
【0025】又式(III)又は式(IV)
【化7】 の化合物のポリオールR2(OH)nとのエステル交換によ
って得られる基A2の範囲内の硬化化合物も好ましい。
【0026】上述したポリオールR2(OH)nは、好まし
くは2〜12、特に2〜6のC原子を有する多価アルコ
ールであってよい。このようなポリオールの例は次のと
おりである。
【0027】エチレングリコール、(1,2)−及び
(1,3)−プロピレングリコール、(1,4)−及び
(2,3)−ブチレングリコール、ジ−β−ヒドロキシ
エチルブタンジオール、(1,6)−ヘキサンジオー
ル、(1,8)−オクタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、(1,6)−シクロヘキサンジオール、1,4−
ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、2,2
−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパ
ン、2,2−ビス−(4−(β−ヒドロキシエトキシ)
フェニル−プロパン、2−メチル−1,3−プロパンジ
オール、グリセロール、トリメチロールプロパン、
(1,2,6)−ヘキサントリオール、(1,2,4)−ブ
タントリオール、トリス−(β−ヒドロキシエチル)−
イソシアヌレート、トリメチロールエタン、ペンタエリ
スリトール及びそれらのヒドロキシアルキル化生成物、
並びにジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ジブチレングリコー
ル、ポリブチレングリコール及びキシリレングリコー
ル。ラクトン、例えばε−カプロラクトン又はヒドロキ
シカルボン酸、例えばヒドロキシピヴァル酸、ω−ヒド
ロキシデカン酸、ω−ヒドロキシカプロン酸、チオグリ
コール酸から、又はそれらを用いて得られるポリエステ
ルも使用することができる。このような多価アルコール
においては、上の式(II)中係数nは、好ましくは2〜4
を表わす。
【0028】別法として、ポリオールはオリゴマー又は
ポリマーのポリオール化合物(ポリオール樹脂)であっ
てよく、その数平均分子量(ゲルクロマトグラフィーに
より決定ポリスチレン標準)は、普通約170〜約1
0,000、好ましくは約500〜約5,000の範囲で
ある。しかし、特殊な場合には、数平均分子量は、1
0,000以上であってよい。ポリマー、ポリ縮合体又
はポリ付加化合物は、ここではオリゴマー/ポリマーと
考えてよい。ヒドロキシル価は、一般に30〜250、
好ましくは45〜200、そして特に50〜180mg
KOH/gである。OH基を含有する化合物は、場合に
よっては別の可能基、例えばカルボキシル基を含有して
いてよい。
【0029】このようなポリオールの例は、ポリエーテ
ルポリオール、ポリアセタールポリオール、ポリエステ
ルアミドポリオール、ポリアミドポリオール、エポキシ
樹脂ポリオール又はそれらのCO2との反応生成物、フ
ェノール系樹脂ポリオール、ポリ尿素ポリオール、ポリ
ウレタンポリオール、セルロースエステル及びエーテル
ポリオール、部分けん化ビニルエステルホモ−及びコポ
リマー、部分アセタール化ポリビニルアルコール、ポリ
カーボネートポリオール、ポリエステルポリオール又は
アクリレート樹脂ポリオールである。ポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオール、アクリレート樹脂及
びポリウレタンポリオールが好ましい。このようなポリ
オールは、混合して使用してもよく、例えば、DE−O
S 3124 784に記載されている。
【0030】ポリウレタンポリオールの例は、ジ−及び
ポリイソシアネートの過剰のジオール及び(又は)ポリ
オールとの反応によって得られる。適当なイソシアネー
トは、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
フォロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、並びにジイソシアネート、例えばヘキサメチレンジ
イソシアネート又はイソフォロンジイソシアネート、3
モルから生成するイソシアヌレート及びジイソシアネー
ト3モルの水1モルとの反応から得られるビウレットで
ある。適当なポリ尿素ポリオールは、ジ−及びポリイソ
シアネートの当量のアミノアルコール、例えばエタノー
ルアミン又はジエタノールアミンとの反応によって同様
にして得ることができる。
【0031】ポリエステルポリオールの例は、ジ−及び
ポリカルボン酸又はそれらの無水物、例えば無水フタル
酸、アジピン酸等、並びにポリオール、例えばエチレン
グリコール、トリメチロールプロパン、グリセロール等
から製造される既知のポリ縮合体である。
【0032】適当なポリアミドポリオールは、ポリオー
ルをポリアミン、例えばイソフォロンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、ジエチレントリアミン等で少なくと
も部分的に置き換えることにより、ポリエステルと同様
にして得ることができる。
【0033】ポリアクリレートポリオール又はOH基を
含有するポリビニル化合物の例は、ヒドロキシル基を含
有する(メタ)アクリル酸エステル又はビニルアルコー
