JPH0620829B2 - 車両用動力伝達装置 - Google Patents
車両用動力伝達装置Info
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- JPH0620829B2 JPH0620829B2 JP60109064A JP10906485A JPH0620829B2 JP H0620829 B2 JPH0620829 B2 JP H0620829B2 JP 60109064 A JP60109064 A JP 60109064A JP 10906485 A JP10906485 A JP 10906485A JP H0620829 B2 JPH0620829 B2 JP H0620829B2
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- Japan
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- oil
- oil passage
- pump
- output shaft
- clutch mechanism
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両の前輪および後輪を同一のエンジンで駆動
する場合の動力伝達装置に関するものである。
する場合の動力伝達装置に関するものである。
従来より,例えば前輪駆動ベース(FFベース)の車両
においては,後輪の駆動連結を油圧作動クラツチの結合
にて達成できるようにしたものが各種開発されている。
においては,後輪の駆動連結を油圧作動クラツチの結合
にて達成できるようにしたものが各種開発されている。
そして,かかるクラツチを作動させるため,オイルポン
プを別体で設け(このオイルポンプとしては電動オイル
ポンプや自動変速機用オイルポンプが用いられる),こ
のオイルポンプの吐出圧を適宜調整してクラツチへ供給
して後輪への駆動力伝達を制御しているようになつてい
る。
プを別体で設け(このオイルポンプとしては電動オイル
ポンプや自動変速機用オイルポンプが用いられる),こ
のオイルポンプの吐出圧を適宜調整してクラツチへ供給
して後輪への駆動力伝達を制御しているようになつてい
る。
しかしながら,従来のこのような車両用動力伝達装置で
は,オイルポンプを別体にして設けなければならないほ
か,オイルポンプの吐出圧調整のための手段が複雑にな
るという問題点がある。
は,オイルポンプを別体にして設けなければならないほ
か,オイルポンプの吐出圧調整のための手段が複雑にな
るという問題点がある。
本発明は,このような問題点を解決しようとするもの
で,コンパクトな構成で,しかもオイルポンプからの吐
出圧の自動調整を簡素な構成で行なえるようにした,車
両用動力伝達装置を提供することを目的とする。
で,コンパクトな構成で,しかもオイルポンプからの吐
出圧の自動調整を簡素な構成で行なえるようにした,車
両用動力伝達装置を提供することを目的とする。
このため,本発明の車両用動力伝達装置は,変速機が連
結されたエンジンからの駆動力を車両の前輪に伝達する
第1回転軸と上記駆動力を後輪に伝達する第2回転軸と
の回転速度差によつて駆動されて同回転速度に応じた吐
出圧を吐出するオイルポンプ,上記第1回転軸と第2回
転軸との間に介装されるとともに上記オイルポンプの吐
出圧により上記両回転軸を接合させるクラツチ機構,上
記オイルポンプから上記クラツチ機構に吐出圧を供給す
る油圧回路,同油圧回路に設けられ吐出圧を制御して上
記クラツチ機構の接合力を調整する油圧制御手段を備え
たことを要旨するものである。
結されたエンジンからの駆動力を車両の前輪に伝達する
第1回転軸と上記駆動力を後輪に伝達する第2回転軸と
の回転速度差によつて駆動されて同回転速度に応じた吐
出圧を吐出するオイルポンプ,上記第1回転軸と第2回
転軸との間に介装されるとともに上記オイルポンプの吐
出圧により上記両回転軸を接合させるクラツチ機構,上
記オイルポンプから上記クラツチ機構に吐出圧を供給す
る油圧回路,同油圧回路に設けられ吐出圧を制御して上
記クラツチ機構の接合力を調整する油圧制御手段を備え
たことを要旨するものである。
上述の構成により,上記の第1回転軸と第2回転軸との
間に回転速度差が生じると,上記オイルポンプからは上
記回転速度差に応じた吐出圧が吐出され,この吐出圧が
上記クラツチ機構に供給されて,同クラツチ機構が作動
して上記第1回転軸と第2回転軸とが結合される。
間に回転速度差が生じると,上記オイルポンプからは上
記回転速度差に応じた吐出圧が吐出され,この吐出圧が
上記クラツチ機構に供給されて,同クラツチ機構が作動
して上記第1回転軸と第2回転軸とが結合される。
さらには,上記油圧制御手段によつて上記クラツチ機構
に供給される油圧が制御され上記第1回転軸と第2回転
軸との結合率がそれに応じて制御される。これによつて
前輪側と後輪側への動力の配分が制御される。さらにオ
イルポンプとクラツチ機構とが隣接され配設され,装置
全体がコンパクトに構成される。
に供給される油圧が制御され上記第1回転軸と第2回転
軸との結合率がそれに応じて制御される。これによつて
前輪側と後輪側への動力の配分が制御される。さらにオ
イルポンプとクラツチ機構とが隣接され配設され,装置
全体がコンパクトに構成される。
以下に,図面により本発明の実施例について説明する
と,第1図〜第6図は本発明の一実施例としての車両用
動力伝達装置を示すもので,前輪および後輪を同一のエ
ンジンで駆動しうるパートタイム式4輪駆動車の動力伝
達装置に係るものである。第1図に示すごとく,クラン
プ軸が車幅方向に延在して配設された横置きエンジン1
に動力伝達系Tを構成する変速機2が連結され,その変
速機2の車幅方向に延在して配設された出力軸3に固着
されたドライブギヤ(または4速カウンタギヤ)4に
は,第1回転軸を構成する鞘軸8,8′と一体のギヤ9
が噛合している。
と,第1図〜第6図は本発明の一実施例としての車両用
動力伝達装置を示すもので,前輪および後輪を同一のエ
ンジンで駆動しうるパートタイム式4輪駆動車の動力伝
達装置に係るものである。第1図に示すごとく,クラン
プ軸が車幅方向に延在して配設された横置きエンジン1
に動力伝達系Tを構成する変速機2が連結され,その変
速機2の車幅方向に延在して配設された出力軸3に固着
されたドライブギヤ(または4速カウンタギヤ)4に
は,第1回転軸を構成する鞘軸8,8′と一体のギヤ9
が噛合している。
上記鞘軸8,8′は,ボルト11により連結され,そし
て,このギヤ9付き鞘軸8,8′には,前輪駆動用の軸
13(以下,「前輪出力軸13」という)がスプライン
嵌合しており,この前輪出力軸13と鞘軸8,8′とで
上記の第1回転軸を構成する。このようにして,動力伝
達系Tからの動力が常時第1回転軸に伝えられるように
なつている。
て,このギヤ9付き鞘軸8,8′には,前輪駆動用の軸
13(以下,「前輪出力軸13」という)がスプライン
嵌合しており,この前輪出力軸13と鞘軸8,8′とで
上記の第1回転軸を構成する。このようにして,動力伝
達系Tからの動力が常時第1回転軸に伝えられるように
なつている。
また,本動力伝達装置15が,第1回転軸を構成する鞘
軸8,8′と,後輪17,18に駆動力を伝達する第2
回転軸を構成する後輪駆動用の軸19(以下,「後輪出
力軸19」という)との間に介装されている。
軸8,8′と,後輪17,18に駆動力を伝達する第2
回転軸を構成する後輪駆動用の軸19(以下,「後輪出
力軸19」という)との間に介装されている。
前輪出力軸13にはギヤ21が取り付けられており,こ
のギヤ21は前輪用差動機構23(以下,「前輪用デフ
23」という)のリングギヤ25に噛合している。これ
により前輪出力軸13からのトルクは,前輪用デフ23
で分割され左右の前輪駆動軸27,29へ伝達されて,
前輪5,6を回転駆動する。
のギヤ21は前輪用差動機構23(以下,「前輪用デフ
23」という)のリングギヤ25に噛合している。これ
により前輪出力軸13からのトルクは,前輪用デフ23
で分割され左右の前輪駆動軸27,29へ伝達されて,
前輪5,6を回転駆動する。
また,後輪出力軸19はベベルギヤ機構31を介してプ
ロペラ軸33に連結されており,このプロペラ軸33の
後部のベベルギヤ35aが後輪用差動機構37(以下,
「後輪用デフ37」という)のリングギヤ39に噛合し
ている。これにより後輪出力軸19からのトルクは,後
輪用デフ37で分割され左右の後輪駆動軸43,45へ
伝達されて,後輪17,18を回転駆動する。
ロペラ軸33に連結されており,このプロペラ軸33の
後部のベベルギヤ35aが後輪用差動機構37(以下,
「後輪用デフ37」という)のリングギヤ39に噛合し
ている。これにより後輪出力軸19からのトルクは,後
輪用デフ37で分割され左右の後輪駆動軸43,45へ
伝達されて,後輪17,18を回転駆動する。
上記動力伝達装置15は,鞘軸8,8′ひいては前輪出
力軸13と後輪出力軸19との回転速度差によつて駆動
