JPH0620930Y2 - 滑り制限差動装置 - Google Patents

滑り制限差動装置

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JPH0620930Y2
JPH0620930Y2 JP372089U JP372089U JPH0620930Y2 JP H0620930 Y2 JPH0620930 Y2 JP H0620930Y2 JP 372089 U JP372089 U JP 372089U JP 372089 U JP372089 U JP 372089U JP H0620930 Y2 JPH0620930 Y2 JP H0620930Y2
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JP
Japan
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spherical washer
disc
differential
pinion shaft
differential case
Prior art date
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JP372089U
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JPH0294957U (ja
Inventor
隆男 田代
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は滑り制限差動装置に関し、特に、プレート・デ
ィスク間の両間摩擦により差動を制限する滑り制限差動
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の滑り制限差動装置として、例えば特開昭50−1
28056号公報に示されるものがある。このものは、
リング部材(プレッシャリング)のカム面とピニオンシ
ャフト4との間に発生するスラスト力により、クラッチ
プレート間の摩擦力を調整して差動回転を制御するもの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の滑り制限差動装置にあっては、滑り制限差動装置
の性能を変えるためには、クラッチプレート間に働く摩
擦力を変化させることが必要であった。この摩擦力を変
化させるためには、プレッシャリングのカム面のカム角
度を変更する必要があり、現在ではプレッシャリングを
他のカム角度を有するものに変換することによりカム角
度の変更を行っている。従って、滑り制限差動装置を構
成する部品のうち大形の部品たるプレッシャリングを、
使用条件に合わせて適宜の種類用意する必要があるた
め、部品管理が繁雑化し、製造コストも上昇するという
問題点があった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、プレ
ッシャリングを共通化し、部品管理を容易にするととも
に、製造コストを低減するようにした滑り制限差動装置
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明における滑り制限差
動装置は、任意のカム角度によりカム面を形成した球面
ワッシャを配設し、この球面ワッシャとプレッシャリン
グとを着脱自在に配設してなるものである。
〔作用〕
使用条件に応じてカム角度を変更するには、球面ワッシ
ャを他の球面ワッシャと取換える。この際、球面ワッシ
ャはカム面を備えればよいだけなので小形部材として構
成できるとともに、プレッシャリングとは着脱自在とさ
れているので、球面ワッシャのみ容易に変換でき、大形
部材たるプレッシャリングは同一のものを使用できる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明による滑り制限差動装置を
詳細に説明する。
第1図は本発明による滑り制限差動装置の一実施例を示
す全体構成図であるが、ドライブピニオン(図示せず)
からリングギヤ(図示せず)を介して駆動されるデフケ
ース1と、このデフケース1とともに回転するピニオン
シャフト2と、このピニオンシャフト2に回転的に取り
付けられたピニオンギヤ3と、このピニオンギヤ3と噛
み合いかつ左右の車軸4L,4Rとスプライン結合され
たサイドギヤ5L,5Rと、デフケース1とサイドギヤ
5L,5Rとの間に位置され、サイドギヤ5L,5Rと
係合する第1のディスク6及びデフケース1と係合する
第2のディスク7と、ピニオンシャフト2とカム面8a
を介して係合する球面ワッシャ8L,8Rと、球面ワッ
シャ8L,8Rの基台部8bと係合するとともにピニオ
ンシャフト2と球面ワッシャ8L,8Rのカム面8aと
の間でスラスト力が発生したとき第1のディスク6及び
第2のディスク7をデフケース1の内側に加圧するプレ
ッシャリング9L,9Rを有する。
第1のディスク6とサイドギヤ5L,5R及び第2のデ
ィスクとデフケース1との係合関係は、第1のディスク
6の内周のラグ部6aが、サイドギヤ5L,5Rの係合
溝5aに係合し、第2のディスク7の外周のラグ部7a
が、デフケース1の係合溝1aに係合している。
球面ワッシャ8は、基台部8bとカム面8aが形成され
たカム部8cとよりなり、カム面8aのカム角度は任意
に選択することができる。
プレッシャリング9L,9Rは、球面ワッシャ8のカム
部8cが係合する切欠9aが形成されており、この切欠
9a内にカム部8cを位置させることにより、球面ワッ
シャ8を回り止めすることができる。
以上の構成において、まず図示しない車輪に加わる抵抗
が等しく、車軸4L,4Rに加わる抵抗が等しい時は、
図示しないドライブピニオンからリングギヤを介して入
力されるトルクがデフケース1に伝達され、デフケース
1の回転が、このデフケース1と嵌合されているプレッ
シャリング9L,9Rを介してピニオンシャフト2も回
転する。このピニオンシャフト2の回転がピニオンギヤ
3を経て、サイドギヤ5L,5Rへ伝えられ、車軸4
L,4Rに等分にトルクが伝えられ、車輪を所望の方向
へ回転させる。