ル及び他のビニル化合物、例えばスチレン又は(メタ)
アクリル酸エステルから製造される既知のコポリマーで
ある。
【0034】上のポリカルボン酸R2(CO2H)nは、こ
こではnが好ましくは2〜4であり、脂肪族、シクロ脂
肪族、芳香族及び(又は)異項環性のものであり、そし
て場合によっては、例えばハロゲン原子で置換及び(又
は)飽和されていてよい。次のものは、このようなカル
ボン酸及びそれらの誘導体の例として記述される:コハ
ク酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメ
リット酸、ピロメリット酸、テトラヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、ジ−及びテトラクロロフタル酸、
エンドメチレンテトラヒドロフタル酸及びそのヘキサク
ロロ誘導体、1,4−及び1,3−シクロヘキサンジカル
ボン酸、グルタール酸、マレイン酸、フマル酸、ダイマ
ー及びトリマーの脂肪酸、例えば場合によってはモノマ
ー脂肪酸又は環状モノカルボン酸、例えば安息香酸、p
−三級−ブチル安息香酸又はヘキサヒドロ安息香酸と混
合されているオレイン酸。更に上述したポリオールR
2(OH)nの環状カルボン酸無水物との反応生成物。
【0035】本発明によって使用することができる硬化
成分A2の場合には、ポリオール又はポリカルボン酸成
分の型次第で、高もしくは低粘度液体又は固体が問題で
あり、これは少なくとも慣用のラッカー溶剤に大部分可
溶性であり、そして好ましくは5重量%未満、特に1重
量%未満の橋かけ成分を含有する。CH当量は、(A
2)中基(I)又は構造単位(I′)/(II′)の量を
示すものであるが、一般に100〜5,000、好まし
くは200〜2,000であり、そして数平均分子量Mn
は、原則として200〜10,000、好ましくは50
0〜5,000(ゲルクロマトグラフィーにより決定;
ポリスチレン標準)である。前記の化合物の製法は、E
P−A−O 310 011に更に詳細記載されている。
【0036】本発明によって使用可能な硬化剤成分の別
の例は、CHグルーピングがグルーピング−CO−CH
3−CO−、NC−CHR3−CO−、NC−CH2
CN、=PO−CHR3−CO−、=PO−CHR3−C
N、=PO−CHR3−PO=、−CO−CHR3−NO
2(ただしR3はC1〜C8アルキル、H、好ましくは水素
である)をもつ化合物から誘導される型A3のものであ
る。β−ジオキソ化合物が好ましい。
【0037】上のA3グルーピングは、少なくとも1つ
の多価モノマー又はポリマー化合物に結合されていてよ
い。それらは、例えば、1価又は多価アルコール、OH
基を含有するポリマー、ポリアミン及びポリメルカプタ
ンの群からの少なくとも1つの化合物に結合されていて
よい。これらの化合物は、CH官能基に関して多価であ
る。即ちそれらは、例えば、ポリエポキサイドのこのグ
ルーピングを形成する−CHカルボン酸、例えばシアノ
酢酸によるエステル化によって得ることができる。この
ようにして、エポキシ基あたり2つの活性H原子をもつ
成分A3が得られる。この場合芳香族又は脂肪族ポリエ
ポキサイドを使用することができる。
【0038】型A3の化合物の適当な例は、ケトン、例
えばアセチルアセトン、ベンゾイルアセトン、アセチル
ジベンゾイルメタン、並びに場合によってはアルキルで
置換されているアセト酢酸、例えばα−及び(又は)γ
−メチルアセト酢酸、又はアセトンジカルボン酸、マロ
ン酸及び直鎖又は枝分れの、アルキル残基中1〜3のC
原子をもつそのモノアルキル、例えばメチル、エチル及
びn−ブチル(又はフェニルも)誘導体のエステル型結
合をもつマロン酸単位、又はシアノ酢酸の1〜10のC
原子をもつ1価〜6価アルコールとのエステルである。
アルキル置換されたエステル、例えばα−メチル又は
α,γ−ジメチルアセト酢酸エステルは、1つの活性H
原子をもつのみであり、したがつて利用できる充分な数
の反応性の基を持つために多価アルコールのジ−又はポ
リエステルの形態で使用されることが好ましい。上の酸
のエステル化のために適当なアルコールは、例えば、メ
タノール、エタノール、オクタノール及び(又は、これ
が好ましいが)多価アルコール又はポリヒドロキシ化合
物である。A3の別の例は、例えば、アセト酢酸エステ
ル、エタンジオールビスアセト酢酸エステル、グリセロ
ールトリス−マロン酸エステル、トリメチロールプロパ
ントリス−アセト酢酸エステル、これらの酸の多価アル
コールとの部分エステル、並びにアクリル系樹脂の対応
するエステル、OH基を含有するポリエステル、ポリエ
ーテル、ポリエステルアミド及びイミド、ポリヒドロキ
シアミン、並びにこれらの酸のニトリル(それらが存在
するかぎり)、例えばマロン酸モノ−又はジニトリル、
アルコキシカルボニル−メタンフォスフォン酸エステル
及び対応するビス−メタンフォスフォン酸エステルであ
る。上述した酸は、アミドの形態でアミン、好ましくは
ポリアミンに結合されていてもよく、ポリアミンはアミ
ン樹脂を含むオリゴマー及び(又は)ポリマーを包含
し、この場合脂肪族アミンが好ましい。
【0039】ポリアミンが出発材料である場合には、化
合物A3はアミドの形態で得ることができる。即ち、例
えば、アルケンジアミン1モルから出発し、これをアセ
ト酢酸エステル2モルと反応させて同じくアミド基によ