されこの回転速度差に応じた圧力でオイルを吐出するギ
ヤ式オイルポンプ50と,このオイルポンプ50からの
吐出油を油圧回路51を介して受けることにより前輪出
力軸13側と後輪出力軸19側との結合度を調整して上
記回転速度差を抑制するクラツチ機構53とをそなえて
構成され,さらに,油圧回路51には油圧制御手段55
が介装されている。
力軸13と後輪出力軸19との回転速度差によつて駆動
されこの回転速度差に応じた圧力でオイルを吐出するギ
ヤ式オイルポンプ50と,このオイルポンプ50からの
吐出油を油圧回路51を介して受けることにより前輪出
力軸13側と後輪出力軸19側との結合度を調整して上
記回転速度差を抑制するクラツチ機構53とをそなえて
構成され,さらに,油圧回路51には油圧制御手段55
が介装されている。
次にこれらのオイルポンプ50やクラツチ機構53の構
造及び配設状態について説明する。
造及び配設状態について説明する。
第2図に示すごとく,オイルポンプ50,クラツチ機構
53は変速機2が配設されるトランスミツシヨンケース
52内に一体になつて配設されている。上記鞘軸8′に
は,ポンプケース57がスプライン嵌合しており,この
ポンプケース57の外径側にクラツチ機構53が設けら
れていて,ポンプケース57の内径側には,オイルポン
プ50が設けられている。
53は変速機2が配設されるトランスミツシヨンケース
52内に一体になつて配設されている。上記鞘軸8′に
は,ポンプケース57がスプライン嵌合しており,この
ポンプケース57の外径側にクラツチ機構53が設けら
れていて,ポンプケース57の内径側には,オイルポン
プ50が設けられている。
オイルポンプ50としては,例えば,クリセントの無い
内歯歯車ポンプ(ロータポンプ)が用いられ,このオイ
ルポンプ50は,後輪出力軸19にスプライン嵌合した
外歯歯車(ピニオン)としてのインナギヤ59と,この
インナギヤ59と噛合するがこのインナギヤ59と偏心
した位置に配設される内歯歯車(インターナルギヤ)と
してのアウタギヤ61とをそなえており,インナギヤ5
9およびアウタギヤ61は,その歯形がハイポサイクロ
イド曲線をなすように形成されて,ポンプケース57,
58に設けられる。
内歯歯車ポンプ(ロータポンプ)が用いられ,このオイ
ルポンプ50は,後輪出力軸19にスプライン嵌合した
外歯歯車(ピニオン)としてのインナギヤ59と,この
インナギヤ59と噛合するがこのインナギヤ59と偏心
した位置に配設される内歯歯車(インターナルギヤ)と
してのアウタギヤ61とをそなえており,インナギヤ5
9およびアウタギヤ61は,その歯形がハイポサイクロ
イド曲線をなすように形成されて,ポンプケース57,
58に設けられる。
なお,ポンプケース58はボルト63でポンプケース5
7に固定されていて,ポンプケース57,58によつて
ポンプ本体を形成している。
7に固定されていて,ポンプケース57,58によつて
ポンプ本体を形成している。
同ポンプケース58の外周には第2図に示すごとく,環
状の段部58aが形成されており,この段部58aには,クラ
ツチ機構53を構成する環状ピストン65が嵌め込まれ
ている。これによりこのピストン65とシリンダ67
(ポンプケース58およびスリーブ69)との間に,油
室71が形成されることになり,また,クラツチ機構5
3は,クラツチハブとしてのポンプケース57,58の
外周部にスプライン係合する複数(ここでは,4)の環
状クラツチ板73と,後輪出力軸19に係合したクラツ
チシリンダ67としてのスリーブ69の内周部にスプラ
イン係合する複数のプレツシヤプレート75とをそなえ
ており,クラツチ板73とプレツシヤプレート75とは
交互に配設されて,摩擦係合要素を構成している。ま
た,クラツチ機構53の油室71には,シリンダ67の
内壁67aとピストン65との間に,付勢手段としての環
状スプリング77が介装され,ピストン65に予めプレ
ツシヤプレート75に接方向の付勢力(初期制限トル
ク)を付与している。
状の段部58aが形成されており,この段部58aには,クラ
ツチ機構53を構成する環状ピストン65が嵌め込まれ
ている。これによりこのピストン65とシリンダ67
(ポンプケース58およびスリーブ69)との間に,油
室71が形成されることになり,また,クラツチ機構5
3は,クラツチハブとしてのポンプケース57,58の
外周部にスプライン係合する複数(ここでは,4)の環
状クラツチ板73と,後輪出力軸19に係合したクラツ
チシリンダ67としてのスリーブ69の内周部にスプラ
イン係合する複数のプレツシヤプレート75とをそなえ
ており,クラツチ板73とプレツシヤプレート75とは
交互に配設されて,摩擦係合要素を構成している。ま
た,クラツチ機構53の油室71には,シリンダ67の
内壁67aとピストン65との間に,付勢手段としての環
状スプリング77が介装され,ピストン65に予めプレ
ツシヤプレート75に接方向の付勢力(初期制限トル
ク)を付与している。
なお,79は後輪出力軸19の端部に形成されたオイル
吸入口81に設けられたフイルタである。
吸入口81に設けられたフイルタである。
また83はクラツチ板73,プレツシヤプレート75の
ストツパ部材で,85はシリンダ67のストツパ部材で
ある。
ストツパ部材で,85はシリンダ67のストツパ部材で
ある。
以下に油圧回路51について説明する。
油圧回路51は油溜りであるトランスミツシヨンケース
52内とオイルポンプ50とを連通する第1油圧回路5
4とオイルポンプ50とクラツチ機構53とを連通する
第2油圧回路56とから構成される。
52内とオイルポンプ50とを連通する第1油圧回路5
4とオイルポンプ50とクラツチ機構53とを連通する
第2油圧回路56とから構成される。
オイルポンプ50には,第3図に示すごとく,2つのポ
ート101,103が形成されているが,一方のポート
101は,第1油路である油路105,第1吸入チエツ
クバルブであるチエツクバルブ107および吸入油路1
09を介して後輪出力軸19の軸端に開口するオイル吸
入口81に連通接続されるとともに,第3油路である油
路111および第1吐出チエツクバルブであるチエツク
バルブ113を介して吐出油路115に連通接続されて
おり,他方のポート103は,第2油路である油路10
6,第2吸入チエツクバルブであるチエツクバルブ10
8および吸入油路109を介してオイル吸入口81に連
通接続されるとともに,第4油路である油路112およ
び第2吐出チエツクバルブであるチエツクバルブ114
を介して吐出油路116に連通接続されている。
ート101,103が形成されているが,一方のポート
101は,第1油路である油路105,第1吸入チエツ
クバルブであるチエツクバルブ107および吸入油路1
09を介して後輪出力軸19の軸端に開口するオイル吸
入口81に連通接続されるとともに,第3油路である油
路111および第1吐出チエツクバルブであるチエツク
バルブ113を介して吐出油路115に連通接続されて
おり,他方のポート103は,第2油路である油路10
6,第2吸入チエツクバルブであるチエツクバルブ10
8および吸入油路109を介してオイル吸入口81に連
通接続されるとともに,第4油路である油路112およ
び第2吐出チエツクバルブであるチエツクバルブ114
を介して吐出油路116に連通接続されている。
さらに,吸入油路109と,クラツチ機構53の油室7
1に連通する油路119との間には,スプリング121
によつて開放圧力が設定されたリリーフバルブ123付
きの油路125が介装されている。
1に連通する油路119との間には,スプリング121
によつて開放圧力が設定されたリリーフバルブ123付
きの油路125が介装されている。
上記油路105,106,109により第1油圧回路5
4を形成し,上記油路111,112,115,116
により第2油圧回路56を形成している。また,油室7
1から,クラツチ機構53のピストン65に穿設された
絞り手段であるオリフイス127付きの大気開放油路1
29が分岐している。
4を形成し,上記油路111,112,115,116
により第2油圧回路56を形成している。また,油室7
1から,クラツチ機構53のピストン65に穿設された
絞り手段であるオリフイス127付きの大気開放油路1
29が分岐している。
また同油路129はクラツチ板73,プレツシヤプレー
ト75に指向して設けられて,油は油路129からクラ
ツチ板73,プレツシヤプレート75に向つて排出され
る。
ト75に指向して設けられて,油は油路129からクラ
ツチ板73,プレツシヤプレート75に向つて排出され
る。
上記リリーフバルブ123とオリフイス127とによつ
て油圧制御手段55を構成している。
て油圧制御手段55を構成している。
131は第4図に示すようにリリーフバルブ123をポ
ンプケース58に保持するプラグでありポンプケース5
8に螺着されている。
ンプケース58に保持するプラグでありポンプケース5
8に螺着されている。
以上説明したポート101,103,油路105,10
6,109,111,112,115,116,11
