JPH06208317A - 消色装置 - Google Patents

消色装置

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JPH06208317A
JPH06208317A JP32693792A JP32693792A JPH06208317A JP H06208317 A JPH06208317 A JP H06208317A JP 32693792 A JP32693792 A JP 32693792A JP 32693792 A JP32693792 A JP 32693792A JP H06208317 A JPH06208317 A JP H06208317A
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JP
Japan
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sheet body
sheet
toner
light source
light
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Pending
Application number
JP32693792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Tanaka
義治 田中
Katsumi Murofushi
克己 室伏
Kiichi Hosoda
喜一 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd, Showa Denko KK filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート体の反りやしわを防ぎながら、光化学
的に消色可能なトナーを効率よく消色することができ、
1枚当たりの消色時間が短く、しかも軽量コンパクトな
消色装置を提供する。 【構成】 消色装置1は、光化学的に消色可能な定着さ
れたシート体10を収納する給紙カセット11と、給紙
ローラ12と、案内部材13,14と、シート体を両面
側から挟持しながら搬送するための無端状ベルト15,
16と、シート体上のトナー像に対して輻射加熱すると
同時に近赤外線を照射するための光源24と、光源から
放射される光を集光する凹面鏡25と、排紙トレイ3な
どから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート体の上に定着さ
れた光化学的に消色可能なトナーを消色するための消色
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球資源の保護のために、使用済
みの紙類やプラスチックの再利用や再生利用が見直され
ているが、秘密性の高い情報が記録された文書の再利用
については、外部の再生業者に依頼することが困難であ
るため、その大部分は償却処分や破砕処分されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するため、記録媒体の形状を保ちながら該記録媒体の上
に定着されたインクやトナーの色を消すことによって、
無地の記録媒体として再生することができるトナーが、
特願平3−277725号において提案されている。こ
のようなトナーを用いて静電輻射を行った場合、複写用
紙などのシート体に記録された画像、印字などの記録像
に対して、近赤外線を照射することによって記録像を消
去することが可能となるため、記録媒体の再利用を簡単
に行うことができる。
【0004】しかしながら、従来は光化学的に消色可能
なトナーを効率よくかつ迅速に消色することが可能な消
色装置が未だ開発されていないという課題がある。
【0005】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、光化学的に消去可能なトナーを効率よく消色する
ことができ、1枚当たりの消色時間が短く、しかも軽量
かつコンパクトな消色装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート体に形
成されている光化学的に消色可能なトナーによるトナー
像に対して近赤外線を照射するための光源と、前記シー
ト体の光源側と接触しながら、前記シート体を搬送する
ための光透明性のベルトとを備えることを特徴とする消
色装置である。
【0007】また本発明は、前記シート体の光源と反対
側と接触しながら、前記シート体を搬送するための第2
のベルトを備えることを特徴とする。
【0008】また本発明は、光化学的に消色可能なトナ
ーによるトナー像が形成されたシート体に対して、その
両面側から近赤外線を照射するための複数の光源を備え
ることを特徴とする消色装置である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、シート体に形成されている光