り活性化されている4つのH原子を有する化合物を形成
させることが可能である。
【0040】反応性ニトロ化合物、例えばトリス−(ニ
トロ酢酸)−グリセロールエステル又はトリメチロール
プロパン−ニトロ酢酸エステル等のニトロ酢酸誘導体
は、A3に適当な化合物である。
【0041】型−CH−の群を形成するA3のための化
合物のうち、ジケトン及びそのモノ−α−アルキル置換
生成物、並びにテトラヒドロジオキシンが挙げられるべ
きであり、これは適当な成分と反応してアセト酢酸エス
テル又はアミド群を形成することができる。
【0042】硬化剤成分Aは慣用の溶剤中で得ることが
できる。後でコーティング組成物を得ることを中断させ
ない溶剤を使用することが好都合である。有機溶剤の含
量をなるべく低くすることも好都合である。硬化剤成分
Aが極性基、例えばアミド又はウレタングルーピングを
含有する場合には、容易に水に分散させることができ
る。このことは、場合によってはオリゴマー又はポリマ
ー骨格中中和可能なイオン性基を含有する橋かけ成分に
よって促進させてもよい。イオン性基をもつこのような
橋かけ剤は、容易に水に分散させることができる。この
ようにして、橋かけ剤溶液の粘度を実質的に増大させる
ことなしに低レベルまで有機溶剤の含量を低下させるこ
とができる。
【0043】本発明によるバインダー組成物は、粘度を
調節するために反応性希釈剤として2−アセトアセトキ
シ−エチルメタクリレートも含有することができる。本
発明によるバインダー組成物中別のバインダー成分B)
として、一般式(V)R12C=CR3−CO−(式中
1、R2及びR3は、特許請求の範囲中定義されたとお
りである)の少なくとも2つの不飽和の基を有する化合
物が使用される。これらの基は、短鎖又は長鎖残基、2
価もしくは多価アルコール、ジ−もしくはポリアミン又
はアミノアルコールのオリゴマー及び(又は)ポリマー
(ただしこれらのオリゴマー及びポリマーは、例えば1
00〜10,000g/モルの数平均分子量Mnを有して
いてよい)を経て結合されていてよい。考慮されてよい
オリゴマー及びポリマーは、例えば2つ又はそれ以上の
ヒドロキシル基を含有する飽和及び(又は)不飽和ポリ
エーテル、ポリエステル又はポリウレタン、例えばマレ
イン酸、フタル酸及びジオールをベースとするもの、ヒ
ドロキシル基を含有するアクリル系樹脂、場合によって
はヒドロキシル基を含有する、脂肪族又は好ましくは芳
香族エポキシ樹脂、例えばジフェニロールプロパン及び
(又は)ジフェニロールメタンをベースとするもの、ヒ
ダントイン及び(又は)アミン樹脂である。一般式
(V)の残基は、例えばグリシジル(メタ)アクリレー
トの酸官能性ポリエーテル、ポリエステル、ポリウレタ
ンアクリレート、ポリ(メタ)アクリレートからのカル
ボキシル基との反応により、又はエポキシ樹脂エポキシ
基へのアクリル酸又はメタクリル酸又はそれらの誘導体
の付加により、又はポリオールヒドロキシル基のエステ
ル化により、ここではエステル型結合と結合することが
できる。適当な多価アルコールは、例えば2〜8の炭素
原子をもつアルカンジオール及びトリオール、例えばエ
タンジオール、種々のプロパン、ブタン、ヘキサン及び
オクタンジオール、又はそれらの同族体、対応するオリ
ゴマーエーテル、並びにグリセロール、トリメチロール
プロパン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトー
ル、ジペンタエリスリトール、ソルビトール及びポリビ
ニルアルコール、並びにエトキシル化及びプロポキシル
化変異体である。
【0044】一般式(V)の基は、NH基及び(又は)
OH基を経て少なくとも2つのNH基又は少なくとも1
つのNH基及び少なくとも1つのOH基をもつポリアミ
ンに結合することができる。挙げることができる前記の
化合物のためのNH基を含有する出発化合物は、例え
ば、アルカンジアミン及びそれらのオリゴマー等、エチ
レンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリア
ミン、テトラミン及びこれらのアミンの高級同族体等の
ジ−及びポリアミン、並びにアミノアルコール、例えば
ジエタノールアミン等である。考えることができるアミ
ンは又、例えば多価アルコールのアミノカルボン酸エス
テルである。考えることができるNH基を含有する化合
物は、例えばアクリル酸又はメタクリル酸ポリアミド、
並びにポリウレタン、例えばポリウレタン基の形態でキ
ャップされているポリイソシアネート、例えばヒドロキ
シエチルアクリレートのポリイソシアネートとの反応に
よって得られるもの、アミン樹脂、例えばメトキシメラ
ミン、好ましくはヘキサメチロールメラミン、尿素樹脂
(ただし一般式(V)の残基が−CO−グルーピングに
よってアミドとしてこれらの化合物に結合されている)
である。これらのアミン化合物がOH基又はヒドロキシ
アルキル基を有する場合には、式(V)の残基がエステ
ル型結合によるか、又はエーテル基を経てこれらの化合
物に結合されていることも可能である。式(V)の残基
のエーテル結合のための出発材料は、不飽和酸、例えば
アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル又はヒドロキ
シアルキルアミドであることができる。
