JPH0683680U - 可動ヨーク型リフティングマグネット - Google Patents

可動ヨーク型リフティングマグネット

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JPH0683680U
JPH0683680U JP2549593U JP2549593U JPH0683680U JP H0683680 U JPH0683680 U JP H0683680U JP 2549593 U JP2549593 U JP 2549593U JP 2549593 U JP2549593 U JP 2549593U JP H0683680 U JPH0683680 U JP H0683680U
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JP
Japan
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iron core
movable
type lifting
lifting magnet
movable yoke
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Pending
Application number
JP2549593U
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English (en)
Inventor
圭三 高橋
Original Assignee
三明電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸棒状ワークに対して大きな吸着力を発生す
ることのできる可動ヨーク型リフティングマグネットを
提供すること。 【構成】 励磁用のコイル7が巻装された主鉄心5と、
主鉄心5と間隔を有して配設された補助鉄心10と、主
鉄心5と補助鉄心10とに接触して上下方向に移動可能
に配設されるとともに先端部に吸着面22a,22bを
有する少なくとも一対の可動ヨーク20a,20bと、
を備えた可動ヨーク型リフティングマグネットであっ
て、相対する可動ヨーク20a,20bの吸着面22
a,22bが内方に向き合うとともに下端へ向かって外
方へ広がるように形成されてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電磁力により被吸着物を吊上げる可動ヨーク型リフティングマグネ ットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電磁力により、被吸着物であるワークを吊上げ搬送するリフティングマ グネットとして、例えば、図12に符号50で示すような可動ヨーク型リフティ ングマグネットが知られている。
【0003】 この可動ヨーク型リフティングマグネット50は、励磁用コイル52が巻装さ れた主鉄心51と、主鉄心51と間隔を有して配設された補助鉄心53と、主鉄 心51と補助鉄心53とに接触して上下方向に移動可能な少なくとも一対の可動 ヨーク54a,54bとを備え、被吸着物を吸着する吸着面55a,55bは、 それぞれ水平面状に構成されていた(例えば、特公平4−38679号公報参照 )。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来構成の可動ヨーク型リフティングマグネットにあって は、吸着面55a,55bが水平面状に形成されているため、被吸着物が板状ワ ークの場合は安定して吸着できるものの、例えば、ワ−ク56で示す丸棒状ワー クに対しては、接触部が線接触となり吸着力が著しく低下するという問題があっ た。
【0005】 この考案は、上記にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは 、丸棒状ワークに対して大きな吸着力を発生することのできる可動ヨーク型リフ ティングマグネットを提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するためになされたものであり、 励磁用のコイルが巻装された主鉄心と、前記主鉄心と間隔を有して配設された 補助鉄心と、前記主鉄心と補助鉄心とに接触して上下方向に移動可能に配設され るとともに先端部に吸着面を有する少なくとも一対の可動ヨークと、を備えた可 動ヨーク型リフティングマグネットであって、前記相対する可動ヨークの吸着面 が内方に向き合うとともに下端へ向かって外方へ広がるように形成されてなるこ とを特徴とする可動ヨーク型リフティングマグネットである。
【0007】 また、吸着面に、ゴム状弾性を有する弾性材層を形成してもよい。
【0008】
【作用】
この考案は上記のように構成されたものであり、丸棒状の被吸着物は、内向き に向かい合う吸着面に内包状に吸着され、吸着面と被吸着物との対面面積が増加 し、可動ヨークによる吸着力が増大する。
【0009】 吸着面に、ゴム状弾性を有する弾性材層は、吸着時に、吸着面とワークとの吸 着衝撃を軽減し、ワーク表面を保護する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は、この考案の一実施例の可動ヨーク型リフティングマグネットの正面断 面図、図2は側面図、図3は正面図である。
【0012】 図において符号1で示す可動ヨーク型リフティングマグネットは、励磁用コイ ル7が装着された主鉄心5と、主鉄心5と間隔を有して配設された補助鉄心10 と、主鉄心5と補助鉄心10とに接触して上下方向に移動可能に配設された複数 対の可動ヨーク20a,20bとを備えて構成されており、相対する可動ヨーク 20a,20bの吸着面22a,22bは、内向きに向かい合い、下端へ向かっ て外方へ広がるように形成されている。
【0013】 主鉄心5は、軟鋼などの軟磁性材料で形成されており、励磁用のコイル7が巻 装されている。コイル7は、エナメル銅線を多数回巻いて絶縁処理が施されてお り、給電線8により励磁用の電流が供給されるように形成されている。なお、符 号9は、給電線8をコイル7に電気的に接続するためのコネクタである。
【0014】 補助鉄心10は、軟磁性材料からなり、主鉄心5の上方において、所定の間隔 を有して平行に配設されている。
【0015】 この主鉄心5と補助鉄心10とは、各々の両端部において連結板12a,12 a,12b,12bを介して一体的に固定されている。また、コイル7の下方に は、下部カバー13が取付けられ、主鉄心5,コイル7および補助鉄心10の側 方には、ガイド14a,14bが、それぞれ連結板12a,12aおよび12b ,12bに取付けられている。
【0016】 連結板12a,12bおよび下部カバー13、ガイド14a,14bは、非磁 性材料、例えばステンレス鋼(SUS304)で形成されている。さらに、連結 板12a,12bの上端部には、ロボットハンド先端部等への取付用孔15aを 有する取付板15が固着されている。なお、符号16〜19は、上記それぞれの 締結用ボルトである。
【0017】 そして、ガイド14a,14bと主鉄心5および補助鉄心10との間には、複 数対の可動ヨーク20a,20bが、図の上下方向に移動可能に配設されている 。
【0018】 可動ヨーク20a,20bは、角棒状の軟磁性材料により、それぞれ鉤形の先 端部21a,21bを有して形成されている。
【0019】 先端部21a,21bの下面(図1,3において)は、内向きに向かい合うと ともに、下端へ向かって外方へ広がる勾配面である吸着面22a,22bが形成 されている。この吸着面22a,22bは、実施例では、図4の内側端間隔aが 7mm、外側端間隔bが27mm、勾配角度θが30度に設定されて、相対形成され ている。
【0020】 各可動ヨーク20a,20bは、主鉄心5と補助鉄心10とをまたいで上下方 向に摺動可能に設けられているとともに、コイル7への通電時に主鉄心5,補助 鉄心10に吸着されるように形成されている。また、可動ヨーク20a,20b の上端部には、それぞれピン25が固着されており、連結板12a,12aおよ び12b,12bの下部には、それぞればね支持板26,26がボルト16によ り取付けられている。
【0021】 可動ヨーク20a,20bの各ピン25と、ばね支持板26,26のばね掛け 孔26aとの間には、それぞれ引張りコイル状のばね24が介装されている。こ のばね24のばね力は、吸着面22a,22bにおける吸着力より小さく設定さ れ、各可動ヨーク20a,20bを下方へ付勢している。そして、可動ヨーク型 リフティングマグネット1が下降したとき、各可動ヨーク20a,20bを、長 手方向に直径の大小差のあるワークへの密着性を高めるように形成されている。
【0022】 このように構成された可動ヨーク型リフティングマグネット1は、取付板15 が図示しないロボットハンド先端部等に取付けられるとともに、給電線8が操作 盤に電気的に接続される。
【0023】 そして、例えば台上に載置されたカムシャフト等のワーク40の上方から、可 動ヨーク型リフティングマグネット1が下降してくる。このとき、ワーク40の 大径のカム部40a上方に位置する可動ヨーク20a,20bは、その吸着面2 2a,22bがカム部40a外周面に接線状となって接触する。
【0024】 さらに、可動ヨーク型リフティングマグネット1が下降すると、カム部40a に接触した可動ヨーク20a,20bのばね24,24が伸張し、小径の軸部4 0b上方に位置する可動ヨーク20a,20bは、その吸着面22a,22bが 軸部40b外周面に接線状となって接触する(図5参照)。そして、複数対の可 動ヨーク20a,20bの吸着面22a,22bは、それぞれ相対するワーク4 0のカム部40aまたは軸部40bの外周面に相対して接触する。
【0025】 次いで、コイル7に励磁用の電流を流すと、コイル7は磁束F1 ,F2 を発生 する。この磁束F1 により吸着面22a,22bとワーク40のカム部40a、 および軸部40bとの間に吸着力が発生し、ワーク40を吊上げ可能となる。こ のとき、吸着面22a,22bとカム部40a(または軸部40b)の接触部分 と、その近傍における両者の近接対峙する面積が大きく、丸棒状のワーク40に 対して吸着力が著しく増加する。
【0026】 また、主鉄心5と各可動ヨーク20a,20bとの間には、磁束F1 ,F2 に よる吸着力が発生し、補助鉄心10と各可動ヨーク20a,20bとの間には、 磁束F2 による吸着力が発生する。それにより、各可動ヨーク20a,20bが 主鉄心5、補助鉄心10に吸着され、それらの当接面に摩擦力が発生する。また 、磁束F1 によって、ワーク40は、各吸着面22a,22bに吸着されて吊上 げられ搬送される。
【0027】 搬送後、コイル7への励磁電流をオフすると、磁束F1 ,F2 が消滅し、それ らによる吸着力も消滅する。そして、可動ヨーク型リフティングマグネット1を 上昇させると、各吸着面22a,22bは、それぞれカム部40a,軸部40b の外周面から離れ、ばね24,24の付勢力が作用して、各吸着面22a,およ び各吸着面22bが、それぞれ原位置へ復帰し、同一面となる。以上説明したよ うに、勾配面で形成された吸着面22a,22bは、ワーク40直径の大小に対 応することができる。
【0028】 ここで、ワーク直径と吸着面との関係について、図4を用いて説明する。可動 ヨーク22a,22bの吸着面22a,22bの内側端間隔a、同吸着面22a 、22bの外側端間隔b、同吸着面22a,22bと水平面との勾配角度θのと き、ワーク40の直線Cとの関係は、実験の結果、下記に示す式1の条件で示す 範囲が好ましい。
【0029】 (式1) a/Sin θ ≦ C ≦ b/Sin θ これに基づいて形成された実施例では、従来例の可動ヨークに比べ、吸着力が 約30%向上した。
【0030】 図6は、この考案の他の実施例を示し、吸着面の形状に特徴を有する。なお、 以下の説明では、第1実施例との重複部分については、同一符号を付して説明を 省略する。
【0031】 この第2実施例では、相対する先端部21a,21bに形成された吸着面32 a,32bは、その横断面形が、ワーク40とほぼ同じ半径の円弧状に形成され ている。これにより、吸着面32a,32bの全表面は、ワーク40の外周面に 接触し、吸着力が著しく増加する。
【0032】 図7〜10は、この考案の第3の実施例を示し、吸着面に弾性材層を形成した 点に特徴を有する。
【0033】 図7に示す第3実施例では、第1実施例の吸着面22a,22bの表面に、ゴ ム状弾性を有する材料、例えば、ゴムまたは軟質プラスチックからなる弾性材層 27a,27bが形成されている。
【0034】 この可動ヨーク型リフティングマグネット1によれば、弾性材層27a,27 bが、ワーク40外表面に添って変形して吸着し(図8参照)、ワーク40の吸 着衝撃力を軽減する。これにより、精密に仕上げ加工されたワーク40表面を保 護することができる。なお、ゴム状弾性材に、軟磁性体粉を混入してもよく、さ らに吸着力を増す効果がある。
【0035】 また、弾性材層を、図9に示すように、中空部29a,29bを有する弾性材 層27a,27bとしてもよい。この中空部29a,29bは、角孔,丸孔であ ってもよく、多数の小孔であってもよい。さらに、弾性材層27a,27bは、 それぞれ中空部29a,29bを挟んで相対する2個の部材により構成してもよ い。これにより、弾性材層27a,27bが、ワーク40外表面に一層なじみ易 くなる(図10参照)。
【0036】 なお、この考案は上述の説明及び図例に限定されることなく、この考案の技術 的思想から逸脱しない範囲において、その実施態様を変更することができる。例 えば、吸着面が、図11に吸着面34a,34bで示すように、横断面形が内側 へ屈曲した面構成であってもよい。この場合、丸棒状ワークとの接触部が複線化 して、吸着力を一層増大できる。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の可動ヨーク型リフティングマグネットによれば 、可動ヨークの吸着面と丸棒状の被吸着物の外周面との間の対面面積、すなわち 接触および近接し対峙する面積を増加することができる。
【0038】 従って、丸棒状の被吸着物に対して、大きな吸着力を発生し、安定して吸着す ることができる効果を奏する。
【0039】 また、吸着面に弾性材層を形成することにより、ワーク吸着時の吸着衝撃力を 軽減して、ワーク表面を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の可動ヨーク型リフティングマ
グネットの正面断面図。
【図2】同じく側面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】可動ヨークの吸着面とワークの直径との関係説
明図。
【図5】ワーク吸着状態を示す説明図。
【図6】第2実施例の吸着面を示す正面図。
【図7】第3実施例における弾性材層を示す正面図。
【図8】同じくワーク吸着状態を示す説明図。
【図9】第3実施例における弾性材層の他の例を示す正
面図。
【図10】同じくワーク吸着状態を示す説明図。
【図11】吸着面の他の例を示す正面図。
【図12】従来の可動ヨーク型リフティングマグネット
の一例を示す正面断面図。
【符号の説明】
1 可動ヨーク型リフティングマグネッ
ト 5 主鉄心 7 コイル 10 補助鉄心 20a,20b 可動ヨーク 22a,22b 吸着面 27a,27b 弾性材層 28a,28b 弾性材層 32a,32b 吸着面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁用のコイルが巻装された主鉄心と、 前記主鉄心と間隔を有して配設された補助鉄心と、 前記主鉄心と補助鉄心とに接触して上下方向に移動可能
    に配設されるとともに先端部に吸着面を有する少なくと
    も一対の可動ヨークと、 を備えた可動ヨーク型リフティングマグネットであっ
    て、 前記相対する可動ヨークの吸着面が内方に向き合うとと
    もに下端へ向かって外方へ広がるように形成されてなる
    ことを特徴とする可動ヨーク型リフティングマグネッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記吸着面に、ゴム状弾性を有する弾性
    材層を形成してなる請求項1記載の可動ヨーク型リフテ
    ィングマグネット。
JP2549593U 1993-05-17 1993-05-17 可動ヨーク型リフティングマグネット Pending JPH0683680U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143120A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Nec Networks & System Integration Corp 水中ケーブルの把持装置およびその把持方法

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JPS4716363U (ja) * 1971-03-23 1972-10-25
JPH0578087A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Sanmei Denki Kk ワーク搬送用リフテイングマグネツト

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Effective date: 19980818