化学的に消色可能なトナーによるトナー像に対して近赤
外線を照射するための光源と、シート体の光源側と接触
しながら、前記シート体を搬送するための光透明性のベ
ルトを備えることによって、シート体を全面にかつ均一
に押さえながら消色処理を施すことができるため、消色
処理中にシート体へ印加される応力やその分布変動が少
なくなり、消色処理後のシート体の反りやしわなどの変
形の発生を防ぐことができる。
【0010】また、当該シート体の光源と反対側と接触
しながら、シート体を搬送するための第2のベルトを備
えることによって、シート体を両面側から挟持しながら
消色処理を施すことができるため、消色処理中にシート
体に印加される応力やその分布変動がさらに少なくな
り、シート体の変形を抑制することができる。
【0011】また本発明に従えば、光化学的に消色可能
なトナーによるトナー像が形成されたシート体に対し
て、その両面側から近赤外線を照射するための複数の光
源を備えることによって、シート体上のトナー像への光
照射量がほぼ倍増するため、消色処理に必要な時間を短
縮することができる。
【0012】
【実施例】まず、本発明で用いられるトナーについて説
明する。当該トナーは、光化学的に消色可能なトナーで
あり、特に近赤外線の吸収により消色する消色トナーで
あって、多数の組成例や増感剤などトナーを構成する他
の成分の例、および各組成例のトナーの消色作用の現れ
方などの詳細については、特願平3−27725号に記
載されている。したがって、本実施例では消色トナーの
数例を示す。本発明は、このような本実施例の例に限定
されるものではなく、本発明の精神に従う広範な変形例
を含むものである。
【0013】このような消色トナーは、たとえばその一
例として、スチレン系樹脂の中に色素と有機ホウ素アン
モニウム塩が分散して構成される。前記色素は、たとえ
ば次の(化1)または(化2)で示される。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】前記スチレン系樹脂は、トナーの結着樹脂
として広く用いられる。前述の(化1)および(化2)
で示される色素は、シアニン系色素の1つであり、有機
ホウ素アンモニウム塩と共存させた場合、波長が820
nm付近の近赤外線を照射すると、近赤外線を吸収して
非可逆反応が起こり、青色が消えて無色になる。この有
機ホウ素アンモニウム塩は、たとえば下記(化3)に示
されるテトラブチルアンモニウムnブチルトリフェニル
ホウ素等が用いられる。
【0017】
【化3】
【0018】次に、本発明に係る消色装置について説明
する。図1は、本発明の一実施例である消色装置1の構
成を示す断面図である。この消色装置1は、前述の光化
学的に消色可能なトナーが定着された紙やプラスチック
などから成るシート体10を収納する給紙カセット11
と、給紙カセット11内のシート体10を取出すための
給紙ローラ12と、シート体を案内する案内部材13,
14,41,42と、シート体を両面側から挟持しなが
ら搬送するための無端状ベルト15,16と、無端状ベ
ルト15を装架するためのローラ17,18,19と、
無端状ベルト16を装架するためのローラ20,21
と、各無端状ベルト15,16の表面を清浄に保つため
のクリーニングローラ22,23と、シート体上に定着
された当該トナーに対して、無端状ベルト15を介して
トナーの結着樹脂のガラス転移温度以上に輻射加熱する
と同時に近赤外線を照射するための光源24と、光源2
4から放射される光を無端状ベルト15,16の間に位
置するシート体に集光するための凹面鏡25と、無端状
ベルト15,16から排出されるシート体を受ける排紙
トレイ3と、これらを保持、収納する筺体2などで構成
されている。
【0019】無端状ベルト15は、光源24から放射さ
れるトナー加熱用の輻射熱線およびトナー消色用の近赤
外線を低損失で通過できる光透過性を有し、かつ耐熱性
が良好な材料、たとえば、ポリサルホン、ポリエーテル
サルホン、ポリアリレート(U−ポリマー)、ポリアミ
ドイミド、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリカーボネートなどから形成さ
れ、特に、耐熱性に優れたポリイミドが好ましい。
【0020】光源24は、通電直後から大量の近赤外線
と輻射熱線を効率的に発生できるものが好ましく、たと
えばハロゲンランプが用いられる。
【0021】次に、この動作について説明する。給紙カ
セット11に収納されたシート体10は、給紙ローラ1
2によって1枚ずつ取出され、図中2点鎖線に沿って案
内部材13,14に案内され、無端状ベルト15,16
の間隙に送り出される。シート体は、無端状ベルト1
5,16によって、全面にわたって均一でかつ低い押圧
力で挟まれ、所定速度で搬送され、光源24による輻射
加熱および近赤外線照射を受ける。そのため、シート体