【0045】成分B)中一般式(V)の残基は、例えば
2〜10、好ましくは3〜6の炭素原子をもつモノ−又
はポリ不飽和モノカルボン酸、例えば珪皮酸、クロトン
酸、シトラコン酸、メサコン酸、ジヒドロレヴリン酸、
ソルビン酸、好ましくはアクリル酸及び(又は)メタク
リル酸から誘導されることができる。
【0046】化合物α−ジメチル−m−イソプロペニル
ベンゾイソシアネート(以後m−TMIと称する)のヒ
ドロキシ(メタ)アクリル系モノマーとのコポリマーか
ら製造される付加物を使用することも可能である。m−
TMIとの共重合のために使用することができるコモノ
マーは、例えばポリオールに関する説明において既に挙
げた慣用の(メタ)アクリル酸エステルである。m−T
MIコポリマーとの付加物形成の可能なヒドロキシ(メ
タ)アクリル系モノマーは、例えばヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート又はブタンジオールモノアクリレートであ
る。カプロラクトンへのヒドロキシエチルメタクリレー
トの付加生成物を使用することも可能である。
【0047】成分Bの例は、ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート及びジプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレートであり、トリ−及びテトラ官能性モノ
マーの例は、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート及びペンタエリスリトールトリ−又はテトラ
(メタ)アクリレート、並びにエトキシル化及びプロポ
キシル化変異体である。ここで使用される(メタ)アク
リレートなる用語は、アクリレート及び(又は)メタク
リレートを意味する。オリゴマー又はプレポリマーの例
は、(メタ)アクリル系官能性(メタ)アクリル系ポリ
マー、エポキシ樹脂(メタ)アクリレート、例えば(メ
タ)アクリル酸2モル及び市販のエポキシ樹脂、例えば
Epicote(登録商標)828から製造される反応生成
物、ポリエステル(メタ)アクリレート、アミン(メ
タ)アクリレート、不飽和ポリエステル、不飽和ポリウ
レタン、シリコーン(メタ)アクリレート又はそれらの
組合せである。
【0048】成分B)は溶剤を含有しなくてよいが、又
はその生産からの残留溶剤、例えば脂肪族及び(又は)
芳香族炭化水素を含有してよい。固形物含量は、例えば
蒸留等により、残留溶剤を除去するか、又はその後のコ
ーティング組成物の製造に必要であり、そして下に説明
される水又は溶剤の添加により、所望のレベルに調節す
ることができる。好ましくは成分A)の場合使用された
ものと同じ溶剤が使用される。
【0049】本発明によるコーティング組成物は、バイ
ンダー成分中成分C)として高エネルギー放射線によっ
て硬化可能な追加の材料も含有することができ、これは
モノマー、オリゴマー又はポリマーもしくはコポリマー
であってよい。それらは限定を受けない。それらはラジ
カル及びイオン重合性化合物であって共によい。ラジカ
ル重合性化合物が好ましく、この場合これらは又イオン
重合性化合物との混合物として存在することも都合よく
できる。
【0050】ラジカル重合性化合物の例は、慣用の放射
線硬化性化合物であり、これらは特に、1つ又はそれ以
上のオレフィン系二重結合をもつモノマー、オリゴマ
ー、ポリマー、コポリマー又はそれらの組合せ、例えば
アクリル酸及びメタクリル酸エステルをベースとするU
V硬化性ラッカー中使用される。モノ官能性モノマーの
例は、ブチル(メタ)アクリレート及びヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートである。ジ官能性モノマーの例
は、成分B)について例として上に列記されたジアクリ
レートである。
【0051】しかし、ビニル化合物もモノマーとして存
在していてよい。これらはモノ−及び(又は)ポリ官能
性モノマーであってよい。モノ官能性モノマーの例はヒ
ドロキシブチルビニルエーテルである。ポリ官能性モノ
マーの例はブタンジオールジビニルエーテル、シクロヘ
キサンジビニルエーテルである。
【0052】成分Dは、ルイス塩基又はブレンステッド
塩基の形態の触媒よりなり、その場合後者の共役酸は少
なくとも10のPKA値を有する。成分Dは、1種又は
それ以上の触媒よりなっていてよい。ルイス塩基、例え
ばジアザビシクロオクタン(DABCO)等のシクロ脂
肪族塩基、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、N
−メチルジエタノールアミン、N−メチルジイソプロピ
ルアミン等の三級脂肪族アミン、並びにジアザビシクロ
ウンデカン(OBU)等のアミジン及びN,′N′,
N′,N′−テトラメチルグアニジン等のグアニジンの
群からのものである。別の例は、アルキル又はアリール
置換フォスファン、例えばトリブチルフォスファン、ト
リフェニルフォスファン、トリス−p−トリルフォスフ
ァン、メチルジフェニルフォスファン、並びにヒドロキ
シ及びアミノ官能型フォスファン、例えばトリス−ヒド
ロキシメチルフォスファン及びトリス−ジメチルアミノ
エチルフォスファンである。
【0053】使用可能なブレンステッド塩基の例は、ア
ルコキサイド、例えばナトリウム又はカリウムエチレー
