JPH0620780Y2 - 吊上電磁石装置 - Google Patents
吊上電磁石装置Info
- Publication number
- JPH0620780Y2 JPH0620780Y2 JP5573489U JP5573489U JPH0620780Y2 JP H0620780 Y2 JPH0620780 Y2 JP H0620780Y2 JP 5573489 U JP5573489 U JP 5573489U JP 5573489 U JP5573489 U JP 5573489U JP H0620780 Y2 JPH0620780 Y2 JP H0620780Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic pole
- pole member
- wire rod
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鋼材等の荷貨物を吊り上げるための吊上電磁石
装置に関し、特に、コイル状に巻かれた線材を吊り上げ
るのに適する吊上電磁石装置に関する。
装置に関し、特に、コイル状に巻かれた線材を吊り上げ
るのに適する吊上電磁石装置に関する。
(従来の技術) 一般に、第4図に示すようにコイル状に巻かれた直径5
mm乃至15mmの線材(以下単に線材コイルという)31
はその表面(円筒面)に凹凸ができ易い、しかも凹凸の
位置、大きさが不定である。さらに、線材コイル31は
結束バンド32で結束されているけれどもコイル自体に
剛性がないため形が崩れ易い。
mm乃至15mmの線材(以下単に線材コイルという)31
はその表面(円筒面)に凹凸ができ易い、しかも凹凸の
位置、大きさが不定である。さらに、線材コイル31は
結束バンド32で結束されているけれどもコイル自体に
剛性がないため形が崩れ易い。
このような線材コイル31を吊上げる際に用いられる吊
上電磁石装置には種々ものが知られているが、例えば、
特開昭55−48183号公報記載の吊上電磁石装置が
知られている。
上電磁石装置には種々ものが知られているが、例えば、
特開昭55−48183号公報記載の吊上電磁石装置が
知られている。
この吊上電磁石装置では複数のコアを備え、これらコア
が互いに独立して斜め方向(斜め上方及び斜め下方)に
移動可能にケーシング(ヨーク)に支持されており、線
材コイルの吸着面(円筒面)の形状に対応してコアが動
くから吸着面にコアの一端が当接しやすく、コアと吸着
面との間に空隙が生じる事があってもその空隙は極めて
微小である。
が互いに独立して斜め方向(斜め上方及び斜め下方)に
移動可能にケーシング(ヨーク)に支持されており、線
材コイルの吸着面(円筒面)の形状に対応してコアが動
くから吸着面にコアの一端が当接しやすく、コアと吸着
面との間に空隙が生じる事があってもその空隙は極めて
微小である。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の吊上電磁石装置の場合、第5図に示す
ようにコイル(図示せず)が収納されたケーシング41
に複数のコアが斜め上方に移動可能に支持されており、
この状態で磁極部材42はコイルに囲まれている。従っ
て、ケーシングの両端部の下側には磁極部材42が存在
しないことになる。つまり、図示のように両側に間隔W
の磁極部材42が存在しない地帯(以下真空地帯とい
う)が生じる。
ようにコイル(図示せず)が収納されたケーシング41
に複数のコアが斜め上方に移動可能に支持されており、
この状態で磁極部材42はコイルに囲まれている。従っ
て、ケーシングの両端部の下側には磁極部材42が存在
しないことになる。つまり、図示のように両側に間隔W
の磁極部材42が存在しない地帯(以下真空地帯とい
う)が生じる。
一方、複数の線材コイルを同時に吊り上げる場合には、
第6図に示すように複数の吊上電磁石装置を吊りビーム
43に取り付けて線材コイル31を吊り上げるようにし
ている。この場合には、図示のように互いに隣合う吊上
電磁石装置の間には真空地帯が間隔2Wで存在すること
になる。従って、複数の線材コイル31を吊り上げると
き、第7図に示すように真空地帯に対応する線材コイル
31の部分が吸着されずずり落ちてしまう。
第6図に示すように複数の吊上電磁石装置を吊りビーム
43に取り付けて線材コイル31を吊り上げるようにし
ている。この場合には、図示のように互いに隣合う吊上
電磁石装置の間には真空地帯が間隔2Wで存在すること