9,リリーフバルブ123,チエツクバルブ107,1
08,113,114はポンプケース58の内部に形成
されている。
6,109,111,112,115,116,11
9,リリーフバルブ123,チエツクバルブ107,1
08,113,114はポンプケース58の内部に形成
されている。
本発明の一実施例としての車両用動力伝達装置は上述の
ごとく構成されており,以下にその作動を説明する。
ごとく構成されており,以下にその作動を説明する。
前輪出力軸13側と後輪出力軸19側との間に回転速度
差が生じて,インナギヤ59が矢印a方向に回転する
と,オイルが,オイル吸入口81,油路109,チエツ
クバルブ108,油路106を経てポート103へ吸入
されたあと,ポート101,油路111,チエツクバル
ブ113を経て油路115から吐出される。このときの
吐出圧特性は第6図に符号Aで示すようになる。
差が生じて,インナギヤ59が矢印a方向に回転する
と,オイルが,オイル吸入口81,油路109,チエツ
クバルブ108,油路106を経てポート103へ吸入
されたあと,ポート101,油路111,チエツクバル
ブ113を経て油路115から吐出される。このときの
吐出圧特性は第6図に符号Aで示すようになる。
逆に,インナギヤ59が矢印b方向に回転すると,オイ
ルは,オイル吸入口81,油路109,チエツクバルブ
107,油路105を経て,ポート101へ吸入された
あと,ポート103,油路112,チエツクバルブ11
4を経て油路116から吐出される。このときの吐出圧
特性も第6図に符号Aで示すようになる。
ルは,オイル吸入口81,油路109,チエツクバルブ
107,油路105を経て,ポート101へ吸入された
あと,ポート103,油路112,チエツクバルブ11
4を経て油路116から吐出される。このときの吐出圧
特性も第6図に符号Aで示すようになる。
なお,特性Aにおいて,回転速度差がある値以上になる
と,吐出圧の上昇がほとんどなくなるのは,吐出圧が各
所定値以上で,リリーフバルブ123が開くからであ
る。
と,吐出圧の上昇がほとんどなくなるのは,吐出圧が各
所定値以上で,リリーフバルブ123が開くからであ
る。
また,特性Aにおけるリリーフバルブ123が開く前の
特性部分は,オリフイス127の作用により,回転速度
差の2乗に比例している。
特性部分は,オリフイス127の作用により,回転速度
差の2乗に比例している。
ここで,リリーフバルブ123の開特性やオリフイス1
27の絞り度合を適宜設定してあるので,特性Aを所望
のものにすることができる。
27の絞り度合を適宜設定してあるので,特性Aを所望
のものにすることができる。
このように適宜に設定された吐出特性を有した油圧が油
室71へ供給されて,ピストン65が押し出されるとク
ラツチ板73,プレツシヤプレート75が相互に密着せ
しめられて,ポンプケース57とスリーブ69,すなわ
ち前輪出力軸13側の後輪出力軸19側とが係合する。
このときオイルポンプ50の吐出圧特性が設定されてい
るためにピストン65を押し出す力が同特性に応じて変
わるので,クラツチ機構53の係合度,すなわちトルク
伝達度もこれに応じて変わる。
室71へ供給されて,ピストン65が押し出されるとク
ラツチ板73,プレツシヤプレート75が相互に密着せ
しめられて,ポンプケース57とスリーブ69,すなわ
ち前輪出力軸13側の後輪出力軸19側とが係合する。
このときオイルポンプ50の吐出圧特性が設定されてい
るためにピストン65を押し出す力が同特性に応じて変
わるので,クラツチ機構53の係合度,すなわちトルク
伝達度もこれに応じて変わる。
ところで,前輪出力軸13には,第1図に示すごとく,
ギヤ21が取り付けられており,このギヤ21は前輪用
差動機構23(以下,「前輪用デフ23」という)のリ
ングギヤ25に噛合している。これにより前輪出力軸1
3からのトルクは,前輪用デフ23で分割され左右の前
輪軸27,29へ伝達されて,前輪5,6を回転駆動す
る。
ギヤ21が取り付けられており,このギヤ21は前輪用
差動機構23(以下,「前輪用デフ23」という)のリ
ングギヤ25に噛合している。これにより前輪出力軸1
3からのトルクは,前輪用デフ23で分割され左右の前
輪軸27,29へ伝達されて,前輪5,6を回転駆動す
る。
また,後輪出力軸19はベベルギヤ機構31を介してプ
ロペラ軸33に連結されており,このプロペラ軸33の
ベベルギヤ35が後輪用差動機構37(以下,「後輪用
デフ37」という)のリングギヤ39に噛合している。
これにより後輪出力軸19からのトルクは,後輪用デフ
37で分割され左右の後輪軸43,45へ伝達されて,
後輪17,18を回転駆動する。
ロペラ軸33に連結されており,このプロペラ軸33の
ベベルギヤ35が後輪用差動機構37(以下,「後輪用
デフ37」という)のリングギヤ39に噛合している。
これにより後輪出力軸19からのトルクは,後輪用デフ
37で分割され左右の後輪軸43,45へ伝達されて,
後輪17,18を回転駆動する。
従つて,通常の直進状態の走行では前輪5,6と後輪1
7,18のタイヤの有効半径が同一でタイヤのスリツプ
回転速度が少ないことから前輪出力軸13側と後輪出力
軸19側との間に回転速度差が生じないため,オイルポ
ンプ50からの油圧の発生がなくクラツチ機構53が作
動されず後輪17,18には駆動力が伝達されない。こ
のために前輪5,6のみによる前2輪駆動状態となる。
7,18のタイヤの有効半径が同一でタイヤのスリツプ
回転速度が少ないことから前輪出力軸13側と後輪出力
軸19側との間に回転速度差が生じないため,オイルポ
ンプ50からの油圧の発生がなくクラツチ機構53が作
動されず後輪17,18には駆動力が伝達されない。こ
のために前輪5,6のみによる前2輪駆動状態となる。
ここで,前輪駆動での走行中に,前輪出力軸13側の回
転速度が後輪出力軸19側の回転速度よりも速くなつた
場合,たとえば,雪路走行時や急加速時あるいはブレー
キ時の後輪がロツク気味となる場合には,インナギヤ5
9が矢印a方向へ回転する。
転速度が後輪出力軸19側の回転速度よりも速くなつた
場合,たとえば,雪路走行時や急加速時あるいはブレー
キ時の後輪がロツク気味となる場合には,インナギヤ5
9が矢印a方向へ回転する。
このときには,すでに説明したようにミツシヨンケース
52内に溜められた循環、オイルが,オイル吸入口8
1,油路109,チエツクバルブ108,油路106を
経てポート103から吸入され,ポート101,油路1
11,チエツクバルブ113を経て油路115から油室
71内へ吐出される。この吐出圧は,前輪出力軸13側
と後輪出力軸19側との回転速度差に応じた値であるの
で,ピストン65によるプレツシヤプレート75及びク
ラツチ板73を押し付ける力も上記回転速度差に応じて
決まる。
52内に溜められた循環、オイルが,オイル吸入口8
1,油路109,チエツクバルブ108,油路106を
経てポート103から吸入され,ポート101,油路1
11,チエツクバルブ113を経て油路115から油室
71内へ吐出される。この吐出圧は,前輪出力軸13側
と後輪出力軸19側との回転速度差に応じた値であるの
で,ピストン65によるプレツシヤプレート75及びク
ラツチ板73を押し付ける力も上記回転速度差に応じて
決まる。
その結果クラツチ機構53によつて伝えられるトルクの
大きさも上記回転速度差に応じて変わる。このように回
転速度差が生じると,この差に応じた結合度で,クラツ
チ機構53が接状態となるため,該回転速度差が抑制さ
れるようになつて,その結果後輪出力軸19側へもトル
クが伝達される。これにより前輪5,6が空転した場合
は,自動的に4輪駆動状態に切り替つて後輪17,18
を回転駆動する。
大きさも上記回転速度差に応じて変わる。このように回
転速度差が生じると,この差に応じた結合度で,クラツ
チ機構53が接状態となるため,該回転速度差が抑制さ
れるようになつて,その結果後輪出力軸19側へもトル
クが伝達される。これにより前輪5,6が空転した場合
は,自動的に4輪駆動状態に切り替つて後輪17,18
を回転駆動する。
なお,上記回転速度差がある値を超えると,安全のた
め,リリーフバルブ123の作用により,吐出圧の上昇
が抑えられて,後輪出力軸19側へのトルク伝達が一定
の値に抑えられる。
め,リリーフバルブ123の作用により,吐出圧の上昇
が抑えられて,後輪出力軸19側へのトルク伝達が一定
の値に抑えられる。
逆に後輪17,18の方が前輪5,6よりも速くまわつ
た場合は,たとえば前輪17,18のブレーキ状態でロ
ツク気味となつたときには自動的にインナギヤ59が矢
印b方向へ回転する。
た場合は,たとえば前輪17,18のブレーキ状態でロ
ツク気味となつたときには自動的にインナギヤ59が矢
印b方向へ回転する。
このときは,オイルの供給路が自動的に切り替わつて,
オイルは,オイル吸入口81,油路109,チエツクバ
ルブ107,油路105を経てポート101から吸入さ
れ,ポート103,油路112,チエツクバルブ114
を経て油路116から油室71内へ吐出される。
オイルは,オイル吸入口81,油路109,チエツクバ