ト、四級アンモニウム化合物、例えばアルキル−、アリ
ール−又はベンジルアンモニウム水酸化物又はハロゲン
化物、例えばテトラエチル−又はテトラデチルアンモニ
ウムハイドロキサイド又はフルオライド、並びにトリア
ルキル又はトリアリールフォスフォニウム塩又は水酸化
物である。触媒の量は、成分A、B及びCの全固形物含
量に対して一般に0.01〜5重量%、好ましくは0.0
2〜2重量%である。
【0054】本発明によるコーティング組成物は、ラジ
カル及びイオン重合の場合に使用されるように、慣用の
光開始剤を成分Eとして含有する。例として、190〜
400nmの波長範囲内で吸収する開始剤が適当である。
【0055】使用可能なラジカル開始剤の例は、塩素を
含有する開始剤、例えばUS−A−4,089,815に
記載されている塩素含有芳香族化合物;US−A−4,
318,791又はEP−A−0 003 002及びE
P−A−0 161 163に記載されている芳香族ケト
ン;US−A−4,347,111に記載されているヒド
ロキシアルキルフェノン;例えばヒドロキシアルキルフ
ェノンをベースとし、US−A−4,602,097に記
載されている水溶性開始剤、不飽和開始剤、例えばOH
官能性芳香族化合物(これはUS−A−3,929,49
0、EP−A−0 143 201及びEP−A−0 3
41 560に記載されているように、アクリル酸でエ
ステル化されている);又は例えばUS−A−4,01
7,652に記載されているように、前記開始剤の組合
せである。
【0056】特定の例は、2−メチル−2−ヒドロキシ
−プロピオフェノン、ベンゾフェノン、チオキサソーン
誘導体、アシルフォスフィンオキサイド及びミヒラーケ
トンである。特に好ましい使用可能なラジカル開始剤
は、フォスフィンオキサイド及びフォスフィンオキサイ
ドの上述した他の慣用の開始剤との組合せである。
【0057】使用可能なカチオン開始剤は、一般式 (アリール)3+- (式中アリールはアリール残基、例えばフェニル残基を
表わし、Xはアニオン、例えばSbF6 -、PF6 -、As
6 -及びBF4 -である)のトリアリールスルフォニウム
塩(US−A−4,417,061、EP−A−0 32
7 194及びDE−A−2 904 626に記載)で
ある。カチオン開始剤の別の例は、例えば次の参考文
献:EP−A−0 464 131、US−A−4,42
1,904、EP−A−0 145 633、EP−A−
0 310 881、EP−A−0 310882(ヨー
ドニウム塩);DE−A−3 808 590及びDE−
A−3 808 591(ジアゾニウム塩)に記載されて
いるオキソニウム塩、ヨードニウム塩及びジアゾニウム
塩である。
【0058】これらの開始剤の外、例えばEP−A−0
094 915に記載されているメタロセンコンプレッ
クスも使用することができる。本発明によるバインダー
組成物は、いわゆる2成分系である。成分A、B、C及
びEはバインダー成分1として一緒に貯蔵され、そして
成分Dは硬化剤成分2として一緒に貯蔵される。このこ
とは、成分1及び2が別々に貯蔵され、例えばコーティ
ング組成物の生成において、使用前又は使用のため一緒
に混合されるのみであることを意味する。
【0059】本発明によるコーティング組成物配合物
は、樹脂及び硬化剤を含む、全固形物に対して80重量
%までの顔料及び(又は)エキステンダーを含有してよ
い。使用することができるエキステンダーは、例えば硫
酸バリウム等の硫酸塩、熱分解法シリカ(アエロシル)
等のシリカ、タルク等の珪酸塩である。
【0060】使用することができる顔料は、ラッカー中
慣用のものである。これらは、慣用の不透明無機又は有
機顔料、例えば二酸化チタン、ウルトラマリンブルー、
鉄酸化物及びフタロシアニンブルー、並びにエフェクト
顔料、例えば金属性フレーク顔料又は樹真珠粉顔料であ
る。場合によっては使用することができる別の補助物質
及び添加剤は、チキソトロピー剤、平滑化剤、つや消し
剤及び流れ調整剤である。
【0061】本発明によるコーティング組成配合物は、
有機溶剤及び(又は)水を含有してよい。コーティング
組成物、例えばラッカーを得るのに適当な有機溶剤は、
個々の成分A及びBを得る際にも使用することができる
ものである。このような溶剤の例は、有機溶剤、例えば
トルエン、キシレン等の脂肪族及び芳香族炭化水素、脂
肪族及び(又は)芳香族炭化水素の混合物、エステル、
エーテル及びアルコールである。これらは慣用のラッカ
ー溶剤である。水溶液も、本発明によるバインダーから
コーティング組成物の生成のため製造することができ
る。この目的に、ラッカー分野において慣例であるよう
に、適当なエマルジファィヤーを場合によっては使用し
てよい。
【0062】本発明によるバインダーから得られるコー
ティング組成物は、溶剤及び(又は)添加剤の添加の適
当な調節によって所望の施用粘度に調整してよい。使用
することができる別の補助物質及び添加剤は増感剤であ
る。これらは、好ましくはヘテロ原子を含むか又は含ま
ない有機芳香族化合物である。ヘテロ原子を含まない芳
香族増感剤の例は、アンスラセン及びペリレンである。
ヘテロ原子を含む芳香族感光剤の例は、チオキサンテン
誘導体、キサントン誘導体及びスルフォニウムコンプレ
ックス塩である。
【0063】成分1対成分2の量比、当量及び触媒の量
によって、コーティング組成物は、数分〜24時間のポ
ットライフに調節することができる。このようにして得
られたコーティング組成物の施用は、常法、例えばディ
ッピング、スプレーイング、ブラッシングによるか、又
は静電気的に進行することができる。その後、場合によ
っては存在する溶剤又は水は、加熱処理(例えば赤外放
射線又は熱風)によって気化される。
【0064】本発明による2成分コーティング組成物
は、施用及び場合によっては溶剤の蒸発の後、放射線で
硬化可能である。特に、それらはUV放射線又は電子ビ
ームを用いる照射によって硬化させるのに適している。
IR/UV照射又はIR/電子ビーム照射の組合せも適
している。使用することができる放射線源は、UV又は
電子ビームについて慣用のもの、例えば高又は中圧水銀
ランプである。比較的厚い層においては、その後、例え
ばミカエル付加によって数時間内に進行する。上記のと
おり、コーティングされる基材への施用の後、本発明に
よるコーティング組成物は、照射によって迅速に表面硬
化させることができる。例として2mmの深さまでの表面
層の硬化は、10分以内に可能である。このことは、例
えばサンディングにより、直ちに表面を処理することを
可能にする。
【0065】本発明によるコーティング組成物は、溶剤
なしにか又は少量の溶剤のみで配合することができると
いう利点を有している。更に、本発明によるコーティン
グ組成物は、毒性のある成分、例えばスチレンを含まな
いように配合することができる。
【0066】本発明によるコーティング組成物を成分D
なしに単一成分配合物として配合し、そして例えば10
0〜150℃の高温における熱後処理と共に放射線硬化
段階に従うことも当然可能である。本発明によるバイン
ダーの使用のため特に好ましい分野は、自動車の分野に
おけるラッカーコーティングの場合のコーティング組成
物の製造においてである。本発明によるバインダーから
得られるコーティング組成物の好都合が硬化条件のため
に、これらのコーティング組成物は、自動車補修用ラッ
カーとしても特に適している。
【0067】
【実施例】本発明は、次の実施例によって説明される。
部及び百分率(%)はすべて重量による。生成実施例1 アセト酢酸エステル官能型ポリエステルの生成(成分
A) 1a) ポリエステルの生成 トリメチロールプロパン336.7部、アジピン酸33
6.8部及びヘキサンジオール297部を、撹拌機、分
離器、温度計及び還流凝縮器をもつ2リットルの3頸フ
ラスコ中次亜燐酸5部と合する。混合物をメルト中18
0℃から230℃にゆっくり加熱し、水を分離する。2
0mg KOH/gの酸価に達するまで反応を継続する。
次にこの混合物を、水ジェット真空下凝縮して<1.5m
g KOH/gの酸価まで下げる。この時得られるポリエ
ステルは、466mg KOH/gのOH価及び3200m
Pa.sの粘度を有する。
【0068】1b) 1aからのポリエステルを基にし
たアセト酢酸官能型ポリエステルの生成 1aで得られたポリエステル1000部を、撹拌機、滴
下漏斗、分離器及び還流凝縮器を備えた4リットル3頸
フラスコ中に導入する。この樹脂にアセト酢酸エステル
850部及び98%ギ酸1.5部を添加し、この混合物
を130℃に加熱し、エタノールが分離される。全部で
留出液400部が分離されるまでこの樹脂を更に165
℃に加熱する。次に真空下すべての揮発成分を除去す
る。その時得られる98.1%の樹脂は、3100mPa.s
の粘度及び65ヘイズのカラー価を有する。
【0069】1c) トリメチロールプロパントリアセ
トアセテートの生成 撹拌機、還流凝縮器、温度計及び滴下漏斗をもつ4リッ
トルの3頸フラスコ中に、トリメチロールプロパン67
0部及びアセト酢酸エチルエステル1950部を導入す
る。エタノールが除かれるまで、この混合物を撹拌しな
がら加熱する。4時間後、留出液488gが得られた;
温度は175℃である。真空をかけ、全部で806gの
留出液が得られるまで蒸留を継続する。この時アセト酢
酸エステル官能成分1cは、96.5%の理論固形物含
量、172mPa.sの粘度及び131.6mg KOH/固体
樹脂gの酸価を有する。
【0070】実施例2 グラフトポリエステル樹脂2b(成分B): 2a) 不飽和ポリエステル樹脂 トリメチロールプロパン140.0部、ネオペンチルグ
リコール435.0部、1,6−ヘキサンジオール37
0.0g、並びに無水テトラヒドロフタル酸409.0
g、無水マレイン酸294.0部、無水フタル酸352.
0部及びハイドロキノン0.8部をはかって撹拌機、温
度計及び上部に水分離器をもつ蒸留カラムを備えた反応
容器中に入れる。キシレン160部を添加して後、混合
物を窒素雰囲気下に加熱する。195℃の最高温度にお
いて、酸価が30mg KOH/固体樹脂gになるまで系
から水を除去する。次にこの混合物を冷却し、蒸留カラ
ム蒸留ブリッジと置き換える。真空下120℃において
添加キシレンを留去する。最終値:固形物(1時間/1
50℃):99.3%、酸価29.2mg KOH/固体樹
脂g、粘度:高度に粘稠、カラー値(ガードナー):2
〜3
【0071】2b) グリシジルメタクリレートによる
1a)のグラフト化 撹拌機、温度計及び還流凝縮器をもつ反応容器中、ポリ
エステル樹脂1a)2000.0部をグリシジルメタク
リレート126.6部及びトリフェニルフォスフィン4.