へ印加される応力およびその分布変動が極めて少なくな
り、シート体詰まり、いわゆるジャムの発生を防ぐこと
ができるとともに、シート体の両面に一定の熱容量を持
つ無端状ベルト15,16が存在するため、シート体の
局部的な温度上昇が緩和され、シート体燃焼事故を防止
することができる。なお、シート体への照射する光パワ
ー密度を上げるためには、凹面鏡25として楕円鏡を用
い、かつ楕円鏡の各焦点位置に光源24およびシート体
搬送経路をそれぞれ配置する構成が好ましい。消色処理
を終えたシート体は、無端状ベルト15,16の搬送に
よって、案内部材41,42を介して給紙トレイ3へ排
出される。なお、排紙側のローラ19,21の直径を他
のローラ17,20等より小さくすることによって、シ
ート体10の巻付きが防止される。
【0022】このようにして、当該トナーによって一度
記録されたシート体10が給紙カセット11から排紙ト
レイ3に搬送されるまでに、シート体の加熱変形を防ぎ
ながら、効率良くかつ迅速に消色される。なお、1回の
消色処理でも消色されないシート体は、再び給紙カセッ
ト11に戻して何回も消色処理を行うことによって、よ
り確実に消色することができる。
【0023】図2は、本発明の他の実施例である消色装
置1の構成を示す断面図である。本実施例における消色
装置1は、図1で示したものと同様な構成であるが、シ
ート体10を搬送するためのベルト15aが長尺ベルト
である点が相違する。ベルト15aは光透過性でかつ耐
熱性が良好な材料で形成されており、2つの芯ローラ5
0,51に巻回されている。
【0024】この動作について説明すると、図1と同様
に、給紙カセット11に収納されたシート体10は、給
紙ローラ12によって1枚ずつ取出され、図中2点鎖線
に沿って案内部材13,14に案内され、ベルト15a
と無端状ベルト16の間隙に送出される。次に、シート
体は、ベルト15aと無端状ベルト16で挟持されなが
ら搬送され、光源24による輻射加熱および近赤外線照
射を受ける。こうして消色処理を終えたシート体は、案
内部材41,42を介して排紙トレイ3へ排出される。
【0025】図3は、本発明の他の実施例である消色装
置1の構成を示す断面図である。本実施例における消色
装置1は、図1で示したものと同様な構成であるが、シ
ート体に対して輻射加熱および近赤外線照射を行うため
のもう1つの光源26および凹面鏡27と、無端状ベル
ト16を装架するためのローラ28が追加されている点
が相違する。また、無端状ベルト16は、無端状ベルト
15と同様に、光透過性を有し、かつ耐熱性が良好な材
料で形成される。
【0026】この動作について説明すると、図1と同様
に、給紙カセット11に収納されたシート体10は、給
紙ローラ12によって1枚ずつ取出され、図中2点鎖線
に沿って案内部材13,14に案内され、無端状ベルト
15,16の間隙に送り出される。次に、シート体は、
無端状ベルト15,16で挟まれながら搬送され、光源
24,26による輻射加熱および近赤外線照射を両面か
ら受ける。シート体は紙やプラスチックなどの極めて薄
いものであるため、輻射熱線および近赤外線を低損失で
通過させることが可能になる。したがって、シート体上
のトナー像への光照射量が約2倍程度向上するため、消
色処理効率が格段に向上する。こうして消色処理を終え
たシート体は、無端状ベルト15,16の搬送によっ
て、案内部材41,42を介して排紙トレイ3へ排出さ
れる。
【0027】図4は、本発明の他の実施例である消色装
置1の構成を示す断面図である。本実施例における消色
装置1は、図1で示したものと同様な構成であるが、光
源24および凹面鏡25から放射される光のうち無端状
ベルト15、シート体、無端状ベルト16の順に通過し
た光を、再びシート体へ向かって反射させるための鏡な
どの光反射部材30と、無端状ベルト15自体を加熱す
るための棒状ヒータ31および押圧ローラ43が追加さ
れている点が相違する。なお、棒状ヒータ31は、アル
ミナ基板上に発熱抵抗層およびオーバーコート層が形成
されたヒータユニットと温度検出用のサーミスタなどで
構成されており、供給する電力を位相制御することによ
って、昇温時間の短縮化および温度安定化を図ってい
る。
【0028】この動作について説明すると、図1と同様
に、給紙カセット11に収納されたシート体10は、給
紙ローラ12によって1枚ずつ取出され、図中2点鎖線
に沿って案内部材13,14に案内され、無端状ベルト
15,16の間隙に送り出される。次に、シート体は、
無端状ベルト15,16で挟まれながら搬送され、光源
24による輻射加熱および近赤外線照射を受ける。な
お、無端状ベルト15は棒状ヒータ31によって所定温
度まで加熱されているため、無端状ベルト15からシー
ト体への熱伝導によって、シート体が予め温度上昇した
状態で輻射加熱および近赤外線照射を受けることにな
り、消色処理に必要な温度到達時間を短縮化することが