ルブ107,油路105を経てポート101から吸入さ
れ,ポート103,油路112,チエツクバルブ114
を経て油路116から油室71内へ吐出される。
この吐出圧も前輪出力軸13側と後輪出力軸19側との
回転速度差に応じた値であるので,ピストン65による
プレツシヤプレート75及びクラツチ板73を押し付け
る力は上記回転速度差に応じて決まる。
回転速度差に応じた値であるので,ピストン65による
プレツシヤプレート75及びクラツチ板73を押し付け
る力は上記回転速度差に応じて決まる。
その結果クラツチ機構53によつて伝えられるトルクの
大きさも上記回転速度差に応じて変わる。この場合も回
転速度差に応じた結合度で,クラツチ機構53が接状態
となるため,該回転速度差が抑制されるようになつて,
その結果前輪出力軸13側へもトルクが伝達される。こ
れにより自動的に4輪駆動状態となつて後輪17,18
の回転を抑制して,前輪5,6を回転駆動する。
大きさも上記回転速度差に応じて変わる。この場合も回
転速度差に応じた結合度で,クラツチ機構53が接状態
となるため,該回転速度差が抑制されるようになつて,
その結果前輪出力軸13側へもトルクが伝達される。こ
れにより自動的に4輪駆動状態となつて後輪17,18
の回転を抑制して,前輪5,6を回転駆動する。
なお,この場合にも,上記回転速度差がある値を超える
と,安全のために,リリーフバルブ123の作用により
吐出圧の上昇が抑えられて,前輪出力軸13側へのトル
ク伝達が一定の値に抑えられる。
と,安全のために,リリーフバルブ123の作用により
吐出圧の上昇が抑えられて,前輪出力軸13側へのトル
ク伝達が一定の値に抑えられる。
以上より,前輪出力軸13側と後輪出力軸19側との回
転速度差に応じて,クラツチ機構53によつて後輪出力
軸19側へのトルク伝達量が自動制御されて4輪駆動状
態となるために,後輪17,18の回転速度に比べて前
輪5,6の回転速度が非常に大きい場合には,前輪5,
6の回転速度が減少すると共に後輪17,18の回転速
度が増大することとなり回転速度差を縮少するようにな
り,前輪5,6のスリツプ状態では前輪5,6のスリツ
プを減少させるとともに後輪17,18への駆動トルク
が増大されて走行不能が回避される。また,ブレーキ時
の後輪17,18がロツク気味の場合には,後輪17,
18への駆動トルクを増大して後輪17,18のロツク
を防止する。
転速度差に応じて,クラツチ機構53によつて後輪出力
軸19側へのトルク伝達量が自動制御されて4輪駆動状
態となるために,後輪17,18の回転速度に比べて前
輪5,6の回転速度が非常に大きい場合には,前輪5,
6の回転速度が減少すると共に後輪17,18の回転速
度が増大することとなり回転速度差を縮少するようにな
り,前輪5,6のスリツプ状態では前輪5,6のスリツ
プを減少させるとともに後輪17,18への駆動トルク
が増大されて走行不能が回避される。また,ブレーキ時
の後輪17,18がロツク気味の場合には,後輪17,
18への駆動トルクを増大して後輪17,18のロツク
を防止する。
一方,ブレーキ時の前輪5,6がロツク気味で前輪5,
6の回転速度に比べて後輪17,18の回転速度が非常
に大きくなる場合には,前輪5,6へのブレーキトルク
を増大して前輪5,6のロツクを防止する。
6の回転速度に比べて後輪17,18の回転速度が非常
に大きくなる場合には,前輪5,6へのブレーキトルク
を増大して前輪5,6のロツクを防止する。
また,通常の旋回走行時には,前輪5,6の回転速度が
後輪17,18の回転速度よりわずかに大きく,前輪
5,6にブレーキトルクが作用し,後輪17,18に駆
動トルクが4輪駆動状態となつて旋回走行がなされる。
このような場合には,リリーフバルブ123によりオイ
ルポンプ50の吐出圧が一定値以上とならないように制
御することで,自動的に4輪駆動と2輪駆動に切換え
て,旋回時のブレーキトルクを自動的に防止する。
後輪17,18の回転速度よりわずかに大きく,前輪
5,6にブレーキトルクが作用し,後輪17,18に駆
動トルクが4輪駆動状態となつて旋回走行がなされる。
このような場合には,リリーフバルブ123によりオイ
ルポンプ50の吐出圧が一定値以上とならないように制
御することで,自動的に4輪駆動と2輪駆動に切換え
て,旋回時のブレーキトルクを自動的に防止する。
さらに油圧制御手段55を構成するオリフイス127の
絞り度合及びリリーフバルブ123の開特性によつて,
第6図に示す立上り特性及び限界特性を任意に設定する
ことによつて走行状態に適したトルク伝達が設定でき,
安定した走行が行なえる効果を奏する。
絞り度合及びリリーフバルブ123の開特性によつて,
第6図に示す立上り特性及び限界特性を任意に設定する
ことによつて走行状態に適したトルク伝達が設定でき,
安定した走行が行なえる効果を奏する。
また,環状スプリング77により,ピストン65が常時
プレツシヤプレート75に付勢されていて,クラツチ板
73とプレツシヤプレート75との間のクリアランスが
ないので,回転差が生じてオイルポンプ50が吐出を開
始すれば,直ちにプレツシヤプレート75がクラツチ板
73を押圧するところとなり,差動回転数が生じた後に
は,速やかに油圧が立ち上がり,差動回転数に応じたク
ラツチトルクが瞬時に得られる。
プレツシヤプレート75に付勢されていて,クラツチ板
73とプレツシヤプレート75との間のクリアランスが
ないので,回転差が生じてオイルポンプ50が吐出を開
始すれば,直ちにプレツシヤプレート75がクラツチ板
73を押圧するところとなり,差動回転数が生じた後に
は,速やかに油圧が立ち上がり,差動回転数に応じたク
ラツチトルクが瞬時に得られる。
そして,環状スプリング77により,第6図中の符号C
で示す付勢機構をそなえない従来のものと比較して,大
きな初期制限トルクBを与えられることができ,その初
期制限トルクBの値は,環状スプリング77により任意
の値に設定できる。
で示す付勢機構をそなえない従来のものと比較して,大
きな初期制限トルクBを与えられることができ,その初
期制限トルクBの値は,環状スプリング77により任意
の値に設定できる。
特に,第6図に示す特性Aの立上がり部分は,回転速度
差の2乗に比例しているので,微少な回転速度差では,
トルクが余り変化せず,これにより低速旋回時などのブ
レーキング減少を小さくできる利点もある。
差の2乗に比例しているので,微少な回転速度差では,
トルクが余り変化せず,これにより低速旋回時などのブ
レーキング減少を小さくできる利点もある。
また,ピストン65でプレツシヤプレート75とクラツ
チ板73を押し付けるタイプのクラツチ機構53および
クリセントの無い小半径のロータポンプがオイルポンプ
50として使用されているので,構造のコンパクト化を
はかれるとともに,このオイルポンプ50がクラツチ機
構53の軸方向の幅のなかに収まるように,クラツチ機
構53の内径側に配設されているので,コンパクト化を
はかれるのである。
チ板73を押し付けるタイプのクラツチ機構53および
クリセントの無い小半径のロータポンプがオイルポンプ
50として使用されているので,構造のコンパクト化を
はかれるとともに,このオイルポンプ50がクラツチ機
構53の軸方向の幅のなかに収まるように,クラツチ機
構53の内径側に配設されているので,コンパクト化を
はかれるのである。
すなわち,オイルポンプ50とクラツチ機構53とが,
回転軸13,19と同軸的に配設されるとともに,回転
軸13,19の半径方向に整合して配設されているの
で,半径方向の寸法を小さくすることができる。
回転軸13,19と同軸的に配設されるとともに,回転
軸13,19の半径方向に整合して配設されているの
で,半径方向の寸法を小さくすることができる。
また,本装置においては,伝達トルクと回転速度差の積
がエネルギーロスとなつて発熱するが,オイルの一部が
油路129を通じてクラツチ機構53のプレツシヤプレー
ト73及びクラツチ板75へ向けて排出されるようにな
つているので,クラツチ機構53のプレツシヤプレート
73及びクラツチ板75の冷却や潤滑を十分に行なうこ
とができる利点もある。
がエネルギーロスとなつて発熱するが,オイルの一部が
油路129を通じてクラツチ機構53のプレツシヤプレー
ト73及びクラツチ板75へ向けて排出されるようにな
つているので,クラツチ機構53のプレツシヤプレート
73及びクラツチ板75の冷却や潤滑を十分に行なうこ
とができる利点もある。
また,本装置において,オイルポンプ50として使用し
ているものが,第3図に示すようにクリセントの無い小
半径のロータポンプであり,トロコイドポンプのうちの
ゲロータポンプ及びトロコセントリツクポンプ(クリセ
ント付内歯歯車)と比較して,その噛み合い部50a,歯
先部50bおよびポート部50cにおいて,次のような特長を
そなえている。
ているものが,第3図に示すようにクリセントの無い小
半径のロータポンプであり,トロコイドポンプのうちの
ゲロータポンプ及びトロコセントリツクポンプ(クリセ
ント付内歯歯車)と比較して,その噛み合い部50a,歯