になる。従って、複数の線材コイル31を吊り上げると
き、第7図に示すように真空地帯に対応する線材コイル
31の部分が吸着されずずり落ちてしまう。
一つの吊上電磁石装置を用いる場合にも同様に線材コイ
ルのずり落ちが生じてしまう。
ルのずり落ちが生じてしまう。
このように、従来の吊上電磁石装置の場合、線材コイル
の一部分がずり落ち、その結果、吊り上げた際の状態が
不安定になるという問題点がある。さらに、運搬中に振
動等が生じて線材コイルが落下する等思わぬ事故が発生
することがある。
の一部分がずり落ち、その結果、吊り上げた際の状態が
不安定になるという問題点がある。さらに、運搬中に振
動等が生じて線材コイルが落下する等思わぬ事故が発生
することがある。
また、磁極部材に対応しない線材コイルの一部分によっ
てモーメントが生じ、運搬中に振動等と相俟って線材コ
イルが落下しやすくなり、これを防止するためには、吊
上電磁石装置自体を大型化しなければならない。
てモーメントが生じ、運搬中に振動等と相俟って線材コ
イルが落下しやすくなり、これを防止するためには、吊
上電磁石装置自体を大型化しなければならない。
本考案の目的は線材コイルをコアで安定して吸着するこ
とができる吊上電磁石装置を提供することにある。
とができる吊上電磁石装置を提供することにある。
本考案の他の目的は小型の吊上電磁石装置を提供するこ
とにある。
とにある。
(課題を解決するための手段) 本考案によれば、ケーシングに収納されたコイルと、該
コイルに囲まれ、前記ケーシングに互いに独立して所定
の方向に移動可能に支持された複数の主コアと、前記主
コアの配列方向の両端に配置され、かつ前記主コアと同
一方向に移動に前記主コアに取り付けられた補助コアと
を有することを特徴とする吊上電磁石装置が得られる。
(作用) 本考案では、線材コイル等の荷貨物の吸着面に電磁石が
下ろされた際、吸着面の形状に合わせて主コアが所定の
方向に移動する。この際、補助コアも吸着面の形状に合
わせて所定の方向に移動する。つまり、補助コアは前述
した真空地帯に対応する部分、即ち、主コアの外側に突
出したケーシングの下方の線材コイルの吸着面に当接す
ることになる。これによって、線材コイル全体を安定し
て吸着することができる。
コイルに囲まれ、前記ケーシングに互いに独立して所定
の方向に移動可能に支持された複数の主コアと、前記主
コアの配列方向の両端に配置され、かつ前記主コアと同
一方向に移動に前記主コアに取り付けられた補助コアと
を有することを特徴とする吊上電磁石装置が得られる。
(作用) 本考案では、線材コイル等の荷貨物の吸着面に電磁石が
下ろされた際、吸着面の形状に合わせて主コアが所定の
方向に移動する。この際、補助コアも吸着面の形状に合
わせて所定の方向に移動する。つまり、補助コアは前述
した真空地帯に対応する部分、即ち、主コアの外側に突
出したケーシングの下方の線材コイルの吸着面に当接す
ることになる。これによって、線材コイル全体を安定し
て吸着することができる。
(実施例) 以下本発明について実施例によって説明する。
第1図を参照して、本発明による吊上電磁石装置1はヨ
ーク11を備えており、ヨーク11には図示のように複
数の主コア(主磁極部材)12が係止されている。具体
的には主磁極部材12の上端にはフランジ部12aが形
成されており、このフランジ部12aがヨーク11に当
接することによって主磁極部材12がヨーク11に係止
される。主磁極部材12はヨーク11の両側端に沿って
配列されており、略ハ字形状となっている。なお、主磁
極部材12の下端は略円筒面形状に形成されている。
ーク11を備えており、ヨーク11には図示のように複
数の主コア(主磁極部材)12が係止されている。具体
的には主磁極部材12の上端にはフランジ部12aが形
成されており、このフランジ部12aがヨーク11に当
接することによって主磁極部材12がヨーク11に係止
される。主磁極部材12はヨーク11の両側端に沿って
配列されており、略ハ字形状となっている。なお、主磁
極部材12の下端は略円筒面形状に形成されている。
主磁極部材12を囲むようにしてコイルエレメント13
及び14がヨーク11に装着されている。コイルエレメ
ント13及び14はコイルケース13a及び14aと、
このコイルケース13a及び14aに収納されたコイル
(図示せず)を備えている。つまり、これらヨーク11
とコイルケース13a及び14aとによってケーシング
が構成され、主磁極部材12は互いに独立してケーシン