できる。また、シート体を通過した輻射熱線および近赤
外線を光反射部材30によって再びシート体へ向けて照
射することにより、光の利用効率を向上させることが可
能となり、消色処理効率が向上する。こうして消色処理
を終えたシート体は、無端状ベルト15,16の搬送に
よって案内部材41,42を介して排紙トレイ3へ排出
される。
【0029】図5は、本発明の他の実施例である消色装
置1の構成を示す断面図である。本実施例における消色
装置1は、図1で示したものと同様な構成であるが、無
端状ベルト15自体を加熱するための棒状ヒータ31お
よび押圧ローラ43が追加され、さらに図1の無端状ベ
ルト16およびローラ20,21などのシート体搬送系
の代わりに、レジストローラ45,46と、案内部材5
2,53,54,55,56を設けている点が相違す
る。
【0030】この動作について説明すると、図1と同様
に、給紙カセット11に収納されたシート体10は、給
紙ローラ12によって1枚ずつ取出され、図中2点鎖線
に沿って搬送され、途中で案内部材52,53を介して
レジストローラ45,46を通って無端状ベルト15と
案内部材55との間隙に送出される。次に、シート体
は、無端状ベルト15との摩擦力で搬送され、棒状ヒー
タ31および押圧ローラ43との間に搬入されて所定温
度まで加熱された後、引続き案内部材56に沿って搬送
されながら、光源24による輻射加熱および近赤外線照
射を受ける。なお、案内部材56の表面を図4の光反射
部材30のような光反射性の鏡面に形成することによっ
て、シート体上のトナー像への光照射量を増加させるこ
とができる。こうして消色処理を終えたシート体は、ロ
ーラ47で搬送され案内部材41,42を介して排紙ト
レイへ排出される。
【0031】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、シ
ート体の変形を防止しながら、シート体への加熱時間や
光照射時間を短縮化することができるため、トナーの消
色処理を効率良くかつ迅速に行うことが可能になるとと
もに、小形で軽量な消色装置を提供することができる。
【0032】このように、本発明に係る消色装置を用い
てシート体の再利用を図る場合、大規模な設備が不要に
なり、各企業内での再利用が手軽に実施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である消色装置1の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例である消色装置1の構成を
示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例である消色装置1の構成を
示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例である消色装置1の構成を
示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例である消色装置1の構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 消色装置 2 筺体 3 排紙トレイ 10 シート体 11 給紙カセット 12 給紙ローラ 13,14,41,42,52,53,54,55,5
6 案内部材 15,16 無端状ベルト 15a ベルト 17,18,19,20,21,28,47 ローラ 24,26 光源 25,27 凹面鏡 22,23 クリーニングローラ 30 光反射部材 31 棒状ヒータ 43 押圧ローラ 45,46 レジストローラ 50,51 芯ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 喜一 神奈川県川崎市川崎区扇町5番1号 昭和 電工株式会社化学品研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート体に形成されている光化学的に消
    色可能なトナーによるトナー像に対して近赤外線を照射
    するための光源と、 前記シート体の光源側と接触しながら、前記シート体を
    搬送するための光透明性のベルトとを備えることを特徴
    とする消色装置。
  2. 【請求項2】 前記シート体の光源と反対側と接触しな
    がら、前記シート体を搬送するための第2のベルトを備
    えることを特徴とする請求項1に記載の消色装置。
  3. 【請求項3】 光化学的に消色可能なトナーによるトナ
    ー像が形成されたシート体に対して、その両面側から近
    赤外線を照射するための複数の光源を備えることを特徴
    とする消色装置。
JP32693792A 1992-12-07 1992-12-07 消色装置 Pending JPH06208317A (ja)

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