先部50bおよびポート部50cにおいて,次のような特長を
そなえている。
I) 噛み合い部50cにおいて 1. 閉じ込み容積が非常に小さいので,もれが少なく,
脈動も小さい。
脈動も小さい。
2. 第3図に示す圧力角αが小さいので,アウターロー
タのラジアルフオースが小さい。従つて,アウターロー
タの軸受荷重が小さくなり,トルク損失が少なくなる。
タのラジアルフオースが小さい。従つて,アウターロー
タの軸受荷重が小さくなり,トルク損失が少なくなる。
3. スリツプ量が少ないので,噛み合い面の摩耗も少な
く,摩擦損失も少ない。
く,摩擦損失も少ない。
スリツプスピードが早くなる部分では,歯の噛み合い
が,はずれる。
が,はずれる。
II) 歯先シール部50bにおいて 2〜3枚の歯で,INポート101(103)とOUT
ポート101(103)をシールしている。また歯先の
クリアランスは高圧になると,小さくなる。従つて高い
容積効率が得られる。
ポート101(103)をシールしている。また歯先の
クリアランスは高圧になると,小さくなる。従つて高い
容積効率が得られる。
III) INおよびOUTポート部50cにおいて 歯の噛み合い部分がなく,ギヤ室が連続的につながつて
いる。従つて,吸込部に油を充満し易く,キヤビテーシ
ヨンの発生が少ない。また,歯がコンタクトしていない
ので,騒音の発生や歯の摩耗がない。
いる。従つて,吸込部に油を充満し易く,キヤビテーシ
ヨンの発生が少ない。また,歯がコンタクトしていない
ので,騒音の発生や歯の摩耗がない。
また,トロコセントリツクポンプ(クリセント付き内歯
歯車ポンプ)と比較しても,すぐれた特性をそなえてお
り, 1)クリセントが無いので,ボデイ加工の容易性および低
コスト化に寄与する。
歯車ポンプ)と比較しても,すぐれた特性をそなえてお
り, 1)クリセントが無いので,ボデイ加工の容易性および低
コスト化に寄与する。
2)ピニオン59とインターナルギヤ61との歯数の差が
小さく(例えば,1)インターナルギヤ61の外径が縮
小して,取付寸法,トルク損失が減少する。
小さく(例えば,1)インターナルギヤ61の外径が縮
小して,取付寸法,トルク損失が減少する。
3)ハイポサイクロイド曲線をベースとして歯形が作られ
ており,歯のすべりの減少および静寂性の向上をはかる
ことができる。
ており,歯のすべりの減少および静寂性の向上をはかる
ことができる。
4)1回転軸の吐出量が多く,同一吐出量を得るのに,小
さな取付寸法で済む。
さな取付寸法で済む。
5)噛み合い率が1に近く,1つの歯が噛み合えば,他の
歯の噛み合いが終わるので,これにより,噛み合い音の
低減および歯面摩耗の低減に効果がある。
歯の噛み合いが終わるので,これにより,噛み合い音の
低減および歯面摩耗の低減に効果がある。
次に,上記第1実施例における油圧制御手段55の変形
例を第2実施例として第7図に示す。
例を第2実施例として第7図に示す。
第7図は,油圧制御手段55を構成するリリーフバルブ
123に代えて設けられるリリーフバルブ装置200が
異なるので,その他のオイルポンプ50,油圧回路51
は既に説明したものと同一である。リリーフバルブ装置
200は,リリーフバルブ123に一端が当接するスプ
リング121の他端にピストン203が設けてあり,同
ピストン203にはリリーフバルブ123の開放圧力を
制御する制御油圧がデユーテイ制御されて作用される構
造である。そしてデユーテイ制御のためオリフイス20
5を介して供給される一定圧力の油圧をソレノイド弁2
07で制御するが,このソレノイド弁207はコンピユ
ータ209に入力されるエンジン回転数センサ211か
らの信号,前輪出力軸回転数センサ213からの信号,
後輪出力軸回転数センサ215からの信号,スロツトル
開度センサ217からの信号,ブレーキ作動センサ21
9からの信号,操舵角センサ221からの信号によりピ
ストン203に作用する油圧を制御する。
123に代えて設けられるリリーフバルブ装置200が
異なるので,その他のオイルポンプ50,油圧回路51
は既に説明したものと同一である。リリーフバルブ装置
200は,リリーフバルブ123に一端が当接するスプ
リング121の他端にピストン203が設けてあり,同
ピストン203にはリリーフバルブ123の開放圧力を
制御する制御油圧がデユーテイ制御されて作用される構
造である。そしてデユーテイ制御のためオリフイス20
5を介して供給される一定圧力の油圧をソレノイド弁2
07で制御するが,このソレノイド弁207はコンピユ
ータ209に入力されるエンジン回転数センサ211か
らの信号,前輪出力軸回転数センサ213からの信号,
後輪出力軸回転数センサ215からの信号,スロツトル
開度センサ217からの信号,ブレーキ作動センサ21
9からの信号,操舵角センサ221からの信号によりピ
ストン203に作用する油圧を制御する。
尚,オリフイス205を介して供給される一定圧力の油
圧は,変速機2がオートマチツクトランスミツシヨンの
場合にはその制御用油圧を利用すれば良く,手動式の場
合にはオイルポンプを設置するが,またはパワステアリ
ングの油圧,またはブレーキブースタ用の油圧,また
は,オイルポンプ50の吐出口側から得られる油圧等を
利用して油圧を確保することができる。
圧は,変速機2がオートマチツクトランスミツシヨンの
場合にはその制御用油圧を利用すれば良く,手動式の場
合にはオイルポンプを設置するが,またはパワステアリ
ングの油圧,またはブレーキブースタ用の油圧,また
は,オイルポンプ50の吐出口側から得られる油圧等を
利用して油圧を確保することができる。
上記構造によると,エンジン1が高負荷となるほどこれ
をスロツトル開度信号により検出してオイルポンプ50
の吐出圧を高めるように制御すれば,4輪駆動状態で後
輪17,18へ伝達される駆動力の伝達量を増大して走
行するようにできる。
をスロツトル開度信号により検出してオイルポンプ50
の吐出圧を高めるように制御すれば,4輪駆動状態で後
輪17,18へ伝達される駆動力の伝達量を増大して走
行するようにできる。
また,フツトブレーキの操作状態をブレーキ作動検出ス
イツチで検出しONとなつた場合にオイルポンプ50の
吐出圧を大とするように制御することで前輪5,6およ
び後輪17,18がロツクすることを防止して制動距離
を短かくし,しかも安定した制動状態を得ることができ
る。
イツチで検出しONとなつた場合にオイルポンプ50の
吐出圧を大とするように制御することで前輪5,6およ
び後輪17,18がロツクすることを防止して制動距離
を短かくし,しかも安定した制動状態を得ることができ
る。
さらに,操舵角を検出し,操舵角が大きくなればなるほ
ど吐出圧を低くするよう制御することで,タイトコーナ
ブレーキング現象を回避してスムーズに旋回走行するこ
とが可能となる。
ど吐出圧を低くするよう制御することで,タイトコーナ
ブレーキング現象を回避してスムーズに旋回走行するこ
とが可能となる。
また,コンピユータに入力される各検出信号によりエン
ジンの回転数や車両の速度に応じてオイルポンプ50の
吐出圧を調整制御して安定した走行状態とすることもで
きる。
ジンの回転数や車両の速度に応じてオイルポンプ50の
吐出圧を調整制御して安定した走行状態とすることもで
きる。
次に,上記第1実施例においてる油圧制御手段55の変
形例を第3実施例として第8図に示す。
形例を第3実施例として第8図に示す。
第8図は,油圧制御手段55を構成するオリフイス12
7に代えて,設けられるオリフイス装置231を示し,
その他のオイルポンプ50,油圧回路51は既に説明し
たものと同一である。
7に代えて,設けられるオリフイス装置231を示し,
その他のオイルポンプ50,油圧回路51は既に説明し
たものと同一である。
オリフイス装置231は,大気開放油路129に配設さ
れ,ダイヤフラム233によつて2室に仕切られたケー
シング235の一方の室236は大気開放油路129に
連通する連通孔237を有するとともに,大気に連通す
る大気孔239を有している。さらに,上記連通孔23
7は上記ダイヤフラム235に取付けられたニードル弁
238によつて開閉される。さらに,ケーシング233
内の他方の室240はエンジン1の吸気マニホールド部
分と連通してマニホールド負圧を伝達するマニホールド
負圧伝達口241が設けられるとともに,スプリング2
42が介在されている。
れ,ダイヤフラム233によつて2室に仕切られたケー
シング235の一方の室236は大気開放油路129に
連通する連通孔237を有するとともに,大気に連通す
る大気孔239を有している。さらに,上記連通孔23
7は上記ダイヤフラム235に取付けられたニードル弁
238によつて開閉される。さらに,ケーシング233
内の他方の室240はエンジン1の吸気マニホールド部
分と連通してマニホールド負圧を伝達するマニホールド
負圧伝達口241が設けられるとともに,スプリング2
42が介在されている。
このオリフイス装置231を用いると,エンジンの負荷
が大きくなる程,マニホールド負圧が小さくなりオリフ