グに斜め方向に摺動可能に支持されていることになる。
この時、ケーシングは主磁極部材12の周囲を囲む関係
上、主磁極部材12の側面から突出している。
及び14がヨーク11に装着されている。コイルエレメ
ント13及び14はコイルケース13a及び14aと、
このコイルケース13a及び14aに収納されたコイル
(図示せず)を備えている。つまり、これらヨーク11
とコイルケース13a及び14aとによってケーシング
が構成され、主磁極部材12は互いに独立してケーシン
グに斜め方向に摺動可能に支持されていることになる。
この時、ケーシングは主磁極部材12の周囲を囲む関係
上、主磁極部材12の側面から突出している。
第2図及び第3図も参照して、主磁極部材12の配列方
向両端に位置する磁極部材にはそれぞれ配列方向に突出
するボス部15が形成されている(一方は図示せず)。
そして、複数の補助コア(補助磁極部材)16がボス部
15に支持されている。つまり、図示のように、補助磁
極部材16には方形の貫通孔16aが形成されており、
この貫通孔16aにボス部15を挿入することによって
補助磁極部材16がボス部15に支持される。さらに後
述するように貫通孔16aによって補助磁極部材16の
上下方向の動きが規定される。なお、ボス部15の先端
には抜け止め部15aが取り付けられている。上述のよ
うに取り付けられた補助磁極部材16はコイルケース1
3a又は14aの下側に位置することになる。
向両端に位置する磁極部材にはそれぞれ配列方向に突出
するボス部15が形成されている(一方は図示せず)。
そして、複数の補助コア(補助磁極部材)16がボス部
15に支持されている。つまり、図示のように、補助磁
極部材16には方形の貫通孔16aが形成されており、
この貫通孔16aにボス部15を挿入することによって
補助磁極部材16がボス部15に支持される。さらに後
述するように貫通孔16aによって補助磁極部材16の
上下方向の動きが規定される。なお、ボス部15の先端
には抜け止め部15aが取り付けられている。上述のよ
うに取り付けられた補助磁極部材16はコイルケース1
3a又は14aの下側に位置することになる。
上述のように構成された吊上電磁石装置1を用いて線材
コイル31を吊り上げる際には、ヨーク11に取り付け
られたワイヤロープを巻き下げることによって吊上電磁
石装置1を下降させ、線材コイル31の吸着面(円筒
面)上に主磁極部材12を下ろす。この際、主磁極部材
12は吸着面の形状に合わせて各主磁極部材12は互い
に独立して斜め方向に移動する。従って、主磁極部材1
2は吸着面に当接する。一方、補助磁極部材16も貫通
孔16aで規定される範囲で上下方向に移動して線材コ
イル31の吸着面に当接する。つまり、線材コイル31
全体が主磁極部材12及び補助磁極部材16に当接する
ことになり、真空地帯がなくなる。その結果、安定して
線材コイルを運搬することができる。
コイル31を吊り上げる際には、ヨーク11に取り付け
られたワイヤロープを巻き下げることによって吊上電磁
石装置1を下降させ、線材コイル31の吸着面(円筒
面)上に主磁極部材12を下ろす。この際、主磁極部材
12は吸着面の形状に合わせて各主磁極部材12は互い
に独立して斜め方向に移動する。従って、主磁極部材1
2は吸着面に当接する。一方、補助磁極部材16も貫通
孔16aで規定される範囲で上下方向に移動して線材コ
イル31の吸着面に当接する。つまり、線材コイル31
全体が主磁極部材12及び補助磁極部材16に当接する
ことになり、真空地帯がなくなる。その結果、安定して
線材コイルを運搬することができる。
その後、コイルに通電して線材コイル31を所定の位置
に運搬する。
に運搬する。
なお、複数の吊上電磁石装置1を備える場合にも同様に
して真空地帯はなくなるから安定して線材コイルを運搬
することができる。
して真空地帯はなくなるから安定して線材コイルを運搬
することができる。
また、線材コイル31の径方向に線材の一部が飛びだし
たりすると補助磁極部材16にこの飛びだし線材が引っ
掛かる場合があるが、これを防止するためには、第2図
及び第3図に示すように、抜け止め部15aに上方にの
びりガイド部材15bを設ければよい。
たりすると補助磁極部材16にこの飛びだし線材が引っ
掛かる場合があるが、これを防止するためには、第2図
及び第3図に示すように、抜け止め部15aに上方にの
びりガイド部材15bを設ければよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案では線材コイルなどの荷貨