2部と合し、窒素雰囲気下に120℃に加熱する。5mg
KOH/固体樹脂g未満の酸価に達するまで反応を継
続する。次にこの混合物をペンタエリスリトールトリア
クリレート533部で希釈する。最終値:固形物(1時
間/150℃):98.7%;ペンタエリスリトールト
リアクリレート中約80%における酸価:3.5mg KO
H/固体樹脂g。
【0072】グラフト型ポリエステル樹脂2d: 2c) 不飽和ポリエステル樹脂 トリメチロールプロパン378.0部、ネオペンチルグ
リコール1760.5部、1,6−ヘキサンジオール33
0.0部、無水テトラヒドロフタル酸1104.5部、無
水マレイン酸1424.0部、ヒドロキノン2.0部及び
キシレン400部を、30mg KOH/固体樹脂g未満
の酸価に達するまで1a)と同様にして凝縮する。
【0073】2d) グリシジルメタクリレートによる
グラフト化 2c)で得られたポリエステル樹脂をグリシジルメタク
リレート291.0部及びトリフェニルフォスフィン9.
0部と直接合わせる。5mg KOH/固体樹脂g未満の
酸価に達するまで温度を120℃に保つ。
【0074】 3) 透明ラッカー: 実施例1b)からのポリエステル 29.0 実施例2d)からのポリエステル 16.0 光開始剤:2−ヒドロキシ−2−メチル−2−フェニルプロパン−1−オン 5.0 ペンタエリスリトールトリアクリレート 21.0 市販ポリエステルアクリレート(成分B) 28.0 ジアザビシクロウンデセン 1.0 100.0
【0075】 4) 透明ラッカー: 実施例1c)からのポリエステル 40.0 実施例2b)からのポリエステル 22.0 光開始剤:2−ヒドロキシ−2−メチル−2−フェニルプロパン−1−オン 7.0 ペンタエリスリトールトリアクリレート 30.0 ジアザビシクロウンデセン 1.0 100.0
【0076】 5) 上塗りラッカー: 実施例1c)からのポリエステル 23.0 実施例2b)からのポリエステル 19.0 光開始剤:1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン 3.0 熱分解法二酸化珪素 0.3 二酸化チタン 23.0 市販ポリエステルアクリレート(成分B) 22.0 ペンタエリスリトールトリアクリレート 8.0 ジアザビシクロウンデセン 1.7 100.0
【0077】 6) 表面コンパウンド 実施例1b)からのポリエステル 16.5 光開始剤:1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン 3.0 ジプロピレングリコールジアクリレート 17.0 熱分解法二酸化珪素 0.5 タ ル ク 40.1 エキステンダー(Blancfix F) 10.0 二酸化チタン 2.0 ペンタエリスリトールトリアクリレート 9.0 ジアザビシクロウンデセン 1.9 100.0
【0078】実施例3、4及び5からの透明又は上塗り
ラッカーを、コーティングナイフを用いて約50μmの
湿時フィルム厚さになるまで施用し、Hoenle型250ハ
ンドランプ(距離20cm)による10分の照射にによっ
て硬化させた。フィルムは、照射後上昇した硬度、良好
な光沢及び石油抵抗を有し、粘着性がない。
【0079】スパーテルを使用して実施例6に記載され
た配合物で1cmの深さのくぼみ(約1.5cm3)を充たし
た。表面(約2mm)をHoeln型250ハンドランプを用
いる10分の照射(距離20cm)により硬化させた時作
業可能である。次に全配合物は一夜充分硬化する。
【0080】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1.次の成分を含有するコーティング組成物 A) 橋かけ剤として平均少なくとも2つのCH−酸水
素原子をもつ1種又はそれ以上の化合物10〜80重量
%、 B) 少なくとも2つの同一又は異なった一般式 R12C=CR3−CO− (これは2価もしくは多価アルコール、ジ−もしくはポ
リアミン又はアミノアルコールの残基によって結合され
ており、式中R1、R2及びR3は互いに独立して水素原
子又は1〜10の炭素原子をもつ直鎖もしくは枝分れ残
基であり、この残基はオレフィン系モノ−もしくはポリ
不飽和であってよく、そして(又は)1つもしくはそれ
以上のヒドロキシル基を有していてよい)の基をもつ1
種又はそれ以上のα,β−不飽和化合物10〜80重量
%、 C) 1種又はそれ以上のラジカル又はイオン重合可能
な化合物0〜50重量%、 D) 1種又はそれ以上のルイス又はプレンステッド塩
基(ただし後者の共役酸は少なくとも10のpKA値を
有する)の形態の触媒0.01〜5重量%(成分A)、
B)及びC)の重量の合計に対して)、 E) 1種又はそれ以上の光開始剤0.1〜10重量%
(成分A)、B)及びC)の重量の合計に対して)、場
合によっては並びに顔料及び(又は)エキステンダー、
場合によっては並びにラッカーにおいて慣用の補助物質
及び添加剤及び場合によっては1種又はそれ以上の有機
溶剤及び(又は)水。
【0081】2.同一であるか又は異なっていてよい次
の群
【化8】 であって、式中の−CO−O−及び−CO−N<は各々
炭素原子を経てCH基に結合し、そしてCH基は残基W
1、W2及び(又は)W3の少なくとも1つを経てポリマ