イスの径すなわち連通孔237の通路面積が小さくなる
ようにするが,連通孔237は完全に閉状態にされずあ
る程度開状態にしおく。このようにエンジンの負荷が大
きくなつたときは,駆動力も大きくなるから,連通孔2
37を小さくして,速やかにオイルポンプ50の油圧が
立上り4輪駆動状態にする。
が大きくなる程,マニホールド負圧が小さくなりオリフ
イスの径すなわち連通孔237の通路面積が小さくなる
ようにするが,連通孔237は完全に閉状態にされずあ
る程度開状態にしおく。このようにエンジンの負荷が大
きくなつたときは,駆動力も大きくなるから,連通孔2
37を小さくして,速やかにオイルポンプ50の油圧が
立上り4輪駆動状態にする。
また,エンジンの負荷が小さくなる程,マニホールド負
圧が大きくなり,オリフイスの径すなわち連通孔237
の通路面積が大きくなり,オイルポンプ50の吐出油圧
の立上りがおだやかになり,前輪出力軸13と後輪出力
軸19とのスリツプ量を大きくして,前輪5,6と後輪
17,18との回転速度差の許容を大きくして旋回時の
タイトコーナブレーキング現象を回避しスムーズに旋回
走行することができる。
圧が大きくなり,オリフイスの径すなわち連通孔237
の通路面積が大きくなり,オイルポンプ50の吐出油圧
の立上りがおだやかになり,前輪出力軸13と後輪出力
軸19とのスリツプ量を大きくして,前輪5,6と後輪
17,18との回転速度差の許容を大きくして旋回時の
タイトコーナブレーキング現象を回避しスムーズに旋回
走行することができる。
次に第9図に基づいて,油圧制御手段が異なる第4実施
例を説明する。
例を説明する。
第9図は,油圧制御手段55を構成するオリフイス12
7に代えて設けられるオリフイス装置251を示し,そ
の他のオイルポンプ50,油圧回路51は既に説明した
ものと同一である。
7に代えて設けられるオリフイス装置251を示し,そ
の他のオイルポンプ50,油圧回路51は既に説明した
ものと同一である。
オリフイス装置251は,大気開放油路129に配設さ
れたケーシング253にハンドルのパワステアリングの
オイルポンプ吐出油圧を伝達する伝達口255とマニホ
ールド負圧を伝達する伝達口257とが開口されてお
り,このケーシング253内のマニホールド負圧伝達口
257とオイルポンプ吐出圧伝達口255間にスプリン
グ259を介してピストン261がパワステアリングの
オイルポンプの吐出油圧およびマニホールドの負圧で上
下動可能に収納され,更にピストン261の下端には大
気開放油路129を開閉するニードル弁263が設けら
れて大気側265への開放が制御される。この構造のオ
リフイス装置251を用いると,操舵角が大きくなる
程,パワステアリングのオイル圧が高くなるので,ニー
ドル弁263は後退して大気開放油路129を大きく開
口し,前輪5と6後輪17,18との回転速度差の許容
量を大きくする。また,車両の直進状態で前輪と後輪と
の回転速度差が大きいときはこの回転速度差を許容しな
いで,後輪17,18にトルクを伝達するようにする。
れたケーシング253にハンドルのパワステアリングの
オイルポンプ吐出油圧を伝達する伝達口255とマニホ
ールド負圧を伝達する伝達口257とが開口されてお
り,このケーシング253内のマニホールド負圧伝達口
257とオイルポンプ吐出圧伝達口255間にスプリン
グ259を介してピストン261がパワステアリングの
オイルポンプの吐出油圧およびマニホールドの負圧で上
下動可能に収納され,更にピストン261の下端には大
気開放油路129を開閉するニードル弁263が設けら
れて大気側265への開放が制御される。この構造のオ
リフイス装置251を用いると,操舵角が大きくなる
程,パワステアリングのオイル圧が高くなるので,ニー
ドル弁263は後退して大気開放油路129を大きく開
口し,前輪5と6後輪17,18との回転速度差の許容
量を大きくする。また,車両の直進状態で前輪と後輪と
の回転速度差が大きいときはこの回転速度差を許容しな
いで,後輪17,18にトルクを伝達するようにする。
また,マニホールド負圧を伝達口257に入れ,大気開
放油路129の開閉をエンジンのトルクと連動させるこ
とによつて,エンジンのトルクおよび操舵角の大小に応
じ,四輪駆動に適宜切り換えるようにすることができ
る。
放油路129の開閉をエンジンのトルクと連動させるこ
とによつて,エンジンのトルクおよび操舵角の大小に応
じ,四輪駆動に適宜切り換えるようにすることができ
る。
ただし,マニホールド負圧と,パワステアリングのオイ
ル圧では格段の圧力差があるので,使用するスプリング
259はかなり強大のものを使用する必要がある。
ル圧では格段の圧力差があるので,使用するスプリング
259はかなり強大のものを使用する必要がある。
また,ブレーキ油圧の大又は小に応じ,大気開放油路1
29を絞る方法や,アクセルのオン,オフ動作に応じて
大気開放油路129を絞る方法など運転条件によつて,
油の流通を可変的に制限する手段を用いることによつて
上記と同様の目的を達成することができる。
29を絞る方法や,アクセルのオン,オフ動作に応じて
大気開放油路129を絞る方法など運転条件によつて,
油の流通を可変的に制限する手段を用いることによつて
上記と同様の目的を達成することができる。
更に,車両の走行速度,操舵角速度等に応じて大気開放
油路129を絞ることも可能である。
油路129を絞ることも可能である。
次にオイルポンプ50がベーンポンプである第5実施例
を第10図,第11図,第12図を基に説明する。
を第10図,第11図,第12図を基に説明する。
既に説明した部品と同一のものについては番号を付けて
説明を省略する。
説明を省略する。
271はベーンポンプを示し,ポンプ本体はプレツシヤ
リテーナ273,カムリング275及びポンプケース2
76から形成され,ボルト277によつて一体に結合さ
れるとともに,プレツシヤリテーナ273は,前輪5,
6に駆動力を伝達する前輪駆動軸13と連結する鞘軸
8′にスプライン嵌合している。
リテーナ273,カムリング275及びポンプケース2
76から形成され,ボルト277によつて一体に結合さ
れるとともに,プレツシヤリテーナ273は,前輪5,
6に駆動力を伝達する前輪駆動軸13と連結する鞘軸
8′にスプライン嵌合している。
ベーンポンプ271のロータ279はプレツシヤリテー
ナ273とカムリング275とポンプケース276とに
より形成される空間内に配設され,後輪出力軸19とス
プライン嵌合して連結している。
ナ273とカムリング275とポンプケース276とに
より形成される空間内に配設され,後輪出力軸19とス
プライン嵌合して連結している。
ロータ279はカムリング275に対し偏心して位置さ
れ,ロータ279の外周部には多数(ここでは,9個)
のベーン溝281,281…が周方向に等間隔に形成さ
れていて,この多数のベーン溝281,281…のそれ
ぞれには,カムリング275の内周面275aに摺接しうる
ベーン283が嵌挿されている。
れ,ロータ279の外周部には多数(ここでは,9個)
のベーン溝281,281…が周方向に等間隔に形成さ
れていて,この多数のベーン溝281,281…のそれ
ぞれには,カムリング275の内周面275aに摺接しうる
ベーン283が嵌挿されている。
また,プレツシヤリテーナ273とカムリング275と
ポンプケース276の外周部にはスプライン係合する複
数(ここでは,4)のクラツチ板73が配設され,すで
に第1実施例で説明したものと同等のクラツチ機構53
が設けられている。
ポンプケース276の外周部にはスプライン係合する複
数(ここでは,4)のクラツチ板73が配設され,すで
に第1実施例で説明したものと同等のクラツチ機構53
が設けられている。
また,ポンプケース276には第11図で示すように,
2つのポート283,285が形成されていて,ポート
283には油路105,111がそれぞれ連通接続さ
れ,ポート285には油路106,112がそれぞれ連
通接続される。
2つのポート283,285が形成されていて,ポート
283には油路105,111がそれぞれ連通接続さ
れ,ポート285には油路106,112がそれぞれ連
通接続される。
第12図には,リリーフバルブ123付の油路125を
示す。
示す。
その他の油圧回路,及び油圧制御手段は第1実施例の第
3図で示す油圧回路51,及び油圧制御手段55と同一
である。
3図で示す油圧回路51,及び油圧制御手段55と同一
である。
以下にその作動を説明する。
前輪出力軸13側と後輪出力軸19側との間に回転速度
差が生じて,ロータ279が矢印a′方向に回転する
と,オイルが,オイル吸入口81,油路109,チエツ
クバルブ108,油路106を経てポート285へ吸入
されたあと,ポート283,油路111,チエツクバル
ブ113を経て油路115から吐出される。
差が生じて,ロータ279が矢印a′方向に回転する
と,オイルが,オイル吸入口81,油路109,チエツ
クバルブ108,油路106を経てポート285へ吸入
されたあと,ポート283,油路111,チエツクバル
ブ113を経て油路115から吐出される。