物の吊り上げの際、磁極部材を線材コイルの吸着面全体
に当接させることができ、安定して線材コイルを吸着す
ることができる。
物の吊り上げの際、磁極部材を線材コイルの吸着面全体
に当接させることができ、安定して線材コイルを吸着す
ることができる。
さらに、磁極部材を線材コイルの吸着面全体に当接させ
ることができるから所用電力を低減することができると
ともに吊上電磁石装置を小型化できる。
ることができるから所用電力を低減することができると
ともに吊上電磁石装置を小型化できる。
第1図は本考案による吊上電磁石装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は本考案による吊上電磁石装置の一実施
例の要部を示す正面図、第3図は本考案による吊上電磁
石装置の一実施例の要部を示す斜視図、第4図乃至第7
図は従来の吊上電磁石装置を説明するための図である。 11……ヨーク、12……主磁極部材、13……コイル
エレメント、16……補助磁極部材。
斜視図、第2図は本考案による吊上電磁石装置の一実施
例の要部を示す正面図、第3図は本考案による吊上電磁
石装置の一実施例の要部を示す斜視図、第4図乃至第7
図は従来の吊上電磁石装置を説明するための図である。 11……ヨーク、12……主磁極部材、13……コイル
エレメント、16……補助磁極部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梅津 薫 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式會社 君津製鉄所内 (72)考案者 吉村 康嗣 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式會社 君津製鉄所内 (72)考案者 石井 弘幸 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式會社 君津製鉄所内
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシングに収納されたコイルと、該コイ
ルに囲まれ、前記ケーシングに互いに独立して所定の方
向に移動可能に支持された複数の主コアと、前記主コア
の配列方向の両端に配置され、かつ前記主コアと同一方
向に移動可能に前記主コアに取り付けられた補助コアと
を有することを特徴とする吊上電磁石装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5573489U JPH0620780Y2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 吊上電磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5573489U JPH0620780Y2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 吊上電磁石装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02147483U JPH02147483U (ja) | 1990-12-14 |
| JPH0620780Y2 true JPH0620780Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31578945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5573489U Expired - Lifetime JPH0620780Y2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 吊上電磁石装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620780Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP5573489U patent/JPH0620780Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02147483U (ja) | 1990-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |