JPH0620797B2 - 射出成形方法及び装置 - Google Patents

射出成形方法及び装置

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JPH0620797B2
JPH0620797B2 JP16775890A JP16775890A JPH0620797B2 JP H0620797 B2 JPH0620797 B2 JP H0620797B2 JP 16775890 A JP16775890 A JP 16775890A JP 16775890 A JP16775890 A JP 16775890A JP H0620797 B2 JPH0620797 B2 JP H0620797B2
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JP
Japan
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mold
cavity
injection
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molten resin
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JP16775890A
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正三 西田
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、射出成形方法及び装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 精密な形状・寸法の樹脂成形品を射出成形によって製造
する場合、ひずみの発生を押さえるために、できるだけ
低い射出圧力で射出することが望ましい。このような目
的のために低圧射出法が用いられる。射出装置から射出
された溶融樹脂は、金型内のスプルー部を通り、さらに
ランナ部及びゲート部を通ってキャビティ内に低圧で射
出される。これによって精密な形状・寸法の成形品を製
造することができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の低圧射出法において
は、流路断面積の小さいランナ部及びゲート部を溶融樹
脂が通過するので、これらの流動抵抗によって射出流量
が制限されることになり、金型内に長い時間をかけて溶
融樹脂を射出・充てんする必要があった。また、低圧射
出法を用いないで、通常の射出成形法によって精密な形
状・寸法の樹脂成形品を製造する場合は、金型内に射出
・充てんする時間は短くて済むが、成形品のひずみを除
くため、金型内で長時間冷却するサイクルが長く生産能
率を向上させることが困難であった。本発明はこのよう
な課題を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、溶融樹脂が流路断面積の小さいランナ部及び
ゲート部を通らないで、多数の細孔を有する多孔部材を
通してキャビティ内に射出されることにより、上記課題
を解決する。すなわち、本発明の射出成形方法は、金型
(4・8)のキャビティ(A)を区画する壁の一部を多
数の細孔を有する多孔部材(12)によって形成し、こ
れを通してキャビティ(A)内に溶融樹脂を射出し、射
出終了後に金型(4・8)をわずかに開くことによっ
て、成形品と多孔部材(12)との間のすき間(B)に
多数の糸状の樹脂を形成させ、すき間(B)内に気体を
吹き込み、糸状の樹脂を冷却固化させた後、金型(4・
8)を開いて成形品を取り出すようにしている。
また、上記方法を実施するための本発明の射出成形装置
は、金型(4・8)と、これによって形成されるキャビ
ティ(A)内に溶融樹脂を射出することが可能な射出装
置(18)と、を有しているものを対象にしており、 固定側金型(4)内にキャビティ(A)に連通する空間
部(4a)が形成されており、これにキャビティ(A)
を区画する壁の一部を形成する多孔部材(12)が設け
られており、 多孔部材(12)には、溶融樹脂の通路(4a又は10
a・10b)とキャビティ(A)とを連通する多数の細
孔が形成されており、 噴射ノズル(20a)を有する冷却気体供給装置(2
0)が金型(4・8)に設けられており、噴射ノズル
(20a)の先端部は、固定側金型(4)及び可動側金
型(8)の合わせ面に向かって開いている。
なお、上記空間部(4a)に段付き筒状のマニホルド部
材(10)を設け、多孔部材(12)はこれに支持され
るようにし、マニホルド部材(10)の筒の外周部にヒ
ータ部材(14)を設けるようにしてもよい。なお、か
っこ内の符号はけるようにしてもよい。なお、かっこ内
の符号は実施例の対応する部材を示す。
(ホ)作用 溶融樹脂は、樹脂の通路を通り多孔部材の細孔を通して
金型のキャビティ内に射出され、成形品とされる。多孔
部材には、樹脂の通路とキャビティとを連通する多数の
細孔がゲートに相当する樹脂の通路として設けられてお
り、この多数の細孔を通って溶融樹脂がキャビティに射
出されるので、射出圧力が低い条件でも大きい流量の溶
融樹脂を射出することができる。射出終了後、金型はわ
ずかに開かれて多孔部材と成形品との間の微小すき間に
多数の糸状の樹脂が形成され、これに気体が吹き込まれ
てゲート部に相当する部分の樹脂が冷却固化される。金
型を開くことによりゲートカットに相当する動作が行わ
れ、成形品を取り出すことができる。
(ヘ)実施例 第1図に本発明の実施例を示す。固定金型取付板2に筒
形の固定側金型4が固着されている。固定金型取付け板
2は図示してない固定盤に固定されている。固定金型取
付板2と向かい合った図中左方に可動金型取付板6が配
置されており、これに断面「凸」字状の可動側金型8が
固着されている。可動金型取付板6は、図示してない可
動盤に取付けられており、これにより可動側金型8を固
定側金型4と接触する図示の型閉位置と、固定側金型4
から離れた図中左方の型開位置との間を移動させること
が可能である。固定側金型4内に空間部4aが形成され
ており、この中に段付き円筒形のマニホルド部材10が
配置されている。マニホルド部材10は固定金型取付板
2に固定されている。マニホルド部材10には、図中左
端部に段付き円筒状のマニホルド室10aと、これに連
通し射出装置18のノズル穴18aに連通する樹脂の通
路10bとが形成されている。マニホルド室10aの直
径の大きい方の円筒部に多孔部材12がはめ込み支持さ
れており、多孔部材12の図中左端側の大部分はキャビ
ティAを区画する壁部を形成している。すなわち、キャ
ビティAを区画する壁面は固定側金型4,可動側金型8
及び多孔部材12によって形成されている。多孔部材1
2には、キャビティAとマニホルド室10aとを連通す
る多数の細孔が設けられており、これがゲートに相当す
る樹脂の通路を形成している。多孔部材12は、容易に
交換可能である。マニホルド部材10の外周部には、ヒ
ータ14が固定されており、また、マニホルド部材10
と固定金型取付板2との間には断熱材料製のリング状の
スペーサ16が配置されている。固定側金型4及び可動
側金型8の合わせ面の外周部には、これに向かって一端
部が開口する噴射ノズル20aが配置されており、噴射
ノズル20aの他端部は冷却空気供給装置20に接続さ
れている。
次に、この実施例の作用を第2〜6図を用いて説明す
る。第2図に示す型閉状態において、可動金型取付板6
には型閉力が作用している。また、ヒータ14は通電さ
れてマニホルド10を加熱しており、所定の温度に維持
された溶融樹脂は、射出装置18のノズル口18aから
樹脂の通路10bを通りマニホルド室10aを経て多孔
部材12の細孔内に流入している。第3図において溶融
樹脂は、キャビティA内に流入し始める。第4図に示す
ように溶融樹脂はキャビティA内に充てんされ、成形品
Pが成形される。次に可動側金型8は、第4図の位置か
ら図中左にわずか移動して、可動側金型8と固定側金型
4との間に第5図に示すようにすき間Bが形成される。
この移動によって多孔部材12の細孔内の溶融樹脂は糸
状に引伸ばされ、この樹脂の糸が成形品Pと細孔との間
に多数張り渡されることになる。この状態で冷却空気供
給装置20から噴射ノズル20aに低温の空気が供給さ
れる。空気は、多数の樹脂の糸を冷却してこれを固化し
た後、金型4及び8の外に排出される。次に第6図に示
すように、型開が行われ、成形品は多数の糸状の樹脂ご
と引き離され、成形品が取り出される。次に可動側金型
8は、第1図に示す型閉位置に戻り、同様のサイクルを
繰り返すことになる。
なお、上記説明では、多孔部材12は板状のものを示し
たが、成形品の形状に応じた形状、たとえば、わん型の
ものとすることができる。
また、固定側金型4は分割型のものとして、多孔部材1
2の取り付け、取り外しを一層容易なものとすることも
できる。
なお、上記説明では、可動側金型4内の空間部4a内に
マニホルド部材10を設けるものとしたが、これを設け
ないで、多孔部材12を可動側金型4に固定するように
して、ヒータ14は可動側金型4に設けるようにしても
よい。
また、上記説明では、冷却気体供給装置20として空気
を用いるものを説明したが、窒素ガスなどを用いても差
し支えない。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、キャビティ
を区画する壁の一部を形成する多孔部材の多数の細孔を
通してキャビティ内に溶融樹脂を射出するようにしたの
で、低い射出圧力で大きい射出流量を得ることができ、
精密な形状・寸法の成形品を短時間で製造することがで
きる。多孔部材は容易に交換可能であるから、使用樹脂
の色替えなど場合でも多孔部材を交換することによって
短時間のうちに成形作業を再開することができる。ま
た、超低圧成形が可能になり、精密成形品を製造するた
めに高剛性の射出成形機を必要としないので、射出成形
機を小型のものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の射出成形装置の一部断面で示
す図、第2〜4図は溶融樹脂射出の様子を一部断面で示
す図、第5図は射出終了後可動側金型をわずかに型開き
方向に移動させ金型内に冷却空気を吹き込む状況を示す
拡大断面図、第6図は成形品の取り出し状況を説明する
図である。 2……固定金型取付板、4……固定側金型、6……可動
金型取付板、8……可動側金型、10……マニホルド部
材、12……多孔部材、14……ヒータ、18……射出
装置、20……冷却気体供給装置、A……キャビティ、
B……すき間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型(4・8)のキャビティ(A)を区画
    する壁の一部を多数の細孔を有する多孔部材(12)に
    よって形成し、これを通してキャビティ(A)内に溶融
    樹脂を射出し、射出終了後に金型(4・8)をわずかに
    開くことによって成形品と多孔部材(12)との間のす
    き間(B)に多数の糸状の樹脂を形成させ、すき間
    (B)内に気体を吹き込み、糸状の樹脂を冷却固化させ
    た後、金型(4・8)を開いて成形品を取り出すことを
    特徴とする射出成形方法。
  2. 【請求項2】金型(4・8)と、これらによつて形成さ
    れるキャビティ(A)内に溶融樹脂を射出することが可
    能な射出装置(18)と、を有している射出成形装置に
    おいて、 固定側金型(4)内にキャビティ(A)に連通する空間
    部(4a)が形成されており、これにキャビティ(A)
    を区画する壁の一部を形成する多孔部材(12)が設け
    られており、 多孔部材(12)には、溶融樹脂の通路(4a又は10
    a・10b)とキャビティ(A)とを連通する多数の細
    孔が形成されており、 噴射ノズル(20a)を有する冷却気体供給装置(2
    0)が金型(4・8)に設けられており、噴射ノズル
    (20a)の先端部は、固定側金型(4)及び可動側金
    型(8)の合わせ面に向かって開いていることを特徴と
    する射出成形装置。
  3. 【請求項3】上記空間部(4a)に段付き筒状のマニホ
    ルド部材(10)が設けられており、多孔部材(12)
    はこれに支持されており、マニホルド部材(10)の筒
    の外周部にヒータ部材(14)が設けられている請求項
    2記載の射出成形装置。
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