逆に,ロータ279が矢印b′方向に回転すると,オイ
ルがオイル吸入口81,油路109,チエツクバルブ1
07,油路105を経てポート283へ吸入されたあ
と,ポート285,油路112,チエツクバルブ114
を経て油路119から吐出される。
ルがオイル吸入口81,油路109,チエツクバルブ1
07,油路105を経てポート283へ吸入されたあ
と,ポート285,油路112,チエツクバルブ114
を経て油路119から吐出される。
吐出された油圧は油室71に流入されて,ピストン65
が押し出されてクラツチ機構53が作動する。
が押し出されてクラツチ機構53が作動する。
以上説明したように,オイルポンプ50としてベーンポ
ンプ271を使用しても同等の作用効果を奏することが
できる。
ンプ271を使用しても同等の作用効果を奏することが
できる。
以上説明した以外にも,他のオイルポンプを同様に組込
んでもよい。
んでもよい。
次に,本発明の第1実施例において,油圧回路51,油
圧制御手段55及びオイルポンプ50の変形例を第6実
施例として第13図,第14図,第15図に基づいて説
明する。
圧制御手段55及びオイルポンプ50の変形例を第6実
施例として第13図,第14図,第15図に基づいて説
明する。
なお,第1実施例と同等の部品には同一番号を付して説
明を省略する。
明を省略する。
第13図に示すごとく,鞘軸8′には,ケース301が
スプライン嵌合しており,このケース301内にオイル
ポンプ303が設けられる。
スプライン嵌合しており,このケース301内にオイル
ポンプ303が設けられる。
オイルポンプ303は,後輪出力軸19にスプライン嵌
合した外歯歯車としてのインナギヤ305と,このイン
ナギヤ305と噛合するがこのインナギヤ305と偏心
した位置に配設される内歯歯車としてのアウタギヤ30
7とをそなえており,インナギヤ305およびアウタギ
ヤ307はポンプケース309内に設けられる。
合した外歯歯車としてのインナギヤ305と,このイン
ナギヤ305と噛合するがこのインナギヤ305と偏心
した位置に配設される内歯歯車としてのアウタギヤ30
7とをそなえており,インナギヤ305およびアウタギ
ヤ307はポンプケース309内に設けられる。
なお,ポンプケース309はボルト311でゲース30
1に固定されており,さらにインナギヤ305とアウタ
ギヤ307との隙間部分には,ポンプケース309の一
部309aが入り込んでいる。
1に固定されており,さらにインナギヤ305とアウタ
ギヤ307との隙間部分には,ポンプケース309の一
部309aが入り込んでいる。
また,ポンプケース309の外周には第13図に示すご
とく,環状の段部が形成されており,この段部には,ピ
ストン306が嵌め込まれている。
とく,環状の段部が形成されており,この段部には,ピ
ストン306が嵌め込まれている。
これによりこのピストン306とポンプケース309と
の間に,油室308(これはクラツチ接方向制御側油
室)が形成されることになる。
の間に,油室308(これはクラツチ接方向制御側油
室)が形成されることになる。
さらにクラツチ機構313はケース301に内周側にス
プライン係合する複数のプレツシヤプレート310と,
後輪出力軸19付きのスリーブ312にスプライン係合
するクラツチ板314とをそなえており,交互に配設さ
れている。
プライン係合する複数のプレツシヤプレート310と,
後輪出力軸19付きのスリーブ312にスプライン係合
するクラツチ板314とをそなえており,交互に配設さ
れている。
次に油圧回路51′について説明する。オイルポンプ3
03には,第14図に示すごとく,2つのポート31
5,317が形成されているが,一方のポート315
は,第1油路である油路321,第1吸入チエツクバル
ブであるチエツクバルブ323および吸入油路325を
介して後輪出力軸19の軸端に開口するオイル吸入口8
1に連通接続されるとともに,第3油路である油路32
7および第1吐出チエツクバルブと第2吐出チエツクバ
ルブとである三方切替式チエツクバルブ329を介して
吐出油路331に連通接続されており,他方のポート3
17は,第2油路である油路333,第2吸入チエツク
バルブであるチエツクバルブ335および吸入油路32
5を介してオイル吸入口81に連通接続されるととも
に,第4油路である油路337および三方切替式チエツ
クバルブ329を介して吐出油路331に連通接続され
ている。さらに,油路325,321間には,第1リリ
ースバルブであるリリーフバルブ339付きの油路34
1が介装されるとともに,油路325,333間には,
第2リリーフバルブであるリリーフバルブ343付きの
油路345が介装されている。
03には,第14図に示すごとく,2つのポート31
5,317が形成されているが,一方のポート315
は,第1油路である油路321,第1吸入チエツクバル
ブであるチエツクバルブ323および吸入油路325を
介して後輪出力軸19の軸端に開口するオイル吸入口8
1に連通接続されるとともに,第3油路である油路32
7および第1吐出チエツクバルブと第2吐出チエツクバ
ルブとである三方切替式チエツクバルブ329を介して
吐出油路331に連通接続されており,他方のポート3
17は,第2油路である油路333,第2吸入チエツク
バルブであるチエツクバルブ335および吸入油路32
5を介してオイル吸入口81に連通接続されるととも
に,第4油路である油路337および三方切替式チエツ
クバルブ329を介して吐出油路331に連通接続され
ている。さらに,油路325,321間には,第1リリ
ースバルブであるリリーフバルブ339付きの油路34
1が介装されるとともに,油路325,333間には,
第2リリーフバルブであるリリーフバルブ343付きの
油路345が介装されている。
上記油路321,333,325より第1油圧回路34
4を形成し,上記油路327,331,337より第2
油圧回路346を形成している。
4を形成し,上記油路327,331,337より第2
油圧回路346を形成している。
また,油路327からは第1オリフイスであるオリフイ
ス347付きの大気開放油路349が分岐するととも
に,油路337からは第2オリフイスであるオリフイス
351付きの大気開放油路353が分岐している。
ス347付きの大気開放油路349が分岐するととも
に,油路337からは第2オリフイスであるオリフイス
351付きの大気開放油路353が分岐している。
上記オリフイス347とリリーフバルブ339及びオリ
フイス351とリリーフバルブ343とで油圧制御手段
360を形成している。
フイス351とリリーフバルブ343とで油圧制御手段
360を形成している。
なお,第13図中の符号363はストツパ部材を示す。
また,上記油路349,353はクラツチ機構313の
プレツシヤプレート310とクラツチ板314に指向し
て設けられ,プレツシヤプレート310,クラツチ板3
14に向つて排出される。
プレツシヤプレート310とクラツチ板314に指向し
て設けられ,プレツシヤプレート310,クラツチ板3
14に向つて排出される。
ポート315,317,油路321,325,327,
331,333,337,349,353,チエツクバ
ルブ323,335,リリーフバルブ339,343,
オリフイス347,351,三方切替式チエツクバルブ
329はポンプケース309に配設されている。
331,333,337,349,353,チエツクバ
ルブ323,335,リリーフバルブ339,343,
オリフイス347,351,三方切替式チエツクバルブ
329はポンプケース309に配設されている。
インナギヤ305が前輪出力軸13と後輪出力軸19と
の回転速度差によつて第14図に示す矢印a方向に回転
したときの油路331から吐出される吐出圧特性A及び
矢印b方向に回転したときの油路331から吐出される
吐出圧特性Bを第15図にそれぞれ示す。
の回転速度差によつて第14図に示す矢印a方向に回転
したときの油路331から吐出される吐出圧特性A及び
矢印b方向に回転したときの油路331から吐出される
吐出圧特性Bを第15図にそれぞれ示す。
以上の構成による作動はすでに第1実施例で説明した内
容と同等であり,同様の効果が得られる。また,本第6
実施例の油圧制御手段360を第2実施例,第3実施
例,第4実施例で説明した内容と同様に制御してもよ
い。
容と同等であり,同様の効果が得られる。また,本第6
実施例の油圧制御手段360を第2実施例,第3実施
例,第4実施例で説明した内容と同様に制御してもよ
い。
本発明の動力伝達装置13は第1図に示される位置に限
られるものではなく,第16図に示す変形例のものでも
よい。
られるものではなく,第16図に示す変形例のものでも
よい。
第16図に示す第7実施例の駆動系の概略構成図は,縦
置きされたエンジン401に変速機403が連結され,
その出力軸405に取付けられたドライブギヤ407か
ら後輪409,410に駆動力を伝達する後輪駆動軸4
11が直接駆動されて,また,ドライブギヤ407から
伝達された駆動力は動力伝達装置413を経て前輪41