ー又はオリゴマー単位に結合している)の1つ又はそれ
以上から由来する、平均少なくとも2つのCH−酸水素
原子をもつ橋かけ剤成分A)を含有する前項1記載のコ
ーティング組成物。 3.溶剤を含まないことを特徴とする前項1又は2記載
のコーティング組成物。 4.溶剤を含有する形態であることを特徴とする前項1
又は2記載のコーティング組成物。 5.水溶液の形態であることを特徴とする前項1又は2
記載のコーティング組成物。 6.1種又はそれ以上の増感剤を含有することを特徴と
する前項1〜5の1つ記載のコーティング組成物。 7.顔料を含まない透明ラッカー又は顔料を含有する上
塗りラッカーの形態である前項1〜6の1つ記載のコー
ティング組成物。 8.コーティングされる基材に前項1〜7の1つ記載の
コーティング組成物を施用し、得られたフィルムの表面
を高エネルギー放射線、特にUV放射線で硬化させ、次
に更に深部の層を室温において、又は加熱によって徹底
的に硬化させることを特徴とするコーティングの製法。 9.迅速に硬化する表面をもつコーティングを得るため
の前項1〜7の1つ記載のコーティング組成物の使用。 10.透明ラッカー又は上塗りラッカー又はフィラーと
しての前項1〜7の1つ記載のコーティング組成物の使
用。 11.特に自動車又は自動車部材のラッカーコーティン
グにおける多層ラッカーコーティング中透明又は上塗り
ラッカーコーティングを得るため、又は表面コンパウン
ドとしての前項1〜7の1つ記載のコーティング組成物
配合物の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルメン・フロスバハ ドイツ連邦共和国42115ヴツパータール. デユツセルドルフアーシユトラーセ55 (72)発明者 ヴアルター・シユーベルト ドイツ連邦共和国42349ヴツパータール. ウンターダール22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分を含有するコーティング組成物 A) 橋かけ剤として平均少なくとも2つのCH−酸水
    素原子をもつ1種又はそれ以上の化合物10〜80重量
    %、 B) 少なくとも2つの同一又は異なった一般式 R12C=CR3−CO− (これは2価もしくは多価アルコール、ジ−もしくはポ
    リアミン又はアミノアルコールの残基によって結合され
    ており、式中R1、R2及びR3は互いに独立して水素原
    子又は1〜10の炭素原子をもつ直鎖もしくは枝分れ残
    基であり、この残基はオレフィン系モノ−もしくはポリ
    不飽和であってよく、そして(又は)1つもしくはそれ
    以上のヒドロキシル基を有していてよい)の基をもつ1
    種又はそれ以上のα,β−不飽和化合物10〜80重量
    %、 C) 1種又はそれ以上のラジカル又はイオン重合可能
    な化合物0〜50重量%、 D) 1種又はそれ以上のルイス又はブレンステッド塩
    基(ただし後者の共役酸は少なくとも10のpKA値を
    有する)の形態の触媒0.01〜5重量%(成分A)、
    B)及びC)の重量の合計に対して)、 E) 1種又はそれ以上の光開始剤0.1〜10重量%
    (成分A)、B)C)の重量の合計に対して)、場合に
    よっては並びに顔料及び(又は)エキステンダー、場合
    によっては並びにラッカーにおいて慣用の補助物質及び
    添加剤及び場合によっては1種又はそれ以上の有機溶剤
    及び(又は)水。
  2. 【請求項2】 同一であるか又は異なっていてよい次の
    群 【化1】 結合し、そしてCH基は残基W1、W2及び(又は)W3
    の少なくとも1つを経てポリマー又はオリゴマー単位に
    結合している)の1つ又はそれ以上から由来する、平均
    少なくとも2つのCH−酸水素原子をもつ橋かけ剤成分
    A)を含有する請求項1記載のコーティング組成物。
  3. 【請求項3】 1種又はそれ以上の増感剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項1〜2の1つ記載のコーティング
    組成物。
  4. 【請求項4】 顔料を含まない透明ラッカー又は顔料を
    含有する上塗りラッカーの形態である請求項1〜3の1
    つ記載のコーティング組成物。
  5. 【請求項5】 コーティングされる基材に請求項1〜4
    の1つ記載のコーティング組成物を施用し、得られたフ
    ィルムの表面を高エネルギー放射線、特にUV放射線で
    硬化させ、次に更に深部の層を室温において、又は加熱
    によって徹底的に硬化させることを特徴とするコーティ
    ングの製法。
JP5187898A 1992-07-30 1993-07-29 コーティング組成物及び迅速作業可能な表面をもつコーティングを得る際のその使用 Pending JPH06207123A (ja)

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ATE148489T1 (de) 1997-02-15
EP0582188B1 (de) 1997-01-29
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