車輌が旋回するとき、例えば右に曲がろうとするとき
は、右の車輪により大きな抵抗が加わり、また道路条件
が悪くて片側の車輪が空転するとき、例えば左側車輪が
ぬかるみにはまったときは、右側の車輪により大きな抵
抗が加わるため、図面上右側の車軸4R及びサイドギヤ
5Rはデフケース1より遅く回ろうとする。従って、右
側の車軸4Rと連動する右側の第1のディスク6も、デ
フケース1よりも遅く回転する。一方、左の車輪は、ピ
ニオンギヤ3が自転するためデフケース1より速く回転
し、左側の車軸4L及び左側のサイドギヤ5Lも、デフ
ケース1より速く回転し、左側の車軸4Lと一体の第1
のディスク6もデフケース1より速く回転しようとす
る。ここにおいて、球面ワッシャ8L,8Rとピニオン
シャフト2との間のピニオンシャフト2とカム面8aと
のカム作用によって、ピニオンシャフト2と球面ワッシ
ャ8L,8Rとの間に、それぞれスラスト力が発生す
る。そして、このスラスト力は、左側のプレッシャリン
グ9Lを軸方向左側、右側のプレッシャリング9Rを軸
方向右側へ移動させ、第1,第2のディスク6,7を押
圧して圧接させ、左右に位置する車軸4L,4Rとデフ
ケース1とをクラッチ結合する。このようにして車軸4
L,4R間の差動回転が制限される。
従って、車軸4Rには、デフケース1からディスク6,
7を介して直接トルクが伝達され、エンジンからの駆動
トルクは、車軸4Lより大きなトルクが伝達される。
また、より一層強力にあるいは弱く車軸4L,4R間の
差動回転を制限したい場合には、プレッシャリング9
L,9Rを取り換えることなく、今まで使用した球面ワ
ッシャ8とは、カム面8aのカム角度が異なる球面ワッ
シャだけを今までの球面ワッシャ8と交換して取付けれ
ばよい。球面ワッシャ8自体は、小形であるため、保管
場所も広い場所を必要とせず、部品管理も容易となり、
製造コストも低減される。
〔考案の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。差動制限状態を変
更する際には、プレッシャリングの交換を必要とせず
に、小形部品である球面ワッシャのみ交換すればよい。
このため、大形部品であるプレッシャリングを共用でき
るため、部品管理が容易となり、製造コストも低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図(a)(b)(c)(d)は本発明の一実施例を示
し、第1図は縦断全体構成説明図、第2図は本発明の要
部を示す概略構成平面図、第3図は球面ワッシャの斜視
図、第4図(a)は球面ワッシャとピニオンシャフトとの
係合状態を示す平面図、第4図(b)は球面ワッシャの側
面図、第4図(c)はカム面方向から見た側面図、第4図
(d)は第4図(a)の球面ワッシャの部分のd−d線側断面
図、第4図(e)は球面ワッシャの正面図である。 符号の説明 1……デフケース、1a……係合溝 2……ピニオンシャフト、3……ピニオンギヤ 4L,4R……車軸、5L,5R……サイドギヤ 5a……係合溝、6……第1のディスク 6a……ラグ部、7……第2のディスク 7a……ラグ部、8L,8R……球面ワッシャ 8a……カム面、8b……基台部 8c……カム部 9L,9R……プレッシャリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】デフケースとともに一体的に回転するピニ
    オンシャフトと、前記ピニオンシャフトとカム部に形成
    されたカム面を介して係合する軸方向移動可能な球面ワ
    ッシャと、前記球面ワッシャのカム部と係合する切欠を
    有するとともに前記球面ワッシャの移動と連動して軸方
    向移動可能なプレッシャリングと、前記ピニオンシャフ
    トに回転的に取り付けられたピニオンギヤと、前記ピニ
    オンギヤと噛み合いかつ車軸にスプライン結合されたサ
    イドギヤと、前記サイドギヤと前記デフケースとの間に
    交互に配設された前記サイドギヤと係合する第1のディ
    スク及び前記デフケースと係合する第2のディスクとを
    有し、前記第1のディスクと前記第2のディスクとを、
    前記球面ワッシャ及び前記プレッシャリングの軸方向移
    動により圧接して差動回転を制限する滑り制限差動装
    置。
JP372089U 1989-01-17 1989-01-17 滑り制限差動装置 Expired - Lifetime JPH0620930Y2 (ja)

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JP372089U JPH0620930Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 滑り制限差動装置

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JP372089U JPH0620930Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 滑り制限差動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0294957U JPH0294957U (ja) 1990-07-27
JPH0620930Y2 true JPH0620930Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31205606

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP372089U Expired - Lifetime JPH0620930Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 滑り制限差動装置

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JPH0294957U (ja) 1990-07-27

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