5,416に駆動力を伝達する前輪出力軸417に伝達
されて駆動される。419は前輪用の差動装置で321
は後輪用の差動装置である。
置きされたエンジン401に変速機403が連結され,
その出力軸405に取付けられたドライブギヤ407か
ら後輪409,410に駆動力を伝達する後輪駆動軸4
11が直接駆動されて,また,ドライブギヤ407から
伝達された駆動力は動力伝達装置413を経て前輪41
5,416に駆動力を伝達する前輪出力軸417に伝達
されて駆動される。419は前輪用の差動装置で321
は後輪用の差動装置である。
以上の車両の駆動系の概略構成より,急加速の場合に後
車輪荷重が大きくなるため後輪409,410のグリツ
プ限界トルクが大きくなり,エンジントルクの大部分が
後輪409,410で受け持たれ,後車輪のグリツプ限
界を込えた分だけ前輪415,416へ動力伝達装置4
13を介してエンジントルクを伝達すればよく,受けも
つトルク容量が小さくてよく,ポンプ容量,クラツチ機
構容量を小さくすることができる。
車輪荷重が大きくなるため後輪409,410のグリツ
プ限界トルクが大きくなり,エンジントルクの大部分が
後輪409,410で受け持たれ,後車輪のグリツプ限
界を込えた分だけ前輪415,416へ動力伝達装置4
13を介してエンジントルクを伝達すればよく,受けも
つトルク容量が小さくてよく,ポンプ容量,クラツチ機
構容量を小さくすることができる。
また,グリツプ限界トルクが大きくなる後車輪側にエン
ジントルクを直接かけるこができ加速性能が向上する効
果を有している。
ジントルクを直接かけるこができ加速性能が向上する効
果を有している。
第1〜第6図は本発明の第1実施例としての動力伝達装
置を示すもので,第1図は本装置を装備した車両の動力
系の示す概略構成図,第2図はその要部を示す縦断面
図,第3図はそのオイルポンプのための油圧回路図,第
4図はそのリリーフバルブ123近傍を示す縦断面図,
第5図はそのオイルポンプの要部を示す模式図,第6図
はその作用を説明するグラフ,第7図は本発明の第2実
施例を示す油圧回路図,第8図は本発明の第3実施例を
示す縦断面図,第9図は本発明の第4実施例を示す縦断
面図,第10図は本発明の第5実施例の要部を示す縦断
面図,第11図は第5実施例のオイルポンプの要部を示
す模式図,第12図は第5実施例のリリーフバルブ12
3を示す縦断面図,第13図は本発明の第6実施例を示
す縦断面図,第14図は第6実施例の油圧回路図,第1
5図は第6実施例の作用を説明するグラフ、第16図は
第7実施例の駆動系の概略構成図を示す。 1……エンジン,2……変速機, 3……ドライブギヤ,5,6……前輪, 8,8′……鞘軸, 13……第1回転軸を構成する前輪出力軸, 16……第2回転軸を構成する後輪出力軸, 15……動力伝達装置,17,18……後輪, 23……前輪用デフ,37……後輪用デフ, 50……オイルポンプ,51……油圧回路, 52……トランスミツシヨンケース, 53……クラツチ機構,55……油圧制御手段, 54……第1油圧回路,56……第2油圧回路, 57,58……ポンプケース, 59……インナギヤ,61……アウタギヤ, 65……ピストン,71……油室, 73……クラツチ板, 75……プレツシヤプレート, 77……付勢機構としての環状スプリング, 123……リリーフバルブ, 127……オリフイス,T……動力伝達系
置を示すもので,第1図は本装置を装備した車両の動力
系の示す概略構成図,第2図はその要部を示す縦断面
図,第3図はそのオイルポンプのための油圧回路図,第
4図はそのリリーフバルブ123近傍を示す縦断面図,
第5図はそのオイルポンプの要部を示す模式図,第6図
はその作用を説明するグラフ,第7図は本発明の第2実
施例を示す油圧回路図,第8図は本発明の第3実施例を
示す縦断面図,第9図は本発明の第4実施例を示す縦断
面図,第10図は本発明の第5実施例の要部を示す縦断
面図,第11図は第5実施例のオイルポンプの要部を示
す模式図,第12図は第5実施例のリリーフバルブ12
3を示す縦断面図,第13図は本発明の第6実施例を示
す縦断面図,第14図は第6実施例の油圧回路図,第1
5図は第6実施例の作用を説明するグラフ、第16図は
第7実施例の駆動系の概略構成図を示す。 1……エンジン,2……変速機, 3……ドライブギヤ,5,6……前輪, 8,8′……鞘軸, 13……第1回転軸を構成する前輪出力軸, 16……第2回転軸を構成する後輪出力軸, 15……動力伝達装置,17,18……後輪, 23……前輪用デフ,37……後輪用デフ, 50……オイルポンプ,51……油圧回路, 52……トランスミツシヨンケース, 53……クラツチ機構,55……油圧制御手段, 54……第1油圧回路,56……第2油圧回路, 57,58……ポンプケース, 59……インナギヤ,61……アウタギヤ, 65……ピストン,71……油室, 73……クラツチ板, 75……プレツシヤプレート, 77……付勢機構としての環状スプリング, 123……リリーフバルブ, 127……オリフイス,T……動力伝達系
Claims (1)
- 【請求項1】変速機が連結されたエンジンからの駆動力
を車両の前輪に伝達する第1回転軸と上記駆動力を後輪
に伝達する第2回転軸との回転速度差によつて駆動され
て同回転速度に応じた吐出圧を吐出するオイルポンプ,
上記第1回転軸と第2回転軸との間に介装されるととも
に上記オイルポンプの吐出圧により上記両回転軸を接合
させるクラツチ機構,上記オイルポンプから上記クラツ
チ機構に吐出圧を供給する油圧回路,同油圧回路に設け
られ吐出圧を制御して上記クラツチ機構の接合力を調整
する油圧制御手段を備えたことを特徴とする車両用動力
伝達装置
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60109064A JPH0620829B2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 車両用動力伝達装置 |
| KR1019850003660A KR890000272B1 (ko) | 1984-05-29 | 1985-05-28 | 차량용동력 전달장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60109064A JPH0620829B2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 車両用動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6259124A JPS6259124A (ja) | 1987-03-14 |
| JPH0620829B2 true JPH0620829B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=14500679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60109064A Expired - Lifetime JPH0620829B2 (ja) | 1984-05-29 | 1985-05-21 | 車両用動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620829B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2531211B2 (ja) * | 1987-12-14 | 1996-09-04 | トヨタ自動車株式会社 | 四輪駆動用駆動連結装置 |
| JPH01235593A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | 機能性有機薄膜 |
| JPH01240188A (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | 機能性有機薄膜 |
| JPH0662678B2 (ja) * | 1988-11-28 | 1994-08-17 | 電気化学工業株式会社 | ヒアルロン酸固定化蛋白質及びその製造方法 |
| JP2525717Y2 (ja) * | 1990-09-12 | 1997-02-12 | 本田技研工業株式会社 | 動力伝達装置 |
| CN111927901A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-11-13 | 贵州凯星液力传动机械有限公司 | 一种高速自动分离离合器 |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP60109064A patent/JPH0620829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6259124A (ja) | 1987-03-14 |
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